JP2011223092A - 発言機会均等化方法、発言機会均等化装置及び発言機会均等化プログラム - Google Patents

発言機会均等化方法、発言機会均等化装置及び発言機会均等化プログラム Download PDF

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【課題】各参加者に平等な発言機会を与え、円滑な話者交替を実現する。
【解決手段】動作検出部103が会議参加者の動作を検出し、次発話推薦値計算部104が話者交替履歴及び会議参加者の動作に基づいて会議参加者の発言の優先度を示す次発話推薦値を求め、音圧計算部108が次発話推薦値に基づいて会議参加者の音声の音圧レベルを調整する。これにより、しばらく発言していない会議参加者、頷きや手振りなどの動作を行っている会議参加者の音声を大きくすることができ、各会議参加者に平等な発言機会を与え、円滑な話者交替を実現することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して会議を行う映像通信技術に関する。
会議の生産性を高めるには、会議参加者全員に発言の機会が平等に与えられ、活発に意見を飛び交わせることが大切だといわれている。しかしながら、実際の会議では、社会的立場の高い参加者や、声の大きな参加者に発言頻度が偏り、会議の結論も、そのような参加者の側に偏ることが多い。ことに遠隔会議では、音声チャネルによる情報伝達の重要度が増えるため、このような傾向が高いように思われる。音声会議ではまさに音声以外の情報は伝えられない。映像会議であっても、参加者が多数いる場合は個々人の映像が見づらい、または話者のみ拡大表示されるといったように、映像チャネルからすべての参加者の様子を読み取ることは困難である。そのため発言したそうなそぶりをしていても、はっきりと音声を発さないと他の参加者に認知されない。
従来の技術として、遠隔会議での発言権をコントロールするためにトークンという概念を導入し、発言したい会議参加者がトークンを獲得することで、声の大きさや勢いに関わらず、発言権を得ることができるような環境が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−248145号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、社会的な立場上、トークンを獲得することがためらわれることや、わざわざトークンを獲得する行為を挟むことで会議の円滑な進行が妨げられるといった問題が考えられる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、発言権獲得の際に社会的立場を意識するといった精神的敷居をなくし、また発言権獲得のために普段の対面した会議では行わないような特別な操作を必要とすることなく、各参加者に平等な発言機会を与え、円滑な話者交替を実現することを目的とする。
第1の本発明に係る発言機会均等化方法は、ネットワークを介して会議参加者の音声を送受信して会議を行う発言機会均等化方法であって、音声取込手段による、前記会議参加者の音声を取り込むステップと、映像取込手段による、前記会議参加者を撮影した映像を取り込むステップと、動作検出手段による、前記映像から前記会議参加者の動作を検出するステップと、次発話推薦値計算手段による、発言した順に会議参加者を記載した話者交替履歴における順番と前記検出するステップにおいて検出した動作に応じて、発言の優先度を示す次発話推薦値を計算するステップと、音圧調整手段による、前記次発話推薦値の大きさに基づいて前記会議参加者の音声の音圧レベルを調節するステップと、送受信手段による、音圧レベルを調整した前記会議参加者の音声を送受信するステップと、話者選定手段による、現在発言している会議参加者を話者として選定し、前記話者交替履歴に記載するステップと、を有することを特徴とする。
上記発言機会均等化方法において、次発話候補選定手段による、前記次発話推薦値の大きさに基づいて次発話候補を選定するステップを更に有し、前記音圧レベルを調節するステップは、前記次発話候補の音声の音圧レベルを大きくすることを特徴とする。
上記発言機会均等化方法において、前記話者を選定するステップは、話者として選定された会議参加者がいない場合、そのとき発言している会議参加者のうち前記次発話推薦値が高い会議参加者を話者として選定することを特徴とする。
第2の本発明に係る発言機会均等化装置は、ネットワークを介して会議参加者の音声を送受信して会議を行う発言機会均等化装置であって、前記会議参加者の音声を取り込む音声取込手段と、前記会議参加者を撮影した映像を取り込む映像取込手段と、前記映像から前記会議参加者の動作を検出する動作検出手段と、発言した順に会議参加者を記載した話者交替履歴における順番と前記動作検出手段が検出した動作に応じて、発言の優先度を示す次発話推薦値を計算する次発話推薦値計算手段と、前記次発話推薦値の大きさに基づいて前記会議参加者の音声の音圧レベルを調節する音圧調節手段と、音圧レベルを調整した前記会議参加者の音声を送受信する送受信手段と、現在発言している会議参加者を話者として選定し、前記話者交替履歴に記載する話者選定手段と、を有することを特徴とする。
上記発言機会均等化装置において、前記次発話推薦値の大きさに基づいて次発話候補を選定する次発話候補選定手段を更に有し、前記音圧調整手段は、前記次発話候補の音声の音圧レベルを大きくすることを特徴とする。
上記発言機会均等化装置において、前記話者選定手段は、話者として選定された会議参加者がいない場合、そのとき発言している会議参加者のうち前記次発話推薦値が高い会議参加者を話者として選定することを特徴とする。
第3の本発明に係る発言機会均等化プログラムは、上記発言機会均等化方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、発言権獲得の際に社会的立場を意識するといった精神的敷居をなくし、また発言権獲得のために普段の対面した会議では行わないような特別な操作を必要とすることなく、各参加者に平等な発言機会を与え、円滑な話者交替を実現することができる。
本実施の形態における発言機会均等化装置1の構成を示す機能ブロック図である。 表示装置で会議参加者を表示する例を示す図である。 次発話推薦値を計算する処理の流れを示すフローチャートである。 話者フラグを設定する処理の流れを示すフローチャートである。 音圧計算処理の流れを示すフローチャートである。 音圧レベルが変化する様子を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における発言機会均等化装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示す発言機会均等化装置1は、映像取込部101、音声取込部102、動作検出部103、次発話推薦値計算部104、メモリ105、送受信部106、次発話候補者選定部107、音圧計算部108、音圧制御部109、話者選定部110、および映像強調部111を備える。発言機会均等化装置1は、ネットワークを介して会議参加者の音声や映像を送受信して遠隔会議を行う装置であり、話者の履歴、会議参加者の動作に基づいて次発話推薦値を算出し、次発話推薦値に基づいて音圧レベルを決定するものである。発言機会均等化装置1は、ビデオカメラ2、マイク3、表示装置4、およびスピーカ5を接続するとともに、ネットワークを介して他の発言機会均等化装置1を接続する。
発言機会均等化装置1が備える各部は、演算処理装置、記憶装置、メモリ等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムは発言機会均等化装置1が備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。以下、各部の詳細について説明する。
映像取込部101は、ビデオカメラ2で撮影した会議参加者の映像を取り込む。
音声取込部102は、マイク3が取得した会議参加者の音声を取り込む。
動作検出部103は、映像取込部101が取り込んだ映像から会議参加者の動作を画像処理により検出する。検出する動作としては、頷き、手の動き、頭の動きなど会議における特徴的な動きである。
次発話推薦値計算部104は、話者交替履歴と動作検出部103が検出した動作を用いて次発話推薦値を算出する。算出した次発話推薦値は、メモリ105に格納される。次発話推薦値は、会議参加者の発言の優先度を示す数値であり、送受信部106によりネットワークを介して他の発言機会均等化装置1に送信され、会議に参加する全ての発言機会均等化装置1間で共有される。話者交替履歴は、後述する話者選定部110が選定した話者の履歴である。
メモリ105は、会議参加者に関連付けて次発話推薦値を格納する。次発話推薦値計算部104が算出した次発話推薦値に加えて、送受信部106が他の発言機会均等化装置1から受信した他の会議参加者の次発話推薦値も格納する。
送受信部106は、映像取込部101が取り込んだ会議参加者の映像、音声取込部102が取り込んだ会議参加者の音声、および次発話推薦値を送受信する。
次発話候補者選定部107は、全ての会議参加者の次発話推薦値をメモリ105から読み出し、次発話推薦値を互いに比較して大きい順に上位n人を並べ、次発話候補情報として音圧計算部108に渡す。
音圧計算部108は、次発話候補者選定部107から受信した次発話候補情報と、話者であることを示す話者フラグに基づき、音声取込部102が取り込んだ音声の音圧レベルを変化させる値を計算する。なお、話者フラグは、後述する話者選定部110が設定するフラグであり、現在の話者を示すフラグである。
音圧制御部109は、音声取込部102が取り込んだ音声の音圧レベルを音圧計算部108が算出した値に変化させる。音圧レベルを変化させた音声は、送受信部106により、会議に参加する全ての発言機会均等化装置1に送信される。
話者選定部110は、会議参加者の音声入力の有無、無音時間の長さ、および次発話推薦値から会議参加者を1人選定し、その会議参加者の話者フラグを1に設定する。話者フラグが設定された会議参加者の履歴は話者交替履歴としてメモリ105に格納される。
映像強調部111は、話者フラグが設定された会議参加者の映像を、例えば赤い枠で囲い、強調する。さらに、次発話候補者選定部107が選定したn人の次発話候補を、例えば黄色い枠で囲い、強調する。
表示装置4は、話者、次発話候補を強調して会議参加者を表示する。会議参加者の映像は、送受信部106が他の発言機会均等化装置1から受信する。図2に、表示装置4において会議参加者を表示する例を示す。同図には、4人の会議参加者映像401A,401B,401C,401Dが映し出されており、会議参加者映像401Cは、強調枠402で強調されている。
スピーカ5は、送受信部106が受信した、各発言機会均等化装置1において音圧レベルを変化させた会議参加者の音声を出力する。
次に、発言機会均等化装置1の処理について説明する。
まず、次発話推薦値の算出について説明する。次発話推薦値は、話者交替履歴及び会議参加者の動作を用いて算出される。
図3は、次発話推薦値を計算する処理の流れを示すフローチャートである。
まず、次発話推薦値計算部104は、話者フラグを読み出して、話者フラグが1であるか否かを判定する(ステップS101)。話者フラグが1の場合、発言機会均等化装置1が担当する会議参加者(以下、「担当会議参加者」と称する)が現在の話者であるので、次発話推薦値は0のまま処理を終了する。
続いて、次発話推薦値計算部104は、話者交替履歴を読み出して、1つ前の話者が担当会議参加者であるか、つまり、担当会議参加者が1つ前に発言したか否か判定する(ステップS102)。話者交替履歴は、話者選定部110が選定した話者の履歴であり、話者フラグが1に設定された話者の名前あるいは識別子が話者交替履歴に記載される。1つ前に発言していた場合は、ステップS108に進み、動作に応じた次発話推薦値の加算処理を行う。
1つ前に発言していない場合は、次発話推薦値に1を加算する(ステップS103)。
そして、2つ前の話者が担当会議参加者であるか否か判定する(ステップS104)。2つ前に発言していた場合は、ステップS108に進み、動作に応じた次発話推薦値の加算処理を行う。2つ前に発言していない場合は、次発話推薦値に1を加算する(ステップS105)。
このように、担当会議参加者と話者交替履歴を順番に比較し、話者交替履歴に担当会議参加者が現れるまで次発話推薦値の加算処理を繰り返す(ステップS106,S107)。本実施の形態では、話者交替履歴のM番目まで判定処理、加算処理を行う。話者交替履歴のM番目までに担当会議参加者が現れない場合、この時点で次発話推薦値の値はMとなる。
話者交替履歴に基づく次発話推薦値の加算処理が終了すると、動作に応じた次発話推薦値の加算処理を行う。動作の検出は、動作検出部103が、映像取込部101が取り込んだビデオカメラ2で撮影された会議参加者の映像を画像処理することにより行う。例えば、頷きは顔向きの検出を行い、顔向きが上下に動いたときに「頷き動作あり」と判定する。手の動きは、顔と隣接していない肌色の領域を検出し、その領域が単位時間当たりにあらかじめ定めた閾値を超えて移動した場合に「手の動きあり」と判定する。頭の動きは、顔領域を検出し、顔領域の中心点が単位時間当たりにあらかじめ定めた閾値を超えて移動した場合に「頭の動きあり」と判定する。
まず、頷き動作が検出されたか否か判定する(ステップS108)。頷き動作が検出されない場合は、ステップS110に進む。頷き動作が検出された場合は、次発話推薦値に1を加算する(ステップS109)。
続いて、手の動きが検出されたか否か判定する(ステップS110)。手の動きが検出されない場合は、ステップS112に進む。手の動きが検出された場合は、次発話推薦値に1を加算する(ステップS111)。
最後に、頭の動きが検出されたか否か判定する(ステップS112)。頭の動きが検出された場合は、次発話推薦値に1を加算する(ステップS113)。
このように次発話推薦値計算部104は次発話推薦値を算出する。算出した次発話推薦値は、メモリ105に格納され、送受信部106により他の発言機会均等化装置1に送信する。
次に、話者の選定について説明する。話者は、会議参加者の音声入力の有無、時間間隔、および次発話推薦値を用いて1人選定される。
図4は、話者フラグを設定する処理の流れを示すフローチャートである。会議に参加する発言機会均等化装置1それぞれで担当会議参加者の話者フラグを設定する。
まず、全会議参加者のなかに話者がいるか否か判定する(ステップS201)。話者がいるか否かは、話者フラグが1に設定された発言機会均等化装置1が存在するか否かで判断できる。
話者がいる場合、担当会議参加者が話者であるか否か判定する(ステップS202)。話者であるか否かは自身の話者フラグを参照することで判定する。話者フラグが1の場合、担当会議参加者が話者であり、話者フラグが0の場合、担当会議参加者は話者ではない。担当会議参加者が話者でない場合、他の会議参加者が現在の話者であるので話者フラグを0に設定する(ステップS211)。
担当会議参加者が話者の場合、音声取込部102が取り込んだ音声の無音時間が1秒未満であるか否か判定し(ステップS203)、無音時間が1秒未満である場合は、話者フラグを1に設定する(ステップS210)。無音時間が1秒未満である場合は、担当会議参加者はまだ発言の途中であると判定する。無音時間が1秒以上継続している場合は、話者フラグを0に設定する(ステップS211)。無音時間が1秒以上継続している場合は、担当会議参加者の発言が終了したと判定し、話者フラグを0に設定する。この時点で全会議参加者のなかに話者がいない状態となる。
一方、ステップS201で話者がいないと判定した場合は話者の選定処理となる。
まず、担当会議参加者の音声入力があるか否か判定する(ステップS204)。音声入力が無い場合は、担当会議参加者は発言していないので話者となることはなく、話者フラグを0に設定する(ステップS211)。
担当会議参加者の音声入力がある場合、他の会議参加者からの音声入力があるか否か判定する(ステップS205)。他の会議参加者からの音声入力が無い場合は、担当会議参加者を話者として選定し、話者フラグを1に設定する(ステップS212)。ステップS212では、担当会議参加者が新たな話者となるので、話者交替履歴に担当会議参加者を記載する。担当会議参加者が話者となったことは、他の発言機会均等化装置1に通知され、他の発言機会均等化装置1の話者交替履歴も更新される。
他の会議参加者から音声入力がある場合、担当会議参加者の次発話推薦値が他の会議参加者の次発話推薦値から高いか否か判定し(ステップS206)、担当会議参加者の次発話推薦値がもっとも高い場合は、話者フラグを1に設定し、話者交替履歴を更新する(ステップS212)。他の担当会議参加者の次発話推薦値が高い場合は、話者フラグを0に設定する(ステップS211)。
次に、音圧計算処理について説明する。
図5は、音圧計算処理の流れを示すフローチャートである。
まず、話者フラグが1であるか否か判定する(ステップS301)。話者フラグが1である場合、音圧をVに設定する(ステップS310)。
話者フラグが1でない場合、次発話候補者選定部から受信した次発話候補情報を参照し、担当会議参加者が次発話候補であるか否か判定する(ステップS302)。担当会議参加者が次発話候補である場合、音圧を話者と同じVに設定する(ステップS310)。
担当会議参加者が次発話候補でない場合、次発話推薦値を参照し、次発話推薦値が3以上であるか否か判定する(ステップS303)。次発話推薦値が3以上である場合、音圧を3/4Vに設定する(ステップS311)。
続いて、次発話推薦値が1以上であるか否か判定する(ステップS304)。次発話推薦値が1以上の場合は、音圧を1/2Vに設定し(ステップS312)、次発話推薦値が1未満の場合は、音圧を1/4Vに設定する(ステップS313)。
音圧制御部109は、マイク3から音声取込部102を通じて取得した音声の音圧レベルを、上記の音圧計算処理により求められた値に変化させる。図6に、音圧レベルが変化する例を示す。同図の符号501で示す区間では、次発話推薦値が0で、次発話候補でもなく、話者でもないから、音圧は1/4Vとなる。符号502で示す区間では、この会議参加者が次発話候補となったことから、音圧はVとなる。このときの次発話推薦値は4であった。符号503で示す区間では、この会議参加者が話者となったことから、音圧はVとなる。
音圧制御部109により音圧レベルを変化させた音声は、送受信部106を通じて全ての発言機会均等化装置1で共有され、各発言機会均等化装置1に接続されたスピーカ5から出力される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、動作検出部103が会議参加者の動作を検出し、次発話推薦値計算部104が話者交替履歴及び会議参加者の動作に基づいて会議参加者の発言の優先度を示す次発話推薦値を求め、音圧計算部108が次発話推薦値に基づいて会議参加者の音声の音圧レベルを調整することにより、しばらく発言していない会議参加者、頷きや手振りなどの動作を行っている会議参加者の音声を大きくすることができ、各会議参加者に平等な発言機会を与え、円滑な話者交替を実現することが可能となる。
本実施の形態によれば、会議参加者の音声入力の有無、次発話推薦値に基づいて現在の話者を特定し、映像強調部111が話者や次発話候補を強調することで、現在の話者、次発話候補を容易に認知することが可能となる。
なお、本発明は映像のない音声会議にも適用することができる。その場合、会議参加者の名前の色を変えて強調することで、話者や次発話候補を表現できる。
1…発言機会均等化装置
2…ビデオカメラ
3…マイク
4…表示装置
5…スピーカ
101…映像取込部
102…音声取込部
103…動作検出部
104…次発話推薦値計算部
105…メモリ
106…送受信部
107…次発話候補者選定部
108…音圧計算部
109…音圧制御部
110…話者選定部
111…映像強調部

Claims (7)

  1. ネットワークを介して会議参加者の音声を送受信して会議を行う発言機会均等化方法であって、
    音声取込手段による、前記会議参加者の音声を取り込むステップと、
    映像取込手段による、前記会議参加者を撮影した映像を取り込むステップと、
    動作検出手段による、前記映像から前記会議参加者の動作を検出するステップと、
    次発話推薦値計算手段による、発言した順に会議参加者を記載した話者交替履歴における順番と前記検出するステップにおいて検出した動作に応じて、発言の優先度を示す次発話推薦値を計算するステップと、
    音圧調整手段による、前記次発話推薦値の大きさに基づいて前記会議参加者の音声の音圧レベルを調節するステップと、
    送受信手段による、音圧レベルを調整した前記会議参加者の音声を送受信するステップと、
    話者選定手段による、現在発言している会議参加者を話者として選定し、前記話者交替履歴に記載するステップと、
    を有することを特徴とする発言機会均等化方法。
  2. 次発話候補選定手段による、前記次発話推薦値の大きさに基づいて次発話候補を選定するステップを更に有し、
    前記音圧レベルを調節するステップは、前記次発話候補の音声の音圧レベルを大きくすることを特徴とする請求項1記載の発言機会均等化方法。
  3. 前記話者を選定するステップは、話者として選定された会議参加者がいない場合、そのとき発言している会議参加者のうち前記次発話推薦値が高い会議参加者を話者として選定することを特徴とする請求項1又は2記載の発言機会均等化方法。
  4. ネットワークを介して会議参加者の音声を送受信して会議を行う発言機会均等化装置であって、
    前記会議参加者の音声を取り込む音声取込手段と、
    前記会議参加者を撮影した映像を取り込む映像取込手段と、
    前記映像から前記会議参加者の動作を検出する動作検出手段と、
    発言した順に会議参加者を記載した話者交替履歴における順番と前記動作検出手段が検出した動作に応じて、発言の優先度を示す次発話推薦値を計算する次発話推薦値計算手段と、
    前記次発話推薦値の大きさに基づいて前記会議参加者の音声の音圧レベルを調節する音圧調節手段と、
    音圧レベルを調整した前記会議参加者の音声を送受信する送受信手段と、
    現在発言している会議参加者を話者として選定し、前記話者交替履歴に記載する話者選定手段と、
    を有することを特徴とする発言機会均等化装置。
  5. 前記次発話推薦値の大きさに基づいて次発話候補を選定する次発話候補選定手段を更に有し、
    前記音圧調整手段は、前記次発話候補の音声の音圧レベルを大きくすることを特徴とする請求項4記載の発言機会均等化装置。
  6. 前記話者選定手段は、話者として選定された会議参加者がいない場合、そのとき発言している会議参加者のうち前記次発話推薦値が高い会議参加者を話者として選定することを特徴とする請求項4又は5記載の発言機会均等化装置。
  7. 請求項1乃至3のいずれかに記載の発言機会均等化方法をコンピュータに実行させることを特徴とする発言機会均等化プログラム。
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