JP2011221684A - Usbデバイスおよび電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の光を異なる2つの面のどちらからでも視認可能なUSBデバイスおよびそのUSBデバイスを内蔵して使用する電子機器を提供する。
【解決手段】USBデバイス20は、互いに交差する2つの面21a,21bを有するケース21と、ケース22と、ケース21内に設けられたLED32と、ケース21に設けられたLED32が発する光をケース21外へ透過させる導光部24とを備え、導光部24は、ケース21の面21aと面21bとがなす角部に配置されている。プロジェクター1は、USBデバイス20が接続された状態で、USBデバイス20のケース21の少なくとも一部を覆う蓋部10を備え、蓋部10には、USBデバイス20のLED32が発する光を外部へ透過させる開口部11が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、USBデバイスおよび電子機器に関する。
コンピューターをはじめとする様々な電子機器にインターフェイス拡張カードやUSB(Universal Serial Bus)デバイス等の周辺装置を接続して、電子機器との間でデータの授受を行ったり、電子機器に無線通信機能を付加したりすることが可能になっている。このような周辺装置では、一般に、その動作状況を表示するためLED(Light Emitting Diode)等の発光素子が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の無線カードでは、発光素子(LED)が表側ケースの内側に配置されており、発光素子の点灯/消灯により無線カードの動作状況が表示されるようになっている。発光素子が発する光は、表側ケースに設けられた導光部(レンズ)を通して表側ケースの外側から視認される。
一方、電子機器においては、外観の見栄えを重視して、周辺装置を接続した際に電子機器と周辺装置とが調和して見えるようにデザインされた製品が登場している。このような電子機器では、例えば、電子機器の筐体(ケース)と接続される周辺装置のケースとが一体的に見える形状や外観等を有している。そのため、電子機器に周辺装置を接続した際の見栄えが向上するが、その反面、形状や外観等の制約により接続できる周辺装置が限定されてしまう場合がある。
そこで、周辺装置を接続して使用する際に電子機器の筐体内に周辺装置の一部または全体を収納して、周辺装置の形状や外観等による制約を受けにくくした製品も登場している。このような電子機器では、周辺装置が筐体内に収納されていても発光素子が発する光が筐体外から視認できるように、電子機器の筐体に開口部等が設けられる。
特開2006−133920号公報
しかしながら、特許文献1に記載の無線カードのような構成の周辺装置では、導光部が設けられた表側ケース以外の面、例えば側面等からは発光素子が発する光を視認することができない。周辺装置において異なる2つの面から発光素子が発する光を視認できるようにするには、それぞれの面の内側に発光素子が必要となるとともに、発光素子の駆動を制御する素子も必要となるため、周辺装置の材料コストや製造コストが上昇するという課題がある。
また、このような周辺装置を筐体内に収納する電子機器においては、筐体に開口部を配置できる面が、周辺装置の発光素子が配置された側に対応する面に限定されてしまう。そのため、電子機器の筐体内の限られたスペースに周辺装置を収納しつつ特定の面に開口部を配置しなければならず、電子機器の設計において制約を受けることとなり、周辺装置としては汎用性が低下してしまうという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るUSBデバイスは、電子機器に接続されるUSBデバイスであって、互いに交差する2つの面を有するケースと、前記ケース内に設けられた発光素子と、前記ケースに設けられた、前記発光素子が発する光を前記ケース外へ透過させる導光部と、を備え、前記導光部は、前記2つの面同士がなす角部に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、発光素子が発する光をケース外へ透過させる導光部が、ケースの2つの面同士がなす角部に配置されているので、一つの発光素子が発する光を2つの面の双方の側から視認することができる。このため、2つの面のそれぞれに発光素子を設ける場合に比べて、発光素子を一つにすることができるとともに発光素子の駆動を制御する回路部品も一組でよいので、USBデバイスの材料コストや製造コストを抑えることができる。
[適用例2]上記適用例に係るUSBデバイスであって、前記装ケース内に、前記ケースと前記導光部との隙間を覆うように設けられた静電気防護板をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、静電気がケースと導光部との隙間からケース内に侵入しても、ケースと導光部との隙間を覆うように静電気防護板が設けられているので、静電気が発光素子や発光素子の駆動を制御する回路部品等の電子部品が実装された回路基板に到達し難くなる。これにより、発光素子や回路部品等の電子部品の静電気による破壊を抑えることができる。
[適用例3]本適用例に係る電子機器は、上記に記載のUSBデバイスを接続可能な電子機器であって、前記USBデバイスが接続された状態で、前記USBデバイスの前記ケースの少なくとも一部を覆うカバー部材を備え、前記カバー部材には、前記USBデバイスの前記発光素子が発する光を外部へ透過させる開口部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、USBデバイスが電子機器に接続された状態では、電子機器が備えるカバー部材にケースの少なくとも一部が覆われ、カバー部材には発光素子が発する光を外部へ透過させる開口部が設けられている。USBデバイスの発光素子が発する光はケースの2つの面の双方の側から視認できるので、これらの2つの面のいずれの側がカバー部材の開口部が設けられた部分に配置されても、発光素子が発する光を電子機器の外部から視認できる。これにより、電子機器におけるUSBデバイスの配置に関する制約が緩和されるので、電子機器の設計や外装デザインにおける自由度が向上するとともに、構成の異なる電子機器で同じUSBデバイスを共通使用することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に係る電子機器であって、前記カバー部材は、接続された前記USBデバイスにおける前記ケースの前記2つの面のそれぞれを覆う部分を有し、前記開口部は、前記カバー部材における前記2つの面を覆う前記部分のいずれかに設けられていることが好ましい。
この構成によれば、カバー部材の開口部がケースの2つの面を覆う部分のいずれの側に設けられていても、USBデバイスの発光素子が発する光を電子機器の外部から視認できる。換言すれば、カバー部材に開口部を設ける位置を、電子機器の構成等に応じて2つの面から選択できる。これにより、電子機器においてUSBデバイスの配置に関する制約を緩和できる。
[適用例5]上記適用例に係る電子機器であって、前記USBデバイスが接続された状態で、前記ケースの前記2つの面のいずれかが前記開口部において前記カバー部材から露出することが好ましい。
この構成によれば、ケースの2つの面のいずれに対応させてカバー部材に開口部を設けても、USBデバイスの発光素子が発する光を電子機器の外部から視認できる。換言すれば、カバー部材に開口部を設ける位置を、電子機器の構成等に応じて選択できる。これにより、電子機器においてUSBデバイスの配置に関する制約を緩和できる。
第1の実施形態に係るUSBデバイスの概略構成を説明する図であり、(a)は表側から見た平面図、(b)は側面図、(c)は後方から見た側面図、(d)は表側のケースを外した状態のUSBデバイスを表側から見た平面図。 第1の実施形態に係るUSBデバイスの概略構成を説明する図であり、(a)は図1(a)のA−A’線に沿った断面図、(b)、(c)は図2(a)のC部の拡大図、(d)は図1(c)のB部の拡大図。 第1の実施形態に係るプロジェクターの一例を示す斜視図であり、(a)は前方から見た図、(b)は後方から見た図。 図3(a)中のD−D’線に沿った断面図であり、(a)はUSBデバイスが接続された状態を示す図、(b)はUSBデバイスを接続する様子を示す図。 第1の実施形態に係るプロジェクターの他の例を示す斜視図であり、(a)は前方から見た図、(b)は後方から見た図。 (a)、(b)は第2の実施形態に係るプロジェクターの構成例を示す斜視図。 変形例1に係るUSBデバイスの概略構成を説明する図であり、(a)は表側から見た平面図、(b)は後方から見た側面図、(c)は表側のケースを外した状態のUSBデバイスを表側から見た平面図。
以下に、本実施の形態について図面を参照して説明する。なお、参照する各図面において、構成をわかりやすく示すため、各構成要素の寸法の比率等は適宜異ならせてある。
(第1の実施形態)
<USBデバイス>
まず、第1の実施形態に係るUSBデバイスについて説明する。第1の実施形態に係るUSBデバイス20は、USBレセプタクル(受け側のコネクター)を備えた電子機器に接続される電子デバイスである。USBデバイス20は、電子機器に接続されることで、電子機器に所定の機能、例えば、無線通信機能を付加する。本実施形態では、USBデバイス20が無線通信機能を付加する無線通信デバイスである場合を例にとり説明する。
図1および図2は、第1の実施形態に係るUSBデバイスの概略構成を説明する図である。詳しくは、図1(a)は表側から見た平面図であり、図1(b)は側面図であり、図1(c)は後方から見た側面図であり、図1(d)は表側のケース21を外した状態のUSBデバイス20を表側から見た平面図である。図2(a)は図1(a)のA−A’線に沿った断面図であり、図2(b)、(c)は図2(a)のC部の拡大図であり、図2(d)は図1(c)のB部の拡大図である。
図1(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、USBデバイス20は、ケース21およびケース22と、USBプラグ23と、導光部24と、発光素子としてのLED32とを備えている。本実施形態では、USBデバイス20において、ケース22が配置された側を裏側と呼び、ケース22とは反対側を表側と呼ぶ。また、USBプラグ23が設けられた側を前方と呼び、USBプラグ23とは反対側を後方と呼ぶ。
ケース21は、USBデバイス20の表側に位置しており、互いに交差する2つの面としての面21aおよび面21bを有している。面21aはケース21の表側の面であり、面21bはケース21の後方の面である。図2(a)に示すように、ケース21は、面21aと面21bとがなす角部に開口部27を有している。開口部27には、LED32が発する光をケース21外へ透過させる導光部24が設けられている。
図1(d)および図2(a)に示すように、ケース21とケース22とで囲まれた空間には、USBプラグ23、LED32、電子部品31等が実装された回路基板30が収容されている。LED32は、回路基板30上の後方側先端部に設けられている。回路基板30上の後方側の領域33(図1(d)参照)には、無線通信を行うためのアンテナとして機能する配線パターンが形成されている。
USBプラグ23は、ケース21から突出するように設けられている。USBプラグ23は、電子機器が備えるUSBレセプタクルに接続するための接続端子であり、例えばタイプA端子である。ユーザーは、USBレセプタクルの開口部にUSBプラグ23を挿入することによって、USBケーブルを用いることなくUSBデバイス20を電子機器に接続させることができる。
USBデバイス20は、電子機器に接続されることによって使用可能となる。そして、使用後にUSBデバイス20を電子機器から引き抜いて離脱させれば、USBデバイス20を他の電子機器で使用することができる。使用時における無線通信機能の動作状況は、LED32の点灯状態により視認できるようになっている。LED32は、例えば、電波を送出していないときはOFF(非点灯)状態となり、無線通信接続確立時にはON(点灯)状態となり、データ通信中はON(点滅)状態となる。LED32のON/OFFの駆動は、電子部品31に含まれる回路部品内部の論理回路によって制御される。
図2(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、導光部24は、ケース21における面21aと面21bとがなす角部に設けられている。導光部24は、ケース21の開口部27に配置される部分と、ケース21の内側に面21aに沿って延在する部分とを有している。
また、ケース21における面21aと面21bとがなす角部には、導光部24よりも内側に、静電気防護板25が設けられている。静電気防護板25は、面21aに沿って延在し導光部24と重なる部分と、面21bに沿って延在する部分とを有しており、側方から見て略L字形状をなしている。静電気防護板25は、ケース21と導光部24との隙間を覆うように設けられている。
導光部24と静電気防護板25とは、ピン26によりともにケース21に固定されている。導光部24と静電気防護板25とは、透光性を有する合成樹脂からなる。これにより、LED32から発せられた光は、静電気防護板25と導光部24とを順次透過してケース21外に射出される。
導光部24には、フロスト加工等の光拡散処理が施されている。このため、LED32から発せられた光は、図2(b)に実線の矢印で示すように、導光部24を透過することによって拡散され、導光部24の面21a側から面21b側に亘る領域において略均一に射出される。このような構成により、USBデバイス20では、一つのLED32から発せられる光を、表側の面21aおよび後方の面21bの双方の側から視認することができる。
ここで、特許文献1に記載の無線カードのように、導光部24が面21aと面21bとがなす角部から離れた位置に配置される構成とした場合、LED32から発せられる光を面21aおよび面21bの双方の側から視認できるようにするには、面21aおよび面21bのそれぞれにLED32と導光部24とを設けなければならない。そうすると、LED32が一つの場合に比べて、追加されるLED32の駆動を制御する回路部品が別途必要となる。本実施形態のUSBデバイス20では、このように面21aおよび面21bに個別にLED32を設ける場合に比べて、LED32を一つにすることができるとともにLED32の駆動を制御する回路部品も一組でよいので、USBデバイス20の材料コストや製造コストを抑えることができる。
ところで、導光部24がケース21の角部に設けられた開口部27に配置されているため、図2(c)、(d)に破線の矢印で示すように、面21a側や面21b側からケース21と導光部24との隙間を通って静電気がケース21内に侵入する場合がある。静電気がケース21内に侵入して回路基板30に到達すると、回路基板30上に実装されたLED32や電子部品31等が静電気により破壊されてしまうおそれがある。
USBデバイス20では、ケース21と導光部24との隙間を覆うように静電気防護板25が設けられているので、静電気がケース21と導光部24との隙間からケース21内に侵入しても回路基板30に到達し難くなる。これにより、回路基板30に実装されたLED32や電子部品31等の静電気による破壊を抑えることができる。
<プロジェクター>
次に、第1の実施形態に係る電子機器としてのプロジェクターについて説明する。第1の実施形態に係るプロジェクター1は、外部の画像供給装置から入力される画像情報に基づく光束をスクリーン等に投写して画像を表示する電子機器であり、USBレセプタクルを備えている。
図3は、第1の実施形態に係るプロジェクターの一例を示す斜視図である。詳しくは、図3(a)は前方から見た図であり、図3(b)は後方から見た図である。なお、図3(a)、(b)では、プロジェクターを机上等に設置する据置き姿勢における状態を示している。図4は、図3(a)中のD−D’線に沿った断面図である。詳しくは、図4(a)はUSBデバイスが接続された状態を示す図であり、図4(b)はUSBデバイスを接続する様子を示す図である。図5は、第1の実施形態に係るプロジェクターの他の例を示す斜視図である。詳しくは、図5(a)は前方から見た図であり、図5(b)は後方から見た図である。
図3(a)、(b)に示すように、第1の実施形態に係るプロジェクター1は、カバー部材としてのケース2と、ケース2の内部に収容された装置本体(図示省略)と、ケース2から露出する投写レンズ3とを備えている。本実施形態では、プロジェクター1の机上等への設置面側を裏側と呼び、設置面とは反対側を表側と呼ぶ。また、投写レンズ3が配置された側を前方と呼び、投写レンズ3とは反対側を後方と呼ぶ。
ケース2は、表側の面2aと、前方の面2bと、後方の面2cとを有している。面2aは、面2bおよび2cと交差している。ケース2の面2bには、開口部4が形成されている。投写レンズ3は、開口部4においてケース2から露出している。投写レンズ3は、画像情報に基づく光束をスクリーン等の投写面に投写する。
ケース2の面2cには、インターフェイスパネル5が設けられている。インターフェイスパネル5は、例えば、金属板によって構成される。インターフェイスパネル5には、画像供給装置(図示省略)から画像情報を入力するための様々な入力端子6とともに、USBレセプタクル7が備えられている。USBレセプタクル7は、USBデバイスやUSBケーブル等を接続可能な接続端子(タイプA端子)である。
ケース2は、面2aと面2bとがなす角部に、ケース2に着脱可能に設けられた蓋部10を有している。蓋部10は、プロジェクター1におけるカバー部材の一部である。蓋部10は、面2a側の部分と、面2b側の部分とを有しており、側方から見て略L字形状をなしている。蓋部10のうち面2a側の部分には、開口部11が設けられている。
図4(a)、(b)に示すように、ケース2内の面2a側には、USBレセプタクル8が備えられている。USBレセプタクル8は、USBデバイスやUSBケーブル等を接続可能な接続端子(タイプA端子)である。USBレセプタクル8は、USBデバイス20のUSBプラグ23(図1参照)が挿入される長方形の開口部(図示しない)を備えており、本実施形態では、開口部の長辺が水平方向に沿うように配置されている。
また、ケース2内の面2a側には、USBデバイス20を収納するための空間部9が備えられている。このような構成により、USBプラグ23がUSBレセプタクル8に挿入されてプロジェクター1に接続された状態で、USBデバイス20は蓋部10に覆われケース2内に収納される。プロジェクター1は、無線通信デバイスであるUSBデバイス20が接続された場合に、無線通信によって送信される画像情報を受信してこの画像情報に基づく光束を投写することが可能となる。
蓋部10は、面2a側の部分および面2b側の部分の先端に突出部を有しており、これらの突出部に対応してケース2に設けられた切欠き部と嵌合することによりケース2に固定される。USBデバイス20を接続する際、またはUSBデバイス20を離脱する際は、図4(b)に示すように、蓋部10をケース2から外し、USBデバイス20を面2aに沿って矢印の方向またはその逆方向にスライドさせる。USBデバイス20が接続された状態では、図4(a)に示すように、蓋部10をケース2に取り付けることにより、USBデバイス20がケース2から露出しなくなる。
プロジェクター1では、接続されたUSBデバイス20がケース2から露出しないので、USBデバイス20の形状や外観デザインがケース2の形状や外観デザインと調和するか否かに関わらず、USBデバイス20を接続して使用することができる。また、接続されたUSBデバイス20をケース2内に収納することにより、ユーザーが動作中のUSBデバイス20に不用意に触れることによる動作の不具合等を防止することができる。
プロジェクター1に接続された状態では、USBデバイス20は、ケース21の面21aがケース2の面2a側に位置するとともに面21bがケース2の面2b側に位置するように配置される。したがって、蓋部10における面2a側の部分がケース21の面21a側を覆い、面2b側の部分がケース21の面21b側を覆う。USBデバイス20の使用時における無線通信機能の動作状況を表示するLED32の点灯状態は、蓋部10の面2a側の部分に設けられた開口部11を通して、ケース2の表側の面2a側から視認される。
上述の通り、USBデバイス20単体では、LED32から発せられる光を面21a側および面21b側のいずれの側からも視認することができる。したがって、図3(a)に破線で示すように、開口部11を蓋部10の面2b側の部分に設けることも可能であり、このようにすれば、ケース2の前方の面2b側から開口部11を通してLED32の点灯状態を視認できる。
このように、USBデバイス20を使用することで、ケース2(蓋部10)における表側の面2aおよび前方の面2bのいずれに開口部11を配置しても、LED32が発する光をケース2外から視認することができる。換言すれば、プロジェクター1の装置本体の構成等に応じてケース2内におけるUSBレセプタクル8や空間部9の配置を異ならせた場合でも、開口部11を配置する面を面2aおよび面2bの2つの面から選択して適宜設定できる。これにより、プロジェクター1において、USBデバイス20等の周辺装置の配置に関する制約が緩和される。この結果、プロジェクターの設計や外装デザインにおける自由度が向上するとともに、構成の異なるプロジェクターで同じUSBデバイス20を共通使用することが可能となる。
なお、プロジェクター1において開口部11が設けられる面は、面2a,2b以外の面であってもよい。例えば、図5(a)に示すように、面2a、面2b、および面2c(図5(b)参照)と交差する面2dに開口部11が設けられていてもよい。さらに、図5(a)に破線で示すように、プロジェクター1においてUSBレセプタクル8や空間部9を配置できる位置に応じて、交差する2面がなす角部からより離れた位置に設けられていてもよい。
また、図5(b)に示すように、USBデバイス20をインターフェイスパネル5に設けられたUSBレセプタクル7に接続して使用することも可能である。このようにした場合、USBデバイス20がケース2内に収納されないので、面2a(面21a)と面2c(面21b)との双方の側からLED32の点灯状態を視認することができる。
以上説明したように、第1の実施形態に係るUSBデバイス20およびプロジェクター1の構成によれば、次の効果が得られる。
(1)USBデバイス20では、面21aおよび面21bの2つの面がなす角部に導光部24が配置されているので、LED32が発する光を2つの面のいずれの側からも視認することができる。このため、2つの面のそれぞれにLED32を設ける場合に比べて、LED32を一つにすることができるとともにLED32の駆動を制御する回路部品も一組でよいので、USBデバイス20の材料コストや製造コストを抑えることができる。
(2)USBデバイス20では、静電気がケース21と導光部24との隙間からケース21内に侵入しても、ケース21と導光部24との隙間を覆うように静電気防護板25が設けられているので、静電気がLED32やLED32の駆動を制御する回路部品等の電子部品が実装された回路基板30に到達し難くなる。これにより、電子部品の静電気による破壊を抑えることができる。
(3)プロジェクター1では、接続状態のUSBデバイス20が蓋部10で覆われケース2内に収納されるが、LED32が発する光を外部へ透過させるため蓋部10に設ける開口部11を配置する面を、プロジェクター1の構成等に応じて選択することができる。これにより、プロジェクター1における設計の自由度が向上するとともに、構成の異なるプロジェクターで同じUSBデバイス20を共通使用することが可能となる。
(第2の実施形態)
<プロジェクター>
次に、第2の実施形態に係る電子機器としてのプロジェクターについて説明する。第2の実施形態に係るプロジェクターは、第1の実施形態に係るプロジェクターに対して、蓋部を有しておらずUSBデバイスが接続された状態でUSBデバイスの一部がケースから露出する点が異なっているが、その他の構成は同じである。図6(a)、(b)は、第2の実施形態に係るプロジェクターの構成例を示す斜視図である。第1の実施形態と共通する構成要素については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図6(a)に示す第2の実施形態に係るプロジェクター1Aは、ケース2と、装置本体(図示省略)と、開口部4においてケース2から露出する投写レンズ3とを備えている。プロジェクター1Aは、ケース2の前方の面2bにUSBデバイス20を差し込むための開口部2eを有しており、図示を省略するが、開口部2eの奥(ケース2の内部)にUSBレセプタクル8を備えている。開口部2eは長辺が水平方向に沿うように配置されており、USBレセプタクル8も長辺が水平方向に沿うように配置されている。
プロジェクター1AにUSBデバイス20を接続する際は、USBデバイス20の前方側を開口部2eからケース2内に差し込み、USBプラグ23をUSBレセプタクル8に挿入する。USBデバイス20が接続された状態では、USBデバイス20の後方の面21bが開口部2eにおいてケース2の面2b側から露出する。したがって、面21aと面21bとの角部に位置する導光部24の面21b側がケース2から露出するので、LED32の点灯状態を面2b側から視認することができる。
図6(b)に示す第2の実施形態に係るプロジェクター1Bは、面2dにおいて、面2bと面2dとがなす角部の横に配置された開口部2fを有している。プロジェクター1Bでは、USBレセプタクル8は開口部2fの後方のケース2内に、長辺が垂直方向に沿うように配置されている。
プロジェクター1BにUSBデバイス20を接続する際は、USBデバイス20を前方の面2b側から面2dに沿うようにスライドさせて、USBプラグ23をUSBレセプタクル8に挿入する。USBデバイス20が接続された状態では、USBデバイス20の面21aと面21bとが開口部2fにおいてケース2から露出する。したがって、面21aと面21bとの角部に位置する導光部24がケース2から露出するので、LED32の点灯状態を面2b側と面2d側との双方から視認することができる。
このように、第2の実施形態に係るプロジェクター1A,1Bでは、USBデバイス20の面21aおよび面21bの2つの面のいずれか一方、または双方が開口部2e,2fにおいてケース2から露出するので、LED32の点灯状態をケース2の外部から視認することができる。
なお、プロジェクター1Aにおいて開口部2eが設けられる面、およびプロジェクター1Bにおいて開口部2fが設けられる面は、上記以外の面であってもよい。また、プロジェクター1Bでは、ケース2が開口部2fから内側に窪んだ凹部を有し、USBデバイス20のUSBプラグ23を除く本体部分がこの凹部に収納される構成であってもよい。なお、特にプロジェクター1Bにおいては、USBデバイス20の形状や外観デザインがケース2の形状や外観デザインと調和していることが好ましい。
以上説明したように、第2の実施形態のプロジェクター1A,1Bの構成によれば、USBデバイス20の2つの面(面21aおよび面21b)のいずれの側に対応させて開口部2e,2fを設けても、LED32の点灯状態をケース2の外部から視認することができる。したがって、プロジェクター1A,1Bの装置本体の構成等に応じて、開口部2e,2fを配置する面や位置を選択して適宜設定できる。
以上、本発明のUSBデバイスおよびプロジェクターを上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
(変形例1)
上記実施形態では、USBデバイス20が一つの発光素子を備えているが、USBデバイス20の構成はこれに限定されず、複数の発光素子を備えた構成であってもよい。図7は、変形例1に係るUSBデバイス20Aの概略構成を説明する図である。詳しくは、図7(a)は表側から見た平面図であり、図7(b)は後方から見た側面図であり、図7(c)は表側のケース21を外した状態のUSBデバイス20Aを表側から見た平面図である。
図7(a)、(b)、(c)に示すように、変形例1に係るUSBデバイス20Aは、回路基板30上の後方側先端部に2つのLED32a,32bを備えており、これらに対応してケース21に設けられた開口部27a,27bと開口部27a,27bに配置された導光部24a,24bとを備えている。このような構成にすれば、プロジェクター1におけるUSBデバイス20の配置に関する制約がより緩和される。
また、LED32a,32bの発光色または導光部24a,24bの色を異ならせるとともに、LED32a,32bのON/OFFの駆動を異ならせる構成としてもよい。このような構成にすれば、2つのLED32a,32bのON/OFFを組み合わせることにより、USBデバイス20Aの使用時における動作状況をより多様に(より多くの異なる状態を)表示させることができる。
(変形例2)
上記実施形態では、USBデバイス20が無線通信デバイスである場合を例にして説明しているが、USBデバイス20は、無線通信デバイスに限定されず、ストレージデバイス等の他のデバイスであってもよい。また、本発明のUSBデバイス20の構成は、インターフェイス拡張カードやIEEE1394を備えた周辺装置等にも適用可能である。
(変形例3)
上記実施形態のUSBデバイス20では、LED32が回路基板30上の後方側先端部、すなわち導光部24に近い位置に設けられているが、例えば、LED32と導光部24との間に導光体を配置すること等によりLED32が発する光を導光部24に導くことができれば、LED32を導光部24から離れた位置に設けてもよい。
(変形例4)
上記第1の実施形態のプロジェクター1において、開口部11には透光性を有する合成樹脂等からなる導光体が備えられていてもよい。このような構成にすれば、プロジェクター1におけるUSBデバイス20のLED32が発する光の視認性を向上させることができる。
(変形例5)
上記第1の実施形態のプロジェクター1では、開口部11が蓋部10の面2a側の部分または面2b側の部分のいずれかに設けられているが、蓋部10の面2a側の部分および面2b側の部分の双方に設けられていてもよいし、面2a側の部分と面2b側の部分との角部に設けられていてもよい。このようにすれば、ケース2の面2aと面2bとの双方の側からLED32の点灯状態を視認することができる。また、開口部11が蓋部10ではなくケース2に設けられる構成としてもよい。
(変形例6)
上記第1の実施形態のプロジェクター1では、蓋部10が先端に突出部を有しており、これらの突出部に対応する切欠き部と嵌合してケース2に固定される構成を有しているが、蓋部10の一端側がヒンジ部で支持され、ヒンジ部を支点として開閉可能に構成されていてもよい。
(変形例7)
上記実施形態では、電子機器がプロジェクターである場合を例にして説明しているが、電子機器は、プロジェクターに限定されず、USBレセプタクル8を備えた電子機器であれば、NAS(Network Attached Storage)、プリンター、無線通信のアクセスポイント等の他の電子機器であってもよい。
1,1A,1B…プロジェクター、2…カバー部材としてのケース、2a,2b,2c,2d…面、2e…開口部、3…投写レンズ、4…開口部、5…インターフェイスパネル、6…入力端子、7,8…USBレセプタクル、9…空間部、10…カバー部材としての蓋部、11…開口部、20,20A…USBデバイス、21,22…ケース、21a,21b…面、23…USBプラグ、24,24a,24b…導光部、25…静電気防護板、26…ピン、27,27a,27b…開口部、30…回路基板、31…電子部品、32,32a,32b…LED、33…領域。

Claims (5)

  1. 電子機器に接続されるUSBデバイスであって、
    互いに交差する2つの面を有するケースと、
    前記ケース内に設けられた発光素子と、
    前記ケースに設けられた、前記発光素子が発する光を前記ケース外へ透過させる導光部と、を備え、
    前記導光部は、前記2つの面同士がなす角部に配置されていることを特徴とするUSBデバイス。
  2. 請求項1に記載のUSBデバイスであって、
    前記ケース内に、前記ケースと前記導光部との隙間を覆うように設けられた静電気防護板をさらに備えていることを特徴とするUSBデバイス。
  3. 請求項1または2に記載のUSBデバイスを接続可能な電子機器であって、
    前記USBデバイスが接続された状態で、前記USBデバイスの前記ケースの少なくとも一部を覆うカバー部材を備え、
    前記カバー部材には、前記USBデバイスの前記発光素子が発する光を外部へ透過させる開口部が設けられていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記カバー部材は、接続された前記USBデバイスにおける前記ケースの前記2つの面のそれぞれを覆う部分を有し、
    前記開口部は、前記カバー部材における前記2つの面を覆う前記部分のいずれかに設けられていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記USBデバイスが接続された状態で、前記ケースの前記2つの面のいずれかが前記開口部において前記カバー部材から露出することを特徴とする電子機器。
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JP2016127925A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 アモール・グンミヴァレン・ゲーエムベーハーAMOR Gummiwaren GmbH マッサージ器
JP2018120778A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 東芝ライテック株式会社 照明装置

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