JP2011221303A - 投写型映像表示装置及び光変調素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像において光合成部材の中心接合部の影が生じないようにすることができ、かつ、光合成部材における光の利用効率の低下を抑制することができる投写型映像表示装置及び光変調素子を提供する。
【解決手段】投写型映像表示装置である液晶プロジェクタ1は、映像表示用の光を合成するクロスダイクロイックプリズム3と、クロスダイクロイックプリズム3により合成された光を投射する投射レンズ16とを備え、クロスダイクロイックプリズム3は、このクロスダイクロイックプリズム3の内部において複数の三角プリズムの角が接合された中心接合部3aを有する。そして、液晶プロジェクタ1は、クロスダイクロイックプリズム3に入射する光が中心接合部3aを回避するように光路を変更する光路変更部材としてのレンズアレイ4を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】投写型映像表示装置である液晶プロジェクタ1は、映像表示用の光を合成するクロスダイクロイックプリズム3と、クロスダイクロイックプリズム3により合成された光を投射する投射レンズ16とを備え、クロスダイクロイックプリズム3は、このクロスダイクロイックプリズム3の内部において複数の三角プリズムの角が接合された中心接合部3aを有する。そして、液晶プロジェクタ1は、クロスダイクロイックプリズム3に入射する光が中心接合部3aを回避するように光路を変更する光路変更部材としてのレンズアレイ4を備えている。
【選択図】図1
Description
本願発明は、投写型映像表示装置及びこれに用いられる光変調素子に関するものである。
従来から、スクリーンや壁等の平面上に映像を表示する装置として投写型映像表示装置が知られている。投写型映像表示装置は、光源から出射された光を用いて映像を生成して、その映像の光を投射することにより、映像を投写して表示することが可能である。このような投写型映像表示装置として、光を合成する光合成部材を備える表示装置が知られている。
具体的には、光合成部材を備える投写型映像表示装置として、光の3原色に対応した3つの液晶ライトバルブを用いて映像を表示する液晶プロジェクタが知られている。液晶ライトバルブは、映像信号に基づいて光を変調する液晶パネル(光変調素子)等により構成されている。光の3原色に対応した各液晶ライトバルブを光が透過することにより、赤色の映像、緑色の映像、青色の映像が個別に生成される。これら各色の映像の光が光合成部材によって合成されることにより、3色以上のフルカラーの映像が生成される。液晶プロジェクタは、このように合成されて生成された映像の光を投射することにより、スクリーンや壁等にフルカラーの映像を表示する。
ところで、上述の光合成部材としては、図8に示すようなクロスダイクロイックプリズム103(以下、「プリズム103」)が一般的に用いられている。図8に示すプリズム103は、液晶ライトバルブ102r,102g,102bを透過した光を合成する色合成部材である。プリズム103は、4つの三角プリズム(光学部品)131,132,133,134を接合させて形成される。このように複数の光学部品が接合される光合成部材は、その中心の接合の精度が低くなり易い。具体的には、プリズム103は、4つの三角プリズム131,132,133,134の角が接合された中心接合部103aを有している。この中心接合部103aにおいては微小な隙間や段差が発生し易い。このため、プリズム103に入射した光が、中心接合部103aにおいて乱反射するおそれや、中心接合部103aを透過しないというおそれがある。このように中心接合部103aにおいて光が乱反射すること等に起因して、図9に示すように映像において中心接合部103aの影Sが生じるという問題がある。
光が中心接合部で乱反射することに起因する不都合を解消するための手段としては、中心接合部に光吸収部材を設けたクロスダイクロイックプリズムが開示されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載されるクロスダイクロイックプリズムにおいては、中心接合部を透過しようとする光が、光吸収部材により吸収されてしまうため、映像を表示するために利用される光の利用効率が低下するという不都合がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、映像において光合成部材の中心接合部の影が生じることを抑制することができ、かつ、光合成部材における光の利用効率の低下を抑制することができる投写型映像表示装置及び光変調素子を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、映像表示用の光を合成する光合成部材と、光合成部材により合成された光を投射する投射部とを備え、光合成部材は、この光合成部材の内部において複数の光学部品の角が接合された中心接合部を有する投写型映像表示装置であって、光合成部材に入射する光が中心接合部を回避するように光路を変更する光路変更部材を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、映像表示用の光を合成する光合成部材と、光合成部材により合成された光を投射する投射部とを備え、光合成部材は、この光合成部材の内部において複数の光学部品の角が接合された中心接合部を有する投写型映像表示装置であって、光合成部材に入射する光が中心接合部を回避するように光路を変更する光路変更部材を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、光合成部材に入射する光が中心接合部を回避するように、その光の光路が光路変更部材によって変更される。このため、光合成部材に入射する光が、その中心接合部において乱反射すること等を抑制することができる。また、光合成部材に入射して中心接合部を回避した光は映像の表示に供することができるため、光合成部材に入射した光が中心接合部において吸収される構成に比べて、映像の表示に利用される光の利用効率が高い。よって、上記構成によれば、映像において光合成部材の中心接合部の影が生じることを抑制することができ、かつ、光合成部材における光の利用効率の低下を抑制することができることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の投写型映像表示装置であって、光路変更部材は、複数のレンズを有するレンズアレイにより構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、光路変更部材が複数のレンズを有するレンズアレイにより構成されているため、各レンズにより光路を細かく変更することができる。
上記構成によれば、光路変更部材が複数のレンズを有するレンズアレイにより構成されているため、各レンズにより光路を細かく変更することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の投写型映像表示装置であって、レンズの曲面が円柱状であることを特徴とする。
上記構成によれば、レンズアレイを構成するレンズの曲面が円柱状であるため、例えばレンズの曲面が球面状である場合に比べて、レンズアレイの断面形状を簡素化することができる。
上記構成によれば、レンズアレイを構成するレンズの曲面が円柱状であるため、例えばレンズの曲面が球面状である場合に比べて、レンズアレイの断面形状を簡素化することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の投写型映像表示装置であって、映像を生成するために光を変調する複数の光変調素子を備え、光合成部材は、映像表示用の光として光変調素子の各々により変調された光を合成し、光変調素子には映像を構成する画素の各々に対応する開口部が設けられ、開口部の各々に対応させてレンズが設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、光変調素子には映像を構成する画素の各々に対応する開口部が設けられ、開口部の各々に対応させてレンズアレイを構成するレンズが設けられているため、開口部毎に光路を変更することができる。また、請求項3に記載されるようにレンズアレイを構成するレンズの曲面が円柱状である場合には、所定の方向(例えば、横方向)において配列された開口部毎に光路を変更することができ、かつ、他の方向(例えば、縦方向)において配列された開口部の各々に対応させるレンズを1つのレンズで構成することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の投写型映像表示装置であって、光路変更部材は、複数のプリズム要素を有するプリズムアレイにより構成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、光路変更部材が複数のプリズム要素を有するプリズムアレイにより構成されているため、各プリズム要素により光路を細かく変更することができる。また、例えば光路変更部材が球面状のレンズを有するレンズアレイである場合に比べて、光路変更部材の断面形状を簡素化することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の投写型映像表示装置であって、映像を生成するために光を変調する複数の光変調素子を備え、光合成部材は、映像表示用の光として光変調素子の各々により変調された光を合成し、光変調素子には映像を構成する画素の各々に対応する開口部が設けられ、開口部の各々に対応させてプリズム要素が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、光変調素子には映像を構成する画素の各々に対応する開口部が設けられ、開口部の各々に対応させてプリズムアレイを構成するプリズム要素が設けられているため、開口部毎に光路を変更することができる。また、プリズムアレイを構成するプリズム要素が角柱状である場合には、所定の方向(例えば、横方向)において配列された開口部毎に光路を変更することができ、かつ、他の方向(例えば、縦方向)において配列された開口部の各々に対応させるプリズム要素を1つのプリズム要素で構成することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項4または6に記載の投写型映像表示装置であって、光変調素子は変調された光が出射される出射面を有し、光路変更部材は、出射面の中央部から出射される光を出射面の端部側に屈折させることを特徴とする。
上記構成によれば、光路変更部材は、光変調素子の出射面の中央部から出射される光を、その端部側(即ち、光軸から遠ざかる方向)に屈折させる。このため、従来において光変調素子の中央部から出射されて中心接合部に向けて光合成部材に入射していた光を、出射面の端部側に屈折させることにより、光が中心接合部を回避する。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の投写型映像表示装置であって、光路変更部材は、出射面の端部から出射される光を出射面の中央部側に屈折させることを特徴とする。
上記構成によれば、光路変更部材は、光変調素子の出射面の端部から出射される光を、その中央部側(即ち、光軸に近づく方向)に屈折させる。このため、従来において光変調素子の出射面の端部から出射されて光合成部材の壁面に向けて光合成部材に入射していた光を、出射面の中央部側に屈折させることにより、光合成部材の壁面において光が反射することを抑制することができる。従って、光合成部材の壁面における光の反射に起因して発生する映像の端部の光量低下を抑制することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項4,6,7,8のいずれか一項に記載の投写型映像表示装置であって、光変調素子として光の3原色に対応した3つの液晶パネルを備え、液晶パネルの各々を透過した光は光合成部材に入射して合成され、液晶パネルの各々に光路変更部材が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、光路変更部材は、光の3原色に対応した3つの液晶パネルの各々に設けられている。従って、各液晶パネルを透過した光は、それぞれ、光合成部材が有する中心接合部を回避するように光路が変更されるため、いわゆる3板方式の液晶プロジェクタにおいて、映像において光合成部材の中心接合部の影が生じることを効果的に抑制することができる。
請求項10に記載の発明は、映像を生成するために光を変調するとともに、変調された光が出射される出射面を有する光変調素子であって、その出射面に、出射面の中央部から出射される光を出射面の端部側に屈折させる光路変更部材が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、光変調素子の出射面の中央部から出射される光が、光路変更部材によって、その端部側(即ち、光軸から遠ざかる方向)に屈折される。このため、光変調素子の出射面の中央部と光合成部材の中心接合部とを同じ光軸上に設ける場合であっても、従来において中央部から出射されて中心接合部に向けて光合成部材に入射していた光を、出射面の端部側に屈折させることにより、光が中心接合部を回避する。従って、光合成部材に入射する光が、光合成部材の中心接合部において乱反射すること等を抑制することができる。また、光合成部材に入射して中心接合部を回避した光は映像の表示に供することができるため、光合成部材に入射した光が中心接合部において吸収される構成に比べて、映像の表示に利用される光の利用効率が高い。よって、上記構成によれば、映像において光合成部材の中心接合部の影が生じることを抑制することができ、かつ、光合成部材における光の利用効率の低下を抑制することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の光変調素子であって、光路変更部材は、さらに、出射面の端部から出射される光を出射面の中央部側に屈折させることを特徴とする。
上記構成によれば、光路変更部材は、光変調素子の出射面の端部から出射される光を、その中央部側(即ち、光軸に近づく方向)に屈折させる。このため、従来において光変調素子の出射面の端部から出射されて光合成部材の壁面に向けて光合成部材に入射していた光を、出射面の中央部側に屈折させることにより、光合成部材の壁面において光が反射することを抑制することができる。従って、光合成部材の壁面における光の反射に起因して発生する映像の端部の光量低下を抑制することができる。
本発明によれば、映像において光合成部材の中心接合部の影が生じることを抑制することができ、かつ、光合成部材における光の利用効率の低下を抑制することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明に係る投写型映像表示装置は、いわゆる3板方式の液晶プロジェクタ1(以下、「プロジェクタ1」)であって、プロジェクタ1は、映像をスクリーンや壁等の平面上に投写して表示する。なお、図1中の一点鎖線は光軸を示している。
図1に示すように、本発明に係る投写型映像表示装置は、いわゆる3板方式の液晶プロジェクタ1(以下、「プロジェクタ1」)であって、プロジェクタ1は、映像をスクリーンや壁等の平面上に投写して表示する。なお、図1中の一点鎖線は光軸を示している。
プロジェクタ1は、映像を表示するための光学部品として、光源11と、インテグレータレンズ12と、偏光変換素子13と、集光レンズ14と、ダイクロイックミラー15r,15bと、液晶ライトバルブ2r,2g,2bと、クロスダイクロイックプリズム3(以下、「ダイクロイックプリズム3」)と、投射レンズ16とを備えている。また、プロジェクタ1は、光源11から出射された光が上記光学部品に導かれるように光路を形成するために、光を全反射する反射ミラー17を備えている。
なお、プロジェクタ1は、上記の光学部品の他に、光源11から出射された光を伝達するリレーレンズや、各液晶ライトバルブ2r,2g,2bにおいて設けられる光学補償板等を備えているが、これらの光学部品の図示及び説明は省略する。
超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等により構成される光源11から出射された光は、インテグレータレンズ12、偏光変換素子13、集光レンズ14を経てダイクロイックミラー15rへ入射する。光源11から出射された光は、一対のフライアイレンズにより構成されるインテグレータレンズ12によって光量の分布が均一化されるとともに、偏光変換素子13によって偏光方向が一方向に揃えられる。また、光源11から出射された光は、集光レンズ14によって収束されて集光される。
そして、光源11から出射された光はダイクロイックミラー15rで分離される。具体的には、光源11により出射された光である白色光のうち、緑色及び青色の波長の光はダイクロイックミラー15rで反射され、赤色の波長の光はダイクロイックミラー15rを透過する。赤色の波長の光(以下、「赤色光」)は、液晶ライトバルブ2rに入射するとともに、緑色及び青色の波長の光は、ダイクロイックミラー15bに入射する。
さらに、光源11から出射された光はダイクロイックミラー15bで分離される。具体的には、光源11により出射された光であってダイクロイックミラー15rで反射した光のうち、緑色の波長の光はダイクロイックミラー15bで反射され、青色の波長の光はダイクロイックミラー15bを透過する。緑色の波長の光(以下、「緑色光」)は、液晶ライトバルブ2gに入射するとともに、青色の波長の光(以下、「青色光」)は、液晶ライトバルブ2bに入射する。
液晶ライトバルブ2rは、円偏光及び楕円偏光を直線偏光に変換(変調)する変調素子である偏光子としての入射側偏光板21r、入射側偏光板21rを透過した赤色光が入射する液晶パネル23r、及び液晶パネル23rを透過した赤色光が入射する検光子としての出射側偏光板25r等により構成されている。液晶ライトバルブ2rに入射した赤色光は、入射側偏光板21rを透過することによって、直線偏光として液晶パネル23rに入射する。
また、液晶ライトバルブ2gは、液晶ライトバルブ2rと同様に、偏光子としての入射側偏光板21g、入射側偏光板21gを透過した緑色光が入射する液晶パネル23g、及び液晶パネル23gを透過した緑色光が入射する検光子としての出射側偏光板25g等により構成されている。液晶ライトバルブ2gに入射した緑色光は、入射側偏光板21gを透過することによって、直線偏光として液晶パネル23rに入射する。
また、液晶ライトバルブ2bは、液晶ライトバルブ2r,2gと同様に、偏光子としての入射側偏光板21b、入射側偏光板21bを透過した青色光が入射する液晶パネル23b、及び液晶パネル23bを透過した青色光が入射する検光子としての出射側偏光板25b等により構成されている。液晶ライトバルブ2bに入射した青色光は、入射側偏光板21bを透過することによって、直線偏光として液晶パネル23bに入射する。
各液晶パネル23r,23g,23bは、電気的信号である映像信号に基づいて光を変調する光変調素子である。具体的には、液晶パネル23r,23g,23bは、直線偏光の偏光軸を変化させる光変調素子であって、流動性のある液晶材料、この液晶材料を挟む2枚のガラス基板、及び映像信号に基づいて液晶材料に電圧を印加するための透明電極等により構成されている。透明電極は映像を構成する画素数に応じて複数設けられている。
各液晶パネル23r,23g,23bは、映像を生成するための光が入射する入射面20aと、この入射面20aに入射して変調された光が出射される出射面20bとを有している(図4参照)。入射面20a及び出射面20bは、液晶材料を挟むガラス基板により構成される。
そして、各液晶パネル23r,23g,23bには、各透明電極に対応する、即ち、映像を構成する画素の各々に対応する開口部20(図4参照)が複数設けられている。開口部20は、透明電極に接続された配線やトランジスターを除いた部分であって、光が通過する部分である。開口部20は、互いに直交する縦方向及び横方向において、格子状に配列されている。即ち、各液晶パネル23r,23g,23bにおいて、開口部20は横方向にm列設けられるとともに縦方向にn列設けられている。なお、ここでいう「m」及び「n」は任意の自然数である。
以上のように構成された液晶パネル23r,23g,23bは、入射面20aに入射した直線偏光の偏光軸を、開口部20毎に変化させることが可能な光変調素子である。液晶パネル23r,23g,23bにおいて、偏光軸は液晶材料に印加される電圧に応じて変化する。具体的には、液晶パネル23r,23g,23bは、それを構成する液晶材料に印加される電圧が低いほど、直線偏光の偏光軸を、光軸を中心にして大きく回転するように変化させる。このようにして、各液晶パネル23r,23g,23bは、その入射面20aに入射した直線偏光の偏光軸を、開口部20毎に制御する。
液晶パネル23rは、その入射面20aに入射した赤色光の偏光軸を開口部20毎に制御して、液晶パネル23rの出射面20bから赤色光が出射されることにより、液晶パネル23rを赤色光が透過する。このようにして液晶パネル23rを透過した赤色光は、偏光子と同様に構成された光変調素子である出射側偏光板25rに入射して、赤色光が出射側偏光板25rを透過することによって、赤色の映像が生成される。
また、液晶パネル23gは、その入射面20aに入射した緑色光の偏光軸を開口部20毎に制御して、液晶パネル23gの出射面20bから緑色光が出射されることにより、液晶パネル23gを緑色光が透過する。このようにして液晶パネル23gを透過した緑色光は、偏光子と同様に構成された光変調素子である出射側偏光板25gに入射して、緑色光が出射側偏光板25gを透過することによって、緑色の映像が生成される。
また、液晶パネル23bは、その入射面20aに入射した青色光の偏光軸を開口部20毎に制御して、液晶パネル23bの出射面20bから青色光が出射されることにより、液晶パネル23bを青色光が透過する。このようにして液晶パネル23bを透過した青色光は、偏光子と同様に構成された光変調素子である出射側偏光板25bに入射して、青色光が出射側偏光板25bを透過することによって、青色の映像が生成される。
以上のように、各液晶パネル23r,23g,23bが直線偏光の偏光軸を変化させる変調を行うことによって、液晶ライトバルブ2r,2g,2bにおいて各色の映像が生成され、液晶ライトバルブ2r,2g,2bから各色の映像の光が出射される。そして、各色の映像の光(即ち、液晶ライトバルブ2r,2g,2bを透過した赤色光、緑色光、及び青色光)は、ダイクロイックプリズム3に入射する。
図2(a)及び(b)に示すように、略立方体形状のダイクロイックプリズム3は、複数の光学部品を貼り合わせて形成された色合成プリズムであって、赤色光、緑色光、及び青色光を合成する光合成部材である。
具体的には、ダイクロイックプリズム3は、4つの光学部品である三角プリズム31,32,33,34により構成されている。三角プリズム31,32,33,34は、直角二等辺三角形の形状を底面として、その底面から縦方向(直線方向)に延びた三角柱状のプリズムであって、それぞれ、縦方向からの平面視において直角となる1つの角31b,32b,33b,34bを有している。
そして、三角プリズム31,32,33は、それぞれ、角31b,32b,33bを頂角として、この頂角に対向する平面である1つの入射面31a,32a,33aを有している。また、三角プリズム34は、角34bを頂角として、この頂角に対向する平面である1つの出射面34aを有している。
ダイクロイックプリズム3は、同プリズム3の内部(即ち中心部)において三角プリズム31,32,33,34の4つの角31b,32b,33b,34bが接合された中心接合部3aを有している。縦方向に直交する平面において、ダイクロイックプリズム3が有する入射面31a,32a,33aの中央部は、それぞれ、液晶パネル23g,23r,23bの出射面20bの中央部と対向するように設けられている。即ち、縦方向に直交する平面において、液晶パネル23r,23g,23bの中央部と、ダイクロイックプリズム3の中心接合部3aとは、同じ光軸上に設けられている。
角31b,32b,33b,34bが接合されることにより、入射面31a,32a,33a及び出射面34aは、縦方向に延びて設けられるダイクロイックプリズム3の壁面を構成している。入射面31aには、液晶ライトバルブ2gを透過した緑色光が入射し、入射面32aには、液晶ライトバルブ2rを透過した赤色光が入射する。また、入射面33aには、液晶ライトバルブ2bを透過した青色光が入射する。
3方向からダイクロイックプリズム3に入射した各色の光は、同じ一方向に導かれて合成される。即ち、図示しない透明な接着剤層を介して4つの三角プリズム31,32,33,34が接合されたダイクロイックプリズム3において、その接合部分に、出射面34aに対して垂直な入射面32a,33aに入射した赤色光及び青色光を出射面34aに向けて反射するダイクロイック膜(図示略)が設けられている。
このようにして、液晶ライトバルブ2r,2g,2bを透過した赤色光、緑色光、及び青色光がダイクロイックプリズム3で合成されることによって、3色以上のフルカラーの映像が生成される。
ダイクロイックプリズム3で合成された光であるフルカラーの映像の光は、出射面34aから出射されて投射部としての投射レンズ16に入射する。そして、投射レンズ16が映像の光をスクリーンや壁等の平面上に投射することによって、プロジェクタ1は映像を表示する。
以上のように、プロジェクタ1は、映像を生成するために光を変調する複数の光変調素子として液晶パネル23r,23g,23bと、各液晶パネル23r,23g,23bによって変調された映像表示用の光を合成するダイクロイックプリズム3と、ダイクロイックプリズム3により合成された光を投射する投射レンズ16とを備えている。
ここで、本実施形態に係るプロジェクタ1は、ダイクロイックプリズム3に入射する光がその中心接合部3aを回避するように光路を変更する光路変更部材としてレンズアレイ4(図1参照)を備えている。
図3(a)及び(b)に示すように、薄板状のレンズアレイ4は、変調された光(具体的には、液晶パネル23r,23g,23bを透過した光)が入射する入射面である平面40aと、平面40aに入射した光が出射される出射面である曲面40bとを有するマイクロレンズアレイである。曲面40bは、レンズアレイ4が有するレンズ41の凸面である。即ち、レンズアレイ4は、縦方向に直交する横方向において並べられて設けられたレンズ41を複数有している。そして、各レンズ41は、光を透過させる方向に突出した凸面である曲面40bを有し、これらの曲面40bがレンズアレイ4から光を出射させる出射面として構成されている。
レンズアレイ4は、液晶パネル23r,23g,23bにおいて横方向に並べられて設けられた開口部20毎に光路を変更するために、m個のレンズ41を有することが好ましい。なお、レンズアレイ4の図示の簡略化の観点から、図面においては、横方向において12個のレンズ41が並べられて設けられたレンズアレイ4が図示されている。
本実施形態においては、レンズ41は縦方向に延びて設けられ、レンズ41の断面形状は縦方向において変化しないように構成されている。即ち、図3(a)に示すように、1つのレンズ41は円柱の一部となる形状であって、レンズ41の曲面40bは円柱状である。
図4に示すように、レンズアレイ4は出射面20bに設けられている。なお、図4は、液晶パネル23gの出射面20bに設けられたレンズアレイ4を図示しているが、液晶パネル23r,23bの出射面20bにも、レンズアレイ4が同様に構成されている。即ち、各液晶パネル23r,23g,23bの出射面20bにレンズアレイ4が設けられている。レンズアレイ4は、例えば、透明な接着剤層(図示略)を介してレンズアレイ4の平面40aが貼り付けられることによって、液晶パネル23r,23g,23bに対して固定されている。
以上のようにして各液晶パネル23r,23g,23bに設けられたレンズアレイ4において、開口部20の各々に対応させてレンズ41が設けられている。即ち、1つの開口部20を通過した光が、1つのレンズ41を透過するように構成されている。なお、1つのレンズ41が、2つ以上の開口部20に対応するように構成してもよい。
そして、縦方向に垂直な断面において、開口部20の中心軸Aに対して、その開口部20に対応させたレンズ41の光軸Bが、出射面20bにおけるその開口部20の位置に応じて偏芯の度合いが異なるように構成されている。以下、開口部20の中心軸Aと、その開口部20を通過した光が透過するレンズ41の光軸Bとの関係を、図4(a)〜(c)を参照しながら説明する。なお、ここでいう「光軸B」とは、縦方向に直交する断面において対称性を有するレンズ41の対称軸(即ち、中心軸)である。
図4(a)〜(c)は縦方向に直交する断面を示し、図4(a)は、複数のレンズ41のうち出射面20bの中央部に設けられたレンズ41aの光軸Bと、そのレンズ41aに対応する開口部20の中心軸Aとの関係を示している。また、図4(c)は、複数のレンズ41のうち出射面20bの端部に設けられたレンズ41cの光軸Bと、そのレンズ41cに対応する開口部20の中心軸Aとの関係を示している。また、図4(b)は、レンズ41aよりも出射面20bの端部側に設けられ、かつ、レンズ41cよりも出射面20bの中央部側に設けられたレンズ41bの光軸Bと、そのレンズ41bに対応する開口部20の中心軸Aとの関係を示している。
図4(a)に示すように、出射面20bの中央部に設けられたレンズ41aの光軸Bは、そのレンズ41aを透過する光が通過する開口部20の中心軸Aに対して、出射面20bの端部側に偏芯している。レンズ41aの光軸Bとレンズ41aに対応する開口部20の中心軸Aの間隔は、レンズ41bの光軸Bとレンズ41bに対応する開口部20の中心軸Aの間隔に比べて大きい。本実施形態においては、レンズ41aからレンズ41bに向かうにつれて、レンズ41の光軸Bと、そのレンズ41に対応する開口部20の中心軸Aとの間隔は小さくなり、図4(b)に示すように、レンズ41bの光軸Bとレンズ41bに対応する開口部20の中心軸Aは同じである。
また、図4(c)に示すように、出射面20bの端部に設けられたレンズ41cの光軸Bは、そのレンズ41cを透過する光が通過する開口部20の中心軸Aに対して、出射面20bの中央部側に偏芯している。即ち、本実施形態においては、レンズ41bからレンズ41cに向かうにつれて、レンズ41の光軸Bと、そのレンズ41に対応する開口部20の中心軸Aとの間隔は大きくなる。従って、出射面20bの中央部側と端部側においては、開口部20の中心軸Aに対して、その開口部20を通過した光が透過するレンズ41の光軸Bが個別の方向に偏芯している。
以上のような構成を備えたレンズアレイ4は、液晶パネル23r,23g,23bから出射される光を屈折させて光路を変更する。以下、模式図である図5(a)及び(b)を参照しながら、レンズアレイ4により変更される光路を具体的に説明する。なお、縦方向に直交する断面図である図5は、液晶パネル23gに設けられたレンズアレイ4により屈折された光を図示しているが、液晶パネル23r,23bに設けられたレンズアレイ4によっても同様に光が屈折される。
図5(a)及び(b)に示すように、光源11からの光は集光レンズ14により集光されながら液晶ライトバルブ2r,2g,2bに入射するため、所定範囲の角度から液晶パネル23gに光が入射する。図5(a)は、横方向の一方から液晶パネル23gに斜めに入射する光L1の光路を示す図であって、図5(b)は、横方向の他方から液晶パネル23gに斜めに入射する光L2の光路を示す図である。
図5(a)及び(b)に示すように、レンズアレイ4は、液晶パネル23gの出射面20bの中央部から出射される光L1,L2を、出射面20bの端部側に屈折させる。具体的には、レンズアレイ4が、出射面20bの中央部に設けられたレンズ41aにおいて、出射面20bから出射される光を出射面20bの横方向における端部側に屈折させる。従って、図6(a)に示すように、液晶ライトバルブ2gを透過した緑色光は、ダイクロイックプリズム3の中心接合部3aを回避して、ダイクロイックプリズム3の出射面34aから出射される。また、図6(b)に示すように、液晶ライトバルブ2rを透過した赤色光は、ダイクロイックプリズム3の中心接合部3aを回避して、ダイクロイックプリズム3の出射面34aから出射される。また、図6(c)に示すように、液晶ライトバルブ2bを透過した青色光は、ダイクロイックプリズム3の中心接合部3aを回避して、ダイクロイックプリズム3の出射面34aから出射される。
さらに、図5(a)及び(b)に示すように、レンズアレイ4は、液晶パネル23gの出射面20bの端部から出射される光L1,L2を、出射面20bの中央部側に屈折させる。具体的には、レンズアレイ4が、出射面20bの端部に設けられたレンズ41cにおいて、出射面20bから出射される光を出射面20bの横方向における中央部側に屈折させる。従って、図6(a)に示すように、液晶ライトバルブ2gを透過してダイクロイックプリズム3に入射した緑色光が、ダイクロイックプリズム3の壁面である入射面32a,33aにおいて反射することが抑制される。また、図6(b)に示すように、液晶ライトバルブ2rを透過してダイクロイックプリズム3に入射した赤色光が、ダイクロイックプリズム3の壁面である入射面32a及び出射面34aにおいて反射することが抑制される。図6(c)に示すように、液晶ライトバルブ2bを透過してダイクロイックプリズム3に入射した青色光が、ダイクロイックプリズム3の壁面である入射面33a及び出射面34aにおいて反射することが抑制される。
従来のプロジェクタにおいては、図8に示すように、液晶ライトバルブ102gの端部を透過した光は、プリズム103の壁面132a,133aに向けてプリズム103に入射していた。このように入射した光が、プリズム103の壁面132a,133aにおいて反射することにより、図9に示すように映像の端部が暗くなったり、光漏れが発生したりするというおそれがあった。従って、本実施形態においては、ダイクロイックプリズム3(光合成部材)に入射した光がその壁面である入射面32a,33a及び出射面34aにおいて反射することに起因して発生する光の利用効率の低下が抑制される。
本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)プロジェクタ1は、ダイクロイックプリズム3に入射する光が中心接合部3aを回避するように光路を変更する光路変更部材としてレンズアレイ4を備える。従って、ダイクロイックプリズム3に入射する光が中心接合部3aを回避するように、その光の光路がレンズアレイ4によって変更される。このため、ダイクロイックプリズム3に入射する光が、中心接合部3aにおいて乱反射すること等を抑制することができる。また、ダイクロイックプリズム3に入射して中心接合部3aを回避した光は映像の表示に供することができるため、ダイクロイックプリズム3に入射した光が中心接合部3aにおいて吸収される構成に比べて、映像の表示に利用される光の利用効率が高い。よって、上記構成によれば、ダイクロイックプリズム3における光の利用効率の低下を抑制することができ、かつ、映像においてダイクロイックプリズム3の中心接合部3aの影が生じないようにすることができる。
(1)プロジェクタ1は、ダイクロイックプリズム3に入射する光が中心接合部3aを回避するように光路を変更する光路変更部材としてレンズアレイ4を備える。従って、ダイクロイックプリズム3に入射する光が中心接合部3aを回避するように、その光の光路がレンズアレイ4によって変更される。このため、ダイクロイックプリズム3に入射する光が、中心接合部3aにおいて乱反射すること等を抑制することができる。また、ダイクロイックプリズム3に入射して中心接合部3aを回避した光は映像の表示に供することができるため、ダイクロイックプリズム3に入射した光が中心接合部3aにおいて吸収される構成に比べて、映像の表示に利用される光の利用効率が高い。よって、上記構成によれば、ダイクロイックプリズム3における光の利用効率の低下を抑制することができ、かつ、映像においてダイクロイックプリズム3の中心接合部3aの影が生じないようにすることができる。
(2)ダイクロイックプリズム3に入射する光が中心接合部3aを回避するように光路を変更する光路変更部材は、複数のレンズ41を有するレンズアレイ4により構成されている。このため、各レンズ41により光路を細かく変更することができる。
(3)レンズアレイ4を構成するレンズ41の曲面40bが円柱状である。このため、レンズ41の曲面40bが球面状である場合に比べて、レンズアレイ4の断面形状を簡素化することができる。
(4)液晶パネル23r,23g,23bには映像を構成する画素の各々に対応する開口部20が設けられ、開口部20の各々に対応させてレンズ41が設けられている。このため、開口部20毎に光路を変更することができる。また、レンズアレイ4を構成するレンズ41の曲面40bが円柱状である場合には、横方向において配列された開口部20毎に光路を変更することができ、かつ、縦方向において配列された開口部20の各々に対応させるレンズを1つのレンズ41で構成することができる。
(5)液晶パネル23r,23g,23bは、変調された光(即ち、偏光軸が制御された光)が出射される出射面20bを有し、レンズアレイ4は、液晶パネル23r,23g,23bの出射面20bの中央部から出射される光を、その出射面20bの端部側(即ち、光軸から遠ざかる方向)に屈折させる。このため、液晶パネル23r,23g,23bの中央部と中心接合部3aが同じ光軸上に設けられている場合であっても、出射面20bの端部側に光を屈折させることにより、光は中心接合部3aを回避する。
(6)レンズアレイ4は、液晶パネル23r,23g,23bの出射面20bの端部から出射される光を、その出射面20bの中央部側(即ち、光軸に近づく方向)に屈折させる。このため、ダイクロイックプリズム3に入射した光が、ダイクロイックプリズム3の壁面(入射面32a,33a及び出射面34a)において反射することを抑制することができる。従って、ダイクロイックプリズム3の壁面における光の反射に起因して発生する映像の端部の光量低下を抑制することができる。
(7)プロジェクタ1は、光変調素子として光の3原色に対応した3つの液晶パネル23r,23g,23bを備え、液晶パネル23r,23g,23bの各々にレンズアレイ4が設けられている。従って、各液晶パネル23r,23g,23bを透過した光は、それぞれ、ダイクロイックプリズム3が有する中心接合部3aを回避するように光路が変更されるため、いわゆる3板方式の液晶プロジェクタ1において、映像においてダイクロイックプリズム3の中心接合部3aの影が生じることを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の液晶パネル23r,23g,23bによれば、以下の効果を得ることができる。
(8)映像を生成するために光を変調する光変調素子である液晶パネル23r,23g,23bにおいて、出射面20bに、この出射面20bの中央部から出射される光を出射面20bの端部側に屈折させるレンズアレイ4が設けられている。このため、液晶パネル23r,23g,23bの中央部と中心接合部3aとを同じ光軸上に設けることにより、光は中心接合部3aを回避する。その結果、上記(1)の効果を得ることができる。また、上記(6)の効果を得ることができる。
(8)映像を生成するために光を変調する光変調素子である液晶パネル23r,23g,23bにおいて、出射面20bに、この出射面20bの中央部から出射される光を出射面20bの端部側に屈折させるレンズアレイ4が設けられている。このため、液晶パネル23r,23g,23bの中央部と中心接合部3aとを同じ光軸上に設けることにより、光は中心接合部3aを回避する。その結果、上記(1)の効果を得ることができる。また、上記(6)の効果を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の設計変更をすることが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。例えば、上記実施形態を以下のように変更してもよく、以下の変更を組み合わせて実施してもよい。
・上記実施形態において、球面状のレンズを有するレンズアレイ(不図示)により光路変更部材を構成してもよい。即ち、液晶パネル23r,23g,23bと同様に、球面状のレンズが横方向にm列設けられるとともに縦方向にn列設けられているレンズアレイにより光路変更部材を構成してもよく、このように構成しても、開口部20の各々に対応させてレンズを設けることができる。
・上記実施形態において、光路変更部材が、図7に示すような複数のプリズム要素51を有するプリズムアレイ5により構成されていてもよい。以下、図7に示すプリズムアレイ5を詳しく説明する。
図7(a)及び(b)に示すように、薄板状のプリズムアレイ5は、変調された光が入射する入射面である平面50aと、平面50aに入射した光が出射される出射面である平面50bとを有するマイクロプリズムアレイである。平面50bは、プリズムアレイ5が有するプリズム要素51の壁面である。即ち、プリズムアレイ5は、横方向において並べられて設けられたプリズム要素51を複数有している。そして、各プリズム要素51は、横方向に対して0度以上の所定の角度をなす壁面である平面50bを有し、これらの平面50bがプリズムアレイ5から光を出射させる出射面として構成されている。
プリズムアレイ5は、液晶パネル23r,23g,23bにおいて横方向に並べられて設けられた開口部20毎に光路を変更するために、m個のプリズム要素51を有することが好ましい。なお、プリズムアレイ5の図示の簡略化の観点から、図面においては、横方向において10個のプリズム要素51が並べられて設けられたプリズムアレイ5が図示されている。また、図7に示すプリズム要素51は縦方向に延びて設けられ、プリズム要素51の断面形状は縦方向において変化しないように構成されている。即ち、プリズム要素51は角柱状である。
プリズムアレイ5は、レンズアレイ4と同様にして、各液晶パネル23r,23g,23bの出射面20bに設けられる。このように液晶パネル23r,23g,23bに設けられたプリズムアレイ5は、レンズアレイ4と同様に、1つの開口部20を通過した光が1つのプリズム要素51を透過するように、開口部20の各々に対応させてプリズム要素51が設けられる。なお、1つのプリズム要素51が、2つ以上の開口部20に対応するように構成してもよく、図7に示すプリズム要素51bは、2つの開口部20に対応している。
そして、縦方向に垂直な断面において、プリズム要素51が有する平面50bの横方向に対する傾斜が、そのプリズム要素51を透過する光が通過する開口部20の出射面20bにおける位置に応じた度合いとなるように構成されている。従って、出射面20bの中央部に設けられるプリズム要素51aと、出射面20bの端部に設けられるプリズム要素51cと、プリズム要素51aよりも出射面20bの端部側に設けられ、かつ、プリズム要素51cよりも出射面20bの中央部側に設けられたプリズム要素51bとにおいて、それらの平面50bの傾斜態様は異なっている。
具体的には、複数のプリズム要素51のうち出射面20bの中央部に設けられるプリズム要素51aの平面50bは、出射面20bの端部側に向かうにつれてプリズム要素51が厚くなるように、横方向に対して傾斜している。そして、プリズム要素51aからプリズム要素51bに向かうにつれて、プリズム要素51が有する平面50bの横方向に対する傾斜度合いは小さくなり、プリズム要素51bの平面50bは、横方向に対して平行になる。
また、複数のプリズム要素51のうち出射面20bの端部に設けられるプリズム要素51cの平面50bは、中央部側に向かうにつれてプリズム要素51が厚くなるように、横方向に対して傾斜している。図7に示すプリズムアレイ5においては、プリズム要素51aとプリズム要素51cとが有する平面50bは、互いに異なる方向に傾斜し、プリズム要素51bからプリズム要素51cに向かうにつれて、プリズム要素51が有する平面50bの横方向に対する傾斜度合いは大きくなっている。
プリズムアレイ5は、レンズアレイ4と同様に、液晶パネル23r,23g,23bの出射面20bの中央部から出射される光L1,L2を、出射面20bの端部側に屈折させる。具体的には、プリズムアレイ5が、出射面20bの中央部に設けられたプリズム要素51aにおいて、出射面20bから出射される光を出射面20bの横方向における端部側に屈折させる。
さらに、プリズムアレイ5は、レンズアレイ4と同様に、液晶パネル23r,23g,23bの出射面20bの端部から出射される光L1,L2を、出射面20bの中央部側に屈折させる。具体的には、プリズムアレイ5が、出射面20bの端部に設けられたプリズム要素51aにおいて、出射面20bから出射される光を出射面20bの横方向における中央部側に屈折させる。
以上のように、光路変更部材が、複数のプリズム要素51を有するプリズムアレイ5であっても、上記(1)〜(8)に準じた効果を得ることができる。具体的には、各プリズム要素51により光路を細かく変更することができ、また、光路変更部材が球面状のレンズを有するレンズアレイである場合に比べて光路変更部材の断面形状を簡素化することができる。また、画素に対応する開口部20毎に光路を変更することができる。さらに、横方向において配列された開口部20毎に光路を変更することができ、かつ、縦方向において配列された開口部20の各々に対応させるプリズム要素を1つのプリズム要素51で構成することができる。
・光路変更部材は、液晶パネル23r,23g,23bに設けられていなくてもよい。例えば、液晶ライトバルブ2r,2g,2bを構成する出射側偏光板25r,25g,25b等の他の光変調素子に光路変更部材が設けられていてもよい。また、光変調素子とは別個に光路変更部材が設けられていてもよい。
・光路変更部材が設けられる光変調素子は、液晶パネル23r,23g,23bでなくてもよく、光路変更部材が液晶ライトバルブ2r,2g,2bに設けられていなくてもよい。例えば、光の3原色に対応した3つのLED(Light Emitting Diode)から出射された赤色光、緑色光、及び青色光を、クロスダイクロイックプリズムにより合成して光源の白色光を生成する投写型映像表示装置(不図示)において、上記光路変更部材を備える構成としてもよい。
なお、上記実施形態においては、液晶パネル23r,23g,23bの出射面20bにレンズアレイ4が貼り付けて固定されていたが、レンズアレイ4を液晶パネル23r,23g,23b内に組み込んだ構成にしてもよい。
・複数の光学部品の角が接合された中心接合部を内部に有するのであれば、クロスダイクロイックプリズム以外の光合成部材についても、本発明を適用して上述の効果を得ることができる。
1…液晶プロジェクタ(投写型映像表示装置)、2r,2g,2b…液晶ライトバルブ、3…クロスダイクロイックプリズム(光合成部材)、3a…中心接合部、4…レンズアレイ(光路変更部材)、5…プリズムアレイ(光路変更部材)、11…光源、12…インテグレータレンズ、13…偏光変換素子、14…集光レンズ、15r,15b…ダイクロイックミラー、16…投射レンズ(投射部)、17…反射ミラー、20…開口部、20a…入射面、20b…出射面、21r,21g,21b…入射側偏光板、23r,23g,23b…液晶パネル(光変調素子)、25r,25g,25b…出射側偏光板、31,32,33,34…三角プリズム(光学部品)、31a,32a,33a…入射面(壁面)、34a…出射面(壁面)、31b,32b,33b,34b…角、40a…平面(入射面)、40b…曲面(出射面)、41,41a,41b,41c…レンズ、50a…平面(入射面)、50b…平面(出射面)、51,51a,51b,51c…プリズム要素、A…開口部の中心軸、B…レンズの光軸、L1,L2…光。
Claims (11)
- 映像表示用の光を合成する光合成部材と、前記光合成部材により合成された光を投射する投射部とを備え、前記光合成部材は、該光合成部材の内部において複数の光学部品の角が接合された中心接合部を有する投写型映像表示装置であって、
前記光合成部材に入射する光が前記中心接合部を回避するように光路を変更する光路変更部材を備える
ことを特徴とする投写型映像表示装置。 - 前記光路変更部材は、複数のレンズを有するレンズアレイにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
- 前記レンズの曲面が円柱状であることを特徴とする請求項2に記載の投写型映像表示装置。
- 映像を生成するために光を変調する複数の光変調素子を備え、前記光合成部材は、映像表示用の光として前記光変調素子の各々により変調された光を合成し、
前記光変調素子には映像を構成する画素の各々に対応する開口部が設けられ、前記開口部の各々に対応させて前記レンズが設けられている
ことを特徴とする請求項2または3に記載の投写型映像表示装置。 - 前記光路変更部材は、複数のプリズム要素を有するプリズムアレイにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
- 映像を生成するために光を変調する複数の光変調素子を備え、前記光合成部材は、映像表示用の光として前記光変調素子の各々により変調された光を合成し、
前記光変調素子には映像を構成する画素の各々に対応する開口部が設けられ、前記開口部の各々に対応させて前記プリズム要素が設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の投写型映像表示装置。 - 前記光変調素子は変調された光が出射される出射面を有し、
前記光路変更部材は、前記出射面の中央部から出射される光を該出射面の端部側に屈折させる
ことを特徴とする請求項4または6に記載の投写型映像表示装置。 - 前記光路変更部材は、前記出射面の端部から出射される光を該出射面の中央部側に屈折させることを特徴とする請求項7に記載の投写型映像表示装置。
- 前記光変調素子として光の3原色に対応した3つの液晶パネルを備え、前記液晶パネルの各々を透過した光は前記光合成部材に入射して合成され、前記液晶パネルの各々に前記光路変更部材が設けられていることを特徴とする請求項4,6,7,8のいずれか一項に記載の投写型映像表示装置。
- 映像を生成するために光を変調するとともに、変調された光が出射される出射面を有する光変調素子であって、
前記出射面に、該出射面の中央部から出射される光を該出射面の端部側に屈折させる光路変更部材が設けられている
ことを特徴とする光変調素子。 - 前記光路変更部材は、さらに、前記出射面の端部から出射される光を該出射面の中央部側に屈折させることを特徴とする請求項10に記載の光変調素子。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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