JP2011217329A - フロー制御システム、及びフロー制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】クレジット方式のフロー制御を行うこと。
【解決手段】パケットを送信する送信装置101と、送信装置101から送信されたパケットを受信する受信装置102とを備え、送信装置101は、当該送信装置101から受信装置102へのパケットの送信をフロー制御するフロー制御部109を有し、受信装置102は、当該受信装置102の状態の変化を予測するクレジット通知可能予測部106を有し、フロー制御部109は、受信装置102の現在の状態と、クレジット通知可能予測部106が予測した状態の変化とに基づいて、送信装置101をフロー制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フロー制御システム、及びフロー制御方法に関する。特に本発明は、クレジット方式のフロー制御を行うフロー制御システム、及びフロー制御方法に関する。
一の装置が別の装置にデータを送る場合、受信側の装置の受信バッファがバッファオーバーフローを引き起こさないように、送信側の装置と受信側の装置との間でフロー制御を行い、送信側の装置がデータを送ることを制限している。
例えば、クレジット方式のフロー制御では、送信装置は送信可能な分だけクレジットを持っている。クレジット方式における1クレジットは送信装置から受信装置へ1回に送るデータ量と対応している。本方法では送信装置が受信装置へデータを送ると、送信装置は送ったデータ分のクレジットを減算する信号を、クレジットを計算する処理部へ送る。また、受信装置が後続処理部へデータを送り受信バッファに空きができると、受信装置は送った分のクレジットを加算する信号を、クレジットを計算する処理部へ送る。そして、クレジットを計算する処理部は、現在のクレジット数、クレジットを加算する信号、クレジットを減算する信号を元に更新クレジットを計算する。このとき、更新クレジットは受信バッファが送信装置から受け取り可能なデータ量に相当するクレジットを超えない。そのため、更新クレジットが0より大きいことを確認しながら送信装置から受信装置へデータを送ることにより、バッファオーバーフローを起こすことなくデータを送ることが可能になる。クレジットに基づくフロー制御の例として、特許文献1、及び特許文献2に開示されたものがある。
図6は、既知のフロー制御システム900の一例を示す。フロー制御システム900は送信装置から受信装置へデータを送る際のフロー制御をクレジット方式で行うものであり、大別すると、データを送信する送信装置901と、送信装置901が送ったデータを受信する受信装置902と、受信装置902から処理装置パケット912を受け取る処理装置913とから構成される。ここで言う送信装置901はデータ送信装置側の処理部において受信装置側に対するインターフェイスになる部分であり、受信装置902はデータ受信装置側の処理部において送信装置側に対するインターフェイスになる部分である。送信装置901と受信装置902の間では、送信装置901から受信装置902へ転送パケット909を送り、受信装置902から送信装置901へクレジット加算信号910を送る、信号のやりとりが行われる。
送信装置901は、送信データを一時格納するFIFO(First−in First−out;先入れ先出し)方法の送信バッファ903と、現在のクレジットを保持するクレジット保持部905と、現在のクレジットとクレジット加算信号910とクレジット減算信号914からクレジットを計算するクレジット計算部904と、クレジット計算部904からの信号に基づきフロー制御を行うフロー制御部906と、を備える。
送信バッファ903は、送信装置側の内部に設けられたデータ送信元(不図示)からデータを受け取り、受け取ったデータを一時的に格納し、フロー制御部906のフロー制御に従い、後述する受信バッファ907へ送る。
受信装置902は、送信装置901から受けとったデータを一時格納するFIFO方法の受信バッファ907と、送信装置901へクレジット加算信号910を送るクレジット通知部908とを備える。
図7に示すフローチャートを利用して、フロー制御システム900の送信装置901の動作について説明する。まず、初期値として保持するクレジットの初期値をクレジット保持部905が設定する(S901)。このとき、初期値は受信バッファ907が一時格納可能な転送パケット909の数に相当するクレジット数とする。
次に、クレジット計算部904は、クレジット加算信号910、クレジット減算信号914、およびクレジット保持部905から現在のクレジット、を受け取る(S902)。クレジット加算信号910は受信バッファ907が処理装置913へ処理装置パケット912を送った場合にクレジット通知部908から受け取る。また、クレジット減算信号914は送信バッファ903が受信バッファ907へ転送パケット909を送った場合に送信バッファ903から受け取る。
その後、クレジット計算部904はクレジットの計算を行う(S903)。クレジット計算部904は現在のクレジットに対して、クレジット加算信号910を受け取った場合は1を加算し、クレジット減算信号914を受け取った場合は1を減算する。クレジット加算信号910とクレジット減算信号914両方を受け取った場合は加減算を行わない。この計算結果をクレジット計算結果916とする。その後、クレジット計算部904はクレジット計算結果916をクレジット保持部905とフロー制御部906へ送り、クレジット保持部905はクレジット計算結果916を新しい現在のクレジットとして保持する。
そして、フロー制御部906はクレジット計算結果916が0より大きいか判定を行う(S904)。判定の結果、クレジット計算結果916が0より大きいことは、フロー制御の結果、データを送ることが可能であることを意味する。
判定の結果、データを送ることが可能で、送信バッファ903が送るデータを一時格納しているとき、送信バッファ903は受信バッファ907へ転送パケット909を送る(S905)。同時に、送信バッファ903からクレジット計算部904へクレジット減算信号914を送る。
ステップS902からステップS904までが1サイクルで行われ、次のサイクル以降はステップS902(もしくはステップS905)から始まりステップS904まで1サイクルで行われる。
データを送ると、次のサイクルでクレジット減算信号914によりクレジットが1減算され、送信装置901は受信装置902へデータを送る権利を1クレジット分失う。
このように送信装置901が受信装置902へ転送パケット909を送ると、受信装置902は図8で示すフローチャートに従って動作する。受信バッファ907は転送パケット909を受け取る(S911)。受信バッファ907は受け取ったデータを処理装置913へ送る(S912)。このとき、受信バッファ907はクレジット通知部908へ受信バッファクレジット信号911を送る(S913)。その後、受信バッファクレジット信号911を受け取ると、クレジット通知部908はクレジット計算部904へクレジット加算信号910を送る(S914)。
ステップS914でクレジット通知部908がクレジット計算部904へ送ったクレジット加算信号910により、図7のフローチャートのステップS903において送信装置901のクレジットが回復し、送信装置901は受信装置902へデータを送る権利を1クレジット分得る。
以上説明したフロー制御では、その時点で受信バッファ907が受信可能な転送パケット909の数は、クレジットの計算結果916に相当する転送パケット909の数より大きい。クレジットの計算結果916が0より大きいことを確認しながら送信装置901は受信バッファ907へ転送パケット909を送るので、受信バッファ907は必ず転送パケットを一時格納できる空きバッファを持っており、バッファオーバーフローを起こすことはない。
特開2004−235728号公報 特開2007−221233号公報
ところで、1サイクルあたりの実行時間は、プロセス技術の微細化に伴ってクロック周波数が向上し、短くなってきている。一方、例えばIC(Integrated Circuit)の場合、単位時間あたりの信号の伝達距離は、プロセス技術の微細化に伴ってRC遅延が増大し、短くなってきている。即ち、1サイクルで信号が伝達する距離は、プロセス技術の微細化に伴って、短くなってきている。そのため、信号の伝達には、複数のサイクルが必要になるケースが増えている。
このことは、送信装置と受信装置との間でクレジット方式のフロー制御を行う場合でも、同じことが言える。そのため、上記のような既知のフロー制御システムでは、受信装置からのクレジット増加信号の伝達に時間がかかり、受信装置の受信バッファに空きがあるのにも関わらずクレジットの回復に遅れが出るケースが生じている。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によると、クレジット方式のフロー制御を行うフロー制御システムであって、パケットを送信する送信装置と、送信装置から送信されたパケットを受信する受信装置とを備え、送信装置は、当該送信装置から受信装置へのパケットの送信をフロー制御するフロー制御部を有し、受信装置は、当該受信装置の状態の変化を予測するクレジット通知可能予測部を有し、フロー制御部は、受信装置の現在の状態と、クレジット通知可能予測部が予測した状態の変化とに基づいて、送信装置をフロー制御する。
本発明の第2の形態によると、クレジット方式のフロー制御を行うフロー制御方法であって、送信装置から受信装置へのパケットの送信をフロー制御するフロー制御段階と、受信装置の状態の変化を予測するクレジット通知可能予測段階とを備え、フロー制御段階においては、受信装置の現在の状態と、クレジット通知可能予測段階において予測された状態の変化とに基づいて、送信装置をフロー制御する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、受信装置から送信装置へ、クレジット加算信号が早期に送られる。そのため、既知の手法と比較して、クレジットを早く回復することができる。その結果、既知の手法と比較して、送信装置から受信装置へ、データを早く送ることができる。
このように、この発明によれば、送信装置から受信装置へ、早くデータが送られるので、送信装置の送信バッファに空きができる。その結果、送信装置では、空いた送信バッファへデータが早く送られることになる。
一実施形態に係るフロー制御システム100のブロック構成の一例を示す図である。 本発明の受信バッファと処理装置を示すブロック図である。 本発明のラウンドロビンクロスバとバッファ群と後続処理部を示すブロック図である。 本発明の制御を示すフローチャートである。 本発明の受信側の制御を示すフローチャートである。 既知のフロー制御システム900の一例を示す図である。 既知のフロー制御システム900の送信側の制御を示すフローチャートである。 既知のフロー制御システム900の受信側の制御を示すフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係るフロー制御システム100のブロック構成の一例を示す。フロー制御システム100は、上記のフロー制御システム900と同様に、現在のクレジット、クレジット加算信号、及びクレジット減算信号に基づいてクレジットを計算し、計算したクレジットに基づいてフロー制御を行う。ただし、フロー制御システム100は、上記のフロー制御システム900と異なり、処理装置の状態から一定サイクル内に受信バッファが処理装置へデータを送ることを予測し、予測に基づいてクレジット加算信号を受信装置から送信装置へ送る。このように、フロー制御システム100では、早いタイミングで送信装置がクレジット加算信号を受け取るため、送信バッファが受信バッファへデータを送るタイミングを早めることができる。以下、フロー制御システム100の詳細を説明する。
フロー制御システム100は、上記のフロー制御システム900と同様に、送信回路側に設けられてデータを送信する送信装置101と、受信回路側に設けられてデータを受信する受信装置102と、受信バッファ104からデータを受け取り、処理を行う処理装置105とからなる。送信装置101と受信装置102の間のやりとりとして、送信装置101は受信装置102へ転送パケット111を送り、受信装置102は送信装置101へクレジット加算信号113を送る。
送信装置101は送信データを一時格納するFIFO方法の送信バッファ103と、現在のクレジットを保持するクレジット保持部107と、クレジットを計算するクレジット計算部108と、フロー制御を行うフロー制御部109と、を備える。
送信バッファ103は、送信装置101の内部に設けられたデータ送信元(不図示)から送信データを受け取り、一時格納し、後述する受信装置102に送る。
受信装置102は、送信装置101から受けとったデータを一時格納するFIFO方法の受信バッファ104と、一定サイクル内に受信バッファ104が処理装置105へデータを送ることを予測するクレジット通知可能予測部106と、送信装置101へクレジット加算信号113を送るクレジット通知部110と、対応するクレジット加算信号113がすでにクレジット計算部108へ送られた受信バッファ104内の処理装置パケット112の数をカウントする予測クレジットカウント部136と、を備える。
図2に示した処理装置105は、受信バッファ104と受信バッファ群121が入力として接続されているラウンドロビンクロスバ122と、受信バッファ104に一時格納されているデータがラウンドロビンクロスバ122により出力されるまでに必要なサイクル数を予測する出力サイクル予測部126と、ラウンドロビンクロスバ122の出力に接続されているバッファ群125と、処理バッファ群125の空きバッファ数を数える空きバッファ数カウント部127と、バッファ群125からデータを受け取る後続処理部124と、を備える。
図3に示したバッファ群125はラウンドロビンクロスバ122の各出力ポートに接続している複数のバッファ123を備える。バッファ123はラウンドロビンクロスバ122からデータを受け取り、後続処理部124へデータを送る。
本実施例では送信バッファ103から受信バッファ104へ一度に送るデータ量と受信バッファ104から処理装置105へ一度に送るデータ量は同じであるとする。1クレジットはこの送信バッファ103から受信バッファ104へ一度に送るデータ量に相当する。
次に図4に示すフローチャートを利用して、フロー制御システム100の送信装置101の動作について説明する。まず、クレジット保持部107が現在のクレジットの初期値を設定する(S101)。初期値は受信バッファ104が一時格納可能な転送パケット111の数に相当するクレジットとする。
次に、クレジット計算部108は、クレジット保持部107から現在のクレジットを、クレジット通知部110からクレジット加算信号113を、送信バッファ103からクレジット減算信号117を受け取る(S102)。ここでクレジット加算信号113とクレジット減算信号117は常に送られてくるとは限らない。送られてくる条件は後述する。
その後、クレジット計算部108はクレジットの計算を行う(S103)。クレジット計算部108は現在のクレジットに対して、クレジット加算信号113を受け取った場合は1を加算し、クレジット減算信号117を受け取った場合は1を減算する。クレジット加算信号113とクレジット減算信号117両方を受け取った場合はクレジットに対して加減算を行わない。この計算結果をクレジット計算結果とする。計算後、クレジット計算部108はクレジット計算結果をクレジット保持部107へ送り、クレジット保持部107はクレジット計算結果を新しい現在のクレジットとして保持する。同時に、クレジット計算部108はクレジット計算結果をフロー制御部109へ送る。
そして、フロー制御部109はクレジット計算結果が0より大きいか判定を行う(S104)。判定の結果、クレジット計算結果が0よりも大きい場合、フロー制御部109は送信バッファ103へフロー制御信号116を送る。
さらに、フロー制御信号116を受け取り、かつ、データを一時格納している場合、送信バッファ103は転送パケット111を受信バッファ104へ送る(S105)。このとき送信バッファ103はクレジット減算信号117をクレジット計算部108へ送る。
ステップS102からステップS104は1サイクルで行われ、次のサイクル以降はステップS102(もしくはステップS105)から始まりステップS104まで1サイクルで行われる。
このように送信装置101はクレジットによるフロー制御を行い、送信装置から受信装置へデータを送る。
フロー制御システム100の受信装置102の処理について図5(a)(b)のフローチャートを元に説明する。本実施例では送信バッファ103と受信バッファ104のフロー制御の説明のみを行い、受信バッファ群121のフロー制御に関しては説明を行わない。
まず、クレジット通知可能予測部106は、クレジット通知部110から送られたクレジット加算信号113がクレジット計算部108に到達するために必要なサイクル数と、送信バッファ103から送られた転送パケット111が受信バッファ104に到達するために必要なサイクル数を足したものを往復サイクル数333として持つ(S111)。往復サイクル数333は、クレジット通知部110がクレジット加算信号113を送り、そのクレジット加算信号113による受信装置101のフロー制御によって送信バッファ103が転送パケット111を送り、その転送パケット111が受信バッファ104へ到達するまでのサイクル数を表す。
出力サイクル予測部126は受信バッファ104及び受信バッファ群121の、ラウンドロビンクロスバ122における出線競合調停の現在の状態から、受信バッファ104が一時格納している先頭データが最もサイクル数が必要な場合で何サイクル後にラウンドロビンクロスバ122から出力されるのか予測を行う(S112)。本予測では出力ポートに接続されているバッファは十分な空きを持っていると仮定する。
ラウンドロビンクロスバ122で採用している調停方法であるラウンドロビン方式では、1からn番までの入力ポートがあり、昇順に出線競合調停の勝者としていく場合、前のサイクルでa番入力ポートがb番出力ポートの出線競合調停の勝者であれば、その次のサイクルでは(a+1) mod n番入力ポートから昇順に先頭データの出力先がb番出力ポートである入力ポートを探し(n番ポートまで探した場合は1番ポートに戻る)、一番始めに見つかった入力ポートがb番出力ポートの出線競合調停の勝者となる。ラウンドロビン方式では、入力ポートがn個有り、現在m番入力ポートがk番出力ポートの出線競合調停の勝者であれば、j番入力ポートは最もサイクル数が必要な場合でも(j−m) mod nサイクル後に出線競合調停の勝者となる。ラウンドロビンクロスバ122は昇順で出線競合調停の勝者を決めるので、出力サイクル予測部126は(((受信バッファ104の入力ポート番号)−(受信バッファ104の先頭データの出力先ポートの現在の出線競合調停の勝者の入力ポート番号)) mod (入力ポート数))の計算式により、受信バッファ104が格納している先頭データが最もサイクル数が必要な場合で何サイクル後に出力されるのか計算を行う。この計算結果を出力サイクル数328として、受信バッファ104の先頭データの出力先ポート番号を表す出力先ポート番号329と合わせて出線競合調停信号119によりクレジット通知可能予測部106へ送る。
同時に、空きバッファ数カウント部127は各バッファ123の空きバッファ数を持った空きバッファ数信号120をクレジット通知可能予測部106へ送る(S113)。
その後、クレジット通知可能予測部106は、出力先ポート番号329に対応するバッファ123の空きバッファ数(C)を空きバッファ数信号120から得る。そして、往復サイクル数333(A)と出力サイクル数328(B)と空きバッファ数(C)の関係がA,C≧B>0であるか比較を行う(S114)。本比較でA,C≧Bであるということは、比較が行われた時点でクレジット通知部110がクレジット加算信号113を送り、そのクレジット加算信号113による受信装置101のフロー制御によって送信バッファ103が転送パケット111を送り、その転送パケット111が受信バッファ104へ到達するまでに、受信バッファ104は一時格納データを処理装置105へ少なくとも1個送り、受信バッファ104に少なくても1個転送パケット111を格納できる空きができることを意味する。つまり、A,C≧Bであれば、その時点でクレジット加算信号を送った場合でも、受信バッファ104はバッファオーバーフローしない。B>0であるということは直ちに受信バッファ104は一時格納データをバッファ群125へ送らないことを意味する。
ステップS114の比較の結果A,C≧B>0であれば、クレジット通知可能予測部106はクレジット通知部110へ予測クレジット信号118を送る(S115)。
予測クレジット信号118を受け取った場合、クレジット通知部110はクレジット計算部108へクレジット加算信号113を送る(S116)。
同時に、予測クレジットカウント部136は送信済みクレジット加算信号数332(対応するクレジット加算信号113がクレジット計算部108へ送られた受信バッファ104内の処理装置パケット112の数に1を加算する(S117)。
受信バッファ104が処理装置105へ処理装置パケット112を送った場合(S118)、受信バッファ104はクレジット通知部110へ受信バッファクレジット信号114を送る(S119)。
受信バッファクレジット信号114を受け取った予測クレジットカウント部136は、送信済みクレジット加算信号数332が0であるか判定を行い(S120)、0であれば、クレジット通知部110はクレジット計算部108へクレジット加算信号113を送る(S121)。0でない場合は、予測クレジットカウント部136は送信済みクレジット加算信号数332から1減算する(S122)。
ステップS105で送信バッファ103が受信バッファ104へ転送パケット111を送ると、送信バッファ103がクレジット計算部108へクレジット減算信号117を送り、クレジットが減少し、送信装置101はデータを送る権利を1パケット分失う。そして、対応するクレジット加算信号113を送っていない処理装置パケット112を受信バッファ104が処理装置105へ送る場合はステップS121で、または一定サイクル内に受信バッファ104が処理装置105へ処理装置パケット112を出力することをクレジット通知可能予測部106が予測した場合はステップS116で、クレジット通知部110はクレジット計算部108へクレジット加算信号113を送り、クレジットが回復し、送信側装置101はデータを送る権利を1パケット分得る。このようにして、送信装置から受信装置へクレジット方式のフロー制御でデータの送信が行われていく。
以上の説明では処理装置105はラウンドロビンクロスバ122と、バッファ群125と、後続処理部124からなるが、受信バッファ104から処理装置105へデータが出力されるまでのサイクル数が判定可能であればどのような構成でも良い。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
100 フロー制御システム
101 送信装置
102 受信装置
103 送信バッファ
104 受信バッファ
105 処理装置
106 クレジット通知可能予測部
107 クレジット保持部
108 クレジット計算部
109 フロー制御部
110 クレジット通知部
111 転送パケット
112 処理装置パケット
113 クレジット加算信号
114 受信バッファクレジット信号
116 フロー制御信号
117 クレジット減算信号
118 予測クレジット信号
119 出線競合情報信号
120 空きバッファ数信号
121 受信バッファ群
122 ラウンドロビンクロスバ
123 バッファ
124 後続処理部
125 バッファ群
126 出力サイクル予測部
127 空きバッファ数カウント部
136 予測クレジットカウント部

Claims (10)

  1. クレジット方式のフロー制御を行うフロー制御システムであって、
    パケットを送信する送信装置と、
    前記送信装置から送信されたパケットを受信する受信装置と
    を備え、
    前記送信装置は、
    当該送信装置から前記受信装置へのパケットの送信をフロー制御するフロー制御部
    を有し、
    前記受信装置は、
    当該受信装置の状態の変化を予測するクレジット通知可能予測部
    を有し、
    前記フロー制御部は、前記受信装置の現在の状態と、前記クレジット通知可能予測部が予測した状態の変化とに基づいて、前記送信装置をフロー制御するフロー制御システム。
  2. 前記受信装置から送信されたパケットを受信して処理を行う処理装置
    を更に備え、
    前記送信装置は、
    当該送信装置が前記受信装置へパケットを送信する場合に、カウンタ減算信号を受け取り、前記受信装置が前記処理装置へパケットを送信する場合に、カウンタ加算信号を受け取って、現在のクレジットと、前記カウンタ減算信号又は前記カウンタ加算信号とに基づいて、クレジットを計算するクレジット計算部
    を更に有する
    請求項1に記載のフロー制御システム。
  3. 前記受信装置は、
    前記送信装置へ前記クレジット加算信号を送信するクレジット通知部
    を更に有し、
    前記クレジット通知可能予測部は、前記受信装置が前記処理装置へ、一定サイクル内にパケットを送信することを予測し、
    前記クレジット通知部は、前記クレジット通知可能予測部が予測を行った時に、前記送信装置へカウンタ加算信号を送信する
    請求項2に記載のフロー制御システム。
  4. 前記処理装置は、
    ラウンドロビン方式で動作するクロスバ
    を有し、
    前記クレジット通知可能予測部は、前記クロスバにおける出力順情報、及び前記クロスバの出力先の受信可能不可能情報に基づいて予測処理を行う
    請求項3に記載のフロー制御システム。
  5. 前記クレジット通知可能予測部は、前記送信装置と前記受信装置との間の信号の送受信に必要なサイクル数に更に基づいて予測処理を行う
    請求項3又は4に記載のフロー制御システム。
  6. クレジット方式のフロー制御を行うフロー制御方法であって、
    送信装置から受信装置へのパケットの送信をフロー制御するフロー制御段階と、
    前記受信装置の状態の変化を予測するクレジット通知可能予測段階と
    を備え、
    前記フロー制御段階においては、前記受信装置の現在の状態と、前記クレジット通知可能予測段階において予測された状態の変化とに基づいて、前記送信装置をフロー制御するフロー制御方法。
  7. 前記送信装置が前記受信装置へパケットを送信する場合に、カウンタ減算信号を受け取り、前記受信装置が処理装置へパケットを送信する場合に、カウンタ加算信号を受け取って、現在のクレジットと、前記カウンタ減算信号又は前記カウンタ加算信号とに基づいて、クレジットを計算するクレジット計算段階
    を更に備える請求項6に記載のフロー制御方法。
  8. 前記送信装置へ前記クレジット加算信号を送信するクレジット通知段階
    を更に備え、
    前記クレジット通知可能予測段階においては、前記受信装置が前記処理装置へ、一定サイクル内にパケットを送信することを予測し、
    前記クレジット通知段階においては、前記クレジット通知可能予測段階において予測が行われた時に、前記送信装置へカウンタ加算信号を送信する
    請求項7に記載のフロー制御方法。
  9. 前記クレジット通知可能予測段階においては、クロスバにおける出力順情報、及び前記クロスバの出力先の受信可能不可能情報に基づいて予測処理を行う
    請求項8に記載のフロー制御方法。
  10. 前記クレジット通知可能予測段階においては、前記送信装置と前記受信装置との間の信号の送受信に必要なサイクル数に更に基づいて予測処理を行う
    請求項8又は9に記載のフロー制御方法。
JP2010086145A 2010-04-02 2010-04-02 フロー制御システム、及びフロー制御方法 Pending JP2011217329A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016046702A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 富士通株式会社 通信システム,異常制御装置および異常制御方法

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JP2016046702A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 富士通株式会社 通信システム,異常制御装置および異常制御方法

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