JP2011217189A - コンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置 - Google Patents

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直幹 小林
Hiroki Iwahara
弘樹 岩原
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順 佐藤
Keiko Watanabe
恵古 渡邊
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Abstract

【課題】コンテンツの送信状況をコンテンツ受信側で通知することを可能とするコンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】レコーダ1のHDD7に録画したコンテンツを、USBケーブル300を介して接続された携帯電話100に装着されるSDカード200へ複製する場合、SCSIコマンド送受信部10は、複製が終了すると、SCSIコマンド送受信部117に対してベンダ拡張SCSIコマンドを送信する。SCSIコマンド送受信部117は、受信したベンダ拡張SCSIコマンドの示す通知方法で携帯電話100側で複製終了の通知を行う。複製終了の通知方法としては、携帯電話100に設けられる効果音用スピーカ113からの終了音や、LED112による点灯や、バイブレータ111の振動や、表示部106での表示などである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置に関する。
近年、音声通話だけでなく、写真や動画などを撮影したり、撮影したデータを着脱可能な記憶媒体に記録したりすることのできる携帯電話が広く普及している。また、携帯電話をデータ転送装置として利用することも考えられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、携帯電話に接続された第1のデータ端末から、この携帯電話と音声通話を実行している回線網の先の携帯電話に接続された第2のデータ端末へデータを転送する場合の効果的な転送方法について開示されている。
特開平11−32378号公報
また最近では、携帯電話とレコーダを所定のインタフェースで接続して、レコーダで録画したコンテンツを携帯電話に装着したメモリカードに複製(コピー及びムーブの両方の概念を含むものとする。また、複製をダビングと称することもある)することも考えられている。しなしながら、レコーダはスピーカやLED等といったユーザに装置の動作を通知する手段を有していないことが多いため、通常、ユーザは複製の進行状況を知ることができない。コンテンツの送信側がデジタルテレビ等である場合には、複製の進行状況をディスプレイに表示したりスピーカから出力したりすることも可能であるが、このような報知手段を用いると、テレビ放送等の視聴に大きな影響を与えてしまう。そこで、コンテンツの送信装置を携帯電話と接続する場合には、各種の報知手段を有する携帯電話側で報知することが望ましい。
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、コンテンツの伝送状況をコンテンツ受信側で報知することを可能とするコンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコンテンツ送信装置は、コンテンツデータを記憶する記憶手段と、所定のプロトコルに基づき、コンテンツデータを他の装置に送信可能であると共に該他の装置との間でコマンドを送受信可能な接続手段と、前記記憶手段が記憶するコンテンツデータを、前記接続手段に接続される前記他の装置に送信して複製可能とする複製制御部と、前記複製制御部で実行する複製が終了した際、前記所定のプロトコルに基づき、複製終了の報知を命じるコマンドを前記他の装置に送信するコマンド送受信部とを有することを特徴としている。
また、本発明に係るコンテンツ受信装置は、コンテンツデータを記憶する記憶手段と、所定のプロトコルに基づき、コンテンツデータを他の装置から受信可能であると共に該他の装置との間でコマンドを送受信可能な接続手段と、前記記憶手段が記憶するコンテンツデータを、前記接続手段に接続される前記他の装置から受信して複製可能とする複製制御部と、前記複製制御部で実行する複製が終了した際、前記所定のプロトコルに基づき、複製終了の報知を命じるコマンドを前記他の装置から受信するコマンド送受信部と、前記コマンド送受信部で受信したコマンドに応じて、複製終了を報知する報知手段とを有することを特徴としている。
本発明によれば、コンテンツの伝送状況をコンテンツ受信側で報知することを可能とするコンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置を提供することが実現する。
本実施の形態における録画コンテンツ伝送システムの構成図。 本実施の形態における録画コンテンツ伝送システムのブロック図。 本実施の形態における録画コンテンツ伝送の第1のシークエンス図。 本実施の形態におけるベンダ拡張モード開始コマンドのフォーマットを示す図。 本実施の形態におけるベンダ拡張モード開始コマンドのレスポンスデータのフォーマットを示す図。 本実施の形態におけるベンダ拡張SCSIコマンドのフォーマットを示す図。 本実施の形態におけるバッテリ残量を取得した場合の録画コンテンツ伝送のシークエンス図。 本実施の形態におけるベンダ拡張SCSIコマンドのレスポンスデータのフォーマットを示す図。 本実施の形態におけるベンダ拡張SCSIコマンドの発行処理手順を示すフローチャート。
以下に、図1〜図9を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態における録画コンテンツ伝送システムの構成図である。
本実施の形態における録画コンテンツ伝送システムは、レコーダ1と、携帯電話100とから構成される。携帯電話100はカードスロットを有し、SDカード200を着脱可能である。レコーダ1及び携帯電話100はUSBケーブル300で接続される。
レコーダ1は、放送局若しくはインターネット経由で受信したテレビ番組等のコンテンツを内蔵するHDD7に録画する。また、レコーダ1は、この録画コンテンツをUSBケーブル300で接続した携帯電話100に装着されたSDカード200に複製(ダビング)することができる。この際、レコーダ1ではユーザに通知(報知)するための手段がないため、本実施形態では、携帯電話100側で複製終了や複製キャンセル等の複製進行状況を、音や光、振動、ディスプレイ表示等で通知(報知)する。
レコーダ1は、携帯電話100に対してベンダ拡張SCSIコマンドを送信することで、携帯電話100側において複製終了や複製キャンセル等の複製進行状況の通知(報知)を行う。
次に、本実施の形態における録画コンテンツ伝送システムの構成について説明する。図2は、本実施の形態における録画コンテンツ伝送システムのブロック図である。
まず、コンテンツ送信装置であるレコーダ1の機能について説明する。レコーダ1は、チューナ3と、TS処理部4と、信号処理部5と、制御部6と、HDD7と、USBコントローラ8と、複製制御部9と、SCSIコマンド送受信部10と、復号部11と、操作入力部12と、映像出力部13とを備える。
チューナ3は、地上波デジタル放送、BSデジタル放送及びCSデジタル放送等を受信可能なアンテナ2で受信した放送信号の入力を受ける。チューナ3は、制御部6からの制御信号に応じて、アンテナ2から入力を受けた放送信号のうちの所望のチャンネルの放送信号を、地上波デジタル放送、BSデジタル放送及びCSデジタル放送の3種類の中から選局し、この選局された放送信号を復調(地上デジタル放送の場合にはOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調、BSデジタル放送及びCSデジタル放送の場合にはPSK(Phase Shift Keying)復調)し、所望の番組を含んだTS(Transport Stream)を得てTS処理部4に入力する。
放送局から受信する放送信号は、所定の復調処理を施されることでコンテンツデータ40となる。この放送局から受信したコンテンツデータ400は、CCI(Copy Control Information)や使用制限情報(コンテンツ再生有効期限、再生回数など)と対応づけられて管理されている。
TS処理部4は、選局されたチャンネルのTSがチューナ3から入力され、これら複数のTSを1つのTSに再多重して、信号処理部5に出力する。
信号処理部5は、TS処理部4から出力された複数のチャンネルが多重されたTSに、適切なデジタル信号処理を施す。録画するためにTS処理部4によって再多重されたTSは、制御部6によりHDD7へ記憶される。
制御部6は、レコーダ1全体の動作を制御する。より具体的には、制御部6は、予約設定等に従って受信したコンテンツデータ400をHDD7へ録画する機能を有すると共に、外部接続されるディスプレイ装置等に、復号した映像音声信号を出力する。また、制御部6及びUSBコントローラ8は、SCSIコマンド送受信I/Fとしても機能し、本実施の形態においてはSCSIコマンド送受信部10と称する。
HDD7は、レコーダ1に備えられる記憶装置であり、受信したコンテンツデータ400や各種設定を記憶する。
USBコントローラ8は、USBコネクタを介して接続される外部機器との間でデータや制御信号等を送受信するインタフェースである。本実施の形態においては、ベンダ拡張SCSIコマンドの送受信を行う。
複製制御部9は、HDD7に記憶したコンテンツデータ400をコンテンツデータ400に付随する複製制御情報に従って他の記憶媒体に複製する。この複製制御情報とは、放送波コンテンツである場合はCCIや使用制限情報であり、サーバ等を介してダウンロードしたコンテンツである場合はダウンロード時にコンテンツに付与される複製可能回数を規定した情報である。
SCSIコマンド送受信部10は、USBコントローラ8を介して外部接続される装置に対して、複製の終了や複製のキャンセル等を通知することを指示するSCSI拡張コマンドを送信する。
復号部11は、HDD7に録画したコンテンツデータを復号化する。
操作入力部12は、レコーダ1に備えられるユーザインタフェースであり、例えばリモコンやレコーダ1の筐体に設けられるボタンである。
映像出力部13は、復号部11で復号化されたコンテンツデータ400を外部接続された他の機器に出力する。
次に、コンテンツ受信側の携帯電話100の機能について説明する。携帯電話100は、アンテナ101と、電話通信部102と、通話制御部103と、マイクロホン104と、受話用スピーカ105と、表示部106と、メモリ107と、操作入力部108と、SDカードホストコントローラ109と、制御部110と、バイブレータ111と、LED112と、効果音用スピーカ113と、呼制御モジュール114と、USB I/F115と、複製制御部116と、バッテリ117と、SCSIコマンド送受信部118を備える。
電話通信部102は、アンテナ101を介して通信事業者の基地局と所定の周波数帯域による電波の送受信を行う。
通話制御部103は、制御部110による通信プロトコル制御によって確立された通話チャンネルを用いて送信される信号を復調すると共に送信する信号を変調することによって相手側との通話経路を形成する。
マイクロホン104は、外部音声を集音して電気信号に変換し、当該変換した音声信号を通話制御部103によって形成された通話経路に送出する。
受話用スピーカ105は、通話制御部103によって形成された通話経路より受信された音声信号による音声を外部に放音する。
表示部106は、制御部110の制御のもとで各種情報の表示を行う。着信があった場合やアラーム設定時刻になった場合には、表示部106はその旨の表示をする。
メモリ107は、制御部110が実行するアプリケーションや、電話帳データ、メールデータ等の各種データを格納する。また本実施の形態においては、メモリ107は、ベンダ拡張SCSIコマンドに関するアプリケーションや、コンテンツデータ400を格納する。
コンテンツデータ400は、画像や音声等のデータである。データには、携帯端末100に備えられるカメラ等で撮影したものや、ネットワークからダウンロードしたものがある。
操作入力部108は、電話番号等を入力する数字キーや各種機能を動作させる機能キー等からなる。
SDカードホストコントローラ109は、カードスロットに挿入される各種のメモリカードにアクセスするインタフェースである。本実施の形態においては、SDカード200にアクセスし、SDカード200に複製するコンテンツを伝送する。
制御部110は、携帯端末100の他の機能部を制御することで携帯端末100全体の制御を行う。制御部110は、電話通信部102における通信プロトコル制御及びユーザインタフェース等の制御を行う。更に制御部110は、電話通信部102から着信を示す信号を受信すると、バイブレータ111、LED112、効果音用スピーカ113、表示部106等の報知デバイスにより着信を報知する。また制御部110は、アラームやスケジュール機能に関するアプリケーションを実行することにより、報知するべきイベントが発生した場合には上記の報知デバイスを用いて報知する。
また、制御部110及びUSB I/F115は、SCSIコマンド送受信I/Fとしても機能し、本実施の形態においてはSCSIコマンド送受信部118と称する。
バイブレータ111は、携帯端末100筐体内に収容され、報知イベントに伴って振動する。例えば、モータの軸に重心を偏らせた重りを取り付けて回転させることでバイブレータ111は振動を発生させる。
LED112は、携帯端末100筐体表面に露出するように設けられ、報知イベントに伴って発光する。
効果音用スピーカ113は、携帯端末100筐体内に収容され、報知イベントに伴って音声出力をする。
呼制御モジュール114は、報知イベントに応じて、バイブレータ111、LED112、効果音用スピーカ113、表示部106の報知デバイスの動作を制御する。
USB I/F115は、USBコネクタを介して接続される外部機器との間でデータや制御信号等を送受信するインタフェースである。本実施の形態においては、ベンダ拡張SCSIコマンドの送受信を行う。
複製制御部116は、受信したコンテンツをコンテンツに付随する複製制御情報に従って他の記憶媒体へ複製する。本実施の形態においては、SDカード200のメモリ202へ複製を実行する。
バッテリ117は、携帯電話100の各部に電力を供給する。バッテリ117の残量情報は制御部110で管理される。
SCSIコマンド送受信部118は、USBコントローラ8を介して外部接続される装置にからSCSIコマンドを受信し、各部の制御を行う。
SDカード200は、携帯電話100のカードスロットに装着された記憶媒体である。SDカード200は、メモリコントローラ201と、メモリ202とを備える。メモリコントローラ201は、メモリ202にアクセスし、データの書き込み及び読み込みを行う。メモリ202は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ユーザがアクセスできない保護領域とユーザがアクセス可能なユーザ領域とを有する。保護領域には、コンテンツをSDカード200に書き込むためのタイトル鍵やUsage Ruleが書き込まれる。このUsage Ruleは、例えばコンテンツ識別情報や、タイトル鍵情報、コンテンツ再生有効期間、コンテンツ再生可能回数等が含まれる。ユーザ領域には、映像データや音声データの各種のコンテンツデータ400が格納される。
次に、以上のように構成される録画コンテンツ伝送システムにおける複製終了通知までの流れを説明する。図3は、本実施の形態における録画コンテンツ伝送の第1のシーケンス図である。
制御部6は、外部接続された記憶媒体へコンテンツの複製(ダビング)を指示するコマンドを受信する(ステップS1)。すると、制御部6は、USBコントローラ8を介して外部接続された携帯電話100との間で認証処理を実行する(ステップS2)。レコーダ1と携帯電話100との間で行う認証処理の一例としては、AKE(Authentication and Key Exchange)という鍵交換認証技術を適用する。
制御部6は、この認証処理で生成したセッション鍵を、レコーダ1及び携帯電話100の制御部に備えられるRAM(Random Access Memory)等に記憶する(ステップS3)。次に、制御部6は、メモリ202の保護領域に格納されているタイトル鍵を取得する(ステップS4)。
次に、制御部6は、HDD7からローカル鍵で暗号化されているコンテンツデータ400を読み出し、ローカル鍵を用いて復号する(ステップS5)。次に、制御部6は、復号化したコンテンツデータ400をタイトル鍵で暗号化する(ステップS6)。更に、制御部6は暗号化したコンテンツデータ400をセッション鍵で暗号化する(ステップS7)。制御部6は、この暗号化コンテンツデータ400を、USBコントローラ8及びUSB I/F115経由で伝送し、SDカードホストコントローラ109及びメモリコントローラ201経由でSDカード200へ伝送する(ステップS8)。
暗号化コンテンツを受信した複製制御部116は、RAMに記憶していたセッション鍵を用いて受信した暗号化コンテンツデータを復号化し、このコンテンツデータをメモリ202のユーザ領域にタイトル鍵で暗号化して書き込む(ステップS9)。
次に、コンテンツデータの複製が終了すると、複製制御部9はコンテンツデータの複製制御情報に含まれる複製可能回数を減算する(ステップS10)。複製制御部9は、TKURE(Title Key and Usage Rule Entry)即ちタイトル鍵と複製制御情報とをセッション鍵で暗号化する(ステップS11)。この暗号化したTKUREをUSBコントローラ8及びUSB I/F115経由で伝送し、SDカードホストコントローラ109及びメモリコントローラ201経由でSDカード200へ伝送する(ステップS12)。
次に、複製制御部116は、暗号化TKUREをセッション鍵で復号化し、SDカード200のメモリ202の保護領域へ書き込む(ステップS13)。書き込みが終了すると複製制御部116はレコーダ1に対して複製完了を示す制御信号を送信する(ステップS14)。
次に、以下のステップS15〜17のようにSCSI(Small Computer System Interface)コマンドの送受信を行うことで、携帯電話100において複製終了音を出力する。まず、このSCSIコマンドによる制御を行うためにはホスト装置(レコーダ1)とクライアント(携帯電話100)との間でSCSIセッションの開始コマンドとレスポンスコマンドの送受信を経てから実行する。
まず、複製完了を示す制御信号を受信した制御部6は、図4に示すベンダ拡張SCSIコマンドモードの開始コマンドを送信する(ステップS15)。図4は、本実施の形態におけるベンダ拡張SCSIコマンドモードの開始コマンドのフォーマットを示す図である。SCSIコマンドの内容は、CDB(Command Descriptor Block)と呼ばれるブロックに記述され、このブロックの中にそのSCSIデバイスが実行する操作が定義されている。各行8ビットからなり、第0行はベンダ拡張モードを示す「Operation Code」、第1行には論理ユニットを識別するための「LUN(Logical Unit Number)」と開始若しくは終了を示す「Command Mode」、第2〜8行にはベンダ情報を示す「Signature」、第9行には制御情報を示す「Control」が定義されている。
本実施の形態においては、「Operation Code」にはC0h、「LUN」には0、「Command Mode」には開始を示す場合0、終了を示す場合は1、「Control」には0が設定されている。また、ベンダ情報を示す第2〜8行には、それぞれ「T」「o」「s」「h」「i」「b」「a」を示すベンダ識別値を設定する。
この開始コマンドを受信した携帯電話100は図5に示すようなレスポンスを返信する(ステップS16)。図5は、本実施の形態におけるベンダ拡張モード開始コマンドのレスポンスデータのフォーマットを示す図である。レスポンスデータでは第1行及び第9行に「0」が定義され、第1〜7行に「Signature」、第8行に認識できる論理ユニットの最大数を示す「max LUN Number」が定義される。
この開始コマンドの送信及びレスポンスの受信を経て、携帯電話100がベンダ拡張SCSIコマンドモードに対応している装置であると判別すると、次にレコーダ1は複製終了音を通知するためにベンダ拡張SCSIコマンドを送信する(ステップS17)。図6は、本実施の形態におけるベンダ拡張SCSIコマンドのフォーマットを示す図である。第0行はベンダ拡張モードを示す「Operation Code」、第1行には論理ユニットを識別するための「LUN(Logical Unit Number)」とコマンドの内容を示す「Command Index」、第2〜8行にはベンダが変更できないことを示す「Reserved」、第9行には制御情報を示す「Control」が定義されている。
本実施の形態においては、「Operation Code」には「C1h」、「LUN」には「0」、「Command Index」にはアラームを鳴らすことを示す場合は「1」、LEDを点灯させることを示す場合は「2」、バイブレータを振動させる場合は「3」、バッテリ残量を取得する場合は「4」、「Control」には「0」が設定されている。
図6に示すように定義されるベンダ拡張SCSIコマンドを受信したSCSIコマンド送受信部118は、コマンドの内容に従って携帯電話100各部を制御する。例えば「Command Index」が「1」である場合は効果音用スピーカ113を制御することで複製終了音を出力する(ステップS18)。また、「Command Index」が「2」である場合はLED112を制御することでLEDを発光させ、「Command Index」が「3」である場合はバイブレータ111を制御することで振動させ、「Command Index」が「4」である場合は表示部106を制御することで文字等を表示することで、それぞれ複製の終了を通知(報知)する。
次に、「Command Index」に「5」を定義し、携帯電話100のバッテリ残量を取得するSCSIコマンドを送信した場合の録画コンテンツ伝送の手順について図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態におけるバッテリ残量を取得した場合の録画コンテンツ伝送のシークエンス図である。ステップS4までは図3と同様であるので説明を省略する。
タイトル鍵を取得した後(ステップS4)、SCSIコマンド送受信部10は、図4に示すようなベンダ拡張SCSIコマンドモードの開始コマンドを送信する(ステップS25)。そして、送信先の装置がこのベンダ拡張SCSIコマンドに対応している場合には、SCSIコマンド送受信部118から、図5に示すようなレスポンスを返信する(ステップS26)。
次に、SCSIコマンド送受信部10は、図6に示すようなベンダ拡張SCSIコマンドを送信する(ステップS27)。ここで「Command Index」には「5」が定義され、SCSIコマンドは携帯電話100のバッテリ残量の取得を示す。
SCSIコマンド送受信部118は、このベンダ拡張SCSIコマンドを受信すると、バッテリ117の残量を参照して、図8に示すようなレスポンスを返信する(ステップS28)。図8は、本実施の形態におけるベンダ拡張SCSIコマンドのレスポンスデータのフォーマットを示す図である。
第0行は「Operation Code」、第1行は「LUN」と「Command Index」、第2〜4行は「Reserved」、第5〜8行にはSCSIコマンドに対する返答内容を示す「Response Data」、第9行には制御情報を示す「Control」が定義されている。
本実施の形態においては、「Operation Code」には「C2h」、「LUN」には「0」、「Command Index」にはバッテリ残量情報を示す「5」、「Control」には「0」が設定されている。
このレスポンスデータをSCSIコマンド送受信部10が受信し、携帯電話100のバッテリ残量が複製に必要と設定されている閾値以下であるか否かを判別する(ステップS29)。複製に必要なバッテリ残量の閾値は例えばHDD7に記憶されている。
バッテリ残量を判別した結果、閾値以下であると判別した場合は、複製のキャンセル処理を行う(ステップS30)。ここで複製のキャンセル処理とは、複製途中のコンテンツを削除し複製前の状態に戻す処理や、途中まで複製したコンテンツを再生可能な状態で保存して複製を終了する処理である。
次に、SCSIコマンド送受信部10は、複製キャンセル処理を終了後、携帯電話100側で通知するためにSCSIコマンドを送信する(ステップS31)。この複製キャンセルを通知する際に送信するSCSIコマンドは、図6に示すようなフォーマットで同様に定義される。
例えば「Command Index」が「1」である場合は効果音用スピーカ113を制御することで複製をキャンセルされたことを報知するために音を出力する(ステップS32)。また、「Command Index」が「2」である場合はLED112を制御することでLEDを発光させ、「Command Index」が「3」である場合はバイブレータ111を制御することで振動させ、「Command Index」が「4」である場合は表示部106を制御することで文字等を表示することで、それぞれ複製のキャンセルを通知(報知)する。
次に、SCSIコマンド送受信部10の行うベンダ拡張SCSIコマンドを発行する場合の処理手順を説明する。図9は、本実施の形態におけるベンダ拡張SCSIコマンドの発行処理手順を示すフローチャートである。
まず、SCSIコマンド送受信部10は、ベンダ拡張モード開始コマンドを発行する(ステップS101)。次に、SCSIコマンド送受信部10は、開始コマンドに対するレスポンスデータを受信し、このベンダ拡張モードに対応しているか否かを判別する(ステップS102)。即ち、レスポンスデータが開始コマンドに対する正常な返答であるか否かを判別する。この結果、ベンダ拡張モードに対応していないと判別した場合(ステップS102のNo)、この発行処理手順を終了する。一方、ベンダ拡張モードに対応していると判別した場合(ステップS102のYes)、次にSCSIコマンド送受信部10はベンダ拡張SCSIコマンドを発行する(ステップS103)。このベンダ拡張SCSIコマンドが、SCSIコマンド送受信部118で実行され、携帯電話100において複製の動作についての通知が実行される。
次に、ベンダ拡張モードを終了する場合、ベンダ拡張モード終了コマンドを発行する(ステップS104)。次に、SCSIコマンド送受信部118は、終了コマンドに対するレスポンスデータを受信し、このベンダ拡張モードが正常に終了されたか否かを判別する(ステップS105)。この結果、ベンダ拡張モードが正常に終了されていないと判別した場合(ステップS105のNo)、ステップS104に戻り、再度ベンダ拡張モードの終了コマンドを送信する。一方、正常にベンダ拡張モードが終了したと判別した場合(ステップS105のYes)、このベンダ拡張SCSIコマンド発行処理を終了する。
以上のように構成される本実施の形態によれば、複製終了を通知する手段を持たないレコーダ1から携帯電話100に対してベンダ拡張のSCSIコマンドを送信することで、携帯電話100側で複製終了を通知することができる。更に、携帯電話100のバッテリ残量情報を取得することで、複製を完了できないと想定される場合には、複製処理をキャンセルすることができる。このようなベンダ拡張SCSIコマンドを設定することで、コンテンツ送信側に新たな通知手段を設けることなく、コンテンツの複製動作の進行状況をユーザに通知することが実現する。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…レコーダ、2…アンテナ、3…チューナ、4…TS処理部、5…信号処理部、6…制御部、7…HDD、8…USBコントローラ、9…複製制御部、10…SCSIコマンド送受信部、11…復号部、12…操作入力部、13…映像出力部、100…携帯電話、101…アンテナ、102…通話通信部、103…通話制御部、104…マイクロホン、105…受話用スピーカ、106…表示部、107…メモリ、108…操作入力部、109…SDカードコントローラ、110…制御部、111…バイブレータ、112…LED、113…効果音用スピーカ、114…呼制御モジュール、115…USB I/F、116…複製制御部、117…バッテリ、SCSIコマンド送受信部118、200…SDカード、201…メモリコントローラ、202…メモリ、300…USBケーブル、400…コンテンツデータ。

Claims (7)

  1. コンテンツデータを記憶する記憶手段と、
    所定のプロトコルに基づき、コンテンツデータを他の装置に送信可能であると共に該他の装置との間でコマンドを送受信可能な接続手段と、
    前記記憶手段が記憶するコンテンツデータを、前記接続手段に接続される前記他の装置に送信して複製可能とする複製制御部と、
    前記複製制御部で実行する複製が終了した際、前記所定のプロトコルに基づき、複製終了の報知を命じるコマンドを前記他の装置に送信するコマンド送受信部と、
    を有することを特徴とするコンテンツ送信装置。
  2. 前記コマンド送受信部は、前記他の装置が前記報知を命じるコマンドに対応しているか否かを判別するためのコマンドを送信し、該コマンドへの応答に応じて、前記報知を命じるコマンドを前記他の装置に送信することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ送信装置。
  3. 前記コマンド送受信部は、バッテリ残量情報を要求するコマンドを前記他の装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ送信装置。
  4. 前記コマンド送受信部は、複製停止を報知するコマンドを前記他の装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ送信装置。
  5. コンテンツデータを記憶する記憶手段と、
    所定のプロトコルに基づき、コンテンツデータを他の装置から受信可能であると共に該他の装置との間でコマンドを送受信可能な接続手段と、
    前記記憶手段が記憶するコンテンツデータを、前記接続手段に接続される前記他の装置から受信して複製可能とする複製制御部と、
    前記複製制御部で実行する複製が終了した際、前記所定のプロトコルに基づき、複製終了の報知を命じるコマンドを前記他の装置から受信するコマンド送受信部と、
    前記コマンド送受信部で受信したコマンドに応じて、複製終了を報知する報知手段と
    を有することを特徴とするコンテンツ受信装置。
  6. 前記コマンド送受信部は、前記他の装置からバッテリ残量情報を要求するコマンドを受信した場合、前記コンテンツ受信装置のバッテリ残量を示すコマンドを送信することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ受信装置。
  7. 前記通知制御部は、前記他の装置から複製キャンセルを報知するコマンドを受信した場合、前記コマンドが示す報知方法で複製キャンセルを報知することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ受信装置。
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