JP2011216056A - プログラマブルコントローラ及びその周辺装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一度プログラマブルコントローラに書込まれた制御プログラムの変更をすることなく、トレースの実行/未実行を切替え可能なプログラマブルコントローラを得る。
【解決手段】
コンパイルされた制御プログラムを記憶する記憶手段と、前記制御プログラムを実行する制御プログラム実行手段と、前記制御プログラムを構成する各命令の実行時に、当該命令のトレースを、命令コード内に設けられたフラグに基づいて実行するトレース実行手段と、外部からの指示に基づいて、前記フラグを差し替える差替手段と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プログラマブルコントローラ及びその周辺装置に係り、特に、ラダー・ロジック(LD)やインストラクション・リスト(IL)などのプログラミング言語でプログラミングされた制御プログラムを実行して機械制御を実現するプログラマブルコントローラと、そのプログラマブルコントローラと通信可能なプログラマブルコントローラの周辺装置とを用いて、前記制御プログラムの実行経路のトレースを実現する方法に関するものである。
従来のプログラマブルコントローラにおける制御プログラムのトレース機能は、主に制御プログラムのデバッグのために用いられる機能であり、従来のプログラマブルコントローラシステムでのトレース機能の実現方法として以下が開示されている。
従来の制御プログラムのトレース方法では、制御プログラムを構成する命令コードのビットフィールド内もしくは外にトレースフラグを設け、上記命令コードを実行する際にトレースフラグが「0」の場合はトレースなしとし、トレースフラグが「1」の場合はトレースルーチンへ処理を遷しトレース処理を実施することにより、制御プログラムのトレースを実現している(例えば、特許文献1参照)。
その他にも、ユーザに制御プログラム中へ命令自身を識別するための番号をオペランドとして格納した命令を挿入させて、上記命令が実行された場合だけ、その命令の上記識別番号をメモリに時系列的に記憶させ、周辺装置に上記メモリに格納された上記識別番号を表示することでプログラムのトレースを実現している(例えば、特許文献2参照)。
特開昭61−103250号公報 特開平4−216103号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような制御プログラムのトレース方法によれば、命令コードの実行時にトレースフラグが「1」の場合は、トレースルーチンに処理を遷してトレース処理を行う必要があるため、トレースを実行すると制御プログラムの実行性能が遅くなってしまう問題がある。
また、制御プログラムの実効性能が遅くなるため、デバッグが完了してから制御プログラムのトレースを実行から未実行に変更しようとした場合、一度デバッグした制御プログラムの命令コードのトレースフラグを落とすように再コンパイルし、プログラマブルコントローラに制御プログラムを書込む必要があり、容易にトレース実行/未実行を切替えられず効率が悪い。
また、特許文献2に開示されているような制御プログラムのトレース方式よれば、制御プログラムのトレースを実現するためにトレース用の専用命令を制御プログラムに追加する必要があり、挿入位置をユーザ自身が考えて制御プログラムを構築、デバッグする必要があり手間が掛かる問題がある。
また、前記トレース用命令を制御プログラムに追加する必要があるため、制御プログラムのサイズ増加や実効性能が劣化する問題がある。また、トレース結果として前記トレース用命令のオペランドを表示するしかできないため、どのような経路を通ったのか把握しにくい問題がある。
本発明は、前記問題点を鑑みてなされたもので、制御プログラムを実行する際に命令コードが格納されているアドレスを命令の実行と共に内部バッファに格納することで、トレースルーチンに処理を遷さなくても高速に制御プログラムのトレースを実現でき、さらに、「分岐トレース」、「全トレース」、「未実施」の情報を元に命令コードのビットフィールド内の制御プログラムのトレース有効/無効フラグを操作してコンパイル可能なプログラマブルコントローラの周辺装置を提供することを目的とする。
また、一度プログラマブルコントローラに書込まれた制御プログラムの変更をすることなく、トレースの実行/未実行を切替え可能なプログラマブルコントローラを提供することを目的とする。
この発明に係るプログラマブルコントローラの周辺装置は、プログラマブルコントローラにより実行される制御プログラムであって、当該制御プログラムを構成する各命令のトレースを当該命令の命令コード内に設けられたフラグに基づいて前記プログラマブルコントローラが実行する制御プログラムを作成する作成手段と、前記制御プログラムをコンパイルする際に、外部からの指示に基づいて、前記フラグを変更可能なコンパイル手段と、を備えたものである。
又、この発明に係るプログラマブルコントローラは、コンパイルされた制御プログラムを記憶する記憶手段と、前記制御プログラムを実行する制御プログラム実行手段と、前記制御プログラムを構成する各命令の実行時に、当該命令のトレースを、命令コード内に設けられたフラグに基づいて実行するトレース実行手段と、外部からの指示に基づいて、前記フラグを差し替える差替手段と、を備えたものである。
本発明に係るプログラマブルコントローラの周辺装置によれば、ユーザがコンパイル時に実施したいトレース種別(分岐トレース、全トレース)を指定すれば良いため、制御プログラムにトレース用の専用命令を挿入する煩わしさが省かれる。また、トレース用の専用命令を挿入する必要がなくなるため、制御プログラムサイズの増加や実効性能の低下を軽減することができる。
また、本発明に係るプログラマブルコントローラによれば、実行した命令コードの格納アドレスをメモリに時系列で格納する機能の実施/未実施を、命令コードとは独立に設定できるため、デバッグ後にトレースを未実行にしたい場合にも、制御プログラムを変更し再コンパイルする手間を省くことができる。
本発明におけるプログラマブルコントローラとプログラマブルコントローラの周辺装置の概略構成を示すブロック図である。 ラダー・ロジック(LD)のプログラム例である。 命令と実行コードの関係を示した図である。 制御プログラムのコンパイル時の動作を示すフローチャートである。 制御プログラム実行機能部を示す説明図である。 内部格納バッファの構成図である。 トレース結果の例を示した図である。
実施の形態.
本機能を実施するための最良の形態は図1に示す通り、プログラマブルコントローラ10とプログラマブルコントローラと通信可能なプログラマブルコントローラの周辺装置11と制御プログラム作成やコンパイルなどユーザの指示をプログラマブルコントローラに伝える入力装置20と制御プログラムやトレースの結果などを表示する出力装置21で構成される。
プログラマブルコントローラの周辺装置11には、ユーザが作成した制御プログラムを格納する制御プログラム格納メモリ30、ユーザが作成した制御プログラムをコンパイルした後の命令コードを格納する命令コード格納メモリ31、ユーザからの入力に従ってプログラム作成やユーザに対して制御プログラムの表示を実施する制御プログラム作成機能部33、ユーザが作成した制御プログラムを命令コードにコンパイルする制御プログラムコンパイル機能部34、コンパイルした命令コードをプログラマブルコントローラ10にローディングする制御プログラムローディング機能部35、ユーザが指定したトレース設定をプログラマブルロジックコントローラ10にローディングするトレース設定機能部36、トレース結果を取得し出力装置21に表示するトレース結果表示機能部37から構成される。
プログラマブルコントローラ10は、コンパイルされた制御プログラムを格納するための制御プログラム命令コード格納メモリ40、トレースした制御プログラムの命令コードのアドレスを格納するための内部格納バッファ41、制御プログラムのトレース結果の表示に必要な他情報を付加したデータを格納するトレース結果格納メモリ42、制御プログラムの命令コードを解析、実行し、実行する際に命令コードの格納先アドレスを内部格納バッファ41に格納する制御プログラム実行機能部43、内部格納バッファ41に格納されている命令コードの格納先アドレスからトレース結果表示に必要な情報を作成するトレース情報作成部44、プログラマブルコントローラの周辺装置11からのトレース開始/終了要求を受け付けるトレース開始/停止機能部45、トレース完了のトリガ設定に従って制御プログラムを強制的に停止するブレーク機能部46、トレース機能の実行/未実行を一括で制御するトレース一括設定レジスタ47から構成される。
先ず、図1を参照して制御プログラムの作成方法について説明する。
ユーザがプログラマブルコントローラの周辺装置11に接続されているキーボードやマウスなどの入力装置20を使用して、制御プログラム作成機能部33に対し制御プログラム(ラダー・ロジックやイントラクション・リストなど)を入力すると、制御プログラム作成機能部33は入力された制御プログラムを制御プログラム格納メモリ30に書込む。また、制御プログラム作成機能部33は、出力装置21(ディスプレイなど)に、作成している制御プログラムを表示することができ、ユーザはその表示を見ながら制御プログラムを作成する。
次に、図1を参照して制御プログラムのコンパイル方法について説明する。
制御プログラムの作成が完了すると、ユーザは制御プログラムをプログラマブルコントローラ10で実行できる命令コードにコンパイルするよう入力装置20を介して制御プログラムコンパイル機能部34に指示する。
この時、本実施の形態では、ユーザが制御プログラムのトレース種別について、「未実行」、「分岐トレース」、「全トレース」などのコンパイルオプションを指定してコンパイルを指示することを可能とする。指示を受けた制御プログラムコンパイル機能部34は、制御プログラム格納メモリ30からユーザが作成した制御プログラムを読出し、命令コードにコンパイルする。コンパイルした結果は命令コード格納メモリ31に格納する。この時、制御プログラムコンパイル機能部34は、ユーザが指定したコンパイルオプションに従って制御プログラムをコンパイルする。
ここで、図2、図3、図4を参照して、トレース種別を指定した場合のコンパイルの詳細を示す。
図2はラダー・ロジック(LD)で記載された制御プログラム例である。MAINプログラム50と、SUBプログラム51の2つの制御プログラムから構成されており、LD命令52のような命令の集まりとして構成されている。各命令はステップNo.54が割付けられている。
また、命令の中にはCALL命令53のような他プログラムのステップに分岐する命令も存在する。CALL命令53を実行した場合、SUBプログラム51のポインタ55から制御プログラムを実行し、RET命令56を実行するとCALL命令53の次ステップNo.から制御プログラムを実行する。
また、制御プログラムには定周期で動作可能な割込みプログラム57も記載することができる。ユーザが割込みポインタI58の制御プログラムを実行する定周期間隔を設定することができ、設定した間隔の時間になると割込みポインタ58から制御プログラムを実行し、IRET命令59を実行すると割込みプログラム57の処理を終了する。
図3は各命令の命令コード例を示した図である。図2のLD命令52は、命令コード「0xA050B400」60で表されている。同様に、図2の前記MAINプログラム50、およびSUBプログラム51内の全ての命令はそれぞれ命令コード61として表される。
また、さらに各命令コードは命令コードフォーマット62が決まっており、命令コード内のビットフィールド中に制御プログラムのトレース有効/無効フラグ63の1bitの情報を設け、トレースの有効/無効指定を可能とする。
図4にコンパイル時の詳細フローを示す。
先ず、制御プログラムコンパイル機能部34は、制御プログラム格納メモリ30に格納されている制御プログラムを読出す(ステップ100)。
次に、ユーザが作成した制御プログラムを命令コードに変換する。すなわち、実行コードにコンパイルする(ステップ101)。この際にコンパイル処理を簡略化するため、各命令コードのトレース有効/無効フラグ63の値を全て「0」に設定する。
次に、制御プログラムコンパイル機能部34は、全ての制御プログラムを実行コードに変換した後、コンパイルオプションを確認し(ステップ102)、コンパイルオプションが「分岐トレース」の場合は、コンパイルした命令コード61を読出し(ステップ103)、CALL命令53やRET命令56など分岐処理を必要とする命令とLD命令52のように分岐処理を必要としない命令を判断し(ステップ104)、分岐処理を必要とする命令に関してはトレース有効/無効フラグ63の値を「1」に設定し(ステップ105)、分岐処理を必要としない命令に関してはトレース有効/無効フラグ63の値を「0」のままとする。そして命令コードを全て変換するまで前記処理を実施し(ステップ106)、コンパイルした命令コードを命令コードメモリ31に格納する(ステップ107)。
又、ステップ102において、コンパイルオプションが「分岐トレース」以外の場合は、コンパイルオプションが「全トレース」か「未実行」を判断する(ステップ108)。コンパイルオプションが「全トレース」の場合は、命令コードのトレース有効/無効フラグ63の値を「1」に設定し(ステップ109)、コンパイルした命令コードを命令コードメモリ31に格納する(ステップ107)。
上記のように、本実施の形態においては、コンパイルする際にユーザのコンパイル種別の指示に従いコンパイルを実施することにより、ユーザ自身が制御プログラムにトレース用の専用命令を挿入する煩わしさが省かれ、制御プログラムサイズの増加や実効性能の低下を軽減することができる。
図1に戻り、制御プログラムのローディング方法について説明する。
制御プログラムのコンパイルが完了すると、ユーザが制御プログラムをプログラマブルコントローラ10にローディングするように、入力装置20より制御プログラムローディング機能部35に対して指示する。指示を受けた制御プログラムローディング機能部35は、命令コード格納メモリ34からコンパイルした命令コードを読出し、プログラマブルコントローラ10内の制御プログラム命令コード格納メモリ40に書込む。
次に、図1を参照して制御プログラムの実行方法について説明する。
プログラマブルコントローラ10の制御プログラム実行機能部43は、制御プログラム命令コード格納メモリ40に格納された命令コードを実行し、トレースの要求がある場合は内部格納バッファ41に実行した命令コードの格納先アドレスを格納する。
ここで、図5を参照して、制御プログラム実行機能部43の構成について説明する。
制御プログラム実行機能部43は、命令コードを制御プログラム命令コード格納メモリ40からフェッチするフェッチ部71、命令コードを解析およびレジスタフェッチを行うデコード部72、命令を実行する実行部73、各メモリへのアクセスを行うメモリアクセス部74、レジスタへのアクセスを行うライトバック部75の複数段の命令パイプラインから構成されており、トレース実施/未実施一括設定レジスタ47の値を基にトレース実行有無を判断し命令コードフォーマットのトレース有効/無効フラグ63を操作するトレース実行判別部77、実行した命令コードの格納位置を内部格納バッファメモリ41に格納するトレース実行部78、実行部に存在する命令コードの格納先アドレスを格納する実行中命令コードアドレス格納レジスタ79から構成される。
又、図5を参照して、制御プログラム実行機能部43の動作について説明する。
制御プログラム実行機能部43のフェッチ部71は、制御プログラム命令コード格納メモリ40から命令コードをフェッチする。フェッチ後、デコード部72で命令コードをデコードする際に、トレース実行判別部77がトレース実施/未実施一括設定レジスタ47の値を読出し、「0:トレース未実施」の場合は命令コードのトレース有効/無効フラグ63を「0:トレース無効」に差し替える。一方、トレース実施/未実施一括設定レジスタ47の値が「1:トレース実施」の場合は何もしない。デコード後、実行部73で命令を実行する。命令実行時に、トレース実行部78が命令コードのトレース有効/無効フラグ63をチェックし、「1:トレース有効」の場合は、実行した命令コードの格納先アドレスを実行中命令コードアドレス格納レジスタ79から内部バッファメモリ41に書込む。
ここで、図6に内部格納バッファメモリ41の構成を示す。図5のトレース実行部78は、図6の最新格納先ポインタ90を参照し、最新の命令コードの格納先アドレスを格納する位置を把握し、実行した命令コードを格納する。最新格納先ポインタ90のポインタは内部バッファメモリ41のサイズ値でループし、内部バッファメモリ41はリングバッファのような構成を持つ。
上記のように、本実施の形態においては、トレース実施/未実施一括設定レジスタ47の値を変更することでトレースの実施/未実施を制御する事により、一度プログラマブルコントローラに書込まれた制御プログラムを変更することなく、高速にトレースの実行/未実行を切替えることを可能とする。また、上記のように、制御プログラムの命令コード実行時に、実行した命令コードの格納先アドレスを内部格納バッファメモリ41に時系列で格納するため、トレースルーチンに処理を遷さず高速に制御プログラムのトレースを実施することが可能となる。
次に、図1を参照して制御プログラムのトレース開始/停止方法について説明する。
ユーザはプログラマブルコントローラの周辺装置11に接続されている入力装置20からトレース設定機能部36に対して、トレース完了のトリガとなる設定とトレース開始を入力する。トレース設定機能部36は、入力されたトレース完了のトリガ設定をプログラマブルコントローラ10のトレース開始/停止機能部45に通知する。
そして、トレース開始/停止機能部45は、トレース完了となるトリガをブレーク機能部46に設定し、トレース開始要求として、トレース一括設定レジスタ47に「1:トレース実施」を設定する。トレース完了となるトリガが成立すると、ブレーク機能部46からトレース開始/停止機能部45にトリガが成立したことを通知する。通知を受けたトレース制御機能部46は、トレース一括設定レジスタ47に対して、トレース停止の要求として、「0:トレース未実施」を書き込む。尚、トレース完了のトリガは、制御プログラムで使用するデバイスの値が指定した値と一致した場合や、制御プログラムのステップを指定し、その指定したステップを実行した場合などを設定することが可能である。
又、図1を参照して制御プログラムのトレース表示方法について説明する。
ユーザはプログラマブルコントローラの周辺装置11に接続されている入力装置20からトレース結果表示機能部37に対して、トレース結果読出しを要求する。トレース結果表示機能部37は、プログラマブルロジックコントローラ10のトレース情報作成部44に対してトレース情報の読出しを要求する。トレース情報作成部44は、内部格納バッファ41から図6の最新格納ポインタ90の値を読出し、最新のトレース結果である命令コード格納アドレスを取得し、命令コードが格納されているアドレスからプログラム名、ステップNo.、命令名を取得し、トレース結果格納メモリ42に格納する。全ての命令コードのトレース結果を作成するとトレース情報作成部44は、トレース結果表示機能部37に通知を行う。
トレース結果表示機能部37は、トレース結果格納メモリ42に格納されているトレース結果を読出し、出力装置21を介して図7のようにトレース結果を表示する。図7に示すとおり、トレースNo.やプログラム名、ステップNo.、命令名を出力装置21に転送することにより、ユーザが制御プログラムトレースの結果をタイムチャートなどのグラフィカルな画面で確認することができ、ユーザの制御プログラムのデバッグの効率を向上する事ができる。
以上のように、この発明に係る制御プログラムのトレース機能は、ラダー・ロジック(LD)やインストラクション・リスト(IL)などのプログラミング言語でプログラミングされた制御プログラムを実行して機械制御を実現するプログラマブルコントローラ、およびそのプログラマブルコントローラに接続可能なプログラマブルコントローラ用の周辺装置を用いて、制御プログラムを設計する際のデバッグを実施するのに適している。
10 プログラマブルコントローラ
11 周辺装置
20 入力装置
21 出力装置
30 制御プログラム格納メモリ
31 命令コード格納メモリ
33 制御プログラム作成機能部
34 制御プログラムコンパイル機能部
35 制御プログラムローディング機能部
36 トレース設定機能
37 トレース結果表示機能部
40 制御プログラム命令コード格納メモリ
41 内部格納バッファ
42 トレース結果格納メモリ
43 制御プログラム実行機能部
44 トレース情報作成部
45 トレース開始/停止機能部
46 ブレーク機能部
47 トレース一括設定レジスタ
50 MAINプログラム
51 SUBプログラム
52 LD命令
53 CALL命令
54 ステップNo.
55 ポインタ
56 RET命令
57 割込みプログラム
58 割込みポインタ
59 IRET命令
61 命令コード
62 命令コードフォーマット
63 トレース有効/無効フラグ
71 フェッチ部
72 デコード部
73 実行部
74 メモリアクセス部
75 ライトバック部
77 トレース実行判別部
78 トレース実行部
79 実行中命令コードアドレス格納レジスタ
80 最新格納先ポインタ

Claims (2)

  1. プログラマブルコントローラにより実行される制御プログラムであって、当該制御プログラムを構成する各命令のトレースを当該命令の命令コード内に設けられたフラグに基づいて前記プログラマブルコントローラが実行する制御プログラムを作成する作成手段と、
    前記制御プログラムをコンパイルする際に、外部からの指示に基づいて、前記フラグを変更可能なコンパイル手段と、
    を備えたプラグラマブルコントローラの周辺装置。
  2. コンパイルされた制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記制御プログラムを実行する制御プログラム実行手段と、
    前記制御プログラムを構成する各命令の実行時に、当該命令のトレースを、命令コード内に設けられたフラグに基づいて実行するトレース実行手段と、
    外部からの指示に基づいて、前記フラグを差し替える差替手段と、
    を備えたプラグラマブルコントローラ。
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