JP2011215958A - 文字入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】かな漢字変換のように第1の文字列を第2の文字列に変換する際に、予め指定された参照文書から第2の文字列として引用することを可能とすることで、第2の文字列への変換を正確かつ容易なものとする文字入力装置を提供することを目的とする。
【解決手段】入力部101で入力された第1の文字列を、変換部102が辞書104を参照して第2の文字列を出力部103に出力する際に、引用部105を介して、参照文書109の一部の文字列を、変換部102が出力する変換候補の1つとして追加する。引用部105は、検索部106で入力された検索語を使用して参照文書109を検索し、その結果を表示部107に表示する。検索結果の前後の文字列も表示する。選択部108で第2の文字列として引用したい文字列を選択させ、これを変換部102が出力する変換候補の1つとして追加する。
【選択図】 図1
【解決手段】入力部101で入力された第1の文字列を、変換部102が辞書104を参照して第2の文字列を出力部103に出力する際に、引用部105を介して、参照文書109の一部の文字列を、変換部102が出力する変換候補の1つとして追加する。引用部105は、検索部106で入力された検索語を使用して参照文書109を検索し、その結果を表示部107に表示する。検索結果の前後の文字列も表示する。選択部108で第2の文字列として引用したい文字列を選択させ、これを変換部102が出力する変換候補の1つとして追加する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、かな漢字変換のように第1の文字列を第2の文字列に変換する際に、予め指定された参照文書から第2の文字列として引用することを可能とする文字入力装置に関する。
近年、文書の作成は、文書作成ソフトウェアを使用してパーソナルコンピュータ等の汎用の計算機、または、ワードプロセッサ等の専用の計算機上で行うことが一般的になっている。これにともない、作成する文書の種類も、挨拶状や案内状、ビジネス文書、論文等の多岐に渡り、また、これを作成するために使用する文字入力装置を使用する場面も、文書作成ソフトウェアやワードプロセッサの利用場面に限らず、Webサイト上での情報発信のためのコンテンツの作成や、電子メールの作成等の場面にまで拡がってきている。
ここで、特に、日本語の文書の作成の際には、かな漢字変換のように第1の文字列を第2の文字列に変換する技術が必要になる。効果的な文字入力装置を実現するためには、この変換処理の際に、利用者の意図した文字列に変換できることが重要である。
これを実現するために、従来より、計算機上での日本語入力の際に文字入力装置が予め準備された辞書を参照して変換後の文字列を作成する方式が採られている。より効果的な文字入力装置とするための方式として、辞書として広範囲の分野の語彙を包含する、利用者が辞書へ語彙を予め登録しておく、また、変換の際に表示する変換候補の出現順序を語彙の使用頻度に応じて調整する、といった方式が公知となっている。
ただし、辞書を更新していくこれらの方式では、作成する文書の分野が多種多様になるにつれ、多様な語彙を辞書が包含しきれない、予め登録しておく必要のある語彙も多量となってしまう、また語彙の使用頻度が作成中の文書で期待される語彙とは必ずしも一致しない、といった問題があった。
このような問題に対する1つの解決方法として、表記文字列とその正しい読み情報のデータに基づき、作成する文書の分野やユーザが異なる場合にも、現在作成中の文書で利用頻度の高い表記は出やすくなるようにシステムを更正するためのデータを作成することができる構成が提案されている(特許文献1参照)。
前記特許文献1の技術によれば、利用者は、作成する文書の分野によらず、現在作成中の文書で利用頻度の高い表記を効率的に選択できる利点がある。これは、効果的な文字列変換を行うためのデータを、辞書のみに依存するのではなく、作成中の文書ごとのデータとしても保持してこれを参照することで実現される。
しかし、前記特許文献1の技術は、作成中の文書ごとのデータを保持することでその文書にて利用頻度の高い表記が出やすくする方法であり、文字列変換が正確になされているかについては利用者の判断にゆだねられたままで、合理的な判断を実現する方式は提供できていない。特許文献1の方法では、文字列変換の際に間違った表記に気付かずに文書を作成し始めると、それ以後の文字列変換の際にもその表記が出やすくなることになるため、間違った表記を連続してしまう危険性がある。特に、人名や会社名といった固有名詞、分野ごとの専門用語等を使用する場合には、正確な表記では旧字体や異字体を使用していることもあり得るので間違った表記をしてしまいやすく、正確な文字列変換を実現できる合理的な方式が望まれる。
また、前記特許文献1の技術は、現在作成中の文書での利用頻度の高い表記を優先させる方式であるため、文書の作成を開始した直後で、作成中の文書が短い場面では効果が発揮されにくい。上述のとおり、文書の作成を開始した直後に誤った表記の文字列変換を行ってしまうと、それ以後の文字列変換の際にもその表記が出やすくなることになる。このため、文書の作成を開始した直後であっても、正確な文字列変換を実現できる合理的な方式が望まれる。
本発明は前記課題を解決するためのものであり、かな漢字変換のように第1の文字列を第2の文字列に変換する際に、予め指定された参照文書から第2の文字列として引用することを可能とすることで、第2の文字列への変換を正確かつ容易なものとする文字入力装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、入力された第1の文字列を第2の文字列に変換する文字入力装置であって、入力された第1の文字列に対する変換候補の第2の文字列を取得し、変換候補として表示する変換手段と、予め指定された参照文書から、前記変換候補の第2の文字列を検索する検索手段と、前記検索手段の検索結果に該当する文字列を参照文書中の前後の文字列を含めて表示する表示手段と、表示された検索結果の文字列から利用者が指定した範囲を、選択範囲として受け付ける選択手段と、前記選択範囲として受け付けた文字列を前記変換候補として追加する引用手段とを備えることを特徴とする。
前記検索手段では、検索対象の参照文書から、変換候補の第2の文字列を検索語として検索しているが、この検索語の文字列を任意に変更できるようにしてもよい。また、参照文書を検索した結果は、検索に合致した文字列部分を強調表示するとよい。前記選択手段では、参照文書を検索した結果中の該強調表示された範囲を選択範囲の初期値とし、その選択範囲を利用者が任意に変更できるようにしてもよい。さらに、前記引用手段では、参照文書を検索した結果中の選択範囲の文字列が、既に変換候補の文字列として存在している場合は当該変換候補が選択されたものとして扱い、変換候補の文字列として存在していなかった場合は当該文字列を変換候補として追加した上で当該変換候補が選択されたものとして扱うようにしてもよい。
本発明によれば、かな漢字変換のように第1の文字列を第2の文字列に変換する際に、予め指定された参照文書から第2の文字列として引用することを可能とすることで、第2の文字列への変換を正確(ユーザが所望する文字列として正確)かつ容易なものとする文字入力装置を提供することが可能となる。利用者にとっては、予め指定した参照文書から引用することにより、正確かつ容易に変換後の文字列を取得することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る文字入力装置について、図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る文字入力装置の概略構成を示すブロック図である。ここでは、かな漢字変換を例示し、ひらがな文字列(第1の文字列)を漢字かな混じり文字列(第2の文字列)に変換する場合を説明する。図1の文字入力装置は、入力部101と、変換部102と、出力部103と、引用部105と、検索部106と、表示部107と、選択部108の各処理部から構成されている。また、文字入力装置に必要な情報として、辞書104と参照文書109とを備える。
入力部101は、かな漢字変換の対象となる文字列の入力、並びに、変換、次候補表示、および候補選択などの変換操作指示を行う。また、文字列の入力位置を指定するカーソルの移動もここで行う。一般的には文字入力を行う際のキーボードが該当する。変換部102は、入力部101から受け取った文字列(第1の文字列)の変換を行う。この際に、辞書104を参照して、第1の文字列に対応する第2の文字列の変換候補を作成する。出力部103は、変換部102から受け取った文字列(変換候補)を利用者に対して提示し、そこから選択するかたちで変換後の文字列(第2の文字列)を確定する。ここで確定した文字列を、入力部101で制御しているカーソルの位置に、変換前の文字列(第1の文字列)を置き換えるかたちで出力し、編集中文書に該当の文字列が表示される。
引用部105は、変換部102に対する入出力を行う処理で変換部102から受け取った文字列(変換前の文字列、および変換候補のうち選択状態で表示されているもの)を使用して、検索部106と表示部107と選択部108との処理を介して参照文書109から引用した文字列(選択語)を、変換部102で保持する変換候補に追加する。
検索部106は、引用部105から受け取った文字列を使用して、参照文書109を対象に検索を行う。このとき、参照文書109は、予め指定された文書を用いるものとし、都度ごとに指定しなおす必要はない。すなわち、参照文書109として用いる文書は、予め指定しておく。表示部107は、検索部106での検索結果を利用者に対して提示する。このとき、参照文書109中の検索該当箇所を強調表示し、その前後の文字列を含めて表示する。選択部108は、表示部107で利用者に対して提示した内容に対する、利用者の確認結果を受け取る。強調表示された文字列が期待する文字列でない場合、表示部107で表示している参照文書中の強調表示の範囲を、期待する文字列を選択するように変更することができる。
辞書104は、かな漢字変換を行う際に参照する。ひらがな文字列(第1の文字列)に対応する漢字かな混じり文字列(第2の文字列)との対応付けを蓄積している。参照文書109は、正確な文字列変換を実現するために参照する文書で、参照したい文書を予め登録しておくことで、文字列変換のつど指定する手間を省くことができる。
図2は、図1の文字入力装置を利用して第1の文字列を第2の文字列に変換する利用イメージの一例を示す図である。ここでは、かな漢字変換を例示し、編集中文書に「みやざき」という文字列を入力した際に、参照文書109として「人員名簿」から引用する場合を説明する。
図2において、本文字入力装置を適用した利用イメージは、編集中文書201と、引用指示画面202の各画面から構成されている。
編集中文書201において、利用者が入力部101により入力操作203を行って「みやざき」と入力すると、変換部102はその入力に対応する変換候補204を利用者に提示する。変換部102は、利用者からの引用指示があった場合、引用部105に制御を渡す。引用部105は、引用指示画面202を利用者に提示する。
引用指示画面202は、引用指示情報205と、参照文書一覧206と、参照文書207とから構成される。ここで、引用指示情報205は、変換部102から与えられた、変換前文字列と、検索する文字列である検索語と、参照文書109から引用する文字列である選択語とから構成される。ここで検索語の初期値は、変換候補の文字列のうち選択状態にあるものを設定する。参照文書一覧206には、予め指定されている参照文書を一覧表示する。当該一覧にて利用者からの参照文書の登録指示を受け取ることも可能である。参照文書207は、上述の引用指示情報205と参照文書一覧206を入力として検索を行った結果である。検索部106と、表示部107と、選択部108とで処理した結果として、参照文書207にて強調表示された文字列を選択語として、引用部105が変換部102に対して変換候補の文字列として追加する。これにより、変換候補一覧204を更新し、この文字列を変換後文字列として入力操作203の文字列を置き換えることで、正確な文字列変換を実現する。
以上の利用イメージにより、利用者からの入力操作203の指示に対して、参照文書207にて強調表示された文字列を選択語として、変換候補一覧204を更新し、この文字列を変換後文字列として入力操作203の文字列を置き換えることで、正確な文字列変換を実現する。ここで、編集中文書201の表示内容は、利用者からの入力操作203の文字列が変換後文字列に置き換わるのみで、参照文書に対する検索処理は編集中文書201の表示内容には影響しないため、従来と同等の使い勝手を実現することができる。
図3は、本発明の一実施の形態に係る文字入力装置を適用した際に第1の文字列を第2の文字列に変換する手順の一例を示す図である。ここでは、かな漢字変換を例示し、編集中文書に「みやざき」という文字列を入力した際に、参照文書として「人員名簿」から引用する場合を説明する。
入力部101は、変換前文字列301を入力すると、この文字列を第1の文字列として変換部102に制御を移す。変換部102は、辞書104を参照して変換候補一覧302を作成する。ここで、利用者による引用指示を受け付けると、変換部102は引用部105に制御を移す。引用部105は、変換部102から、検索条件情報303として、変換前文字列と変換候補の内で選択状態のものとを取得し、検索部106に制御を移す。検索部106は、参照文書109を対象に検索を行う。表示部107は、この検索結果を参照文書の検索結果304として利用者に提示する。これにより、検索語として指定された文字列を参照文書109から検索した結果を、その前後の文字列を含むかたちで利用者に提示することができる。この例示では、検索条件情報303にて指定された検索語「宮崎」に対する検索結果として、参照文書の検索結果304にて「宮崎一郎」の「宮崎」の部分を強調表示している。
ここで、利用者が意図した「みやざき」に対する変換が「宮崎一郎」の「宮崎」であれば、参照文書による照合の結果として、正確な変換が行われたことが確認できたことになる。ここでは、利用者が意図した「みやざき」に対する変換が「宮崎*1三郎」の「宮崎*1」であるものとして説明する。(なお「崎*1」は図3の検索結果304の3行目に示されている「崎」の右上部分の「大」を「立」に置き換えた異体字を示すものとする。以下、本明細書中に出現する「崎*1」は全てこの異体字を示すものとする。)参照文書の検索結果304にて検索結果を確認した利用者は、その前後の文字列を確認することで、目的の文字列である「宮崎*1三郎」を見つける。ここで、選択部108は、利用者の操作を受けて、参照文書の選択結果305にて「宮崎一郎」の「宮崎」に対する強調表示を解除し、「宮崎*1三郎」の「宮崎*1」を選択しなおして強調表示の範囲を編集する。この選択結果を表示した状態が、参照文書の選択結果305である。
引用部105は、参照文書の選択結果305から一連の処理の結果である選択結果306として、変換前文字列「みやざき」と、選択語「宮崎*1」を取得し、これを変換部102で保持している変換候補に追加することを指示して変換部102に制御を移す。変換部102は、この結果を受けて変換候補として「宮崎*1」を追加した変換候補一覧307を作成し、同時にこの「宮崎*1」を変換後文字列として確定する。出力部103は、この結果を受けて、変換後文字列308を出力し、変換前文字列301を置き換えることで、一連の文字列変換を完了する。
以上の構成により、変換候補の文字列を参照文書と照合することにより、変換後文字列が意図した文字列であるかを判断することを可能とし正確かつ容易な文字列変換が実現できる。
また、変換候補の文字列にて参照文書を検索した結果、期待する文字列が提示されなかった場合、検索部106にて、検索語の文字列を任意の文字列に変更する利用者指示を受け入れる処理を用意しておくことで(例えば、図2の引用指示画面202の引用指示情報205の検索語を編集できるようにする)、検索語を任意に変更して再度の検索を行わせることができる。これにより、利用者が期待する文字列が提示される可能性を向上させることができる。
また、参照文書の検索結果304に対して、選択部108にて、選択語の文字列を変更する利用者指示を受け入れる処理を用意しておくとよい。例えば、検索結果304から305は、利用者が「宮崎」から「宮崎*1」に選択し直したところを示しているが、さらに選択範囲を「宮崎*1三郎」とし、306に示す選択語として「宮崎*1三郎」を返すことができるようにするということである。これにより、利用者は、選択語を変更して目的の変換後文字列を指示することができる。
ここで選択した文字列は、いずれも、参照文書に記述されている文字列であり、単純に辞書に登録されている文字列、または使用頻度の高い文字列というわけではなく、参照文書により照合できたという点で、その文脈において正確な文字列であり、その文字列を変換後文字列308として出力することで、変換前文字列301を正確かつ容易に変換できる。
さらに、検索対象の参照文書から選択した文字列を、変換前の文字列である第1の文字列に対応する変換候補として追加することで、以後のかな漢字変換の際には参照文書を検索することなく変換候補として当該文字列を出力できるようになる。
図4は、本発明の一実施の形態に係る文字入力装置の処理手順の概要を示すフローチャートである。ここでは、かな漢字変換を例示し、入力部101にて取得した文字列を変換して出力部103に出力する場合を説明する。
入力部101は、利用者により指示された変換前の文字列を取得して(ステップS401)、制御を変換部102に移す。変換部102は辞書104を参照して変換候補の文字列を取得し(ステップS402)、変換候補の文字列を一覧表示する(ステップS403)。ここで、利用者からの引用指示を受け取ると(ステップS404)、変換部102は引用部105に制御を移し、参照文書の引用結果である選択語を取得する(ステップS405)。変換部102では、取得した選択語を変換候補の文字列として一覧追加して表示する(ステップS406)。引用指示を受け取って文字列変換された場合、出力部103は、これが選択されたものとして変換候補の文字列から変換後文字列を確定し(ステップS407)、この文字列を変換前の文字列の位置に変換後の文字列を置き換えて表示する(ステップS408)。
ここで、ステップS405〜ステップS406は、利用者からの引用指示があった場合にのみ実行される処理で、引用指示がなかった場合は、従来の文字入力装置と同様の処理となる。
図5は、本発明の一実施の形態に係る文字入力装置を構成する引用処理の処理手順の概要を示すフローチャートである。ここでは、かな漢字変換を例示し、引用部105が変換部103から制御を受け取った後に、検索部106と、表示部107と、選択部108との各処理を行い、引用部105から変換部103に制御を戻す場合(図4のS405)を説明する。
引用部105は、変換部102から変換前の文字列と、変換候補の文字列のうち選択状態のものとを取得し(ステップS501〜S502)、検索部106に制御を移す。検索部106は、予め指定された参照文書の一覧を取得し(ステップS503)、引用部105から取得した変換候補の文字列のうち選択状態のものを取得し、これを参照文書に対する検索語として設定した上で検索条件(検索語)を利用者に提示する(ステップS504からS505)。ここで利用者は、提示された検索条件を確認し、必要に応じて検索条件を編集することができる。
検索部106は、検索条件の編集結果を取得し(ステップS506)、この検索条件で参照文書の検索を行う(ステップS507〜S511)。具体的には、予め指定された参照文書のそれぞれを検索対象としてS508〜S510を繰り返す。まず、検索対象の参照文書に対して検索語を検索し(ステップS508)、合致した箇所を強調表示(選択状態)して前後の文字列を含めてその検索結果を利用者に提示する(ステップS509)。ここで、利用者は、提示された参照文書の強調表示の箇所を見ることで目的の変換後文字列かを確認する。表示部107は、利用者による目的の文字列かの確認結果を取得し(ステップS510)、目的の文字列でない場合は後続の文字列に対して検索を続行し(ステップS508)、当該文書の最後の場合には次の参照文書に対して同様の処理を続行する(ステップS511)。
目的の文字列であった場合は検索を完了する。選択部108は、参照文書の検索結果として強調表示されている文字列を選択語として取得し(ステップS512)、この文字列を変換部102に対して変換候補の文字列として追加して制御を移す(ステップS513)。
この一連の処理により、変換部102は、変換前文字列301に対応する変換後文字列308を、参照文書109に記載された文字列から引用するかたちで決定することが可能となる。
また、いずれの参照文書にも目的の文字列を確認できなかった場合(ステップS511)、利用者に対して検索条件情報303を再度提示した上で編集した結果を取得して(ステップS506)、再度の検索を行うことができるようにしておくことで(要するに、検索語を任意に変更して再度の検索が行えるようにしておく)、任意の検索語による参照文書に対する検索を実現することができる。
また、目的の文字列かの確認結果を取得する際に(ステップS510)、表示した参照文書の検索結果304の強調表示の周辺に目的の文字列を確認できた場合を想定し、その時点で検索を完了して利用者にて強調範囲を編集できるようにしておくことで、参照文書の強調表示の編集結果を取得して(ステップS512)、任意の選択語の参照文書からの引用を実現することができる。
なお、参照文書を検索した結果、検索された部分とその前後を含めて表示するようにしているが、「前後」というのは例えば前後の所定文字数であればよい。また、図2の207に示すように参照文書の検索結果を表示した際、利用者によるスクロールの指示により表示されている部分のさらに前後の部分を表示できるようにしてもよい。
また、検索対象の参照文書から選択した文字列を、変換前の文字列である第1の文字列に対応する変換候補の文字列として追加する処理では、もともとの変換候補の文字列として既に存在している場合は当該変換候補が選択されたものとして、存在していなかった場合は当該文字列を変換候補として追加した上で当該変換候補が選択されたものとして、振る舞うようにしてもよい。
101…入力部、102…変換部、103…出力部、104…辞書、105…引用部、106…検索部、107…表示部、108…選択部、109…参照文書、201…編集中文書、202…引用指示画面、203…入力操作、204…変換候補、205…引用指示情報、206…参照文書一覧、207…参照文書、301…変換前文字列、302…変換候補一覧、303…検索部への入力内容、304…表示部での出力結果、305…選択部での出力結果、306…引用部での出力結果、307…引用部での出力結果を統合した変換候補一覧、308…変換後文字列。
Claims (1)
- 入力された第1の文字列を第2の文字列に変換する文字入力装置であって、
入力された第1の文字列に対する変換候補の第2の文字列を取得し、変換候補として表示する変換手段と、
予め指定された参照文書から、前記変換候補の第2の文字列を検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果に該当する文字列を参照文書中の前後の文字列を含めて表示する表示手段と、
表示された検索結果の文字列から利用者が指定した範囲を、選択範囲として受け付ける選択手段と、
前記選択範囲として受け付けた文字列を前記変換候補として追加する引用手段と
を備えることを特徴とする文字入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010084398A JP2011215958A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 文字入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9304679B2 (en) | 2012-10-26 | 2016-04-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device and handwritten document display method |
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2010
- 2010-03-31 JP JP2010084398A patent/JP2011215958A/ja active Pending
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US9304679B2 (en) | 2012-10-26 | 2016-04-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device and handwritten document display method |
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