JP2011215939A - 受発注在庫管理システム - Google Patents

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JP2011215939A JP2010084132A JP2010084132A JP2011215939A JP 2011215939 A JP2011215939 A JP 2011215939A JP 2010084132 A JP2010084132 A JP 2010084132A JP 2010084132 A JP2010084132 A JP 2010084132A JP 2011215939 A JP2011215939 A JP 2011215939A
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Abstract

【課題】店舗の商品発注時に、店舗の地域での売上もしくは売れ筋の特徴が配慮されていなかったことが、問題であった。
【解決方法】本発明におけるシステムは、発注商品情報に含まれる発注商品と、評価手段で求められる各商品の地域別店舗販売評価及び全体店舗販売評価の両方の照合を同時に行い、分析を行うことで、発注店舗の地域及び全国店舗で売上金額及び売上個数の集計で、上位評価にある商品を効率的に発注することが可能となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、サーバを介して、店舗が商品の発注を行い、ベンダが商品の受注を行う受発注在庫管理システムに関する。
商品の受注管理・発注管理等を合理化・自動化・簡素化した流通システム及びその方法が特許文献1に開示されている。特許文献1の開示技術は、インターネットなどのコンピュータネットワークを介して、センタシステムを中心として、顧客から流通までをオンラインで接続し、商品の在庫・受注・発注・物流・支払いを一元的に管理している。また、各商品の在庫情報や仕入れ情報を在庫先及び仕入先の情報と関連付けて登録しておくことで、センタシステムが、発注した商品の注文情報の入力に応じて、注文情報を承認するかどうかを決定している。
また、インターネットを介して在庫データベースを中心としたひとつの業務システムとして統合化し、商品の発注から販売までの物流データを一元管理するシステムが特許文献2に開示されている。特許文献2の開示技術は、売上分析表(店別若しくは全店、週別若しくは月別)、売れ筋分析表(店別若しくは全店、週別若しくは月別)及び在庫回転率(店別若しくは全店、週別若しくは月別)を常時、本部及び店舗において照会可能とし、余剰在庫の処分、商品の移動、商品の発注、出店及び閉店計画などの経営判断を支援している。
上記特許文献1及び2に示されるように、従来、店舗は、小売のために供される商品を仕入れるために、商品の発注を行う際、在庫情報、及び店別、若しくは全店の売上及び売れ筋の分析を用いて、商品の発注を制御するか、在庫減小数を発注数ととらえ、在庫減少分を納品してきた。しかしながら、このような制御を行うだけでは、適正商品を、適正数量発注するには不十分であった。従来の分析では、店舗の位置する地域における、売上もしくは売れ筋の特徴を把握することが配慮されていなかったため、店舗が商品を発注する際に、このような特徴は反映されていなかった。
また、従来の分析では、売上及び売れ筋のよい商品ばかりが店舗から発注されるため、需要者にとっては、店舗での商品の選択が、画一的となり、店舗は、需要者に対して、商品を選択する楽しみを提供することが不可能であった。
特開2001−341816号公報 特開2004−51374号公報
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、店舗が商品を発注する際に、余剰在庫をなくし、適正商品を、適正数量発注しつつ、店舗の属する地域における売上もしくは売れ筋の特徴を反映させることが可能な受発注在庫管理システムを提供する。さらに、本発明は、需要者に対して、バラエティに富んだ商品の中から、商品を選択させることが可能な受発注在庫管理システムを提供する。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成から成っている。
請求項1に係る本発明の受発注在庫管理システムは、発注商品、発注商品数量及び発注金額の情報を含む発注商品情報を送信する店舗端末と、前記店舗端末から受信した発注商品情報を分析し、発注商品数量を制御するとともに、ベンダに対して発注処理を行うサーバと、前記サーバからの発注処理に基づき、納品情報を作成し、前記サーバを介して前記店舗端末に送信するベンダ端末を備える受発注在庫管理システムであって、前記店舗端末、前記サーバ及び前記ベンダ端末がネットワークで接続され、前記サーバは、各商品の在庫数情報、販売実績情報及び最低発注金額情報を記録する記録手段を備え、前記在庫数情報は、各商品のベンダ及び店舗ごとの在庫数量を示す情報であり、前記販売実績情報は、各商品の売上金額及び売上個数の、個別店舗、地域別店舗及び全国店舗の集計情報であり、前記最低発注金額情報は、各ベンダに割り当てられた最低発注金額を示す情報であり、前記サーバは、さらに、前記記録手段に記録された前記販売実績情報に含まれる各商品の売上金額及び売上個数の集計情報から、各商品の売れ筋販売のランク評価として、個別店舗販売評価、地域別店舗販売評価、及び全国店舗販売評価を求める評価手段と、前記店舗端末から受信した前記発注商品情報について、個別店舗販売評価分析工程、ベンダ在庫数分析工程及び最低発注金額分析工程の各工程で、前記評価手段の評価結果又は前記記録手段に記録される情報と照合する第1分析手段と、前記第1分析手段により照合が行われた前記発注商品情報について、前記地域別店舗販売評価及び全国店舗販売評価分析工程で、前記評価手段の評価結果と照合する第2分析手段と、前記第2分析手段により照合された発注商品情報を、前記ベンダ端末に発注する発注手段を備えることを特徴とする。
請求項2に係る本発明の受発注在庫管理システムは、前記評価手段が、前記各商品の売上金額及び売上個数が増加している場合と減少している場合に分けて、前記ランク付け評価のそれぞれをさらに区分し、異なるランク付け評価を行うことを特徴とする。
請求項3に係る本発明の受発注在庫管理システムは、前記第1分析手段の前記個別店舗販売評価分析工程が、前記店舗端末から受信した発注商品情報に含まれる発注商品と、前記評価手段で求められる各商品の個別店舗販売評価とを照合し、前記発注商品の個別店舗販売評価が上位評価である場合、前記発注商品情報を前記ベンダ在庫数分析工程へ送信し、前記発注商品の個別店舗販売評価が下位評価である場合、前記発注商品情報を前記ベンダ在庫数分析工程へ送信しないことを特徴とする。
請求項4に係る本発明の受発注在庫管理システムは、前記第1分析手段の前記ベンダ在庫数分析工程が、前記個別店舗販売評価分析工程から受信した前記発注商品情報に含まれる発注商品と、前記サーバの記録手段で記録された各商品のベンダの在庫情報とを照合し、前記発注商品がベンダの在庫にある場合、前記発注商品情報を前記最低発注金額分析工程へ送信し、前記発注商品のベンダの在庫がない場合、前記発注商品情報を前記最低発注金額分析工程へ送信しないことを特徴とする。
請求項5に係る本発明の受発注在庫管理システムは、前記第1分析手段の前記最低発注金額分析工程が、前記ベンダ在庫数分析工程から受信した前記発注商品情報をもとに、各ベンダの前記発注商品の合計発注金額を算出し、該合計発注金額と、前記サーバの記録手段で記録された各商品の各ベンダに割り当てられた最低発注金額情報とを照合し、前記合計金額が前記最低発注金額に達する場合、前記発注商品情報を前記第2分析手段の前記全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程へ送信し、前記発注商品の金額が前記最低発注金額に満たない場合、前記評価手段で求められる前記異なるランク評価を用いて、前記発注商品の数量を調整し、前記発注商品の中から、売上金額及び売上個数の増加する発注商品の数量を、前記最低発注金額に達するまで、増加させた後に、前記発注商品情報を、前記第2分析手段の前記全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程へ送信することを特徴とする。
請求項6に係る本発明の受発注在庫管理システムは、前記第2分析手段の前記全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程が、前記第1分析手段から受信した前記発注商品情報に含まれる発注商品と、前記評価手段で求められる各商品の前記地域別店舗販売評価及び前記全体店舗販売評価の両方の照合を同時に行い、前記店舗端末から発注された前記発注商品の前記地域別店舗販売評価が上位評価であり、かつ、前記発注商品の前記全体店舗販売評価が上位評価である場合、前記発注商品情報を承認し、該発注商品情報を前記発注手段へと送信し、前記店舗端末から発注された前記発注商品の前記地域別店舗販売評価が上位評価であり、かつ、前記発注商品の前記全体店舗販売評価が下位評価である場合、前記発注商品情報を承認し、該発注商品情報を前記発注手段へと送信し、前記店舗端末から発注された前記発注商品の前記地域別店舗販売評価が下位評価であり、かつ、前記発注商品の前記全体店舗販売評価が上位評価である場合、前記発注商品情報を承認し、該発注商品情報を前記発注手段へと送信し、前記店舗端末から発注された前記発注商品の前記地域別店舗販売評価が下位評価であり、かつ、前記発注商品の全体店舗販売評価が下位評価の場合、前記発注商品情報を承認しないことを特徴とする。
請求項7に係る本発明の受発注在庫管理システムは、前記評価手段が、各商品に対して、さらにフラグを設けることが可能であり、前記第1分析手段は、前記評価手段によりいずれのランク評価が行われた場合であっても、該フラグ付けされた前記発注商品については、該発注商品情報を前記第2分析手段に送信し、前記第2分析手段は、前記評価手段によりいずれのランク評価が行われた場合であっても、該フラグ付けされた前記発注商品については、前記ベンダ端末へと送信することを特徴とする。
請求項8に係る本発明の受発注在庫管理システムは、各商品の前記販売実績情報が、各商品の販売時点での集計情報であることを特徴とする。
請求項1に係る発明の受発注在庫管理システムは、サーバの評価手段が、個別店舗販売評価分析工程、全国店舗販売評価分析工程に加えて、地域別店舗販売分析工程を経る分析を行って発注することによって、発注者は、店舗の属する地域における売上金額及び売上個数の上位にある商品を効率的に発注することが可能となる。
請求項2に係る発明の受発注在庫管理システムは、各ベンダに対する発注金額が最低発注金額に満たない場合、どの発注商品を増加させるべきか決定することが可能となる。
請求項3に係る発明の受発注在庫管理システムは、発注店舗で売上金額及び売上個数の集計で上位評価にある商品を、効率的に発注することが可能となる。
請求項4に係る発明の受発注在庫管理システムは、ベンダの在庫のない商品の発注を未然に防ぐことが可能となるとともに、発注商品の納期が事前に把握可能となる。
請求項5に係る発明の受発注在庫管理システムは、取引先ベンダとの間で取り決められた最低発注金額を超えるように商品を発注することが可能である。
請求項6に係る発明の受発注在庫管理システムは、発注店舗の地域及び全国店舗で売上金額及び売上個数の集計で上位評価にある商品を、効率的に発注することが可能となる。
請求項7に係る発明の受発注在庫管理システムは、フラグを設けた商品に対して、売上金額及び売上個数の分析を行わずに発注を行うために、売れ筋商品に偏らずに、多様性に富んだ商品を発注することが可能となる。
請求項8に係る発明の受発注在庫管理システムは、販売時点での販売実績情報を収集することが可能である。
本発明の受発注在庫管理システムの全体構成を示す概略図である。 サーバの構成を示す概略図である。 第1分析手段、第2分析手段及び発注手段における各分析工程の詳細を示す概略図である。 本発明の受発注在庫管理システムにおけるフローチャートを示す図である。 発注商品にフラグが設けられた場合の受発注在庫管理システムのフローチャートを示す図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の受発注在庫管理システムの全体構成を示す概略図である。
この管理システムは、小売に供される商品の仕入を行う際に、商品の発注を行う店舗端末(1)と、店舗端末(1)からの発注商品情報を受信するサーバ(2)と、受注した商品の納品情報を、前記サーバ(2)を介して、前記店舗端末(1)へと送信するベンダ端末(3)を備える。店舗端末(1)、サーバ(2)、及びベンダ端末(3)は、インターネットなどのネットワークを介して接続される。この管理システムは、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)もしくは、SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)を利用したシステムであってもよい。
本発明の受発注在庫管理システムでは、各店舗端末(1)もしくは各ベンダ端末(3)が、WEBブラウザを用いて、サーバ(2)にアクセスし、サーバ(2)上であらゆる情報の登録、更新、修正及び削除を行うため、リアルタイムで各情報の変更が一元的にサーバ(2)に反映される。また、WEBブラウザを有する端末であれば、インターネットに接続できる環境下において、サーバ(2)に対してアクセスを行い、最新の情報を入手可能である。
店舗端末(1)は、小売店に設置され、店員が使用する端末である。
店舗端末(1)は、WEBブラウザを備えたパーソナルコンピュータであり、WEBブラウザ上で、特定の発注商品を選択し、発注数量を入力することで、発注合計金額を算出する。その後、これらの情報を含む発注商品情報を作成し、商品の発注を行う。店舗端末(1)は、作成された発注商品情報を、ネットワークを介して、サーバ(2)へと送信する。
サーバ(2)は、小売チェーンもしくはフランチャイズの経営及び管轄を行う本部に設置しても良いし、本部の外において、レンタルサーバとして設置されてもよい。
サーバ(2)は、店舗端末(1)から商品情報を受信するとともに、商品情報の分析を行う。サーバ(2)は、発注元の店舗での販売実績をもとに、売上金額及び売上個数の多い商品については、多数の発注数量の発注を承認する。一方、発注元の店舗で売上金額及び売上個数の少ない商品については、少数の発注数量の発注しか承認されない。そして、サーバ(2)は、商品情報を承認後、ベンダ端末(3)へ発注を行う。サーバ(2)は、発注商品情報を、ネットワークを介して、ベンダ端末(3)へと送信する。
ベンダ端末(3)は、商品の製造を行うベンダに設置される端末であり、該端末はWEBブラウザを備えたパーソナルコンピュータである。
ベンダ端末(3)は、サーバ(2)から発注商品情報を受信した後、納品情報を作成し、前記サーバ(2)を介して前記店舗端末(1)に送信する。
図2は、サーバ(2)の構成を示す概略図である。
サーバ(2)は、記録手段(7)、評価手段(8)、第1分析手段(4)、第2分析手段(5)、及び発注手段(6)を備える。サーバ(2)は、店舗端末(1)から発注商品情報を受信する。発注商品情報は、第1分析手段(4)、第2分析手段(5)及び発注手段(6)を経て、ベンダ端末(3)へと送信される。
記録手段(7)は、ハードディスク、メモリ(ROM及びRAM等)で構成され、各商品の在庫数情報、販売実績情報及び最低発注金額情報を記録する。また、これに加え、各商品の店舗棚数情報、仕入情報、受発注情報、返品情報、移動情報、支払情報、売価変更情報及び粗利等の販売管理情報を記録してもよい。
在庫数情報は、各商品のベンダ及び店舗ごとの在庫数量を示す情報である。例えば、商品AがベンダAの製造する商品の場合、ベンダの在庫数量として、ベンダAの有する商品Aの在庫数量が記録手段(7)に記録されている。また、商品Aが店舗A、店舗B及び店舗Cに納品されている場合、店舗の在庫数量として、店舗A、店舗B及び店舗Cそれぞれの有する商品Aの在庫数量が記録手段(7)に記録されている。
販売実績情報は、小売チェーンもしくはフランチャイズの経営体系により全国で店舗運営が行われる場合における、各商品の売上金額及び売上個数の、個別店舗、地域別店舗及び全国店舗の集計情報を示す情報である。個別店舗とは、全国に設置されている店舗のうち、特定の1つの店舗を意味する。地域別店舗では、地域区分について任意に変更可能であるが、例えば、北海道、東北、関東、甲信越、関西等の特定の地域に設置された店舗全体を意味する。全国店舗とは、全国の店舗全てを意味する。また、販売実績情報として、製造者であるベンダ別の各商品の売上金額及び売上個数の集計情報についても、抽出可能である。
最低発注金額情報は、各ベンダに割り当てられた最低発注金額を示す情報である。最低発注金額情報は、取引先であるベンダとの間で取り決められた金額の情報であり、1回の発注時に、ベンダに対して最低限発注しなければならない合計金額を示す。例えば、ベンダAの最低発注金額が10万円に設定されている場合、店舗はベンダAの取り扱う商品の中から発注商品を選択し、ベンダAに対する発注合計金額が10万円を超えるように、発注を行わなければならない。
評価手段(8)は、図2に示すように、記録手段(7)から販売実績情報を受信し、個別店舗販売評価、地域別店舗販売評価、及び全国店舗販売評価を作成する。
評価手段(8)は、各商品の売上金額及び売上個数の集計情報を備えた販売実績情報から、各商品の売れ筋販売のランク付け評価として、個別店舗販売評価、地域別店舗販売評価及び全国店舗販売評価を求める。例えば、特定の店舗における各商品の売上金額及び売上個数の1週間の集計情報を抽出し、集計情報を抽出した店舗の売上金額及び売上個数の上位20%に該当する商品をAとし、その次の中位30%に該当する商品をBとし、その次の下位50%の商品をCとランク付けを行う。このようにして求められるランク付け評価のことを個別店舗販売評価とする。同様に、特定の地域における店舗全体の各商品の集計情報をもとに行われるランク付け評価のことを、地域別店舗販売評価とし、全国の店舗全体における各商品の集計情報をもとに行われるランク付け評価のことを全国店舗販売評価とする。上述した集計情報は、任意の期間を設定することが可能であり、例えば、日・月・曜日別・時間帯別の期間を設定することも可能である。ランク付け評価についても、上述のような3段階の区分であってもよいし、異なる段階数の区分であってもよい。
第1分析手段(4)は、店舗端末(1)から受信した発注商品情報を、個別店舗販売評価分析工程(S1)及びベンダ在庫数分析工程(S2)の各工程で、評価手段(8)により求められた各商品の個別店舗販売評価、記録手段(7)に記録されているベンダの在庫情報、及び最低発注金額情報と照合する。第1分析手段(4)は、照合を行なってから、発注商品情報を、第2分析手段(5)へ送信する。後述するように、条件を満たさない場合には、第2分析手段へは送信されず、発注が行われない。
第1分析手段(4)は、図2に示すように、記録手段(7)に対して特定の商品についての要求を送信すると、記録手段(7)で記録される店舗及びベンダにおける在庫情報及び最低発注金額情報が返信される。また、第1分析手段(4)が、評価手段(8)に対して特定の商品についての要求を送信すると、評価手段(8)で求められる個別店舗販売評価が返信される。第2分析手段(5)が、評価手段(8)に対して特定の商品についての要求を送信すると、評価手段(8)で求められる全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価が返信される。
上述したように、店舗端末(1)から受信した発注商品情報は、第1分析手段(4)、第2分析手段(5)及び発注手段(6)を経て、ベンダ端末(3)へと送信される。ここで、図3に示す、第1分析手段(4)、第2分析手段(5)及び発注手段(6)における各工程について説明する。
第2分析手段(5)は、第1分析手段(4)から受信した発注商品情報を、全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)で、評価手段(8)により求められた各商品の地域別店舗販売評価及び全国店舗販売評価と照合する。第2分析手段(5)は、照合を行ってから、発注商品情報を承認し、発注手段(6)へと送信する。後述するように、条件を満たさない場合には、発注手段へは送信されず、発注が行われない。
発注手段(6)は、第2分析手段(5)から受信した発注商品情報を、ベンダ端末(3)へと送信する。
以下、図4を参照し、第1分析手段(4)と第2分析手段(5)における各工程について、詳細に説明する。
まず、個別店舗販売評価分析工程(S1)は、発注商品情報に含まれる発注商品を、評価手段(8)で求められた個別店舗販売評価と照合する。図4に示すように、例えば、評価手段(8)で求められた個別店舗販売評価において、発注商品Aが上位評価である場合、発注商品Aを含む発注商品情報は、ベンダ在庫数分析工程(S2)へと送信される。評価手段(8)で求められた個別店舗販売評価において、発注商品Aが下位評価である場合、発注商品Aを含む発注商品情報は、ベンダ在庫数分析工程(S2)へは送信されず、発注を承認されない。上述の個別店舗販売評価分析工程(S1)を経ることによって、発注者は、店舗で売上金額及び売上個数の上位にある商品を効率的に発注することが可能となる。これにより、店舗内に陳列される商品回転率が改善され、余剰在庫が生じる可能性が減少する。
ベンダ在庫数分析工程(S2)は、個別店舗販売評価工程から発注商品情報を受信する。ベンダ在庫数分析工程(S2)は、受信した発注商品情報に含まれる発注商品を、記録手段(7)に記録された各商品のベンダの在庫情報と照合する。図4に示すように、例えば、発注商品Aについて、ベンダの在庫数が有る場合、発注商品Aを含む発注商品情報は、最低発注金額分析工程(S4)へと送信される。発注商品Aについて、ベンダの在庫数が無い場合、発注商品Aを含む発注商品情報は、最低発注金額分析工程(S4)へは送信されず、発注は承認されない。上述のベンダ在庫数分析工程(S2)を経ることによって、発注者は、ベンダの在庫のない商品の発注を未然に防ぐことが可能である。これにより、発注した商品の店舗への納品時期について、事前に把握することが可能である。
必要に応じ、店舗棚数分析工程(S3)を設けてもよい。この場合、店舗棚数分析工程(S3)は、ベンダ在庫数分析工程(S2)から発注商品情報を受信する。店舗棚数分析工程(S3)は、記録手段(7)に記録された各商品の店舗棚数情報及び店舗の在庫数情報から、店舗における残余棚数を算出し、発注商品情報に含まれる発注商品の数量を、残余棚数と照合する。図4に示すように、例えば、発注商品Aの数量が5つで、残余棚数7つの場合、発注商品の数量は、残余棚数よりも少ないので、発注商品Aを含む発注商品情報は、最低発注金額分析工程(S4)へ送信される。発注商品Aの数量が5つで、残余棚数3つの場合、発注商品の数量は、残余棚数よりも多いので、発注商品Aの数量を、残余棚数の数量である3つにまで減少させる。その後、発注商品Aを含む発注商品情報は、最低発注金額分析工程(S4)へ送信される。これにより、店舗の棚に収納不可能な数量の商品を発注することを未然に防ぐことが可能である。
最低発注金額分析工程(S4)は、ベンダ在庫数分析工程(S2)から発注商品情報を受信する。最低発注金額分析工程(S4)が、発注商品情報に含まれる発注商品をベンダごとに区分し、各ベンダの発注商品の合計発注金額を算出し、該合計発注金額を、ベンダごとに設定された最低発注金額と照合する。合計金額が最低発注金額に達する場合、発注商品情報は、第2分析手段(5)の全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)へと送信される。合計金額が最低発注金額に満たない場合、異なるランク付け評価を評価手段(8)で行い、どの発注商品の数量を増加させることで、最低発注金額を満たすかを決定する。発注商品の数量を最低発注金額に達するまで増加させてから、発注商品情報は、第2分析手段(5)の全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)へと送信される。
異なるランク付け評価は、以下の方法で求めることが可能であり、上述のランク付け評価と同様に、個別店舗販売評価、地域別店舗販売評価及び全国店舗販売評価が算出可能である。
異なるランク付け評価は、記録手段(7)が記録する販売実績情報から、各商品の売上金額及び売上個数の集計情報の抽出を行うことで算出するが、これらの集計期間については、上述のランク付け評価の集計期間よりも長い期間に設定する。これにより、各商品の売上金額及び売り上げ個数の増減についてより詳細に把握することが可能である。例えば、特定の店舗における各商品の売上金額及び売上個数の3週間の集計情報を抽出し、まずは、集計情報を抽出した店舗の売上金額及び売上個数の上位20%に該当する商品をAとし、その次の中位30%に該当する商品をBとし、その次の下位50%の商品をCとランク付けを行う。その後、ランクAに該当する商品で、売上金額及び売上個数が増加傾向にある商品についてはAプラスと評価付けを行う。一方、ランクAに該当する商品で、売上金額及び売上個数が減少傾向にある商品についてはAマイナスと評価付けを行う。以後、同様に、Bプラス、Bマイナス、Cプラス、Cマイナスと評価付けを行う。ランク付け評価については、上述のような6段階の区分であってもよいし、異なる段階数の区分であってもよい。
発注商品A、B、C及びDの発注商品情報が、ベンダ在庫数分析工程(S2)から最低発注金額分析工程(S4)へと送信されてきた例を説明する。発注商品A及びBが第1ベンダによる商品で、合計金額が10万円であり、第1ベンダの最低発注金額が8万円の場合、発注商品A及びBの合計金額が第1ベンダの最低発注金額よりも高いので、発注商品A及びBを含む発注商品情報が、第2分析手段(5)の全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)へと送信される。一方、発注商品C及びDが第2ベンダによる商品で、合計金額が8万円であり、第2ベンダの最低発注金額が10万円の場合、第2ベンダに対する発注金額が10万円に達するように、発注商品CもしくはDの数量を変更する。発注商品が最低発注金額に満たない場合、異なるランク付け評価として、発注商品の個別店舗販売評価を求め、売上金額及び売上個数が増加傾向にある商品の数量を最低発注金額に至るまで、増加させる。好ましくは、より上位評価であり、かつ売上金額及び売上個数が増加傾向にある発注商品の数量を、最低発注金額に至るまで、増加させる。上述の例において、第2ベンダによる発注商品C及びDのうち、発注商品Cの個別店舗販売評価がより上位評価であり、かつ発注金額及び発注個数が増加傾向にある場合、発注商品Cの数量を第2ベンダの最低発注金額に至るまで、増加させる。増加後、発注商品Cを含む発注商品情報は、第2分析手段(5)の全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)へ送信される。
第2分析手段(5)の全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)は、第1分析手段(4)の最低発注金額分析工程から発注商品情報を受信する。全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)は、受信した発注商品情報に含まれる発注商品を、評価手段(8)で求められた全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価と照合する。この際、全国店舗販売評価と、地域別店舗販売評価による照合は、両方同時に行うこととする。発注商品の地域別店舗販売評価が上位評価であり、かつ、発注商品の全国店舗販売評価が上位評価である場合、全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)は、発注商品情報を承認し、発注手段(6)へと送信する。発注商品の地域別店舗販売評価が上位評価であり、かつ、発注商品の全国店舗販売評価が上位評価である場合、全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)は、発注商品情報を承認し、発注手段(6)へと送信する。同様に、発注商品の地域別店舗販売評価が下位評価であり、かつ、発注商品の全国店舗販売評価が上位評価である場合、全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)は、発注商品情報を承認し、発注手段(6)へと送信する。一方、発注商品の地域別店舗販売評価が下位評価であり、かつ、発注商品の全国店舗販売評価が下位評価である場合、全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)は、発注商品情報を承認しない。
発注商品A、B、C及びDの発注商品情報が、最低発注金額分析工程(S4)から全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)へと送信された例を説明する。発注商品Aの発注商品情報が、地域別店舗販売評価において上位評価であり、かつ地域別店舗販売評価において上位評価である場合、発注商品Aを含む発注商品情報は承認され、発注手段(6)へと送信される。発注商品Bの発注商品情報が、地域別店舗販売評価において上位評価であり、かつ全国店舗販売評価において下位評価である場合、発注商品Bを含む発注商品情報は承認され、発注手段(6)へと送信される。発注商品Cの発注商品情報が、地域別店舗販売評価において下位評価であり、かつ全国店舗販売評価において上位評価である場合、発注商品Cを含む発注商品情報は承認され、発注手段(6)へと送信される。一方、発注商品Dの発注商品情報が、地域別店舗販売評価において下位評価であり、かつ全国店舗販売評価において下位評価である場合、発注商品Dを含む発注商品情報は承認されない。従って、この例においては、発注商品A、B及びCの商品が承認され、これらの発注商品情報が発注手段(6)へと送信される。上述の全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)を経ることによって、発注者は、特定の地域において売れ筋の商品については、優先的に発注可能であるため、特定の地域においてのみ、需要の高い商品であっても、自動的に適正な発注を行うことが可能である。
発注手段(6)は、全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)から発注商品情報を受信する。発注手段(6)は、受信した発注商品情報を、ベンダ端末(3)へ送信する。
ベンダ端末(3)は、発注手段(6)からの発注商品情報を受信すると、納品情報をサーバ(2)を介して、店舗端末(1)へと送信する。店舗は、商品受領後に、商品受入連絡をサーバ(2)に送信し、サーバ(2)は、店舗からの商品受領連絡をベンダ端末(3)に送信し、一連の受発注在庫管理が行われる。
本発明の受発注在庫管理システムは、評価手段(8)が、あらかじめ特定の商品にフラグを設けることが可能な構成としてもよい。
図5は、評価手段(8)により発注商品にフラグが設けられている場合の受発注在庫管理システムのフローチャートを示す。上述のシステムと同様に、店舗端末(1)から受信した発注商品情報は、第1分析手段(4)、第2分析手段(5)及び発注手段(6)を経て、ベンダ端末(3)へと送信される。第1分析手段(4)では、個別店舗販売評価分析工程(S1)、ベンダ在庫分析工程及び最低発注金額分析工程の各工程を順次行う。第2分析手段(5)では、全国店舗販売評価及び地域別店舗販売分析工程を行い、発注商品情報を承認し、発注手段(6)へと送信する。発注手段(6)は、第2分析手段(5)から受信した発注商品情報を、ベンダ端末(3)へと送信する。
まず、個別店舗販売評価分析工程(S1)は、店舗端末(1)からフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を受信した場合、無条件で、ベンダ在庫分析工程へフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を送信する。
ベンダ在庫分析工程は、個別店舗販売評価分析工程(S1)からフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を受信する。ベンダ在庫数分析工程(S2)は、受信した発注商品情報に含まれるフラグ付きの発注商品を、記録手段(7)に記録された各商品のベンダの在庫情報と照合する。図5に示すように、例えば、フラグ付きの発注商品Aについて、ベンダの在庫数が有る場合、フラグ付きの発注商品Aを含む発注商品情報は、最低発注金額分析工程(S4)へと送信される。フラグ付きの発注商品Aについて、ベンダの在庫数が無い場合、フラグ付きの発注商品Aを含む発注商品情報は、最低発注金額分析工程(S4)へは送信されず、発注が承認されない。
必要に応じ、店舗棚数分析工程(S3)を設けてもよい。この場合、店舗棚数分析工程(S3)は、ベンダ在庫数分析工程(S2)からフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を受信する。店舗棚数分析工程(S3)は、記録手段(7)に記録された各商品の店舗棚数情報及び店舗の在庫数情報から、店舗における残余棚数を算出し、発注商品情報に含まれる発注商品の数量を、残余棚数と照合する。図5に示すように、例えば、フラグ付きの発注商品Aの数量が5つで、残余棚数7つの場合、発注商品の数量は、残余棚数よりも少ないので、フラグ付きの発注商品Aを含む発注商品情報は、最低発注金額分析工程(S4)へ送信される。フラグ付きの発注商品Aの数量が5つで、残余棚数3つの場合、発注商品の数量は、残余棚数よりも多いので、フラグ付きの発注商品Aの数量を、残余棚数の数量である3つにまで減少させる。その後、フラグ付きの発注商品Aを含む発注商品情報は、最低発注金額分析工程(S4)へ送信される。
最低発注金額分析工程(S4)は、ベンダ在庫数分析工程(S2)からフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を受信する。最低発注金額分析工程(S4)が、発注商品情報に含まれるフラグ付きの発注商品をベンダごとに区分し、各ベンダの発注商品の合計発注金額を算出し、該合計発注金額を、ベンダごとに設定された最低発注金額と照合する。合計金額が最低発注金額に達する場合、フラグ付きの発注商品を備える発注商品情報は、第2分析手段(5)の全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)へと送信される。合計金額が最低発注金額に満たない場合、上述の異なるランク付け評価を用いて、フラグ付きの発注商品の個別店舗販売評価を求め、売上金額及び売上個数が増加傾向にあるフラグ付きの商品の数量を最低発注金額に至るまで、増加させる。好ましくは、より上位評価であり、かつ売上金額及び売上個数が増加傾向にあるフラグ付きの発注商品の数量を、最低発注金額に至るまで、増加させる。その後、フラグ付きの発注商品を備える発注商品情報は、第2分析手段(5)の全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)へと送信される。
第2分析手段(5)の全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)は、第1分析手段(4)の最低発注金額工程からフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を受信した場合、無条件で、発注手段(6)へフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を送信する。
発注手段(6)は、全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程(S5)からフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を受信する。発注手段(6)は、受信したフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を、ベンダ端末(3)へ送信する。
ベンダ端末(3)は、発注手段(6)からのフラグ付きの発注商品を備える発注商品情報を受信すると、納品情報をサーバ(2)を介して、店舗端末(1)へと送信する。店舗は、商品受領後に、商品受入連絡をサーバ(2)に送信し、サーバ(2)は、店舗からの商品受領連絡をベンダ端末(3)に送信し、一連の受発注在庫管理が行われる。
フラグを設けていない場合、受発注在庫管理システムは、評価手段(8)で下位評価のランク付け評価が行われた商品については、発注が行われないため、需要者が、商品を購買する際に、商品を選択することが不可能となり、需要者の購買意欲を削ぐ可能性がある。しかしながら、特定商品に対してあらかじめフラグを設けることで、本発明は、需要者に対して商品の選択が可能な受発注在庫管理システムを提供することが可能である。
例えば、需要者が食器を購買することを目的に、店舗Zに訪問する例を説明する。店舗Zがランク付け評価の高い商品のみを販売している場合、商品として、食器Aのみしか販売していない可能性がある。需要者は、この場合、購買する食器を選択する余地がない。しかしながら、食器B、C、及びDに対して、フラグを設けることで、需要者に対して商品の選択が可能な受発注在庫管理システムを提供することが可能となる。
本発明において、販売管理は、商品の在庫高、仕入高、ロス高、粗利益高、売価変更高及び売上高の管理を行い、これを経営判断に役立てることも含まれる。
本発明は、小規模店舗から大規模店舗に至るまで、好適に利用可能である。
1・・・店舗端末
2・・・サーバ
3・・・ベンダ端末
4・・・第1分析手段
5・・・第2分析手段
6・・・発注手段
7・・・記録手段
8・・・評価手段
S1・・・個別店舗販売評価分析工程
S2・・・ベンダ在庫数分析工程
S3・・・店舗棚数分析工程
S4・・・最低発注金額分析工程
S5・・・全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程

Claims (8)

  1. 発注商品、発注商品数量及び発注金額の情報を含む発注商品情報を送信する店舗端末と、
    前記店舗端末から受信した発注商品情報を分析し、発注商品数量を制御するとともに、ベンダに対して発注処理を行うサーバと、
    前記サーバからの発注処理に基づき、納品情報を作成し、前記サーバを介して前記店舗端末に送信するベンダ端末を備える受発注在庫管理システムであって、
    前記店舗端末、前記サーバ及び前記ベンダ端末がネットワークで接続され、
    前記サーバは、
    各商品の在庫数情報、販売実績情報及び最低発注金額情報を記録する記録手段を備え、
    前記在庫数情報は、各商品のベンダ及び店舗ごとの在庫数量を示す情報であり、
    前記販売実績情報は、各商品の売上金額及び売上個数の、個別店舗、地域別店舗及び全国店舗の集計情報であり、
    前記最低発注金額情報は、各ベンダに割り当てられた最低発注金額を示す情報であり、
    前記サーバは、さらに、
    前記記録手段に記録された前記販売実績情報に含まれる各商品の売上金額及び売上個数の集計情報から、各商品の売れ筋販売のランク評価として、個別店舗販売評価、地域別店舗販売評価、及び全国店舗販売評価を求める評価手段と、
    前記店舗端末から受信した前記発注商品情報について、個別店舗販売評価分析工程、ベンダ在庫数分析工程及び最低発注金額分析工程の各工程で、前記評価手段の評価結果又は前記記録手段に記録される情報と照合する第1分析手段と、
    前記第1分析手段により照合が行われた前記発注商品情報について、前記地域別店舗販売評価及び全国店舗販売評価分析工程で、前記評価手段の評価結果と照合する第2分析手段と、
    前記第2分析手段により照合された発注商品情報を、前記ベンダ端末に発注する発注手段を備えることを特徴とする、受発注在庫管理システム。
  2. 前記評価手段は、前記各商品の売上金額及び売上個数が増加している場合と減少している場合に分けて、前記ランク付け評価のそれぞれをさらに区分し、異なるランク付け評価を行うことを特徴とする、請求項1記載の受発注在庫管理システム。
  3. 前記第1分析手段の前記個別店舗販売評価分析工程は、
    前記店舗端末から受信した発注商品情報に含まれる発注商品と、前記評価手段で求められる各商品の個別店舗販売評価とを照合し、
    前記発注商品の個別店舗販売評価が上位評価である場合、前記発注商品情報を前記ベンダ在庫数分析工程へ送信し、
    前記発注商品の個別店舗販売評価が下位評価である場合、前記発注商品情報を前記ベンダ在庫数分析工程へ送信しないことを特徴とする、請求項1記載の受発注在庫管理システム。
  4. 前記第1分析手段の前記ベンダ在庫数分析工程は、
    前記個別店舗販売評価分析工程から受信した前記発注商品情報に含まれる発注商品と、前記サーバの記録手段で記録された各商品のベンダの在庫情報とを照合し、
    前記発注商品がベンダの在庫にある場合、前記発注商品情報を前記最低発注金額分析工程へ送信し、
    前記発注商品のベンダの在庫がない場合、前記発注商品情報を前記最低発注金額分析工程へ送信しないことを特徴とする、請求項3記載の受発注在庫管理システム。
  5. 前記第1分析手段の前記最低発注金額分析工程は、
    前記ベンダ在庫数分析工程から受信した前記発注商品情報をもとに、各ベンダの前記発注商品の合計発注金額を算出し、
    該合計発注金額と、前記サーバの記録手段で記録された各商品の各ベンダに割り当てられた最低発注金額情報とを照合し、
    前記合計金額が前記最低発注金額に達する場合、前記発注商品情報を前記第2分析手段の前記全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程へ送信し、
    前記発注商品の金額が前記最低発注金額に満たない場合、前記評価手段で求められる前記異なるランク評価を用いて、前記発注商品の数量を調整し、
    前記発注商品の中から、売上金額及び売上個数の増加する発注商品の数量を、前記最低発注金額に達するまで、増加させた後に、前記発注商品情報を、前記第2分析手段の前記全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程へ送信することを特徴とする、請求項4記載の受発注在庫管理システム。
  6. 前記第2分析手段の前記全国店舗販売評価及び地域別店舗販売評価分析工程は、
    前記第1分析手段から受信した前記発注商品情報に含まれる発注商品と、前記評価手段で求められる各商品の前記地域別店舗販売評価及び前記全体店舗販売評価の両方の照合を同時に行い、
    前記店舗端末から発注された前記発注商品の前記地域別店舗販売評価が上位評価であり、かつ、前記発注商品の前記全体店舗販売評価が上位評価である場合、前記発注商品情報を承認し、該発注商品情報を前記発注手段へと送信し、
    前記店舗端末から発注された前記発注商品の前記地域別店舗販売評価が上位評価であり、かつ、前記発注商品の前記全体店舗販売評価が下位評価である場合、前記発注商品情報を承認し、該発注商品情報を前記発注手段へと送信し、
    前記店舗端末から発注された前記発注商品の前記地域別店舗販売評価が下位評価であり、かつ、前記発注商品の前記全体店舗販売評価が上位評価である場合、前記発注商品情報を承認し、該発注商品情報を前記発注手段へと送信し、
    前記店舗端末から発注された前記発注商品の前記地域別店舗販売評価が下位評価であり、かつ、前記発注商品の全体店舗販売評価が下位評価の場合、前記発注商品情報を承認しないことを特徴とする、請求項5記載の受発注在庫管理システム。
  7. 前記評価手段は、各商品に対して、さらにフラグを設けることが可能であり、
    前記第1分析手段は、前記評価手段によりいずれのランク評価が行われた場合であっても、該フラグ付けされた前記発注商品については、該発注商品情報を前記第2分析手段に送信し、
    前記第2分析手段は、前記評価手段によりいずれのランク評価が行われた場合であっても、該フラグ付けされた前記発注商品については、前記ベンダ端末へと送信することを特徴とする、請求項1記載の受発注在庫管理システム。
  8. 各商品の前記販売実績情報は、各商品の販売時点での集計情報であることを特徴とする、請求項1記載の受発注在庫管理システム。
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