JP2011215849A - 圧力制御装置及びその連結方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従動回転軸と駆動回転軸とを適切に心出し、且つ従動回転軸を駆動回転軸に対して適切に位置決めした状態で、従動回転軸を駆動回転軸に連結する。
【解決手段】駆動回転軸J2を位置決めする固定架台50が設けられ、固定架台50には、ケーシング14を、従動回転軸J1が駆動回転軸J2に連結可能な位置で位置決めする支持部53と、従動回転軸J1の位置を駆動回転軸J2の位置に一致させた状態で、ケーシング14を駆動回転軸J2の側へ案内する案内部54とが設けられ、従動回転軸J1と駆動回転軸J2とを連結する回転軸連結部16が設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、流体流路の二次側圧力を設定圧力に制御する圧力制御弁と、その圧力制御弁の前記設定圧力を変更設定する圧力設定部とが設けられ、前記圧力設定部は、バネ荷重の調整により前記設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、前記圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを回転する従動回転軸とを有するケーシングを備えるとともに、駆動部により回転駆動され前記従動回転軸へ回転を伝達する駆動回転軸を備える圧力制御装置、及び圧力制御装置にて前記従動回転軸に前記駆動回転軸を連結する連結方法に関する。
従来、この種の圧力制御装置は、流体流路の二次側圧力を設定圧力に制御する圧力制御弁、圧力設定部に相当するパイロット弁、さらには、このパイロット弁に備えられる従動回転軸の回転位置を調整する調整部を備えて構成されている。
圧力設定部であるパイロット弁は、通常、バネ荷重の調整により設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを備えて構成されており、この圧力調整ネジを回転させる従動駆動軸を、当該従動回転軸をケーシングの外部に突出した状態で有する構造が採用されている。
調整部には、駆動用のモータ等を備えた駆動部が設けられており、この駆動部により駆動回転軸を回転させ、駆動回転軸により回転させる状態で従動回転軸の回転位置を調整することで、圧力調整ネジの位置が調整されて、前述のバネ荷重を調整することができる(特許文献1を参照)。当該圧力制御装置では、パイロット弁のケーシングと調整部のケーシングとがボルト等の締結具で連結されるとともに、従動回転軸と駆動回転軸とを連結部材等により連結している。
特許4218850号公報
上記従動回転軸と駆動回転軸との連結については良好な作業性が求められる。その対象となる具体的な作業には、パイロット弁と圧力調整装置の接続時の位置決め、相対回転角度合わせ(正面合わせ)作業、連結部(カップリング)の連結作業、及び従動回転軸と駆動回転軸の互いの固定ポイント合わせの校正作業などが挙げられる。
上記特許文献1に開示の技術では、パイロット弁と圧力調整装置の接続時の位置決め、及び相対回転角度合わせ(正面合わせ)作業については、防爆ケース46とパイロット弁の接合部で別途位置決めの調整機能が必要であった。連結部(カップリング)の連結作業については、ロックピン68や連結ピン67の挿入・固定作業が必要であった。校正作業については、パイロット弁を手動操作用ハンドルで回しながら従動回転軸と駆動回転軸の互いの固定ポイント合わせを行う場合が多いが、そうするためには、連結ピン67から固定リング(Eリング)を外し、連結ピン67を抜取る必要があった。また、角度合わせは180°単位でしか調整できなかった。
即ち、従動回転軸と駆動回転軸との連結では、作業者は、従動回転軸と駆動回転軸とを連結に際して、従動回転軸と駆動回転軸との心出し状態に注意を払いながら、軸心に沿った方向において、駆動回転軸及び従動回転軸を位置決めした状態で、上記パイロット弁と圧力調整装置の接続時の位置決め、上記相対回転角度合わせ(正面合わせ)作業、上記連結部(カップリング)の連結作業、及び上記校正作業を行う必要があった。このため、作業者に対して、必要以上の負担となっていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、例えば、パイロット弁の下部から延出される従動回転軸と、調整部の上部に延出される駆動回転軸との連結に際して、作業者に過度な負担を強いることのない圧力制御装置、及びその連結方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の連結方法は、流体流路の二次側圧力を設定圧力に制御する圧力制御弁と、その圧力制御弁の前記設定圧力を変更設定する圧力設定部とが設けられ、前記圧力設定部は、バネ荷重の調整により前記設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、前記圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを回転させる従動回転軸とを有するケーシングを備えるとともに、駆動部により回転駆動され前記従動回転軸へ回転を伝達する駆動回転軸を備える圧力制御装置において、前記従動回転軸に前記駆動回転軸を連結する連結方法であって、
前記ケーシングを前記従動回転軸が前記駆動回転軸に連結可能な位置で位置決めする支持部が設けられた固定架台により前記駆動回転軸を位置決めし、
前記固定架台に設けられる案内部により、前記従動回転軸の軸心を前記駆動回転軸の軸心に一致させた状態で、前記ケーシングを前記駆動回転軸の側へ案内して、前記支持部により前記駆動回転軸の軸心方向で位置決めし、
回転軸連結部を前記従動回転軸から前記駆動回転軸に亘って装着して、前記従動回転軸と前記駆動回転軸とを連結する点にある。
上記特徴構成によれば、作業者が、圧力設定部のケーシングから従動回転軸が延出する状態で駆動回転軸の側へ移動させ、従動回転軸と駆動回転軸とを連結しようとする場合、固定架台により駆動回転軸が位置決めされている状態で、ケーシングが、固定架台の案内部により、従動回転軸の軸心を駆動回転軸の軸心に一致させた状態で、駆動回転軸の側へ案内される。さらに、ケーシングが、固定架台の支持部により、駆動回転軸の軸心方向で位置決めされることで、従動回転軸が駆動回転軸の両軸心に沿った方向で連結状態に位置決めされる。そして、回転軸連結部を従動回転軸から駆動回転軸に亘って装着し、従動回転軸と駆動回転軸とを連結する。
即ち、作業者は、回転軸連結部を従動回転軸から駆動回転軸に亘って装着する際、従動回転軸と駆動回転軸とが心出しされ、且つ、駆動回転軸の軸心方向で従動回転軸が駆動回転軸に対して位置決めされた状態で、上記相対回転角度合わせ(正面合わせ)作業、上記連結部(カップリング)の連結作業、及び上記校正作業等の装着作業を行うことができる。これにより、作業者は、回転軸連結部を装着するにあたって、心出しや位置決めを意識することなく、簡易に装着作業を行え、その連結作業性を向上することができる。
以上より、従動回転軸と駆動回転軸とを適切に心出し、且つ軸心に沿った方向で従動回転軸を駆動回転軸に対して適切に位置決めさせた状態で、従動回転軸を駆動回転軸に連結できる連結方法を実現できる。
本発明の連結方法の更なる特徴構成は、
前記回転軸連結部には、前記従動回転軸を外嵌固定する第1外嵌固定部材と、前記駆動回転軸を外嵌固定する第2外嵌固定部材とが設けられ、前記第2外嵌固定部材には、外部からの回転操作により前記駆動回転軸に対して前記回転軸連結部を外嵌固定する、又は外嵌固定を解除する回転操作部が設けられ、
前記第1外嵌固定部材を前記従動回転軸に外嵌固定させ、前記支持部により前記ケーシングを支持している状態で、前記回転操作部を操作して、前記第2外嵌固定部材を前記第2回転軸に外嵌固定させる点にある。
上記特徴構成によれば、作業者は、従動回転軸に第1外嵌固定部材を外嵌固定させると共に、支持部によりケーシングを支持させ、従動回転軸の軸心方向において、従動回転軸と駆動回転軸とが適切に位置決めされている状態で、回転操作部を回転操作するだけで、駆動回転軸に第2外嵌固定部材を連結できる。即ち、作業者は、従動回転軸と駆動回転軸とを連結する際、回転操作部の回転操作という簡易な作業のみで、容易に連結を実現できる。
また、回転操作部を回転操作して第2外嵌固定部材の駆動回転軸に対する外嵌固定を解除することで、従動回転軸と駆動回転軸との回転角を合わせる操作(校正操作)が容易となる。
本発明の連結方法の更なる特徴構成は、
前記回転軸連結部には、前記従動回転軸を外嵌固定する第1外嵌固定部材と、前記従動回転軸をその軸心周りで回転操作可能な手動回転操作部材と、前記手動回転操作部材を支持するとともに前記駆動回転軸を外嵌固定する第2外嵌固定部材とが設けられ、
前記第1外嵌固定部材と前記手動回転操作部材とは、連結及び分離可能に構成され、
前記支持部には、前記駆動回転軸の軸径方向で、前記第1外嵌固定部材の径より大きい口径の開口部が設けられ、
前記手動回転操作部材及び前記第2外嵌固定部材を前記駆動回転軸上に載置し、
前記第1外嵌固定部材が外嵌固定された前記従動回転軸を前記開口部に挿入し、前記ケーシングを前記支持部により支持し、
前記ケーシングを前記支持部により支持している状態で、前記第1外嵌固定部材と前記手動回転操作部材とを連結させ、前記第2外嵌固定部材を前記駆動回転軸に外嵌固定して、前記従動回転軸と前記駆動回転軸とを連結する点にある。
回転軸連結部の部材のうち、従動回転軸を回転させる手動回転操作部材は、従動回転軸を少ない力で回転させるべく、駆動回転軸の軸径方向で、通常大径に設けられている。一方、その他の部材については、駆動回転軸の軸径方向で、比較的小径に設けられている。
また、支持部は、ケーシングを支持するものであり、小径のケーシングも支持する場合があるため、支持部に設けられる開口部は、なるべく小径にすることがこのましい。
上記特徴構成によれば、回転軸連結部において、第1外嵌固定部材と、手動回転操作部材とが、連結及び分離可能に構成されている。これにより、作業者は、手動回転操作部材及び第2外嵌固定部材を駆動回転軸の上に載置した状態で、従動回転軸に外嵌固定した第1外嵌固定部材を、支持部に設けられた開口部に挿入した後に、第1外嵌固定部材と手動回転操作部材とを連結させて、第2外嵌固定部材を駆動回転軸に外嵌固定することで、従動回転軸と駆動回転軸とを連結させる。
以上より、開口部は、比較的大径の手動回転操作部材を挿入させる必要がなく、開口部の口径は、第1外嵌固定部材が外嵌固定された従動回転軸を挿入できる程度の比較的小径にすることができる。この結果、開口部が設けられている支持部は、比較的小径のケーシングをも支持できる。
また、上記特徴構成によれば、第1外嵌固定部材を予め従動回転軸に外嵌固定させておくことができるので、従動回転軸と駆動回転軸とを連結する際の作業操作性を向上させることができる。
上記目的を達成するための本発明の圧力制御装置は、
流体流路の二次側圧力を設定圧力に制御する圧力制御弁と、その圧力制御弁の前記設定圧力を変更設定する圧力設定部とが設けられ、前記圧力設定部は、バネ荷重の調整により前記設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、前記圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを回転自在な従動回転軸とを有するケーシングを備えるとともに、駆動部により回転駆動され前記従動回転軸へ回転を伝達する駆動回転軸を備える圧力制御装置であって、
前記駆動回転軸を位置決めする固定架台が設けられ、
前記固定架台には、前記ケーシングを、前記従動回転軸が前記駆動回転軸に連結可能な位置で位置決めする支持部と、
前記従動回転軸の位置を前記駆動回転軸の位置に一致させた状態で、前記ケーシングを前記駆動回転軸の側へ案内する案内部とが設けられ、
前記従動回転軸と前記駆動回転軸とを連結する回転軸連結部が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、上記請求項1の連結方法と同様の作用を奏すると共に、同様の効果を発揮する圧力制御装置を実現することができる。
即ち、案内部が、従動回転軸の軸心と駆動回転軸の軸心とを一致させた状態で、ケーシングを駆動回転軸の側へ導くとともに、支持部が、従動回転軸を駆動回転軸へ連結可能な位置に、ケーシングを位置決めする。これにより、作業者は、軸の心出しや位置決めを意識することなく、従動回転軸から駆動回転軸に亘って回転軸連結部を装着して、従動回転軸と駆動回転軸を連結できる。
本発明の圧力制御装置の更なる特徴構成は、
前記回転軸連結部には、前記従動回転軸を外嵌固定する第1外嵌固定部材と、前記駆動回転軸を外嵌固定する第2外嵌固定部材とが設けられ、前記第2外嵌固定部材には、外部からの回転操作により前記駆動回転軸に対して前記回転軸連結部を外嵌固定する、又は外嵌固定を解除する回転操作部が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、上記請求項2の連結方法と同様の作用を奏すると共に、同様の効果を発揮する圧力制御装置を実現することができる。
即ち、第1外嵌固定部材が従動回転軸を外嵌固定している状態で、回転操作部が、外部からの回転操作という簡易な操作で、第2外嵌固定部材を駆動回転軸に外嵌固定するので、従動回転軸と駆動回転軸とを簡易に連結できる。
また、回転操作部を回転操作して第2外嵌固定部材の駆動回転軸に対する外嵌固定を解除することで、従動回転軸と駆動回転軸との回転角を合わせる操作(校正作業)が容易となる。
本発明の圧力制御装置の更なる特徴構成は、
前記回転軸連結部には、前記従動回転軸を外嵌固定する第1外嵌固定部材と、前記従動回転軸をその軸心周りで回転操作可能な手動回転操作部材と、前記手動回転操作部材を支持するとともに前記駆動回転軸を外嵌固定する第2外嵌固定部材とが設けられ、
前記第1外嵌固定部材と前記手動回転操作部材とは、連結及び分離可能に構成され、
前記支持部には、前記駆動回転軸の軸径方向で、前記第1外嵌固定部材の径より大きい口径の開口部が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、上記請求項3の連結方法と同様の作用を奏すると共に、同様の効果を発揮する圧力制御装置を実現することができる。
上記特徴構成によれば、回転軸連結部を、第1外嵌固定部材と、手動回転操作部材との間で分離して、第1外嵌固定部材を従動回転軸に外嵌固定させるとともに、手動回転操作部材及び第2外嵌固定部材を駆動回転軸に載置させることができる。
即ち、開口部には、回転軸連結部を構成する部材のうち、手動回転操作部材は挿入されず、第1外嵌固定部材のみが挿入される。これにより、開口部の口径を、第1外嵌固定部材のみが挿入可能な比較的小径のものとできる。この結果、開口部が設けられる支持部は、比較的小径のケーシングをも支持することができる。
本発明の圧力制御装置の更なる特徴構成は、
前記回転軸連結部には、前記第1外嵌固定部材と前記手動回転操作部材とを、前記駆動回転軸の軸径方向にて摺動可能に連結する摺動連結部材が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、摺動連結部材が、第1外嵌固定部材と手動回転操作部材とを、駆動回転軸の軸径方向で摺動可能に連結するので、従動回転軸と駆動回転軸とを、互いの心ズレを許容した状態で連結することができる。
これにより、使用に伴って、従動回転軸の軸心と駆動回転軸の軸心とがズレた場合であっても、従動回転軸と駆動回転軸との連結を適切に維持することができる。
本発明の圧力制御装置の更なる特徴構成は、
前記固定架台には、前記支持部により支持されている前記ケーシングの前記従動回転軸の軸心方向での前記支持部からの離脱を阻止する位置決め固定機構を備え、
前記位置決め固定機構が働く状態で、前記ケーシングを前記従動回転軸の軸心周りで回転可能とする点にある。
上記特徴構成によれば、位置決め固定機構は、支持部により支持されているケーシングの従動回転軸の軸心方向での支持部からの離脱を阻止する状態で、ケーシングを従動回転軸の軸心周りで回転可能とする。これにより、ケーシングは、従動回転軸の軸心方向において位置決めされた状態で、前記従動回転軸の軸心周りでの向きを、配管がケーシングに接続可能な向きに調整することができる。
本発明の圧力制御装置の全体構成図である。 本発明の圧力制御装置の一部の斜視図である。 本発明の圧力制御装置の一部の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る圧力制御装置の一部の断面図である。 本発明の回転軸連結部の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る圧力制御装置の一部の断面図である。
〔第1実施形態〕
本発明に係る圧力制御装置、及びその連結方法の実施形態を図面に基づいて説明する。
この圧力制御装置は、図1又は図2に示す様に、流体流路1の二次側圧力を設定圧力に調整する圧力制御弁2と、その圧力制御弁2の設定圧力を変更設定する圧力設定部3とを備えて構成されている。そして、圧力設定部3は、具体的には、流体流路1の二次側圧力が設定圧力になるように圧力制御弁2に駆動圧を供給するパイロット弁4から構成されている。詳細は後述するが、本発明の圧力制御装置は、当該パイロット弁4の設定を調整することにより圧力制御弁2の設定圧力を変更設定するように構成されている。
ここで、図示は省略するが、例えば、流体流路1の圧力制御弁2よりも下流側を複数の分岐路に分岐して、それら複数の分岐路の夫々を各需要家に接続することにより、複数の需要家に天然ガス等の流体を供給するように構成されている。そして、圧力制御弁2によりそれよりも下流側の二次側圧力を上流側の一次側圧力よりも低圧の設定圧力に調整することができる。
圧力制御弁2は、図1に示す様に、第1ダイヤフラムD1を備えており、その内部空間が第1ダイヤフラムD1にて第1室H1と第2室H2とに区画されている。そして、圧力制御弁2は、流体流路1を開閉する第1弁体B1を備えており、この第1弁体B1は第1ダイヤフラムD1にて開閉される構成となっている。また、第1室H1には、第1ダイヤフラムD1を第1弁体B1の閉弁方向側に押圧付勢する付勢バネG1が配設されている。
パイロット弁4は、図1、3に示す様に、第2ダイヤフラムD2と第3ダイヤフラムD3とを備えており、第2ダイヤフラムD2及び第3ダイヤフラムD3にて、その内部空間が第3室H3と第4室H4と第5室H5に区画されている。第3室H3は、第1の二次側圧力導入路5により流体流路1の二次側(圧力制御弁2よりも下流側)に連通接続されているとともに、第2の二次側圧力導入路6により圧力制御弁2の第1室H1に連通接続されている。第4室H4は、一次側圧力導入路7により流体流路1の一次側(圧力制御弁2よりも上流側)に連通接続されているとともに、駆動圧導入路8により圧力制御弁2の第2室H2に連通接続されている。また、第5室H5には、第2ダイヤフラムD2を第3室H3側に押圧付勢する圧力設定バネG2が配設されている。また、図示は省略するが、第2ダイヤフラムD2と第3ダイヤフラムD3とは連結部等により連結されており、一体的に上下に変位自在に構成されている。そして、第5室H5には、圧力設定バネG2が配設されており、この圧力設定バネG2が第3ダイヤフラムD3を第4室H4側に付勢することで、第2ダイヤフラムD2が第3室H3側に付勢されている。
一次側圧力導入路7の先端部には、第2弁体B2が設けられており、この第2弁体B2は第2ダイヤフラムD2により開閉される構成となっている。つまり、第2ダイヤフラムD2が第3室H3側に変位することにより第2弁体B2が開弁して、一次側圧力導入路7を通して流体流路1の一次側の流体が第4室H4に導入される。一方、第2ダイヤフラムD2が第4室H4側に変位することにより第2弁体B2が閉弁して、第4室H4への一次側の流体の導入が停止される。
二次側圧力を設定圧力に調整するときの動作について説明する。
流体流路1の二次側圧力が設定圧力よりも低下すると、第1の二次側圧力導入路5にて流体流路1の二次側に連通接続されたパイロット弁4の第3室H3の圧力が低下し、圧力設定バネG2の付勢力により第2ダイヤフラムD2が第3室H3側に変位する。これにより、パイロット弁4の第2弁体B2が開き側に動作され、一次側圧力導入路7を通して第4室H4に流体流路1の一次側圧力が導入されて、第4室H4の圧力が上昇する。そして、その圧力上昇した第4室H4の圧力が駆動圧導入路8を通して圧力制御弁2の第2室H2に駆動圧として供給されて、第2室H2の圧力も上昇し、第1室H1と第2室H2との圧力差により第1ダイヤフラムD1が第1室H1側に変位する。よって、圧力制御弁2の第1弁体B1が開き側に動作され、流体流路1の二次側圧力を上昇させて二次側圧力を設定圧力に調整する。
一方、二次側圧力が設定圧力よりも上昇すると、パイロット弁4の第3室H3の圧力が上昇し、圧力設定バネG2の付勢力に抗して第2ダイヤフラムD2が第4室H4側に変位する。これにより、パイロット弁4の第2弁体B2が閉じ側に動作され、第4室H4への流体供給源がなくなる。すると第2室H2の流体は、オリフィス91、第2の二次側圧力導入路6、第3室H3、及び第1の二次側圧力導入路5を介して二次側に排出され、第2室H2の圧力は低下し、第1室H1と第2室H2との圧力差により第1ダイヤフラムD1が第2室H2側に変位する。よって、圧力制御弁2の第1弁体B1が閉じ側に動作され、流体流路1の二次側圧力を低下させて二次側圧力を設定圧力に調整する。
圧力制御弁2の設定圧力は、常時、一定の圧力にするのではなく、パイロット弁4からなる圧力設定部3を備えることで、負荷等に応じて変更する目標設定圧力に設定圧力を調整している。例えば、流体流路1では、多くの需要が見込まれる時間帯には負荷が大きくなるので、圧力設定部3は、設定圧力を高圧の目標設定圧力に調整し、それ以外の時間帯には負荷が小さくなるので、設定圧力を低圧の目標設定圧力に調整している。
上述の如く、パイロット弁4において圧力設定バネG2の付勢力と第1の二次側圧力導入路5を通して供給される二次側圧力との大小関係に応じた駆動圧が、パイロット弁4から圧力制御弁2に供給されて、圧力制御弁2により二次側圧力が設定圧力に調整されている。そこで、圧力設定部3は、圧力制御弁2の設定圧力を変更設定するのであるが、具体的には、この圧力設定バネG2のバネ荷重を調整することで、圧力制御弁2の設定圧力を変更設定自在に構成されている。
これまで説明してきたパイロット弁4は、図3に示すように、バネ荷重の調整により設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネG2と、前記圧力設定バネG2に加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジ10と、圧力設定バネG2及び圧力調整ネジ10を内部に納めるケーシング14と、当該ケーシング14を貫通する状態で圧力調整ネジ10を回転自在な第1回転軸J1(従動回転軸の一例)とから構成されている。
一方、ケーシング14の第1回転軸J1が突出している側(図3で矢印Z方向下側)には、第2回転軸J2(駆動回転軸の一例)と、当該第2回転軸J2を回転駆動させる駆動部11と、駆動部11の作動を制御して設定圧力を変更設定する制御部(図示せず)と、上記第2回転軸J2を貫通させた状態で駆動部11及び制御部を内部に収納する収納部15とが設けられている。駆動部11は、二次側圧力として設定されるべき調整信号を受けて、第2回転軸J2を調整信号に対応する分だけ回転駆動し、第2回転軸J2の軸心方向(図3の矢印Z方向)において、圧力調整ネジ13の位置を調整する。従って、この収納部15内に備えられる前記駆動部11を含む機構が、先に説明した調整部としての働きをする。
さらに詳細には、本発明の圧力制御装置では、パイロット弁4のケーシング14と収納部15とを連結すると共に、後述する回転軸連結部16により第1回転軸J1と第2回転軸J2とを連結し、駆動部11が第1回転軸J1と第2回転軸J2とを一体的に回転することで、圧力設定バネG2のバネ荷重を調整する構成となっている。
圧力設定バネG2は、パイロット弁4の第5室H5に配設されており、その上端部が第3ダイヤフラムD3に当接され、その下端部がバネ受け部13に当接されている。そして、ケーシング14のうち第5室H5を形成する下方側部位には、その内壁部に第1ネジ部N1が形成されており、バネ受け部13は、その外部に形成された第2ネジ部N2とケーシング14に形成された第1ネジ部N1とが螺合する状態で設けられている。そして、パイロット弁4の第5室H5には、バネ受け部13を圧力設定バネG2の伸縮方向(図3で矢印Z方向)に貫通状態で第1回転軸J1が配設されており、この第1回転軸J1が回転することで、第1回転軸J1とバネ受け部13が一体的に回転し、バネ受け部13が上記伸縮方向に移動するように構成されている。このように、第1回転軸J1とバネ受け部13との一体回転によりバネ受け部13が上記伸縮方向に移動して、圧力設定バネG2に加えるバネ荷重を調整自在に構成されている。また、第1回転軸J1は、小径の下端側部位がケーシング14を貫通して下方側に突出状態で配設されている。
一方、上述したように、駆動部11や制御部(図示せず)は、駆動部11にて回転駆動される第2回転軸J2を回転可能に貫通させている収納部15の内部に収納されている。第2回転軸J2は、その上端側部位が収納部15から上方側に突出する状態で配設されている。そして、第1回転軸J1の下端側部位と第2回転軸J2の上端側部位とを、後述する回転軸連結部16にて連結することで、第1回転軸J1と第2回転軸J2とが一体的に回転自在に構成されている。これにより、駆動部11にて第2回転軸J2を回転駆動することで、第2回転軸J2及び第1回転軸J1を一体的に回転させてバネ受け部13を上記伸縮方向(図3で矢印Z方向)に移動させ、圧力設定バネG2に加えるバネ荷重を調整する。
上述したように、本発明の圧力制御装置では、駆動部11により、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを一体的に回転させることにより、パイロット弁4の圧力設定バネG2のバネ荷重を調整している。このような構成では、第1回転軸J1の軸心と第2回転軸J2の軸心とがズレていると、軸の劣化が生じる場合がある。このため、第1回転軸J1と第2回転軸J2とは、心出しされる必要がある。
本発明の圧力制御装置では、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを心出しし、且つ両軸心に沿った方向で連結可能に位置決めした状態で、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを連結できるように構成されている。即ち、作業者は、軸の心出しや両軸心に沿った方向(図2、4で矢印Z方向)における位置決めを意識することなく、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを連結できる。そこで、以下では、その構成を詳細に説明する。
本発明の圧力制御装置では、図2又は図4に示すように、第2回転軸J2を有する収納部15を設置面(図示せず)に設置させた状態で、第2回転軸J2の軸心方向(図4の矢印Z方向)で、ケーシング14の移動を案内するとともに、第2回転軸J2の軸心方向で、ケーシング14を位置決めする固定架台50が設けられている。
〔固定架台〕
固定架台50は、設置面(図示せず)に接地して鉛直方向上向き(図4で矢印Z方向で上向き)に延びる状態で収納部15の周囲に分散配置されている脚部51(本実施形態では、4つ;図4では2つのみ図示)と、当該脚部51に支持されるとともにケーシング14の下方側端部52を支持可能な支持部53と、当該支持部53から上方側(図4の矢印Z方向で上方側)へ延び、第1回転軸J1と第2回転軸J2との軸心を一致させる姿勢で、ケーシング14を第2回転軸J2の側へ案内する案内部54とが設けられ、支持部53には、第2回転軸J2の軸心方向(図4で矢印Z方向)において、第1回転軸J1を挿入可能な開口部58が設けられている。
さらに、固定架台50には、収納部15の上方側(図4の矢印Z方向で上側)の端部を外嵌固定する収納部外嵌固定部55が設けられている。また、収納部外嵌固定部55には、当該収納部外嵌固定部55と支持部53とを連結する複数の連結部56(本実施形態では4つ;図4では2つのみ図示)が設けられている。これにより、収納部15の第2回転軸J2が、固定架台50に対して位置決めされることとなる。
案内部54は、第2回転軸J2の軸心方向(図4でZ軸方向)に沿って延びる壁部54aを備えている。当該壁部54aは、第2回転軸J2の軸心(図4で直線Y)を中心としてその軸径方向に直径を有する環状であり、当該壁部54aの内面54bが、ケーシング14の側面57に沿う状態で設けられている。即ち、案内部54は、ケーシング14の側面57を壁部54aの内面54bに沿わせる形態で、第1回転軸J1と第2回転軸J2との軸心を一致させて、ケーシング14を第2回転軸J2の側へ案内する。
当該案内部54によりケーシング14を案内することにより、第2回転軸J2の軸方向視で、環状の壁部54aの中心に位置する第2回転軸J2の軸心に対し、ケーシング14の略中央に設けられる第1回転軸J1の軸心を一致させることができ、第1回転軸J1と第2回転軸J2との心出しが行われる。
支持部53は、ケーシング14が案内部54により案内された後、その下方側端部52を支持することにより、ケーシング14に設けられる第1回転軸J1を、第2回転軸J2に対して連結可能な位置に位置決めする(図4に二点鎖線で示す状態)。
より詳細には、当該支持部53は、第2回転軸J2の軸方向視で、環状に形成されており、ケーシング14の下方側端部52の周縁に当接する状態で、ケーシング14を支持する。さらに、第2回転軸J2の軸方向視で、当該環状の支持部53の内側には、開口部58が設けられており、当該開口部58は、後述する回転軸連結部16を外嵌固定した第1回転軸J1が挿入可能に構成されている。これにより、支持部53が、ケーシング14を支持している状態で、回転軸連結部16を外嵌固定した第1回転軸J1を、第2回転軸J2に対して連結可能な位置に位置決めする。
以上により、第1回転軸J1が第2回転軸J2に対し心出しされるとともに、第1回転軸J1が軸心に沿う方向で第2回転軸J2に対して連結可能な位置に位置決めされた状態で、作業者は、以下に説明する回転軸連結部16を操作することにより、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを連結する。
回転軸連結部16は、詳細は後述するが、第1回転軸J1に外嵌固定される第1外嵌固定部材17と、第2回転軸J2に外嵌固定される第2外嵌固定部材21とを備えている。当該第2外嵌固定部材21には、外部からの回転操作により第2外嵌固定部材21を第2回転軸J2に外嵌固定する、又は外嵌固定を解除する回転レバー21a(回転操作部の一例)が設けられている。
作業者は、第1回転軸J1に第1外嵌固定部材17を外嵌固定して、第1回転軸J1に回転軸連結部16を連結している状態で、ケーシング14を案内部54に案内させて、ケーシング14を支持部53により支持させる。これにより、作業者は、第1回転軸J1と第2回転軸J2とが心出しされ、且つ第2回転軸J2の軸心方向(図4で矢印Z方向)で第1回転軸J1が第2回転軸J2に対して位置決めされた状態で、回転レバー21aを回転操作するだけで、第2外嵌固定部材21を第2回転軸J2に外嵌固定させ、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを連結できる。この結果、作業者は、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを連結する際に、軸の心出しや位置決めを特別意識することなく、回転レバー21aの回転操作という比較的簡易な操作により、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを連結できる。
さらに、固定架台50には、ケーシング14を適切に位置決め固定するための位置決め固定機構が設けられている。具体的には、案内部54の壁部54aに、第2回転軸J2の軸心(図4で直線Y)に直交する方向で、壁部54aを貫通する貫通孔59が設けられている。そして、当該貫通孔59に螺合可能なボルト等の締結具Tが、第2回転軸J2の軸径方向(図4で矢印Xに沿う方向)で、軸心に向う側に突出可能に設けられている。当該締結具Tは、支持部53に支持されているケーシング14の側面57に周方向に沿って溝状に設けられた凹部60に嵌り込む状態で、ケーシング14が第1回転軸J1の軸心方向(図4の矢印Z方向)での支持部53からの離脱を阻止するとともに、ケーシング14を第1回転軸J1の軸心(図4で直線Y)周り方向で回転可能に、位置決め固定する。これにより、ケーシング14は、第1回転軸J1の軸心方向において位置決めされた状態で、第1回転軸J1の軸心周りの向きを、ケーシング14に対して第2の二次側圧力導入路6(図1、2に図示)及び一次側圧力導入路7(図1、2に図示)が接続可能な方向に調整することができる。
このように、貫通孔59、締結具T、及び凹部60が、ケーシング14を位置決め固定する位置決め固定機構として機能する。
〔回転軸連結部〕
回転軸連結部16は、上述した様に、第1回転軸J1を外嵌固定する第1外嵌固定部材17と、第2回転軸J2を外嵌固定する第2外嵌固定部材21とを備え、当該第1回転軸J1と第2回転軸J2の間には、図5に示すように、第1外嵌固定部材17を水平面に沿う第1方向(図4で矢印X1の方向)に摺動自在に支持する第1摺動支持部材18(摺動支持部材の一例)と、第1摺動支持部材18を水平面において第1方向に直交する第2方向(図4で矢印X2の方向)に摺動自在に支持する第2摺動支持部材19(摺動支持部材の一例)と、第1回転軸J1を手動で回転操作する手動回転操作部材20とが設けられている。
より詳細には、第1外嵌固定部材17は、図5に示す様に、その上方側部位が第1回転軸J1の下端側部位に外嵌自在なC状に形成されている。そして、その第1外嵌固定部材17の上方側部位に第1回転軸J1の下端側部位を嵌め込んだ状態でボルト等の締結具Tにて締め付けることで、第1外嵌固定部材17を縮径して第1回転軸J1の下端側部位に第1外嵌固定部材17を外嵌固定する。第1外嵌固定部材17の下方側部位には、第1方向に沿って延設された凸部17aが形成されており、第1摺動支持部材18の上方側部位には、第1方向に沿って伸びる第1溝部18aが形成されている。よって、第1溝部18aに第1外嵌固定部材17の凸部17aを嵌合することで、第1摺動支持部材18が第1外嵌固定部材17を第1方向に摺動自在に支持する。手動回転操作部材20は、上記水平面に沿うように配設された板状体にて構成されており、その上面の中央部位に第2方向に沿って伸びる溝部20aが形成されている。第2摺動支持部材19は、手動回転操作部材20の溝部20aに嵌合自在な棒状に形成されている。手動回転操作部材20の溝部20aの深さは、第2摺動支持部材19の高さよりも浅く形成されており、第2摺動支持部材19は溝部20aに嵌合した状態で手動回転操作部材20から上方側に突出する。第2摺動支持部材19は、溝部20aに嵌合した状態でボルト等の締結部Tにより手動回転操作部材20に固定される。第1摺動支持部材18の下方側部位には、第2方向に沿って延びる第2溝部18bが形成されており、この第2溝部18bに第2摺動支持部材19を嵌合することで、第2摺動支持部材19が第2摺動支持部材18を第2方向に摺動自在に支持する。第2外嵌固定部材21は、第2回転軸J2の上端側部位に外嵌自在なC状に形成されており、ボルト等の締結具Tにより手動回転操作部材20に固定される。第2外嵌固定部材21には、回転軸心P周りで回転操作自在な回転レバー21aが備えられており、その回転レバー21aを回転操作することで、第2外嵌固定部材21を縮径又は拡径自在に構成されている。これにより、作業者が回転レバー21aを人為的に回転操作することで、第2回転軸J2の上端側部位に対して第2外嵌固定部材21を外嵌固定する又はその外嵌固定を解除する。上記構成は、組み付け時だけでなく、校正時(回転角度位置合わせ)の操作を容易にする。
即ち、上記構成によれば、第1回転軸J1の軸方向(図4で矢印Z方向)で、手動回転操作部材20が、回転操作レバー21aを有する第2外嵌固定部材21よりも第1回転軸J1側に設けられている。これにより、回転レバー21aを回転操作という簡単な操作にて、手動回転操作部材20を第1回転軸J1に固定させた状態で、第1回転軸J1と第2回転軸J2との連結を解除して、手動回転操作部材20の回転操作により、第1回転軸J1を回転操作して、適切に校正(回転角度位置合わせ)を行うことができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を、図6に基づいて説明する。第2実施形態に係る圧力制御装置、及びその連結方法では、第2回転軸J2の軸径方向(図6で矢印Z方向)において、パイロット弁4が比較的小径であっても、当該パイロット弁4(ケーシング14)を適切に案内しながらも位置決めできる点を、特徴とする。
そこで以下では、その圧力制御装置の構成、及びその連結方法について説明し、その他の構成については説明を割愛することがある。
第2実施形態に係る圧力制御装置は、図6に示すように、第1実施形態と同様に、固定架台50を有しており、当該固定架台50が、接地面(図示せず)に接地して鉛直方向上向きに延びる状態で収納部15の周囲に分散配置されている脚部51(本実施形態では3つ;図6では2つのみ図示)と、当該脚部51に支持されるとともにケーシング14の下方側端部52を支持可能な支持部53と、当該支持部53から上方側(図6の矢印Z方向で上方側)へ延びるとともにケーシング14を第2回転軸J2の側へ案内する案内部54とが設けられ、支持部53には、第2回転軸J2の軸心方向(図6で矢印Z方向)において、第1回転軸J1を挿入可能な開口部58が設けられている。
さらに、固定架台50には、収納部15の上方側(図6の矢印Z方向で上側)の端部を外嵌固定する収納部外嵌固定部55が設けられている。また、収納部外嵌固定部55には、当該収納部外嵌固定部55と支持部53とを、第2回転軸J2の軸径方向(図6で矢印X方向)でその軸心(図6で直線Y)を中心として分散配置されている連結部56(本実施形態では、4つ;図6では2つのみ図示)が設けられている。これにより、収納部15の第2回転軸J2が、固定架台50に対して位置決めされることとなる。以上の構成については、第1実施形態と変わるところがない。
第2実施形態では、以上で説明した固定架台50により、第1回転軸J1を有するケーシング14を案内して、位置決めした状態で、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを回転軸連結部16により連結するのであるが、その特徴は、回転軸連結部16を構成する部材が、連結及び分離可能に構成されている点にある。そこで、以下では、当該回転軸連結部16の構成、及びそれを用いた連結方法を説明する。
回転軸連結部16は、第1実施形態でも述べたように、第1回転軸J1を外嵌固定する第1外嵌固定部材17と、第1外嵌固定部材17を水平面に沿う第1方向(図4で矢印X1方向)に摺動自在に支持する第1摺動支持部材18(摺動支持部材の一例)と、第1摺動支持部材18を水平面において第1方向に直交する第2方向(図4で矢印X2方向)に摺動自在に支持する第2摺動支持部材19(摺動支持部材の一例)と、第1回転軸J1を手動で回転操作する手動回転操作部材20と、第2回転軸J2を外嵌固定する第2外嵌固定部材21とを備えて構成されている。
ここで、回転軸連結部16を構成する部材のうち、手動回転操作部材20は、第2回転軸J2の軸径方向(図6の矢印Z方向)で、第1回転軸J1を小さい力で回転可能なように大径に構成されており、その他の部材は比較的小径に構成されている。
そして、第1外嵌固定部材17と手動回転操作部材20との間を水平面にて摺動自在に連結する、第1摺動支持部材18と第2摺動支持部材19とは、所謂、オルダム継手により構成されている。このため、第1外嵌固定部材17と手動回転操作部材20とは、第2回転軸J2の軸心方向において、第1摺動支持部材18及び第2摺動支持部材19を介する状態で、連結及び分離自在となっている。
当該第2実施形態では、第1外嵌固定部材17と手動回転操作部材20を分離した状態で、第1外嵌固定部材17を第1回転軸J1に外嵌固定させると共に、手動回転操作部材20及び第2外嵌固定部材21を、開口部58の第2回転軸J2側(図6の矢印Zの下方側)で、第2回転軸J2に載置させている。
第1摺動支持部材18及び第2摺動支持部材19は、第1外嵌固定部材17、又は手動回転操作部材20のいずれにも連結させることができるが、本実施形態では、図6に示すように、第1摺動支持部材18及び第2摺動支持部材19の双方を、手動回転操作部材20に連結させている。
上述の構成によれば、作業者は、第1回転軸J1に第2回転軸J2に連結すべく、第1回転軸J1を、支持部53の開口部58に挿入して第2回転軸J2の側へ導く場合、第1回転軸J1は、比較的小径の第1外嵌固定部材17が外嵌された状態で、開口部58に挿入されることとなる。即ち、開口部58には、手動回転操作部材20が挿入されることはなく、第1外嵌固定部材17のみが挿入されることとなる。これにより、第2回転軸J2の軸径方向(図6で矢印X方向)で、開口部58の口径は、第1外嵌固定部材17の径よりも大きい径であればよいので、比較的小径に設定することができる。
そして、支持部53に設けられる開口部58の口径を、比較的小径にできるので、第2回転軸J2の軸径方向(図6で矢印X方向)で、比較的小径のケーシング14を有するパイロット弁4をも、支持部53にて支持することできる。
次に、上記構成による連結方法を、図6に基づいて説明する。
作業者は、第1回転軸J1を第2回転軸J2に連結する場合、まず、回転軸連結部16を構成する部材のうち、第1外嵌固定部材17を第1回転軸J1に外嵌固定させるとともに、手動回転操作部材20、及び第2外嵌固定部材21を、開口部58の第2回転軸側(図6の矢印Z方向で下方側)で、第2回転軸J2に載置する。
このとき、第1摺動支持部材18及び第2摺動支持部材19は、第1外嵌固定部材17、又は手動回転操作部材20のいずれにも連結させることができるが、本実施形態では、図6に示すように、第1摺動支持部材18及び第2摺動支持部材19の双方を、手動回転操作部材20に連結させている。
次に、第1回転軸J1に第1外嵌固定部材17を外嵌固定させた状態で、ケーシング14を案内部54に案内させるとともに、第1回転軸J1及び第1外嵌固定部材17を支持部53の開口部58を介して、第2回転軸J2の側へ導く。
支持部53によりケーシング14の下方側端部52が支持された状態で、第1外嵌固定部材17と、手動回転操作部材20及び第2外嵌固定部材21とを、第1摺動支持部材18及び第2摺動支持部材19を介した状態で連結する(図6に二点鎖線で示す状態)。
そして、第2外嵌固定部材21を第2回転軸J2に外嵌固定させることにより、第1回転軸J1と第2回転軸J2とを連結する。
〔別実施形態〕
(A) 上記第2実施形態では、第1回転軸J1を、開口部58を介して第2回転軸J2の側へ導くときには、開口部58は、回転軸連結部16を構成する部材のうち、第1外嵌固定部材17のみを挿入するものとした。しかしながら、第1外嵌固定部材17は、第1摺動支持部材18及び第2摺動支持部材19を連結した状態で、第1回転軸J1に外嵌固定することができる。この場合、開口部58には、第1外嵌固定部材17、第1摺動支持部材18、及び第2摺動支持部材19が挿入されることとなるので、開口部58の口径は、第1外嵌固定部材17、第1摺動支持部材18、及び第2摺動支持部材19を、挿入可能な口径に設定される。この場合であっても、開口部58には、比較的大径の手動回転操作部材20を挿入されることがないため、その口径を比較的小径に設定することができる。
(B) 上記実施形態において、回転操作部の一例として、第2外嵌固定部材21に回転軸心P周りで回転操作自在な回転レバー21aが備えられるものとした。当該回転操作部は、第2外嵌固定部材21に回転軸心P周りで回転操作自在な蝶ネジ等であっても、その機能を良好に発揮する。
本発明の圧力制御装置は従動回転軸と駆動回転軸とを適切に心出し、且つ従動回転軸を駆動回転軸に対して適切に位置決めした状態で、従動回転軸を駆動回転軸に連結できる連結方法、及び圧力制御装置を提供する圧力制御装置、及びその連結方法として、有効に利用可能である。
1 流体流路
2 圧力制御弁
3 圧力設定部
10 圧力調整ネジ
11 駆動部
16 回転軸連結部
17 第1外嵌固定部材
18 第1摺動支持部材(摺動支持部材の一例)
19 第2摺動支持部材(摺動支持部材の一例)
20 手動回転操作部材
21 第2外嵌固定部材
50 固定架台
53 支持部
54 案内部
58 開口部
59 貫通孔(位置決め固定機構の一例)
60 凹部(位置決め固定機構の一例)
T 締結具(位置決め固定機構の一例)
G2 圧力設定バネ
J1 第1回転軸(従動回転軸の一例)
J2 第2回転軸(駆動回転軸の一例)

Claims (8)

  1. 流体流路の二次側圧力を設定圧力に制御する圧力制御弁と、その圧力制御弁の前記設定圧力を変更設定する圧力設定部とが設けられ、前記圧力設定部は、バネ荷重の調整により前記設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、前記圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを回転自在な従動回転軸とを有するケーシングを備えるとともに、駆動部により回転駆動され前記従動回転軸へ回転を伝達する駆動回転軸を備える圧力制御装置において、前記従動回転軸に前記駆動回転軸を連結する連結方法であって、
    前記ケーシングを前記従動回転軸が前記駆動回転軸に連結可能な位置で位置決めする支持部が設けられた固定架台により前記駆動回転軸を位置決めし、
    前記固定架台に設けられる案内部により、前記従動回転軸の軸心を前記駆動回転軸の軸心に一致させた状態で、前記ケーシングを前記駆動回転軸の側へ案内して、前記支持部により前記駆動回転軸の軸心方向で位置決めし、
    回転軸連結部を前記従動回転軸から前記駆動回転軸に亘って装着して、前記従動回転軸と前記駆動回転軸とを連結する連結方法。
  2. 前記回転軸連結部には、前記従動回転軸を外嵌固定する第1外嵌固定部材と、前記駆動回転軸を外嵌固定する第2外嵌固定部材とが設けられ、前記第2外嵌固定部材には、外部からの回転操作により前記駆動回転軸に対して前記回転軸連結部を外嵌固定する、又は外嵌固定を解除する回転操作部が設けられ、
    前記第1外嵌固定部材を前記従動回転軸に外嵌固定させ、前記支持部により前記ケーシングを支持している状態で、前記回転操作部を操作して、前記第2外嵌固定部材を前記第2回転軸に外嵌固定させる請求項1に記載の連結方法。
  3. 前記回転軸連結部には、前記従動回転軸を外嵌固定する第1外嵌固定部材と、前記従動回転軸をその軸心周りで回転操作可能な手動回転操作部材と、前記手動回転操作部材を支持するとともに前記駆動回転軸を外嵌固定する第2外嵌固定部材とが設けられ、
    前記第1外嵌固定部材と前記手動回転操作部材とは、連結及び分離可能に構成され、
    前記支持部には、前記駆動回転軸の軸径方向で、前記第1外嵌固定部材の径より大きい口径の開口部が設けられ、
    前記手動回転操作部材及び前記第2外嵌固定部材を前記駆動回転軸上に載置し、
    前記第1外嵌固定部材が外嵌固定された前記従動回転軸を前記開口部に挿入し、前記ケーシングを前記支持部により支持し、
    前記ケーシングを前記支持部により支持している状態で、前記第1外嵌固定部材と前記手動回転操作部材とを連結させ、前記第2外嵌固定部材を前記駆動回転軸に外嵌固定して、前記従動回転軸と前記駆動回転軸とを連結する請求項1に記載の連結方法。
  4. 流体流路の二次側圧力を設定圧力に制御する圧力制御弁と、その圧力制御弁の前記設定圧力を変更設定する圧力設定部とが設けられ、前記圧力設定部は、バネ荷重の調整により前記設定圧力を変更設定自在な圧力設定バネと、前記圧力設定バネに加えるバネ荷重を調整自在な圧力調整ネジを回転自在な従動回転軸とを有するケーシングを備えるとともに、駆動部により回転駆動され前記従動回転軸へ回転を伝達する駆動回転軸を備える圧力制御装置であって、
    前記駆動回転軸を位置決めする固定架台が設けられ、
    前記固定架台には、前記ケーシングを、前記従動回転軸が前記駆動回転軸に連結可能な位置で位置決めする支持部と、
    前記従動回転軸の位置を前記駆動回転軸の位置に一致させた状態で、前記ケーシングを前記駆動回転軸の側へ案内する案内部とが設けられ、
    前記従動回転軸と前記駆動回転軸とを連結する回転軸連結部が設けられている圧力制御装置。
  5. 前記回転軸連結部には、前記従動回転軸を外嵌固定する第1外嵌固定部材と、前記駆動回転軸を外嵌固定する第2外嵌固定部材とが設けられ、前記第2外嵌固定部材には、外部からの回転操作により前記駆動回転軸に対して前記回転軸連結部を外嵌固定する、又は外嵌固定を解除する回転操作部が設けられている請求項4に記載の圧力制御装置。
  6. 前記回転軸連結部には、前記従動回転軸を外嵌固定する第1外嵌固定部材と、前記従動回転軸をその軸心周りで回転操作可能な手動回転操作部材と、前記手動回転操作部材を支持するとともに前記駆動回転軸を外嵌固定する第2外嵌固定部材とが設けられ、
    前記第1外嵌固定部材と前記手動回転操作部材とは、連結及び分離可能に構成され、
    前記支持部には、前記駆動回転軸の軸径方向で、前記第1外嵌固定部材の径より大きい口径の開口部が設けられている請求項4に記載の圧力制御装置。
  7. 前記回転軸連結部には、前記第1外嵌固定部材と前記手動回転操作部材とを、前記駆動回転軸の軸径方向にて摺動可能に連結する摺動連結部材が設けられている請求項6に記載の圧力制御装置。
  8. 前記固定架台には、前記支持部により支持されている前記ケーシングの前記従動回転軸の軸心方向での前記支持部からの離脱を阻止する位置決め固定機構を備え、
    前記位置決め固定機構が働く状態で、前記ケーシングを前記従動回転軸の軸心周りで回転可能とする請求項4乃至7の何れか一項に記載の圧力制御装置。
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