JP2011215762A - 資金提供代行システム - Google Patents

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Yoshifumi Miyazaki
善史 宮嵜
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健治 杉浦
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Abstract

【課題】決済機能を有する金融機関の個人情報を利用して、献金者の本人確認に資する情報を被献金者に提供することを課題とする。
【解決手段】資金提供者端末102から個人の政治献金の申込を受け付けると、資金移転管理サーバ101は、献金者情報を本人属性データとして付加した決済依頼を決済処理サーバ103へ送る。決済処理サーバ103は、クレジットカード所有者の属性データに照らして本人確認を行った上で、決済依頼を受け付ける。本人確認ができた場合には、手続完了303を資金提供者端末102に返信し、所定時期に献金予定明細を資金受領者端末304に送信する。資金受領者端末304は、献金の辞退を申し出ることもできる。
【選択図】図3

Description

本発明は、決済機能を有する金融機関の個人情報を利用して、資金提供者の本人確認に資する情報を資金受領者に提供する資金提供代行システムに関するものである。
特許文献1(「自動献金・募金処理方法及びシステム」)には、「携帯端末を利用した献金・募金の受け付けサービスを提供することにより、献金・募金の新しい決済手段を備えた自動献金・募金処理方法及びシステムを提供する」ことを課題として、献金の受付を行うシステムが開示されている。
特許文献2においても「献金管理システム及び献金管理方法」には、「献金がしやすく、献金に伴う税金の処理も簡便とすることができ、しかも献金の適正化を維持しつつその献金の透明性を高度に高め維持可能とする」ことを課題として、献金システムが開示されている。
いずれにおいてもクレジットカードを決済手段としているが、その認証においては通常のオーソリ処理のみが行なわれると思われる。つまり、カードの有効性と決済金額のチェックのみであると想定される。その為、他人名義による献金や、なりすましによる献金が行われる恐れがある。
また、献金を受ける側で予め献金者をチェックすることができないため、不正な献金を未然に防ぐことができないという問題もある。
特開2002−259880号公報 特開2004−227345号公報
金融機関が保有する個人情報を利用して、資金提供者の本人確認に資する情報を資金受領者に提供することを課題とする。
本願発明に係る資金移転管理サーバは、資金提供者の端末、資金受領者の端末、及び決済処理サーバとそれぞれ接続可能な資金移転管理サーバであって、以下の要素を有することを特徴とする資金移転管理サーバ
(1)前記資金提供者の端末から、前記資金受領者に提供する資金額と、該資金提供者が入力した資金提供者情報とを受け付ける提供資金額・資金提供者情報受付部
(2)前記決済処理サーバに前記提供資金額と前記資金提供者情報の少なくとも一部とを含む決済依頼を送信し、該決済処理サーバから依頼結果を受信する決済要求部
(3)依頼結果が資金提供者の本人確認済である場合に、前記提供資金額と前記資金提供者情報とを含む資金提供予定明細を前記資金受領者の端末に送信する予定明細通知部。
また、前記予定明細通知部は、依頼結果が資金提供者の本人不確認である場合に、前記資金提供予定明細を、前記資金受領者の端末に送信しないことを特徴とする。
また、決済による入金があった資金提供について、前記提供資金額と前記資金提供者情報とを含む資金提供明細を前記資金受領者の端末に送信する明細通知部をさらに有することを特徴とする。
また、前記資金受領者の端末から、所定の期間内に資金受入の辞退通知を受け付ける辞退受付部と、前記受け付けた辞退通知に係る資金提供を取り消す資金提供取消部とをさらに有することを特徴とする。
また、前記決済処理サーバは、クレジットカードによる決済処理を行ない、前記資金移転管理サーバは、前記資金提供者の端末からクレジットカード情報を受け付けるクレジットカード情報受付部をさらに有し、前記決済要求部は、前記決済依頼に、前記受け付けたクレジットカード情報を含めることを特徴とする。
また、前記決済処理サーバは、クレジットカードによる決済処理を行ない、前記資金移転管理サーバは、ユーザ毎のクレジットカード情報を記憶しているユーザテーブルと、前記資金提供者の端末からログイン情報を受け付けて該資金提供者を認証するログイン受付部と、前記認証したユーザのクレジットカード情報を特定するクレジットカード情報特定部とを有し、前記決済要求部は、前記決済依頼に、前記特定したクレジットカード情報を含めることを特徴とする。
また、前記決済処理サーバは、預貯金口座による決済処理を行ない、前記資金移転管理サーバは、前記資金提供者の端末から預貯金口座情報を受け付ける口座情報受付部を有し、前記決済要求部は、前記決済依頼に、前記受け付けた預貯金口座情報を含めることを特徴とする。
また、前記決済処理サーバは、預貯金口座による決済処理を行ない、前記資金移転管理サーバは、ユーザ毎の預貯金口座情報を記憶しているユーザテーブルと、前記資金提供者の端末からログイン情報を受け付けて該資金提供者を認証するログイン受付部と、前記認証したユーザの預貯金口座情報を特定する口座情報特定部とを有し、前記決済要求部は、前記決済依頼に、前記特定した預貯金口座情報を含めることを特徴とする。
本願発明に係る資金移転管理方法は、資金提供者の端末、資金受領者の端末、及び決済処理サーバとそれぞれ接続可能な資金移転管理サーバによる資金移転管理方法であって、以下の要素を有することを特徴とする
(1)前記資金提供者の端末から、前記資金受領者に提供する資金額と、該資金提供者が入力した資金提供者情報とを受け付ける提供資金額・資金提供者情報受付工程
(2)前記決済処理サーバに前記提供資金額と前記資金提供者情報の少なくとも一部とを含む決済依頼を送信し、該決済処理サーバから依頼結果を受信する決済要求工程
(3)依頼結果が資金提供者の本人確認済である場合に、前記提供資金額と前記資金提供者情報とを含む資金提供予定明細を前記資金受領者の端末に送信する予定明細通知工程。
本願発明に係るプログラムは、資金提供者の端末、資金受領者の端末、及び決済処理サーバとそれぞれ接続可能なコンピュータに、以下の手順を実行させることを特徴とする
(1)前記資金提供者の端末から、前記資金受領者に提供する資金額と、該資金提供者が入力した資金提供者情報とを受け付ける提供資金額・資金提供者情報受付手順
(2)前記決済処理サーバに前記提供資金額と前記資金提供者情報の少なくとも一部とを含む決済依頼を送信し、該決済処理サーバから依頼結果を受信する決済要求手順
(3)依頼結果が資金提供者の本人確認済である場合に、前記提供資金額と前記資金提供者情報とを含む資金提供予定明細を前記資金受領者の端末に送信する予定明細通知手順。
資金額と、資金提供者が入力した資金提供者情報とを含む決済依頼を決済処理サーバに送信し、依頼結果が資金提供者の本人確認済である場合に、資金提供予定明細を資金受領者の端末に送信するので、資金提供者の本人確認に資する情報を資金受領者に提供することができる。資金提供者が入力した資金提供者情報を、決済機関が保有するユーザの属性情報と照合して本人確認を行う機能を活用している。
特に個人による政治献金においては、資金管理団体側で献金者の本人確認を行う義務を負うので、その事務負担の軽減に役立つと期待される。また、献金代行システムを偽装献金に悪用されることを防ぐこともできる。
決済による入金が有った資金提供について、提供資金額と資金提供者情報を含む資金提供明細を資金受領者の端末に送信するので、行き違いにより資金提供者が不明になる事態を予防できる。
所定の期間内に受け付けた資金受入の辞退により資金提供を取り消すので、適正でない資金提供を資金受領者側で意図的に排除することができる。
クレジットカードや預貯金口座を用いて決済するので、手続きの利便性が向上するとともに、本人確認が容易かつ厳格になると期待される。
図1は、献金代行システムのネットワーク構成を示す図である。 図2は、献金申込のデータフローを示す図である。 図3は、決済依頼成功時のデータフローを示す図である。 図4は、決済依頼失敗時のデータフローを示す図である。 図5は、献金辞退時のデータフローを示す図である。 図6は、献金手続処理フローを示す図である。 図7は、資金移転管理サーバの献金申込に係る構成(1/2)を示す図である。 図8は、資金移転管理サーバの献金申込に係る構成(2/2)を示す図である。 図9は、資金移転管理サーバの決済依頼に係る構成を示す図である。 図10は、献金申込情報の例を示す図である。 図11は、献金予定明細通知処理フローを示す図である。 図12は、資金移転管理サーバの献金予定明細通知に係る構成を示す図である。 図13は、資金移転管理サーバの献金辞退に係る構成を示す図である。 図14は、献金明細通知処理フローを示す図である。 図15は、実施の形態2に係る献金申込のデータフローを示す図である。 図16は、資金移転管理サーバのログインに係る構成を示す図である。
<実施の形態1>
[1.ネットワーク構成]
図1は、献金代行システムのネットワーク構成を示す図である。資金移転管理サーバ101は、資金提供者端末102及び資金受領者端末104と、インターネットを介してそれぞれ接続している。また、資金移転管理サーバ101は、専用線を介して決済処理サーバ103と接続している。なお、専用線以外にも、十分なセキュリティ対策を施してインターネットを介して決済処理サーバ103と接続する方法も考えられる。
[1−1.資金提供者端末]
資金提供者端末102は、資金を提供する者の端末(例えば、パーソナルコンピュータ等の既存の情報処理装置)である。特に、資金管理団体や政治家の後援会などに対して政治献金しようとする個人の献金者が使用する端末である。政治献金は資金提供の例であるので資金提供者端末と呼ぶが、献金者端末あるいは寄附者端末と解することもできる。この例では、個人による献金を想定しているが、企業あるいは団体による献金の場合には、企業あるいは団体が献金者(寄附者)となる。また、この例では政治活動に対する寄附、つまり政治献金を想定しているが、政治活動以外の目的(例えば、慈善事業や公共事業)に対する寄附に適用することも考えられる。資金提供者端末102は、HTML(Webページを記述するためのマークアップ言語の例)記述文書や画像データ等を表示し、HTML記述文書による画面への操作に応じて所定URLにアクセスするブラウザや、電子メールを送受信するメーラーを備えている。
[1−2.資金受領者端末]
資金受領者端末104は、資金提供を受ける者の端末である(例えば、パーソナルコンピュータ等の既存の情報処理装置)。特に、個人の政治献金を受け取る政治家の資金管理団体や政治家の後援会などが使用する端末である。政治献金は資金提供の例であるので資金受領者端末と呼ぶが、被献金者端末、政治団体端末、資金管理団体端末、後援会端末と解することもできる。政治活動以外の目的(例えば、慈善事業や公共事業)に対する寄附に適用する場合には、被寄附者端末(慈善事業者端末や公共事業者端末)であることも考えられる。団体や企業による政治献金の場合には、政党あるいは政治資金団体が被献金者となる。資金受領者端末104も、ブラウザやメーラーを備えている。
[1−3.資金移転管理サーバ]
資金移転管理サーバ101は、献金者から資金管理団体への献金を代行する献金代行業者が運営するサーバである。この例では資金移転管理サーバと呼ぶが、政治献金代行サーバと解することもできる。政治活動以外の目的(例えば、慈善事業や公共事業)に対する寄附に適用する場合には、寄附代行業者が運営する寄附代行サーバとなる。
[1−4.決済処理サーバ]
資金移転管理サーバ101は、献金者が契約している決済業者のサービスを利用する。決済処理サーバ103は、決済業者が運用するサーバである。決済業者として、この例ではクレジットカード会社を想定している。決済処理サーバ103は、献金者に付与しているクレジットカードの情報に基づいて、献金代行業者からの決済依頼を受け付けて決済処理するように構成されている。
[2.献金代行の概要]
[2−1.献金申込の受付]
続いて、本願発明による献金代行の概要について説明する。図2は、献金申込のデータフローを示す図である。資金移転管理サーバ101は、資金提供者端末102からの要求に応じて、登録されている政治家を紹介する個別政治家画面201を資金提供者端末102に送信する。資金移転管理サーバ101は、地図や選挙区から探す方法や名前の五十音から探す方法などにより、政治家を検索できるように構成されている。
個別政治家画面201には、現職の国会議員・地方議員・首長や国会議員・地方議員・首長を目指して政治活動を行っている政治家のプロフィール情報を記述するページである。基本情報として、生年月日、所属議院(衆議院/参議院)・議会・首長または立候補予定議院・議会・首長、関連する選挙区、現職/元職/新人の別、当選回数、所属政党等を表示する。また、略歴、政策なども表示する。動画を利用する場合には動画サイトにリンクすることも有効である。また、個別政治家画面201は、当該政治家への献金手続の開始を指示する手段(例えば、「献金ボタン」などのボタンアイコン)を有しており、ブラウザ上の操作により、献金手続開始202の指示を資金移転管理サーバ101に返信させるように構成されている。
資金提供者端末102のブラウザに表示された画面上で、当該政治家へ個人献金しようとする献金者が当該手段を操作することにより、献金手続開始202が資金移転管理サーバ101に返信される。
資金移転管理サーバ101は、献金手続開始202を受信すると、規約等確認画面203を資金提供者端末102に送信する。規約等確認画面203は、規約等を表示し、献金者に確認を促す画面である。具体的には、当該献金代行サービスの利用規約、個人情報の取扱に関する合意事項、その他献金に関する諸注意事項を表示し、確認した旨を返信するように構成されている。
資金提供者端末102のブラウザに表示された画面上で、献金者が規約等を確認した旨を指示する手段を操作することにより、規約等確認204が資金移転管理サーバ101に返信される。
資金移転管理サーバ101は、規約等確認204を受信すると、決済方法選択画面205を資金提供者端末102に送信する。決済方法選択画面205は、決済方法の選択肢を提示して、当該献金の支払に用いる方法を選択させる画面である。この例では、クレジットカードの種別を選択させるように構成されている。
資金提供者端末102のブラウザに表示された画面上で、献金者が用いる決済方法(クレジットカード)を選択する手段を操作することにより、カード種別選択206が資金移転管理サーバ101に返信される。
資金移転管理サーバ101は、カード種別選択206を受信すると、献金額・献金者情報入力画面207を資金提供者端末102に送信する。献金額・献金者情報入力画面207は、献金額と献金者情報の入力を促し、入力された献金額・献金者情報を返信させる画面である。献金額として、個人献金の限度額内(現行では、個別の政治家に対して年間で150万円)で寄附する金額を受け付ける。献金者情報は、献金に伴い資金移転管理サーバ101に通知される他、決済処理サーバ103における本人確認にも用いられる。
資金提供者端末102のブラウザに表示された画面上で、献金額と献金者情報が入力され、当該情報の送信を指示する手段を操作することにより、献金額・献金者情報208が資金移転管理サーバ101に返信される。
資金移転管理サーバ101は、献金額・献金者情報208を受信すると、献金内容確認画面209を資金提供者端末102に送信する。献金内容確認画面209は、受け付けた献金内容の確認を促す画面である。献金内容を表示し、確認した旨を返信するように構成されている。
資金提供者端末102のブラウザに表示された画面上で、献金内容を確認した旨を指示する手段を操作することにより、献金内容確認210が資金移転管理サーバ101に返信される。
資金移転管理サーバ101は、献金内容確認210を受信すると、クレジットカード情報入力画面211を資金提供者端末102に送信する。クレジットカード情報入力画面211は、カード種別選択206で特定したクレジットカードの情報の入力を促し、入力されたクレジットカード情報を送信する画面である。
資金提供者端末102のブラウザに表示された画面上で、クレジットカード情報の送信を指示する手段を操作することにより、クレジットカード情報212が資金移転管理サーバ101に返信される。
資金移転管理サーバ101は、クレジットカード情報212を受信すると、決済内容確認画面213を資金提供者端末102に送信する。決済内容確認画面213は、カード種別やクレジットカード情報などの決済内容の確認を促す画面である。決済内容を表示し、確認した旨を返信するように構成されている。
資金提供者端末102のブラウザに表示された画面上で、決済内容を確認した旨を指示する手段を操作することにより、決済内容確認214が資金移転管理サーバ101に返信される。以上のデータフローにより、献金申込に係る情報の受け付けが完了する。
[2−2.決済の依頼等]
[2−2(a)決済依頼が成功した場合]
続けて、その後の決済依頼等の処理概要を説明する。図3は、決済依頼成功時のデータフローを示す図である。図2の動作に続いて、資金移転管理サーバ101は、決済処理サーバ103に決済依頼301を送信し、献金者による献金(寄附金)の預かりに関する決済を要求する。このとき、カード種別に対応する決済処理サーバ103が選択される。決済依頼301には、決済額、クレジットカード情報、本人属性データの各データが含まれている。本人属性データは、クレジットカードの所有者自身であることを確認するために用いられる、カード利用者自身に関する情報である。本発明では、献金者情報を本人属性データとして用いる。決済額には、献金額が当てられる。
決済処理サーバ103は、通常のオーソリ処理と本人確認を行い、クレジット支払請求を受け付ける。通常のオーソリ処理では、クレジットカード情報に基づいて、利用カードの有効性を確認し、利用カードが有効な場合に、決済額分の与信枠の空きがあるかを確認する。空きが有る場合に、本人属性データが、決済処理サーバ103で管理するクレジットカードの名義人情報と一致するか判定することにより、本人確認を行い、本人であると確認された場合に、決済額相当分を確保して、クレジット売上として受け付ける。そして、受付成功302を資金移転管理サーバ101に返信する。つまり、受付成功302は、本人確認済であることを示している。明示的に本人確認済の判定コードを含めて返信することも有効である。
資金移転管理サーバ101は、受付成功302を受信すると、献金申込の手続が完了した旨を示す手続完了303の通知を資金提供者端末102に送信する。
また、資金移転管理サーバ101は、月次処理など所定のタイミング(献金予定通知時点)に、所定期間(献金予定集計期間)内に受け付けた献金申込に係る献金予定明細304を資金受領者端末104にまとめて送信する。献金予定明細304には、資金受領者端末104に対応する政治家への献金申込毎の献金予定額と献金予定者情報が含まれている。更に、決済処理サーバ103による本人確認がなされた旨を付することが有効である。
クレジット会社は、通常処理としてカード利用者である献金者に対して請求を行う。献金者は、通常の方法に従ってクレジット会社に対して支払を行う。そして、クレジット会社は、決済依頼の内容に従って献金代行業者へ献金相当の支払を行う。これが、献金代行業者における預かり金となる。
資金移転管理サーバ101は、月次処理など所定のタイミング(献金通知時点)に、所定期間(入金集計期間)内にクレジット会社からの入金を確認した献金額(預かり金)を、献金者に代わって資金管理団体に支払う。また、献金明細305を資金受領者端末104に送信する。献金明細305には、資金受領者端末104に対応する政治家への献金申込毎に支払った献金額と献金者情報が含まれている。
資金管理団体は、通常の献金手続きと同様に献金者に対して領収書の発行を行う。上述のように、順次献金者からクレジットカード会社に支払い、クレジットカード会社から献金代行業者へ支払い、献金代行業者から資金管理団体へ支払うことにより、献金者不明となる事態を防止することができる。
[2−2(b)決済依頼が失敗した場合]
上述の流れに反して、決済依頼が受け付けられない場合についても説明する。図4は、決済依頼失敗時のデータフローを示す図である。決済依頼301を受け付けた決済処理サーバ103で、決済処理を拒否する場合には、受付失敗401の通知を資金移転管理サーバ101に返信する。通常のオーソリ処理で利用カードが無効と判断された場合、決済額分の与信枠の空きが無いと判断された場合、あるいは本人確認で本人属性データがクレジットカードの名義人情報と一致しなかった場合に、クレジット売上を行なわずに、受付失敗とする。受付失敗401には、それぞれの失敗事由(利用カード無効、与信不足、本人不確認)が含まれる。
資金移転管理サーバ101は、決済処理サーバ103から受付失敗401を受信した場合には、献金申込手続きが完了しなかった旨の手続未完402の通知を資金提供者端末102に返信する。手続未完402には、受付失敗401に付された失敗事由(利用カード無効、与信不足、本人不確認)を含める。この場合には、資金移転管理サーバ101は献金に係る以降の処理を行なわない。
[2−3.受入辞退の受付]
決済処理サーバ103による決済依頼の受け付けが成功した場合でも、資金管理団体側が当該献金者による献金を断る場合もある。図5は、献金辞退時のデータフローを示す図である。
特に資金管理団体側で、献金予定が政治資金規正法に抵触すると判断した場合には、献金の受入を辞退することが必要になる。資金管理団体は受信した献金予定明細304に基づいて、各献金予定の受入を検討し、献金を受け入れないと判断した場合には、当該献金予定に対する辞退を示す献金辞退501の通知を資金移転管理サーバ101に通知する。献金辞退501は、献金予定明細304の受領から所定の辞退申請期間内に行う。辞退申請期間は、少なくとも献金予定により生じた決済に関するクレジット会社から献金者への請求処理が開始される前にその終期を迎えるように設定されることが望ましい。
資金移転管理サーバ101は、献金辞退501を受け付けると、当該献金申込を行った献金者の資金提供者端末102に献金申込手続の取消を意味する手続取消502の通知を送信する。更に、献金予定により生じた決済依頼の取消を決済取消503に要求する。
[3.献金代行の詳細]
[3−1.献金申込の受付]
概要の説明に続いて、資金移転管理サーバ101による処理の詳細について説明する。図6は、献金手続処理フローを示す図である。図7は、資金移転管理サーバの献金申込に係る構成(1/2)を示す図である。資金移転管理サーバ101は、被献金政治家受付部701、個別政治家画面記憶部702、規約等確認受付部703、規約等確認画面記憶部704、決済方法受付部705、決済方法選択画面記憶部706、献金額・献金者情報受付部707、献金額・献金者情報入力画面記憶部708、献金内容確認画面生成部709、政治家テーブル710、及び献金内容確認受付部711の各構成要素を有している。
被献金政治家受付部701による被献金政治家受付処理(S601)では、指定された政治家の個別政治家画面を個別政治家画面記憶部702から読み出して、資金提供者端末102に送信する。そして、資金提供者端末102から返信される献金手続開始の指示を受信する。そして、献金対象となった政治家のIDを特定する。例えば、献金手続開始の指示に政治家IDを付加して返信するように、個別政治家画面のHTML文書において設定しておくことにより、献金手続開始の指示から政治家IDを特定する。
規約等確認受付部703による規約等確認受付処理(S602)では、規約等確認画面記憶部704から規約等確認画面を読み出して、資金提供者端末102に送信する。そして、資金提供者端末102から返信される規約等確認を受信する。規約等確認を受信した場合に限り、以下の処理を継続させる。つまり、規約等確認を受信できない場合には、献金申込を中断させる。
決済方法受付部705による決済方法受付処理(S603)では、決済方法選択画面記憶部706から決済方法選択画面を読み出して、資金提供者端末102に送信する。そして、資金提供者端末102から返信されるクレジットカードの種別を受信する。決済方法選択画面は、ブラウザ上で選択されたクレジットカードの種別を返信するように構成されている。
献金額・献金者情報受付部707による献金額・献金者情報受付処理(S604)では、献金額・献金者情報入力画面記憶部708から献金額・献金者情報入力画面を読み出して、資金提供者端末102に送信する。そして、資金提供者端末102から返信される献金額・献金者情報を受信する。献金額・献金者情報入力画面は、ブラウザ上の操作により入力した献金額・献金者情報を返信するように構成されている。献金者情報には、少なくとも氏名(漢字)、献金者住所が含まれる。更に氏名(カタカナ)、自宅電話番号、連絡先電話番号、メールアドレス、生年月日、職業などが含まれることが望ましい。また、併せて政治家へのメッセージを受け付けることも有効である。
献金内容確認画面生成部709による献金額・献金者情報確認画面生成処理(S605)では、被献金政治家受付部701で特定した政治家ID、決済方法受付部705で受け付けたカード種別、献金額・献金者情報受付部707で受け付けた献金額・献金者情報に基づいて、献金額・献金者情報確認画面を生成する。政治家テーブル710から政治家IDに対応する政治家名、資金管理団体名を取得し、政治家名、資金管理団体名、クレジットカード、献金額、献金者情報を表示するように当該画面を設定する。これにより、入力ミスの防止を図る。政治家テーブル710は、登録されている政治家毎に、政治家ID、政治家名、及び資金管理団体名を対応付けて記憶している。
献金内容確認受付部711による献金額・献金者情報確認受付処理(S606)では、資金提供者端末102から献金内容確認画面に対する操作で返信される献金内容確認を受信する。献金内容確認を受信した場合に限り、以下の処理を継続させる。つまり、献金内容確認を受信できない場合には、献金申込を中断させる。
図8は、資金移転管理サーバの献金申込に係る構成(2/2)を示す図である。資金移転管理サーバ101は、更にクレジットカード情報受付部801、クレジットカード情報入力画面記憶部802、決済内容確認画面生成部803、及び決済内容確認受付部804の構成要素を有している。
クレジットカード情報受付部801によるクレジットカード情報受付処理(S607)では、クレジットカード情報入力画面記憶部802からクレジットカード情報入力画面を読み出して、資金提供者端末102に送信する。そして、資金提供者端末102から返信されるクレジットカード情報を受信する。クレジットカード情報入力画面は、ブラウザ上の操作により入力したクレジットカード情報を返信するように構成されている。クレジットカード情報には、少なくともカード番号と有効期限が含まれる。更に、CVV2/CVC2(セキュリティコード)、名前、住所等を含むことも有効である。
決済内容確認画面生成部803による決済内容確認画面生成処理(S608)では、決済方法受付部705で受け付けたカード種別と、クレジットカード情報受付部801で受け付けたクレジットカード情報に基づいて、決済内容確認画面を生成する。カード種別とクレジットカード情報を表示するように当該画面を設定する。これにより、入力ミスの防止を図る。
決済内容確認受付部804による決済内容確認受付処理(S609)では、資金提供者端末102から決済内容確認画面に対する操作で返信される決済内容確認を受信する。決済内容確認を受信した場合に限り、以下の処理を継続させる。つまり、決済内容確認を受信できない場合には、献金申込を中断させる。
[3−2.決済の依頼等]
図9は、資金移転管理サーバの決済依頼に係る構成を示す図である。資金移転管理サーバ101は、更に、献金申込登録部902、献金申込テーブル903、及び申込結果通知部904を有している。
決済要求部901による決済要求処理(S610)では、決済方法受付部705で受け付けたカード種別、献金額・献金者情報受付部707で受け付けた献金額・献金者情報、クレジットカード情報受付部801で受け付けたクレジットカード情報に基づいて、決済依頼を決済処理サーバ103に送信する。送信先となる決済処理サーバ103は、カード種別により特定される。送信される決済依頼には、決済額、クレジットカード情報、及び本人属性データが含まれる。決済額には、献金額が設定される。本人属性データには、献金者情報が用いられる。氏名(漢字)、氏名(カタカナ)、献金者住所、自宅電話番号、連絡先電話番号、メール、アドレス、生年月日、職業のうち、一又は複数の組合せを本人属性データに用いる。特にカードに記載されていない情報が有効である。そして、決算依頼の結果が決済処理サーバ103より返信され、これを受信する。依頼結果が受付成功302の場合には、決済IDも受信する。依頼結果が受付失敗401の場合には、失敗事由(利用カード無効、与信不足、本人不確認)も受信する。決済処理サーバ103は、本人属性データが、クレジットカード情報で特定されるカード所有者の属性データと一部でも相違する場合に、本人不確認と判定する。属性データが完全に一致する場合に限り、本人確認済として正常に扱う。
依頼結果が受付成功302であれば(S611)、献金申込登録部902による献金申込登録処理(S612)で、献金申込情報を献金申込テーブル903に記憶させる。前述の通り受付成功302は本人確認済を意味しており、明示的に本人確認済の判定コードを含むこともある。
図10は、献金申込情報の例を示す図である。取消フラグの初期値としてOFFを設定する。後に献金申込が取り消されるときには、ONとする。献金申込IDは、献金申込毎に固有なIDが割り当てられる。献金申込日付には、当該献金申込処理当日の日付が設定される。被献金政治家受付部701で特定された政治家ID、献金額・献金者情報受付部707で受け付けた献金額(円)も設定される。更に、献金者情報として献金額・献金者情報受付部707で受け付けた氏名(漢字)、氏名(カタカナ)、献金者住所、自宅電話番号、連絡先電話番号、メールアドレス、生年月日、職業、政治家へのメッセージが設定される。また、決済情報として、カード種別、決済要求部901で受信した決済ID、入金フラグ(初期値は未入金)が設定される。図示しない入金フラグ更新部により、当該決済についてクレジット会社から支払がなされたことを確認した場合には、入金フラグを入金済に変更する処理を行なう。
そして、申込結果通知部904による手続完了応答処理(S613)で、申込結果として手続完了を資金提供者端末102に送信する。
一方、依頼結果受付失敗401の場合には(S611)、申込結果通知部904による手続未完応答処理(S614)で、申込結果として決済依頼の失敗事由(利用カード無効、与信不足、本人不確認)を含む手続未完の通知を資金提供者端末102に送信する。
[3−3.献金予定明細の通知]
続いて、献金予定明細通知処理について説明する。この処理は、月次処理など所定のタイミング(献金予定通知時点)に起動される。図11は、献金予定明細通知処理フローを示す図である。図12は、資金移転管理サーバの献金予定明細通知に係る構成を示す図である。資金移転管理サーバ101は、前述の個別政治家画面201、政治家テーブル710、献金申込テーブル903の他、献金予定明細通知部1201、政治家専用画面記憶部1202、及び献金予定明細通知部1201を有している。
献金予定明細通知部1201は、政治家テーブル710に登録されている政治家IDを抽出する(S1101)。献金申込テーブル903から献金申込日時が所定期間内(献金予定集計期間)に含まれる献金申込情報を抽出する(S1102)。献金申込情報に含まれる政治家IDが当該政治家IDと一致する場合には(S1103)、献金申込情報に含まれる献金申込ID、献金額、献金者情報、及び献金申込日時を当該政治家向け献金予定明細に加える(S1104)。そして、すべての献金申込情報について処理した時点で(S1105)、当該政治家向け献金予定明細を電子メールで資金受領者端末104へ送信する(S1106)。資金受領者端末104のアドレスは、政治家テーブル710から取得する。政治家テーブル710は、政治家IDに対応付けて資金受領者端末アドレスを記憶している。電子メールによらず、資金受領者端末104のみが閲覧可能な当該政治家向け献金予定明細画面を生成することも有効である。献金予定明細画面は、政治家専用画面記憶部1202に記憶される。そして、政治家専用画面記憶部1202は、資金受領者端末104が適正にログイン認証を受けた場合に当該画面を送信するように構成されている。これらの処理を順次すべての政治家について処理し、終了する(S1107)。
[3−4.受入辞退の受付]
続いて、献金受入の辞退に係る処理について説明する。図13は、資金移転管理サーバの献金辞退に係る構成を示す図である。資金移転管理サーバ101は、前述の政治家テーブル710と献金申込テーブル903の他、献金辞退受付部1301、献金申込取消部1302、手続取消通知部1303、及び決済取消部1304を有している。
献金辞退受付部1301による献金辞退受付処理で、献金予定明細304の通知から所定の辞退申請期間内であれば、資金受領者端末104からの献金辞退を受け付ける。献金辞退には、政治家IDと献金申込IDの情報が含まれている。
続いて、献金申込取消部1302による献金申込取消処理で、献金申込テーブル903の献金申込情報を取り消す。政治家IDと献金申込IDが一致する献金申込情報を特定する。そして、当該献金申込情報に含まれる取消フラグをONにする。仮に、政治家IDと献金申込IDが一致する献金申込情報がない場合には、エラーとして献金申込取消処理を中断する。
続いて、手続取消通知部1303による手続取消通知処理で、資金提供者端末102に献金申込の取消を通知する。まず、献金申込IDに対応する政治家IDと献金額と献金者のメールアドレスを献金申込テーブル903から取得し、政治家IDに対応する政治家名と資金管理団体名を政治家テーブル710から取得する。そして、政治家名と資金管理団体名と献金額により献金申込の内容を示し、当該献金申込を取り消す旨の手続取消メールを生成し、献金者のメールアドレス宛に送信する。
最後に、決済取消部1304による決済取消処理で、決済処理サーバ103に対して依頼した決済を取り消す。献金申込IDに対応するカード種別と決済IDを献金申込テーブル903から取得し、カード種別により特定される決済処理サーバ103に対して決済IDを含む決済取消の要求を送信する。このとき、決済処理サーバ103では確保されている与信枠を開放する処理が行われる。
[3−5.献金明細の通知]
次に、献金明細通知処理について説明する。この処理は、月次処理など所定のタイミング(献金通知時点)に起動される。図14は、献金明細通知処理フローを示す図である。
政治家IDを抽出する(S1401)。献金申込テーブル903から献金申込日時が所定期間内(献金集計期間)に含まれる献金申込情報を抽出する(S1402)。献金申込情報に含まれる政治家IDが当該政治家の政治家IDと一致する場合には(S1403)、決済の入金済みであるか判定する(S1404)。献金申込情報に含まれる入金フラグが入金済であれば、献金申込ID、献金額、献金者情報、献金申込日時を当該政治家向け献金明細に加える(S1405)。すべての献金申込情報について処理すると(S1406)、当該政治家向け献金明細を送信する。あるいは当該政治家向け献金明細画面を生成する(S1407)。献金明細画面は、政治家専用画面記憶部1202に記憶される。そして、政治家専用画面記憶部1202は、資金受領者端末104が適正にログイン認証を受けた場合に当該画面を送信するように構成されている。同様に、順次すべての政治家について処理する(S1408)。
<実施の形態2>
前述の形態では、献金申込の際にクレジットカード情報を入力する形態について説明したが、本実施の形態では、献金申込においてログインすることにより予め登録してあるクレジットカード情報を用いる例を説明する。
図15は、実施の形態2に係る献金申込のデータフローを示す図である。資金移転管理サーバ101は、図2で示したクレジットカード情報入力画面211に代えてログイン情報入力画面1501を資金提供者端末102に送信する。ログイン情報入力画面1501は、ログイン情報の入力を促し、入力されたログイン情報を送信する画面である。
資金提供者端末102のブラウザに表示された画面上で、ログイン情報の送信を指示する手段を操作することにより、ログイン情報1502が資金移転管理サーバ101に返信される。
図16は、資金移転管理サーバのログインに係る構成を示す図である。資金移転管理サーバ101は、クレジットカード情報受付部801とクレジットカード情報入力画面記憶部802に代えて、ログイン受付部1601、ユーザテーブル1602、及びクレジットカード情報特定部1603を有している。献金者は、予め行なったユーザ登録によりユーザIDとパスワードを割り当てられており、更に予めクレジットカード情報を登録している。ユーザテーブル1602は、ユーザIDに対応付けてパスワードとクレジットカード情報を記憶している。
クレジットカード情報受付部801によるクレジットカード情報受付処理(S607)に代えて、ログイン受付部1601によるログイン受付処理で、ログイン情報入力画面を資金提供者端末102に送信し、返信されるログイン情報を受信する。ログイン情報は、ユーザIDとパスワードからなる。ユーザテーブル1602に、このユーザIDとパスワードと同じ組合せが登録されていない場合に、認証失敗と判断し、処理を中断する。同じ組合せが登録されている場合には、認証成功と判断し、処理を続行する。そして、クレジットカード情報特定部1603によるクレジットカード情報特定処理により、ユーザIDに対応するクレジットカード情報をユーザテーブル1602から取得する。
<実施の形態3>
上述の実施の形態1及び実施の形態2では、クレジットカードによる決済の例を示したが、銀行、信用金庫などの他の金融機関に設けた預貯金口座を利用することも可能である。
その場合には、カード種別に代えて、金融機関種別を用い、クレジットカード情報に代えて預貯金口座情報を用いる。預貯金口座情報には、当該金融機関の金融機関名、支店名、口座種別(普通・当座・貯蓄)、口座番号、口座名義を用いる。
金融機関は、預貯金口座情報により特定される口座開設者の属性データが、本人属性データと一致する場合に限り、献金代行業者への振替あるいは振込の処理を行なう。他の通知等の処理は、前述の例と同様である。なお、この形態においては、献金者から金融機関へ、献金代行業者に対する振替あるいは振込の承認を行うことが必要となる。あるいは、事前の承認を行っておくことが必要となる。
上述の例では、献金額・献金者情報受付部707で献金額と献金者情報を同時に受け付けるように動作したが、献金額と献金者情報を別々に受け付けるように構成してもよい。その場合には、献金額入力画面を資金提供者端末102に送信し、資金提供者端末102から献金額を受信する献金額受付部と、献金者情報入力画面を資金提供者端末102に送信し、資金提供者端末102から献金者情報を受信する献金者情報受付部を設ける。そして、献金額受付部による献金額受付処理と、献金者情報受付部による献金者情報受付処理を分けて実行する。
決済機関を利用して、献金代行に伴う献金支払代行費用を徴収するように工夫することも考えられる。
資金移転管理サーバ101は、コンピュータであり、各要素はプログラムにより処理を実行することができる。また、プログラムを記憶媒体に記憶させ、記憶媒体からコンピュータに読み取られるようにすることができる。
101 資金移転管理サーバ
102 資金提供者端末
103 資金受領者端末
104 決済処理サーバ
201 個別政治家画面
202 献金手続開始
203 規約等確認画面
204 規約等確認
205 決済方法選択画面
206 カード種別選択
207 献金額・献金者情報入力画面
208 献金額・献金者情報
209 献金内容確認画面
210 献金内容確認
211 クレジットカード情報入力画面
212 クレジットカード情報
213 決済内容確認画面
214 決済内容確認
301 決済依頼
302 受付成功
303 手続完了
304 献金予定明細
305 献金明細
401 受付失敗
402 手続未完
501 献金辞退
502 手続取消
503 決済取消
701 被献金政治家受付部
702 個別政治家画面記憶部
703 規約等確認受付部
704 規約等確認画面記憶部
705 決済方法受付部
706 決済方法選択画面記憶部
707 献金額・献金者情報受付部
708 献金額・献金者情報入力画面記憶部
709 献金内容確認画面生成部
710 政治家テーブル
711 献金内容確認受付部
801 クレジットカード情報受付部
802 クレジットカード情報入力画面記憶部
803 決済内容確認画面生成部
804 決済内容確認受付部
901 決済要求部
902 献金申込登録部
903 献金申込テーブル
904 申込結果通知部
1201 献金予定明細通知部
1202 政治家専用画面記憶部
1301 献金辞退受付部
1302 献金申込取消部
1303 手続取消通知部
1304 決済取消部
1501 ログイン情報入力画面
1502 ログイン情報
1601 ログイン受付部
1602 ユーザテーブル
1603 クレジットカード情報特定部

Claims (10)

  1. 資金提供者の端末、資金受領者の端末、及び決済処理サーバとそれぞれ接続可能な資金移転管理サーバであって、以下の要素を有することを特徴とする資金移転管理サーバ
    (1)前記資金提供者の端末から、前記資金受領者に提供する資金額と、該資金提供者が入力した資金提供者情報とを受け付ける提供資金額・資金提供者情報受付部
    (2)前記決済処理サーバに前記提供資金額と前記資金提供者情報の少なくとも一部とを含む決済依頼を送信し、該決済処理サーバから依頼結果を受信する決済要求部
    (3)依頼結果が資金提供者の本人確認済である場合に、前記提供資金額と前記資金提供者情報とを含む資金提供予定明細を前記資金受領者の端末に送信する予定明細通知部。
  2. 前記予定明細通知部は、依頼結果が資金提供者の本人不確認である場合に、前記資金提供予定明細を、前記資金受領者の端末に送信しない
    ことを特徴とする請求項1記載の資金移転管理サーバ。
  3. 決済による入金があった資金提供について、前記提供資金額と前記資金提供者情報とを含む資金提供明細を前記資金受領者の端末に送信する明細通知部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の資金移転管理サーバ。
  4. 前記資金受領者の端末から、所定の期間内に資金受入の辞退通知を受け付ける辞退受付部と、
    前記受け付けた辞退通知に係る資金提供を取り消す資金提供取消部とをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の資金移転管理サーバ。
  5. 前記決済処理サーバは、クレジットカードによる決済処理を行ない、
    前記資金移転管理サーバは、前記資金提供者の端末からクレジットカード情報を受け付けるクレジットカード情報受付部をさらに有し、
    前記決済要求部は、前記決済依頼に、前記受け付けたクレジットカード情報を含める
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の資金移転管理サーバ。
  6. 前記決済処理サーバは、クレジットカードによる決済処理を行ない、
    前記資金移転管理サーバは、
    ユーザ毎のクレジットカード情報を記憶しているユーザテーブルと、
    前記資金提供者の端末からログイン情報を受け付けて該資金提供者を認証するログイン受付部と、
    前記認証したユーザのクレジットカード情報を特定するクレジットカード情報特定部とを有し、
    前記決済要求部は、前記決済依頼に、前記特定したクレジットカード情報を含める
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の資金移転管理サーバ。
  7. 前記決済処理サーバは、預貯金口座による決済処理を行ない、
    前記資金移転管理サーバは、前記資金提供者の端末から預貯金口座情報を受け付ける口座情報受付部を有し、
    前記決済要求部は、前記決済依頼に、前記受け付けた預貯金口座情報を含める
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の資金移転管理サーバ。
  8. 前記決済処理サーバは、預貯金口座による決済処理を行ない、
    前記資金移転管理サーバは、
    ユーザ毎の預貯金口座情報を記憶しているユーザテーブルと、
    前記資金提供者の端末からログイン情報を受け付けて該資金提供者を認証するログイン受付部と、
    前記認証したユーザの預貯金口座情報を特定する口座情報特定部とを有し、
    前記決済要求部は、前記決済依頼に、前記特定した預貯金口座情報を含める
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の資金移転管理サーバ。
  9. 資金提供者の端末、資金受領者の端末、及び決済処理サーバとそれぞれ接続可能な資金移転管理サーバによる資金移転管理方法であって、以下の要素を有することを特徴とする資金移転管理方法
    (1)前記資金提供者の端末から、前記資金受領者に提供する資金額と、該資金提供者が入力した資金提供者情報とを受け付ける提供資金額・資金提供者情報受付工程
    (2)前記決済処理サーバに前記提供資金額と前記資金提供者情報の少なくとも一部とを含む決済依頼を送信し、該決済処理サーバから依頼結果を受信する決済要求工程
    (3)依頼結果が資金提供者の本人確認済である場合に、前記提供資金額と前記資金提供者情報とを含む資金提供予定明細を前記資金受領者の端末に送信する予定明細通知工程。
  10. 資金提供者の端末、資金受領者の端末、及び決済処理サーバとそれぞれ接続可能なコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプログラム
    (1)前記資金提供者の端末から、前記資金受領者に提供する資金額と、該資金提供者が入力した資金提供者情報とを受け付ける提供資金額・資金提供者情報受付手順
    (2)前記決済処理サーバに前記提供資金額と前記資金提供者情報の少なくとも一部とを含む決済依頼を送信し、該決済処理サーバから依頼結果を受信する決済要求手順
    (3)依頼結果が資金提供者の本人確認済である場合に、前記提供資金額と前記資金提供者情報とを含む資金提供予定明細を前記資金受領者の端末に送信する予定明細通知手順。

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