JP2011214653A - 接続用クランプ装置 - Google Patents

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Norio Ito
則雄 伊藤
Masaru Takeda
大 武田
Hiroaki Nakata
裕明 中田
Koichi Masuda
浩一 増田
Takashi Suzuki
貴司 鈴木
Takao Fuma
孝夫 夫馬
Katsushi Kitaoka
克司 北岡
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Abstract

【課題】接続部の外表面に働く面圧が均等となり、ストラップバンドの良好な巻き締め機能を長期にわたって維持可能な接続用クランプ装置を提供する。
【解決手段】ストラップバンド3は、中央帯部3a、長孔側9および幅狭辺側11により接続部2を一周させた状態で、第1取付辺部5と第2取付辺部7とを互いの近接方向の引張力P1、P2により操作する二重巻き構成となる。このため、第1取付辺部5と第2取付辺部7とからの引張力P3、P4が長孔側9と幅狭辺側11とに等しく伝わり、接続部2に対して中央帯部3a、長孔側9および幅狭辺側11が全長にわたって一律に縮径変位を行い、中央帯部3a、長孔側9と幅狭辺側11とから接続部2の外表面に働く面圧が均等になり、良好な巻き締め機能が得られる。
【選択図】図2

Description

本発明は、管状部材を接続口などに連結するため、接続部にストラップバンドを縮径変位させることにより所定の圧接力で巻き締める接続用クランプ装置に関する。
この種の接続用クランプ装置では、バッグフィルター用のバッグなどを取り付ける締付けバンドが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この締付けバンドは、特許文献1の図1に記載されているように、有端環状のバンド本体22を用いており、バンド本体22の縮径変位で接続部に巻き締める構成である。輪状の後端部25aの雌ねじ部23および止め金31aの雌ねじ部24に長尺の締めボルト25を締め付けている。締めボルト25の操作により、カラー32が止め金31aを押圧し、止め金31aと後端部25aとを互いに接近させるように変位させ、バンド本体22の一端部が他端部の内側にスライドして接続部に巻き締まるようになっている。
実公平2−10877号公報
特許文献1では、締めボルト25を用いて接続部に巻き締める構成のため、強力な巻締め力が得られるが、止め金31aの二枚重ねされた端折辺部は、互いに溶接された上でバンド本体22に溶接により固定されている。
この結果、端折辺部とバンド本体22とは三枚重ねの溶接部となって、その剛性が大きくなり、接続部の外表面に沿って変形し難くなり、バンド本体22から接続部の外表面に働く面圧(kg/mm2 )が不均等になる不都合が生じる。
また、後端部25aと止め金31aとは、互いに近接方向に締めボルト25で引張られてはいるが、バンド本体22は接続部を一重巻きで両端辺部を重ね合う構成のため、締めボルト25の引張力は、バンド本体22の周方向に指向せず、後端部25aの付近や止め金31aの付近に局部的に働き、バンド本体22に沿って均一に伝わり難くなる不都合がある。これにより、バンド本体22から接続部の外表面に働く面圧が不均等になる可能性が一段と強くなる。
接続部には、例えばゴムホース管を介してバンド本体22を巻き締めることが一般的である。この場合、熱劣化によりゴムホース管の粘弾性に起因する復元力が減少するため、接続部に働く面圧が大幅に低下して巻き締め機能が失われる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、操作部からの引張力が周方向に沿ってストラップバンドに等しく伝わり、ストラップバンドが全長にわたって一律に縮径変位を行うことで接続部の外表面に働く面圧が均等となり、ストラップバンドの良好な巻き締め機能を長期にわたって維持することができる優れた接続用クランプ装置を提供することにある。
(請求項1について)
接続用クランプ装置におけるストラップバンドは、一端部に第1取付辺部を設けて、他端部に第2取付辺部を設け、中央帯部と第1取付辺部との間に長孔部を設けた長孔側と、中央帯部と第2取付辺部との間に幅狭辺部を設けた幅狭辺側とを備えている。
操作部は、第2取付辺部を介して幅狭辺部を長孔部に挿通させた状態で、引張力により第1取付辺部と第2取付辺部とを周方向に沿って互いの反対方向に変位させる。
操作部の操作により、長孔側と幅狭辺側とが周方向の引張力により、互いの反対方向に摺接し合って縮径変位し、接続部の外周部に対して所望の圧接力で巻き締まる。
請求項1のストラップバンドは、幅狭辺側と長孔側とで接続部を一周させた状態で、第1取付辺部と第2取付辺部とを互いの反対方向の引張力により操作する二重巻き構成となる。このため、第1取付辺部と第2取付辺部からの引張力が幅狭辺側と長孔側とに等しく伝わり、接続部に対して中央帯部、幅狭辺側および長孔側とが全長にわたって一律に縮径変位を行い、幅狭辺側と長孔側とから接続部の外表面に働く面圧が均等になる。これにより、接続部に対するストラップバンドの良好な巻き締め機能を失うことなく確実に維持することができる。
(請求項2について)
操作部は、第1取付辺部に取り付けられて、ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1雌ねじ穴を有する第1止め部と、第2取付辺部に取り付けられて、ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第2穴部を有する第2止め部と、第2穴部を通して第1雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により第1取付辺部と第2取付辺部とを近接させる頭部付き締付ボルトとから成る。
請求項2では、頭部付き締付ボルトを第2止め部の穴部を通して第1止め部の第1雌ねじ穴に螺合するため、操作部が剛性の高い構成となる。
また、頭部付き締付ボルトの簡単な回転操作で接続部にストラップバンドを迅速に巻き締めることができて、接続部に対するストラップバンドの良好な巻締め作業性が得られる。
(請求項3について)
操作部は、第1取付辺部に取り付けられて、ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1穴部を有する第1止め部と、第2取付辺部に取り付けられて、ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第2穴部を有する第2止め部とを備えている。
螺子棒は、外表面部に雄ねじ部が形成されて、第1穴部および第2穴部に挿通状態に配置されている。第1ナットは、第1穴部から外部に突出する螺子棒の一端部に螺進退可能に螺合されている。第2ナットは、第2穴部から外部に突出する螺子棒の他端部に螺進退可能に螺合されている。
請求項3では、螺子棒を第1止め部の第1穴部および第2止め部の第2穴部に挿通して、第1ナットを螺子棒の一端部に螺合させ、第2ナットを螺子棒の他端部に螺合させているので、操作部が剛性の高い構成となる。
また、第1ナットおよび第2ナットの簡単な回転操作で接続部にストラップバンドを迅速に巻き締めることができて、接続部に対するストラップバンドの良好な巻締め作業性が得られる。
(請求項4について)
操作部は、第1取付辺部に取り付けられて、ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1穴部を有する第1止め部を有している。第2止め部は、第2取付辺部に取り付けられて、ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第2穴部を有する。
収容部は、ストラップバンドの第1取付辺部と第2取付辺部との間に固定され、ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第3雌ねじ穴を有する。収容部は、さらに第1止め部に対向する第3止め部とストラップバンドの軸直角方向に開けられた第4雌ねじ穴を有し、第2止め部に対向する第4止め部を取り付けている。
第1頭部付き締付ボルトは、第1穴部を通して第3雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により第1取付辺部を第3止め部に近接させる。第2頭部付き締付ボルトは、第2穴部を通して第4雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により第2取付辺部を第4止め部に近接させる。
請求項4では、第1頭部付き締付ボルトを第1穴部を通して第3雌ねじ穴に螺合し、第2頭部付き締付ボルトを第2穴部を通して第4雌ねじ穴に螺合するため、操作部が剛性の高い構成となる。
また、第1頭部付き締付ボルトおよび第2頭部付き締付ボルトの簡単な回転操作で接続部にストラップバンドを迅速に巻き締めることができて、接続部に対するストラップバンドの良好な巻締め作業性が得られる。
(請求項5について)
螺子棒の中間部分は、形状記憶合金により伸縮可能に設けられた冗長部を備えており、周囲温度の上昇により短尺となる方向に収縮し、第1取付辺部と第2取付辺部とを近接させる方向の引張力を働かす。
接続部には、例えばゴムホース管を介してストラップバンドを液密に巻き締めることが一般的である。この場合、熱劣化によりゴムホース管の粘弾性に起因する復元力が減少するため、接続部に働く面圧が大幅に低下して巻き締め機能が失われる虞がある。
請求項5では、熱劣化によってゴムホース管への面圧が低下しても、冗長部が短尺となる方向に収縮するので、第1取付辺部と第2取付辺部に相互の反対方向に引張力が働いて第1取付辺部と第2取付辺部とが近接する方向に変位する。
これにより、ゴムホース管の縮径に相当する分量だけストラップバンドが縮径変位して接続部に働く面圧の低下を補い、接続部に対する良好な面圧を失うことなく維持することができる。
(請求項6について)
第1取付辺部の内側とストラップバンドの第1取付辺部に重複する部分との間、ならびに第2取付辺部の内側とストラップバンドの第1取付辺部に重複する部分との間には、板ばねが挟入され、ストラップバンドの径方向に弾性変形可能な板ばねの付勢力により、ストラップバンドに周方向の巻締力が働き、ストラップバンドを接続部に対して巻き締める。
すなわち、板ばねは、ストラップバンドの径方向となる厚み方向に沿って弾性圧縮されるため、その付勢力により第1取付辺部および第2取付辺部を中央帯部から離間させる方向の離間力を働かせ、この離間力の分力が接続部に対する巻締力となる。
請求項6では、熱劣化によってゴムホース管への面圧が低下しても、板ばねの付勢力により、ストラップバンドに周方向の巻締力が働いて、ストラップバンドがゴムホース管に巻き締まるため、ゴムホース管への面圧の低下を補い、接続部に対する良好な面圧を失うことがない。
(請求項7について)
操作部は、ストラップバンドに外接状態に宛われ、第1取付辺部に対向する第1取付端部および第2取付辺部に対向する第2取付端部を備えた弧状の板ばねを有する。
第1締付ボルトは、第1取付辺部と第1取付端部とを板ばねの付勢力に抗して近接させる方向に締め付ける。第2締付ボルトは、第2取付辺部と第2取付端部とを板ばねの付勢力に抗して近接させる方向に締め付ける。
請求項7でも、熱劣化によってゴムホース管への面圧が低下しても、板ばねの付勢力が働いて、第1取付辺部と第1取付端部とともに、第2取付辺部と第2取付端部とに相互に反対方向となる引張力を作用させる。
これにより、ゴムホース管の縮径に相当する分量だけストラップバンドが縮径変位して接続部に働く面圧の低下を補い、接続部に対する良好な面圧を失うことなく維持することができる。
(請求項8について)
操作部は、第1取付辺部の上に重ねた第2取付辺部に長手方向で複数列に形成されたスロット歯と、第1取付辺部に第1取付辺部を囲むように固定された筒状ハウジングと、筒状ハウジングにスロット歯と噛合状態で回転可能に設けられたウォーム歯車とを備え、ウォーム歯車の回転操作により第1取付辺部と第2取付辺部とに互いの反対方向となる引張力を付与する。
請求項8では、ウォーム歯車の回転操作により第1取付辺部と第2取付辺部とに互いの反対方向となる引張力を働かせるので、ウォーム歯車の簡単な回転操作で接続部にストラップバンドを迅速に巻き締めることができて、接続部に対するストラップバンドの良好な巻締め作業性が得られる。
(請求項9について)
ストラップバンドの幅狭辺部を長孔部に挿通させる交差部で、長孔部を横断する方向で長孔部を除く部分の幅寸法は、幅狭辺部の幅寸法に等しく設定している。
請求項9では、幅狭辺部に所定の幅寸法を確保できるため、ストラップバンドの巻締め時に、幅狭辺部が局部的に強い面圧(kg/mm2 )を受けなくなり、幅狭辺部が接続部に食い込むことを防ぐ。
(請求項10について)
接続用クランプ装置における第1ストラップバンドは、一端部に第1取付辺部を設けて、他端部に第2取付辺部を設け、中央帯部と第1取付辺部との間に第1長孔部を設けた第1長孔側と、中央帯部と第2取付辺部との間に第2幅狭辺部を設けた第2幅狭辺側とを備えている。
第2ストラップバンドは、一端部および他端部に第3取付辺部および第4取付辺部をそれぞれ有し、中央帯部と第3取付辺部との間に第2幅狭辺部を設けた第2幅狭辺側と、中央帯部と第4取付辺部との間に第2長孔部を設けた第2長孔側とを備えている。
操作部は、第3取付辺部を介して第2幅狭辺部が第1長孔部に挿通されるとともに、第2取付辺部を介して第1幅狭辺部が第2長孔部に挿通された状態で、第1長孔側と第1幅狭辺側とを半円状に湾曲変位させるとともに、第2長孔側と第2幅狭辺側とを半円状に湾曲変位させる。
操作部の操作により、第1長孔側と第2幅狭辺側とが周方向の引張力により、互いに反対方向に摺接し合って縮径変位するとともに、第2長孔側と第1幅狭辺側とが周方向の引張力により、互いに反対方向に摺接し合って縮径変位し、接続部の外周部に対して所望の圧接力で巻き締まる。
請求項10では、第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドの各中央帯部が一周して接続部に巻き締まり、第1取付辺部と第2取付辺部、ならびに第3取付辺部と第4取付辺部とを互いの反対方向の引張力により操作する二重巻き構成となる。
このため、第1取付辺部と第2取付辺部とからの引張力が第1長孔側と第1幅狭辺側とに等しく伝わるとともに、第3取付辺部と第4取付辺部とからの引張力が第2幅狭辺側と第2長孔側とに等しく伝わる。
これにより、接続部に対して第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドが全長にわたって一律に縮径変位を行い、第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドから接続部の外表面に働く面圧が均等になる。この結果、接続部に対する第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドの良好な巻き締め機能を失うことなく確実に維持することができる。
(請求項11について)
第1操作部は、第1取付辺部に取り付けられて、第1ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1雌ねじ穴を有する第1止め部と、第2取付辺部に取り付けられて、第1ストラップバンドの軸直角方向に開けられた穴部を有する第2止め部とを備える。
第1頭部付き締付ボルトは、第2止め部の第2穴部を通して第1雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により第1取付辺部と第2取付辺部とを近接させる。
第2操作部は、第3取付辺部に取り付けられて、第2ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第3雌ねじ穴を有する第3止め部と、第4取付辺部に取り付けられて、第2ストラップバンドの軸直角方向に開けられた穴部を有する第4止め部とを備える。
第2頭部付き締付ボルトは、第4止め部の穴部を通して第3雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により第3取付辺部と第4取付辺部とを近接させる。
請求項11では、第1頭部付き締付ボルトを第2止め部の穴部を通して第1止め部の第1雌ねじ穴に螺合するとともに、第2頭部付き締付ボルトを第4止め部の穴部を通して第3止め部の第3雌ねじ穴に螺合する。このため、第1操作部および第2操作部が剛性の高い構成となる。
また、第1頭部付き締付ボルトおよび第2頭部付き締付ボルトの簡単な回転操作で接続部に第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドを迅速に巻き締めることができて、接続部に対する第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドの良好な巻締め作業性が得られる。
(請求項12について)
第1操作部は、第1取付辺部に取り付けられて、第1ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1穴部を有する第1止め部と、第2取付辺部に取り付けられて、第1ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第2穴部を有する第2止め部とを備える。
第1螺子棒は、外表面部に雄ねじ部が形成されて、第1穴部および第2穴部に挿通状態に配置されている。第1ナットは、第1穴部から外部に突出する第1螺子棒の一端部に螺進退可能に螺合されている。第2ナットは、第2穴部から外部に突出する第1螺子棒の他端部に螺進退可能に螺合されている。
第2操作部は、第3取付辺部に取り付けられて、第2ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第3穴部を有する第3止め部と、第4取付辺部に取り付けられて、第2ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第4穴部を有する第4止め部とを備える。
第2螺子棒は、外表面部に雄ねじ部が形成されて、第3穴部および第4穴部に挿通状態に配置されている。
第3ナットは、第3穴部から外部に突出する第2螺子棒の一端部に螺進退可能に螺合されている。第4ナットは、第4穴部から外部に突出する第2螺子棒の他端部に螺進退可能に螺合されている。
請求項12では、第1螺子棒を第1止め部の第1穴部および第2止め部の第2穴部に挿通して、第1ナットを第1螺子棒の一端部に螺合させている。第2ナットを第1螺子棒の他端部に螺合させている。
第2螺子棒を第3止め部の第3穴部および第4止め部の第4穴部に挿通して、第3ナットを第2螺子棒の一端部に螺合させ、第4ナットを第2螺子棒の他端部に螺合させている。このため、第1操作部および第2操作部が剛性の高い構成となる。
また、第1、第2、第3および第4ナットの簡単な回転操作で接続部に第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドを迅速に巻き締めることができて、接続部に対する第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドの良好な巻締め作業性が得られる。
(請求項13について)
第1螺子棒および第2螺子棒の各中間部分は、形状記憶合金により伸縮可能に設けられた冗長部を備えており、冗長部が周囲温度の上昇により短尺となる方向に収縮し、第1取付辺部と第2取付辺部とを互いに近接させるとともに、第3取付辺部と第4取付辺部とを互いに近接させる方向に引張力を働かすようになっている。
請求項13では、熱劣化によってゴムホース管への面圧が低下しても、第1螺子棒と第2螺子棒との各冗長部が短尺となる方向に収縮するので、第1取付辺部(第3取付辺部)と第2取付辺部(第4取付辺部)に相互の反対方向に引張力が働いて第1取付辺部(第3取付辺部)と第2取付辺部(第4取付辺部)とが近接する方向に変位する。
これにより、ゴムホース管の縮径に相当する分量だけ第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドがそれぞれ縮径変位して接続部に働く面圧の低下を補い、接続部に対する良好な面圧を失うことなく維持することができる。
(請求項14について)
第1取付辺部の内側と第1ストラップバンドの第1取付辺部に重複する部分との間、ならびに第2取付辺部の内側と第1ストラップバンドの第2取付辺部に重複する部分との間には、板ばねが挟入され、第1ストラップバンドの径方向に弾性変形可能な板ばねの付勢力により、第1ストラップバンドに周方向の巻締力を働かす。
第3取付辺部の内側と第2ストラップバンドの第3取付辺部に重複する部分との間、ならびに第4取付辺部の内側と第2ストラップバンドの第4取付辺部に重複する部分との間には、第2ストラップバンドの径方向に弾性変形可能な板ばねが挟入され、板ばねの付勢力により、第2ストラップバンドに周方向の巻締力を働かす。
請求項14では、熱劣化によってゴムホース管への面圧が低下しても、板ばねの付勢力が働くため、請求項6と同様な理由により第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドに周方向の巻締力が生じる。
これにより、第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドがゴムホース管に巻き締められるため、ゴムホース管への面圧の低下を補い、接続部に対する良好な面圧を失うことがない。
接続用クランプ装置におけるストラップバンドの斜視図である(実施例1)。 接続用クランプ装置を示す斜視図である(実施例1)。 (a)は幅狭辺部を長孔部に挿通させた交差部を示す平面図(実施例1)、(b)は交差部を示す平面図である(実施例2)。 接続用クランプ装置を示す正面図である(実施例3)。 主に接続用クランプ装置の操作部を示す正面図である(実施例4)。 主に接続用クランプ装置の操作部を示す正面図である(実施例5)。 接続用クランプ装置を示す正面図である(実施例6)。 (a)は板ばねの概略的平面図および側面図(実施例6)、(b)は実施例6における板ばねの概略的平面図および側面図である(変形例1)。 実施例6における板ばねの概略的平面図、上面図および側面図である(変形例2)。 (a)は実施例6における板ばねの概略的平面図および側面図(変形例3)、(b)は板ばねの概略的平面図および上面図である(変形例4)。 (a)〜(c)は実施例6における板ばねの概略的平面図、下面図および側面図である(変形例5〜7)。 (a)〜(c)は実施例6における板ばねを矩形線として形成した概略的平面図および側面図である(変形例8〜10)。 接続用クランプ装置を示す正面図である(実施例7)。 主に接続用クランプ装置の操作部を示す縦断面図である(実施例8)。 第1ストラップバンドと第2ストラップバンドとを組み合わせて示す斜視図である(実施例9) 接続用クランプ装置を示す斜視図である(実施例9)。 接続用クランプ装置を示す斜視図である(実施例10)。 接続用クランプ装置を示す斜視図である(実施例11)。 接続用クランプ装置を示す正面図である(実施例12)。
本発明におけるストラップバンドは、中央帯部をはじめ幅狭辺側と長孔側とで接続部を一周させた状態で、第1取付辺部と第2取付辺部とを互いの反対方向の引張力により操作する二重巻き構成となる。このため、操作部からの引張力が周方向に沿ってストラップバンドに等しく伝わり、ストラップバンドが全長にわたって一律に縮径変位を行うことで接続部の外表面に働く面圧が均等となり、ストラップバンドの良好な巻き締め機能を確保する。
図1ないし図3(a)を参照しながらは本発明の実施例1を説明する。
図1および図2における接続用クランプ装置1は、とりわけ接続部2に大きな面圧の巻締め力を必要とする場合に好適となるように作製されている。この一例として、接続用クランプ装置1は、過給機付きエンジン(図示せず)で、空気の充填率を高めるため、圧搾空気を冷却するインタークーラーと吸気管(いずれも図示せず)とを接続する場合に適用される。
接続用クランプ装置1のストラップバンド3は、図1に示すように、例えばSUS304系のステンレス鋼板といった弾性材により、所望の幅寸法を有する帯状の有端円環状に形成されている。
ストラップバンド3の一端部は、第1開口部4を有し、ループ状に外側に端折りされた第1取付辺部5を備え、他端部は第2開口部6を有し、ループ状に外側に端折りされた第2取付辺部7を備えている。
ストラップバンド3の中央帯部3aと第1取付辺部5との間には、長孔部8を設けた長孔側9を備え、中央帯部3aと第2取付辺部7との間には、幅狭辺部10を設けた幅狭辺側11を備えている。幅狭辺部10は、第2取付辺部7を介して長孔部8に挿通しており、長孔側9に湾曲状をなして交差している。
第1取付辺部5の端折り縁部5aは、図2に示すように、TIG溶接、スポット溶接、突合せ溶接、抵抗溶接あるいはプロジェクション溶接などにより長孔側9の外側面に固着され、第2取付辺部7の端折り縁部7aも同様な溶接により幅狭辺側11の外側面に固着されている。
操作部12は、第1穴部13aを有するピン状の第1止め部13と第2穴部14aを有するピン状の第2止め部14とを備える。第1穴部13aおよび第2穴部14aは、それぞれストラップバンド3の軸直角方向Lに指向するよう開けられている。
外表面部に雄ねじ部15bが形成された螺子棒15は、中央が頂点となって緩やかなくの字状、あるいはへの字状に曲げられており、一端部が第1穴部13aを挿通し、他端部が第2穴部14aを挿通している。第1穴部13aから外部に突出する螺子棒15の一端部には、第1ナット16を螺進退可能に螺合し、第2穴部14aから外部に突出する螺子棒15の他端部には、第2ナット17を螺進退可能に螺合している。
なお、螺子棒15は省スペース化のため、くの字状に形成されているが、くの字状に限らず、への字状に曲成してもよく、あるいは中央帯部3aと接線方向となる直線状に形成してもよい。
ストラップバンド3の幅狭辺部10を長孔部8に挿通させる交差部Sでは、図3(a)に示すように、長孔側9や幅狭辺側11が互いに反対方向の引張力P3、P4を受けると、幅狭辺部10が長孔部8内を摺動するが、交差部Sの幅寸法F1は、長孔側9の幅寸法F2および幅狭辺側11の幅寸法F3と同幅に設定されている。
接続用クランプ装置1を接続部2に取付ける際、図2の状態で第1ナット16および第2ナット17を回転して螺子棒15に沿って螺進させると、第1ナット16が第1止め部13の外側面部を押圧するとともに、第2ナット17が第2止め部14の外側面部を押圧する。
これにより、第1取付辺部5と第2取付辺部7とに引張力P1、P2が生じ、第1取付辺部5と第2取付辺部7とを周方向に沿って互いの近接方向に変位させる。
この変位に伴い、長孔側9と幅狭辺側11とが周方向の引張力P3、P4を生じ、互いの反対方向に摺接し合って縮径変位し、接続部2の外周部に対して所望の面圧となる圧接力で巻き締まる。
上記構成では、ストラップバンド3は、中央帯部3a、長孔側9および幅狭辺側11により接続部2を一周させた状態で、第1取付辺部5と第2取付辺部7とを互いの近接方向の引張力P1、P2により操作する二重巻き構成となる。このため、第1取付辺部5と第2取付辺部7とからの引張力P3、P4が長孔側9と幅狭辺側11とに等しく伝わる。
これにより、接続部2に対して中央帯部3a、長孔側9および幅狭辺側11が全長にわたって一律に縮径変位を行い、長孔側9と幅狭辺側11とから接続部2の外表面に働く面圧が均等になる。これにより、接続部2に対するストラップバンド3の良好な巻き締め機能を失うことなく確実に維持することができる。
螺子棒15を第1止め部13の第1穴部13aおよび第2止め部14の第2穴部14aに挿通して、第1ナット16を螺子棒15の一端部に螺合させ、第2ナット17を螺子棒15の他端部に螺合させため、操作部12が剛性の高い構成となる。
第1ナット16および第2ナット17の簡単な回転操作で接続部2にストラップバンド3を迅速に巻き締めることができて、ストラップバンド3の良好な巻締め作業性が得られる。
螺子棒15をくの字状、あるいはへの字状に曲げたことにより、接続部の径寸法などに起因して第1取付辺部5と第2取付辺部7との間の距離が大きくなった場合でも、螺子棒15を第1取付辺部5と第2取付辺部7とに支障なく締め付けることができる。螺子棒15は、接続部の径寸法の大小や第1取付辺部5と第2取付辺部7との距離に応じた曲成度合いでくの字状、あるいはへの字状に加工することができるものである。
図3(b)は、本発明の実施例2を示す。実施例2では、幅狭辺部10を長孔部8に挿通させる交差部Sにおいて、長孔部8を横断する方向で長孔部8を除く部分の幅寸法(h1+h2)と後述するスリット穴iの幅寸法h6との和は、幅狭辺部10の幅寸法h3に等しくなるように設定している。幅狭辺部10の幅寸法h3は、幅狭辺側11の幅寸法h4および長孔側9の幅寸法h5と同一に設定されている。
実施例2では、幅狭辺部10に所定の幅寸法を確保できるので、ストラップバンド3の巻締め時に、幅狭辺部10が局所的に強い面圧を受けなくなり、幅狭辺部10が接続部2に食い込むことを防ぐ。また、幅狭辺部10を所定の幅寸法として幅広に設定することにより、ストラップバンド3を接続部2に強固に巻き締め、一層大きな面圧(kg/mm2 )が接続部2に求められる場合にも支障なく対応することができる。
交差部Sの製作方法としては、二点鎖線で示すように、長孔側9に所定の幅寸法h6のスリット穴iを開けておき、その後に長孔部8の両側を幅方向に拡大成形する手段を採用している。この手段を適用することにより、ストラップバンド3に採用した高価なステンレス鋼材(SUS304)を増やすことがないので、使用材料の節約に寄与する。
図4は、本発明の実施例3を示す。実施例3が実施例1と異なるところは、螺子棒15、第1ナット16および第2ナット17の代りに、頭部付き締付ボルト18を用いたことである。第1止め部13には、実施例1の第1穴部13aの代りに、第1雌ねじ穴13bを設けている。
頭部付き締付ボルト18は、第2止め部14の第2穴部14aを通して、先端部が第1雌ねじ穴13bに螺合され、螺進操作により第1取付辺部5と第2取付辺部7とを近接させる。
なお、頭部付き締付ボルト18を第1取付辺部5側から取り付ける場合には、第1雌ねじ穴13bを第1穴部とし、第2穴部14aを第2雌ねじ穴としてもよい。
実施例3では、頭部付き締付ボルト18を第2止め部14の第2穴部14aを通して第1止め部13の第1雌ねじ穴13bに螺合したので、操作部12が剛性の高い構成となる。
また、頭部付き締付ボルト18の簡単な回転操作で接続部2にストラップバンド3を迅速に巻き締めることができて、接続部2に対するストラップバンド3の良好な巻締め作業性が得られる。
なお、図4には接続部2を図示していないが、図1および図2の接続部2を援用したものである。後述する実施例4〜12についても同様とする。
図5は、本発明の実施例4を示す。実施例4が実施例3と異なるところは、第1取付辺部5の第1止め部13と第2取付辺部7の第2止め部14との間に、第3止め部19および第4止め部20を設けたことである。
第3止め部19および第4止め部20は、横8の字状に曲成された収容部21の左右の弧状部21a、21b内にそれぞれ固定されており、収容部21の下辺部21cは中央帯部3aの外周側に溶接により固定されている。
第1止め部13に対向する第3止め部19は第3雌ねじ穴19aを有し、第2取付辺部7に対向する第4止め部20は第4雌ねじ穴20aを有している。
第3実施例の頭部付き締付ボルト18に代わって、第1頭部付き締付ボルト22および第2頭部付き締付ボルト23を備え、第1頭部付き締付ボルト22は、第1穴部13aを通して第3雌ねじ穴19aに螺合され、螺進操作により第1取付辺部5を第3止め部19に近接させる。第2頭部付き締付ボルト23は、第2穴部14aを通して第4雌ねじ穴20aに螺合され、螺進操作により第2取付辺部7を第4止め部20に近接させる。
なお、第1頭部付き締付ボルト22を左上の弧状部21a側から取り付け、第2頭部付き締付ボルト23を右上の弧状部21b側から取り付ける場合には、第1穴部13aを第1雌ねじ穴とし、第3雌ねじ穴19aを第3穴部とするとともに、第2穴部14aを第2雌ねじ穴とし、第4雌ねじ穴20aを第4穴部としてもよい。
実施例4では、第1頭部付き締付ボルト22を第1穴部13aを通して第3雌ねじ穴19aに螺合し、第2頭部付き締付ボルト23を第2穴部14aを通して第4雌ねじ穴20aに螺合したので、操作部12が剛性の高い構成となる。
また、第1頭部付き締付ボルト22および第2頭部付き締付ボルト23の簡単な回転操作で接続部2にストラップバンド3を迅速に巻き締めることができて、接続部2に対するストラップバンド3の良好な巻締め作業性が得られる。
図6は、本発明の実施例5を示す。実施例5が実施例1と異なるところは、螺子棒15の中間部分は、ニッケルチタン合金などの形状記憶合金により、冗長部として伸縮可能に設けられたコイル部15aを有することである。コイル部15aは、周囲温度の上昇により短尺となる方向に収縮し、第1取付辺部5と第2取付辺部7とを近接させる方向の引張力を働かす。
例えば、周囲温度が70℃よりも低いと、コイル部15aが伸長状態であり、70℃から120℃の温度範囲に上昇するに伴って、収縮するように設定することができる。コイル部15aが伸長状態から収縮する温度については、例えば60℃から130℃といったように、使用状態や取付環境などにより所望に変更することができる。
形状記憶合金とは、オーステナイト相とマルテンサイト相との間の母相移転により結晶構造が変化するために発現するもので、例えば高温で収縮状態に変形させたコイル部15aを常温では引き伸ばして素線15c間に隙間が生じるようにしたものである。
これにより、ストラップバンド3の周囲温度が高くなると、形状記憶合金の母相移転により収縮状態のコイル部15aに形状復帰するようになっている。
ところで、接続部2には、例えばゴムホース管(図示せず)を介してストラップバンド3を液密に巻き締めることが一般的である。この場合、熱劣化によりゴムホース管の粘弾性に起因する復元力が減少するため、接続部2に働く面圧が大幅に低下して巻き締め機能が失われる虞がある。
実施例5では、熱劣化によってゴムホース管への面圧が低下しても、矢印R1、R2で示すように、コイル部15aが短尺となる方向に収縮するので、第1取付辺部5と第2取付辺部7に相互の反対方向Q1、Q2に引張力が働いて第1取付辺部5と第2取付辺部7とが近接する方向に変位する。
これにより、ゴムホース管の縮径に相当する分量だけストラップバンド3が縮径変位して接続部2に働く面圧の低下を補い、接続部2に対する良好な面圧を失うことなく維持することができる。
なお、コイル部15aは、螺子棒15と一体に形成してもよく、別体のものを螺子棒15の中間部分に連結してもよい。形状記憶合金は、ニッケルチタン合金と銅系、あるいはニッケルチタン合金と鉄系のものであってもよい。
図7および図8(a)は、本発明の実施例6を示す。実施例6が実施例1と異なるところは、第1取付辺部5の内側とストラップバンド3の第1取付辺部5に重複する部分(重複部分S1)との間に板ばね24を挟入したことである(図7参照)。この場合、第2取付辺部7の内側とストラップバンド3の第2取付辺部7に重複する部分(重複部分S2)との間にも同様の板ばね24を挟入している。
板ばね24は、例えば鉄鋼材(SUS361Hなど)により形成され、その付勢力により、図7の矢印M1、M2で示すように、ストラップバンド3の重複部分S1、S2に、中心部Poの周り(周方向)で接続部2に対する巻締力を働かせる。
板ばね24は、図8(a)に示すように、蛇行状に延出形成された細辺部24aから成り、蛇行ピッチPn毎のピッチ辺部24bが長手軸Paに対して互い違いに傾斜するよう捩り形成されている。ピッチ辺部24bの形成時、細辺部24aのうちで、互いに異方向となる捩りモーメントを受けて静止する部分を水平辺部24Aとしている。
板ばね24の幅寸法Dは、ストラップバンド3と同一幅を有し、隣接するピッチ辺部24bの両側端は互いに逆方向に折曲されたガイド辺部24c、24dを形成している。
第1取付辺部5側では、図7に示すように、ガイド辺部24cをストラップバンド3の重複部分S1の一側端に係止させ、ガイド辺部24cを第1取付辺部5の一側端に係止させることにより、板ばね24が長手軸Paを重複部分S1の長手方向に沿わせた状態で、第1取付辺部5と重複部分S1との間に挟み込まれている。
第2取付辺部7側では、ガイド辺部24dをストラップバンド3の重複部分S2の一側端に係止させ、ガイド辺部24cを第2取付辺部7の一側端に係止させることにより、板ばね24が長手軸Paを重複部分S2の長手方向に沿わせた状態で、第2取付辺部7と重複部分S2との間に挟み込まれている。
板ばね24は、捩り形成されたピッチ辺部24bの弾性変形により、重複部分S1に対して上述の巻締力を発生させる。
すなわち、板ばね24のピッチ辺部24bは、ストラップバンド3の径方向となる厚み方向Taに沿って弾性圧縮されるため、その付勢力により第2取付辺部7(第1取付辺部5)を中央帯部3aから離間させる方向の離間力Tbを生じ、この離間力Tbの分力Tcが矢印M2(M1)方向の巻締力を生じさせる(図7参照)。
実施例6でも、熱劣化によってゴムホース管への面圧が低下しても、板ばね24の付勢力が働いて、ストラップバンド3に周方向の巻締力が生じる。これにより、ストラップバンド3がゴムホース管に締き締まるため、ゴムホース管への面圧の低下を補い、接続部に対する良好な面圧を失うことがない。
とりわけ、板ばね24により周方向の巻締力が常に作用し、ストラップバンド3を巻締め方向に付勢しているため、板ばね24による巻締力が無駄なくストラップバンド3の巻締ストロークに変換され、ゴムホース管に対する巻締力の伝達効率が向上する。
[変形例1]
図8(b)は、実施例6における板ばね24の変形例1を示す。変形例1が実施例6と異なるところは、板ばね24が長手軸Paを頂点Apとしてくの字状に曲成されたことである。
このため、板ばね24は長手軸Paの上下両端を軒部Peとする屋根形を成し、軒部Peに同一方向に指向するガイド辺部24c(24d)を延出形成している。
[変形例2]
図9は、板ばね24の変形例2を示す。変形例2が変形例1と異なるところは、板ばね24を複数の矩形辺部24eから構成したことである。
すなわち、板ばね24は、細長な開口部24gを形成したリング状の矩形辺部24eから成り、矩形辺部24eは、狭隘辺部24fにより長手軸Paに沿って並列に連接されている。板ばね24は、弾性変形し易くするため、長手軸Paに沿って開口部24gが山部で狭隘辺部24fが谷部となるように波形に曲成されている。各矩形辺部24eの中央部分は、厚みが小さくなるように薄肉化された窪み24wを形成している。
[変形例3]
図10(a)は、板ばね24の変形例3を示す。変形例3が変形例2と異なるところは、矩形辺部24eに代わって、瓢箪形の輪郭を有する双環辺部24hを形成したことである。
双環辺部24hは、両端部が円弧状で全体的にダンベル形の開口部24iを有し、長手軸Paに対して、互い違いに傾斜するよう狭隘辺部24fで捩り形成されている。
[変形例4]
図10(b)は、板ばね24の変形例4を示す。変形例4が変形例3と異なるところは、双環辺部24hを互い違いに傾斜させる代わりに、長手軸Paに沿って波形となるよう曲成したことである。
すなわち、双環辺部24hは、開口部24iが山部で狭隘辺部24fが谷部となるように凹凸状に形成されている。
[変形例5]
図11(a)は、板ばね24の変形例5を示す。変形例5が変形例2と異なるところは、矩形辺部24eが互い違いに傾斜するよう狭隘辺部24fで捩り形成したことである。矩形辺部24eには、長手軸Paの直角方向に沿う開口部24gを形成している。この開口部24gの代わりに、底付き穴部として厚み方向に開通しない窪み部を形成してもよい。
[変形例6]
図11(b)は、板ばね24の変形例6を示す。変形例6が変形例5と異なるところは、矩形辺部24eを互い違いに傾斜させる代わりに、長手軸Paの直角方向に波形となるよう曲成したことである。
すなわち、矩形辺部24eは、長手軸Paに沿う中央部を浅い谷部Piとして上部と下部に緩やかな山部Pjを有するように形成されている。
[変形例7]
図11(c)は、板ばね24の変形例7を示す。変形例7が変形例6と異なるところは、矩形辺部24eを波形にする代わりに、長手軸Paの直角方向に沿って複数箇所で折り曲げたことである。
すなわち、最右端の矩形辺部24eは、上方の二箇所の折目線G1、G2で凹凸となるように折り曲げられ、下方の折目線G3で凸となるように折り曲げられている。最右端の矩形辺部24eに隣接する矩形辺部24eは、狭隘辺部24fに対して折目線G1、G2、G3と点対称な折目線G4、G5、G6に沿って折り曲げられている。隣接する矩形辺部24e同士では、その折目線G1、G2、G3(G4、G5、G6)が交互に点対称となるように配置されている。
[変形例8]
図12(a)は、板ばね24の変形例8を示す。変形例8が変形例1と異なるところは、矩形辺部24eに代わって、線材24jから成る矩形線24kを蛇行状に配置したことである。矩形線24kは長手軸Paを頂点Apとして、くの字状に曲成されて、上下の両側端にガイド辺部24c(24d)を延出形成している。
[変形例9]
図12(b)は、板ばね24の変形例9を示す。変形例9が変形例8と異なるところは、くの字状の矩形線24kに代わって、長手軸Paに沿う中央部に山部Pmおよび上下の両側端に半谷部Pvを形成し、破風状の矩形線24mにしたことである。
[変形例10]
図12(c)は、板ばね24の変形例10を示す。変形例10が変形例8と異なるところは、くの字状の矩形線24kに代わって、長手軸Paに平行な上折目線Piおよび下折目線Pjに沿って折曲し、トラス状の折曲線24nにしたことである。これにより、折曲線24nは、中央の平坦部24sと両側の傾斜部24t、24uから全体的に等脚台形状の体格となる。
図13は、本発明の実施例7を示す。実施例7が実施例1と異なるところは、螺子棒15に代わって、弧状の板ばね25、第1締付ボルト26および第2締付ボルト27を設けたことである。
弧状の板ばね25は、ストラップバンド3の中央帯部3aに外接状態に宛われ、第1取付辺部5に対向する第1取付端部25aおよび第2取付辺部7に対向する第2取付端部25bを備えている。
中央帯部3aの外側には、突部3hが設けられ、板ばね25には、突部3hに対向する開口部25hが形成されている。突部3が開口部25hに嵌め込まれて板ばね25の位置ずれを防いでいる。
第1取付端部25aには、第1穴部13aに対応する第1雌ねじ穴25cが形成され、第2取付端部25bには、第2穴部14aに対応する第2雌ねじ穴25dが形成されている。第1締付ボルト26は、第1穴部13aを通して第1雌ねじ穴25cに螺合され、第2締付ボルト27は、第2穴部14aを通して第2雌ねじ穴25dに螺合されている。
第1雌ねじ穴25cに対する第1締付ボルト26の螺進操作により、第1取付辺部5と第1取付端部25aとを板ばね25の付勢力に抗して近接させる方向に締め付ける。
第2雌ねじ穴25dに対する第2締付ボルト27の螺進操作により、第2取付辺部7と第2取付端部25bとを板ばね25の付勢力に抗して近接させる方向に締め付ける。
なお、第1締付ボルト26を第1取付端部25a側から取り付け、第2締付ボルト27を第2取付端部25b側から取り付ける場合には、第1雌ねじ穴25cを第1穴部とし、第1穴部13aを第1雌ねじ穴とするとともに、第2雌ねじ穴25dを第2穴部とし、第2穴部14aを第2雌ねじ穴としてもよい。
実施例7でも、熱劣化によってゴムホース管の復元力が減少しても、板ばね25の付勢力が働いて、第1取付辺部5と第1取付端部25aとともに、第2取付辺部7と第2取付端部25bとに相互に反対方向となる引張力を作用させる。
これにより、ゴムホース管の縮径に相当する分量だけストラップバンド3が縮径変位して接続部2に働く面圧の低下を補い、接続部2に対する良好な面圧を失うことなく維持することができる。
また、第1締付ボルト26と第2締付ボルト27とを同一側から締付け可能な構成のため、両ボルト26、27を同一側で、例えば2軸同期レンチを用いて同時締結することができる。これにより、両ボルト26、27の締付け時間の短縮化が図られて作業性が向上し、とりわけ量産化に対して好都合となる。
図14は、本発明の実施例8を示す。実施例8が実施例1と異なるところは、螺子棒15、第1止め部13および第2止め部14からなる操作部12を新たな噛合構成としたことである。第1取付辺部5および第2取付辺部7は、実施例1におけるループ状の端折り部に代わって平坦な帯端部となっている。
実施例8の操作部28は、第1取付辺部5の上に重ねた第2取付辺部7に長手方向で複数列に形成されたスロット歯29と、第1取付辺部5に第1取付辺部7を囲むように固定された筒状ハウジング30と、筒状ハウジング30内にスロット歯29と噛合状態で回転可能に設けられ、外表面に螺旋歯31aを有するウォーム歯車31とを備えている。
実施例8では、ウォーム歯車31の回転操作により、矢印N1、N2で示すように、第1取付辺部5と第2取付辺部7とに互いの反対方向となる引張力を働かせるので、ウォーム歯車31の簡単な回転操作で接続部2にストラップバンド3を迅速に巻き締めることができて、接続部2に対するストラップバンド3の良好な巻締め作業性が得られる。
図15および図16は、本発明の実施例9を示す。実施例9が実施例1と異なるところは、ストラップバンド3を一対にして組み合わせたことである。
すなわち、第1ストラップバンド32と第2ストラップバンド33とを一対として組み合わせて接続用クランプ装置1を構成している(図15参照)。
第1ストラップバンド32は、一端部がループ状に外側に端折りされた第1取付辺部32aを有し、他端部がループ状に外側に端折りされた第2取付辺部32bを有している。第1ストラップバンド32の中央帯部32cと第1取付辺部32aとの間には、第1長孔部32dを設けた第1長孔側32eを備えている。
第1ストラップバンド32の中央帯部32cと第2取付辺部32bとの間には、第1幅狭辺部32fを設けた第1幅狭辺側32gとを備えている。
第2ストラップバンド33は、一端部がループ状に外側に端折りされた第3取付辺部33aを有し、他端部がループ状に外側に端折りされた第4取付辺部33bを有している。第2ストラップバンド33の中央帯部33cと第3取付辺部33aとの間には、第2幅狭辺部33dを設けた第2幅狭辺側33eを備えている。
第2ストラップバンド33の中央帯部33cと第4取付辺部33bとの間には、第2長孔部33fを設けた第2長孔側33gとを備えている。
第1ストラップバンド32と第2ストラップバンド33とを組み合わせるには、第2ストラップバンド33の第3取付辺部33aを介して第2幅狭辺部33dを第1長孔部32dに挿通し、第2取付辺部32bを介して第1幅狭辺部32fを第2長孔部33fに挿通する。
この状態で、中央帯部32cをはじめ第1長孔側32eと第1幅狭辺側32gとを半円状に湾曲変位させる。これと同時に、中央帯部33cをはじめ第2長孔側33gと第2幅狭辺側33eとを半円状に湾曲変位させる。これにより、第1ストラップバンド32の軸直角方向は、図16の矢印Wで示すように第2ストラップバンド33の軸直角方向と合致する。
操作部は、図16に示すように、第1操作部34と第2操作部34aとから成っている。第1操作部34は、第1取付辺部32aに取り付けられて、第1ストラップバンド32の軸直角方向Wに開けられた第1雌ねじ穴35aを有する第1止め部35と、第2取付辺部32bに取り付けられて、第1ストラップバンド32の軸直角方向に開けられた第2穴部36aを有する第2止め部36とを備えている。
第1頭部付き締付ボルト37は、第2止め部36の第2穴部36aを通して第1雌ねじ穴35aに螺合され、螺進操作により第1取付辺部32aと第2取付辺部32bとを近接させる。
第2操作部34aは、第3取付辺部33aに取り付けられて、第2ストラップバンド33の軸直角方向Wに開けられた第3雌ねじ穴38aを有する第3止め部38と、第4取付辺部33bに取り付けられて、第2ストラップバンド33の軸直角方向Wに開けられた第4穴部39aを有する第4止め部39とを備えている。
第2頭部付き締付ボルト40は、第4止め部39の第4穴部39aを通して第3雌ねじ穴38aに螺合され、螺進操作により第3取付辺部33aと第4取付辺部33bとを近接させる。
第1操作部34においては、第1頭部付き締付ボルト37の螺進操作により、第1取付辺部32aと第2取付辺部32bとが近接するため、第1長孔側32eと第2幅狭辺側33eとが周方向の引張力により、互いに反対方向に摺接し合って縮径変位する。
第2操作部34aにおいては、第2頭部付き締付ボルト40の螺進操作により、第3取付辺部33aと第4取付辺部33bとが近接するため、第2長孔側33gと第1幅狭辺側32gとが周方向の引張力により、互いに反対方向に摺接し合って縮径変位する。
第1長孔側32eと第2幅狭辺側33eとの縮径変位および第2長孔側33gと第1幅狭辺側32gとの縮径変位により、第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33がそれぞれ縮径して接続部2の外周部に対して所望の圧接力で巻き締まる。
実施例9では、第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33の各中央帯部32c、33cが一周して接続部2に巻き締まり、第1取付辺部32aと第2取付辺部32b、ならびに第3取付辺部33aと第4取付辺部33bとを互いの反対方向の引張力により操作する二重巻き構成となる。
このため、第1取付辺部32aと第2取付辺部32bとからの引張力がそれぞれ第1長孔側32eと第1幅狭辺側32gとに等しく伝わるとともに、第3取付辺部33aと第4取付辺部33bとからの引張力がそれぞれ第2幅狭辺側33eと第2長孔側33gとに等しく伝わる。
このため、接続部2に対して第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33が全長にわたって一律に縮径変位を行い、第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33から接続部2の外表面に働く面圧が均等になる。これにより、第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33の良好な巻き締め機能を失うことなく確実に維持することができる。
実施例9では、第1頭部付き締付ボルト37を第2止め部36の第2穴部36aを通して第1止め部35の第1雌ねじ穴35aに螺合する。さらに、第2頭部付き締付ボルト40を第4止め部39の第4穴部39aを通して第3止め部38の第3雌ねじ穴38aに螺合する。これにより、第1操作部34および第2操作部34aがそれぞれ剛性の高い構成となる。
第1頭部付き締付ボルト37および第2頭部付き締付ボルト40の簡単な回転操作で接続部2に第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33を迅速に巻き締めることができて、第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33の良好な巻締め作業性が得られる。
第1頭部付き締付ボルト37と第2頭部付き締付ボルト40とを同一側から締付け可能な構成のため、両ボルト37、40を同一側で、例えば2軸同期レンチを用いて同時締結することができる。これにより、両ボルト37、40の締付け時間の短縮化が図られて作業性が向上し、とりわけ量産化に対して好都合となる。
第1ストラップバンド32と第2ストラップバンド33とは、互いに同一の単品であるため、共通のものでよく生産性がよくコスト的に有利である。
とりわけ、実施例9では、第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33の2本を用いているため、接続部の外径寸法が大きい場合に好適であり、接続部に対する両バンド32、33の締付けトルクや締付け量は、ストラップバンドが1本の場合と比較して半分で済む。
図17は、本発明の実施例10を示す。実施例10が実施例9と異なるところは、第1操作部34および第2操作部34aを別構成としたことである。
すなわち、第1操作部34では、実施例9の第1頭部付き締付ボルト37の代りに、第1螺子棒41、第1ナット42および第2ナット43を設け、第1止め部35には、実施例9の第1雌ねじ穴35aの代りに、第1穴部35bを設けている。
第2操作部34aでは、実施例9の第2頭部付き締付ボルト40の代りに、第2螺子棒44、第3ナット45および第4ナット46を設け、第3止め部38には、実施例9の第3雌ねじ穴38aの代りに、第3穴部38bを設けている。
第1操作部34の第1螺子棒41は、外表面部に雄ねじ部41aを形成し、第1穴部35bおよび第2穴部36aに挿通状態に配置されている。第1穴部35bから外部に突出する第1螺子棒41の一端部には、第1ナット42が螺進退可能に螺合され、第2穴部36aから外部に突出する第1螺子棒41の他端部には、第2ナット43が螺進退可能に螺合されている。
第2操作部34aの第2螺子棒44は、外表面部に雄ねじ部44aを形成し、第3穴部38bおよび第4穴部39aに挿通状態に配置されている。第3穴部38bから外部に突出する第2螺子棒44の一端部には、第3ナット45が螺進退可能に螺合されている。第4穴部39aから外部に突出する第2螺子棒44の他端部には、第4ナット46が螺進退可能に螺合されている。
実施例10では、第1螺子棒41を第1止め部35の第1穴部35bおよび第2止め部36の第2穴部36aに挿通して、第1ナット42を第1螺子棒41の一端部に螺合させ、第2ナット43を第1螺子棒41の他端部に螺合させている。
さらに、第2螺子棒44を第3止め部38の第3穴部38bおよび第4止め部39の第4穴部39aに挿通して、第3ナット45を第2螺子棒44の一端部に螺合させ、第4ナット46を第2螺子棒44の他端部に螺合させている。これにより、第1操作部34および第2操作部34aがそれぞれ剛性の高い構成となる。
また、第1ナット42、第2ナット43、第3ナット45および第4ナット46の簡単な回転操作で接続部2に第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33を迅速に巻き締めることができて、接続部2に対する第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33の良好な巻締め作業性が得られる。
図18は、本発明の実施例11を示す。実施例11が実施例10と異なるところは、第1操作部34における第1螺子棒41の中間部分に、形状記憶合金製のコイル部47を形成し、第2操作部34aにおける第2螺子棒44の中間部分に、形状記憶合金製のコイル部48を冗長部として伸縮可能に設けたことである。
実施例11では、実施例5と同様に、熱劣化によってゴムホース管への面圧が低下しても、第1螺子棒41と第2螺子棒44との各コイル部47、48が短尺となる方向に収縮する。
このため、第1取付辺部32a(第3取付辺部33a)と第2取付辺部32b(第4取付辺部33b)に相互の反対方向に引張力が働いて第1取付辺部32a(第3取付辺部33a)と第2取付辺部32b(第4取付辺部33b)とが近接する方向に変位する。
これにより、ゴムホース管の縮径に相当する分量だけ第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33がそれぞれ縮径変位して接続部2に働く面圧の低下を補い、接続部2に対する良好な面圧を失うことなく維持することができる。
図19は、本発明の実施例12を示す。実施例12が実施例10と異なるところは、第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33に実施例6と同一の板ばね24を設けたことである。
すなわち、第1取付辺部32aの内側と第1ストラップバンド32の第1取付辺部32aに重複する部分(重複部分K1)との間、ならびに第2取付辺部32bの内側と第1ストラップバンド32の第2取付辺部32bに重複する部分(重複部分K2)との間には、板ばね24が挟入されている。
この場合、板ばね24は、第1取付辺部32aと重複部分K1との間から第2取付辺部32bと重複部分K2との間にかけて一体的に連続する構成となっている。第1ストラップバンド32の径方向に弾性変形可能な板ばね24の付勢力により、図19の矢印V1、V2で示すように、第1ストラップバンド32に中心部Poの周り(周方向)の巻締力を働かす。
また、第3取付辺部33a内側と第2ストラップバンド33の第3取付辺部33aに重複する部分(重複部分K3)との間、ならびに第4取付辺部の内側と第2ストラップバンドの第4取付辺部に重複する部分(重複部分K4)との間には、同様の板ばね24が挟入されている。
この場合も、板ばね24は、第3取付辺部33aと重複部分K3との間から第4取付辺部33bと重複部分K4との間にかけて一体的に連続する構成となっている。第2ストラップバンド33の径方向に弾性変形可能な板ばね24の付勢力により、図19の矢印V3、V4で示すように、第2ストラップバンド33に中心部Poの周り(周方向)の巻締力を働かす。
実施例12では、熱劣化によりゴムホース管の粘弾性に起因する復元力が減少して、ゴムホース管への面圧が低下しても、板ばね24の付勢力が働くため、実施例6と同様な理由により第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33に周方向の巻締力が生じる。
これにより、第1ストラップバンド32および第2ストラップバンド33がゴムホース管に巻き締まるため、ゴムホース管への面圧の低下を補い、接続部に対する良好な面圧を失うことがない。
なお、板ばね24は実施例6と同一のものに限らず、変形例1〜10のいずれの板ばねも適用可能である。
(変形例)
(a)上記実施例1〜8において、相互に摺接し合う長孔側9と幅狭辺側11との間には、各種の潤滑剤(ポリテトラフルオロエチレン、MoS2 、油剤など)を用いたり、長孔側9と幅狭辺側11とのうち、少なくとも一方には、表面硬化処理{錫メッキ、DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)、TD法(高温塩浴処理法の一種)によるVC皮膜(バナジウム・カーバイド皮膜)、イオン窒化、TiC、TiCN}などを施してもよい。上記実施例9〜12における第1長孔側32eと第1幅狭辺側32g、ならびに第2長孔側33gと第2幅狭辺側33eについても同様である。
(b)ストラップバンド3は、SUS304系のステンレス鋼材に限らず、強化合成樹脂、銅板や各種の金属合金を用いてもよい。
(c)螺子棒15のコイル部15a、第1螺子棒41のコイル部47および第2螺子棒44のコイル部48は、冗長部としてM字形あるいはW字形などに形成された折曲部であってもよく、要は周囲温度の上昇に応じて収縮する形状であればよい。
(d)実施例9〜12では、第1操作部34および第2操作部34aの代りに、実施例8のウォーム歯車31を有する操作部28を適用してもよいし、収容部21が設けられた実施例4の操作部12を適用してもよい。
接続用クランプ装置のストラップバンドは、中央帯部をはじめ幅狭辺側と長孔側とで接続部を一周させた状態で、第1取付辺部と第2取付辺部とを互いの反対方向の引張力により操作する二重巻き構成となる。これにより、操作部からの引張力が周方向に沿ってストラップバンドに等しく伝わり、ストラップバンドが全長にわたって一律に縮径変位を行うことで接続部の外表面に働く面圧が均等となり、ストラップバンドの良好な巻き締め機能が実現する。優れた巻き締め機能に業者の需要が喚起されて、関連部品などの流通を通して機械業界に適用することができる。
1 接続用クランプ装置
2 接続部
3 ストラップバンド
3a、32c、33c 中央帯部
5、32a 第1取付辺部
7、32b 第2取付辺部
8 長孔部
9 長孔側
10 幅狭辺部
11 幅狭辺側
12、28 操作部
13、35 第1止め部
13a、35b 第1穴部
13b、35a 第1雌ねじ穴
14、36 第2止め部
14a、36a 第2穴部
15 螺子棒
15a、47、48 コイル部(冗長部)
15b、41a、44a 雄ねじ部
16 第1ナット
17 第2ナット
18 頭部付き締付ボルト
19、38 第3止め部
19a、38a 第3雌ねじ穴
20、39 第4止め部
20a 第4雌ねじ穴
21 収容部
22、37 第1頭部付き締付ボルト
23、40 第2頭部付き締付ボルト
24 蛇行状の板ばね
25 弧状の板ばね
25a 第1取付端部
25b 第2取付端部
26 第1締付ボルト
27 第2締付ボルト
29 スロット歯
30 筒状ハウジング
31 ウォーム歯車
32 第1ストラップバンド
32d 第1長孔部
32e 第1長孔側
32f 第1幅狭辺部
32g 第1幅狭辺側
33 第2ストラップバンド
33a 第3取付辺部
33b 第4取付辺部
33d 第2幅狭辺部
33e 第2幅狭辺側
33f 第2長孔部
33g 第2長孔側
34 第1操作部
34a 第2操作部
38b 第3穴部
39a 第4穴部
41 第1螺子棒
42 第1ナット
43 第2ナット
44 第2螺子棒
45 第3ナット
46 第4ナット
L ストラップバンドの軸直角方向
P1〜P4 引張力
S 交差部
S1、S2 重複部分
K1〜K4 重複部分

Claims (14)

  1. 縮径変位により接続部を巻き締めるように設けた有端環状のストラップバンドを備えた接続用クランプ装置において、
    前記ストラップバンドは、一端部に第1取付辺部を設けて、他端部に第2取付辺部を設け、中央帯部と前記第1取付辺部との間に長孔部を設けた長孔側と、前記中央帯部と前記第2取付辺部との間に幅狭辺部を設けた幅狭辺側とを備え、
    前記第2取付辺部を介して前記幅狭辺部が前記長孔部に挿通された状態で、引張力により前記第1取付辺部と前記第2取付辺部とを周方向に沿って互いの反対方向に変位させる操作部を有し、
    前記操作部の操作により、前記長孔側と前記幅狭辺側とが周方向の引張力により、互いの反対方向に摺接し合って縮径変位し、前記接続部の外周部に対して所望の圧接力で巻き締まるようにしたことを特徴とする接続用クランプ装置。
  2. 前記操作部は、前記第1取付辺部に取り付けられて、前記ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1雌ねじ穴を有する第1止め部と、
    前記第2取付辺部に取り付けられて、前記ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第2穴部を有する第2止め部と、
    前記第2穴部を通して前記第1雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により前記第1取付辺部と前記第2取付辺部とを近接させる頭部付き締付ボルトとから成ることを特徴とする請求項1に記載の接続用クランプ装置。
  3. 前記操作部は、前記第1取付辺部に取り付けられて、前記ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1穴部を有する第1止め部と、
    前記第2取付辺部に取り付けられて、前記ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第2穴部を有する第2止め部と、
    前記第1穴部および前記第2穴部に挿通状態に配置されて、外表面部に雄ねじ部が形成された螺子棒と、
    前記第1穴部から外部に突出する前記螺子棒の一端部に螺進退可能に螺合された第1ナットと、
    前記第2穴部から外部に突出する前記螺子棒の他端部に螺進退可能に螺合された第2ナットとから成ることを特徴とする請求項1に記載の接続用クランプ装置。
  4. 前記操作部は、前記第1取付辺部に取り付けられて、前記ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1穴部を有する第1止め部と、
    前記第2取付辺部に取り付けられて、前記ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第2穴部を有する第2止め部と、
    前記ストラップバンドの前記第1取付辺部と前記第2取付辺部との間に固定され、前記ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第3雌ねじ穴を有し、前記第1止め部に対向する第3止め部と前記ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第4雌ねじ穴を有し、前記第2止め部に対向する第4止め部とを取り付けた収容部と、
    前記第1穴部を通して前記第3雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により前記第1取付辺部を前記第3止め部に近接させる第1頭部付き締付ボルトと、
    前記第2穴部を通して前記第4雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により前記第2取付辺部を前記第4止め部に近接させる第2頭部付き締付ボルトとから成ることを特徴とする請求項1に記載の接続用クランプ装置。
  5. 前記螺子棒の中間部分は、形状記憶合金により伸縮可能に設けられた冗長部を備えており、周囲温度の上昇により短尺となる方向に収縮し、前記第1取付辺部と前記第2取付辺部とを近接させる方向の引張力を働かすことを特徴とする請求項3に記載の接続用クランプ装置。
  6. 前記第1取付辺部の内側と前記ストラップバンドの前記第1取付辺部に重複する部分との間、ならびに前記第2取付辺部の内側と前記ストラップバンドの前記第1取付辺部に重複する部分との間には、前記ストラップバンドの径方向に弾性変形可能な板ばねが挟入され、前記板ばねの付勢力により、前記ストラップバンドに周方向に指向する巻締力を働かすことを特徴とする請求項3に記載の接続用クランプ装置。
  7. 前記操作部は、前記ストラップバンドに外接状態に宛われ、前記第1取付辺部に対向する第1取付端部および前記第2取付辺部に対向する第2取付端部を備えた弧状の板ばねと、
    前記第1取付辺部と前記第1取付端部とを前記板ばねの付勢力に抗して近接させる方向に締め付ける第1締付ボルトと、
    前記第2取付辺部と前記第2取付端部とを前記板ばねの付勢力に抗して近接させる方向に締め付ける第2締付ボルトとから成ることを特徴とする請求項1に記載の接続用クランプ装置。
  8. 前記操作部は、前記第1取付辺部の上に重ねた前記第2取付辺部に長手方向で複数列に形成されたスロット歯と、
    前記第1取付辺部に前記第1取付辺部を囲むように固定された筒状ハウジングと、
    前記筒状ハウジングに前記スロット歯と噛合状態で回転可能に設けられたウォーム歯車とを備え、前記ウォーム歯車の回転操作により前記第1取付辺部と前記第2取付辺部とに互いの反対方向となる引張力を付与するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の接続用クランプ装置。
  9. 前記ストラップバンドの前記幅狭辺部を前記長孔部に挿通させる交差部で、前記長孔部を横断する方向で前記長孔部を除く部分の幅寸法は、前記幅狭辺部の幅寸法に等しく設定したことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の接続用クランプ装置。
  10. 縮径変位により接続部を巻き締めるように設けた有端環状の第1ストラップバンドおよび第2ストラップバンドを備えた接続用クランプ装置において、
    前記第1ストラップバンドは、一端部に第1取付辺部を設けて、他端部に第2取付辺部を設け、中央帯部と前記第1取付辺部との間に第1長孔部を設けた第1長孔側と、前記中央帯部と前記第2取付辺部との間に第2幅狭辺部を設けた第2幅狭辺側とを備え、
    前記第2ストラップバンドは、一端部および他端部に第3取付辺部および第4取付辺部をそれぞれ有し、中央帯部と前記第3取付辺部との間に第2幅狭辺部を設けた第2幅狭辺側と、前記中央帯部と前記第4取付辺部との間に第2長孔部を設けた第2長孔側とを備え、
    前記第3取付辺部を介して前記第2幅狭辺部が前記第1長孔部に挿通されるとともに、前記第2取付辺部を介して前記第1幅狭辺部が前記第2長孔部に挿通された状態で、前記第1長孔側と前記第1幅狭辺側とを半円状に湾曲変位させるとともに、前記第2長孔側と前記第2幅狭辺側とを半円状に湾曲変位させる操作部を有し、
    前記操作部の操作により、前記第1長孔側と前記第2幅狭辺側とが周方向に働く引張力により、互いに反対方向に摺接し合って縮径変位するとともに、前記第2長孔側と前記第1幅狭辺側とが周方向の引張力により、互いに反対方向に摺接し合って縮径変位し、前記接続部の外周部に対して所望の圧接力で巻き締まるようにしたことを特徴とする接続用クランプ装置。
  11. 前記操作部は第1操作部と第2操作部を有し、
    前記第1操作部は、前記第1取付辺部に取り付けられて、前記第1ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1雌ねじ穴を有する第1止め部と、
    前記第2取付辺部に取り付けられて、前記第1ストラップバンドの軸直角方向に開けられた穴部を有する第2止め部と、
    前記第2止め部の前記第2穴部を通して前記第1雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により前記第1取付辺部と前記第2取付辺部とを近接させる第1頭部付き締付ボルトとを備え、 前記第2操作部は、前記第3取付辺部に取り付けられて、前記第2ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第3雌ねじ穴を有する第3止め部と、
    前記第4取付辺部に取り付けられて、前記第2ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第4穴部を有する第4止め部と、
    前記第4止め部の前記穴部を通して前記第3雌ねじ穴に螺合され、螺進操作により前記第3取付辺部と前記第4取付辺部とを近接させる第2頭部付き締付ボルトとを備えることを特徴とする請求項10に記載の接続用クランプ装置。
  12. 前記操作部は第1操作部と第2操作部を有し、
    前記第1操作部は、前記第1取付辺部に取り付けられて、前記第1ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第1穴部を有する第1止め部と、
    前記第2取付辺部に取り付けられて、前記第1ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第2穴部を有する第2止め部と、
    前記第1穴部および前記第2穴部に挿通状態に配置されて、外表面部に雄ねじ部が形成された第1螺子棒と、
    前記第1穴部から外部に突出する前記第1螺子棒の一端部に螺進退可能に螺合された第1ナットと、
    前記第2穴部から外部に突出する前記第1螺子棒の他端部に螺進退可能に螺合された第2ナットとを備え、
    前記第2操作部は、前記第3取付辺部に取り付けられて、前記第2ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第3穴部を有する第3止め部と、
    前記第4取付辺部に取り付けられて、前記第2ストラップバンドの軸直角方向に開けられた第4穴部を有する第4止め部と、
    前記第3穴部および前記第4穴部に挿通状態に配置されて、外表面部に雄ねじ部が形成された第2螺子棒と、
    前記第3穴部から外部に突出する前記第2螺子棒の一端部に螺進退可能に螺合された第3ナットと、
    前記第4穴部から外部に突出する前記第2螺子棒の他端部に螺進退可能に螺合された第4ナットとを備えることを特徴とする請求項10に記載の接続用クランプ装置。
  13. 前記第1螺子棒および前記第2螺子棒の各中間部分は、形状記憶合金によりコイル状に形成されており、周囲温度の上昇により短尺となる方向に収縮し、前記第1取付辺部と前記第2取付辺部とを互いに近接させるとともに、前記第3取付辺部と前記第4取付辺部とを互いに近接させる方向に引張力を働かすことを特徴とする請求項10に記載の接続用クランプ装置。
  14. 前記第1取付辺部の内側と前記第1ストラップバンドの前記第1取付辺部に重複する部分との間、ならびに前記第2取付辺部の内側と前記第1ストラップバンドの前記第2取付辺部に重複する部分との間には、前記第1ストラップバンドの径方向に弾性変形可能な板ばねが挟入され、前記板ばねの付勢力により、前記第1ストラップバンドに周方向の巻締力を働かし、
    前記第3取付辺部の内側と前記第2ストラップバンドの前記第3取付辺部に重複する部分との間、ならびに前記第4取付辺部の内側と前記第2ストラップバンドの前記第4取付辺部に重複する部分との間には、前記第2ストラップバンドの径方向に弾性変形可能な板ばねが挟入され、前記板ばねの付勢力により、前記第2ストラップバンドに周方向の巻締力を働かすことを特徴とする請求項10に記載の接続用クランプ装置。
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JP2016200188A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 因幡電機産業株式会社 カバー部材支持具

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