JP2011214568A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不活性成分濃度が異なるガス燃料が補給された場合の機関性能や排気性能の低下を抑制することができるガス燃料エンジンの制御装置を提供する。
【解決手段】ガス燃料により運転される内燃機関の制御装置であって、前記内燃機関の排気のNOx濃度を検出するNOx濃度検出手段と、前記NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定するCO濃度推定手段と、前記CO濃度推定手段により推定されるCO濃度に基づいて前記内燃機関の制御量を補正する補正手段と、前記補正手段により補正された制御量に基づいて前記内燃機関を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
ガス燃料として圧縮天然ガス(Compressed Natural Gas、以下CNGという)を利用するエンジンが開発されている。CNGの組成は、精製される国や地域又は時期によってばらつきがある。
そのため、ガス燃料タンクに新たなCNGを補給した場合、点火時期や噴射量などの制御を補正する必要がある。特許文献1には、ガス燃料タンクからレギュレータを介してガス燃料インジェクタへCNGを供給するCNG供給系における高圧配管の内圧の変化を検知した場合に、CNGの補給が行われたと判断し、空燃比制御の学習値を更新する技術が記載されている。
特開2004−092529号公報 特開2008−031966号公報
CNGには燃焼に影響を与えるCOが混入している場合がある。これは精製工程でCOが除去されないことによるもので、精製のための設備が地域や時期によってばらつくことに起因する。
また、ガス燃料としてバイオガスを使用するエンジンの開発も行われているが、バイオガスにもCOが多く含まれる。そして、バイオガスの組成も地域や時期などによってばらつきがある。
ガス燃料に混合するCOは不活性であり、機関性能や排気性能に影響を与えるので、ガス燃料中のCOの混合量に応じた点火時期制御や噴射量制御を行う必要がある。
上記特許文献1には、CNGの補給を検知することは記載されているものの、それによるCNGのCO濃度変動やそれに応じた機関制御の変更については記載されていない。これは、ガス燃料配管は高圧のため、燃料性状を検出するセンサを取り付けることが難しい、という事情にもよっている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、不活性成分濃度が異なるガス燃料が補給された場合の機関性能や排気性能の低下を抑制することができるガス燃料エンジンの制御装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明は、ガス燃料により運転される内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関の排気のNOx濃度を検出するNOx濃度検出手段と、
前記NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定するCO濃度推定手段と、
前記CO濃度推定手段により推定されるCO濃度に基づいて前記内燃機関の制御量を補正する補正手段と、
前記補正手段により補正された制御量に基づいて前記内燃機関を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
ガス燃料のCO濃度が高くなると、燃焼温度が低下するため、NOxの排出量が減少する。このようにガス燃料のCO濃度と排気のNOx濃度との間にある関係に基づいて、排気のNOx濃度からガス燃料のCO濃度を推定することができる。
例えば、CO濃度が既知のガス燃料やCOを含有しないガス燃料を標準ガス燃料とし、標準ガス燃料を燃焼させた場合の排気のNOx濃度を予め調べておき、NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度と比較することによって、現在燃焼に供されているガス燃料のCO濃度を推定することができる。
そして、こうして推定したCO濃度に基づいて、例えば標準ガス燃料を前提として定められた内燃機関の制御量に対して補正を行うことにより、現在燃焼に供されているガス燃料において機関性能や排気性能を最適化することが可能な制御量を得ることができる。
これにより、燃焼に供されるガス燃料の不活性成分(CO)濃度によらず、機関性能や排気性能の低下を抑制することが可能になる。
本発明において、前記内燃機関の制御量は、ガス燃料の噴射量であり、
前記補正手段は、前記CO濃度推定手段により推定されるCO濃度が高いほど噴射量を増量する補正を行うようにしても良い。
CO濃度が高くなるほどガス燃料中の不活性成分濃度が高くなり燃焼不良が起こりやすくなるが、噴射量を増量することによって燃焼を安定させることが可能になり、機関性能や排気性能の低下を抑制できる。
本発明において、前記内燃機関は気筒内のガス燃料を含む混合気に点火手段により点火して燃焼させる火花点火式の内燃機関であり、
前記内燃機関の制御量は、前記点火手段による点火時期であり、
前記補正手段は、前記CO濃度推定手段により推定されるCO濃度が高いほど点火時期を進角させる補正を行うようにしても良い。
CO濃度が高くなるほどガス燃料中の不活性成分濃度が高くなり燃焼不良が起こりやすくなるが、点火時期を進角させることで燃焼を安定させることが可能になり、機関性能や排気性能の低下を抑制できる。
本発明において、前記内燃機関の排気の一部をEGRガスとして前記内燃機関の吸気系に還流させるEGR装置を備え、
前記内燃機関の制御量は、前記EGR装置によって前記吸気系に還流するEGRガス量であり、
前記補正手段は、前記CO濃度推定手段により推定されるCO濃度が高いほどEGRガス量を減量する補正を行うようにしても良い。
EGRガスは多くの不活性成分を含むので、ガス燃料のCO濃度に応じてEGRガス量を調節することにより、燃焼に供される混合気の不活性成分濃度を好適に目標値に維持することができ、機関性能や排気性能の低下を抑制できる。
本発明において、前記CO濃度推定手段は、前記内燃機関が定常運転状態であるときに前記NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定するようにしても良い。
これにより、安定した燃焼状態における排気のNOx濃度を検出することができるので、より精度良くガス燃料のCO濃度を推定できる。
本発明において、前記CO濃度推定手段は、前記内燃機関の暖機が完了した状態であるときに前記NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定するようにしても良い。
これにより、安定した燃焼状態における排気のNOx濃度を検出することができるので、より精度良くガス燃料のCO濃度を推定できる。
本発明において、前記内燃機関の排気の一部をEGRガスとして前記内燃機関の吸気系に還流させるEGR装置を備え、
前記CO濃度推定手段は、前記EGR装置によるEGRガスの還流を停止させ、EGRガスの還流が行われていない状態において前記NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定するようにしても良い。
EGRガスの還流を停止させることにより、燃焼に供される混合ガス中の主な不活性成分はガス燃料由来のものになるので、排気のNOx濃度に基づくガス燃料のCO濃度推定の精度を高めることができる。
本発明において、前記内燃機関の排気通路に設けられ排気中の有害物質を浄化する排気浄化装置を備え、
前記NOx濃度検出手段は、前記排気浄化装置より上流側の排気のNOx濃度を検出するようにしても良い。
これにより、ガス燃料の性状がより直接的に反映したNOx濃度を検出することができるので、排気のNOx濃度に基づくガス燃料のCO濃度推定の精度を高めることができる。
本発明において、ガス燃料を貯蔵する貯蔵手段にガス燃料が補給されたことを検出する補給検出手段を備え、
前記補正手段は、前記補給検出手段によって前記ガス燃料の補給が検出された場合に、前記内燃機関の制御量の補正を行うようにしても良い。
この構成によれば、不活性成分(CO)濃度が異なるガス燃料が補給された場合であっても、該ガス燃料が燃焼することによって排出される排気のNOx濃度に基づいて該補給されたガス燃料のCO濃度を推定し、該推定したCO濃度に基づいて内燃機関の制御量を補正することができるので、CO濃度の異なるガス燃料が補給された場合の機関性能や排気性能の低下を抑制することが可能になる。
本発明において、前記貯蔵手段におけるガス燃料の圧力又は前記貯蔵手段から燃料噴射弁へガス燃料を供給するガス燃料供給経路におけるガス燃料の圧力を検出する圧力検出手段を備え、
前記補給検出手段は、前記圧力検出手段によって検出される圧力の変化に基づいてガス燃料の補給を検出するようにしても良い。
貯蔵手段におけるガス燃料の残量が低下するにつれて貯蔵手段やガス燃料供給経路におけるガス燃料の圧力が徐々に低下していく。そして、貯蔵手段にガス燃料の補給を行うと、この圧力は大きく変化してガス燃料の補給量に応じた高い圧力になる。このような圧力推移を検出した場合に、ガス燃料の補給が行われたことを検出することができる。
本発明において、前記補給検出手段によって前記ガス燃料の補給が検出された後、前記貯蔵手段から燃料噴射弁へガス燃料を供給するガス燃料供給経路内に残存する前記補給が行われる前のガス燃料が消費されたか否かを判定する判定手段を有し、
前記補正手段は、前記補給検出手段によって前記ガス燃料の補給が検出された場合、前記判定手段により前記補給前のガス燃料が消費されたと判定された後に、前記内燃機関の制御量の補正を行うようにしても良い。
貯蔵手段に新たなガス燃料の補給が行われた場合でも、貯蔵手段から燃料噴射弁へガス燃料を供給するガス燃料供給経路内には、補給が行われる前のガス燃料が残存しているため、ガス燃料の補給が行われた直後の内燃機関の運転において排出される排気は、この残存しているガス燃料が燃焼したガスである。
従って、ガス燃料の補給が行われた直後の内燃機関の運転において排出される排気のNOx濃度を検出しても、それに基づいて新たに補給されたガス燃料のCO濃度を精度良く推定できない可能性がある。
上記構成によれば、この残存している補給前のガス燃料が消費されたと判定された後にNOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定し、該推定したCO濃度に基づいて内燃機関の制御量を補正するので、より確実に、補給されたガス燃料のCO濃度に基づく制御量の補正をすることが可能になる。
従って、CO濃度の異なる燃料が補給された場合の機関性能や排気性能の低下をより確実に抑制することができる。
判定手段は、燃料供給経路の容積、ガス燃料の補給が行われた直後の内燃機関の運転条件の履歴などに基づいて、残存するガス燃料が消費されたか否かを判定することができる。また、ガス燃料の補給が行われた直後の内燃機関の運転開始からの経過時間に基づいて判定することもできる。
あるいは、NOx濃度検出手段による検出値の推移をモニタし、運転条件の変化に連動したものではない不連続な検出値の変化があった場合に、補給前のガス燃料から、補給されたガス燃料へ変化したと判断しても良い。
本発明によれば、不活性成分濃度が異なるガス燃料が補給された場合の機関性能や排気性能の低下を抑制することができるガス燃料エンジンの制御装置を提供することが可能になる。
実施例に係るガス燃料内燃機関とその燃料系及び吸排気系の概略構成を示す図である。 実施例においてCNG補給時に補給されたCNGのCO濃度に応じて燃焼制御を補正する処理を表すフローチャートである。 実施例のCNGのCO濃度に応じた燃焼制御の補正処理におけるCNGのCO濃度と燃料噴射量との関係を示す図である。 実施例のCNGのCO濃度に応じた燃焼制御の補正処理におけるCNGのCO濃度と点火時期進角量との関係を示す図である。 実施例のCNGのCO濃度に応じた燃焼制御の補正処理におけるCNGのCO濃度とEGRガス量との関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは、発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施例は、ガス燃料として圧縮天然ガス(CNG)を用いるガス燃料エンジンに本発明を適用した例である。なお、本発明は液化石油ガス(LPG)などのように一次燃料である天然ガスおよび石油ガスや二次燃料である石炭転換ガスおよび石油転換ガスを用いる内燃機関に本発明を適用することもできる。
図1は、本実施例に係るガス燃料内燃機関とその燃料系及び吸排気系の概略構成を示す図である。内燃機関1は、ガソリン及びCNGを燃料として使用する車両駆動用のエンジンである。内燃機関1は4つの気筒2を有している。各気筒2には点火プラグ3(点火手段)が設けられている。
内燃機関1には、インテークマニホールド4およびエキゾーストマニホールド5が接続されている。インテークマニホールド4には吸気通路6が接続されている。エキゾーストマニホールド5には排気通路7が接続されている。インテークマニホールド4の4つ枝管は各気筒2にそれぞれ接続されている。各枝管には、ガソリンを噴射するガソリンインジェクタ8及びCNGを噴射するCNGインジェクタ9が設けられている。
各ガソリンインジェクタ8はガソリン用デリバリーパイプ10に接続されている。ガソリン用デリバリーパイプ10にはガソリン供給通路12の一端が接続されており、該ガソリン供給通路12の他端はガソリンタンク13に接続されている。
ガソリン供給通路12にはフィードポンプ14が設置されている。ガソリンタンク13からガソリン供給通路12を介してガソリン用デリバリーパイプ10にガソリンが供給され、さらにガソリン用デリバリーパイプ10から各ガソリンインジェクタ8にガソリンが供給される。
各CNGインジェクタ9はCNG用デリバリーパイプ11に接続されている。CNG用デリバリーパイプ11にはCNG供給通路15の一端が接続されており、CNG供給通路15の他端はCNGタンク16(貯蔵手段)に接続されている。CNG供給通路15にはレギュレータ17が設置されている。
CNGタンク16からCNG供給通路15を介してCNG用デリバリーパイプ11にCNGが供給され、さらにCNG用デリバリーパイプ11から各CNGインジェクタ9にCNGが供給される。CNG供給通路15及びCNG用デリバリーパイプ11が本発明における「ガス燃料供給経路」として機能する。
CNG用デリバリーパイプ11には、該CNG用デリバリーパイプ11内のCNGの圧力を検出する圧力センサ23及び該CNGの温度を検出する温度センサ24が設けられている。また、CNG供給通路15におけるレギュレータ17より上流側にも、該CNG供給通路15内のCNGの圧力を検出する圧力センサ25及び該CNGの温度を検出する温度センサ26が設けられている。圧力センサ23又は圧力センサ25が本発明における「
圧力検出手段」として機能する。
吸気通路6には、エアクリーナ18、エアフローメータ22及びスロットルバルブ19がこの順番で設置されている。排気通路7には、排気の空燃比を検出するA/Fセンサ27、排気のNOx濃度を検出するNOxセンサ31(NOx濃度検出手段)及び三元触媒等によって構成される排気浄化触媒21(排気浄化装置)が設置されている。
エキゾーストマニホールド5とスロットルバルブ19より下流側の吸気通路6とはEGR通路30により接続されている。EGR通路30を通って排気の一部がEGRガスとして吸気通路6に流入する。
EGR通路30にはEGR通路30の流路面積を調節するEGR弁29が設けられる。EGR弁29の開度を調節することにより吸気通路6に還流するEGRガス量を調節することができる。 EGR通路30及びEGR弁29が本発明における「EGR装置」とし
て機能する。
内燃機関1には電子制御ユニット(ECU)20が併設されている。このECU20は内燃機関1の運転状態等を制御するユニットである。ECU20には、エアフローメータ22、圧力センサ23、25、温度センサ24、26、A/Fセンサ27及びNOxセンサ31が電気的に接続されている。
さらに、ECU20には、内燃機関1のクランク角を検出するクランク角センサ28も電気的に接続されている。各センサの出力信号がECU20に入力される。ECU20は、クランク角センサ28の出力信号に基づいて内燃機関1の機関回転速度を導出する。
また、ECU20には、点火プラグ3、各ガソリンインジェクタ8、各CNGインジェクタ9、フィードポンプ14、レギュレータ17、スロットルバルブ19及びEGR弁29が電気的に接続されている。そして、ECU20によってこれらが制御される。
CNGの組成は、精製される国や地域又は時期などによってばらつきがある。また、CNGには燃焼に影響を与えるCOが混入している場合がある。このようなCNGの燃料性状のばらつきはCNGの精製工程に起因するもので、精製設備が国や地域又は時期によってばらついていることによる。
このようなCNGの燃料性状のばらつきのため、CNGタンク16の残量が少なくなった場合などにCNGタンク16にCNGを補給した場合、それまでとは異なる性状(組成)のCNGが内燃機関1に供給される場合がある。
CNGの組成のうち、特にCOは、不活性であり、燃焼に大きく影響し、機関性能や排気性能に影響を与える。従って、特にCNGタンク16にCNGを補給した後は、CNGのCO濃度に応じて、所定の機関性能や排気性能を達成できるように、燃料噴射量、点火時期、EGRガス量などの燃焼に関係する機関制御について補正を行う必要がある。
しかしながら、CNGタンク16、CNG供給通路15、CNG用デリバリーパイプ11などのCNGは高圧であり、このような高圧環境下でCNGの成分組成を検出できるセンサを取り付けてCNGのCO濃度を検出することは困難である。
そこで、本実施例のシステムでは、内燃機関1から排出される排気のNOx濃度が、燃焼に供されるCNGのCO濃度に関係している(CNGのCO濃度が高くなるほど、排気のNOx濃度が低下する)点に着目し、排気のNOx濃度からCNGのCO濃度を
推定することにより、現在燃焼に供されているCNGのCO濃度を取得するようにした。
そして、こうして取得したCNGのCO濃度に応じて燃焼制御について補正を行うことにより、CNGタンク16にCNGを補給した場合に機関性能や排気性能が低下することを抑制することを図った。
図2は、本実施例に係るCNGのCO濃度に応じて燃焼制御を補正する処理を表すフローチャートである。図2のフローチャートで表される処理は、イグニッションがオンになった時にECU20によって実行される。
ステップS101でイグニッションがオンになると、ステップS102において、前回の内燃機関1の燃焼制御で使用したCNGの燃料性状データ(CO濃度)に基づく始動制御及び燃焼制御を行う。すなわち、ここでは、前回の内燃機関1の運転が停止してから今回のイグニッションがオンにされるまでの間にCNGタンク16に補給が行われていないと仮定して始動制御及び燃焼制御を開始する。
ステップS103において、ECU20は、CNGタンク16にCNGが補給されたか否かを判定する。ここでは、圧力センサ25による検出値を取得し、前回の内燃機関1の運転が停止する直前における圧力センサ25の検出値と比較し、所定値以上の差で今回圧力センサ25により検出した圧力が高い場合に、CNGタンク16にCNGが補給されたと判定する。
この場合、圧力センサ25が本発明の「圧力検出手段」として機能しており、圧力センサ25による検出値に基づいて上記の判定処理を実行するECU20が本発明の「補給検出手段」として機能している。ステップS103においてCNGタンク16にCNGが補給されたと判定した場合、ECU20はステップS104に進む。
一方、CNGタンク16にCNGが補給されていないと判定した場合、ECU20はステップS111に進み、前回の内燃機関1の運転において使用した燃料噴射量、点火時期、EGRガス量に基づいて燃料噴射制御、点火制御及びEGR制御を実行する。
ステップS104において、ECU20は、デッドボリューム分の燃料が消費されたか否かを判定する。ここで、デッドボリュームとは、CNG供給通路15及びCNG用デリバリーパイプ11の容積である。
内燃機関1の始動時には、まず、前回の内燃機関1の運転停止時にCNG供給通路15及びCNG用デリバリーパイプ11に残留しているCNGがCNGインジェクタ9により噴射される。CNGタンク16に別の燃料性状のCNGが補給された場合でも、実際の燃焼に供されるCNGがこの新たなCNGに変わるのは、デッドボリューム内の残留CNGが全て噴射され終わった後である。
上述のように、本実施例のシステムでは排気のNOx濃度に基づいてCNGのCO濃度を推定するので、新たにCNGタンク16に補給されたCNGのCO濃度を精度良く推定するには、デッドボリューム内に残留している前回まで使用していたCNGが消費された後の燃焼の排気のNOx濃度に基づくことが望ましい。
そこで、この制御では、デッドボリューム分の燃料が消費されるまでは、以降のNOx濃度検出及びNOx濃度に基づくCNGのCO濃度推定の処理には進まないようにしている。デッドボリューム分の燃料が消費されたか否かの判定は、デッドボリュームの容積
、始動後の燃料噴射量の積算値、始動後の経過時間などに基づいて判定できる。
ステップS104においてデッドボリューム分の燃料が消費されたと判定した場合、ECU20はステップS105に進む。ステップS104の処理を実行するECU20が本発明の「判定手段」として機能する。
ステップS105において、ECU20は、内燃機関1が定常運転状態か否か判定する。より安定した燃焼状態における排気のNOx濃度に基づいてCNGのCO濃度推定を行うために、この制御では、内燃機関1が定常運転状態になるまでは、以降のNOx濃度検出及びNOx濃度に基づくCNGのCO濃度推定の処理には進まないようにしている。
ステップS105において内燃機関1が定常運転状態になったと判定した場合、ECU20はステップS106に進む。
ステップS106において、ECU20は、EGRガスの還流を停止する。すなわち、EGR弁29を閉弁する。これにより、燃焼に供される混合ガスに含まれる主な不活性成分は、CNG由来のものとなり、EGRガス由来の不活性成分が含まれなくなるので、CNGのCO濃度推定をより精度良く行うことが可能になる。
ステップS107において、ECU20は、排気のNOx濃度、空気量及び回転数を検出する。排気のNOx濃度はNOxセンサ31による検出値に基づいて取得する。空気量はエアフローメータ22による検出値に基づいて取得する。回転数はクランク角センサ28による検出値に基づいて取得する。
ステップS108において、ECU20は、現在の内燃機関1の運転条件と同一の運転条件で、標準燃料を使用した場合の排気のNOx濃度を取得する。現在の内燃機関1の運転条件と同一の運転条件とは、ステップS107で検出した空気量及び回転数で特定される運転条件である。
「標準燃料を使用した場合」とは、ガス燃料としてCOを含有しないCNGを使用した場合である。種々の運転条件(空気量及び回転数)について、標準燃料を使用した場合の排気NOx濃度を予め実験により測定して求めておき、空気量及び回転数の2次元マップとしてECU20に記憶させておく。
そして、ステップS107で取得した空気量及び回転数に基づいてこの2次元マップを検索し、必要に応じて補間処理をして、現在と同一運転条件で標準燃料を使用した場合の排気NOx濃度を算出する。
ステップS109において、ECU20は、ステップS107で検出した排気のNOx濃度に基づいて、現在使用しているCNGのCO濃度を推定する。ここでは、空気量及び回転数の2次元マップの格子点毎に、標準燃料を使用した場合と比較した排気NOx濃度の差と、CNGのCO濃度と、の関係を求め、1次元マップとしてECU20に記憶させておく。
そして、ステップS107で取得した排気のNOx濃度と、ステップS108で取得した同一運転条件下で標準燃料を使用した場合の排気のNOx濃度と、の差を求め、この排気NOx濃度の差と、ステップS107で検出した空気量及び回転数と、に基づいて、上記2次元マップ及び1次元マップを検索し、必要に応じて補間処理をして、現在使用しているCNGのCO濃度を算出する。ステップS109の処理を実行するECU20が本
発明の「CO濃度推定手段」として機能する。
ステップS110において、ECU20は、ステップS109で推定したCNGのCO濃度に基づいて、内燃機関1の燃焼制御の制御量を補正する。ここでは、燃料噴射量、点火時期及びEGRガス量をCNGのCO濃度に基づいて補正する。
補正の例を図3から図5に示す。図3は、CNGのCO濃度と燃料噴射量との関係を示す図である。図3に示すように、CNGのCO濃度が高いほど、燃料噴射量を増量させる補正を行う。これにより、CNGのCO濃度が高くなった場合でも、燃料噴射量が増量されるため、燃焼が不安定になることを抑制できる。
図4は、CNGのCO濃度と点火時期進角量との関係を示す図である。図4に示すように、CNGのCO濃度が高いほど、点火時期を進角させる補正を行う。これにより、CNGのCO濃度が高くなった場合でも、点火時期が進角されるため、燃焼が不安定になることを抑制できる。
図5は、CNGのCO濃度とEGRガス量との関係を示す図である。図5に示すように、CNGのCO濃度が高いほど、EGRガス量を減少させる補正を行う。EGRガスは多くの不活性成分を含むので、CNGのCO濃度が高くなるほどEGRガス量を減少させることにより、燃焼に供される混合気の不活性成分濃度を目標値に維持することができる。
ステップS110の処理を実行するECU20が本発明の「補正手段」として機能する。
ステップS111において、ECU20は、ステップS110で補正した制御量に基づいて機関制御を実行する。すなわち、ステップS110で補正した燃料噴射量に基づいてCNGインジェクタ9の燃料噴射制御を実行し、ステップS110で補正した点火時期に基づいて点火プラグ3の点火制御を実行し、ステップS110で補正したEGRガス量に基づいてEGR弁29の開度制御を実行する。ステップS111の処理を実行するECU20が本発明の「制御手段」として機能する。
以上説明した処理を実行することにより、CO濃度の異なるCNGがCNGタンク16に補給された場合でも、補給されたCNGのCO濃度に応じた燃焼制御を実行することができるので、機関性能や排気性能の低下を抑制可能になる。
上記実施例では、標準燃料としてCOを含有しないCNGを使用した場合の排気NOx濃度のマップを持ち、これに基づいて標準燃料を使用した場合と比較した排気NOx濃度の差を算出する例を説明したが、標準燃料はCOを含有するCO濃度既知のCNGでも良い。
その場合、当該CO濃度既知のCNGを使用した場合の排気のNOx濃度を運転条件毎に求めておくとともに、当該CNGを使用した場合と着目するCNGを使用した場合との排気NOx濃度の差と、着目するCNGのCO濃度との関係を求めておけば良い。
また、上記の実施例では、現在のCNGを使用した場合の排気NOx濃度をより精度良く検出できるように、内燃機関1が定常運転状態且つEGRガスの還流を停止した状態であることを条件に排気のNOx濃度の検出を行う例を説明したが、更に内燃機関1が暖機完了していることを条件に加えても良い。
これによりさらに精度良く安定した検出が行える。なお、EGR装置については本発明の実施形態として必須の構成要素ではない。EGR装置を備えないシステムに本発明を適用する場合は、ステップS106の処理は必要ない。
上記実施例は、CNG及びガソリンの両方を使用して運転可能なバイフューエルエンジンに本発明を適用した例だが、ディーゼルエンジンをベースとしたバイフューエルエンジンにも本発明を適用できる。
また、本発明はCNGのみを使用するガス燃料エンジンにも適用できる。その場合、CNGは本実施例のようにポート噴射式でも良いし、筒内直噴式でも良い。ガス燃料はCNGに限らず、バイオガスを用いるエンジンにも適用できる。
また、上記実施例ではCNGタンク16にCNGの補給が行われたことを検出した場合にのみCNGのCO濃度の推定及びそれに基づく燃焼制御の補正を行う例を説明したが、CNGの補給が行われたか否かにかかわらずイグニッションオン時や定期的にCNGのCO濃度の推定及びそれに基づく燃焼制御の補正を行っても良い。こうすることでCNGの補給以外の何らかの原因でCNGのCO濃度が変動した場合にも、燃焼悪化を抑制することができる。
1・・・エンジン
2・・・気筒
3・・・点火プラグ
4・・・インテークマニホールド
5・・・エキゾーストマニホールド
6・・・吸気通路
7・・・排気通路
8・・・ガソリンインジェクタ
9・・・CNGインジェクタ
10・・ガソリン用デリバリーパイプ
11・・CNG用デリバリーパイプ
12・・ガソリン供給通路
13・・ガソリンタンク
14・・フィードポンプ
15・・CNG供給通路
16・・CNGタンク
17・・レギュレータ
18・・エアクリーナ
19・・スロットルバルブ
20・・ECU
21・・排気浄化触媒
22・・エアフローメータ
23・・圧力センサ
24・・温度センサ
25・・圧力センサ
26・・温度センサ
27・・A/Fセンサ
28・・クランク角センサ
29・・EGR弁
30・・EGR通路
31・・NOxセンサ

Claims (11)

  1. ガス燃料により運転される内燃機関の制御装置であって、
    前記内燃機関の排気のNOx濃度を検出するNOx濃度検出手段と、
    前記NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定するCO濃度推定手段と、
    前記CO濃度推定手段により推定されるCO濃度に基づいて前記内燃機関の制御量を補正する補正手段と、
    前記補正手段により補正された制御量に基づいて前記内燃機関を制御する制御手段と、を備える内燃機関の制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記内燃機関の制御量は、ガス燃料の噴射量であり、
    前記補正手段は、前記CO濃度推定手段により推定されるCO濃度が高いほど噴射量を増量する補正を行うことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 請求項1において、
    前記内燃機関は気筒内のガス燃料を含む混合気に点火手段により点火して燃焼させる火花点火式の内燃機関であり、
    前記内燃機関の制御量は、前記点火手段による点火時期であり、
    前記補正手段は、前記CO濃度推定手段により推定されるCO濃度が高いほど点火時期を進角させる補正を行うことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  4. 請求項1において、
    前記内燃機関の排気の一部をEGRガスとして前記内燃機関の吸気系に還流させるEGR装置を備え、
    前記内燃機関の制御量は、前記EGR装置によって前記吸気系に還流するEGRガス量であり、
    前記補正手段は、前記CO濃度推定手段により推定されるCO濃度が高いほどEGRガス量を減量する補正を行うことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項において、
    前記CO濃度推定手段は、前記内燃機関が定常運転状態であるときに前記NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項において、
    前記CO濃度推定手段は、前記内燃機関の暖機が完了した状態であるときに前記NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項において、
    前記内燃機関の排気の一部をEGRガスとして前記内燃機関の吸気系に還流させるEGR装置を備え、
    前記CO濃度推定手段は、前記EGR装置によるEGRガスの還流を停止させ、EGRガスの還流が行われていない状態において前記NOx濃度検出手段により検出されるNOx濃度に基づいてガス燃料のCO濃度を推定することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項において、
    前記内燃機関の排気通路に設けられ排気中の有害物質を浄化する排気浄化装置を備え、
    前記NOx濃度検出手段は、前記排気浄化装置より上流側の排気のNOx濃度を検出することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項において、
    ガス燃料を貯蔵する貯蔵手段にガス燃料が補給されたことを検出する補給検出手段を備え、
    前記補正手段は、前記補給検出手段によって前記ガス燃料の補給が検出された場合に、前記内燃機関の制御量の補正を行うことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  10. 請求項9において、
    前記貯蔵手段におけるガス燃料の圧力又は前記貯蔵手段から燃料噴射弁へガス燃料を供給するガス燃料供給経路におけるガス燃料の圧力を検出する圧力検出手段を備え、
    前記補給検出手段は、前記圧力検出手段によって検出される圧力の変化に基づいてガス燃料の補給を検出することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  11. 請求項9又は10において、
    前記補給検出手段によって前記ガス燃料の補給が検出された後、前記貯蔵手段から燃料噴射弁へガス燃料を供給するガス燃料供給経路内に残存する前記補給が行われる前のガス燃料が消費されたか否かを判定する判定手段を有し、
    前記補正手段は、前記補給検出手段によって前記ガス燃料の補給が検出された場合、前記判定手段により前記補給前のガス燃料が消費されたと判定された後に、前記内燃機関の制御量の補正を行うことを特徴とする内燃機関の制御装置。
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