JP2011214449A - 内燃機関における吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタエレメントが閉塞されたときにフィルタエレメントより下流側に位置するエアクリーナのハウジングが損傷を受けることを防止することができるとともに、エンジンの正常な作動を維持することができる内燃機関における吸気装置を提供する。
【解決手段】自動車用エンジンの吸気装置10は、吸気側ダクト15からエアクリーナ11のハウジング12内に吸入される空気をフィルタエレメント13で清浄化し、得られた清浄ガスをハウジング12から送気側ダクト17を介してエンジンの燃焼室に送り込むように構成されている。そして、フィルタエレメント13が水の凍結などによって閉塞したときにフィルタエレメント13より下流側における負圧高騰を解消するための補助フィルタエレメント20がハウジング12の周壁18又は送気側ダクト17の筒壁17aに形成された貫通孔19を塞ぐように設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車用エンジンの吸気系統に配置され、エンジンの燃焼室に吸入される空気を清浄化するためのエアクリーナを備えた内燃機関における吸気装置に関する。
一般に、自動車用エンジンの吸気装置に用いられるエアクリーナは、吸気側ダクトからハウジング内に吸入された空気をフィルタエレメントにより濾過した後、清浄な空気をハウジングから送気側ダクトを介してエンジンの燃焼室に送るように構成されている。
この種のエアクリーナとしては、例えば特許文献1に記載の構造を有するものが知られている。すなわち、かかるエアクリーナは、フィルタエレメントより上流側におけるハウジングの底壁が多孔質材料で形成されたものである。この多孔質材料で形成された底壁によりエンジンの吸気音を低減させることができるとともに、エアクリーナから外部へ漏れる放射音を低減させることができる。
特開2002−21660号公報
ところで、寒冷地においては例えばエアクリーナのハウジング内に雪が詰まり、詰まった雪が解けてフィルタエレメントが含水し、その水が夜間に凍結してフィルタエレメント内を空気が通過できなくなる場合がある。この場合、フィルタエレメントより下流側におけるハウジング内の負圧が高くなり、ハウジングを構成する周壁や配管が損傷を受けるおそれがある。ハウジングの周壁等が損傷を受けるとその損傷部から外気が吸入され、外気に含まれるダストがそのままエンジンの燃焼室に吸入され、エンジンの作動不良の原因となるおそれがある。
前記特許文献1に記載されているエアクリーナにおいては、多孔質材料がエアクリーナのフィルタエレメントより上流側に設けられていることから、上記のようにフィルタエレメントの閉塞によりその下流側のハウジング内が異常な負圧になったときそれを解消することはできなかった。従って、前述のようにフィルタエレメント内の水が凍結してフィルタエレメントが閉塞したとき、ハウジングの周壁が損傷を受ける事態を招くおそれがあるという問題があった。
そこで、本発明の目的とするところは、フィルタエレメントが閉塞されたときにフィルタエレメントより下流側に位置するエアクリーナのハウジングが損傷を受けることを防止することができるとともに、エンジンの正常な作動を維持することができる内燃機関における吸気装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の内燃機関における吸気装置では、吸気側ダクトからエアクリーナのハウジング内に吸入される被濾過ガスをフィルタエレメントで清浄化し、得られた清浄ガスをハウジングから送気側ダクトを介してエンジンに送り込む吸気装置において、前記フィルタエレメントが閉塞したときにフィルタエレメントより下流側における負圧高騰を解消するための補助フィルタエレメントがハウジングの周壁又は送気側ダクトの筒壁に形成された貫通孔を塞ぐように設けられるとともに、補助フィルタエレメントの通気度はフィルタエレメントの通気度よりも低く設定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明の内燃機関における吸気装置は、請求項1に係る発明において、前記補助フィルタエレメントは不織布で形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明の内燃機関における吸気装置は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記補助フィルタエレメントは、ハウジングの下向き面又は鉛直面に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明の内燃機関における吸気装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に係る発明において、前記補助フィルタエレメントは、ハウジングの周壁の外面に溶着により接合されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明の内燃機関における吸気装置は、請求項1から請求項4のいずれか1項に係る発明において、前記補助フィルタエレメントは、密度の低い内面側の不織布と密度の高い外面側の不織布とが積層されて構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明の内燃機関における吸気装置は、請求項1から請求項5のいずれか1項に係る発明において、前記ハウジングの周壁に形成された貫通孔は円孔状をなしていることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
本発明の内燃機関における吸気装置では、フィルタエレメントが閉塞したときにフィルタエレメントより下流側における負圧高騰を解消するための補助フィルタエレメントがハウジングの周壁又は送気側ダクトの筒壁に形成された貫通孔を塞ぐように設けられている。かつ、補助フィルタエレメントの通気度はフィルタエレメントの通気度よりも低く設定されている。
このため、例えばフィルタエレメントに含まれる水が凍結してフィルタエレメントが閉塞したとき補助フィルタエレメントから外気が吸入されて異常な負圧が解消されるとともに、補助フィルタエレメントから吸入される空気が補助フィルタエレメントで清浄化されてエンジンの燃焼室に送り込まれる。
従って、本発明の内燃機関における吸気装置によれば、フィルタエレメントが閉塞されたときにフィルタエレメントより下流側に位置するエアクリーナのハウジングが損傷を受けることを防止することができ、エンジンの正常な作動を維持することができる。
本発明の第1実施形態における内燃機関の吸気装置を示す断面図。 エアクリーナのハウジングの周壁に設けられた補助フィルタエレメントを示す部分側面図。 第2実施形態における内燃機関の吸気装置を示し、送気側ダクトの軸線方向の延長線におけるエアクリーナのハウジングの周壁に補助フィルタエレメントが設けられた状態を示す断面図。 第3実施形態における内燃機関の吸気装置を示し、送気側ダクトの底部に補助フィルタエレメントが設けられた状態を示す断面図。 第4実施形態における内燃機関の吸気装置を示し、エアクリーナのハウジングの周壁上部に補助フィルタエレメントが設けられた状態を示す断面図。 (a)、(b)、(c)及び(d)は、補助フィルタエレメントの別例を示す要部拡大断面図。 エアクリーナのハウジングの周壁に設けられた補助フィルタエレメントの別例を示す部分側面図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1及び図2に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、内燃機関として自動車用エンジンの吸気装置10を構成するエアクリーナ11のハウジング12は箱状に形成され、そのほぼ中央位置にはフィルタエレメント13が配置されている。ハウジング12のフィルタエレメント13より上流側(図1の下側)の吸気筒14には吸気側ダクト15が接続されている。この吸気側ダクト15から吸気筒14を介してハウジング12内のフィルタエレメント13に被濾過ガス(空気)が吸入されるようになっている。一方、ハウジング12のフィルタエレメント13より下流側の送気筒16には送気側ダクト17が接続されている。この送気側ダクト17は図示しないエンジンの吸気系に接続されている。
前記フィルタエレメント13は、吸気筒14からハウジング12内に吸入された被濾過ガスを濾過して清浄化し、清浄ガスをハウジング12の送気筒16から送気側ダクト17へ流出させるようになっている。フィルタエレメント13はハウジング12内のガスの流れに交差するように配置されている。該フィルタエレメント13は、例えば濾紙、不織布等により形成された図示しない濾材シートが襞状に折曲げて形成され、その周囲には変形防止枠が設けられている。
図2に示すように、フィルタエレメント13の下流側におけるハウジング12の周壁18の鉛直壁18aには円孔状の貫通孔19が透設され、不織布等の濾材シートで形成された補助フィルタエレメント20が貫通孔19を塞ぐように周壁18に対して溶着されている。すなわち、補助フィルタエレメント20はほぼ周壁18の厚みに形成されるとともに、その周縁部には係合片20aが形成されている。そして、補助フィルタエレメント20が周壁18の外面側から貫通孔19に嵌め込まれ、係合片20aが周壁18の外面に溶着又は接着により固着されるように構成されている。この係合片20aと周壁18との固着により、補助フィルタエレメント20がハウジング12内の負圧に対して耐え得るようになっている。ハウジング12の周壁18はゲージ圧力が例えば−70kPaという異常に高い負圧を受けたときには損傷を受けるおそれがあるが、そのような場合に補助フィルタエレメント20から外気が吸入されるためハウジング12の周壁18が損傷を受ける事態に到ることはない。
この補助フィルタエレメント20の通気度(cm/cm・sec)はフィルタエレメント13の通気度よりも低くなるように設定され、常には外気がフィルタエレメント13を通るが、補助フィルタエレメント20からは吸入されないようになっている。すなわち、補助フィルタエレメント20としては通気抵抗の高い材料が使用され、そのような通気抵抗の高い材料は例えば不織布の厚みを厚くしたり、密度を高くしたりして形成される。補助フィルタエレメント20の通気度の具体的な値は、エンジンの排気量等に基づいて適切に設定される。そして、ハウジング12内のフィルタエレメント13が含水し、その水が凍結してフィルタエレメント13が閉塞した場合には、補助フィルタエレメント20から外気が吸入される。
次に、上記のように構成された吸気装置10についてその作用を説明する。
さて、図1に示すように、エアクリーナ11のハウジング12内にはフィルタエレメント13が組付けられるとともに、ハウジング12には貫通孔19を塞ぐように補助フィルタエレメント20が周壁18の外面側から固着される。その状態で、吸気側ダクト15から吸気筒14を介してハウジング12内へ被濾過ガスが吸入されると、その被濾過ガスがフィルタエレメント13を通過する際に清浄化される。フィルタエレメント13で清浄化されて得られた清浄ガスはハウジング12の送気筒16から送気側ダクト17を介してエンジンの燃焼室へ送られる。
この過程で、寒冷地において吸気側ダクト15内やハウジング12内に雪や水が入り込んでフィルタエレメント13が含水し、その水が夜間に凍結してフィルタエレメント13内を被濾過ガスが通過できなくなった場合には、フィルタエレメント13より下流側のハウジング12内及び送気側ダクト17内の負圧が高くなる。このため、その負圧に応じて補助フィルタエレメント20から外気が吸入される。従って、エアクリーナ11のハウジング12を構成する周壁18等の損傷を回避することができる。加えて、補助フィルタエレメント20から吸入される外気は補助フィルタエレメント20で濾過され、外気中に含まれるダストが取り除かれることから、ダストがエンジンの燃焼室に送られることはない。
以上のように構成された第1実施形態により発揮される効果について以下にまとめて説明する。
(1) 本実施形態の吸気装置10では、補助フィルタエレメント20がフィルタエレメント13より下流側のハウジング12の周壁18に形成された貫通孔19を塞ぐように設けられるとともに、補助フィルタエレメント20の通気度はフィルタエレメント13の通気度よりも低く設定されている。このため、フィルタエレメント13が閉塞してフィルタエレメント13より下流側のハウジング12内及び送気側ダクト17内の負圧が高くなったとき補助フィルタエレメント20から外気が吸入されてそれ以上の負圧の高騰が解消されるとともに、補助フィルタエレメント20から吸入される外気が補助フィルタエレメント20で濾過されて流出される。
従って、この吸気装置10によれば、フィルタエレメント13が閉塞されたときにフィルタエレメント13より下流側に位置するエアクリーナ11のハウジング12が異常な負圧によって損傷を受けることを防止することができる。同時に、補助フィルタエレメント20で清浄化された空気をエンジンに供給することができ、エンジンを正常に作動させることができるとともに、ダスト等によるエンジンの磨耗を回避することができる。その上、エンジンの燃焼室で発生する吸気音を補助フィルタエレメント20で吸収して低減させることができる。
(2) 上記のように補助フィルタエレメント20の通気度はフィルタエレメント13の通気度よりも低くなるように設定されていることから、常にはフィルタエレメント13が機能し、フィルタエレメント13が閉塞する異常時には補助フィルタエレメント20が機能する。従って、フィルタエレメント13内の水が凍結してフィルタエレメント13が閉塞したときには補助フィルタエレメント20から外気が吸入され、フィルタエレメント13内の水の凍結が解消したときにはフィルタエレメント13の機能が回復し、エアクリーナ11は正常に作動することができる。
(3) 補助フィルタエレメント20は不織布で形成されていることから、補助フィルタエレメント20から吸入される外気の清浄化性能を向上させることができるとともに、補助フィルタエレメント20を熱溶着や接着等によってハウジング12の周壁18に容易に接合することができる。
(4) 補助フィルタエレメント20はハウジング12の鉛直面つまり鉛直壁18aの貫通孔19に取着され、塵埃の堆積が抑制されることから、異常時においてその機能を十分に発揮することができる。
(5) 補助フィルタエレメント20が取着される鉛直壁18aの貫通孔19は円孔状をなしていることから、面積当たりの通気抵抗が少なく、外気を円滑に吸入することができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明を具体化した第2実施形態を図3に基づいて説明する。なお、この第2実施形態以降の各実施形態では、第1実施形態と相違する点について主に説明する。
図3に示すように、補助フィルタエレメント20は送気側ダクト17の中心軸x方向の延長線上におけるハウジング12の鉛直壁18aに設けられた貫通孔19を塞ぐように取着されている。すなわち、補助フィルタエレメント20は、エンジンの吸気音が送気側ダクト17内を通って送気側ダクト17の中心軸x方向に直接当たる部位、言い換えれば吸気音が最も大きい部位に設けられている。
従って、この第2実施形態によれば、エンジンの燃焼室で生じた吸気音を補助フィルタエレメント20で有効に吸収することができるとともに、吸気装置10から外部へ放出される音を低減させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図4に基づいて説明する。
図4に示すように、補助フィルタエレメント20は送気側ダクト17の筒壁17a底部に設けられた貫通孔19を塞ぐように取着されている。この場合、補助フィルタエレメント20は送気側ダクト17の筒壁17aの下向き面に設けられている。従って、この第3実施形態によれば、エアクリーナ11に変更を加えることなく、送気側ダクト17を利用して補助フィルタエレメント20を設けることができる。さらに、補助フィルタエレメント20は送気側ダクト17の下向き面に設けられていることから、補助フィルタエレメント20に塵埃が堆積することを抑制することができ、異常時においてその機能を良好に発揮することができる。
(第4実施形態)
次いで、本発明を具体化した第4実施形態を図5に基づいて説明する。
図5に示すように、補助フィルタエレメント20はフィルタエレメント13より下流側におけるハウジング12の水平壁18bに設けられた貫通孔19を塞ぐように取着されている。この第4実施形態によれば、補助フィルタエレメント20をハウジング12の水平壁18bに透設された上向きの貫通孔19に上から嵌め込んで取着すればよいため、補助フィルタエレメント20の取付けを容易に行うことができる。
なお、前記各実施形態を次のように変更して実施することも可能である。
・ 図6(a)に示すように、補助フィルタエレメント20を板状に形成し、ハウジング12の周壁18外面に対し熱溶着によって貫通孔19を塞ぐように接合することもできる。このように構成することにより、ハウジング12内の負圧が大きくなっても補助フィルタエレメント20を剥がれ難くすることができる。
・ 図6(b)に示すように、補助フィルタエレメント20を、ハウジング12の周壁18の内面側が低密度不織布20bで、外面側が高密度不織布20cとなるように積層して構成することができる。この構成により、低密度不織布20bによって良好な吸音性を発揮することができるとともに、高密度不織布20cによって補助フィルタエレメント20の強度を向上させることができる。なお、低密度不織布20b又は高密度不織布20cを複数層で構成することも可能である。
・ 図6(c)に示すように、ハウジング12の鉛直壁18aに設けられた貫通孔19を周壁18の内面側ほど縮径するテーパ孔とし、補助フィルタエレメント20を同様に周壁18の内面側ほど縮径しテーパ孔に対応するテーパ面21を有するように構成することができる。このように構成した場合、各実施形態における補助フィルタエレメント20の係合片20aを設けることなくハウジング12内の負圧に対する抵抗性を発揮することができる。
・ 図6(d)に示すように、ハウジング12の鉛直壁18aに設けられた貫通孔19を周壁18の内面側が縮径する段差状に形成し、補助フィルタエレメント20を周壁18の内面側が縮径し、段差状の貫通孔19に対応する段部22を形成するように構成することができる。この場合、各実施形態における補助フィルタエレメント20の係合片20aを設けることなく送気筒16内の負圧に対する抵抗性を発揮することができる。
・ 図7に示すように、前記各実施形態において、補助フィルタエレメント20内に金属製の細いワイヤ23を格子状に配置することができる。このように構成することにより、補助フィルタエレメント20を補強することができ、ハウジング12内の負圧に対する抵抗性を一層向上させることができる。
・ 前記貫通孔19を断面楕円形状、断面多角形状等に形成することができ、補助フィルタエレメント20をそれに合わせて形成して、その貫通孔19に取着することができる。
・ 前記補助フィルタエレメント20をハウジング12の周壁18の複数箇所に設けることも可能である。
10…吸気装置、11…エアクリーナ、12…ハウジング、13…フィルタエレメント、15…吸気側ダクト、17…送気側ダクト、17a…筒壁、18…周壁、19…貫通孔、20…補助フィルタエレメント。

Claims (6)

  1. 吸気側ダクトからエアクリーナのハウジング内に吸入される被濾過ガスをフィルタエレメントで清浄化し、得られた清浄ガスをハウジングから送気側ダクトを介してエンジンに送り込む吸気装置において、
    前記フィルタエレメントが閉塞したときにフィルタエレメントより下流側における負圧高騰を解消するための補助フィルタエレメントがハウジングの周壁又は送気側ダクトの筒壁に形成された貫通孔を塞ぐように設けられるとともに、補助フィルタエレメントの通気度はフィルタエレメントの通気度よりも低く設定されていることを特徴とする内燃機関における吸気装置。
  2. 前記補助フィルタエレメントは不織布で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関における吸気装置。
  3. 前記補助フィルタエレメントは、ハウジングの下向き面又は鉛直面に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内燃機関における吸気装置。
  4. 前記補助フィルタエレメントは、ハウジングの周壁の外面に溶着により接合されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関における吸気装置。
  5. 前記補助フィルタエレメントは、密度の低い内面側の不織布と密度の高い外面側の不織布とが積層されて構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の内燃機関における吸気装置。
  6. 前記ハウジングの周壁に形成された貫通孔は円孔状をなしていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の内燃機関における吸気装置。
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