JP2011212540A - 洗浄条件選定装置、洗浄条件選定方法 - Google Patents

洗浄条件選定装置、洗浄条件選定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011212540A
JP2011212540A JP2010081402A JP2010081402A JP2011212540A JP 2011212540 A JP2011212540 A JP 2011212540A JP 2010081402 A JP2010081402 A JP 2010081402A JP 2010081402 A JP2010081402 A JP 2010081402A JP 2011212540 A JP2011212540 A JP 2011212540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
condition
separation membrane
inspection result
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010081402A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinao Kishine
義尚 岸根
Akiyoshi Konishi
日善 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP2010081402A priority Critical patent/JP2011212540A/ja
Publication of JP2011212540A publication Critical patent/JP2011212540A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

【課題】使用された分離膜を再使用するために効率的に洗浄する洗浄条件を選定する。
【解決手段】水処理装置において再使用される分離膜を洗浄する洗浄条件を選定する洗浄条件選定装置が、複数の分離膜を識別する分離膜識別情報と、分離膜が使用された後に性能が検査された検査結果とを対応付けて記憶し、検査結果に応じた検査結果条件と、検査結果条件に応じた分離膜の洗浄条件とを対応付けて記憶し、洗浄対象である分離膜を識別する分離膜識別情報の入力を受付け、入力された分離膜識別情報に対応付けられて記憶されている検査結果を読み出し、読み出した検査結果に対応する検査結果条件に対応付けられて記憶されている洗浄条件を、洗浄対象である分離膜の洗浄条件として選定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、水処理装置において再使用される分離膜を洗浄する技術に関する。
水を扱う工場などにおいて、水をろ過する分離膜を用いた水処理装置が利用されている。図11は、このような分離膜であるスパイラル型のRO膜(逆浸透膜:Reverse Osmosis Membrane)を有する分離膜エレメント6の例を示す図である。分離膜エレメント6は、透過水集水用のセンターパイプ5に分離膜2をスパイラル状に捲装した構造となっており、分離膜はこのような単位で扱われる。分離膜エレメント6に対して符号aに示す箇所から水が供給されると、分離膜2を透過した透過水は、センターパイプ5に集水され取り出される。分離膜2を透過しなかった濃縮水は、スパイラル状の分離膜2の膜間を通過し、符号bに示す箇所から排出される。
図12は、このような分離膜エレメント6を用いたろ過装置を示す図である。ここでは、ベッセル(圧力容器)7に、4本の分離膜エレメント6が直列に充填されている。各分離膜エレメント6は、ブラインシール3によってベッセル7内に区画され、コネクタ4によって直列に接続される。ベッセル7に供給水が供給されると、複数のRO膜2を順次透過した透過水が、センターパイプ5から取り出される。分離膜エレメント6を透過しなかった濃縮水は、濃縮水出口6から排水される。特許文献1には、このようなろ過装置において使用される分離膜を再使用する際に、定められた方法により洗浄する技術が提案されている。
特開2005−270794号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、使用後の分離膜の性能に関わらず一定の洗浄条件により分離膜を洗浄し、性能を回復させようとするものである。ここで、分離膜は、例えば使用される水処理装置の原水の含有成分、使用時間、使用箇所などにより汚染状況がことなる。このため、一定の洗浄条件により分離膜を洗浄する場合には、洗浄に過不足が存在する場合があると考えられる。例えば、洗浄のための薬品を過剰に使用したり、このために徒に膜の劣化を促進したり、逆に薬品が足りておらずに分離膜の性能が回復していなかったりすることがあると考えられる。そこで、分離膜の使用状況に応じた適切な分離膜の洗浄条件を選定し、洗浄することが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、使用された分離膜を再使用するために効率的に洗浄する洗浄条件を選定する洗浄条件選定装置、洗浄条件選定方法を提供することを目的とする。
本発明は、水処理装置において再使用される分離膜を洗浄する洗浄条件を選定する洗浄条件選定装置であって、複数の分離膜を識別する分離膜識別情報と、分離膜が使用された後に性能が検査された検査結果とが対応付けられて記憶される検査結果記憶部と、検査結果に応じた検査結果条件と、検査結果条件に応じた分離膜の洗浄条件とが対応付けられて記憶される洗浄条件記憶部と、洗浄対象である分離膜を識別する分離膜識別情報の入力を受付ける入力部と、入力部に入力された分離膜識別情報に対応付けられて検査結果記憶部に記憶されている検査結果を読み出し、読み出した検査結果に対応する検査結果条件に対応付けられて洗浄条件記憶部に記憶されている洗浄条件を、洗浄対象である分離膜の洗浄条件として選定する洗浄条件選定部と、を備えることを特徴とする。(請求項1)
また、本発明の洗浄条件選定装置は、検査結果記憶部に記憶される検査結果には、分離膜のフラックスと差圧とを示す情報が含まれ、洗浄条件記憶部は、フラックスと差圧とが含まれる検査結果条件に応じた洗浄条件として、分離膜の洗浄に用いる洗浄薬品の強度を示す洗浄薬品強度条件が記憶される洗浄薬品強度条件記憶部と、フラックスと差圧とが含まれる検査結果条件に応じた洗浄条件として、分離膜の洗浄時間を示す洗浄時間条件が記憶される洗浄時間条件記憶部と、を備えることを特徴とする。(請求項2)
また、本発明の洗浄条件選定装置は、洗浄薬品強度条件記憶部に記憶されている洗浄薬品強度条件には、フラックスと差圧とに応じて分離膜の洗浄に用いる酸薬品の強度を示す情報と、アルカリ薬品の強度を示す情報とが含まれ、洗浄時間条件記憶部に記憶されている洗浄時間条件には、フラックスと差圧とに応じて分離膜を酸薬品により洗浄する洗浄時間と、アルカリ薬品により洗浄する洗浄時間とが含まれることを特徴とする。(請求項3)
また、本発明の洗浄条件選定装置は、洗浄条件選定部によって選定された洗浄条件に基づいて分離膜を洗浄する洗浄システムを動作させる制御信号を洗浄システムに送信する制御信号送信部をさらに備えることを特徴とする。(請求項4)
また、本発明の洗浄条件選定方法は、水処理装置において再使用される複数の分離膜を識別する分離膜識別情報と、分離膜が使用された後に性能が検査された検査結果とが対応付けられて記憶される検査結果記憶部と、検査結果に応じた検査結果条件と、検査結果条件に応じた分離膜の洗浄条件とが対応付けられて記憶される洗浄条件記憶部とを備えた洗浄条件選定装置による洗浄条件選定方法であって、洗浄対象である分離膜を識別する分離膜識別情報の入力を受付けるステップと、入力された分離膜識別情報に対応付けられて検査結果記憶部に記憶されている検査結果を読み出し、読み出した検査結果に対応する検査結果条件に対応付けられて洗浄条件記憶部に記憶されている洗浄条件を、洗浄対象である分離膜の洗浄条件として選定するステップとを備えることを特徴とする。(請求項5)
以上説明したように、本発明によれば、水処理装置において再使用される分離膜を洗浄する洗浄条件を選定する洗浄条件選定装置が、複数の分離膜を識別する分離膜識別情報と、分離膜が使用された後に性能が検査された検査結果とを対応付けて記憶し、検査結果に応じた検査結果条件と、検査結果条件に応じた分離膜の洗浄条件とを対応付けて記憶し、洗浄対象である分離膜を識別する分離膜識別情報の入力を受付け、入力された分離膜識別情報に対応付けられて記憶されている検査結果を読み出し、読み出した検査結果に対応する検査結果条件に対応付けられて記憶されている洗浄条件を、洗浄対象である分離膜の洗浄条件として選定するようにしたので、使用された分離膜の検査結果に応じた効率的な洗浄条件を選定することができる。
本発明の洗浄方法選定装置に接続した洗浄システムの構成例を示す図である。 本発明の洗浄条件選定装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による検査結果のデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による洗浄薬品強度条件のデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による洗浄時間条件のデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態により選定された選定洗浄条件のデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態の洗浄条件選定処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のアルカリ薬品の洗浄条件選定処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の酸薬品の洗浄条件選定処理の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による洗浄制御処理の例を示すフローチャートである。 分離膜の例を示す図である。 分離膜を用いたろ過装置の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態により再使用される分離膜を洗浄する洗浄システム1を示す図である。洗浄システム1は、アルカリ薬品タンク10と、流量コントローラ11と、ポンプ12と、バルブ13と、酸薬品タンク20と、流量コントローラ21と、ポンプ22と、バルブ23と、洗浄用水タンク30と、流量コントローラ31と、ポンプ32と、バルブ33と、洗浄液タンク40と、流量コントローラ41と、ポンプ42と、バルブ43と、洗浄の対象である分離膜を有する洗浄ベッセル50と、バルブ51と、排水ピット52と、バルブ53と、排水ピット54と、洗浄条件選定装置100とを備えている。
アルカリ薬品タンク10は、洗浄ベッセル50を洗浄するアルカリ薬品を貯留する貯槽である。流量コントローラ11は、洗浄条件選定装置100から送信される制御信号に応じて、ポンプ12に制御信号を送信して動作させる。ポンプ12は、流量コントローラ11から送信される制御信号に応じてモーターを駆動させ、アルカリ薬品タンク10に貯留されたアルカリ薬品を吸い上げる。バルブ13は、洗浄条件選定装置100から送信される制御信号に応じて開閉し、ポンプ12によって吸い上げられたアルカリ薬品の流れを制御する弁である。すなわち、アルカリ薬品タンク10に貯留されたアルカリ薬品は、流量コントローラ11から送信される制御信号に応じて動作するポンプ12に吸い上げられ、バルブ13を介して洗浄液タンク40に貯留される。
同様に、酸薬品タンク20は、洗浄ベッセル50を洗浄する酸薬品を貯留する貯槽である。酸薬品タンク20に貯留された酸薬品は、流量コントローラ21から送信される制御信号に応じて動作するポンプ22に吸い上げられ、バルブ23を介して洗浄液タンク40に貯留される。
洗浄用水タンク30は、洗浄ベッセル50を洗浄する酸薬品やアルカリ薬品を希釈する洗浄用水を貯留する貯槽である。洗浄用水タンク30に貯留された洗浄用水は、流量コントローラ31から送信される制御信号に応じて動作するポンプ32によって吸い上げられ、バルブ33を介して洗浄液タンク40に貯留される。
洗浄液タンク40は、洗浄ベッセル50を洗浄する洗浄液を貯留する貯槽である。洗浄液タンク40に貯留された洗浄液は、流量コントローラ41から送信される制御信号に応じて動作するポンプ42によって吸い上げられ、バルブ43を介して洗浄ベッセル50に供給される。
洗浄ベッセル50は、洗浄対象の分離膜を有するろ過装置である。洗浄ベッセル50では、供給される供給水が分離膜により透過され、バルブ53を介して透過水が排水される。排水された透過水は、排水ピット54に貯留される。洗浄ベッセル50の分離膜で透過しなかった濃縮水は、バルブ51を介して排水され、排水ピット52に貯留される。
洗浄条件選定装置100は、洗浄システム1が備える各部に制御信号を送信して動作させ、洗浄ベッセル50を洗浄させる洗浄制御を行うコンピュータ装置である。図2は、洗浄条件選定装置100の構成を示すブロック図である。洗浄条件選定装置100は、入力部110と、検査結果記憶部120と、洗浄条件記憶部130と、選定洗浄条件記憶部140と、洗浄条件選定部150と、制御信号送信部160とを備えている。
入力部110は、キーボードやマウスなどの入力デバイスであり、ユーザからのデータ入力を受付ける。例えば、入力部110には、洗浄対象である分離膜を識別する分離膜識別情報(膜ID)などが入力される。
検査結果記憶部120には、分離膜を識別する分離膜識別情報と、水処理装置において分離膜が使用された後に性能が検査された検査結果が記憶される。ここで、検査結果記憶部120に記憶される検査結果には、分離膜のフラックスと差圧とを示す情報が含まれる。図3は、検査結果記憶部120に記憶される検査結果のデータ例を示す図である。検査結果記憶部120には、分離膜を識別する分離膜識別情報である膜IDごとに、検査結果であるフラックスおよび差圧の値と、検査された日付との情報が対応付けられて記憶される。フラックスは、分離膜の単位膜面積当たりの1日当たりのろ過水流量である。差圧は、分離膜に対する供給側の圧力と、濃縮水が排水される排水側の圧力との差である。これらの検査結果は、再使用の対象である分離膜が使用された後に行われた性能の検査に応じて入力され、記憶される。
洗浄条件記憶部130には、使用された分離膜の性能の検査結果と、その検査結果の値に応じた分離膜の洗浄条件とが対応付けられて記憶される。ここでは、洗浄条件記憶部130は、洗浄条件である洗浄薬品強度条件が記憶されている洗浄薬品強度条件記憶部131と、洗浄条件である洗浄時間条件が記憶されている洗浄時間条件記憶部132とを備えている。
洗浄薬品強度条件記憶部131には、分離膜のフラックスと差圧とに応じて分離膜の洗浄に用いる洗浄薬品の強度を示す洗浄薬品強度条件が記憶される。ここで、洗浄薬品強度条件記憶部131に記憶されている洗浄薬品強度条件には、分離膜の洗浄に用いる酸薬品の強度(pH)を示す情報と、アルカリ薬品の強度(pH)を示す情報とが含まれる。図4は、洗浄薬品強度条件記憶部131に記憶される洗浄薬品強度条件のデータ例を示す図である。ここでは、例えば、差圧が0.6MPa超であり、フラックスが0.8m/m/d未満である場合には、洗浄する酸薬品のpHが3.2であり、洗浄するアルカリ薬品のpHが12.4であることを示している。このように、一般的には、差圧の値が低ければ酸洗浄の強度を上げ、差圧の値が高ければ酸洗浄の強度を下げるように設定する。また、フラックスが高ければアルカリ洗浄の強度を下げ、フラックスが低ければアルカリ洗浄の強度を上げるように設定する。ここで、強度を上げるとは、pHの値を高くすることをいい、強度を下げるとは、pHの値を低くすることをいう。
洗浄時間条件記憶部132には、使用された分離膜のフラックスと差圧とに応じた分離膜の洗浄時間を示す洗浄時間条件が記憶される。ここで、洗浄時間条件記憶部132に記憶されている洗浄時間条件には、フラックスと差圧とに応じた、分離膜を酸薬品により洗浄する洗浄時間と、アルカリ薬品により洗浄する洗浄時間とが含まれる。図5は、洗浄時間条件記憶部132に記憶される洗浄時間条件のデータ例を示す図である。ここでは、例えば、差圧が0.6MPa超であり、フラックスが0.8m/m/d未満である場合には、酸薬品による洗浄時間が6(時間)であり、アルカリ薬品による洗浄時間が4(時間)であることを示している。このように、一般的には、差圧が低ければ酸洗浄時間を下げ、差圧が高ければ酸洗浄時間を上げるように設定する。また、フラックスが高ければアルカリ洗浄時間を下げ、フラックスが低ければアルカリ洗浄時間を上げるように設定する。
このように、フラックスと差圧との関係に応じて、分離膜の性能劣化の原因を推定し、推定に応じた洗浄条件を設定して洗浄条件記憶部130に記憶させておく。ただし、洗浄薬品強度条件および洗浄時間条件は、分離膜の差圧とフラックスをパラメータとした関係式を予め記憶し、記憶した関係式を用いて算出するようにしてもよい。
選定洗浄条件記憶部140には、洗浄対象である膜ID毎に、検査結果に応じて洗浄条件選定部150によって選定された選定洗浄条件が記憶される。図6は、選定洗浄条件記憶部140に記憶される選定洗浄条件のデータ例を示す図である。ここでは、例えば、膜IDが「0001」である分離膜に対しては、pHが5.7である酸薬品によって、3時間の洗浄を行い、またpHが10.8であるアルカリ薬品によって、3時間の洗浄を行うことが示されている。日付は、検査が行われた日付であり、検査結果記憶部120に記憶されている日付と同一である。
洗浄条件選定部150は、検査結果記憶部120から、膜ID毎に対応する検査結果を読み出し、読み出した検査結果に対応する洗浄条件を洗浄条件記憶部130から読み出して、対応する分離膜エレメントの洗浄条件として選定する。
制御信号送信部160は、選定洗浄条件記憶部140に記憶された選定洗浄条件に基づいて、洗浄システム1の各部に制御信号を送信して動作させる洗浄制御を行う。例えば、制御信号送信部160は、流量コントローラ11と、流量コントローラ21と、流量コントローラ31と、流量コントローラ41と、バルブ13と、バルブ23と、バルブ33と、バルブ43と、バルブ51と、バルブ53とに制御信号を送信して動作させる。これにより、洗浄システム1の各部が動作し、洗浄ベッセル50の分離膜が洗浄される。制御信号送信部160は、例えば、選定洗浄条件記憶部140に記憶されている膜ID毎に、連続して洗浄制御を順次行っても良いし、定められた一定時間間隔毎に行っても良い。あるいは、例えば、ユーザによって入力部110に入力される洗浄開始命令などに応じて、分離膜の洗浄を開始するようにしても良い。このとき、例えば、制御信号送信部160は、洗浄ベッセル50に対する酸薬品による洗浄を行った後に、アルカリ薬品による洗浄制御を行う。
次に、本実施形態による洗浄条件選定装置100の動作例を説明する。図7は、洗浄条件選定装置100が洗浄条件を選定する動作例を示すフローチャートである。
入力部110は、洗浄対象の分離膜の膜IDの入力を受付ける(ステップS1)。洗浄条件選定部150は、入力された膜IDに対応する検査結果を、洗浄条件記憶部130から読み出す(ステップS2)。そして、洗浄条件選定部150は、読み出した検査結果に対応する洗浄条件を洗浄条件記憶部130から読み出し、選定洗浄条件記憶部140に記憶させる。例えば、洗浄条件選定部150は、検査結果に対応する洗浄時間条件を洗浄時間条件記憶部132から読み出し、選定洗浄条件記憶部140に記憶させる(ステップS3)。また、検査結果に対応する洗浄薬品強度条件を洗浄薬品強度条件記憶部131から読み出し、選定洗浄条件記憶部140に記憶させる(ステップS4)。このように、洗浄条件選定部150は、洗浄条件を選定して選定洗浄条件記憶部140に記憶させ、処理を終了する。
ここで、図3〜5に示した検査結果、洗浄時間条件、洗浄薬品強度条件に対応する洗浄条件の選定処理例を説明する。
図8は、アルカリ薬品による洗浄に関する洗浄条件選定処理の例を示すフローチャートである。洗浄条件選定部150は、検査結果記憶部120から、洗浄対象の膜IDに対応するフラックスを読み出し、フラックス(m/m/d)の値が、0.8未満であるか、0.8〜1.2の範囲内であるか、1.2超であるかを判定する(ステップS11)。ここで、洗浄条件選定部150が、フラックス(m/m/d)の値が0.8未満であると判定すると、膜IDに対応する選定洗浄条件のアルカリ洗浄pHに12.4を対応付けて、選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS12)。また、膜IDに対応する選定洗浄条件のアルカリ洗浄時間に4を対応付けて、選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS13)。
ステップS11において、洗浄条件選定部150が、フラックス(m/m/d)の値が0.8〜1.2の範囲内であると判定すると、膜IDに対応する選定洗浄条件のアルカリ洗浄pHに10.8を対応付けて、選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS14)。また、膜IDに対応する選定洗浄条件のアルカリ洗浄時間(hr)に3を対応付けて、選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS15)。あるいは、ステップS11において、洗浄条件選定部150が、フラックス(m/m/d)の値が1.2超であると判定すると、膜IDに対応する選定洗浄条件のアルカリ洗浄pHに9.2を対応付けて、選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS16)。また、膜IDに対応する選定洗浄条件のアルカリ洗浄時間(hr)に2を対応付けて、選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS17)。洗浄条件選定部150は、このように、アルカリ薬品による洗浄に関する洗浄条件選定処理を行う。
図9は、酸薬品による洗浄に関する洗浄条件選定処理の例を示すフローチャートである。洗浄条件選定部150は、検査結果記憶部120から、洗浄対象の膜IDに対応する差圧を読み出し、差圧(MPa)の値が、0.2未満であるか、0.2〜0.6の範囲内であるか、0.6超であるかを判定する(ステップS21)。ここで、洗浄条件選定部150が、差圧(MPa)の値が0.2未満であると判定すると、膜IDに対応する選定洗浄条件の酸洗浄pHに5.7を対応付けて、選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS22)。また、洗浄条件選定部150は、フラックス(m/m/d)の値を判定し(ステップS23)、フラックス(m/m/d)の値が0.8未満であれば酸洗浄時間(hr)に4を対応付けて選定洗浄条件記憶部140に登録し(ステップS24)、フラックス(m/m/d)の値が0.8〜1.2の範囲内であれば酸洗浄時間(hr)に3を対応付けて選定洗浄条件記憶部140に登録し(ステップS25)、フラックス(m/m/d)の値が1.2超であれば酸洗浄時間(hr)に2を対応付けて選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS26)。
ステップS21において、洗浄条件選定部150が、差圧(MPa)の値が0.2〜0.6の範囲内であると判定すると、膜IDに対応する選定洗浄条件の酸洗浄pHに4.5を対応付けて、選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS31)。また、洗浄条件選定部150は、フラックス(m/m/d)の値を判定し(ステップS32)、フラックス(m/m/d)の値が0.8未満であれば酸洗浄時間(hr)に5を対応付けて選定洗浄条件記憶部140に登録し(ステップS33)、フラックス(m/m/d)の値が0.8〜1.2の範囲内であれば酸洗浄時間(hr)に4を対応付けて選定洗浄条件記憶部140に登録し(ステップS34)、フラックス(m/m/d)の値が1.2超であれば酸洗浄時間(hr)に3を対応付けて選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS35)。
ステップS21において、洗浄条件選定部150が、差圧(MPa)の値が0.6超であると判定すると、膜IDに対応する選定洗浄条件の酸洗浄pHに3.2を対応付けて、選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS41)。また、洗浄条件選定部150は、フラックス(m/m/d)の値を判定し(ステップS42)、フラックス(m/m/d)の値が0.8未満であれば酸洗浄時間(hr)に6を対応付けて選定洗浄条件記憶部140に登録し(ステップS43)、フラックス(m/m/d)の値が0.8〜1.2の範囲内であれば酸洗浄時間(hr)に5を対応付けて選定洗浄条件記憶部140に登録し(ステップS44)、フラックス(m/m/d)の値が1.2超であれば酸洗浄時間(hr)に4を対応付けて選定洗浄条件記憶部140に登録する(ステップS45)。洗浄条件選定部150は、このように、酸薬品による洗浄に関する洗浄条件選定処理を行う。
図10は、洗浄条件選定装置100による洗浄制御処理の動作例を示すフローチャートである。
入力部110は、洗浄実行対象の分離膜の膜IDの入力を受付ける(ステップS50)。制御信号送信部160は、入力された膜IDに対応する選定洗浄条件を選定洗浄条件記憶部140から読み出す。制御信号送信部160は、選定洗浄条件に含まれるアルカリ洗浄pHの値に応じて、流量コントローラ11とバルブ13とに制御信号を送信してポンプ12とバルブ13とを動作させ、定められた量のアルカリ薬品を洗浄液タンク40に送液させる(ステップS51)。また、制御信号送信部160は、流量コントローラ31とバルブ33とに制御信号を送信してポンプ32とバルブ33とを動作させ、定められた量の洗浄用水を洗浄液タンク40に送液させ、アルカリ洗浄pHの値に応じてアルカリ薬品を希釈させる(ステップS52)。制御信号送信部160は、流量コントローラ41とバルブ43とに制御信号を送信してポンプ42とバルブ43とを動作させ、選定洗浄条件に含まれるアルカリ洗浄時間(hr)に応じて、洗浄液タンク40に貯留された洗浄液を洗浄ベッセル50に供給する(ステップS53)。そして、制御信号送信部160は、バルブ51とバルブ53とに制御信号を送信して、洗浄ベッセル内の洗浄液を排水ピット52または排水ピット54に排水する(ステップS54)。
アルカリ薬品による洗浄が完了すると、制御信号送信部160は、選定洗浄条件に含まれる酸洗浄pHの値に応じて、流量コントローラ21とバルブ23とに制御信号を送信してポンプ22とバルブ23とを動作させ、定められた量の酸薬品を洗浄液タンク40に送液させる(ステップS55)。また、制御信号送信部160は、流量コントローラ31とバルブ33とに制御信号を送信してポンプ32とバルブ33とを動作させ、定められた量の洗浄用水を洗浄液タンク40に送液させ、酸洗浄pHの値に応じて酸薬品を希釈させる(ステップS56)。制御信号送信部160は、流量コントローラ41とバルブ43とに制御信号を送信してポンプ42とバルブ43とを動作させ、選定洗浄条件に含まれる酸洗浄時間(hr)に応じて、洗浄液タンク40に貯留された洗浄液を洗浄ベッセル50に供給する(ステップS57)。そして、制御信号送信部160は、バルブ51とバルブ53とに制御信号を送信して、洗浄ベッセル内の洗浄液を排水ピット52または排水ピット54に排水する(ステップS58)。このように、洗浄条件選定装置100は、洗浄システム1が備える各部に制御信号を送信して、洗浄ベッセル50の分離膜を洗浄させる。
なお、本実施形態では、洗浄条件選定装置100が、洗浄システム1の各部に制御信号を送信して洗浄ベッセルを洗浄させる例を説明したが、洗浄条件選定部150が選定した選定洗浄条件を、例えば洗浄条件選定装置100が備える表示部に表示させて処理を終了するようにしても良い。この場合、洗浄条件選定装置100の表示部に表示された洗浄条件を管理者等のユーザが確認し、確認した選定方法に基づいて洗浄ベッセル50の洗浄を行うことができる。
また、洗浄条件記憶部130に記憶させる洗浄条件は、例えば、再使用する分離膜が使用されていた原水の種類に応じて異なる値を予め定め、複数の洗浄条件テーブルを記憶させておくようにしても良い。この場合、例えば、原水に含まれるマグネシウム、カルシウム、シリカなどのスケール原因物質や、微生物や有機物などのスライム原因物質など、フィルタの性能を低下させるファウリング原因物質の量に応じて異なる洗浄条件テーブルを予め記憶させておき、洗浄条件を決定するようにしても良い。また、洗浄条件記憶部130には、例えば、差圧とフラックスとに応じて使用する洗浄薬品を対応付けた洗浄条件を記憶させるようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、使用後の分離膜の差圧とフラックスとに基づいて、分離膜が使用された原水の環境に応じた最適な洗浄条件を選定することが可能となる。これにより、分離膜に適切な性能を回復させることができる。また、洗浄のために薬品を過剰にすることなく、また過剰な洗浄により分離膜を劣化させることを防ぐことができる。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより洗浄制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1 洗浄システム
10 アルカリ薬品タンク
11 流量コントローラ
12 ポンプ
13 バルブ
20 酸薬品タンク
21 流量コントローラ
22 ポンプ
23 バルブ
30 洗浄用水タンク
31 流量コントローラ
32 ポンプ
33 バルブ
40 洗浄液タンク
41 流量コントローラ
42 ポンプ
43 バルブ
50 洗浄ベッセル
51 バルブ
52 排水ピット
53 バルブ
54 排水ピット
100 洗浄条件選定装置
110 入力部
120 検査結果記憶部
130 洗浄条件記憶部
131 洗浄薬品強度条件記憶部
132 洗浄時間条件記憶部
140 選定洗浄条件記憶部
150 洗浄条件選定部
160 制御信号送信部

Claims (5)

  1. 水処理装置において再使用される分離膜を洗浄する洗浄条件を選定する洗浄条件選定装置であって、
    複数の前記分離膜を識別する分離膜識別情報と、当該分離膜が使用された後に性能が検査された検査結果とが対応付けられて記憶される検査結果記憶部と、
    前記検査結果に応じた検査結果条件と、当該検査結果条件に応じた前記分離膜の洗浄条件とが対応付けられて記憶される洗浄条件記憶部と、
    洗浄対象である前記分離膜を識別する前記分離膜識別情報の入力を受付ける入力部と、
    前記入力部に入力された前記分離膜識別情報に対応付けられて前記検査結果記憶部に記憶されている前記検査結果を読み出し、読み出した当該検査結果に対応する前記検査結果条件に対応付けられて前記洗浄条件記憶部に記憶されている前記洗浄条件を、前記洗浄対象である前記分離膜の洗浄条件として選定する洗浄条件選定部と、
    を備えることを特徴とする洗浄条件選定装置。
  2. 前記検査結果記憶部に記憶される前記検査結果には、前記分離膜のフラックスと差圧とを示す情報が含まれ、
    前記洗浄条件記憶部は、
    フラックスと差圧とが含まれる前記検査結果条件に応じた前記洗浄条件として、前記分離膜の洗浄に用いる洗浄薬品の強度を示す洗浄薬品強度条件が記憶される洗浄薬品強度条件記憶部と、
    フラックスと差圧とが含まれる検査結果条件に応じた前記洗浄条件として、前記分離膜の洗浄時間を示す洗浄時間条件が記憶される洗浄時間条件記憶部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の洗浄条件選定装置。
  3. 洗浄薬品強度条件記憶部に記憶されている前記洗浄薬品強度条件には、前記フラックスと前記差圧とに応じて前記分離膜の洗浄に用いる酸薬品の強度を示す情報と、アルカリ薬品の強度を示す情報とが含まれ、
    洗浄時間条件記憶部に記憶されている前記洗浄時間条件には、前記フラックスと前記差圧とに応じて前記分離膜を前記酸薬品により洗浄する洗浄時間と、前記アルカリ薬品により洗浄する洗浄時間とが含まれる
    ことを特徴とする請求項2に記載の洗浄条件選定装置。
  4. 前記洗浄条件選定部によって選定された前記洗浄条件に基づいて前記分離膜を洗浄する洗浄システムを動作させる制御信号を当該洗浄システムに送信する制御信号送信部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に洗浄条件選定装置。
  5. 水処理装置において再使用される複数の分離膜を識別する分離膜識別情報と、当該分離膜が使用された後に性能が検査された検査結果とが対応付けられて記憶される検査結果記憶部と、前記検査結果に応じた検査結果条件と、当該検査結果条件に応じた前記分離膜の洗浄条件とが対応付けられて記憶される洗浄条件記憶部とを備えた洗浄条件選定装置による洗浄条件選定方法であって、
    洗浄対象である前記分離膜を識別する前記分離膜識別情報の入力を受付けるステップと、
    入力された前記分離膜識別情報に対応付けられて前記検査結果記憶部に記憶されている前記検査結果を読み出し、読み出した当該検査結果に対応する前記検査結果条件に対応付けられて前記洗浄条件記憶部に記憶されている前記洗浄条件を、前記洗浄対象である前記分離膜の洗浄条件として選定するステップと
    を備えることを特徴とする洗浄条件選定方法。
JP2010081402A 2010-03-31 2010-03-31 洗浄条件選定装置、洗浄条件選定方法 Pending JP2011212540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010081402A JP2011212540A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 洗浄条件選定装置、洗浄条件選定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010081402A JP2011212540A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 洗浄条件選定装置、洗浄条件選定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011212540A true JP2011212540A (ja) 2011-10-27

Family

ID=44942862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010081402A Pending JP2011212540A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 洗浄条件選定装置、洗浄条件選定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011212540A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015053519A1 (ko) * 2013-10-08 2015-04-16 코웨이 주식회사 2 배열로 구성된 ro/nf 분리막 시스템의 화학 세정 방법
JP2017018859A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 株式会社東芝 膜洗浄制御方法、膜洗浄制御装置、及び水処理システム
WO2020158895A1 (ja) * 2019-01-31 2020-08-06 旭化成株式会社 フィルター洗浄条件の決定方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015053519A1 (ko) * 2013-10-08 2015-04-16 코웨이 주식회사 2 배열로 구성된 ro/nf 분리막 시스템의 화학 세정 방법
JP2017018859A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 株式会社東芝 膜洗浄制御方法、膜洗浄制御装置、及び水処理システム
WO2020158895A1 (ja) * 2019-01-31 2020-08-06 旭化成株式会社 フィルター洗浄条件の決定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11713259B2 (en) Containerized desalination system
JP2011212608A (ja) リユース分離膜の管理装置、管理プログラム、および、管理方法
JP6607319B2 (ja) 分離膜モジュールの詰まり箇所特定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、造水システム及び造水方法
Brepols et al. Strategies for chemical cleaning in large scale membrane bioreactors
WO2013094428A1 (ja) 逆浸透処理装置および逆浸透処理装置の洗浄方法
US7833420B2 (en) Method for cleaning reclaimed water reuse device
JP2011212540A (ja) 洗浄条件選定装置、洗浄条件選定方法
Bogati et al. Optimization of chemical cleaning for improvement of membrane performance and fouling control in drinking water treatment
JP4718873B2 (ja) 膜濾過設備の制御装置
CN109311704A (zh) 造水系统有无故障判断程序和故障判断装置、以及记录介质
JP6376283B2 (ja) 分離膜診断方法、水処理方法、分離膜診断装置、水処理装置及び分離膜診断プログラム
US11790325B2 (en) Operation support device and operation support method
JP6662407B2 (ja) 逆浸透システムの診断装置
JP2016012158A (ja) プラント異常予知装置、異常予知装置、表示装置及び表示方法
JP7161280B2 (ja) Ro膜の洗浄管理方法
JP2005351707A (ja) 膜ろ過性能の検知方法、検知装置、膜ろ過方法および膜ろ過装置
JP4754884B2 (ja) 逆洗システム
JP2014055441A (ja) 地下水浄化処理装置の運転管理システム及び運転管理方法
TWI837129B (zh) 逆滲透系統的診斷裝置
JP7168102B2 (ja) 水処理装置設計支援装置及び水処理装置設計支援方法
JP6049411B2 (ja) 地下水浄化処理装置の運転支援システム及び運転支援方法
JP6645535B2 (ja) 逆浸透システムの診断装置
JP5499843B2 (ja) 分離膜エレメント選定装置、分離膜エレメント選定方法
WO2022181687A1 (ja) Roシステムの制御方法
KR20210011368A (ko) 역침투 시스템의 진단 장치