JP2011211565A - 光通信システム、光通信システムの光信号送受信方法及び光送受信モジュール - Google Patents

光通信システム、光通信システムの光信号送受信方法及び光送受信モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】外部装置や光伝送路の繋ぎ換えの必要が無く、簡易に光信号のループバックテストを行うことができる光通信システム、光通信システムの光信号送受信方法及び光送受信モジュールを提供すること。
【解決手段】本発明は、光送受信モジュール1及び2を有する。光送受信モジュール1は送信器3及び受信器4を有する。光送受信モジュール1は送信器6及び受信器7を有する。通常通信モードにおいては、受信器7は送信器3から送信される光信号S11を受信し、受信器4は送信器6から送信される光信号S21を受信する。ループバック通信モードにおいては、少なくとも受信器4は、送信器3から送信され、光送受信モジュール2により転送され、送信器6から受信器4へ送信される光信号S12を受信する。
【選択図】図1A

Description

本発明は光通信システム、光通信システムの光信号送受信方法及び光送受信モジュールに関し、特に自己診断を行うことができる光通信システム、光通信システムの光信号送受信方法及び光送受信モジュールに関する。
近年、コンピュータ、サーバ、ルータ及びストレージ等の装置間または装置内において、これまで電気配線で行っていた高速インターコネクション(Gbps以上の伝送レートによる接続をいう)を光配線に置き換える、いわゆる光インターコネクションに関する研究開発が活発化してきている。1配線あたり10Gbps以上の伝送レートを電気配線により実現する場合には、その伝送可能距離は高々数cm〜数十cmに制限される。さらに、この場合には、一般に波形整形回路が必要とされるため、総消費電力が増大する問題がある。また、電気信号線を並列化して総伝送容量を増加させた場合、同じ総伝送容量でも1配線あたりの伝送容量を大きく出来る光配線に比べて、圧倒的に伝送路占有面積、またはケーブル断面積が増加し、実装上の問題が顕在化してしまう。これらの問題は、今後の情報通信機器の発展を阻害する要因となる。
光インターコネクションの研究開発が活発化している理由の一つは、これらの問題を克服できると期待されるためである。最近では、XFPやSFP+といった単芯でビットレートが10Gbpsを超えるMSA(Multi Source Agreement)規格の小型光送受信モジュールだけでなく、POP4、QSFP、SNAP12及びCXPのような多芯型光送受信モジュールや、波長多重に対応したモジュール(例えば、特許文献1)の商用化まで進んでいる。
図7は、通常の多芯型光送受信モジュールを用いて通信を行う場合の光通信システム700の概要図である。この光通信システム700は、図7に示すように、8チャネルの光通信システムであり、多芯型光送受信モジュール701と多芯型光送受信モジュール702との間が光伝送路703a〜hで結ばれている。多芯型光送受信モジュール701には、送信部701aと受信部701bが設けられている。送信部701aには送信ポートTx1〜4が設けられ、受信部701bには受信ポートRx5〜8が設けられている。多芯型光送受信モジュール702には、送信部702aと受信部702bが設けられている。送信部702aには送信ポートTx5〜8が設けられ、受信部702bには受信ポートRx1〜4が設けられている。送信ポートTx1〜8は、それぞれ光伝送路703a〜hを介して、対向する受信ポートRx1〜8に光信号S1〜8を送信する。すなわち、通常の多芯型光送受信モジュールを用いて通信を行う場合の光通信システムは、1対1の通信を基本としたシンプルな構成を有している。
これらの現在商用化されている光送受信モジュールは、その内部に搭載された半導体光発光素子の信頼性が低い。そのため、電気通信コンポーネントに比べてまだ不安を持つユーザーが多く、さらなる高信頼化が強く望まれている。また、システム全体の消費電力を低減するため、余分なパワー消費を可能な限り抑えるための有効なパワーマネージメント手段(出力信号パワーの最適化など)も求められている。これらのニーズに対応するためには、具体的には、自己診断機能の搭載が最低限必要である。
一般の基幹系用光モジュールでは、光送信器側に光出力パワーモニター専用のPD(Photodiode)およびアンプといった専用コンポーネントを別途搭載することにより、光送信器の状態をモニターするものが存在する。また、専用の外部装置(試験装置)を光伝送路に接続することにより、光伝送路の診断を行うことができる技術が知られている(例えば、特許文献2)。特許文献2では、各光伝送路を診断するには、光伝送路や試験装置のつなぎ替えが必要である。更に、試験装置から送信した光信号を光送受信モジュールで受信することができないため、光送受信モジュールを含めた包括的な診断を行うことはできない。しかし、光インターコネクション用モジュールに自己診断機能の付与を目的として、このような専用コンポーネントを搭載することは現実的ではない。専用コンポーネントの搭載によるコスト増加及びサイズの増大を考慮すると、低コストかつ小サイズが要求される光インターコネクション用モジュールには採用が難しいためである。
特開2004−109313号公報 特開平11−215059号公報
自己診断機能を有する光インターコネクション用の光通信システムの低コスト化及び小サイズ化を実現するには、光送受信モジュール筐体内に内蔵されている光受信器を用いて自己診断を行う方法、いわゆるループバックテストを行う方法を用いれば良い。さらには、光受信器及び光伝送路の特性を把握する際には、そもそも、ループバックテストが不可欠である。しかしながら、これまで、専用の外部装置や光伝送路(主に光ファイバ)の繋ぎ換えを必要とせずに、光信号のループバックテストを行うことができる光送受信モジュールや光通信システムは存在していなかった。
本発明の目的は、専用の外部装置や光伝送路の繋ぎ換えの必要が無く、簡易に光信号のループバックテストを行うことができる光通信システム、光通信システムの光信号送受信方法及び光送受信モジュールを提供することにある。
本発明の一態様である光通信システムは、相互に光信号の送信及び受信を行う第1の光送受信モジュール及び第2の光送受信モジュールを少なくとも備え、前記第1の光送受信モジュール及び前記第2の光送受信モジュールは、光信号を送信する送信器と、光信号を受信する受信器と、を少なくとも備え、通常通信モードにおいては、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、ループバック通信モードにおいては、少なくとも前記第1の光送受信モジュールの前記受信器は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信され、前記第2の光送受信モジュールにより転送され、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から当該受信器へ送信される光信号を受信するものである。
本発明の一態様である光送受信モジュールは、他の光送受信モジュールとの間でループバック通信を行う光送受信モジュールであって、光信号を送信する送信器と、光信号を受信する受信器と、を少なくとも備え、通常通信モードにおいては、当該光送受信モジュールの前記受信器は、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、ループバック通信モードにおいては、当該光送受信モジュールの前記受信器は、当該光送受信モジュールの前記送信器から出力され、前記他の光送受信モジュールにより転送され、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信するものである。
本発明の一態様である光通信システムの光信号送受信方法は、相互に光信号の送信及び受信を行う第1の光送受信モジュール及び第2の光送受信モジュールを有する光通信システムの光信号送受信方法であって、通常通信モードにおいては、第1の送受信モジュールの送信器から送信する光信号を、第2の光送受信モジュールの受信器で受信し、第2の送受信モジュールの送信器から送信する光信号を、第1の光送受信モジュールの受信器で受信し、ループバック通信モードにおいては、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信する光信号を、前記第2の送受信モジュールにより転送して、前記第2の送受信モジュールの前記送信器から前記第1の送受信モジュールの前記受信器で受信するものである。
本発明によれば、専用の外部装置や光伝送路の繋ぎ換えの必要が無く、簡易に光信号のループバックテストを行うことができる光通信システム、光通信システムの光信号送受信方法及び光送受信モジュールを提供することができる。
実施の形態1にかかる光通信システム100の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態1にかかる光通信システム100の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態2にかかる光通信システム200の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態2にかかる光通信システム200の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態3にかかる光通信システム300の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態3にかかる光通信システム300の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態4にかかる光通信システム400の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態4にかかる光通信システム400の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態5にかかる光通信システム500の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態5にかかる光通信システム500の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態5にかかる光通信システム600の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 実施の形態5にかかる光通信システム600の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。 通常の多芯型光送受信モジュールを用いて通信を行う場合の光通信システム700の概要図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1Aは、実施の形態1にかかる光通信システム100の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。図1Bは、実施の形態1にかかる光通信システム100の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。まず、図1Aを参照して、光通信システム100の構成について説明する。光通信システム100は、光送受信モジュール1の送信ポートTx1と光送受信モジュール2の受信ポートRx1とが、光伝送路9aにより光学的に接続されている。また、光送受信モジュール1の受信ポートRx2と光送受信モジュール2の送信ポートTx2とが、光伝送路9bにより光学的に接続されている。光送受信モジュール1は、送信器3、受信器4、光信号転送手段5により構成される。光送受信モジュール2は、送信器6、受信器7、光信号転送手段8により構成される。なお、図1Bに示す光通信システム100の構成は、図1Aと同様であるので説明を省略する。
次に、図1Aを参照して、通常通信モードにおける光通信システムの動作について説明する。通常通信モードにおいては、光送受信モジュール1には、入力データ信号IN11及び制御信号CONT11が入力される。送信器3は、入力データ信号IN11に対応した及び制御信号CONT11に応じて光信号S11を送信する。光信号S11は、光伝送路9aを経由して光送受信モジュール2に入り、光信号転送手段8を通過して受信器7にて受信される。受信器7は、受信した光信号S11を光電変換して生成した出力データ信号OUT2を、外部の情報処理装置等に出力する。
一方、光送受信モジュール2には、入力データ信号IN21及び制御信号CONT21が入力される。送信器6は、入力データ信号IN21及び制御信号CONT21に応じて光信号S21を送信する。光信号S21は、光伝送路9bを経由して光送受信モジュール1に入り、光信号転送手段5を通過して受信器4にて受信される。受信器4は、受信した光信号S21を光電変換して生成した出力データ信号OUT1を、外部の情報処理装置等に出力する。これにより、通常通信モードにおける光通信システム100は、光送受信モジュール1と光送受信モジュール2との間で、データ通信を行うことができる。
次に、図1Bを参照して、ループバック通信モードにおける光通信システム100の動作について説明する。ループバック通信モードにおいては、光送受信モジュール1には、入力データ信号IN12及び制御信号CONT12が入力される。送信器3は、入力データ信号IN12及び制御信号CONT12に応じて光信号S12を送信する。光信号S12は、光伝送路9aを経由して光送受信モジュール2に入る。光信号S12は、光信号転送手段8により送信器6に転送される。転送された光信号S12は、送信器6から光伝送路9bを介して光送受信モジュール1に送信される。その後、光信号S12は、光信号転送手段5を通過して受信器4にて受信される。受信器4は、受信した光信号S12を光電変換して生成した出力データ信号OUT1を、外部の情報処理装置等に出力する。
一方、光送受信モジュール2には、入力データ信号IN22及び制御信号CONT22が入力される。送信器6は、入力データ信号IN22及び制御信号CONT22に応じて光信号S22を送信する。光信号S22は、光伝送路9aを経由して光送受信モジュール1に入る。光信号S22は、光信号転送手段5により送信器3に転送される。転送された光信号S22は、送信器3から光伝送路9aを介して光送受信モジュール2に送信される。その後、光信号S22は、光信号転送手段8を通過して受信器7にて受信される。受信器7は、受信した光信号S22を光電変換して生成した出力データ信号OUT2を、外部の情報処理装置等に出力する。
上述のように、ループバック通信モードにおける光通信システム100では、各光送受信モジュールの送信ポートから送信された光信号は、光信号を送信した光送受信モジュールの受信ポートに帰還する。すなわち、各通信モードにおける光信号の経路を切り替えている。この光信号の経路の切り替えは、光信号転送手段により行われる。
例えば、送信器が単一の波長の光信号を送信する場合について説明する。一方の光送受信モジュールの送信器から送信された光信号は、他方の光送受信モジュールの光信号転送手段に入射する。光信号転送手段は、通信モードに応じて、光信号を受信器又は送信器に振り分ける。従って、この場合の光信号転送手段には、例えばミラーや合分波素子などの光学素子を用いることができる。
また、送信器が2波長の光信号を送信する場合について説明する。例えば、通常通信モードにおいては、一方の光送受信モジュールの送信器からは第1の波長を有する光信号が送信される。ループバック通信モードにおいては、一方の光送受信モジュールの送信器からは第2の波長(第1の波長とは異なる波長)を有する光信号が送信される。この場合の他方の光送受信モジュールの光信号転送手段は、2つの波長を選別し、例えば第1の波長を有する光信号を受信器へ向けて通過させ、第2の波長を有する光信号を送信器へ転送する。従って、この場合の光信号転送手段には、例えばダイクロイックミラーやWDMカプラなどの光学素子を用いることができる。
また、送信器が異なる偏光状態の光信号を送信する場合について説明する。例えば、通常通信モードにおいては、一方の光送受信モジュールの送信器からは第1の偏光状態を有する光信号が送信される。ループバック通信モードにおいては、第2の偏光状態(第1の偏光状態とは異なる)を有する光信号が送信される。この場合の他方の光送受信モジュールの光信号転送手段は、2つの偏光状態を選別し、例えば第1の偏光状態を有する光信号を受信器へ向けて通過させ、第2の偏光状態を有する光信号を送信器へ転送する。従って、この場合の光信号転送手段には、例えば偏光ミラーなどの光学素子を用いることができる。
このように、ループバック通信モードにおける光通信システム100では、各光送受信モジュールの送信ポートから送信された光信号は、光信号を送信した光送受信モジュールの受信ポートに帰還する。すなわち、内部で光信号の経路を切り替えることができる光送受信モジュールを用いることにより、容易にループバック通信を行うことができる。従って、本構成によれば、光伝送路のつなぎ替えや、外部に光伝送路診断用の機器を設けることなく、自己診断を行うことができる光通信システムを提供することができる。
また、光通信システム100においては、光伝送路のつなぎ替えや、光通信システムの外部に光伝送路診断用の機器を設ける必要が無いので、任意の時期に瞬時に、光通信システムの任意の箇所について、ループバックテストを行うことができる。
実施の形態2
実施の形態2は、2波長の光信号を送信する光送受信モジュールにより構成される光通信システムの具体例である。図2Aは、実施の形態2にかかる光通信システム200の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。図2Bは、実施の形態2にかかる光通信システム200の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。まず、図2Aを参照して、光通信システム200の構成について説明する。光通信システム200は、光送受信モジュール11と光送受信モジュール21とが、光伝送路である光ファイバ90a及び光ファイバ90bにより光学的に接続されている。
光送受信モジュール11は、送信器31、受信器41、ダイクロイックミラー51(λ1:反射、λ2:透過)により構成される。ダイクロイックミラー51は、図1A及び図1Bの光信号転送手段5に対応するものである。送信器31は、LD(Laser Diode)直接変調ドライバ311a、LD直接変調ドライバ311b、LD312a(波長:λ1)、LD312b(波長:λ2)、ハーフミラー313、ダイクロイックミラー314(λ1:反射、λ2:透過)により構成される。受信器41は、PD411及びアンプ412により構成される。
光送受信モジュール21は、送信器61、受信器71、ダイクロイックミラー81(λ2:反射、λ1:透過)により構成される。ダイクロイックミラー81は、図1A及び図1Bの光信号転送手段8に対応するものである。送信器61は、LD直接変調ドライバ611a、LD直接変調ドライバ611b、LD612a、LD612b、ハーフミラー613、ダイクロイックミラー614(λ2:反射、λ1:透過)により構成される。受信器71は、PD711及びアンプ712により構成される。
一般に、多芯光送受信モジュールを使用する光通信では複数のチャネルが使用される。光通信システム200は、2芯の光送受信モジュール11及び光送受信モジュール21を使用しており、波長λ1の光信号を用いる第1のチャネル(Tx1−Rx1)と、波長λ2の光信号を用いる第2のチャネル(Tx2−Rx2)を有している。なお、図2Bに示す光通信システム200の構成は、図2Aと同様であるので説明を省略する。
次に、図2Aを参照して、通常通信モードにおける光通信システム200の動作について説明する。通常通信モードにおいては、光送受信モジュール11のLD直接変調ドライバ311aには、入力データ信号IN11及び制御信号CONT11が入力される。LD直接変調ドライバ311aは、入力データ信号IN11及び制御信号CONT11に応じてLD312aを駆動し、LD312aは波長λ1の光信号S11を送信する。この光信号S11の一部はハーフミラー313で反射され、さらにダイクロイックミラー314で反射されて、送信ポートTx1に到達する。光信号S11は光ファイバ90aを通過して光送受信モジュール21の受信ポートRx1に入射する。光送受信モジュール21に入射した光信号S11は、ダイクロイックミラー81を通過して、PD711に入射する。PD711は、光信号S11を光電変換した電気信号をアンプ712に出力する。アンプ712は、この電気信号を増幅した出力データ信号OUT2を、外部の情報処理装置等に出力する。
一方、光送受信モジュール21のLD直接変調ドライバ611aには、入力データ信号IN21及び制御信号CONT21が入力される。LD直接変調ドライバ611aは、入力データ信号IN21及び制御信号CONT21に応じてLD612aを駆動し、LD612aは波長λ2の光信号S21を送出する。この光信号S21の一部はハーフミラー613で反射され、さらにダイクロイックミラー614で反射されて、送信ポートTx2に到達する。光信号S21は光ファイバ90bを通過して光送受信モジュール11の受信ポートRx2に入射する。光送受信モジュール11に入射した光信号S21は、ダイクロイックミラー51を通過して、PD411に入射する。PD411は、光信号S21を光電変換した電気信号をアンプ412に出力する。アンプ412は、この電気信号を増幅した出力データ信号OUT1を、外部の情報処理装置等に出力する。
これにより、通常通信モードにおける光通信システム200は、光送受信モジュール11と光送受信モジュール21との間で、データ通信を行うことができる。
次に、図2Bを参照して、ループバック通信モードにおける光通信システム200の動作について説明する。ループバック通信モードにおいては、光送受信モジュール11のLD直接変調ドライバ311bには、入力データ信号IN12及び制御信号CONT12が入力される。LD直接変調ドライバ311bは、入力データ信号IN12及び制御信号CONT12に応じてLD312bを駆動し、LD312bは波長λ2の光信号S12を送出する。この光信号S12はダイクロイックミラー314を通過して、送信ポートTx1に到達する。光信号S12は光ファイバ90aを通過して光送受信モジュール21の受信ポートRx1に入射する。光送受信モジュール21に入射した光信号S12は、ダイクロイックミラー81で反射され、ハーフミラー613に入射する。ハーフミラー613に入射した光信号S12の一部は、ハーフミラー613を通過し、さらにダイクロイックミラー614で反射されて、送信ポートTx2に到達する。送信ポートTx2から出射された光信号S12は、光ファイバ90bを通過し、光送受信モジュール11の受信ポートRx2に入射する。光送受信モジュール11に入射した光信号S12は、ダイクロイックミラー51を通過して、PD411に入射する。PD411は、光信号S12を光電変換した電気信号をアンプ412に出力する。アンプ412は、この電気信号を増幅した出力データ信号OUT1を、外部の情報処理装置等に出力する。
一方、光送受信モジュール21のLD直接変調ドライバ611bには、入力データ信号IN22及び制御信号CONT22が入力される。LD直接変調ドライバ611bは、入力データ信号IN22及び制御信号CONT22に応じてLD612bを駆動し、LD612bは波長λ1の光信号S22を送出する。この光信号S22はダイクロイックミラー614を通過して、送信ポートTx2に到達する。光信号S22は光ファイバ90bを通過して光送受信モジュール11の受信ポートRx2に入射する。光送受信モジュール11に入射した光信号S22は、ダイクロイックミラー51で反射され、ハーフミラー313に入射する。ハーフミラー313に入射した光信号S12の一部は、ハーフミラー313を通過し、さらにダイクロイックミラー314で反射されて、送信ポートTx1に到達する。送信ポートTx1から出射された光信号S22は、光ファイバ90aを通過し、光送受信モジュール21の受信ポートRx1に入射する。光送受信モジュール21に入射した光信号S22は、ダイクロイックミラー81を通過して、PD711に入射する。PD711は、光信号S22を光電変換した電気信号をアンプ712に出力する。アンプ712は、この電気信号を増幅した出力データ信号OUT2を、外部の情報処理装置等に出力する。
このように、ループバック通信モードにおける光通信システム200では、各光送受信モジュールの送信ポートから送信された光信号は、光信号を送信した光送受信モジュールの受信ポートに帰還する。すなわち、内部で光信号の経路を切り替えることができる光送受信モジュールを用いることにより、容易にループバック通信を行うことができる。従って、本構成によれば、実施の形態1にかかる光通信システム100と同様に、光伝送路のつなぎ替えや、自己診断を行うことができる光通信システムを提供することができる。
また、本構成においては、対向する光送受信モジュールからの光信号の送信が停止している場合には、もう一方の光送受信モジュールによる通常通信とループバック通信を同時に行うことが可能である。具体例として、光送受信モジュール21のLD612a及びLD612bからの光信号の送信が停止している場合について説明する。この場合、光送受信モジュール11のLD312aから波長λ1の光信号S11を送出することにより、通常通信モードにける動作を行うことができる。この際、LD312bを駆動して波長λ2の光信号S12を送出することにより、PD411に光信号S12のみを入射させることができる。これにより、波長λ1の光信号S11による通常通信及び波長λ2の光信号S12によるループバック通信を同時に行うことができる。さらに、光送受信モジュール11のLD312a及びLD312bからの光信号の送信が中断(停止)している場合についても同様に、波長λ2の光信号S21による通常通信及び波長λ1の光信号S22によるループバック通信を同時に行うことができる。
尚、本構成においては、ループバック光信号(光信号S12及び光信号S22)を変調する必要がないのであれば、LD直接変調ドライバ311b及びLD直接変調ドライバ611bを省略することができる。
実施の形態3
次に、実施の形態3にかかる光通信システム300について説明する。光通信システム300は、光通信システム200と比べて、光信号の変調方法が異なる。光通信システム300では、LDを直接変調するのではなく、外部変調器により、LDから発振されたレーザ光に変調を加える。
図3Aは、実施の形態3にかかる光通信システム300の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。図3Bは、実施の形態3にかかる光通信システム300の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。まず、図3Aを参照して、光通信システム300の構成について説明する。光通信システム300は、光通信システム200と比べて、光送受信モジュール11を光送受信モジュール12に置き換え、かつ、光送受信モジュール21を光送受信モジュール22に置き換えたものである。
光送受信モジュール12は、光送受信モジュール11における送信器31を、送信器32に置き換えたものである。送信器32は、LD312a(波長:λ1)、LD312b(波長:λ2)、ハーフミラー313、ダイクロイックミラー314(λ1:反射、λ2:透過)、外部変調器321及び変調器ドライバ322により構成される。光送受信モジュール12のその他の構成は、光送受信モジュール11と同様であるので説明を省略する。
光送受信モジュール22は、光送受信モジュール21における送信器61を、送信器62に置き換えたものである。送信器62は、LD612a(波長:λ1)、LD612b(波長:λ2)、ハーフミラー613、ダイクロイックミラー614(λ1:反射、λ2:透過)、外部変調器621及び変調器ドライバ622により構成される。光送受信モジュール22のその他の構成は、光送受信モジュール21と同様であるので説明を省略する。なお、図3Bに示す光通信システム300の構成は、図3Aと同様であるので説明を省略する。
次に、図3Aを参照して、通常通信モードにおける光通信システム300の動作について説明する。通常通信モードにおいては、光送受信モジュール12のLD312aは、波長λ1のレーザ光を外部変調器321へ出射する。変調器ドライバ322には、入力データ信号IN11及び制御信号CONT11が入力される。変調器ドライバ322は、入力データ信号IN11及び制御信号CONT11に応じて外部変調器321を駆動する。外部変調器321は、入射した波長λ1のレーザ光を変調した波長λ1の光信号S11を送出する。この光信号S11の一部はハーフミラー313で反射され、さらにダイクロイックミラー314で反射されて、送信ポートTx1に到達する。
一方、光送受信モジュール22のLD612aは、波長λ2のレーザ光を外部変調器621へ出射する。変調器ドライバ622には、入力データ信号IN21及び制御信号CONT21が入力される。変調器ドライバ622は、入力データ信号IN21及び制御信号CONT21に応じて外部変調器621を駆動する。外部変調器621は、入射した波長λ1のレーザ光を変調した波長λ2の光信号S21を送出する。この光信号S21の一部はハーフミラー613で反射され、さらにダイクロイックミラー614で反射されて、送信ポートTx2に到達する。
これ以降の動作については、光通信システム200と同様であるので、説明を省略する。これにより、通常通信モードにおける光通信システム300は、光通信システム200と同様に、データ通信を行うことができる。
次に、図3Bを参照して、ループバック通信モードにおける光通信システム300の動作について説明する。ループバック通信モードにおいては、光送受信モジュール12のLD312aはレーザ光を出射せず、変調器ドライバ322にも制御信号は供給されない。LD312bは、波長λ2のレーザ光からなる光信号S12を送出する。この光信号S12はダイクロイックミラー314を通過して、送信ポートTx1に到達する。
一方、光送受信モジュール22のLD612はレーザ光を出射せず、変調器ドライバ622にも制御信号は供給されない。LD612bは、波長λ1のレーザ光からなる光信号S22を送出する。この光信号S22はダイクロイックミラー614を通過して、送信ポートTx2に到達する。
これ以降の動作については、光通信システム200と同様であるので、説明を省略する。これにより、通常通信モードにおける光通信システム300は、光通信システム200と同様に、ループバック通信を行うことが可能である。
また、光通信システム300は、光通信システム200と同様に、対向する光送受信モジュールからの光信号の送信が中断(停止)している場合には、もう一方の光送受信モジュールによる通常通信とループバック通信を同時に行うことが可能である。
実施の形態4
次に、実施の形態4にかかる光通信システム400について説明する。光通信システム400は、光通信システム300と比べて、光送受信モジュール内の外部変調器及び変調器ドライバの配置が異なる点が特徴である。
図4Aは、実施の形態4にかかる光通信システム400の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。図4Bは、実施の形態4にかかる光通信システム400の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。まず、図4Aを参照して、光通信システム400の構成について説明する。光通信システム400は、光通信システム300と比べて、光送受信モジュール12を光送受信モジュール13に置き換え、かつ、光送受信モジュール22を光送受信モジュール23に置き換えたものである。
光送受信モジュール13は、光送受信モジュール11における送信器31を、送信器33に置き換えたものである。送信器33は、送信ポートTx1、外部変調器321、ダイクロイックミラー314(λ1:反射、λ2:透過)及びLD312b(波長:λ2)が直線上に並んでいる。LD312a(波長:λ1)は、この直線上から外れて配置される。LD312a(波長:λ1)から出射されるレーザ光は、ハーフミラー313により反射されて、ダイクロイックミラー314に入射する。光送受信モジュール13のその他の構成は、光送受信モジュール11と同様であるので説明を省略する。
光送受信モジュール23は、光送受信モジュール21における送信器61を、送信器63に置き換えたものである。送信器63は、送信ポートTx2、外部変調器621、ダイクロイックミラー614(λ2:反射、λ1:透過)及びLD612b(波長:λ1)が直線上に並んでいる。LD612a(波長:λ2)は、この直線上から外れて配置される。LD6312a(波長:λ2)から出射されるレーザ光は、ハーフミラー613により反射されて、ダイクロイックミラー614に入射する。光送受信モジュール23のその他の構成は、光送受信モジュール21と同様であるので説明を省略する。なお、図4Bに示す光通信システム400の構成は、図4Aと同様であるので説明を省略する。
次に、図4Aを参照して、通常通信モードにおける光通信システム400の動作について説明する。通常通信モードにおいては、光送受信モジュール13のLD312aが波長λ1のレーザ光をハーフミラー313へ出射する。出射されたレーザ光の一部は、ハーフミラー313で反射され、さらにダイクロイックミラー314で反射されて、外部変調器321へ入射する。変調器ドライバ322は入力データ信号IN11及び制御信号CONT11に応じて外部変調器321を駆動する。外部変調器321は、入射したレーザ光を変調して、光信号S11を送出する。送出された光信号S11は、送信ポートTx1に到達する。
一方、光送受信モジュール23では、LD612aが波長λ2のレーザ光をハーフミラー613へ出射する。出射されたレーザ光の一部は、ハーフミラー613で反射され、さらにダイクロイックミラー614で反射されて、外部変調器621へ入射する。変調器ドライバ622は入力データ信号IN21及び制御信号CONT21に応じて外部変調器621を駆動する。外部変調器621は、入射したレーザ光を変調して、光信号S21を送出する。送出された光信号S21は、送信ポートTx2に到達する。
これ以降の動作については、光通信システム300と同様であるので、説明を省略する。これにより、通常通信モードにおける光通信システム400は、光通信システム300と同様に、データ通信を行うことができる。
次に、図4Bを参照して、ループバック通信モードにおける光通信システム400の動作について説明する。ループバック通信モードにおいては、光送受信モジュール13のLD312aはレーザ光を出射しないが、LD312bは波長λ2のレーザ光を送出する。このレーザ光はダイクロイックミラー314を通過して、外部変調器321に入射する。変調器ドライバ322は入力データ信号IN12及び制御信号CONT12に応じて外部変調器321を駆動する。外部変調器321は、入射したレーザ光を変調して、波長λ1の光信号S12を送出する。送出された光信号S12は、送信ポートTx1に到達する。
一方、光送受信モジュール23のLD611aはレーザ光を出射しないが、LD612bは波長λ1のレーザ光を送出する。このレーザ光はダイクロイックミラー614を通過して、外部変調器621に入射する。変調器ドライバ622は入力データ信号IN22及び制御信号CONT22に応じて外部変調器621を駆動する。外部変調器621は、入射したレーザ光を変調して、波長λ1の光信号S22を送出する。送出された光信号S22は、送信ポートTx2に到達する。
これ以降の動作については光通信システム300と同様であるので、説明を省略する。これにより、ループバック通信モードにおける光通信システム400は、光通信システム300と同様に、ループバック通信を行うことが可能である。
また、光通信システム400についても、光通信システム300と同様に、対向するモジュールからの光信号の送信が中断(停止)している場合には、もう一方のモジュールによる通常通信とループバック通信を同時に行うことが可能である。
実施の形態5
次に、実施の形態5にかかる光通信システム500について説明する。光通信システム500は、光通信システム200におけるLDを、波長可変LDに置き換えたものである。
図5Aは、実施の形態5にかかる光通信システム500の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。図5Bは、実施の形態5にかかる光通信システム500の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。まず、図5Aを参照して、光通信システム500の構成について説明する。光通信システム500は、光通信システム200と比べて、光送受信モジュール11を光送受信モジュール14に置き換え、かつ、光送受信モジュール21を光送受信モジュール24に置き換えたものである。
光送受信モジュール14は、光送受信モジュール11における送信器31を、送信器34に置き換えたものである。送信器34は、LD直接変調ドライバ311a、波長可変LD341、光フィルタ342及び送信ポートTx1が直線上に並んでいる。波長可変LD341は、少なくとも波長λ1及び波長λ2の光信号を送出することができる。光フィルタ342は、波長λ1の一部を通過させ、かつ残余の波長λ1の光を反射する。また、波長λ2の光を高効率で通過させる。光送受信モジュール14のその他の構成は、光送受信モジュール11と同様であるので説明を省略する。
光送受信モジュール24は、光送受信モジュール21における送信器61を、送信器64に置き換えたものである。送信器64は、LD直接変調ドライバ611a、波長可変LD641、光フィルタ642及び送信ポートTx2が直線上に並んでいる。波長可変LD641は、少なくとも波長λ1及び波長λ2の光信号を送出することができる。光フィルタ642は、波長λ2の一部を通過させ、かつ残余の波長λ2の光を反射する。また、波長λ1の光を高効率で通過させる。光送受信モジュール24のその他の構成は、光送受信モジュール21と同様であるので説明を省略する。なお、図5Bに示す光通信システム500の構成は、図5Aと同様であるので説明を省略する。
次に、図5Aを参照して、通常通信モードにおける光通信システム500の動作について説明する。通常通信モードにおいては、光送受信モジュール14のLD直接変調ドライバ311aに入力データ信号IN11及び制御信号CONT11が入力される。LD直接変調ドライバ311aは、入力データ信号IN11及び制御信号CONT11に応じて波長可変LD341を駆動する。波長可変LD341は、波長λ1の光信号S11を送出する。この光信号S11の一部は光フィルタ342を通過して、送信ポートTx1に到達する。
一方、光送受信モジュール24のLD直接変調ドライバ611aに入力データ信号IN21及び制御信号CONT21が入力される。LD直接変調ドライバ611aは、入力データ信号IN21及び制御信号CONT21に応じて波長可変LD641を駆動する。波長可変LD641は、波長λ2の光信号S21を送出する。この光信号S21の一部は光フィルタ642を通過して、送信ポートTx2に到達する。
これ以降の動作については、光通信システム200と同様であるので説明を省略する。これにより、通常通信モードにおける光通信システム500は、光通信システム200と同様に、データ通信を行うことができる。
次に、図5Bを参照して、ループバック通信モードにおける光通信システム500の動作について説明する。ループバック通信モードにおいては、光送受信モジュール14のLD直接変調ドライバ311aには、入力データ信号IN12及び制御信号CONT12が入力される。LD直接変調ドライバ311aは、入力データ信号IN12及び制御信号CONT12に応じて波長可変LD341を駆動し、波長可変LD341は波長λ2の光信号S12を送出する。この光信号S12は光フィルタ342を通過して、送信ポートTx1に到達する。光信号S12は光ファイバ90aを通過して光送受信モジュール24の受信ポートRx1に入射する。受信ポートRx1に入射した光信号S12は、ダイクロイックミラー81で反射され、光フィルタ642に入射する。光フィルタ642に入射した光信号S12の一部は、光フィルタ642で反射されて、送信ポートTx2に到達する。
一方、光送受信モジュール24のLD直接変調ドライバ611aには、入力データ信号IN22及び制御信号CONT22が入力される。LD直接変調ドライバ611aは、入力データ信号IN22及び制御信号CONT22に応じて波長可変LD641を駆動し、波長可変LD641は波長λ1の光信号S22を送出する。この光信号S22は光フィルタ642を通過して、送信ポートTx2に到達する。光信号S22は光ファイバ90bを通過して光送受信モジュール14の受信ポートRx2に入射する。受信ポートRx2に入射した光信号S22は、ダイクロイックミラー51で反射され、光フィルタ342に入射する。光フィルタ342に入射した光信号S22の一部は、光フィルタ342で反射されて、送信ポートTx1に到達する。
これ以降の動作については、光通信システム200と同様であるので、説明を省略する。これにより、ループバック通信モードにおける光通信システム500は、光通信システム200と同様に、ループバック通信を行うことが可能である。
尚、光通信システム500は、実施の形態2〜4にかかる光通信システム200、300及び400と比べて、光源であるLDの設置数を減らすことができる。よって、コンポーネント数減少による光送受信モジュールの小型化・低コスト化を図ることができる。
実施の形態6
次に、実施の形態6にかかる光通信システム600について説明する。光通信システム600は、光通信システム500と比べて、波長可変LDを直接変調するのではなく、外部変調器にて変調を行うものである。
図6Aは、実施の形態6にかかる光通信システム600の構成と通常通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。図6Bは、実施の形態6にかかる光通信システム600の構成とループバック通信モードにおける光信号の経路を示す構成図である。まず、図6Aを参照して、光通信システム600の構成について説明する。光通信システム600は、光通信システム500と比べて、光送受信モジュール14を光送受信モジュール15に置き換え、かつ、光送受信モジュール24を光送受信モジュール25に置き換えたものである。
光送受信モジュール15は、光送受信モジュール14における送信器34を、送信器35に置き換えたものである。送信器35は、波長可変LD341、外部変調器321、光フィルタ342及び送信ポートTx1が直線上に並んでいる。変調器ドライバ322は、制御信号CONT11又は制御信号CONT12に応じて、外部変調器321を駆動する。光送受信モジュール15のその他の構成は、光送受信モジュール14と同様であるので説明を省略する。
光送受信モジュール25は、光送受信モジュール24における送信器64を、送信器65に置き換えたものである。送信器65は、波長可変LD641、外部変調器621、光フィルタ642及び送信ポートTx2が直線上に並んでいる。変調器ドライバ622は、制御信号CONT21又は制御信号CONT22に応じて、外部変調器621を駆動する。光送受信モジュール25のその他の構成は、光送受信モジュール24と同様であるので説明を省略する。なお、図6Bに示す光通信システム600の構成は、図6Aと同様であるので説明を省略する。
次に、図6Aを参照して、通常通信モードにおける光通信システム600の動作について説明する。通常通信モードにおいては、光送受信モジュール15の波長可変LD341は、波長λ1のレーザ光を外部変調器321へ出射する。変調器ドライバ322には入力データ信号IN11及び制御信号CONT11が入力される。変調器ドライバ322は、入力データ信号IN11及び制御信号CONT11に応じて外部変調器321駆動する。外部変調器321は、入射した波長λ1のレーザ光を変調して、光信号S11を送出する。この光信号S11の一部は光フィルタ342を通過して、送信ポートTx1に到達する。
一方、光送受信モジュール25の波長可変LD341は、波長λ2のレーザ光を外部変調器621へ出射する。変調器ドライバ622には入力データ信号IN21及び制御信号CONT21が入力される。変調器ドライバ622は、入力データ信号IN21及び制御信号CONT21に応じて外部変調器621駆動する。外部変調器621は、入射した波長λ2のレーザ光を変調して、光信号S21を送出する。この光信号S21の一部は光フィルタ642を通過して、送信ポートTx2に到達する。
これ以降の動作については、光通信システム500と同様であるので説明を省略する。これにより、通常通信モードにおける光通信システム600は、光通信システム500と同様に、データ通信を行うことができる。
次に、図6Bを参照して、ループバック通信モードにおける光通信システム600の動作について説明する。ループバック通信モードにおいては、光送受信モジュール15の波長可変LD341は、波長λ2のレーザ光を外部変調器321に出射する。変調器ドライバ322には入力データ信号IN12及び制御信号CONT12が入力される。変調器ドライバ322は、入力データ信号IN12及び制御信号CONT12に応じて外部変調器321を駆動する。外部変調器321は、入射した波長λ2のレーザ光を変調して、光信号S12を送出する。この光信号S12は光フィルタ342を通過して、送信ポートTx1に到達する。
一方、光送受信モジュール25の波長可変LD641は、波長λ1のレーザ光を外部変調器621に出射する。変調器ドライバ622には入力データ信号IN22及び制御信号CONT22が入力される。変調器ドライバ622は、入力データ信号IN22及び制御信号CONT22に応じて外部変調器621を駆動する。外部変調器621は、入射した波長λ1のレーザ光を変調して、光信号S22を送出する。この光信号S22は光フィルタ642を通過して、送信ポートTx2に到達する。
これ以降の動作については、光通信システム500と同様であるので、説明を省略する。これにより、ループバック通信モードにおける光通信システム600は、光通信システム500と同様に、ループバック通信を行うことが可能である。
また、光通信システム600は、光通信システム500と同様に、実施の形態2〜4にかかる光通信システム200、300及び400と比べて、光源であるLDの設置数を減らすことができる。よって、コンポーネント数減少による光送受信モジュールの小型化・低コスト化を図ることができる。
その他の実施の形態
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態2〜6におけるハーフミラーは、適宜3dBカプラに置き換えることが可能である。また、ダイクロイックミラーは、適宜WDMカプラに置き換えることが可能である。
上述の実施の形態では、一つの光送受信モジュールにつき2チャネルの構成について記載されているが、3チャネル以上の構成とすることも可能である。また、実施の形態2~6では2波長の光信号を用いたが、波長数を増やすことにより、他の通信モードを形成することも可能である。
さらに、本発明にかかる通信システムを複数組み込んだ通信系を構成することができることは言うまでもない。この場合には、大規模な通信系においても、光伝送路のつなぎ替えや外部装置の接続などの措置を必要とせずに、任意の通信システムについて、任意の時期に瞬時にループバックテストを行うことができる。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)相互に光信号の送信及び受信を行う第1の光送受信モジュール及び第2の光送受信モジュールを少なくとも備え、前記第1の光送受信モジュール及び前記第2の光送受信モジュールは、光信号を送信する送信器と、光信号を受信する受信器と、を少なくとも備え、通常通信モードにおいては、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、ループバック通信モードにおいては、少なくとも前記第1の光送受信モジュールの前記受信器は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信され、前記第2の光送受信モジュールにより転送され、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から当該受信器へ送信される光信号を受信する、光通信システム。
(付記2)前記第1の光送受信モジュール及び前記第2の光送受信モジュールは、前記ループバック通信モードにおいて前記送信器へ光信号を転送する光信号転送手段を更に備えることを特徴とする、付記1に記載の光通信システム。
(付記3)前記送信器は、第1の波長の光を発生させる発光素子と、前記第1の波長とは異なる第2の波長の光を発生させる発光素子と、を少なくとも備え、前記第1の波長の光を変調した前記第1の波長を有する光信号及び前記第2の波長の光を変調した前記第2の波長を有する光信号のいずれか一方、あるいは両方を送信することを特徴とする、付記2に記載の光通信システム。
(付記4)前記送信器は、少なくとも第1の波長の光又は前記第1の波長とは異なる第2の波長の光を発生させる波長可変発光素子を少なくとも備え、前記第1の波長の光を変調した前記第1の波長を有する光信号又は前記第2の波長の光を変調した前記第2の波長を有する光信号を送信することを特徴とする、付記2に記載の光通信システム。
(付記5)前記通常通信モードにおいては、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第1の波長を有する光信号を送信し、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第2の波長を有する光信号を送信し、前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の波長を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器に出力し、前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第1の波長を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器に出力し、前記ループバック通信モードにおいては、少なくとも前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、少なくとも前記第2の波長を有する光信号を送信し、前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の波長を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器へ転送し、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、転送された前記第2の波長を有する光信号を前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段へ送信し、前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、送信された前記第2の波長を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器に出力することを特徴とする、付記3又は4に記載の光通信システム。
(付記6)前記ループバック通信モードにおいては、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第1の波長を有する光信号を送信し、前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第1の波長を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器へ転送し、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、転送された前記第1の波長を有する光信号を前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段へ送信し、前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、送信された前記第1の波長を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器に出力することを特徴とする、付記5に記載の光通信システム。
(付記7)前記通常通信モードにおいては、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、第1の偏光状態を有する光信号を送信し、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第1の偏光状態とは異なる第2の偏光状態を有する光信号を送信し、前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の偏光状態を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器に出力し、前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第1の偏光状態を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器に出力し、前記ループバック通信モードにおいては、少なくとも前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、少なくとも前記第2の偏光状態を有する光信号を送信し、前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の偏光状態を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器へ転送し、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、転送された前記第2の偏光状態を有する光信号を前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段へ送信し、前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、送信された前記第2の偏光状態を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器に出力することを特徴とする、付記1に記載の光通信システム。
(付記8)前記ループバック通信モードにおいては、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第1の偏光状態を有する光信号を送信し、前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第1の偏光状態を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器へ転送し、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、転送された前記第1の偏光状態を有する光信号を前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段へ送信し、前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、送信された前記第1の偏光状態を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器に出力することを特徴とする、付記7に記載の光通信システム。
(付記9)他の光送受信モジュールとの間でループバック通信を行う光送受信モジュールであって、光信号を送信する送信器と、光信号を受信する受信器と、を少なくとも備え、通常通信モードにおいては、当該光送受信モジュールの前記受信器は、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、ループバック通信モードにおいては、当該光送受信モジュールの前記受信器は、当該光送受信モジュールの前記送信器から出力され、前記他の光送受信モジュールにより転送され、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信する、光送受信モジュール。
(付記10)相互に光信号の送信及び受信を行う第1の光送受信モジュール及び第2の光送受信モジュールを有する光通信システムの光信号送受信方法であって、通常通信モードにおいては、第1の送受信モジュールの送信器から送信する光信号を、第2の光送受信モジュールの受信器で受信し、第2の送受信モジュールの送信器から送信する光信号を、第1の光送受信モジュールの受信器で受信し、ループバック通信モードにおいては、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信する光信号を、前記第2の送受信モジュールにより転送して、前記第2の送受信モジュールの前記送信器から前記第1の送受信モジュールの前記受信器で受信する、光通信システムの光信号送受信方法。
(付記11)他の光送受信モジュールとの間でループバック通信を行う光送受信モジュールであって、光信号を送信する送信器と、光信号を受信する受信器と、を少なくとも備え、通常通信モードにおいては、当該光送受信モジュールの前記受信器は、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、ループバック通信モードにおいては、当該光送受信モジュールの前記受信器は、当該光送受信モジュールの前記送信器から出力され、前記他の光送受信モジュールにより転送され、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信する、光送受信モジュール。
(付記12)前記ループバック通信モードにおいて前記送信器へ光信号を転送する光信号転送手段を更に備えることを特徴とする、付記11に記載の光送受信モジュール。
(付記13)前記送信器は、第1の波長の光を発生させる発光素子と、前記第1の波長とは異なる第2の波長の光を発生させる発光素子と、を少なくとも備え、前記第1の波長の光を変調した前記第1の波長を有する光信号及び前記第2の波長の光を変調した前記第2の波長を有する光信号のいずれか一方、あるいは両方を送信することを特徴とする、付記12に記載の光送受信モジュール。
(付記14)前記他の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第1の波長の光を発生させる発光素子と、前記第2の波長の光を発生させる発光素子と、を少なくとも備え、前記第1の波長の光を変調した前記第1の波長を有する光信号及び前記第2の波長の光を変調した前記第2の波長を有する光信号のいずれか一方、あるいは両方を送信することを特徴とする、付記13に記載の光送受信モジュール。
(付記15)前記送信器は、少なくとも第1の波長の光又は前記第1の波長とは異なる第2の波長の光を発生させる波長可変発光素子を少なくとも備え、前記第1の波長の光を変調した前記第1の波長を有する光信号又は前記第2の波長の光を変調した前記第2の波長を有する光信号を送信することを特徴とする、付記12に記載の光送受信モジュール。
(付記16)前記他の光送受信モジュールの送信器は、少なくとも前記第1の波長の光又は前記第2の波長の光を発生させる波長可変発光素子を少なくとも備え、前記第1の波長の光を変調した前記第1の波長を有する光信号又は前記第2の波長の光を変調した前記第2の波長を有する光信号を送信することを特徴とする、付記15に記載の光送受信モジュール。
(付記17)前記通常通信モードにおいては、前記送信器は、前記第1の波長を有する光信号を送信し、前記他の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第2の波長を有する光信号を送信し、前記光信号転送手段は、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の波長を有する光信号を、前記受信器に出力し、前記ループバック通信モードにおいては、前記送信器は、少なくとも前記第2の波長を有する光信号を送信し、前記光信号転送手段は、前記他の光送受信モジュールの前記光信号転送手段により前記他の光送受信モジュールの前記送信器に転送され、前記他の光送受信モジュールの当該送信器から送信される前記第2の波長を有する光信号を、前記受信器へ出力することを特徴とする、付記14又は16に記載の光送受信モジュール。
(付記18)前記通常通信モードにおいては、前記送信器は、前記第1の偏光状態を有する光信号を送信し、前記他の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第2の偏光状態を有する光信号を送信し、前記光信号転送手段は、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の偏光状態を有する光信号を、前記受信器に出力し、前記ループバック通信モードにおいては、前記送信器は、少なくとも前記第2の偏光状態を有する光信号を送信し、前記光信号転送手段は、前記他の光送受信モジュールの前記光信号転送手段により前記他の光送受信モジュールの前記送信器に転送され、前記他の光送受信モジュールの当該送信器から送信される前記第1の偏光状態を有する光信号を、前記受信器へ出力することを特徴とする、付記12に記載の光送受信モジュール。
1、2 光送受信モジュール
3、6 送信器
4、7 受信器
5、8 光信号転送手段
9a、9b 光伝送路
11〜15、21〜25 光送受信モジュール
31〜35、61〜65 送信器
41、71 受信器
51、81 ダイクロイックミラー
90a、90b 光ファイバ
100、200、300、400、500、600、700 光通信システム
311a、311b、611a、611b 直接変調ドライバ
313、613 ハーフミラー
314、614 ダイクロイックミラー
321、621 外部変調器
322、622 変調器ドライバ
341、641 波長可変LD
342、642 光フィルタ
400 光通信システム
411、711 PD
412、712 アンプ
701、702 多芯型光送受信モジュール
701a、702a 送信部
701b、702b 受信部
703a〜h 光伝送路
CONT11、CONT12、CONT21、CONT22 制御信号
IN11、IN12、IN21、IN22 入力データ信号
OUT1、OUT2 出力データ信号
Rx1〜8 受信ポート
Tx1〜8 送信ポート
S1〜8、S11、S12、S21、S22 光信号

Claims (10)

  1. 相互に光信号の送信及び受信を行う第1の光送受信モジュール及び第2の光送受信モジュールを少なくとも備え、
    前記第1の光送受信モジュール及び前記第2の光送受信モジュールは、
    光信号を送信する送信器と、
    光信号を受信する受信器と、を少なくとも備え、
    通常通信モードにおいては、
    前記第1の光送受信モジュールの前記受信器は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記受信器は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、
    ループバック通信モードにおいては、
    少なくとも前記第1の光送受信モジュールの前記受信器は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信され、前記第2の光送受信モジュールにより転送され、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から当該受信器へ送信される光信号を受信する、
    光通信システム。
  2. 前記第1の光送受信モジュール及び前記第2の光送受信モジュールは、
    前記ループバック通信モードにおいて前記送信器へ光信号を転送する光信号転送手段を更に備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の光通信システム。
  3. 前記送信器は、
    第1の波長の光を発生させる発光素子と、前記第1の波長とは異なる第2の波長の光を発生させる発光素子と、を少なくとも備え、
    前記第1の波長の光を変調した前記第1の波長を有する光信号及び前記第2の波長の光を変調した前記第2の波長を有する光信号のいずれか一方、あるいは両方を送信することを特徴とする、
    請求項2に記載の光通信システム。
  4. 前記送信器は、
    少なくとも第1の波長の光又は前記第1の波長とは異なる第2の波長の光を発生させる波長可変発光素子を少なくとも備え、
    前記第1の波長の光を変調した前記第1の波長を有する光信号又は前記第2の波長の光を変調した前記第2の波長を有する光信号を送信することを特徴とする、
    請求項2に記載の光通信システム。
  5. 前記通常通信モードにおいては、
    前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第1の波長を有する光信号を送信し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第2の波長を有する光信号を送信し、
    前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の波長を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器に出力し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第1の波長を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器に出力し、
    前記ループバック通信モードにおいては、
    少なくとも前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、少なくとも前記第2の波長を有する光信号を送信し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の波長を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器へ転送し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、転送された前記第2の波長を有する光信号を前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段へ送信し、
    前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、送信された前記第2の波長を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器に出力することを特徴とする、
    請求項3又は4に記載の光通信システム。
  6. 前記ループバック通信モードにおいては、
    前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第1の波長を有する光信号を送信し、
    前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第1の波長を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器へ転送し、
    前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、転送された前記第1の波長を有する光信号を前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段へ送信し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、送信された前記第1の波長を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器に出力することを特徴とする、
    請求項5に記載の光通信システム。
  7. 前記通常通信モードにおいては、
    前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、第1の偏光状態を有する光信号を送信し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第1の偏光状態とは異なる第2の偏光状態を有する光信号を送信し、
    前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の偏光状態を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器に出力し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第1の偏光状態を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器に出力し、
    前記ループバック通信モードにおいては、
    少なくとも前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、少なくとも前記第2の偏光状態を有する光信号を送信し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第2の偏光状態を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器へ転送し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、転送された前記第2の偏光状態を有する光信号を前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段へ送信し、
    前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、送信された前記第2の偏光状態を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記受信器に出力することを特徴とする、
    請求項1に記載の光通信システム。
  8. 前記ループバック通信モードにおいては、
    前記第2の光送受信モジュールの前記送信器は、前記第1の偏光状態を有する光信号を送信し、
    前記第1の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、前記第2の光送受信モジュールの前記送信器から送信される前記第1の偏光状態を有する光信号を、前記第1の光送受信モジュールの前記送信器へ転送し、
    前記第1の光送受信モジュールの前記送信器は、転送された前記第1の偏光状態を有する光信号を前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段へ送信し、
    前記第2の光送受信モジュールの前記光信号転送手段は、送信された前記第1の偏光状態を有する光信号を、前記第2の光送受信モジュールの前記受信器に出力することを特徴とする、
    請求項7に記載の光通信システム。
  9. 他の光送受信モジュールとの間でループバック通信を行う光送受信モジュールであって、
    光信号を送信する送信器と、
    光信号を受信する受信器と、を少なくとも備え、
    通常通信モードにおいては、
    当該光送受信モジュールの前記受信器は、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信し、
    ループバック通信モードにおいては、
    当該光送受信モジュールの前記受信器は、当該光送受信モジュールの前記送信器から出力され、前記他の光送受信モジュールにより転送され、前記他の光送受信モジュールの前記送信器から送信される光信号を受信する、
    光送受信モジュール。
  10. 相互に光信号の送信及び受信を行う第1の光送受信モジュール及び第2の光送受信モジュールを有する光通信システムの光信号送受信方法であって、
    通常通信モードにおいては、
    第1の送受信モジュールの送信器から送信する光信号を、第2の光送受信モジュールの受信器で受信し、
    第2の送受信モジュールの送信器から送信する光信号を、第1の光送受信モジュールの受信器で受信し、
    ループバック通信モードにおいては、
    前記第1の光送受信モジュールの前記送信器から送信する光信号を、前記第2の送受信モジュールにより転送して、前記第2の送受信モジュールの前記送信器から前記第1の送受信モジュールの前記受信器で受信する、
    光通信システムの光信号送受信方法。
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