JP2011210404A - スイッチ - Google Patents

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Fumiyuki Kaminaka
史之 上仲
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Abstract

【課題】スイッチ動作時に可動接点体が可動接点体支持体から外れることのないスイッチを提供すること。
【解決手段】ケース10と、ケース10の接点収納部11の底面に設置される固定接点体40及び可動接点体支持体50と、可動接点体支持体50に揺動自在に軸支され固定接点体40に設けた固定接点45に接離する可動接点71を有する可動接点体70と、可動接点体70の上部に設置され可動接点体70の上面に当接しながら移動することで可動接点体70を揺動操作する操作体190を有する操作つまみ150とを具備する。可動接点71が固定接点45に当接した際に上昇する可動接点体70の当接部79に対して隙間Sを介してその上方に対向する位置に、さらに上昇する当接部79を当接してその上昇を防止するストッパ部85を設置する。
【選択図】図9

Description

本発明は、操作つまみの揺動によってスイッチ接点を切り換える揺動式(シーソー型)のスイッチに関し、特に電源のオンオフに用いて好適なスイッチに関するものである。
従来、揺動型の電源スイッチ(電源のオンオフに用いるスイッチ)の中には、たとえば特許文献1の第4図,第5図に示すスイッチのように、下ケース(8)内に固定端子(10)及び支持端子(9)を設置し、支持端子(9)の上辺上に接点板(11)を揺動自在に軸支し、下ケース(8)の上部に設置されたレバー部(4)及び旋動体(5)を揺動することで旋動体(5)内部の圧縮バネ(6)によって弾発されているロッド(7)の先端を接点板(11)の上面に当接しながら摺動させ、これによって接点板(11)を揺動操作する構造のスイッチがある。
実開平3−92331号公報
そして上記従来例の場合、その第6図に実線で示すようにスイッチがオンした際、すなわち接点板(11)が左回りに揺動して固定端子(10)の接点に接点板(11)の接点(11a)が当接した際、当接時の衝撃力(反動)によって、接点板(11)の前記接点(11a)とは反対側の端部が上方向に大きく持ち上がり、場合によっては支持端子(9)による接点板(11)の支持部分の係合が外れて支持端子(9)から取れてしまう恐れがあった。この問題は、スイッチの小型化によって接点板(11)や支持端子(9)などの各部品が小型化すればするほど大きくなる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、スイッチ動作時に、可動接点体が可動接点体支持体から外れることのないスイッチを提供することにある。
本願請求項1に記載の発明は、内部に接点収納部を有するケースと、前記ケースの接点収納部の底面に設置される少なくとも一対の固定接点体及び可動接点体支持体と、前記可動接点体支持体に揺動自在に軸支され、前記固定接点体に設けた固定接点に接離する可動接点を有する可動接点体と、前記可動接点体の上部に設置され、前記可動接点体の上面に当接しながら移動することで可動接点体を揺動操作する操作体を有する操作つまみと、を具備するスイッチにおいて、前記可動接点が前記固定接点に当接した際に上昇する可動接点体の当接部に対して隙間を介してその上方に対向する位置に、さらに上昇する当接部を当接してその上昇を防止するストッパ部を設置したことを特徴とするスイッチにある。
本願請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチであって、前記ケースの上にはカバーが被せられ、このカバーの上に前記操作つまみが設置され、このカバーに設けた操作体挿通孔を通して前記操作つまみの操作体をケース内に挿入するとともに、前記ストッパ部を、このカバーの下面から突出して設けたことを特徴とするスイッチにある。
本願請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスイッチであって、前記隙間は、前記可動接点が前記固定接点に当接し且つ可動接点体の当接部がストッパ部に当接した状態で、前記可動接点体の前記可動接点体支持体への軸支が維持される寸法に形成されていることを特徴とするスイッチにある。
本願請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のスイッチであって、前記可動接点体支持体と前記可動接点体間を短絡する短絡片を取り付け、前記隙間は、前記可動接点が前記固定接点に当接し且つ可動接点体の当接部がストッパ部に当接した状態で前記短絡片による前記可動接点体と前記可動接点体支持体間の短絡が維持される寸法に形成されていることを特徴とするスイッチにある。
請求項1に記載の発明によれば、スイッチがオンする際にその衝撃(反動)によって可動接点体の当接部が本来上昇すべき位置よりもさらに上昇しようとしても、その上昇はストッパ部によって制限されるので、可動接点体が可動接点体支持体から外れる恐れがなくなる。この効果はスイッチが小型化されればされるほど大きくなる。
請求項2に記載の発明によれば、従来から設置されているカバー自体にストッパ部を設けたので、スイッチを構成する部品点数が増加することなく、容易にストッパ部を設けることができる。
請求項3に記載の発明によれば、可動接点体の当接部がストッパ部に当接した際でも可動接点体の可動接点体支持体への軸支が確実に維持され、可動接点体が可動接点体支持体から外れる恐れを確実になくすことができる。
請求項4に記載の発明によれば、可動接点体の当接部がストッパ部に当接した際でも可動接点体と可動接点体支持体間の短絡を短絡片によって確実に維持させておくことができる。
スイッチ1−1を上側から見た斜視図である。 スイッチ1−1を下側から見た斜視図である。 図1のA−A概略断面図である。 スイッチ1−1を上側から見た上側部品の分解斜視図である。 スイッチ1−1を上側から見た下側部品の分解斜視図である。 スイッチ1−1を下側から見た上側部品の分解斜視図である。 スイッチ1−1を下側から見た下側部品の分解斜視図である。 ケース10を別の角度から見た斜視図である。 スイッチ1−1の動作説明図である。 スイッチ1−1の動作説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るスイッチ1−1を上側から見た斜視図、図2はスイッチ1−1を下側から見た斜視図、図3は図1のA−A概略断面図、図4はスイッチ1−1を上側から見た上側部品の分解斜視図、図5はスイッチ1−1を上側から見た下側部品の分解斜視図、図6はスイッチ1−1を下側から見た上側部品の分解斜視図、図7はスイッチ1−1を下側から見た下側部品の分解斜視図である。これらの図に示すようにスイッチ1−1は、2組の固定接点体40及び可動接点体支持体50と2組の可動接点体70と2組の短絡片200とを収納したケース10と、ケース10の接点収納部11の上部開口を覆うカバー80と、カバー80の上部からケース10の上部に設置される外側ケース100と、外側ケース100内にその上側から挿入されて外側ケース100に揺動自在に取り付けられる操作つまみ150とを具備して構成されている。なお以下の説明において、「上」とはケース10から操作つまみ150を見る方向をいい、「下」とはその反対方向をいうものとする。
図8はケース10を別の角度から見た斜視図である。ケース10は合成樹脂を上面が開口した略矩形箱型に一体成形して構成されている。ケース10を構成する合成樹脂としては、耐アーク性に優れたメラミン樹脂,不飽和ポリエステルなどの熱硬化性の樹脂などの絶縁材を用いる。ケース10の内部には上面が開口している凹状の接点収納部11が形成されている。接点収納部11の中央にはこれを2つに分割する分割壁13が形成されている。分割壁13で分割された2つの接点収納部11内の底面には、2つずつ(全部で4つの)スリット状の端子挿入孔15が設けられている。ケース10の対向する短い方の両外周側辺の下端部からは外方に向けて略矩形状に突出する外側ケース取付部17が設けられ、これら外側ケース取付部17には一対ずつの上下に貫通する小孔からなる取付部19が形成されている。
固定接点体40は、略L字形状の金属板の屈曲している部分を略直角に折り曲げ、その一方の部分(水平方向を向く部分)を固定接点部41、他方の部分(垂直方向を向く部分)を端子43としている。固定接点部41には略円板形状の固定接点45が取り付けられている。各端子43の左右両側辺の根元側の部分には、幅方向に張り出す小突起状の固定部47が形成されている。
可動接点体支持体50は、略L字形状の金属板の屈曲している部分を略直角に折り曲げ、その一方の部分(水平方向を向く部分)を支持体本体部51、他方の部分(垂直方向を向く部分)を端子53としている。支持体本体部51はさらにその一端部を上方向に略直角に折り曲げてその立設する部分を立設部54としている。立設部54の上辺55の左右両側の凸部は可動接点体係止部56となっている。各端子53の左右両側辺の根元側の部分には、幅方向に張り出す小突起状の固定部57が形成されている。立設部54の下部中央には略矩形状に貫通する開口58が設けられ、その内周辺の内の上辺がストッパ部59となっている。支持体本体部51の上面には、一対の小突起状の短絡片取付部61が形成されている。
短絡片200は弾性を有する金属板製(この実施形態ではりん青銅板製)であり、前記可動接点体支持体50の支持体本体部51上に当接する平板状の取付基部201と、取付基部201の一辺から突出して略180°折り返してなるアーム部203と、アーム部203の先端に形成してなる弾接部205とを具備して構成されている。取付基部201には前記可動接点体支持体50に設けた短絡片取付部61が挿入される一対の小孔からなる取付部207が形成されている。折り返したアーム部203の前記一対の取付部207に対向する位置には開口部209が設けられ、開口部209を通して折り返したアーム部203の上部から前記一対の取付部207が見えるようにしている。アーム部203の先端の弾接部205の根元部分はストッパ部当接部211となっている。弾接部205はアーム部203の先端部分を上方向に略直角に折り曲げ、さらにその先端側の部分を逆方向に略直角に折り曲げた部分に設けられている。アーム部203のストッパ部当接部211近傍部分から弾接部205に至る部分は、これらの部分が前記可動接点体支持体50の開口58に挿入できるように細帯状に形成されている。
可動接点体70は略帯状で細長形状の金属板で構成され、その一端近傍の下面に略円板形状の可動接点71を取り付けている。また長手方向に向かう一対の両側辺のそれぞれの略中央に凹状に切り欠いてなる係止部73を形成し、一対の係止部73間を結ぶ可動接点体70の下面の部分を線状の当接部分75としている。可動接点体70の可動接点71を設けた端部の反対側の端部近傍部分は上方向に凸となるように湾曲されており、湾曲部分の上部が下記するカバー80のストッパ部85(当接部当接面87)に当接する当接部79、その先端の下方向を向く先端辺が当接係止部77となっている。
カバー80は合成樹脂を略矩形状であって前記ケース10の接点収納部11の上部開口を覆う寸法形状に成形して構成されている。カバー80を構成する合成樹脂としては、耐アーク性に優れたメラミン樹脂,不飽和ポリエステルなどの熱硬化性の樹脂などの絶縁材を用いる。カバー80の上面中央には上下に貫通する略矩形状の操作体挿通孔83が形成されている。またカバー80の下面からは一対の略平板矩形状のストッパ部85が平行に突出して設けられている。これらストッパ部85は、前記一対の可動接点体70の当接部79に対向する位置にそれぞれ設置される。ストッパ部85の下面は当接部当接面87となっている。
外側ケース100は合成樹脂製であり、略矩形箱型のケース本体部101と、ケース本体部101の対向する一対の辺から下方向に向けて突出する略平板状の側壁部103とを具備して構成されている。ケース本体部101の中央には、下記する操作つまみ150のつまみ外装体160を収納する上面が解放された操作つまみ収納部105が設けられ、操作つまみ収納部105の底面には開口107が形成されている。ケース本体部101の中央の対向する両側面には、一対の軸支孔109が設けられている。両側壁部103の外側面には、それぞれ一対ずつ弾発係止部111が形成されている。弾発係止部111は上下方向に延びて外方向に膨らむ略V字状の平板状のアームであり、弾性を有する。アームの上部の外側面には凹凸状の係止部113が形成されている。両側壁部103のそれぞれ下端辺からは前記ケース10の各取付部19に挿入される一対ずつで小突起状の取付突起115が突出している。
操作つまみ150はつまみ外装体160とつまみ本体170と弾発部材180とを具備して構成されている。つまみ外装体160は合成樹脂(たとえばABS樹脂やポリカーボネート樹脂)の成形品であり、下面が解放された略矩形箱型に形成されている。つまみ外装体160の底面には4つの小突起からなる本体取付部163が形成されている。
つまみ本体170は略矩形状の合成樹脂(たとえば熱可塑性の難燃性のポリアミド樹脂)の成形品であり、前記つまみ外装体160の下面の凹部内にほぼぴったり収納できる寸法形状に形成されている。つまみ本体170には、前記つまみ外装体160の各本体取付部163を挿入・貫通させる小孔からなる4つの外装体取付部171が形成され、またその下面の略中央には下方向に突出する四角柱状の操作体本体部173が形成されている。操作体本体部173の下面の中央には、溝状(凹状)の分割壁挿通部179が形成され、これによって操作体本体部173の下部は途中で2つに分かれ、それぞれ四角筒状に突出している。別れた両操作体本体部173は、つまみ本体170の幅方向(操作つまみ150の揺動軸K1方向)に併設されている。別れた両操作体本体部173の下面にはそれぞれ下記する弾発部材180を収納する略矩形状の凹部からなる弾発部材収納部175が形成されている。弾発部材収納部175の底面には、図3に示すように弾発バネ187の外径寸法とほぼ同一内径寸法の凹部からなるバネ受け部176が形成されている。なおつまみ本体170に設けた弾発部材収納部175と下記する弾発部材180とで操作体190が構成される。またつまみ本体170の前記外側ケース100の軸支孔109に対向する一対の外周側面中央には、軸支孔109に回動自在に挿入される小突起からなる軸部177(図4,図6では手前側の1つのみ示す)が形成されている。
弾発部材180は合成樹脂製(たとえば熱可塑性のポリアミド樹脂やPBT樹脂または熱硬化性のメラミン樹脂など)で略平板形状の弾発体181と、コイルバネ製の弾発バネ187とによって構成されている。弾発体181は略長方形状の平板とすることで、その横断面における操作つまみ150の揺動軸K1(軸部177の軸)に沿う方向の厚みを、この揺動軸K1に直交する方向の厚みよりも薄く形成している。この弾発体181は前記つまみ本体170の弾発部材収納部175内に上下動(スライド移動)自在に収納される形状・寸法、つまりその横断面の形状が弾発部材収納部175の横断面の形状とほぼ同一形状に形成されている。また弾発体181の下部は先細り状に突出し、その先端面(下端面)は略円弧面状に形成された弾接面183となっている。一方弾発体181の上辺には弾発バネ187を挿入する切り欠きからなる(溝からなる)バネ収納部185が形成されている。バネ収納部185は薄く形成された側の両面(平面状となっている両面)が解放されるように切り欠かれている。バネ収納部185の深さ寸法は、弾発バネ187の長さ寸法よりも小さく形成されている。また弾発体181の薄い側の厚み寸法は、弾発バネ187の外径寸法と同一、又は弾発バネ187の外径寸法よりも少し大きい寸法に形成されている。なお弾発体181の材質は合成樹脂に限られず、例えば金属(アルミニウムや黄銅等)等で形成しても良い。
次にこのスイッチ1−1を組み立てるには、まず短絡片200の取付基部201を可動接点体支持体50の支持体本体部51上に載置する。このとき支持体本体部51の短絡片取付部61を短絡片200の取付部207に挿入し、同時に弾接部205を開口58内に挿入してストッパ部当接部211をストッパ部59に弾接させる。そして少なくとも一方の短絡片取付部61の先端をかしめて潰し、これによって短絡片200を可動接点体支持体50上に取り付ける。次にケース10の各接点収納部11内にそれぞれ1組ずつの短絡片200を取り付けた可動接点体支持体50と固定接点体40とを挿入し、固定接点体40の端子43と可動接点体支持体50の端子53とを、ケース10の各端子挿入孔15に挿入する。そしてケース10の底面から突出する各端子43,53の根元の固定部47,57を機械的に潰し、これによって各固定接点体40と可動接点体支持体50をケース10内の底面に固定する。さらに図示はしていないが、ケース10の下面の前記各端子挿入孔15の周囲にエポキシ系接着剤などからなる封止樹脂を充填し、端子43,53と端子挿入孔15との間にあるわずかな隙間を封止する。
次にケース10の各接点収納部11内に一対の可動接点体70を収納し、その際可動接点体70の係止部73に可動接点体支持体50の可動接点体係止部56を係止し、同時に可動接点体70の当接部分75を可動接点体支持体50の上辺55に線状に当接させる。可動接点体70は当接部分75を上辺55に当接した状態のままこの当接部分75を中心に揺動自在に軸支される。次にカバー80をケース10上に載置し、ケース10の上面の開口を塞ぐ。
次につまみ外装体160下面の凹部内に、つまみ本体170の上面側を収納し、その際つまみ外装体160の各本体取付部163をつまみ本体170の各外装体取付部171に挿入し、つまみ本体170の下面に突出する各本体取付部163の先端を熱かしめによって潰し、つまみ外装体160とつまみ本体170とを一体化する。そしてつまみ本体170の一対の弾発部材収納部175に弾発部材180を収納し、さらにこの操作つまみ150を外側ケース100の操作つまみ収納部105に収納し、その際つまみ本体170に設けた軸部177を外側ケース100に設けた軸支孔109に挿入し、これによって操作つまみ150を外側ケース100に対して揺動自在に軸支する。
そしてこの外側ケース100を前記カバー80の上に載置する。このとき操作つまみ150の操作体190はカバー80の操作体挿通孔83を貫通し、先端の一対の弾発体181の弾接面183はそれぞれ各可動接点体70の上面に弾接する。同時に外側ケース100の各取付突起115をケース10の各取付部19に挿入し、各取付突起115の先端をケース10の下面で熱かしめし、これによってケース10に外側ケース100を固定する。これによってスイッチ1−1の組み立てが完了する。なお上記組立手順はその一例であり、他の各種異なる組立手順を用いて組み立てても良いことはいうまでもない。
以上のようにして構成されたスイッチ1−1は、図3に示すように、内部に接点収納部11を有するケース10と、ケース10の接点収納部11の底面に設置される少なくとも一対の固定接点体40及び可動接点体支持体50と、可動接点体支持体50に揺動自在に軸支され、固定接点体40に設けた固定接点45に接離する可動接点71を有する可動接点体70と、可動接点体70の上部に設置され、可動接点体70の上面に当接しながら移動することで可動接点体70を揺動操作する操作体190を有する操作つまみ150とを具備し、さらに下記する図9に示すように、可動接点71が固定接点45に当接した際に上昇する可動接点体70の当接部79に対して隙間Sを介してその上方に対向する位置に、さらに上昇する当接部79を当接してその上昇を防止するストッパ部85を設置して構成されている。またケース10の上にはカバー80が被せられ、カバー80の上に操作つまみ150が設置され、カバー80に設けた操作体挿通孔83を通して操作つまみ150の操作体190をケース10内に挿入するとともに、ストッパ部85をカバー80の下面から突出して設けている。
図3は操作つまみ150が一方の側に揺動しきってスイッチがオフして安定している状態を示している。同図に示す状態は、操作つまみ150の操作体190の弾発体181の弾接面183が可動接点体70の上辺55に当接している当接部分75から見て可動接点71とは反対側の上面を弾接している状態を示しており、これによって可動接点体70はその当接係止部77が可動接点体支持体50の支持体本体部51上に当接し、従って可動接点71は固定接点体40の固定接点45から離れ、固定接点体40と可動接点体支持体50間、つまり両端子43,53間はオフ状態となっている。またこのとき、短絡片200のアーム部203はその先端のストッパ部当接部211が可動接点体支持体50のストッパ部59に弾接しているので、その位置よりも上方には移動せず、従って弾接部205は可動接点体70の下面から少し離間している。
次に前記操作つまみ150の上方向に持ち上がっている側の上面を押し込む方向に(図3に示す矢印B方向に)押圧すると、弾発体181の弾接面183が可動接点体70の上面を可動接点71側に向けて移動(摺動)を始め、可動接点体70の当接部分75の部分に至るまでは弾発バネ187が押し縮められて弾発体181は弾発部材収納部175内に押し込められ、弾発面183が当接部分75の部分を通過した際に可動接点体70は当接部分75の部分を揺動軸として可動接点71側が下降するように揺動を始め、押し縮められていた弾発バネ187の弾発力によって可動接点体70は急速に揺動して図9に示すように瞬時に可動接点71が固定接点体40の固定接点45に当接し、固定接点体40と可動接点体支持体50間、つまり両端子43,53間がオンする。そして操作つまみ150は他方の側に揺動しきって安定する。このとき可動接点体70の当接部79とストッパ部85(当接部当接面87)間には所定の隙間Sが形成されている。
そして上述のように可動接点71側が下降している途中において、短絡片200の弾接部205が可動接点体70の下面に当接し、可動接点体70が揺動し切るまで弾接部205は可動接点体70の下面によって押し下げられる。つまり可動接点71が固定接点45にオンするその前後においては、短絡片200の弾接部205が可動接点体70に常に弾接するので、たとえスイッチ1−1がオンする際に可動接点体70が立設部54の上辺55上でバウンシングしても、可動接点体70と可動接点体支持体50間は確実に電気的に接続された状態を維持する。
ところで上述のように操作つまみ150を矢印B方向に押圧してスイッチを切り換える際、押し縮められていた弾発バネ187の弾発力によって可動接点体70が急速に揺動して図9に示すように瞬時に可動接点71は固定接点45に当接するが、その時の衝撃力(反動)等によって、可動接点体70が立設部54の上辺55上で大きくバウンシングして、図10に示すように可動接点体70の当接部79側の部分が上方向に大きく持ち上がる場合がある。
しかしながらこのスイッチ1−1においては、図10に示すように、可動接点体70の可動接点71の反対側の端部の上昇は、その当接部79がストッパ部85に当接することで阻止される。このとき可動接点体支持体50の可動接点体係止部56と可動接点体70の係止部73との係合は外れておらず、可動接点体70は可動接点体支持体50に軸支されている。つまりスイッチ1−1がオンする際にその衝撃(反動)によって可動接点体70の当接部79が本来上昇すべき位置(図9の位置)よりもさらに上昇しようとしても、その上昇はストッパ部85によって制限されるので、スイッチ動作時に可動接点体70が可動接点体支持体50から外れる恐れがなくなる。この効果はスイッチ1−1が小型化されればされるほど大きい。なお所定寸法の隙間Sは、固定接点45や可動接点71の摩耗によって当接部79の位置が上昇する場合があるので必要である。
特にこのスイッチ1−1においては、図9に示す隙間Sは、可動接点71が固定接点45に当接し且つ可動接点体70の当接部79がストッパ部85に当接した状態でも、可動接点体70の可動接点体支持体50への軸支が維持される寸法に形成されている。つまり可動接点体係止部56(図5参照)の高さを、図10に示すように当接部79がストッパ部85に当接した状態でも可動接点体70の可動接点体支持体50への軸支が維持される高さまで高く形成している。このため可動接点体70の当接部79がストッパ部85に当接した際でも可動接点体70の可動接点体支持体50への軸支が確実に維持され、可動接点体70が可動接点体支持体50から外れる恐れが確実に防止される。
さらにこのスイッチ1−1においては、図9に示す隙間Sは、可動接点71が固定接点45に当接し且つ可動接点体70の当接部79がストッパ部85に当接した状態で短絡片200による可動接点体70と可動接点体支持体50間の短絡が維持される寸法に形成されている。つまり可動接点71が固定接点45に当接し且つ可動接点体70の当接部79がストッパ部85に当接した状態でも短絡片200の弾接部205が可動接点体70の下面に当接する寸法に形成されている。これによって可動接点体70の当接部79がストッパ部85に当接した際でも可動接点体70と可動接点体支持体50間の短絡が短絡片200によって確実に維持される。
またこのスイッチ1−1においては、カバー80自体にストッパ部85を設けたので、スイッチ1−1の部品点数が増加することなく、容易にストッパ部85を設けることができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、つまみ外装体160とつまみ本体170は、一体成形にて1つの部品で構成しても良い。またカバー80と外側ケース100は、一体成形にて1つの部品で構成しても良い。またストッパ部85はカバー80以外の部材、例えば外側ケース100やケース10等に設けても良い。また短絡片200による可動接点体70と可動接点体支持体50間の短絡構造も種々の変更が可能であり、要は可動接点体70と可動接点体支持体50間を短絡する構造であればどのような構造であっても良い。さらにケース10,固定接点体40,可動接点体支持体50,短絡片200,可動接点体70,カバー80,外側ケース100,操作つまみ150などの各部品の形状・構造・材質に種々の変更が可能であることは言うまでもない。
1−1 スイッチ
10 ケース
11 接点収納部
40 固定接点体
45 固定接点
50 可動接点体支持体
70 可動接点体
71 可動接点
79 当接部
80 カバー
83 操作体挿通孔
85 ストッパ部
S 隙間
100 外側ケース
150 操作つまみ
160 つまみ外装体
170 つまみ本体
180 弾発部材
181 弾発体
187 弾発バネ
190 操作体
200 短絡片

Claims (4)

  1. 内部に接点収納部を有するケースと、
    前記ケースの接点収納部の底面に設置される少なくとも一対の固定接点体及び可動接点体支持体と、
    前記可動接点体支持体に揺動自在に軸支され、前記固定接点体に設けた固定接点に接離する可動接点を有する可動接点体と、
    前記可動接点体の上部に設置され、前記可動接点体の上面に当接しながら移動することで可動接点体を揺動操作する操作体を有する操作つまみと、を具備するスイッチにおいて、
    前記可動接点が前記固定接点に当接した際に上昇する可動接点体の当接部に対して隙間を介してその上方に対向する位置に、さらに上昇する当接部を当接してその上昇を防止するストッパ部を設置したことを特徴とするスイッチ。
  2. 請求項1に記載のスイッチであって、
    前記ケースの上にはカバーが被せられ、このカバーの上に前記操作つまみが設置され、このカバーに設けた操作体挿通孔を通して前記操作つまみの操作体をケース内に挿入するとともに、前記ストッパ部を、このカバーの下面から突出して設けたことを特徴とするスイッチ。
  3. 請求項2に記載のスイッチであって、
    前記隙間は、前記可動接点が前記固定接点に当接し且つ可動接点体の当接部がストッパ部に当接した状態で、前記可動接点体の前記可動接点体支持体への軸支が維持される寸法に形成されていることを特徴とするスイッチ。
  4. 請求項3に記載のスイッチであって、
    前記可動接点体支持体と前記可動接点体間を短絡する短絡片を取り付け、
    前記隙間は、前記可動接点が前記固定接点に当接し且つ可動接点体の当接部がストッパ部に当接した状態で前記短絡片による前記可動接点体と前記可動接点体支持体間の短絡が維持される寸法に形成されていることを特徴とするスイッチ。
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