JP2011209412A - 圧縮装置、圧縮方法、再生装置および再生方法 - Google Patents

圧縮装置、圧縮方法、再生装置および再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】圧縮音楽データ再生時に音源に忠実な再生を実現する圧縮装置、圧縮方法、再生装置および再生方法を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる再生装置は、付加情報が付加された圧縮音楽データが入力される入力部と、入力部からの圧縮音楽データを、付加情報を参照してデコードする第1のデコーダと、デコーダがデコードしたデータを出力する出力部とを有する。圧縮音楽データは、音楽データの前後に、無音データが追加された、複数のフレームから構成された音楽データであって、付加情報は、無音データを除いた音楽データのフレームの数、及び最終フレームが有する音楽データのサンプル数を含み、第1のデコーダは、圧縮音楽データから音楽データの部分のみをデコードするものである。
【選択図】図2

Description

本発明は再生装置、再生方法およびプログラムに関し、特に圧縮音楽データを再生する再生装置、再生方法およびプログラムに関する。
CD等の音源の楽曲を圧縮記録し、再生する携帯音楽端末や携帯電話、カーナビが普及している。これらの機器は、CD等の音源を持ち歩く場合に比べて、より小さい容積の機器の中により多くの楽曲を保存し、再生できる点や、通常、1曲を1個のデータファイルとして記録することから、複数のCD等、音源をまたいで楽曲を検索、連続再生できる等の利便性がある。
図10は、楽曲の圧縮データを示す図である。図10に示すように、圧縮に使われるAAC(Advanced Audio Coding)、MP3(MPEG Audio Layer-3)、AC3(Audio code number 3)、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)等のアルゴリズムは、原理上、圧縮時に各ファイルの冒頭に1フレーム分の無音部分を付加してしまう。ここで、「フレーム」とは、音源データをAAC等の圧縮アルゴリズムで圧縮したデータの最小単位であり、1フレームには1024個の音声サンプルが含まれる。したがって、ライブ音源やクラシック音楽のように楽曲間に無音部がない楽曲を再生する場合には、音源には存在しない楽曲間の無音部(音声ギャップ)を再生してしまう。
ここで、圧縮データの先頭に1フレーム分の無音部を付加してしまうのはAAC、MP3、AC3、ATRAC等の圧縮アルゴリズムで使われる修正離散コサイン変換(Modified Discrete Cosine Transform:MDCT)が原因である。MDCTは、音源データの音声信号から周波数スペクトルへの変換である。この変換は音声信号を「ブロック」という単位に分割し、ブロックごとに実行される。その際に、連続するブロックの境界で、ブロックひずみと呼ばれる原音に無いひずみが入るのを避けるために、変換ブロックをオーバラップさせる。図11は、原音の楽曲データをブロックごとに分割した図である。このとき、先頭の音声信号には、直前に音源が無い。そのため、先頭のブロックの前には無音のブロックを想定した変換を行う。その結果、変換後のデータの先頭に無音部が付加される。AAC等の圧縮アルゴリズムおよび圧縮データの先頭に1フレーム分の無音部が付加される原理については、非特許文献1及び非特許文献2に詳しく記載されている。
ところで、圧縮音楽データを再生する際に、音源に無い楽曲間の無音部を再生しないようにする技術が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の技術では、操作部によって、ユーザが録音モードおよび再生モードを、「通常モード」または、「ライブ版モード」から選択、指定できるようになっている(特許文献1および特許文献1の図1参照)。
録音モードとして通常モードが指定された場合、エンコード部および録音部は、曲ごとに圧縮ファイルを分けて音楽ファイルとして記録する。これは、一般に広く採用されている圧縮音楽記録の方法である。
録音モードとしてライブ版モードが指定された場合、エンコード部および音楽ファイル記録部によって音源全体を1つの音楽ファイルとして記録するとともに、位置情報ファイル記録部によって各曲の音楽データ情報を位置情報ファイルに記録する。図12は通常版モードおよびライブ版モードで生成された音楽ファイルを示す図である。特許文献1に記載の技術では、音源全体を1つの音楽ファイルとして記憶することにより、音源に無い楽曲間の無音部が再生されることを防いでいる。
特許文献2には、楽曲間の無音部を再生しないようにする技術が記載されている。図13は、圧縮楽曲データを示す図である。特許文献2に記載の技術では、楽曲データを再生する際に制御部が楽曲データの再生と並行して、再生中の楽曲番号Nの楽曲データの末尾部分をデコードする(特許文献2の図1および図3参照)。そして、デコードした末尾部分における区間平均ボリューム値を求める。
次に制御部は、楽曲番号N+1、つまり次に再生する楽曲データの先頭部分をデコードする。そして、制御部は、デコードした先頭部分における区間平均ボリューム値を求める。制御部は、上記で求めた末尾部分及び先頭部分の区間平均ボリューム値を比較し、両区間平均ボリューム値が等しいかどうかを判別する。そして、等しいと判別した場合、制御部10は、楽曲番号Nの楽曲データの末尾、および、楽曲番号N+1の楽曲データの先頭に付加された無音部を削除する。以上により、音源データの楽曲間に無音部が存在するかどうかを推定し、無音部が存在しないと判断した場合に、圧縮楽曲データの無音部を削除することで、再生時に無音部が再生されることを避ける。
特許文献3には、複数の曲の連続再生を行うための技術が記載されている。特許文献3に記載の技術では、複数の曲の連続再生を円滑に行うために、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する。次の曲の再生を開始するための条件として、再生開始時間や音量レベルを設定することが選択でき、それにより、前の曲の最後の無音部分を再生しないようにすることができる。
特許文献4には、曲の間のギャップを抑制するために、音楽データの振幅レベルを解析する技術が記載されている。音楽データの振幅レベルを解析することで、無音部分を検出し、当該検出した無音部分を削除して再生する。また、無音と判断するための閾値を変えることで、ライブ盤の音楽データと、通常の1曲1曲が明確に分かれている音楽データとを区別し、ライブ盤であれば無音部分を削除する。
特開2004−93729号公報 特開2007−179604号公報 特開2003−058192号公報 特開2008−209903号公報
PIONEER R&D Vol.7 No.2 鈴木雅美著「MPEG−2 Advanced Audio Coding (AAC)方式の解説とMPEG-4 Audioの標準化動向」p.57〜p.59 ISO/IEC「13818−7 Information technology − Generic Coding of moving picture and associated audio information− Part 7.Advanced Audio Coding (AAC) Fourth edition」15.3.3 (p.101)
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、録音をする際に、ユーザが楽曲間に無音部が存在する通常版か、楽曲間に無音部の存在しないライブ版かを判断し、指定する必要がある。
また、ライブ版音源の場合、音源全体を1ファイルとして保存するため、ファイルの容量が大きくなる。図14は、記憶媒体の空き容量と音源のファイルの大きさを示す図である。図14に示すように、記録媒体の空き領域が分散していた場合、1曲ずつに分割されていれば記憶可能であった場合でも、ライブ版音源のように、ファイルが大きくなると、記憶できない場合がある。
さらに、特許文献1に記載の技術では、ライブ版モードで記録されたファイルを再生する際には、音楽ファイル再生部およびデコード部は、音源全体が1つになった音楽ファイルを再生する。このとき、ユーザによる曲指定が行われたときは、位置情報ファイル参照部によって位置情報ファイルを参照し、当該指定された位置から再生を行う。そのため、音源全体=1ファイルのライブ版モードで記録された音楽データを再生する場合と、1曲=1ファイルの通常モードで記録された音楽データを再生する場合との2種類の再生方法が必要になり、処理が複雑になる、という問題がある。
特許文献2に記載の技術では、音源の曲間に無音部が存在するかどうかではなく、前の曲の末尾の区間平均ボリューム値と次の曲の先頭の区間平均ボリューム値が等しくなると、無音部を削除してしまう。よって、音源の曲間に無音部がある場合でも、偶然前の曲の末尾の区間平均ボリューム値と次の曲の先頭の区間平均ボリューム値が等しくなった場合には、楽曲間の無音部が削除されてしまい、音源に忠実な再生が出来ない場合がある。
特許文献3に記載の技術では、複数の楽曲を連続して再生する条件を、楽曲に合わせてユーザが判断し、選択する必要がある。
特許文献4に記載の技術では、曲の間のギャップを削除するために、音楽データの振幅を測定するため、再生装置には必ず振幅レベルを解析するシステムが必要になる。
本発明にかかる圧縮装置は、音楽データの前後に、当該音楽データとは異なる無音データを追加し、エンコードして圧縮音楽データを作成する圧縮部と、圧縮部が作成した圧縮音楽データのうち、無音データ部分を除いた音楽データの部分のみをデコード又は再生するための付加情報を作成して圧縮音楽データに付加する付加情報作成部とを有する。圧縮音楽データは、圧縮時に、複数のフレームに再構成された音楽データであって、圧縮時に無音データが追加されている。付加情報は、フレームの数、及び最終フレームが有する音楽データのサンプル数を含むものである。
これにより、当該圧縮データのうち無音データ部分を除いた、音楽データが圧縮された部分を示す付加情報を付加した圧縮音楽データを作成する。
本発明にかかる再生装置は、付加情報が付加された圧縮音楽データが入力される入力部と、入力部からの圧縮音楽データを、付加情報を参照してデコードする第1のデコーダと、デコーダがデコードしたデータを出力する出力部とを有する。圧縮音楽データは、圧縮時に、複数のフレームに再構成された音楽データであり、音楽データの前後に、当該音楽データとは異なる無音データが追加されたものであって、付加情報は、フレームの数、及び最終フレームが有する音楽データのサンプル数を含み、第1のデコーダは、圧縮音楽データから音楽データの部分のみをデコードするものである。
これにより、圧縮音楽データのうち、無音データ部分を除いた、音楽データが圧縮された部分のみをデコードすることができる。
圧縮音楽データ処理分野における、圧縮音楽データ再生時に音源に忠実な再生を実現する圧縮装置、圧縮方法、再生装置および再生方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる圧縮装置1を示す図である。 実施の形態1にかかる圧縮音楽データ12を示す図である。 実施の形態1にかかる音楽データを圧縮する際の圧縮装置1の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる再生装置2を示す図である。 実施の形態1にかかる再生装置2が圧縮音楽データ12を再生する際の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる再生装置3を示す図である。 実施の形態2にかかるn曲目の再生音楽データと、n+1曲目の再生音楽データの再生するタイミングを示す図である。 実施の形態2にかかるn曲目の再生音楽データと、n+1曲目の再生音楽データの再生するタイミングを示す図である。 実施の形態2にかかる再生装置3の動作を示すフローチャートである。 従来の楽曲の圧縮データを示す図である。 原音の楽曲データをブロックごとに分割した図である。 従来の通常版モードおよびライブ版モードで生成された音楽ファイルを示す図である。 従来の圧縮楽曲データを示す図である。 従来の記憶媒体の空き容量と音源のファイルの大きさを示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。また、以下の図面に示す各装置の構成は、例えば記憶装置に読み込まれたプログラムをコンピュータ(PCや携帯端末装置等)上で実行することにより実現される。また、これらのプログラムは、CD−ROMや光ディスク等の情報記憶媒体に記憶され、もしくはインターネット等のネットワークを介して配布され、コンピュータにインストールされることになる。
図1は、本実施の形態にかかる圧縮装置1を示す図である。本実施の形態にかかる圧縮装置1は、圧縮部10と付加情報作成部11とを有する。
圧縮部10は、音楽データを圧縮する。その際、音楽データは複数のフレームで再構成され、音楽データの前後には、当該音楽データとは異なる無音データが追加される。
付加情報作成部11は、圧縮部10が圧縮したデータのうち、音楽データの部分のみをデコード又は再生するための付加情報を作成し、当該圧縮されたデータに付加し、圧縮音楽データ12を生成する。
ここで、圧縮音楽データ12について説明する。図2は、圧縮音楽データ12を示す図である。圧縮音楽データ12は、圧縮時に、複数のフレームで再構成された音楽データであって、無音データとしての無音部14及び16を追加されたものである。付加情報としてのヘッダ13は、音楽データのフレーム数、及び最終フレームが有する音楽データのサンプル数の情報を含む。
無音部14は、AAC、MP3、AC3、ATRAC等のアルゴリズムによって音楽データが圧縮される際に付加されるものである。
無音部16は、音楽データがデジタル化される際に付加されるものであり、音楽データの最終フレームに含まれるサンプル数をフレームの長さと同じにするために付加されるものである。
これにより、本実施の形態にかかる圧縮装置1は、元の音楽データが圧縮された部分を示す付加情報を付加した圧縮音楽データ12を作成できる。
次に、元の音楽データを圧縮する際の動作について、さらに説明する。図3は音楽データを圧縮する際の圧縮装置1の動作を示すフローチャートである。圧縮部10は、AAC、MP3、AC3、ATRAC等のアルゴリズムによって音楽データを圧縮し(ステップS21)、付加情報作成部11は、付加情報を作成し、圧縮された音楽データにヘッダ13として付加する(ステップS22)。そして、作成した圧縮音楽データ12を記録媒体に記録する(ステップS23)。
本実施の形態にかかる圧縮装置1は、音楽データの圧縮時に、原音に無い無音部を削除するために必要な情報である、該当楽曲のフレーム数および最終フレームの音楽データのサンプル数を圧縮音楽データ12の先頭のヘッダ13に付加する。これにより、ヘッダ13から、圧縮楽曲データのうち、原音を圧縮した部分の位置および長さを読み取ることができる。
次に、再生装置2について説明する。図4は、本実施の形態にかかる再生装置2を示す図である。再生装置2は、入力部24と、デコーダ25と、出力部26とを有する。
入力部24は、外部からヘッダ13が付加された圧縮音楽データ12を入力する。
第1のデコーダとしてのデコーダ25は、入力部24からの圧縮音楽データ12を、ヘッダ13を参照し、圧縮音楽データ12から、音楽データが圧縮された部分のみデコードする。
出力部26は、デコーダ25がデコードしたデータを外部に出力し、再生する。
デコーダ25が、音楽データが圧縮された部分のみをデコードするため、再生装置2は、圧縮時に付加された無音部分を再生することなく、より音楽データに忠実に圧縮音楽データを再生することができる。
次に、本実施の形態にかかる再生装置2について、さらに詳細に説明する。図5は、再生装置2が圧縮音楽データ12を再生する際の動作を示すフローチャートである。まず、入力部24は、外部の記憶装置から圧縮音楽データ12を読み込む(ステップS31)。
次に、デコーダ25は、圧縮音楽データ12のヘッダ13を参照し、圧縮音楽データ12のうち、音楽データ部分のフレーム数および最終フレームが有する音楽データのサンプル数を読み込み(ステップS32)、当該ヘッダ13の情報に基づいて、音楽データが圧縮された部分のみをデコードし、出力部26に出力する(ステップS33)。出力部26はデコーダ25から受け取ったデータを再生する(ステップS34)。連続して曲が再生される場合(ステップS35:Yes)、ステップS31に進み、連続して曲が再生されない場合(ステップS35:No)、終了する。
本実施の形態では、圧縮音楽データのうち、もともとの音楽データの部分のみデコードして再生するため、音楽データが圧縮される際に付加される、音楽データとは異なる無音部分を再生することなく、音楽データにより忠実に、連続して曲を再生できる。
実施の形態2
以下、図面を用いて本実施の形態について説明する。なお、説明の無駄を省略するため、実施の形態1と同一の構成要素は同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6は、本実施の形態にかかる再生装置3を示す図である。再生装置3は、実施の形態1のデコーダ25に換えて、第2及び第3のデコーダとしてのデコーダ27および28を有する。また、出力部26にかえて、デコーダ27および28がデコードしたデータをそれぞれ出力する第1及び第2の出力部としての出力部37および出力部38と、出力部37及び出力部38が圧縮音楽データ12を出力するタイミングを制御する制御部36とを有する。
制御部36は、ヘッダ13を参照し、出力部37に、(n+1)番目の音楽データの出力を開始するタイミングを出力する。出力部37は、制御部36から入力されたタイミングに基づき、出力部38のn(nは自然数)番目の音楽データ部分の出力が終わるのと同時に、(n+1)番目の音楽データ部分の出力を開始する。
制御部36は、ヘッダ13を参照し、出力部37に、(n+2)番目の音楽データの出力を開始するタイミングを出力する。出力部38は、制御部36から入力されたタイミングに基づき、出力部37が(n+1)番目の音楽データ部分の出力が終わるのと同時に、(n+2)番目の音楽データ部分の出力を開始する。
すなわち、出力部37及び38は、どちらか1の出力部が前の曲の再生音楽データの再生をしている間に、他の出力部が次の曲の再生音楽データの再生を開始する。その際、当該1の出力部が、前の曲の音楽データ部分の再生を終了するのと同時に、当該他の出力部が次の曲の音楽データ部分を再生しはじめるよう、制御部36はヘッダ13を参照し、タイミングを調整する。
これにより、音楽データにはない無音部分が、前の曲、又は次の曲の音楽データの部分と同時に再生されるため、無音部分はユーザに聞こえない。よって、特に連続して曲を再生する際、音楽データに忠実に再生することができる。
本実施の形態について、更に説明する。図7は、n曲目の再生音楽データと、(n+1)曲目の再生音楽データの再生するタイミングを示す図である。図7(a)は、n曲目圧縮音楽データ12が、最終フレームに無音部16を有していない場合を示す図である。n曲目の再生音楽データを出力部37が再生し、(n+1)曲目の再生音楽データを出力部38が再生するものとして説明する。
デコーダ27は、n曲目の圧縮音楽データ12をデコードし、n曲目の再生音楽データを出力部37に出力する。出力部37は、n曲目の圧縮音楽データ12のヘッダ13を参照し、n曲目の圧縮音楽データ12が、最終フレームに無音部16を有していないことを読み取り、出力部38に出力する。
出力部37が再生音楽データの再生を開始すると、デコーダ28は(n+1)曲目の圧縮音楽データ12をデコードし、出力部38に再生音楽データを出力する。出力部38は、(n+1)曲目の圧縮音楽データのヘッダ13を参照し、(n+1)曲目の圧縮音楽データ12は、先頭に無音部14を1フレーム有していることを読み取る。この際、(n+1)曲目以降も連続して曲を再生する場合は、(n+1)曲目の圧縮音楽データ12が有する無音部16の情報を出力部37に出力する。
出力部38は、出力部37から受け取ったn曲目の圧縮音楽データ12の無音部16情報、及びn+1曲目の圧縮音楽データ12の無音部14から、(n+1)曲目の再生を開始するタイミングを算出し、出力部38は、出力部37がn曲目の再生音楽データの、最終フレーム部分の再生を開始するのと同時に、(n+1)曲目の再生音楽データの再生を開始する。
これにより、圧縮の際付加される無音部分を再生することなく、曲と曲の間を連続して再生することができる。
図7(b)は、n曲目の圧縮音楽データ12が、最終フレームに無音部16を有していた場合を示す図である。図(a)の場合と同様に、n曲目の再生音楽データを出力部37が再生し、(n+1)曲目の再生音楽データを出力部38が再生するものとする。
デコーダ27は、n曲目の圧縮音楽データ12をデコードし、n曲目の再生音楽データを出力部37に渡す。出力部37は、n曲目の圧縮音楽データ12のヘッダ13を参照し、n曲目の圧縮音楽データ12が、最終フレームに無音部16を有していることを読み取り、出力部38に出力する。
出力部37が再生音楽データの再生を開始すると、デコーダ28は(n+1)曲目の圧縮音楽データ12をデコードし、出力部38に再生音楽データを出力する。出力部38は、(n+1)曲目の圧縮音楽データのヘッダ13を参照し、(n+1)曲目の圧縮音楽データ12は、先頭に無音部14を1フレーム有していることを読み取る。
出力部38は、出力部37から受け取ったn曲目の圧縮音楽データ12の無音部16情報、及び(n+1)曲目の圧縮音楽データ12の無音部14から、(n+1)曲目の再生を開始するタイミングを算出する。
図7(b)の場合は、出力部38は、n曲目の再生音楽データの最終フレームの開始位置から、n曲目の圧縮音楽データ12が有する無音部16の長さだけ遡った位置を出力部37が再生し始めるタイミングと、出力部38が(n+1)曲目の音楽データ部分の再生を開始するタイミングとを同時にする。これにより、本実施の形態にかかる再生装置3は、出力部の再生するタイミングを、ヘッダの有する付加情報に基づいて調整することにより、音楽データとは異なる無音区間がユーザに聞こえないようにすることができる。そして、n曲目の圧縮音楽データ12の最終フレームに無音部16が付加されていた場合でも、圧縮の際付加された無音部分を再生することなく、曲と曲の間を連続して再生することができる。
図8は、n曲目の再生音楽データと、(n+1)曲目の再生音楽データの再生するタイミングを示す図である。図8(a)は、(n+1)曲目の音楽データにもともと無音部分がある場合を示す。この場合、本実施の形態では、圧縮時に付加された無音部14のみn曲目の音楽データと重ねて再生し、(n+1)曲目の音楽データにもともと存在した無音部分については、n曲目の音楽データ部分と重ねて再生しない。
図8(b)は、n曲目の圧縮音楽データ12が、無音部16を有し、(n+1)曲目の圧縮音楽データ12が、先頭に無音部14を1フレーム有し、さらにもともと(n+1)曲目の音楽データが無音部分を有している場合を示す。この場合、(n+1)曲目の無音部14と、n曲目の音楽データとを合わせて再生する。このようにすることにより、音楽データがもともと有していた無音部分を再生することができ、音楽データに忠実に再生することができる。
出力部37および38が再生音楽データの再生を開始するタイミングについてさらに説明する。制御部36は、ヘッダ13に基づいて、二つの出力部のうち1に再生音楽データを再生させながら、他の出力部に(n+1)曲目の再生音楽データの再生を開始させるタイミングを調整する。このとき、f[n]をn曲目のフレーム数、sff[n]をn曲目の最終フレームの有音サンプル数、Rを音楽データのサンプリングレートとするとき、n曲目の再生音楽データの再生が開始されてから、(n+1)曲目の再生音楽データが再生されるまでの時間tは、
t=((f[n]+1−2)×1024+sff[n])×1/R …(式1)
とする。圧縮データの先頭には無音フレームが付加されているため、n曲目の圧縮データのフレーム数はf[n+1]である。また、サンプリングレートは原音がCDの場合は44.1KHzである。よって、時間t後にn+1曲目の再生を開始することにより、音楽データにより忠実に連続して曲の再生ができる。
次に、再生装置3の動作について説明する。図9は、再生装置3の動作を示すフローチャートである。まず、デコーダ27が、n曲目との圧縮音楽データ12のデコードを行い、n曲目の再生音楽データを制御部36及び出力部37に出力する(ステップS41)。制御部36は、デコーダ27から入力された情報から、n曲目の圧縮音楽データ12のヘッダ13の情報を取得する。今回の場合、1、2曲目の再生音楽データから、ヘッダ13が有する音楽データ部分のフレーム位置、フレーム数および最終フレームのサンプル数を取得する(ステップS42)。
次に、制御部36は、n曲目の圧縮音楽データ12のヘッダ13の情報を、出力部38に出力する。(ステップS43)。次に、再生部37はn曲目の再生音楽データを再生する(ステップS44)。次に、n曲目の再生が開始されると、デコーダ28は(n+1)曲目の圧縮音楽データ12をデコードし、制御部36及び出力部38に出力する(ステップS45)。制御部36は、n曲目の圧縮音楽データ12のヘッダ13の情報を取得する。さらに、制御部36は、n曲目の圧縮音楽データ12のヘッダ13の情報、および(n+1)曲目の情報から、(式1)を用いてtを算出し、出力部38に出力する(ステップS45)。出力部38は、n曲目の再生開始から、(式1)を用いて算出されたt時間後に、(n+1)曲目の再生を開始する(ステップS46)。
次に、更に再生する曲がある場合(ステップS47:Yes)、ステップS44に戻り、デコーダ27が(n+2)曲目のデコードを開始する。ステップS48において、次に再生する曲がない場合(ステップS47:No)、再生を終了する。前述したように、デコーダ27及びデコーダ28と、出力部37と出力部38は1曲づつ交互にデコードと再生を行う。また、ここで演奏する曲順は、CD等の音楽データの楽曲順、ユーザが指定した楽曲順、再生装置3がランダムに選択した楽曲順等が考えられるが、これらに限らない。楽曲順は再生リストとして制御部36が保持するようにしてもよい。
更に、本実施の形態では、ヘッダの付加情報に基づいて、出力部の再生するタイミングを調整する。実施の形態1に比べ、より簡易な制御で、圧縮音楽データの有する元の音楽データの部分のみ再生することができる。
本実施の形態にかかる圧縮装置は、音楽データを圧縮した後、音楽データを圧縮した部分の情報を有する付加情報をヘッダに付加して圧縮音楽データを作成する。そのため、圧縮音楽データから音楽データとは異なる無音部分を除いて再生することができる。よって、ライブ盤のように、音楽データの楽曲間に無音部が無い場合でも、1曲ごとに圧縮しても途切れなく再生されるので、ライブ盤の音楽データであっても、1曲ごとに圧縮することができる。それにより、記憶媒体の空き容量を有効に使うことができる。
更に、音楽データの楽曲間に無音部がない場合でも通常の音楽データと同じ圧縮、再生処理を行うため、例えばユーザが圧縮、再生装置のモードを設定するという操作、及び再生装置が音楽データの無音部の有無に応じて複数の再生手段を有することが不要である。
また、本実施の形態においては、再生する曲のデータから無音部を判断しないため、元の音楽データにより忠実に再生音楽データを再生できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 圧縮装置
2 再生装置
3 再生装置
10 圧縮部
11 付加情報作成部
12 圧縮音楽データ
13 ヘッダ
14 無音部
16 無音部
24 入力部
25 デコーダ
26 出力部
27 デコーダ
28 デコーダ
36 制御部
37 出力部
38 出力部

Claims (6)

  1. 音楽データを複数のフレームで構成された圧縮音楽データに圧縮し、圧縮音楽データの前後に元の音楽データとは異なる無音データを付加する圧縮部と、
    前記圧縮部が作成した圧縮音楽データのうち、前記無音データ部分を除いた前記音楽データ部分のみをデコード又は再生するための付加情報を作成して前記圧縮音楽データに付加する付加情報作成部とを有し、
    前記圧縮音楽データは、前記無音データが付加された複数のフレームから構成された音楽データであって、
    前記付加情報は、前記音楽データのフレームの数、及び最終フレームが有する前記音楽データのサンプル数を含む圧縮装置。
  2. 付加情報が付加された圧縮音楽データが入力される入力部と、
    前記入力部からの前記圧縮音楽データを、前記付加情報を参照してデコードする第1のデコーダと、
    前記デコーダがデコードしたデータを出力する出力部とを有し、
    前記圧縮音楽データは、複数のフレームで構成され、元の音楽データの前後に、当該音楽データとは異なる無音データが付加された音楽データであって、
    前記付加情報は、前記音楽データのフレームの数、及び最終フレームが有する前記音楽データのサンプル数を含み、
    前記第1のデコーダは、前記圧縮音楽データから前記音楽データ部分のみをデコードする、再生装置。
  3. 前記第1のデコーダに換えて、1曲ごとに交互に前記圧縮音楽データをデコードする第2及び第3のデコーダを有し、
    前記出力部は、前記第2及び第3のデコーダがデコードしたデータをそれぞれ出力する第1及び第2の出力部を有し、
    前記第1の出力部は、前記付加情報を参照し、前記第2の出力部がn(nは自然数)番目の音楽データ部分の出力が終わるのと同時に、(n+1)番目の音楽データ部分の出力を開始し、
    前記第2の出力部は、前記付加情報を参照し、前記第1の出力部が前記(n+1)番目の音楽データ部分の出力が終わるのと同時に、(n+2)番目の音楽データ部分の出力を開始する請求項2記載の再生装置。
  4. f(n)をn番目の前記圧縮音楽データのフレーム数、sff(n)をn番目の前記圧縮音楽データの最終フレーム数、Rを前記音楽データのサンプリングレートとしたとき、前記第2又は第3のデコーダのうち1がn番目の前記圧縮音楽データのデコードを開始してから前記他のデコーダが次の曲の圧縮音楽データのデコードを開始するまでの時間tは、
    t=((f(n)+1−2)×1024+sff(n))×1/R
    である請求項2又は3記載の再生装置。
  5. 複数のフレームで再構成され、元の音楽データの前後に、当該音楽データとは異なる無音データを付加した圧縮音楽データを作成する圧縮ステップと、
    前記圧縮音楽データのうち、前記無音データ部分を除いた前記音楽データ部分のみをデコード又は再生するための付加情報を作成して前記圧縮音楽データに付加する付加情報作成ステップとを有し、
    前記圧縮ステップでは、前記音楽データを圧縮し、
    前記付加情報作成ステップでは、前記音楽データ部分のフレームの数、及び最終フレームが有する前記音楽データのサンプル数を含む付加情報を前記圧縮音楽データに付加する圧縮方法。
  6. 複数のフレームで再構成され、元の音楽データの前後に、当該音楽データとは異なる無音データを付加した圧縮音楽データを作成する圧縮ステップと、
    前記デコードされたデータを出力する出力ステップとを有し、
    前記圧縮音楽データは、圧縮される際、音楽データに当該音楽データとは異なる無音データを付加され、複数のフレームに分割された後圧縮されたものであって、
    前記付加情報は、前記無音データ部分を除いた前記音楽データのフレームの位置、フレームの数、及び最終フレームが有する前記音楽データのサンプル数を含み、
    前記デコードステップは、前記圧縮音楽データから前記音楽データ部分のみをデコードする、再生方法。
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