JP2011209402A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】設置する際や、所望の画像サイズの投写画像を得る際の利便性の向上を図ったプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター1は、投写面に投写された投写画像のズーム状態を変更するズーム調整部4と、投写画像のフォーカス状態を変更するフォーカス調整部5と、投写画像のサイズを目安として表示するための外面61Aを有し、移動操作されるサイズリング61と、投写面とプロジェクター1との距離を目安として表示するための外面62Aを有し、移動操作される距離リング62と、サイズリング61および距離リング62の少なくともいずれか一方の移動操作の操作力を、ズーム調整部4およびフォーカス調整部5の少なくともいずれか一方に伝達可能な伝達機構7と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して投写するプロジェクターが知られている。プロジェクターには、投写レンズが備えられており、この投写レンズがズーム調整されることによって、スクリーン等の投写面に投写される投写画像は、サイズが変倍される。また、投写画像のサイズ(以下、「画像サイズ」という)をスクリーンのサイズに一致させるべくズーム調整を行なう技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターは、カメラによってスクリーンを検出し、自動的にズーム調整を行なうように構成されている。
特開2006−121240号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクターであっても、投写画像を鑑賞する人数や鑑賞者からスクリーンまでの距離等の環境に応じて画像サイズやプロジェクターの設置位置を変更したい場合には、その変更作業が煩雑になるという課題がある。すなわち、特許文献1のプロジェクターにおいて、所望の画像サイズに変更したり、投写された光が人に遮られないようにプロジェクターを設置したりする際には、投写画像を観察しながらプロジェクターを移動させたり、ズーム調整を行なったりすることが必要となり、利便性が損なわれてしまうという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して投写面に投写するプロジェクターであって、前記投写面に投写された投写画像のズーム状態を変更するズーム調整部と、前記投写画像のフォーカス状態を変更するフォーカス調整部と、前記投写画像のサイズを目安として表示するためのサイズ表示部を有し、移動操作されるサイズ操作部と、前記投写面と当該プロジェクターとの距離を目安として表示するための距離表示部を有し、移動操作される距離操作部と、前記サイズ操作部および前記距離操作部の少なくともいずれか一方の前記移動操作の操作力を、前記ズーム調整部および前記フォーカス調整部の少なくともいずれか一方に伝達可能な伝達機構と、を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、サイズ操作部は、投写画像のサイズ(画像サイズ)を目安として表示するためのサイズ表示部を有し、距離操作部は、投写面とプロジェクターとの距離(以下「設置距離」という)を目安として表示するための距離表示部を有している。これによって、設置距離およびその設置距離に対応する画像サイズの表示を対応させて表示できるので、プロジェクターが投写していない場合であっても、設置距離に対応する画像サイズをプロジェクターの使用者に明示することが可能となる。
また、サイズ操作部および距離操作部は、少なくともいずれか一方の操作力が伝達機構によってズーム調整部およびフォーカス調整部の少なくともいずれか一方に伝達可能になっている。これによって、画像サイズおよび設置距離を表示させる移動操作で、ズーム調整部を所望のズーム状態にしたり、フォーカス調整部を所望のフォーカス状態に変更したりすることが可能となる。
したがって、プロジェクターを設置する際や、所望の画像サイズの投写画像を得る際の利便性の向上が図れる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記伝達機構は、前記サイズ操作部、前記ズーム調整部それぞれに対して係合する係合状態と係合しない非係合状態とが切替え可能な第1伝達部と、前記第1伝達部に接続して形成され、前記距離操作部、前記フォーカス調整部それぞれに対する係合状態と非係合状態とが切替え可能な第2伝達部と、を備えていることが好ましい。
この構成によれば、伝達機構は、第1伝達部および第2伝達部を備え、サイズ操作部、ズーム調整部、距離操作部およびフォーカス調整部に対して係合状態と非係合状態とが切替え可能になっている。また、第1伝達部および第2伝達部は、接続して形成されている。これによって、サイズ操作部や距離操作部の移動操作の操作力をズーム調整部やフォーカス調整部に伝達する状態と伝達しない状態とに切替えることが可能になると共に、一度にこれらの係合状態、非係合状態を切替えることができる。よって、プロジェクターを設置する位置や画像サイズを変更する際の操作性の向上が図れる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記伝達機構は、前記サイズ操作部および前記距離操作部と係合状態となり、前記ズーム調整部および前記フォーカス調整部と非係合状態となる第1状態を有していることが好ましい。
この構成によれば、第1状態において、伝達機構がサイズ操作部および距離操作部と係合状態となっているので、サイズ操作部および距離操作部は、伝達機構によって連結されることとなり、サイズ操作部と距離操作部とを一体的に操作することができる。つまり、サイズ操作部および距離操作部は、画像サイズの表示および設置距離の表示が対応した状態が維持されて操作されることとなる。一方、伝達機構は、第1状態において、ズーム調整部およびフォーカス調整部と非係合状態となっているので、サイズ操作部あるいは距離操作部が操作されても、ズーム状態およびフォーカス状態は、維持される。
これによって、サイズ表示部に所望の画像サイズを表示させ、その画像サイズに対応する設置距離にプロジェクターを設置することで所望の画像サイズの投写が可能となる。また、距離表示部に表示させた所望の設置距離にプロジェクターを設置することで、表示された設置距離に対応する画像サイズの投写が可能となる。よって、所望の画像サイズの投写画像を得るためのプロジェクターの設置位置や、プロジェクターの設置位置における画像サイズが容易に明確になるので、プロジェクターを設置する際や画像サイズを変更する際の利便性の向上が図れる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記伝達機構は、前記距離操作部の移動を規制可能な距離規制部を備え、前記サイズ操作部および前記ズーム調整部と係合状態となり、前記距離操作部および前記フォーカス調整部と非係合状態となり、前記距離規制部が前記距離操作部の移動を規制する第2状態を有していることが好ましい。
この構成によれば、伝達機構は、第2状態において、サイズ操作部およびズーム調整部と係合状態となっているので、サイズ操作部が操作されると、ズーム調整部に操作力が伝達され、ズーム状態が変更されることとなる。一方、伝達機構は、第2状態において、距離操作部およびフォーカス調整部と非係合状態となっており、距離規制部が距離操作部の移動を規制しているので、距離操作部は、規制される前の設置距離の表示が維持され、フォーカス調整部は、フォーカス状態が維持されることとなる。これによって、距離表示部に表示された設置距離の位置にプロジェクターを設置し、サイズ操作部を操作することで、所望の画像サイズの投写が可能となる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記伝達機構は、前記サイズ操作部の移動を規制可能なサイズ規制部を備え、前記ズーム調整部、前記距離操作部および前記フォーカス調整部と係合状態となり、前記サイズ操作部と非係合状態となり、前記サイズ規制部が前記サイズ操作部の移動を規制する第3状態を有していることが好ましい。
この構成によれば、伝達機構は、第3状態において、サイズ操作部と非係合状態となり、サイズ規制部がサイズ操作部の移動を規制するので、サイズ操作部は、規制される前の画像サイズの表示が維持されることとなる。一方、伝達機構は、第3状態において、ズーム調整部、距離操作部およびフォーカス調整部と係合状態となっているので、距離操作部が操作されると、ズーム状態およびフォーカス状態が変更されることとなる。これによって、サイズ表示部に表示された画像サイズに対応する設置距離が明確になる。また、画像サイズを変えずにプロジェクターの位置を変更したい際には、距離操作部を操作し、距離表示部を観察することでプロジェクターの設置位置の目安が容易に可能となる。また、距離操作部が操作されると、フォーカス状態も変更されるので、プロジェクターの移動に伴うフォーカス調整が可能となり、利便性の向上が図れる。
本実施形態のプロジェクターの外観を示す斜視図。 本実施形態の開口部近傍のプロジェクターを模式的に示す平面図。 本実施形態の光学ユニットの概略構成を示す模式図。 本実施形態の投写レンズおよび設置補助装置を模式的に示す断面図。 本実施形態のプロジェクターがスクリーンに投写する状態を示す模式図。 本実施形態の第2状態におけるプロジェクターの模式図。 本実施形態の第3状態におけるプロジェクターの模式図。
以下、本実施形態に係るプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調してスクリーン等の投写面に拡大投写する。
図1は、本実施形態のプロジェクターの外観を示す斜視図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、本体が外装筐体2で囲まれた構成になっている。そして、外装筐体2内には、光源装置31を有する光学ユニット3(図3参照)、設置補助装置6および図示しない制御部、電源装置、冷却ファン等を備えている。なお、以下では、説明の便宜上、光源装置31から光束が射出される方向を+X方向、プロジェクターから投写される方向を+Y方向(前方向)、X方向およびY方向に直交し、図1の図面視における上を+Z方向(上方向)として記載する。
外装筐体2は、合成樹脂製であり、上部を構成するアッパーケース21、および下部を構成するロアーケース22等を備えており、これらは、互いにネジ等により固定されている。
アッパーケース21の前面21Aには、前方から見て略円形状の開口部(投写用開口部211)が形成されており、この投写用開口部211の内側の外装筐体2内には、光学ユニット3に備えられた投写レンズ36が配置されている。そして、光は、この投写用開口部211から前方に投写される。
アッパーケース21の上面21Bには、投写用開口部211に近接して前方から順に3つの開口部212,213,214が形成されている。
図2は、開口部212,213,214近傍のプロジェクター1を模式的に示す平面図であり、上方から見た図である。
開口部212は、図2に示すように、上方から見て±X方向が長手方向となる矩形状に形成されており、この開口部212から後述する設置補助装置6の距離リング62の一部が露出している。
開口部213は、開口部212の後方に、開口部212と同形状に形成されており、この開口部213から設置補助装置6のサイズリング61の一部が露出している。
開口部214は、開口部213の後方に、上方から見て±Y方向が長手方向となる矩形状に形成されており、この開口部214から設置補助装置6の操作レバー71の一部が露出している。
また、アッパーケース21の上面21Bには、開口部212,213のそれぞれ前側の縁部に、逆三角形状の距離選択マーク216、サイズ選択マーク215が標記され、開口部214の+X側縁部には、状態選択マーク217としての3本の目盛が印刷等によって標記されている。
図1に戻って、アッパーケース21の上面21Bには、開口部214の後方に操作パネル20が配置されている。操作パネル20は、プロジェクター1の各種設定を行うためのメニュー画像の表示/非表示を切り替えるメニューキー、入力ソースを切り替えるソース切替えキー等、各種指示を行うための複数のキー等を備えている。
また、図示は省略するが、外装筐体2には、外気を取り込むための吸気口、外装筐体2内の温まった空気を外部に排出するための排気口、および光源装置31の交換用の開口部等が設けられている。
制御部は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、コンピューターとして機能するものであり、プロジェクター1の動作の制御、例えば、画像の投写に関わる制御等を行う。
光学ユニット3は、制御部による制御の下、光源装置31から射出された光束を光学的に処理して投写する。
図3は、光学ユニット3の概略構成を示す模式図である。
光学ユニット3は、図3に示すように、光源装置31に加え、照明光学装置32、色分離光学装置33、リレー光学装置34、電気光学装置35、投写レンズ36、およびこれらの光学部品を光路上の所定位置に配置する光学部品用筐体37を備える。
光源装置31は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源311およびリフレクター312等を備える。そして、光源装置31は、光源311から射出された光束をリフレクター312によって射出方向を揃え、照明光学装置32に向けて射出する。
照明光学装置32は、第1レンズアレイ321、第2レンズアレイ322、偏光変換素子323、および重畳レンズ324を備える。
第1レンズアレイ321は、マトリクス状に配列された複数の小レンズを有して構成されており、光源装置31から射出された光束を複数の光束に分割する。第2レンズアレイ322は、第1レンズアレイ321と略同様の構成を有しており、重畳レンズ324とともに、光束を後述する液晶ライトバルブ351の表面に略重畳させる。
偏光変換素子323は、第2レンズアレイ322から射出されたランダム偏光光を液晶ライトバルブ351で利用可能な略1種類の偏光光に揃える機能を有する。
色分離光学装置33は、2枚のダイクロイックミラー331,332、および反射ミラー333を備え、照明光学装置32から射出された光束を赤色光(以下「R光」という)、緑色光(以下「G光」という)、青色光(以下「B光」という)の3色の色光に分離する機能を有する。
リレー光学装置34は、入射側レンズ341、リレーレンズ343、および反射ミラー342,344を備え、色分離光学装置33で分離されたR光をR光用の液晶ライトバルブ351Rまで導く機能を有する。なお、光学ユニット3は、リレー光学装置34がR光を導く構成としているが、これに限らず、例えば、B光を導く構成としてもよい。
電気光学装置35は、光変調装置としての液晶ライトバルブ351および色合成光学装置としてクロスダイクロイックプリズム352を備え、色分離光学装置33で分離された各色光を画像情報に応じて変調する。
液晶ライトバルブ351は、3色の色光毎に備えられており(R光用の液晶ライトバルブを351R、G光用の液晶ライトバルブを351G、B光用の液晶ライトバルブを351Bとする)、それぞれ透過型の液晶パネルとその両面に配置された入射側偏光板、射出側偏光板を有している。
液晶ライトバルブ351は、図示しない微小画素がマトリクス状に形成された矩形状の画素領域を有し、各画素を表示画像信号に応じた光透過率に設定して、画素領域内に表示画像を形成する。そして、色分離光学装置33で分離された各色光は、液晶ライトバルブ351にて変調された後、クロスダイクロイックプリズム352に射出される。
クロスダイクロイックプリズム352は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。クロスダイクロイックプリズム352は、誘電体多層膜が液晶ライトバルブ351R,351Bにて変調された色光を反射し、液晶ライトバルブ351Gにて変調された色光を透過して、各色光を合成する。
投写レンズ36は、複数のレンズを組み合わせた組レンズとして構成され、クロスダイクロイックプリズム352にて合成された光をスクリーン上に拡大投写する。投写レンズ36は、スクリーンに投写された投写画像のズーム状態を変更する機能、および投写画像のフォーカス状態を変更する機能を有している。投写レンズ36については、後で詳細に説明する。
設置補助装置6は、プロジェクター1を設置する際の画像サイズや、その画像サイズとなるプロジェクター1の位置、つまり投写面とプロジェクターとの距離(設置距離)の目安となる表示が可能になっている。また、設置補助装置6は、投写レンズ36と連結可能に構成されており、前述したサイズリング61や距離リング62が操作されることで、投写レンズ36のズーム状態やフォーカス状態を変更可能になっている。設置補助装置6については、後で詳細に説明する。
ここで、投写レンズ36および設置補助装置6について詳細に説明する。
先ず、投写レンズ36について説明する。
図4は、投写レンズ36および設置補助装置6を模式的に示す断面図であり、+X方向から見た図である。
投写レンズ36は、投写画像のズーム状態を変更するズーム調整部4、および投写画像のフォーカス状態を変更するフォーカス調整部5を備えている。
ズーム調整部4は、ズーム調整用の複数のレンズ群、案内筒(いずれも図示省略)、および図4に示すように、カム筒41、ズームリング42を備えている。
案内筒は、大きな径の大円筒部と、小さな径の小円筒部とが互いの端部で結合された形状を有し、大円筒部が前側となるように構成されている。案内筒には、大円筒部と小円筒部とで形成される段差部から後方に向けて光軸Cに沿って切り欠かれた直進溝が形成されている。また、大円筒部の外周面には、ネジ溝が形成されている。
カム筒41は、円筒状に形成されており、内側に案内筒の小円筒部が嵌挿され、案内筒に対して光軸Cを中心として回転可能になっている。カム筒41の内面には、複数のレンズ群の移動動作を規定するカム溝(図示省略)が形成されている。
ズームリング42は、筒状に形成されており、図4に示すように、開口部213の下方に配置される。ズームリング42は、内側にカム筒41が嵌挿されて図示しないネジ等によってカム筒41に固定される。
ズームリング42の後側上部の外面には、円周方向に沿って突出する係合部421が形成されている。係合部421は、後述するサイズ用歯車72と係合可能な歯形を有している。ズームリング42の前側の角部には、上部が円周方向に沿って窪む凹部422が形成されており、この凹部422には、円周方向に沿って突出する係合部423が設けられている。係合部423は、係合部421に対して所定の寸法を有して離間しており、後述する中間歯車76と係合可能な歯形を有している。
ズーム調整用の複数のレンズ群は、カムピンを有するレンズ枠にそれぞれ保持され、カムピンが案内筒の直進溝およびカム筒41のカム溝に係合されて案内筒に収納されている。
各レンズ群は、ズームリング42が回転されることによって、カム筒41が回転し、カムピンが直進溝とカム溝との交点に誘導されることで光軸Cに沿って移動する。つまり、ズーム調整部4は、ズームリング42が回転されることによって、ズーム調整用のレンズ群が移動して投写画像のズーム状態を変更する。
フォーカス調整部5は、フォーカス調整用のレンズ、前側筒(いずれも図示省略)、および図4に示すように、フォーカスリング51を備えている。
前側筒は、円筒状に形成され、フォーカス調整用のレンズが固定配置されている。前側筒は、内周面にネジ溝が形成されており、案内筒のネジ溝に螺合されて案内筒に取り付けられている。
フォーカスリング51は、筒状に形成されており、図4に示すように、開口部212の下方に配置される。フォーカスリング51の前側上部の外面には、円周方向に沿って突出する係合部511が形成されている。係合部511は、後述する距離用歯車73と係合可能な歯形を有している。フォーカスリング51は、内側に前側筒が嵌挿されて図示しないネジ等によって前側筒に固定される。
前側筒は、フォーカスリング51が回転されることによって、フォーカスリング51と共に回転し、案内筒との螺合状態が変更されて案内筒に対して進退する。そして、前側筒に固定されているフォーカス調整用のレンズは、光軸Cに沿って移動する。つまり、フォーカス調整部5は、フォーカスリング51が回転されることによって、フォーカス調整用のレンズが移動して投写画像のフォーカス状態を変更する。なお、以下では、説明の便宜上、前方から見て時計回りの回転を「右回転」、反時計回りの回転を「左回転」として記載する。
次に、設置補助装置6について説明する。
設置補助装置6は、図4に示すように、サイズリング61、距離リング62に加え、伝達機構7を備えている。また、サイズリング61は、サイズ操作部に相当し、距離リング62は、距離操作部に相当する。
サイズリング61は、前方から見て略均一の板厚を有して円弧状に形成されており、ズームリング42から離間し、前述したように、一部が開口部213から露出している。そして、サイズリング61は、図示しない支持部材に支持され、露出している部位が±X方向に移動操作されることによって、光軸Cを中心に回転可能に構成されている。
サイズリング61の外面61Aには、図2に示すように、「70」「80」「90」等の画像サイズをインチ単位で表す複数の数字(サイズ標記)、およびそれぞれのサイズ標記に対応する目盛が円周方向に沿って標記されている。外面61Aは、画像サイズを目安として表示するためのサイズ表示部に相当する。
サイズ標記は、サイズリング61の回転に伴って移動し、前述したサイズ選択マーク215に対応するサイズ標記が選択されたサイズ標記となる。例えば、図2に示すように、「80」がサイズ選択マーク215に対応する状態では、サイズリング61は、80インチの画像サイズの標記が選択された状態を示すこととなる。
また、サイズリング61の内面61Bには、図4に示すように、係合部611,612が設けられている。
係合部611は、ズームリング42の係合部421に対向し、円周方向に沿って突出しており、サイズ用歯車72と係合可能な歯形を有している。係合部612は、ズームリング42の係合部421と係合部423との間の上方に位置し、円周方向に沿って突出しており、サイズ用歯車72と係合可能な歯形を有している。
距離リング62は、前方から見て略均一の板厚を有して円弧状に形成されており、フォーカスリング51から離間し、前述したように、一部が開口部212から露出している。そして、距離リング62は、サイズリング61と同様に、図示しない支持部材に支持され、露出している部位が±X方向に移動操作されることによって、光軸Cを中心に回転可能に構成されている。
距離リング62の外面62Aには、図2に示すように、「2」「3」「4」等の設置距離をメートル(m)単位で表す複数の数字(距離標記)、およびそれぞれの距離標記に対応する目盛が円周方向に沿って標記されている。外面62Aは、設置距離を目安として表示するための距離表示部に相当する。
距離標記は、サイズ標記と同様に、距離リング62の回転に伴って移動し、前述した距離選択マーク216に対応する距離標記が選択された距離標記となる。例えば、図2に示すように、「3」が距離選択マーク216に対応する状態では、距離リング62は、3mの設置距離が選択された状態を示すこととなる。
また、距離リング62の内面62Bには、図4に示すように、係合部621,622が設けられている。
係合部621は、フォーカスリング51の係合部511に対向し、円周方向に沿って突出しており、距離用歯車73と係合可能な歯形を有している。係合部622は、係合部621の後方に円周方向に沿って突出しており、距離用歯車73と係合可能な歯形を有している。
次に、伝達機構7について説明する。
伝達機構7は、図4に示すように、サイズリング61および距離リング62と、投写レンズ36との間に配置され、サイズリング61および距離リング62の移動操作をズームリング42やフォーカスリング51に伝達可能に構成されている。
伝達機構7は、操作レバー71に加え、伝達本体部70、距離規制部74、サイズ規制部75および中間歯車76を備えている。
操作レバー71は、図4に示すように、前後方向に延出する軸状の形状を有し、後側には、上方に屈曲された操作部711が形成されている。操作レバー71は、この操作部711が開口部214から露出し、図示しない部材に支持されて前後方向に移動可能に構成されている。
そして、操作レバー71は、図2、図4に示すように、操作部711が開口部214の略中央部に位置する第1状態、開口部214の後側に位置する第2状態(図6参照)、および開口部214の前側に位置する第3状態(図7参照)が切替え可能になっている。操作レバー71の3つの状態における位置は、前述した3つの状態選択マーク217とそれぞれ対応するようになっている。
伝達本体部70は、図4に示すように、第1伝達部としてのサイズ用歯車72、第2伝達部としての距離用歯車73を備え、操作レバー71を回転軸として回転可能に構成され、前後方向においては、操作レバー71と共に移動可能になっている。
サイズ用歯車72は、サイズリング61とズームリング42との間に配置され、操作レバー71が移動されることによって、サイズリング61の係合部611,612、ズームリング42の係合部421および後述する中間歯車76と係合可能になっている。
距離用歯車73は、筒状の部位を介してサイズ用歯車72に接続されており、距離リング62とフォーカスリング51との間に配置される。そして、距離用歯車73は、操作レバー71が移動されることによって、距離リング62の係合部621,622、およびフォーカスリング51の係合部511と係合可能になっている。
距離規制部74は、距離リング62の移動を規制可能に形成されており、図4に示すように、操作レバー71の前側先端に上方に突出するように設けられている。距離規制部74は、操作レバー71が後方に移動された際、つまり第2状態において、係合部621と係合して距離リング62の移動を規制する。
サイズ規制部75は、サイズリング61の移動を規制可能に形成されており、操作部711近傍に設けられ、上方に突出している。サイズ規制部75は、操作レバー71が前方に移動された際、つまり第3状態において、係合部611と係合してサイズリング61の移動を規制する。
中間歯車76は、サイズリング61の移動操作に対して、操作レバー71の状態によってズームリング42を異なる方向に回転させるために設けられている。中間歯車76は、図示しない軸部に回転可能に支持され、ズームリング42の係合部423と係合して配置されている。そして、中間歯車76は、操作レバー71の移動によってサイズ用歯車72と係合可能になっている。
ここで設置補助装置6の動作について説明する。
設置補助装置6は、操作レバー71が前述した第1状態、第2状態、および第3状態に切替えられることによって、各係合部の係合状態が変更される。
先ず、第1状態について説明する。
設置補助装置6は、第1状態において、所望の画像サイズを得るための設置距離の明示や、所望の設置距離を得るための画像サイズの明示が可能になっている。
伝達機構7は、第1状態において、サイズリング61および距離リング62と係合する係合状態となり、ズームリング42およびフォーカスリング51と係合しない非係合状態となる。具体的に、伝達機構7は、図4に示すように、第1状態において、サイズ用歯車72、距離用歯車73がそれぞれ係合部612,622に係合し、係合部421、中間歯車76および係合部511と係合しない状態となる。
サイズリング61および距離リング62は、第1状態において、伝達本体部70によって連結されることとなり、サイズ標記と距離標記とが対応した状態が維持されて操作されることとなる。つまり、サイズリング61および距離リング62は、いずれか一方が回転されると他方も追従して回転する。そして、このサイズ標記と距離標記とは、投写レンズ36が有するズーム倍率に対応するように設定されている。例えば、図2に示すように、サイズ標記が「80」に選択されると、距離標記は、「3」が対応し、この状態から、サイズリング61または距離リング62が右回転され、サイズ標記が「90」に選択されると、距離標記は、「4」が対応する。
一方、伝達機構7は、第1状態において、ズームリング42およびフォーカスリング51と非係合状態となっているので、サイズリング61あるいは距離リング62が操作されても、ズーム状態およびフォーカス状態は、変更されない。
図5は、プロジェクター1がスクリーンSCに投写する状態を示す模式図である。
第1状態において、選択された距離標記と略同じ設置距離の位置にプロジェクター1が設置されると、画像サイズは、選択された距離標記に対応するサイズ標記と同等の画像サイズとなる。例えば、図5に示すように、プロジェクター1が設置距離3mの位置に設置されると、投写画像V1は、距離標記「3」に対応するサイズ標記「80」と同等の80インチとなる。また、プロジェクター1が設置距離4mの位置に設置されると、投写画像V2は、距離標記「4」に対応するサイズ標記「90」と同等の90インチとなる。
このように、プロジェクター1は、第1状態において、所望の画像サイズを得るための設置距離の明示や、所望の設置距離を得るための画像サイズの明示が可能になっている。
次に、第2状態について説明する。
設置補助装置6は、第2状態において、距離標記が選択された状態を維持し、サイズリング61が移動操作されると、ズーム状態が変更されるようになっている。
図6は、第2状態におけるプロジェクター1の模式図である。具体的に、図6(a)は、設置補助装置6近傍を+X方向から見た断面図、図6(b)は、設置補助装置6近傍を上方から見た図、図6(c)は、スクリーンSCに投写する状態を示す図である。
伝達機構7は、第1状態から操作部711が後方に移動されると、図6(a)、(b)に示すように操作部711が開口部214の後側に位置する第2状態となる。そして、伝達機構7は、第2状態において、サイズリング61およびズームリング42と係合状態となり、距離リング62およびフォーカスリング51と非係合状態となり、距離規制部74が距離リング62の移動を規制する状態となる。
具体的に、伝達機構7は、第2状態において、図6(a)に示すように、サイズ用歯車72が係合部611,421と係合し、距離用歯車73が係合部511,621,622と係合しない状態となり、距離規制部74が係合部621と係合する。
そして、サイズリング61が移動操作されると、選択されるサイズ標記が変更されると共に、その操作力は、サイズ用歯車72によって、ズームリング42に伝達され、ズーム状態が変更される。一方、距離リング62は、係合部621が距離規制部74と係合しているので回転が規制され、距離標記が選択された状態が維持される。
第2状態において、回転が規制された距離リング62の選択された距離標記と略同じ設置距離にプロジェクター1が設置されると、画像サイズは、選択された距離標記に対応するサイズ標記と同等の画像サイズとなる。そして、サイズリング61が移動操作されると、ズーム調整部4は、選択されたサイズ標記と同等の画像サイズに投写画像を変倍する。
例えば、距離標記が「3」、サイズ標記が「80」に選択された場合、図6(c)に示すように、プロジェクター1が設置距離3mの位置に設置されると、投写画像V1は、距離標記「3」に対応するサイズ標記「80」と同等の80インチとなる。
そして、サイズリング61が右回転されると、サイズ用歯車72が左回転、ズームリング42が右回転し、投写レンズ36は、投写する光を拡大するようにズーム状態が変更される。そして、サイズ標記が「90」に選択されるまでサイズリング61が回転されると、投写画像V3は、サイズ標記が「90」と同等の90インチに拡大される。
詳細な説明は省略するが、サイズリング61が左回転されると、ズームリング42が左回転し、ズーム調整部4は、投写する光を縮小するようにズーム状態が変更される。そして、投写画像は、距離標記に対応するサイズ標記の画像サイズに縮小される。
このように、プロジェクター1は、第2状態において、選択された距離標記と略同じ設置距離の位置に設置されることで、明示されるサイズ標記と同等の画像サイズとなるように光を投写する。
次に、第3状態について説明する。
設置補助装置6は、第3状態において、サイズ標記が選択された状態を維持し、距離リング62が移動操作されると、ズーム状態およびフォーカス状態が変更されるようになっている。
図7は、第3状態におけるプロジェクター1の模式図である。具体的に、図7(a)は、設置補助装置6近傍を+X方向から見た断面図、図7(b)は、設置補助装置6近傍を上方から見た図、図7(c)は、スクリーンSCに投写する状態を示す図である。
伝達機構7は、第1状態から操作部711が前方に移動されると、図7(a)、(b)に示すように操作部711が開口部214の前側に位置する第3状態となる。そして、伝達機構7は、第3状態において、距離リング62、フォーカスリング51およびズームリング42と係合状態となり、サイズリング61と非係合状態となり、サイズ規制部75がサイズリング61の移動を規制する状態となる。
具体的に、伝達機構7は、第3状態において、図7(a)に示すように、サイズ用歯車72が中間歯車76を介して係合部423と係合し、距離用歯車73が係合部511,621と係合する状態となり、サイズ規制部75が係合部611と係合する。
そして、距離リング62が移動操作されると、選択される距離標記が変更されると共に、その操作力は、伝達本体部70によって、フォーカスリング51および中間歯車76に伝達される。投写レンズ36は、操作力が伝達されたフォーカスリング51が回転することによってフォーカス状態が変更され、中間歯車76を介して操作力が伝達されたズームリング42が回転することによってズーム状態が変更される。一方、サイズリング61は、係合部611がサイズ規制部75と係合しているので回転が規制され、サイズ標記が選択された状態が維持される。
第3状態において、選択されたサイズ標記に対応する距離標記と略同じ設置距離の位置にプロジェクター1が設置されると、画像サイズは、選択されたサイズ標記と同等の画像サイズとなる。そして、距離リング62が移動操作されると、投写レンズ36は、ズーム状態およびフォーカス状態を変更し、選択されたサイズ標記に対応する距離標記と略同じ設置距離の位置に設置されることで、画像サイズを変えずに投写する。
例えば、サイズ標記が「80」に選択された第3状態において、プロジェクター1が設置距離3mの位置に設置され、距離標記が「3」に選択されると、図7(c)に示すように、投写画像V1は、距離標記「3」に対応するサイズ標記「80」と同等の80インチとなる。
そして、距離リング62が右回転されると、伝達本体部70は、左回転する。伝達本体部70が左回転することによって距離用歯車73と係合しているフォーカスリング51が右回転し、フォーカス調整部5は、フォーカス状態が変更される。一方、伝達本体部70が左回転することによって、中間歯車76を介してサイズ用歯車72と係合しているズームリング42が左回転し、ズーム調整部4は、投写する光を縮小するようにズーム状態が変更される。
そして、図7(b)に示すように、距離標記が「4」に選択されるまで距離リング62が回転されると、投写レンズ36は、設置距離が4m、画像サイズが80インチとなるようにズーム状態およびフォーカス状態を変更する。そして、プロジェクター1が設置距離4mの位置に設置されると、図7(c)に示すように、投写画像は、サイズ標記が「80」と同等の80インチである投写画像V1に略維持される。
このように、プロジェクター1は、第3状態において、選択されたサイズ標記を維持し、標記された設置距離の位置に設置されることで、画像サイズを変えず投写する。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)設置距離およびその設置距離に対応する画像サイズの表示を対応させて表示できるので、プロジェクター1が投写していない場合であっても、設置距離に対応する画像サイズをプロジェクター1の使用者に明示することが可能となる。また、画像サイズおよび設置距離を表示させる移動操作で、ズーム調整部4を所望のズーム状態にしたり、フォーカス調整部5を所望のフォーカス状態に変更したりすることが可能となる。
したがって、プロジェクター1を設置する際や、所望の画像サイズの投写画像を得る際の利便性の向上が図れる。
(2)伝達機構7は、サイズ用歯車72および距離用歯車73を備え、サイズリング61、ズーム調整部4、距離リング62およびフォーカス調整部5に対して係合状態と非係合状態とが切替え可能になっている。また、サイズ用歯車72および距離用歯車73は、接続して形成されている。これによって、サイズリング61や距離リング62の移動操作の操作力をズーム調整部4やフォーカス調整部5に伝達する状態と伝達しない状態とに切替えることが可能になると共に、一度にこれらの係合状態、非係合状態を切替えることができる。よって、プロジェクター1を設置する位置や画像サイズを変更する際の操作性の向上が図れる。
(3)伝達機構7は、第1状態を有し、所望の画像サイズの投写画像を得るためのプロジェクター1の設置位置や、プロジェクター1の設置位置における画像サイズが容易に明確になるので、プロジェクター1を設置する際や画像サイズを変更する際の利便性の向上が図れる。
(4)伝達機構7は、第2状態を有しているので、プロジェクター1は、選択された距離標記の位置に設置され、サイズリング61が移動操作されることで、所望の画像サイズの投写が可能となる。
(5)伝達機構7は、第3状態を有しているので、選択されたサイズ標記に対応する設置距離が明確になる。また、画像サイズを変えずにプロジェクター1の位置を変更したい際には、距離リング62を操作し、外面62Aを観察することでプロジェクター1の設置位置の目安が容易に可能となる。また、距離リング62が操作されると、フォーカス状態も変更されるので、プロジェクター1の移動に伴うフォーカス調整が可能となり、利便性の向上が図れる。
(変形例)
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態のサイズリング61および距離リング62は、移動操作によって回転するように構成されているが、スライド移動するように構成されてもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、光変調装置として透過型の液晶パネルを用いているが、反射型の液晶パネルを利用したものであってもよい。また、光変調装置は、マイクロミラーアレイを用いたデバイス等を使用したものであってもよい。
前記実施形態の光源装置31は、放電型の光源311を採用しているが、レーザーダイオード、LED(Light Emitting Diode)、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子などの各種固体発光素子で構成してもよい。
1…プロジェクター、2…外装筐体、3…光学ユニット、4…ズーム調整部、5…フォーカス調整部、6…設置補助装置、7…伝達機構、31…光源装置、36…投写レンズ、41…カム筒、42…ズームリング、51…フォーカスリング、61…サイズリング、61A,62A…外面、61B,62B…内面、62…距離リング、70…伝達本体部、71…操作レバー、72…サイズ用歯車、73…距離用歯車、74…距離規制部、75…サイズ規制部、76…中間歯車、215…サイズ選択マーク、216…距離選択マーク、217…状態選択マーク、311…光源、421,423,511,611,612,621,622…係合部、711…操作部。

Claims (5)

  1. 光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して投写面に投写するプロジェクターであって、
    前記投写面に投写された投写画像のズーム状態を変更するズーム調整部と、
    前記投写画像のフォーカス状態を変更するフォーカス調整部と、
    前記投写画像のサイズを目安として表示するためのサイズ表示部を有し、移動操作されるサイズ操作部と、
    前記投写面と当該プロジェクターとの距離を目安として表示するための距離表示部を有し、移動操作される距離操作部と、
    前記サイズ操作部および前記距離操作部の少なくともいずれか一方の前記移動操作の操作力を、前記ズーム調整部および前記フォーカス調整部の少なくともいずれか一方に伝達可能な伝達機構と、
    を備えていることを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記伝達機構は、
    前記サイズ操作部、前記ズーム調整部それぞれに対して係合する係合状態と係合しない非係合状態とが切替え可能な第1伝達部と、
    前記第1伝達部に接続して形成され、前記距離操作部、前記フォーカス調整部それぞれに対する係合状態と非係合状態とが切替え可能な第2伝達部と、
    を備えていることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクターであって、
    前記伝達機構は、前記サイズ操作部および前記距離操作部と係合状態となり、前記ズーム調整部および前記フォーカス調整部と非係合状態となる第1状態を有していることを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記伝達機構は、前記距離操作部の移動を規制可能な距離規制部を備え、前記サイズ操作部および前記ズーム調整部と係合状態となり、前記距離操作部および前記フォーカス調整部と非係合状態となり、前記距離規制部が前記距離操作部の移動を規制する第2状態を有していることを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記伝達機構は、前記サイズ操作部の移動を規制可能なサイズ規制部を備え、前記ズーム調整部、前記距離操作部および前記フォーカス調整部と係合状態となり、前記サイズ操作部と非係合状態となり、前記サイズ規制部が前記サイズ操作部の移動を規制する第3状態を有していることを特徴とするプロジェクター。
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