JP2011208895A - 貯湯式給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 循環流量検出値を用いずに集熱熱量や集熱の利用量を演算して活用し得る貯湯式給湯器システムを提供する。
【解決手段】 蓄熱用熱交換器の入側と出側との2点位置で熱媒体の温度を検出・記録し(S11)、各位置で温度検出値のピーク値発生点と、その発生時刻を割り出す(S12)。2位置のピーク値発生時刻の時間差を伝達時間値Δtとし(S13)、2点位置での温度検出値の温度差と、伝達時間とに基づいて現在集熱熱量を演算する。その際、現在の出側温度検出値と、伝達時間分の過去の入側温度検出値との温度差を用いる。既知の配管容量を伝達時間値で除したものに温度差を乗じて現在の集熱熱量を得る。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えば太陽熱を集熱するソーラー集熱器などの外部熱源からの熱回収(集熱)によって貯湯槽に蓄熱して給湯等に利用したり、他の付加回路(例えば温水暖房回路)の熱源に利用したりし得る貯湯式給湯システムに関し、特に外部熱源から熱回収した熱量(集熱熱量)を循環流量を検出することなく演算により得る技術に係る。
従来、太陽熱により加熱される熱媒体を集熱器と貯湯槽内の熱交換器との間で循環させ、貯湯槽内の湯水を熱媒体により熱交換加熱して蓄熱するようにした太陽熱給湯装置において、熱媒体の循環流量値と、集熱器で加熱された高温の熱媒体の温度検出値と、貯湯槽内の熱交換器で熱交換後に低温になった熱媒体の温度検出値とに基づいて演算することにより集熱熱量を得ることが提案されている(例えば特許文献1参照)。これによると、基本的には、高温熱媒体の温度検出値から低温熱媒体の温度検出値を減じた熱媒体の温度差に、その熱媒体の循環流量を乗じることにより、集熱熱量を得るようにしている。
又、集熱熱量ではなくて、太陽熱の集熱により高温になった熱媒体で熱交換加熱される側である貯湯槽内の湯水の側(二次側)から見て、熱媒体による加熱によって得られた節約熱量を演算して表示することも提案されている(例えば特許文献2参照)。つまり、貯湯槽内の湯水を所定の温度まで昇温させる上で、熱媒体による加熱を受けることで、補助熱源機での加熱に要する消費エネルギーをどれだけ節約し得たかという節約熱量を演算しているのである。これによると、基本的には、貯湯槽への入水温度と貯湯槽からの出水温度との温度差に、入水量を乗じることにより、節約熱量を得るようにしている。なお、この場合、貯湯槽への入水時点と、必要に応じて出水される出水時点とが異なるため、その間の時間の遅れ分だけ遡った入水温度と入水量の各値を用いることが好ましい点、開示されている。
特開2002−181393号公報 特開2002−147870号公報
ところが、ソーラー集熱器と、貯湯槽内の熱交換器との間に循環される熱媒体としては、一般に、不凍液(例えばエチレングリコール,ポリプロピレングリコール)が用いられているため、熱媒体の循環流量の検出はそれ自体が困難又は不能となるおそれがあり、この結果、熱媒体の循環流量検出値を用いた上記の従来技術による集熱熱量の演算は現実的には不能となるおそれがある。
すなわち、配管内に上記の如き不凍液を循環させる場合に、その配管内に可動部分を有する部品を設置することは、不凍液成分が固着するおそれがあるため、困難となる。一方、循環配管内に循環される流体の流量検出には通常は羽根車式流量計が用いられており、この羽根車式流量計はその羽根車が流体の流れによって回転されるようになっている。このため、循環流体が不凍液を用いた熱媒体である場合には、その循環配管内に羽根車式流量計を設置することはできず、この結果、現実的には不凍液を用いた熱媒体の循環流量の検出は不能であり、上記の従来技術で提案された手法では集熱熱量を定常的に得ることは不能となる。なお、技術的には、例えば超音波を使用した流量計も存在するものの、コスト的に極めて高価なものとなり、採用する上でデメリットの方が大きくなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、循環流量検出値を用いずに集熱熱量や集熱の利用量を演算して活用し得る貯湯式給湯器システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、外部熱源と、熱交換器とが循環経路により互いに接続され、外部熱源により加熱された熱媒体を上記循環経路に循環させることにより上記貯湯槽内の湯水を熱交換加熱して貯湯する貯湯式給湯システムを対象にして次の特定事項を備えることとした。すなわち、上記熱交換器における上記熱媒体の入側位置及び出側位置で熱媒体の温度を検出する一対の熱媒体温度検出手段と、上記熱媒体に基づく熱量を演算する熱量演算手段とを備えることとした。そして、上記熱量演算手段として、上記入側位置から上記出側位置までの間で熱媒体温度のピーク値又は上昇し始める立ち上がり点が時間差を伴って伝達されるまでの伝達時間を計測する伝達時間計測処理部を備えたものとし、この伝達時間計測処理部により計測された伝達時間と、上記一対の熱媒体温度検出手段により検出された両温度検出値間の温度差とに基づいて、上記熱交換器において消費されて貯湯として蓄熱されることになる熱量を演算する構成とした(請求項1)。
この発明の場合、熱交換器において消費されて貯湯として蓄熱されることになる熱量、すなわち集熱熱量が、循環経路に対し循環流量センサを設置することなく、演算によって求めることが可能となる。このため、不凍液を熱媒体として採用した場合であっても、循環経路に循環流量センサを設置する必要もなく、演算によって上記の集熱熱量を得ることが可能となる。この集熱熱量は例えばリモコンに案内表示することにより、ユーザに集熱熱量について認識を新たにして、ユーザの省エネルギー意識の向上を期待し得るようになる。しかも、コスト的に高価な流量計を設置する場合と比して、演算処理により解決し得るため、極めて大きい経済的メリットが得られる。
本発明においては、上記熱量演算手段として、熱量を演算するための熱媒体の温度検出値として、現在の出側位置の温度検出値と、現在から上記伝達時間分の時間差を有する入側位置の温度検出値とを用いる構成にすることができる(請求項2)。このようにすることにより、入側位置から出側位置まで熱媒体が進行するのに要した時間(伝達時間)を考慮して、より正確な熱量演算が可能となる。
又、上記循環経路として、複数の熱交換器に対し個別に熱媒体が循環供給されるように分岐された分岐路を備え、かつ、流路切換手段による流路切換により熱交換器毎に個別に熱媒体が循環供給された後に下流側位置で合流する構成とし、上記一対の熱媒体温度検出手段として、上記分岐位置の上流側位置及び合流位置の下流側位置での熱媒体の温度を検出するように設置することができる(請求項3)。このようにすることにより、熱媒体が循環供給される熱交換器が複数あったとしても、それぞれの熱交換器について入側位置及び出側位置での一対の熱媒体温度検出値を必要とすることなく、分岐位置の上流側と、合流位置の下流側との両位置での熱媒体温度検出値により全ての熱交換器についての熱量演算を行うことが可能となる。つまり、各別に熱媒体温度検出手段を設置する必要を無くし得る上に、各別の熱媒体温度検出値に基づき熱量演算を行う必要も無くして制御の簡略化が図られる。
以上、説明したように、本発明の貯湯式給湯システムによれば、熱交換器において消費されて貯湯として蓄熱されることになる熱量、すなわち集熱熱量が、循環経路に対し循環流量センサを設置することなく、演算によって求めることができるようになる。このため、不凍液を熱媒体として採用した場合であっても、循環経路に循環流量センサを設置する必要もなく、演算によって上記の集熱熱量を得ることができるようになる。そして、この集熱熱量を例えばリモコンに案内表示することにより、ユーザに集熱熱量について認識を新たにして、ユーザの省エネルギー意識の向上を期待することができることになる。しかも、コスト的に高価な流量計を設置する場合と比して、本発明によれば、演算処理により解決することができるため、極めて大きい経済的メリットを得ることができるようになる。
特に、請求項2によれば、熱量演算手段で熱量を演算するために、現在の出側位置の温度検出値と、現在から上記伝達時間分の時間差を有する入側位置の温度検出値、つまり伝達時間分の過去の入側位置の温度検出値とを用いる構成にすることで、入側位置から出側位置まで熱媒体が進行するのに要した時間(伝達時間)を考慮して、より正確な熱量演算を行うことができるようになる。
又、請求項3によれば、熱媒体が循環供給される熱交換器が複数あったとしても、それぞれの熱交換器について入側位置及び出側位置での一対の熱媒体温度検出値を必要とすることなく、分岐位置の上流側と、合流位置の下流側との両位置での熱媒体温度検出値により全ての熱交換器についての熱量演算を行うことができるようになる。つまり、各別に熱媒体温度検出手段を設置する必要を無くすことができる上に、各別の熱媒体温度検出値に基づき熱量演算を行う必要も無くして制御の簡略化を図ることができる。
本発明の貯湯式給湯システムの全体構成を示す模式図である。 集熱運転の際に貯湯槽の入側と出側との熱媒体の各温度はどういう変化特性を示すかの計測試験例を示す関係図である。 集熱運転の際に貯湯槽の入側及び出側の熱媒体の各温度検出値と、コントローラでの集熱熱量の演算手法とを対比して説明するための関係図である。 コントローラでの熱量演算処理部での全体処理を示すフローチャートである。 コントローラでの熱量演算処理部での熱量演算処理を一般化して示すフローチャートである。 ピーク温度値を特定する手法の原理を説明するための温度検出値と温度差変化との関係図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<各実施形態に共通のシステム構成>
図1は、本発明の各実施形態に係る貯湯式給湯システムを示す。この貯湯式給湯システムは、外部熱源として太陽熱を利用したソーラー集熱器を適用したものである。同図中の符号2は外部熱源としての太陽熱を熱媒体に集熱し熱媒体の熱を貯湯槽3内の湯水との熱交換により貯湯として蓄熱する集熱回路、4は外部から水道水等を貯湯槽3内に給水する給水路、5は貯湯槽3内からの貯湯を用いて給湯栓(図示省略)に給湯するために出湯する出湯路、6は集熱回路から分岐供給される上記熱媒体を暖房熱源とする暖房回路、7はこの貯湯式給湯システムの作動制御を行うコントローラである。
集熱回路2は、循環ポンプ21の作動により熱媒体を循環経路22を通してソーラー集熱器23と貯湯槽3内の蓄熱用熱交換器(例えばコイル型熱交換器)24との間で循環させるように構成されたものである。循環経路22は、ソーラー集熱器23の内部に通されて昇温した高温の熱媒体をその頂部近傍から導出させて貯湯槽3内の蓄熱用熱交換器24の入側に導く往き路22aと、蓄熱用熱交換器24で熱交換されて低温になった熱媒体を蓄熱用熱交換器24の出側から導出させてソーラー集熱器23の底部まで戻す戻り路22bとから構成されている。又、上記の往き路22aの途中から分岐して暖房回路6の暖房用の循環熱媒を加熱するための暖房用熱交換器61に対し高温の熱媒体を供給し、暖房用熱交換器61で循環熱媒を熱交換加熱して低温になった熱媒体を戻り路22bの途中に合流させる分岐路22cも、循環経路22の一部として形成されている。分岐路22cと戻り路22bとの合流点には流路切換手段としての三方切換弁25が介装されており、この三方切換弁25を分岐路22c側と連通するように暖房側に切換制御すれば熱媒体はソーラー集熱器23と暖房用熱交換器61との間で循環され、分岐路22cを遮断するように三方切換弁25を蓄熱側に切換制御すれば熱媒体はソーラー集熱器23と蓄熱用熱交換器24との間で循環されるようになっている。なお、図1中の符号26は循環経路22(戻り路22b)に介装された膨張タンクである。
以上の循環経路22には、次に示すように各種の温度センサの内から以下の各実施形態に応じて適宜選択的に組み合わされて介装されることになる。すなわち、ソーラー集熱器23の頂部位置近傍には集熱により加熱された熱媒体の熱源温度Th0を検出する熱源温度センサ80、分岐路22cの分岐点の手前位置には分岐路22cを経て暖房用熱交換器61に供給されるか、あるいは、そのまま往き路22aを経て蓄熱用熱交換器24に供給されるかする最も上流側位置での熱媒体の入側温度Th1を検出する入側温度センサ81、蓄熱用熱交換器24の入側位置においてソーラー集熱器23で集熱・加熱されて貯湯槽3内の湯水と熱交換させるために熱交換器24に導入される熱媒体の直近の入側温度Th2を検出する入側温度センサ82、蓄熱用熱交換器24の出側位置において蓄熱用熱交換器24での熱交換により低温になった熱媒体の出側温度Th3を検出する出側温度センサ83、暖房用熱交換器61の入側において分岐路22cを通して暖房用熱交換器61に対し循環熱媒を熱交換加熱するために供給される高温の熱媒体の入側温度Th4を検出する入側温度センサ84、暖房用熱交換器61の出側位置において暖房用熱交換器61での熱交換により低温になった熱媒体の出側温度Th5を検出する出側温度センサ85、及び、分岐路22c及び貯湯槽3からの戻り路22bの合流点である三方切換弁25の下流側(ソーラー集熱器23側)位置において熱媒体の出側温度Th6を検出する出側温度センサ86がそれぞれ介装されている。
貯湯槽3は密閉式に構成され、適所に貯湯の温度を検出するための貯湯温度センサ31が設けられている。給水路4は、その上流端が外部の水道管等に接続され、下流端が図示省略の逆止弁等を介して貯湯槽3の底部に接続されている。この給水路4には給水温度を検出する給水温度センサ41や給水流量を検出する給水流量センサ42が介装されている。又、出湯路5は、その上流端が貯湯槽3の頂部に接続され、貯湯槽3の頂部近傍には貯湯槽3から出湯した湯の温度を検出する出湯温度センサ51が介装されている。
暖房回路6は、分岐路22cにより供給される熱媒体を加熱用の熱源として暖房用熱交換器61において暖房循環経路62内の暖房用の循環熱媒を液−液熱交換により加熱し、加熱した循環熱媒を暖房端末63に対し循環供給するようになっている。なお、暖房回路6は、図示を省略するが、上記の循環熱媒を循環させるための循環ポンプや、膨張タンク等を暖房循環経路62に備えている。又、暖房端末63としては個別の図示を省略するが例えば浴室乾燥機や床暖房が挙げられ、これらに循環熱媒を供給して放熱された後に再び上記の暖房用熱交換器61に戻して再加熱するようになっている。
以上の各回路2,6や制御対象21,25の運転作動は、リモコン71からの入力設定信号や操作信号の出力や、温度センサ31,80等からの検出信号の出力を受けて、コントローラ7により作動制御されるようになっている。コントローラ7は、そのような作動制御のために、集熱運転を行う集熱制御部、図示省略の給湯側の制御部と連係する給湯制御部、暖房運転を行う暖房制御部、あるいは、熱量演算処理部等の種々の制御部分を備えている。
集熱制御部は、集熱運転の開始条件である、熱源温度センサ80により検出された熱源温度が貯湯温度センサ31により検出された貯湯温度よりも所定の設定温度差(例えば6℃の温度差)以上高温であること、を満足すれば、三方切換弁25を蓄熱側に切換制御した上で循環ポンプ21を作動させることにより集熱運転を開始させる。これにより、ソーラー集熱器23から高温の熱媒体が往き路22aを通して蓄熱用熱交換器24に供給され、蓄熱用熱交換器24において貯湯槽3内の湯水を熱交換加熱することにより低温になった熱媒体が戻り路22bを通してソーラー集熱器23に戻される。ソーラー集熱器23に戻された熱媒体はソーラー集熱器23内を頂部に進行する間に再加熱され、再び高温になった熱媒体が往き路22aを通して蓄熱用熱交換器24に供給されるというように循環される。そして、貯湯槽3内の湯水が熱交換加熱されることにより、熱媒体に担持された集熱熱量が貯湯槽3内の湯水に移動し、貯湯として貯湯槽3内に蓄熱されることになる。
一方、リモコン71のスイッチ操作等により暖房指令が入力されると、暖房制御部による暖房運転が開始され、暖房回路6側の図示省略の循環ポンプを作動させて循環熱媒を循環させる一方、三方切換弁25を暖房側に切換制御した上で循環ポンプ21を作動させることになる。これにより、ソーラー集熱器23で加熱された熱媒体が往き路22a及び分岐路22cを通して暖房用熱交換器61に供給され、この暖房用熱交換器61において熱媒体を加熱用の熱源として暖房用の循環熱媒が熱交換加熱され、この熱交換加熱により低温になった熱媒体は三方切換弁25を通して戻り路22bに流入し、戻り路22bを通してソーラー集熱器23に戻されることになる。
熱量演算処理部による熱量演算処理の内容に係る各実施形態の説明に入る前に、各実施形態で用いる処理手法の背景知識として、上記の集熱制御部により集熱運転を開始すると、蓄熱用熱交換器24の入側及び出側における熱媒体の温度はどのように変化するかについて、図2に示す計測試験例に基づいて把握した内容を説明する。ここで、図2中、Th2は入側温度センサ82により検出される熱媒体の入側温度,Th3は出側温度センサ83により検出される熱媒体の出側温度であり、又、「流量」とは三方切換弁25が蓄熱側に切換制御された状態で循環ポンプ21を作動させた場合に循環経路22内を流れる熱媒体の流量のことである。図2の試験例では5.6L/minの循環流量で循環させている。
図2によると、集熱運転が開始されると、高温の熱媒体がソーラー集熱器23側から供給され、まず入側温度Th2が急激に上昇し始め、これに時間dsだけ遅れて次に出側温度Th3が同様に急激に上昇し始める。入側温度Th2は、ピーク値Th2pまで上昇した後、徐々に低下することになり、又、出側温Th3も入側温度Th2のピーク値Th2pよりも時間dpだけ遅れ、かつ、ピーク値Th2pよりも低温側でピーク値Th3pに至り、その後、徐々に低下することになる。
<第1実施形態>
以上の構造及び各種運転制御を前提として、熱量演算手段としてのコントローラ7が備える第1実施形態に係る熱量演算処理部の処理内容について、以下、詳細に説明する。第1実施形態の熱量演算処理部は、電子時計を備え、集熱運転時の集熱熱量、暖房運転時の暖房用集熱利用量、あるいは、給湯のための出湯時の給湯用集熱利用量のそれぞれについて演算により求め、それぞれをリモコン71に表示してユーザに案内報知するようになっている。なお、第1実施形態では、熱媒体の温度を検出するために設置する熱媒体温度検出手段として熱源温度センサ80、入側温度センサ82,84、及び、出側温度センサ83,85があればよく、入側温度センサ81及び出側温度センサ86は不要である(これらは第2実施形態で必要となる)。又、上記の入側温度センサ82及び出側温度センサ83で蓄熱用熱交換器24についての一対の熱媒体温度検出手段を構成し、入側温度センサ84及び出側温度センサ85で暖房用熱交換器61についての一対の熱媒温度検出手段を構成する。
集熱運転時の集熱熱量の演算は、入側温度センサ82により検出される熱媒体の入側温度Th2及び出側温度センサ83により検出される熱媒体の出側温度Th3と、これらが検出される時間要素とに基づいて求めている。すなわち、図3に上記の入側温度Th2及び出側温度Th3の両検出値の経時変化について例示するように入側温度Th2の経時変化において発生するピーク値Th2pと、ピーク値Th2pの発生タイミングとを求める一方、同様に出側温度Th3の経時変化において発生するピーク値Th3pと、ピーク値Th3pの発生タイミングとを求める。そして、求めた各ピーク値Th2p,Th3pの発生タイミングの時間差Δtpを求め、これを入側でのピーク値Th2pが蓄熱用熱交換器24を通過する間に熱交換により熱量が消費されて低温になったピーク値Th3pが出側まで伝達されるまでの伝達時間Δtpとして求める。以下、この伝達時間Δtpに基づいて集熱熱量を演算する。
図4のフローチャートを参照しつつ全体処理について説明すると、まず、現在が集熱運転状態か暖房運転状態かを三方切換弁25の切換制御位置に基づいて判定する(ステップS1)。三方切換弁25が蓄熱側に切換制御されていれば、集熱運転状態にあると判定し、集熱制御部により集熱運転が開始されれば、現在集熱熱量の演算処理を実行する(ステップS2)。逆に、三方切換弁25が暖房側に切換制御されていれば、暖房運転状態にあると判定し、暖房制御部により暖房運転が開始されれば、暖房側集熱利用量の演算処理を実行する(ステップS3)。いずれの場合も演算処理の結果、求められた現在集熱熱量又は暖房側集熱利用量をリモコン71に対し表示処理を実行する(ステップS4)。この表示処理としては、表示手段としてのリモコン71の例えば液晶表示部に表示したり、あるいは人工の音声案内により報知したりすることにより、ユーザに認識させる。
図5のフローチャートを参照しつつ、現在集熱熱量の演算処理について詳細に説明すると、集熱制御部による集熱運転が開始されることにより熱量演算処理が開始され、まず、入側温度値Tinとして入側温度センサ82から入側温度Th2を検出して記録すると同時に、出側温度値Toutとして出側温度センサ83から出側温度Th3を検出して記録する(ステップS11)。次に、入側温度値Tin及び出側温度値Toutのピーク値発生点の割り出しと、その各ピーク値発生時刻tpin,tpoutの割り出しとを行う(ステップS12)。このピーク値発生点の割り出しは、単に温度の経時変化だけを監視していたのでは時間軸に対し前後にブレを生じ易くなるため、的確なピーク値発生点の割り出しを行うために実行される。この割り出し手法の原理は、図6に入側温度値Tinとして入側温度センサ82により検出される入側温度Th2の場合を例にして示すように、入側温度Th2を所定の制御周期(例えば0.1秒)毎に検出して記録する一方、今回検出の入側温度Th2から所定の設定時間(例えば1.0秒)前に検出された入側温度Th2を減じた温度差を関係図にその都度プロットして記録し、形成される温度差曲線Ct2を監視する。この温度差曲線Ct2がプラス側からマイナス側に転じる際に通過する温度差=0.0のラインとの交点Ct2zに相当する入側温度Th2の経時変化曲線上の点Th2pをピーク値発生点として割り出し・特定し、このピーク値発生点Th2pの発生時刻tp2(=tpin)を得る。要するに、温度差がプラス側からマイナス側に転じるということは、入側温度Th2の経時変化曲線の傾きが逆転することであり、その温度差が0.0となる点をピーク値発生点としているのである。
これと同様にして出側温度Th3についても、ピーク値発生点Th3p及びその発生時刻tp3(=tpout)を割り出して特定する。そして、双方のピーク値発生時刻の時間差を次式により演算して伝達時間Δtを得る(ステップS13)。すなわち、
Δt=tpout − tpin … (1)
ステップS12及びS13の処理によって伝達時間計測処理部が構成されている。そして、この伝達時間Δtを用いて、次式により現在の集熱熱量である現在集熱熱量Qgを演算する(ステップS14)。
Qg=(Tin−Tout)×ρ×Cp×(Qh/Δt) … (2)
但し、ρ:熱媒体密度、Cp:熱媒体比熱、Tout:今回検出の出側温度、Tin:Δtに相当する時間だけ以前に検出された入側温度、Qh:入側温度センサ82から出側温度センサ83までの間の配管容量である。この式(2)の場合、(Qh/Δt)が単位時間当たりの容量であるため循環流量に相当する。つまり、伝達時間Δtが求められることで、循環流量が演算により得られることになる。なお、配管容量Qhは予め測定したおいた固定値である。
以上により得られた集熱熱量Qgを上述の如くリモコン71の液晶表示部に表示したり、あるいは人工の音声案内により報知したりすることで、ユーザに認識させることができ、これにより、ユーザの省エネルギー意識の向上を図り得ることになる。
又、給湯用集熱利用量Qkは、貯湯槽3からの出湯が生じれば、次のようにして演算により得て、上記と同様にリモコン71に表示処理される。すなわち、出湯温度センサ51により検出される今回の出湯温度と、給水温度センサ41により検出された前回給水時の給水温度との温度差に、給水流量センサ42により検出された前回給水時の給水量を乗じることにより集熱熱量によって給水が予熱された熱量、つまり集熱熱量が給湯用に加熱するために利用され熱量(給湯用集熱利用量Qk)が得られることになる。
一方、暖房指令の入力等により三方切換弁25が暖房側に切換制御された場合には、次のようにして暖房用集熱利用量Qdを演算し、これを上記と同様にしてリモコン71に表示処理する。すなわち、上記の現在集熱熱量の演算処理の場合と同様に、暖房用熱交換器61についての入側・出側の2点の温度(Tin,Tout)を検出し(図5のステップS11参照)、次いでこれらのピーク値発生点の割り出しと、そのピーク値発生時刻の割り出しとを行う(同図のステップS12)。要は、集熱熱量演算の場合の入側温度センサ82による入側温度Th2の代わりに入側温度センサ84により検出される入側温度Th4を、出側温度センサ83による出側温度Th3の代わりに出側温度センサ85により検出される出側温度Th5をそれぞれ用いて、集熱熱量演算の場合と同様にして入側・出側の一対のピーク値発生時刻を割り出し・特定し、上記の式(1)により暖房用熱交換器61の場合の伝達時間を演算する。
以上により、現在集熱熱量Qg、給湯用集熱利用量Qk、暖房用集熱利用量Qdという3種類の熱量を、循環経路22に対し循環流量センサを設置することなく、演算によって求めることができるようになる。このため、不凍液を熱媒体として採用した場合であっても、循環経路に循環流量センサを設置する必要もなく、演算によって上記の現在集熱熱量Qg等を得ることができるようになる。そして、これらがリモコン71に案内表示されてユーザはその都度現在の集熱熱量Qgはどの位あるのか?、給湯用集熱利用量Qkにより集熱熱量Qgがどの程度消費されたのか?、あるいは、暖房用集熱利用量Qdによって暖房運転が開始されたため集熱熱量の内のどの程度の熱量が利用されたのか?を認識し得るようになる。これにより、ユーザの省エネルギー意識の向上を期待することができるようになる。
<第1実施形態に属する他の実施形態>
以上では、伝達時間Δtとして入側温度と出側温度のピーク値発生点時刻の時間差Δtp(図3参照)を求めるようにしているが、これに限らず、代わりに入側温度と出側温度の立ち上がり点時刻の時間差Δts(同図参照)を求めるようにしてもよい。
すなわち、集熱運転の開始により高温の熱媒体がソーラー集熱器23から往き路22aを通して蓄熱用熱交換器24に供給されてくると、入側温度Th2が上昇することになる。この上昇し始める点(入側の立ち上がり点)を求め、その立ち上がり点時刻を割り出し、同様にして出側温度Th3が上昇し始める点(出側の立ち上がり点)を求め、その立ち上がり点時刻を割り出して、両者の時間差Δtsを伝達時間として演算するようにするのである。要するに、ピーク値の場合と同様に、熱媒体の供給に伴い温度上昇し始める点が入側から蓄熱用熱交換器24を通過して出側まで伝達されるまでの時間遅れを伝達時間として求めるのである。
そして、この伝達時間Δtsを図5のステップS13におけるΔtとし、このΔtを用いて上記の式(2)により現在集熱熱量Qgを求めればよい。
<第2実施形態>
以上の第1実施形態では、現在集熱熱量Qgの演算処理には入側温度センサ82により検出された入側温度Th2と、出側温度センサ83により検出された出側温度Th3とを用い、暖房側集熱利用量Qdの演算処理には入側温度センサ84により検出された入側温度Th4と、出側温度センサ85により検出された出側温度Th5とを用いているが、第2実施形態では、現在集熱熱量Qgの演算処理も暖房側集熱利用量Qdの演算処理も、いずれの演算処理についても、入側温度センサ81により検出された入側温度Th1と、出側温度センサ86により検出された出側温度Th6とを用いるようにしている。つまり、入側温度Th1と、出側温度Th6との組み合わせが、蓄熱用熱交換器24に対しても、暖房用熱交換器61に対しても、いずれにも入側及び出側に相当する温度となるため、入側温度Th1と、出側温度Th6との組み合わせで代表させ得ることになる。従って、現在集熱熱量Qgの演算処理(図4のステップS2)も、暖房側集熱利用量Qdの演算処理(同図のステップS3)も、入側温度センサ81により検出された入側温度Th1と、出側温度センサ86により検出された出側温度Th6とを検出して記録すればよく、第1実施形態の如く、検出及び記録する温度検出値をその都度変更する必要はなく、記憶量を大幅に削減して制御の簡略化を図ることができる。以上の点でのみ第1実施形態と異なり、他の点は全て第1実施形態と同様である。
以上の第2実施形態では、第1実施形態とは逆に、熱媒体の温度を検出するために設置する温度センサとして熱源温度センサ80、入側温度センサ81及び出側温度センサ86だけがあればよく、他の第1実施形態で必要であった入側温度センサ82,84、及び、出側温度センサ83,85は不要とすることができる。これにより、設置する温度センサを省略して最小限の数で済むことになる。
<他の実施形態>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記各実施形態では貯湯槽3に貯湯して蓄熱する熱回収の対象である外部熱源を太陽熱にした場合を示したが、これに限らず、外部熱源としてガスエンジン(エンジン冷却水排熱)、燃料電池(冷却水排熱)、あるいは、ヒートポンプ(冷媒の排熱)を用いて、貯湯にして蓄熱するようにしてもよく、このような場合においても本発明を適用することができる。
上記各実施形態では、貯湯式給湯システムとして、暖房回路6、暖房用熱交換器61、分岐路22c及び三方切換弁25を含んで構成したものを示したが、これに限らず、これらの暖房に係る構成要素を省略して集熱回路2及び貯湯槽3に係る構成要素だけで構成してもよい。又、上記各実施形態では、貯湯槽3内の湯水を熱交換加熱するための蓄熱用熱交換器24が貯湯槽3内に設置されている例を示したが、これに限らず、蓄熱用熱交換器が貯湯槽3の外に設置され、この蓄熱用熱交換器に対し貯湯槽3内の湯水を循環供給することにより、熱媒体と液−液熱交換させるように構成してもよい。このような場合であっても、熱媒体の循環経路に循環流量センサを設置することなく、本発明に係る演算処理により集熱熱量等の熱量を把握することができる。
上記各実施形態では、暖房用集熱利用量の演算処理においても、現在集熱熱量の演算処理と同様にして伝達時間に基づいて演算しているが、これに限らず、既に現在集熱熱量の演算処理により伝達時間Δtを得ている場合には、そのΔtを暖房用集熱利用量の演算にも用いるようにしてもよい。あるいは、分岐路22cの配管抵抗等の特性上から、同じ循環ポンプ21で循環作動させても蓄熱用熱交換器24に循環させる場合とは実際の循環流量が異なると予想される場合には、蓄熱用熱交換器24に循環させる場合と、暖房用熱交換器61に循環させる場合との相対関係を規定する係数を上記の配管抵抗等の特性上から割り出して、上記の現在集熱熱量の演算処理により得た伝達時間Δtに上記係数を加味して、暖房用集熱利用量の演算処理に用いる伝達時間値としてもよい。
上記各実施形態では、流路切換手段としての三方切換弁25を分岐路22cと戻り路22bとの合流点位置に設置しているが、これに限らず、往き路22aから分岐路22cが分岐する分岐点位置に設置するようにしてもよい。
3 貯湯槽
7 コントローラ(熱量演算手段)
22 循環経路
22a 往き路
22b 戻り路
22c 分岐路
23 ソーラー集熱器(外部熱源)
24 蓄熱用熱交換器
25 三方切換弁(流路切換手段)
61 暖房用熱交換器
81,82,84 入側温度センサ(熱媒体温度検出手段)
83,85,86 出側温度センサ(熱媒体温度検出手段)

Claims (3)

  1. 外部熱源と、熱交換器とが循環経路により互いに接続され、外部熱源により加熱された熱媒体を上記循環経路に循環させることにより上記貯湯槽内の湯水を熱交換加熱して貯湯する貯湯式給湯システムであって、
    上記熱交換器における上記熱媒体の入側位置及び出側位置で熱媒体の温度を検出する一対の熱媒体温度検出手段と、上記熱媒体に基づく熱量を演算する熱量演算手段とを備え、
    上記熱量演算手段は、上記入側位置から上記出側位置までの間で熱媒体温度のピーク値又は上昇し始める立ち上がり点が時間差を伴って伝達されるまでの伝達時間を計測する伝達時間計測処理部を備え、この伝達時間計測処理部により計測された伝達時間と、上記一対の熱媒体温度検出手段により検出された両温度検出値間の温度差とに基づいて、上記熱交換器において消費されて貯湯として蓄熱されることになる熱量を演算するように構成されている、
    ことを特徴とする貯湯式給湯システム。
  2. 請求項1に記載の貯湯式給湯システムであって、
    上記熱量演算手段は、熱量を演算するための熱媒体の温度検出値として、現在の出側位置の温度検出値と、現在から上記伝達時間分の時間差を有する入側位置の温度検出値とを用いるように構成されている、貯湯式給湯システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の貯湯式給湯システムであって、
    上記循環経路は、複数の熱交換器に対し個別に熱媒体が循環供給されるように分岐された分岐路を備え、かつ、流路切換手段による流路切換により熱交換器毎に個別に熱媒体が循環供給された後に下流側位置で合流するように構成され、
    上記一対の熱媒体温度検出手段として、上記分岐位置の上流側位置及び合流位置の下流側位置での熱媒体の温度を検出するように設置されている、貯湯式給湯システム。
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