JP2011208714A - ドレン排出装置 - Google Patents

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Hiroaki Takeda
浩明 竹田
Yohei Miyamoto
洋平 宮本
Junichi Ishihara
潤一 石原
Masanori Oraku
正則 大楽
Takashi Ichikawa
貴志 市川
Kazuhiro Yoshida
和広 吉田
Shigeo Matsumura
栄郎 松村
Tatsuya Kenzume
達也 縣詰
Kenji Ishikura
賢治 石倉
Kazufumi Okada
和文 岡田
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Abstract

【課題】ダストによる閉塞をより確実に防止することができるドレン排出装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るドレン排出装置10は、ガスをシールしつつドレンを排出する水封式のドレン排出装置10であって、ドレン排出管3を通じて排出されるダスト15を含むドレンから比重差によりダスト15を沈降分離させるダスト分離器13と、前記ドレン排出管3とは完全に分離し、前記ダスト分離器13と連通接続しダスト15が分離されたドレンをシール水31とする水封装置19と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、製鉄所で発生する副生ガスを輸送するガス管などにおいて使用される、ガスをシールしつつドレンを排出する水封式のドレン排出装置に関する。
製鉄所に設置され、副生ガスを主要燃料としている火力発電所は、製鉄所から接続されるガス管により副生ガスの供給を受けている。ガス管には点検時などにガスを遮断するためのU字水封弁が設置されている。副生ガスには水分が含まれており、発電所運転中にはガス管、U字水封弁底部等に貯まった水分はドレン排出管・シールポットで構成される水封式のドレン排出装置を通じて排出される。ドレン排出装置は、シール水を張り込んだシールポット内にドレン排出管を一定の深さ浸漬させ、ガスをシールしつつドレンをシールポット内に流下させる構造からなり、構造が単純で安価なことから多く使用されている。
副生ガスの中でも特に高炉ガスには大量の水分が含まれ、さらに鉄粉などのダストが多く含まれている。このためU字水封弁底部に設けられたドレン排出管・シールポットがドレンと共に送られるダストにより閉塞することが懸念される。ガス管水平部に設けられたドレン排出管・シールポットについても長い年月を経ると同様な現象が発生することが当然に予想される。
このようなドレン排出管・シールポットのダストによる閉塞を防止するために、ダスト分離器を設けたドレン排出装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。図3に特許文献1に記載のドレン排出装置1の模式図を示す。ドレン排出装置1は、ドレン排出管3をT字管として、鉛直管部6の下方にポット状のダスト分離装置13が設けられ、ドレン排出管3の水平管部7の先端部に水封管部8が設けられている。水封管部8は、シールポット27内に配設され、シールポット27に張り込まれたシール水31で水封されている。シールポット27には、オーバーフロー管33が設けられ、これによりシール水31の水位が一定に保持される。
このようなドレン排出装置1は、ガス管2から排出されるダストを含むドレンが、鉛直管部6を流下しダスト分離装置13に導かれ、ダストがここで比重差により沈降分離される。ダストが分離されたドレンは、水平管部7、水封管部8を通じてシールポット27に導かれる。なお、ダスト分離装置13に蓄積するダストは、ある程度の量が貯まった時点で排出される。
特開2008−64196号公報
特許文献1に記載のドレン排出装置1は、大略的にはダストが分離されたドレンがシールポット27へ送られるが、次の理由によりダストを含むドレンがシールポット27に流れ込み、長期間の運転又はダスト量の多いドレンを扱う場合、水封管部8又はシールポット27がダストで閉塞する恐れがある。ドレンがシールポット27に送られるためには、ダスト分離装置13及びドレン排出管の水平管部7の下端までドレンが充満される必要がある。つまり水位が水平管部7の下端部を越える高さになって初めてドレンがシールポット27に流れ込む。このような状態でドレン排出管の鉛直管部6を流下するダストを含むドレンは、充満しているドレン上に落ちる。このとき流下した量と同じ量のドレンが水平管部7方向に流れるため、ダストを含むドレンが水平管部7方向に流される可能性がある。また、ドレン排出管の鉛直管部6を流下するダストを含むドレンのうち水平管部7側を流下するダストを含むドレンは、水平管部7との結合部9を落下するとき、直接、水平管部7に落下する可能性があり、ここに落下したダストを含むドレンはシールポット27に送られる。以上のように特許文献1に記載のドレン排出装置1も、従来から問題視されているダストによる閉塞という問題を十分に解決するものとは言い難い。
本発明の目的は、ダストによる閉塞をより確実に防止することができるドレン排出装置を提供することである。
本発明は、ガスをシールしつつドレンを排出する水封式のドレン排出装置であって、ドレン排出管を通じて排出されるダストを含むドレンからダストを比重差により沈降分離させるダスト分離器と、前記ドレン排出管とは完全に分離し、前記ダスト分離器と連通接続しダストが分離されたドレンをシール水とする水封装置と、を備えることを特徴とするドレン排出装置である。
また本発明において、前記水封装置が浸漬式水封装置又はU字型水封装置であることを特徴とする。
本発明に係るドレン排出装置は、ダストを含むドレンからダストを比重差により沈降分離させるダスト分離器を備え、水封装置はドレン排出管とは完全に分離し、ダスト分離器と連通接続しダストが分離されたドレンをシール水とするので、水封装置側にダストが流れ込まず、水封装置がダストで閉塞することを確実に防止することができる。
本発明の第1実施形態のドレン排出装置10の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態のドレン排出装置12の構成を示す図である。 従来のドレン排出装置1の構成を示す図である。
図1は、本発明の第1実施形態のドレン排出装置10の構成を示す図である。ドレン排出装置10は、ガス管2内を流通するガス(副生ガス)をシールしつつガス管2内のドレンを排出する水封式のドレン排出装置であって、ドレンに含まれるダストを比重差により沈降分離させるダスト分離器13と、ダスト分離器13でダスト15が分離されたドレン(以下、清澄水17と言う)をシール水とする水封装置19とを含む。
ダスト分離器13は、ガス配管2内のドレンを排出するドレン排出管3の直径に比較して数倍以上の直径を有する円筒状の容器であり、ドレン排出管3の下端に連通接続する。底部は沈降分離したダスト15を排出させ易いように逆円錐状となっている。またダスト分離器13の上部には、ダスト分離器13からダスト15を排出させるときに使用する水を供給するための給水弁21が設けられている。一方、底部には沈降分離したダスト15を排出するダスト排出弁23が設けられている。
水封装置19は、ダスト分離器13と連通接続する逆U字状の水封管25とシール水を貯留するシールポット27とを含み構成される。水封管25は、ドレン排出管3とは完全に分離し、ドレン排出管3と距離を隔ててダスト分離器13の上端に連通接続されている。水封管25は、ダスト分離器13の上端に連通接続する立上り管部、立上り管部に続く水平管部、水平管部に続く下降管部からなり、下降管部の下方がシール水31に浸漬され水封部29を形成する。シールポット27は、上部が大気開放された容器であり、清澄水17をシール水31として貯留する。シールポット27には、水封高さを一定に保持するためのオーバーフロー管33が設けられ、オーバーフロー水は、ドレンタンク35に集められる。
ドレン排出管3を通じて流下するダストを含むドレンは、満水状態のダスト分離器13に導かれ、比重の大きいダストはここで沈降分離する。ダスト分離器13でダスト15が分離されたドレンからなる清澄水17は、満水状態の水封管25を通じてシールポット27に導かれ、最終的にオーバーフロー管33からオーバーフローする。このようなドレン排出装置10は、ドレン排出管3と水封管25とが完全に分離し、水封管25はダスト分離器13の上端に連通接続する立上り管部を有するので、ドレン排出管3を通じて流下するダストを含むドレンが直接、水封管25に入り込むことはない。このため水封管25にはダストが分離された清澄水17のみが送られ、水封装置19がダストで閉塞することがない。
ダスト分離器13内に堆積したダスト15を排出するときは、ドレン排出管3に介装された止め弁5を閉止した後、給水弁21を通じてダスト分離器13内に水を送り込む。オーバーフロー管33から水をオーバーフローさせながら、ダスト排出弁23を開け、水と一緒にダスト15を排出させる。ダスト排出完了後にダスト排出弁23を閉じ、その後、給水弁21を閉じる。この方法はダスト分離器13内を常に満水状態としてダスト15を排出するため、ダスト排出前にダスト分離器13内に有毒な副生ガスが存在していたとしても副生ガスは外部には排出されず、安全にダスト15を排出させることができる。
図2は、本発明の第2実施形態のドレン排出装置12の構成を示す図である。図1に示す第1実施形態のドレン排出装置10と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。ドレン排出装置12もU字水封弁4を流通するガスをシールしつつU字水封弁4内のドレンを排出する水封式のドレン排出装置であって、ドレンに含まれるダストを比重差により沈降分離させるダスト分離器13と、ダスト分離器13でダストが分離されたドレン(清澄水17)をシール水とする水封装置20とを含む。水封装置20が第1実施形態のドレン排出装置10と異なる。なお、ここではU字水封弁4の底部に設けられたドレン排出装置を示したが、第1実施形態のドレン排出装置10と同様に、ガス管水平部に設けてもよいことは言うまでもない。
水封装置20は、U字管状の水封管26からなり、水封管26は、ドレン排出管3とは完全に分離し、ドレン排出管3と距離を隔ててダスト分離器13と連通接続する。水封管26は、清澄水入口部28をダスト分離器13内の上部に有し、下降管部30、下降管部30に続く水平管部32、水平管部32に続く上昇管部34、さらに上昇管部34に続く水平管部36を有し、下降管部30、水平管部32及び上昇管部34が水封となっている。水平管部36の先端部は下方に開口部を有し、オーバーフロー管として機能する。
ドレン排出管3を通じて流下するダストを含むドレンは、満水状態のダスト分離器13に導かれ、比重の大きいダスト15はここで沈降分離する。ダスト分離器13でダストが分離されたドレンからなる清澄水17は、満水状態の水封管26に流れ込み水平管部36の端部からオーバーフローする。このようなドレン排出装置12は、ドレン排出管3と水封管26とが完全に分離し、水封管26は、ダスト分離器13内の上部に清澄水入口部28を有するので、ドレン排出管3を通じて流下するダストを含むドレンが直接、水封管26に入り込むことはない。このため水封管26にはダストが分離された清澄水17のみが送られ、水封装置20がダストで閉塞することがない。
上記実施形態では、ガス管2内を流通するダストを含むドレンを例に取り説明したが、本発明に係るドレン排出装置は、比重差により沈降分離可能なダスト、固形分を含むドレンに幅広く適用することができることは言うまでもない。なお、ドレンとダスト又は固形分との比重差が小さく、ダスト又は固形分がショートパスして水封管に流れ込む恐れがあるときには、ドレン排出管3と水封管25、26との間にダスト又は固形分のショートパスを防ぐ邪魔板を設けてもよい。
2 ガス管
3 ドレン排出管
4 U字水封弁
10 ドレン排出装置
12 ドレン排出装置
13 ダスト分離器
15 ダスト
17 清澄水
19 水封装置
20 水封装置
25 水封管
26 水封管
27 シールポット
28 清澄水入口部
29 水封部
31 シール水

Claims (2)

  1. ガスをシールしつつドレンを排出する水封式のドレン排出装置であって、
    ドレン排出管を通じて排出されるダストを含むドレンから比重差によりダストを沈降分離させるダスト分離器と、
    前記ドレン排出管とは完全に分離し、前記ダスト分離器と連通接続しダストが分離されたドレンをシール水とする水封装置と、
    を備えることを特徴とするドレン排出装置。
  2. 前記水封装置が浸漬式水封装置又はU字型水封装置であることを特徴とする請求項1に記載のドレン排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101775873B1 (ko) * 2017-06-29 2017-09-06 신경재 육안 확인이 가능한 열교환기용 헤더
KR101817044B1 (ko) 2017-08-23 2018-01-09 양미화 육안 확인이 가능한 열교환기용 헤더 및 이 헤더가 구비된 열교환기

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