JP2011206452A - 運転適性診断装置及び運転適性診断方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査手段と、前記白質病変検査手段の検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断手段とを備えており、前記運転適性判断手段は、前記白質病変検査手段により検査された白質病変の程度が規定値以上である場合に、被験者の運転適性を不適と判断することを特徴とする運転適性診断装置とする。
【選択図】図7
Description
運転適性検査の項目としては、視力、聴力、色彩識別能力、運動能力等の身体的能力があるが、これらに加えて75歳以上の高齢者には認知機能検査(講習予備検査)が義務付けられている。この認知機能検査は、交通事故者中に占める高齢者の割合が高いことから、高齢者の事故を減少させることを目的として実施されているものである。
しかしながら、この認知機能検査は、検査環境や、被験者の体調や精神状態(緊張度等)によって検査結果が変動するという欠点がある。
しかしながら、これらの検査は、いずれも検査者と被験者の面接形式であることから、検査環境、被験者の体調や精神状態(緊張度等)、検査者の恣意等の影響を受け、やはり検査結果が変動するという欠点がある。
特許文献1,2記載の装置の概要は以下の通りである。
被験者は、所定回数の判断時間測定テストと、所定回数の動作時間測定テストとを行い、判断時間測定テストによって被験者の判断+動作の合計時間(判断時間)が測定され、動作時間測定テストによって被験者の動作のみの時間(動作時間)が測定される。
判断時間測定テストでは、被験者が、表示画面に表示された記号を視認によって識別し、表示された記号に対応する入力ボタンを、記号の表示後できるだけ早く押下する。記号の表示から入力ボタンの押下までに要する時間が順次測定されて記憶され、その平均値が1回のテストの判断時間として算出される。このテストが3回行われ、最終的に3回のテストの平均値が被験者の判断時間として算出される。
動作時間測定テストでは、表示装置の表示画面に、テストの開始を報知する画像が表示され、所定時間経過後にテストの終了を報知する画像が表示される。その間に、被験者は、2つの入力ボタンを交互にできるだけ早く押下する。1つの入力ボタンの押下に要する時間が順次測定されて記憶され、その平均値が1回のテストの動作時間として算出される。そして、最終的に2回のテストの平均値が、被験者の動作時間として算出される。
制御部は、上記のテスト結果に基づいて被験者の運転適性を判断する。
そのため、これらの装置を用いた診断も、上述した従来の認知機能検査と同様に、検査環境や、被験者の体調や精神状態によって結果が変動するという欠点を有している。
図1は本発明に係る運転適性診断装置の第一実施形態を示すブロック図である。
第一実施形態に係る運転適性診断装置は、被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査手段(1)と、この白質病変検査手段(1)の検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断手段(2)とを備えている。
白質病変検査手段(1)は、被験者の大脳白質病変の程度及び発生部位を検査することが可能な機能を有する装置であって、被験者の脳の画像データを取得する画像データ取得手段(11)と、画像データ取得手段(11)により取得された画像データを処理する画像データ処理手段(12)と、画像データ処理手段(12)の処理により得られた画像を表示する画像表示手段(ディスプレイ)(13)と、前記画像データと所定のプログラムを記憶する内部メモリ又は外部メモリからなる記憶手段(14)と、画像データ処理手段(12)の処理により得られた画像に基づいて大脳白質病変の程度及び発生部位を評価する評価手段(15)を備えている。
画像データ取得手段(11)、画像データ処理手段(12)、画像表示手段(13)、記憶手段(14)、評価手段(15)は、一体の装置として構成してもよいが、複数の装置を接続して構成してもよい。例えば、MRIやCTを使用する場合、画像分析プログラムを記憶する記憶手段(14)や評価手段(15)は、MRIやCTに内蔵されたコンピュータに設けてもよいが、外部に接続したコンピュータに設けてもよい。
図3中に矢印で指している白い部位が白質病変の発生部位であり、G0では白質病変の発生部位は確認されないが、G1,G2,G3,G4とグレードが上がるに従って白質病変の発生部位が大きくなっていることが分かる。G2以上から左右の大脳白質に広がる病変となる。
具体的には、評価手段(15)が、画像データ処理手段(12)の処理により得られた画像(フレア画像、T1強調画像、T2強調画像)を、記憶手段(14)に記憶された画像分析プログラムを使用して分析することにより、フレア画像及びT2強調画像では高信号域部分の面積及び場所、T1強調画像では低信号域部分の面積及び場所を求め、夫々を予め評価手段(15)に記憶された大脳白質病変の程度(グレード)及び部位を定義する基準データと比較することにより行うことができる。
評価手段(15)による評価結果は、後述する運転適性判断手段(2)の入力手段(21)から入力される。入力手段(21)への入力は、無線又は有線の通信回線を介したデータ送信により行うことが好ましいが、記憶媒体を介して行ってもよいし、手入力により行ってもよい。
また、前頭前野を含む前頭葉は、脳の様々な場所から送信されてくる感覚、記憶、感情等の知覚情報を統合する部分であって、主要な機能は、A.思考力・言葉や文章の構成、B.即時的な作業記憶の保持、C.注意の配分や集中力の形成・維持、D.機敏な反応動作の発動と短絡的な思考や衝動的な行動の抑制、E.内省力・検討力・熟考力の形成、である。これらの機能のうち、「機敏な反応動作の発動」は運転時の状況判断行動に関係し、前頭前野を含む前頭葉の機能に障害が生じると交通事故を起こしやすくなると考えられる。
運転適性判断手段(2)は、白質病変検査手段(1)の評価手段(15)により評価された白質病変の程度及び発生部位が入力される入力手段(21)と、入力された白質病変の程度及び発生部位に基づいて被験者の運転適性を判断するCPU等からなる判断手段(22)と、判断手段(22)が判断を行うための所定のプログラム等を記憶する内部メモリ又は外部メモリからなる記憶手段(23)と、判断手段(22)による判断結果を出力するディスプレイからなる表示手段(24)からなる。
運転適性判断手段(2)としては、例えばパソコンを使用することができる。
具体的には、白質病変のグレードが2以上(両側白質病変)の場合に被験者の運転適性を不適と判断することが好ましい。これは、後述する本発明者の分析によって、白質病変のグレードが2以上の人は人身事故等の大きな交通事故を起こす可能性が高いことが確認されているためである。但し、白質病変のグレードが3以上の場合や4以上の場合に、被験者の運転適性を不適と判断するようにしてもよい。
言い換えると、判断手段(22)が、白質病変検査手段(1)により検査された白質病変の程度が規定値以上であって且つ白質病変が前頭前野を含む前頭葉にある場合に、被験者の運転適性を不適と判断するように構成することもできる。
第一実施形態の運転適性診断方法は、上記第一実施形態の運転適性診断装置を使用して行うことができる。
第一実施形態の運転適性診断方法は、白質病変検査段階(S1)と、白質病変検査段階(S1)における検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断段階(S2)とからなる。
白質病変検査段階(S1)では、白質病変検査手段(1)により被験者の大脳白質病変の程度を検査する。評価手段(15)は、被験者の大脳白質病変の程度を評価し、評価結果は運転適性判断手段(2)の入力手段(21)から入力される。
運転適性判断段階(S2)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、入力手段(21)から入力された白質病変検査手段(1)の評価手段(15)による評価結果(白質病変のグレード)に基づいて、白質病変の程度が規定値以上であるか否か(例えばグレード2以上であるか否か)を判定し、規定値以上である場合には被験者の運転適性を不適と判断し、規定値未満である場合には被験者の運転適性を適と判断する。判断結果は表示手段(24)に表示される。
第一実施形態の運転適性診断方法によれば、白質病変検査段階において白質病変検査手段により被験者の大脳白質病変の程度(グレード)を検査し、運転適性判断段階において白質病変の程度が規定値以上である場合には被験者の運転適性を不適と判断することから、検査環境、被験者の体調や精神状態、検査者の恣意等の影響を受けることなく、被験者の運転適性を高い信頼度で診断することが可能となる。
第二実施形態の運転適性診断方法も、上記第一実施形態の運転適性診断装置を使用して行うことができる。
第二実施形態の運転適性診断方法は、白質病変検査段階(S1)と、白質病変検査段階(S1)における検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断段階(S2、S3)とからなる。
運転適性判断段階(S2)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、入力手段(21)から入力された白質病変検査手段(1)の評価手段(15)による評価結果(白質病変のグレード)に基づいて白質病変の程度が規定値以上であるか否か(例えばグレード2以上であるか否か)を判定し、白質病変の程度が規定値未満である場合には被験者の運転適性を適と判断する。一方、白質病変の程度が規定値以上である場合は運転適性判断段階(S3)に移行する。
運転適性判断段階(S3)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、入力手段(21)から入力された白質病変検査手段(1)の評価手段(15)による評価結果(白質病変の発生部位)に基づいて白質病変の発生部位が前頭前野を含む前頭葉にあるか否かを判定し、前頭前野を含む前頭葉にある場合には被験者の運転適性を不適と判断し、前頭前野を含む前頭葉にない場合には被験者の運転適性を適と判断する。判断結果は表示手段(24)に表示される。
第二実施形態の運転適性診断方法によれば、白質病変検査段階において白質病変検査手段により被験者の大脳白質病変の程度及び発生部位を検査し、運転適性判断段階において白質病変の程度が規定値以上であり且つ前頭前野を含む前頭葉にある場合に被験者の運転適性を不適と判断することから、第一実施形態の運転適性診断方法よりも更に高い信頼度で被験者の運転適性を診断することが可能となる。
第二実施形態に係る運転適性診断装置は、被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査手段(1)と、被験者の注意機能反応速度を検査する注意機能反応速度検査手段(3)と、白質病変検査手段(1)及び注意機能反応速度検査手段(3)の検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断手段(2)とを備えている。
運転適性判断手段(2)は、全体構成は第一実施形態と同じであるが、入力手段(21)及び判断手段(22)の内容のみが第一実施形態と若干異なる。以下、異なる点を説明する。
入力手段(21)からは、白質病変検査手段(1)の評価手段(15)により評価された評価結果(白質病変の程度及び発生部位)と、注意機能反応速度検査手段(3)による検査結果が入力される。
判断手段(22)は、記憶手段(22)に記憶された判断プログラムを利用して、入力手段(21)から入力された白質病変検査手段(1)の評価手段(15)により評価された評価結果及び注意機能反応速度検査手段(3)による検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する。
白質病変の程度の規定値については第一実施形態と同じ設定とすることができる。
また第一実施形態と同じく、判断手段(22)が、更に白質病変検査手段(1)により検査された白質病変が前頭前野を含む前頭葉にあるという条件を満たした場合に、被験者の運転適性を不適と判断するように構成することもできる。
注意機能反応速度検査手段(3)は、注意機能反応速度検査の実行及び結果評価を行うための所定のプログラムを記憶する内部メモリ又は外部メモリからなる記憶手段(31)と、記憶手段(31)に記憶されたプログラムに基づいて注意機能反応速度検査を実行するCPU等からなる処理手段(32)と、処理手段(32)により実行される注意機能反応速度検査の実行画面及び検査結果が表示されるディスプレイ等からなる表示手段(33)と、被験者が注意機能反応速度検査の入力を行うためのボタン等からなる入力手段(34)と、記憶手段(31)に記憶された評価プログラムに基づいて被験者の注意機能反応速度が規定値以下であるか否かを評価する評価手段(35)を備えている。
注意機能反応速度検査手段としては、例えばパソコンや携帯電話やコンピュータを使用したゲーム機器を使用することができる。
注意機能は, 第一段階の情報処理として, 覚醒水準や記憶機能とともにある特定の認知機能が適切に機能するために必要不可欠であると言われており、大きく以下の5つのコンポーネントに分かれていると考えられている。
(a)注意の集中(Focused attention)
(b)注意の維持(Sustained attention)
(c)選択的注意(Selective attention)
(d)注意の切り替え(Alternating attention)
(e)注意の分割あるいは分散(Divided attention)
但し、本発明においては、注意機能反応速度検査手段(3)として、コグヘルス以外の注意機能反応速度検査(例えば、仮名拾いテスト、TMT(トレイルメイキングテスト)、ストループ課題、D-CAT等)を行うことができる検査装置を使用することもできる。この場合、記憶手段(31)にコグヘルス以外の注意機能反応速度検査の実行及び結果評価を行うためのプログラムが記憶される。
コグヘルスとは、パソコンのディスプレイに映し出されるトランプを見て、被験者にボタンを押してもらう検査であり、「単純反応」、「選択反応」、「作動記憶」、「遅延再生」、「注意分散」の5つの項目の検査を行う。各検査項目の内容は以下の通りである。
「単純反応」・・・トランプが裏から表にひっくり返ったらボタンを押す。
「選択反応」・・・裏から表にひっくり返ったトランプが赤か黒かを判断してボタンを押す。
「作動記憶」・・・ひっくり返ったトランプがひとつ前のトランプと同じかどうかを判断してボタンを押す。
「遅延再生」・・・ひっくり返ったトランプが遅延再生課題中に出てきたことのあるトランプかどうかを判断してボタンを押す。
「注意分散」・・・同じ高さに並んだ5枚のトランプが夫々上下に動き、一枚でもトランプの上下にある線に触れたらボタンを押す。
年代別に平均値と境界値が設定されており、20代−44(30)、30代−42(29)、40代−36(21)、50代−32(15)、60代−24(10)、70代−22(9)、80代−19(8)である。尚、夫々左側の数値が平均値、右側の括弧内の数値が境界値である。
注意の焦点化とは、特定の感情刺激に直接反応する能力である。注意の焦点化された刺激は効率よく処理されるので情報処理速度を反映する。
注意の維持とは、連続或いは繰り返して一貫した反応を行う能力である。
上述したように、注意機能反応速度検査手段(3)の評価手段(35)は、記憶手段(31)に記憶された評価プログラムに基づいて、被験者の注意機能反応速度が規定値以下であるか否かを評価するが、このときの規定値は、注意機能反応速度検査の種類に応じて最適な値に設定される。例えば、上記した各検査の平均(正常)値を規定値として設定してもよい。
コグヘルス検査を実行可能な装置(コグヘルス検査装置)を使用する場合、上記5つの項目の検査のうち少なくとも「注意分散」の検査を実行可能な装置であればよい。
「注意分散」の検査により、被験者の物事に対する注意力(周りに注意を払う力)や空間認識力が分かり、これらの能力は、例えば小道から出てくる車や人に反応する能力と関係する。
本発明者は、「注意分散」の検査により分かる注意機能反応速度と、人身事故等の大きな交通事故との間に高い相関性があること、より具体的には、人身事故等の大きな交通事故を起こした人には注意機能反応速度が低い人が多いことを、後述する分析によって知得した。
これは、後述する本発明者の分析によって、注意機能反応速度が87.5以下である人は、人身事故等の大きな交通事故を起こす可能性が高いことが確認されているためである。
(A)パソコンのディスプレイ上に境界(線、丸、四角等の任意の形状)と、この境界内で移動する物体(点、丸、棒等)を表示する。被験者は物体が境界を越えた時にボタンを押し、実際に物体が境界を越えた時とボタンが押された時の時間差(反応時間)を測定する。
(B)パソコンのディスプレイ上に物体(点、丸、棒等)を急に表示する。被験者は物体が表示された時にボタンを押し、実際に物体が表示された時とボタンが押された時の時間差(反応時間)を測定する。
第三実施形態の運転適性診断方法は、上記第二実施形態の運転適性診断装置を使用して行うことができる。
第三実施形態の運転適性診断方法は、注意機能反応速度検査段階(S1)と、注意機能反応速度検査段階(S1)において検査された注意機能反応速度が規定値以下であるか否かを判断する運転適性予備判断段階(S2)と、運転適性予備判断段階(S2)において注意機能反応速度が規定値以下であると判断された被験者について該被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査段階(S3)と、白質病変検査段階(S3)における検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断段階(S4)とからなる。
運転適性予備判断段階(S2)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、入力手段(21)から入力された注意機能反応速度検査手段(3)の評価手段(35)による評価結果に基づいて、注意機能反応速度が規定値以下であるか否かを判定し、規定値を超える場合には被験者の運転適性を適と判断して表示手段(24)に表示し、規定値以下の場合には白質病変検査段階(S3)へと移行する。
白質病変検査段階(S3)では、注意機能反応速度検査段階(S1)において検査された注意機能反応速度が規定値以下である被験者について、白質病変検査手段(1)により被験者の大脳白質病変の程度を検査する。評価手段(15)は、被験者の大脳白質病変の程度(グレード)を評価し、評価結果は運転適性判断手段(2)の入力手段(21)から入力される。
運転適性判断段階(S4)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、白質病変検査手段(1)の評価手段(15)による評価結果に基づいて、白質病変の程度が規定値以上であるか否か(例えばグレード2以上であるか否か)を判定し、規定値以上である場合には被験者の運転適性を不適と判断し、規定値未満である場合には被験者の運転適性を適と判断する。判断結果は表示手段(24)に表示される。
加えて、注意機能反応速度が規定値以下である被験者について白質病変検査段階が行われるため、注意機能反応速度の検査結果を診断の1次フィルタとして使用することができ、診断の効率を高めることができるとともに、被験者の運転適性をより高い信頼度で診断することが可能となる。
第四実施形態の運転適性診断方法も、上記第二実施形態の運転適性診断装置を使用して行うことができる。
第四実施形態の運転適性診断方法は、注意機能反応速度検査段階(S1)と、注意機能反応速度検査段階(S1)において検査された注意機能反応速度が規定値以下であるか否かを判断する運転適性予備判断段階(S2)と、運転適性予備判断段階(S2)において注意機能反応速度が規定値以下であると判断された被験者について該被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査段階(S3)と、白質病変検査段階(S3)における検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断段階(S4、S5)とからなる。
運転適性予備判断段階(S2)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、入力手段(21)から入力された注意機能反応速度検査手段(3)の評価手段(35)による評価結果に基づいて、注意機能反応速度が規定値以下であるか否かを判定し、規定値を超える場合には被験者の運転適性を適と判断して表示手段(24)に表示し、規定値以下の場合には白質病変検査段階(S3)へと移行する。
白質病変検査段階(S3)では、注意機能反応速度検査段階(S1)において検査された注意機能反応速度が規定値以下である被験者について、白質病変検査手段(1)により被験者の大脳白質病変の程度及び発生部位を検査する。評価手段(15)は、被験者の大脳白質病変の程度(グレード)及び発生部位を評価し、評価結果は運転適性判断手段(2)の入力手段(21)から入力される。
運転適性判断段階(S4)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、白質病変検査手段(1)の評価手段(15)による評価結果に基づいて、白質病変の程度が規定値以上であるか否か(例えばグレード2以上であるか否か)を判定し、白質病変の程度が規定値未満である場合には被験者の運転適性を適と判断し、規定値以上である場合は運転適性判断段階(S5)に移行する。
運転適性判断段階(S5)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、白質病変検査手段(1)の評価手段(15)による評価結果に基づいて、白質病変の発生部位が前頭前野を含む前頭葉にあるか否かを判定し、前頭前野を含む前頭葉にある場合には被験者の運転適性を不適と判断し、規定値未満である場合には被験者の運転適性を適と判断する。判断結果は表示手段(24)に表示される。
第五実施形態の運転適性診断方法は、上記第二実施形態の運転適性診断装置を使用して行うことができる。
第五実施形態の運転適性診断方法は、白質病変検査段階(S1)と、白質病変検査段階(S1)において検査された白質病変の程度が規定値以上であるか否かを判断する運転適性予備判断段階(S2)と、運転適性予備判断段階(S2)において白質病変の程度が規定値以上であると判断された被験者について該被験者の注意機能反応速度を検査する注意機能反応速度検査段階(S3)と、注意機能反応速度検査段階(S3)における検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断段階(S4)とからなる。
運転適性予備判断段階(S2)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、入力手段(21)から入力された白質病変検査手段(1)の評価手段(15)による評価結果に基づいて、白質病変の程度が規定値以上であるか否か(例えばグレード2以上であるか否か)を判定し、規定値未満である場合には被験者の運転適性を適と判断して表示手段(24)に表示し、規定値以上である場合には注意機能反応速度検査段階(S3)へと移行する。
運転適性判断段階(S4)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、注意機能反応速度検査手段(3)の評価手段(35)による評価結果に基づいて、注意機能反応速度が規定値以下であるか否かを判定し、規定値以下である場合には被験者の運転適性を不適と判断し、規定値を超える場合には被験者の運転適性を適と判断する。判断結果は表示手段(24)に表示される。
加えて、白質病変の程度が規定値以上である被験者について注意機能反応速度検査段階が行われるため、白質病変の程度の検査結果を診断の1次フィルタとして使用することができ、診断の効率を高めることができるとともに、白質病変検査と注意機能反応速度検査を併用することにより被験者の運転適性をより高い信頼度で診断することが可能となる。
第六実施形態の運転適性診断方法は、上記第二実施形態の運転適性診断装置を使用して行うことができる。
第六実施形態の運転適性診断方法は、白質病変検査段階(S1)と、白質病変検査段階(S1)において検査された白質病変の程度が規定値以上であるか否か及び白質病変の発生部位を判断する運転適性予備判断段階(S2,S3)と、運転適性予備判断段階(S2,S3)において白質病変の程度が規定値以上であり且つ白質病変の発生部位が前頭前野を含む前頭葉にあると判断された被験者について該被験者の注意機能反応速度を検査する注意機能反応速度検査段階(S4)と、注意機能反応速度検査段階(S4)における検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断段階(S5)とからなる。
運転適性予備判断段階(S2)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、入力手段(21)から入力された白質病変検査手段(1)の評価手段(15)による評価結果に基づいて、白質病変の程度が規定値以上であるか否か(例えばグレード2以上であるか否か)を判断し、白質病変の程度が規定値未満である場合には被験者の運転適性を適と判断する。一方、白質病変の程度が規定値以上である場合は運転適性予備判断段階(S3)に移行する。
運転適性予備判断段階(S3)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、入力手段(21)から入力された白質病変検査手段(1)の評価手段(15)による評価結果(白質病変の発生部位)に基づいて白質病変の発生部位が前頭前野を含む前頭葉にあるか否かを判定し、前頭前野を含む前頭葉にある場合には注意機能反応速度検査段階(S3)へと移行し、前頭前野を含む前頭葉にない場合には被験者の運転適性を適と判断する。判断結果は表示手段(24)に表示される。
運転適性判断段階(S5)では、運転適性判断手段(2)の判断手段(22)が、注意機能反応速度検査手段(3)の評価手段(35)による評価結果に基づいて、注意機能反応速度が規定値以下であるか否かを判定し、規定値以下である場合には被験者の運転適性を不適と判断し、規定値を超える場合には被験者の運転適性を適と判断する。判断結果は表示手段(24)に表示される。
高知県検診クリニック脳ドックセンターの検診者に対して、自動車運転時の交通事故歴のアンケートを行い、回答した1128名のうち過去3年以内に事故歴があった102名の被験者について、MRIにより検査された大脳白質病変の程度(グレード)と、コグヘルスにより検査された注意機能反応速度と、大きな事故の相関性を分析した。
分析に当たっては、人身事故を含む場合と事故が複数回である場合を「大きな事故」と定義し、注意機能反応速度が87.5以下の場合に「低下群」と評価した。
図13及び図14から分かるように、大きな事故を起こした人26名のうち、白質病変のグレードが2以上の人は12名(約46%)であった。一方、回答者1128名のうち、白質病変のグレードが2以上の人は207名(約18%)に過ぎなかった。
この結果から、大脳白質病変の程度(グレード)と人身事故等の大きな交通事故との間には高い相関性があると言える。
また、上記した大きな事故を起こした人26名のうちの白質病変のグレードが2以上の人12名全員が前頭前野を含む前頭葉に白質病変が発生していた。
この結果から、白質病変の発生部位が前頭前野を含む前頭葉であることと人身事故等の大きな交通事故との間にも高い相関性があると言える。
更に、大きな事故を起こした人のうち10名について、コグヘルスによる注意機能反応速度が「低下群」にあるか否かを分析した結果、5名が「低下群」にあった。
この結果から、コグヘルスによる注意機能反応速度と人身事故等の大きな交通事故との間にも高い相関性があると言える。
11 画像データ取得手段
12 画像データ処理手段
13 画像表示手段
14 記憶手段
15 評価手段
2 運転適性判断手段
21 入力手段
22 判断手段
23 記憶手段
24 表示手段
3 注意機能反応速度検査手段
31 記憶手段
32 処理手段
33 表示手段
34 入力手段
35 評価手段
Claims (12)
- 被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査手段と、
前記白質病変検査手段の検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断手段とを備えており、
前記運転適性判断手段は、前記白質病変検査手段により検査された白質病変の程度が規定値以上である場合に、被験者の運転適性を不適と判断する
ことを特徴とする運転適性診断装置。 - 被験者の注意機能反応速度を検査する注意機能反応速度検査手段と、
被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査手段と、
前記注意機能反応速度検査手段及び前記白質病変検査手段の検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断手段とを備えており、
前記運転適性判断手段は、前記注意機能反応速度検査手段により検査された注意機能反応速度が規定値以下であって、前記白質病変検査手段により検査された白質病変の程度が規定値以上である場合に、被験者の運転適性を不適と判断する
ことを特徴とする運転適性診断装置。 - 前記白質病変検査手段は、被験者の大脳白質病変の程度と発生部位とを検査し、
前記運転適性判断手段は、更に前記白質病変検査手段により検査された白質病変が前頭前野を含む前頭葉にあるという条件を満たした場合に、被験者の運転適性を不適と判断する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の運転適性診断装置。 - 前記白質病変検査手段が磁気共鳴画像装置であることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の運転適性診断装置。
- 前記注意機能反応速度検査手段が、コグヘルス(登録商標)、仮名拾いテスト、TMT(トレイルメイキングテスト)、ストループ課題、D-CATの少なくとも1つの検査を実行可能な検査装置であることを特徴とする請求項2記載の運転適性診断装置。
- 被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査段階と、
前認白質病変検査段階における検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断段階とからなり、
前記運転適性判断段階において、前記白質病変検査段階において検査された白質病変の程度が規定値以上である場合に、被験者の運転適性を不適と判断する
ことを特徴とする運転適性診断方法。 - 被験者の注意機能反応速度を検査する注意機能反応速度検査段階と、
前記注意機能反応速度検査段階において検査された注意機能反応速度が規定値以下であるか否かを判断する運転適性予備判断段階と、
前記運転適性予備判断段階において注意機能反応速度が規定値以下であると判断された被験者について、該被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査段階と、
前記白質病変検査段階における検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断段階とからなり、
前記運転適性判断段階において、前記白質病変検査段階において検査された白質病変の程度が規定値以上である場合に、被験者の運転適性を不適と判断する
ことを特徴とする運転適性診断方法。 - 被験者の大脳白質病変の程度を検査する白質病変検査段階と、
前記白質病変検査段階において検査された白質病変の程度が規定値以上であるか否かを判断する運転適性予備判断段階と、
前記運転適性予備判断段階において白質病変の程度が規定値以上であると判断された被験者について、該被験者の注意機能反応速度を検査する注意機能反応速度検査段階と、
前記注意機能反応速度検査段階における検査結果に基づいて被験者の運転適性を判断する運転適性判断段階とからなり、
前記運転適性判断段階において、前記注意機能反応速度検査手段により検査された注意機能反応速度が規定値以下である場合に、被験者の運転適性を不適と判断する
ことを特徴とする運転適性診断方法。 - 前記白質病変検査段階において、被験者の大脳白質病変の程度と発生部位とを検査し、
前記運転適性判断段階において、更に前記白質病変検査段階において検査された白質病変が前頭前野を含む前頭葉にあるという条件を満たした場合に、被験者の運転適性を不適と判断する
ことを特徴とする請求項6又は7記載の運転適性診断方法。 - 前記白質病変検査段階において、被験者の大脳白質病変の程度と発生部位とを検査し、
前記運転適性予備判断段階において、更に前記白質病変検査段階において検査された白質病変が前頭前野を含む前頭葉にあるという条件を満たすか否かを判断し、
前記注意機能反応速度検査段階において、前記運転適性予備判断段階において白質病変の程度が規定値以上であって且つ白質病変の発生部位が前頭前野を含む前頭葉にあると判断された被験者について、該被験者の注意機能反応速度を検査する
ことを特徴とする請求項8記載の運転適性診断方法。 - 前記白質病変検査段階において磁気共鳴画像診断により大脳白質病変の程度を検査することを特徴とする請求項6乃至10いずれかに記載の運転適性診断方法。
- 前記注意機能反応速度検査段階において、コグヘルス(登録商標)、仮名拾いテスト、TMT(トレイルメイキングテスト)、ストループ課題、D-CATの少なくとも1つの検査を実行することにより被験者の注意機能反応速度を検査することを特徴とする請求項7又は8記載の運転適性診断方法。
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