JP2011205950A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
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Abstract
【課題】 ハンドルからハンドル軸にかけてのハンドル取付構造を構成する各部品の加工が容易であり、かつ、釣人がハンドルを操作したときにハンドルからハンドル軸に対してガタを抑制した状態で回転力を伝達することができる魚釣用スピニングリールを提供すること。
【解決手段】 魚釣用スピニングリール10は、左右方向に延出されたハンドル軸26と、右/左ネジ固定部72,74と、右/左ハンドル用連結部材62,64とを有する。右ネジ固定部72はハンドル軸の一端部に右ネジ部72aを形成し、左ネジ固定部74は他端部に左ネジ部74aを形成する。右ハンドル用連結部材62は右ネジ固定部に螺着固定された第1右ネジ部62bと、右ハンドルHRが着脱可能な第2右ネジ部62cとを有し、左ハンドル用連結部材64は左ネジ固定部に螺着固定された第1左ネジ部64bと、左ハンドルHLが着脱可能な第2左ネジ部64cとを有する。
【選択図】 図2
【解決手段】 魚釣用スピニングリール10は、左右方向に延出されたハンドル軸26と、右/左ネジ固定部72,74と、右/左ハンドル用連結部材62,64とを有する。右ネジ固定部72はハンドル軸の一端部に右ネジ部72aを形成し、左ネジ固定部74は他端部に左ネジ部74aを形成する。右ハンドル用連結部材62は右ネジ固定部に螺着固定された第1右ネジ部62bと、右ハンドルHRが着脱可能な第2右ネジ部62cとを有し、左ハンドル用連結部材64は左ネジ固定部に螺着固定された第1左ネジ部64bと、左ハンドルHLが着脱可能な第2左ネジ部64cとを有する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、リール本体に内蔵される駆動機構の駆動軸に着脱可能に装着されるハンドルを有する魚釣用スピニングリールに関する。
魚釣用スピニングリールでは、ハンドルをハンドル軸の右側に、又は、ハンドルをハンドル軸の左側に着脱できるようにした右巻き用又は左巻き用の両方に切換可能としたハンドル取付構造を有するものを多くのリールに採用するのが一般的となっている。
ハンドルを回転操作することでハンドル軸、ドライブギヤ、ピニオンギヤを介して釣糸案内部を有するロータを回転させてスプールに釣糸を巻回させるメカニズムであり、ギヤ部を有するハンドル軸には巻取り時に大きなトルクがかかるので、鉄系(例えばSUS材、SK材)等の材料が選択される。
ハンドルを回転操作することでハンドル軸、ドライブギヤ、ピニオンギヤを介して釣糸案内部を有するロータを回転させてスプールに釣糸を巻回させるメカニズムであり、ギヤ部を有するハンドル軸には巻取り時に大きなトルクがかかるので、鉄系(例えばSUS材、SK材)等の材料が選択される。
一般的な方法として、ハンドルが装着されるハンドル軸を鉄系(例えばSUS材、SK材)等で形成して、アルミニウム、亜鉛等のギヤ部にインサート成形する方法が多用されているが、工数がかかるので製造コストが高くなるとともにギヤ部とハンドル軸との分離ができず、アフターメンテナンスの面での制約が生じて不経済である。
そこで、例えば、ギヤ部を有するハンドル軸の非円形内周に、一方の端部に右巻き用、左巻き用のネジ部を形成した取付部材の他方を回り止め嵌合し、反ハンドル側の取付部材の内方にねじ込んだ両側に右ネジ及び左ネジを形成したネジ棒で両取付部材を締め付け固定したものが特許文献1に開示されている。
そこで、例えば、ギヤ部を有するハンドル軸の非円形内周に、一方の端部に右巻き用、左巻き用のネジ部を形成した取付部材の他方を回り止め嵌合し、反ハンドル側の取付部材の内方にねじ込んだ両側に右ネジ及び左ネジを形成したネジ棒で両取付部材を締め付け固定したものが特許文献1に開示されている。
しかしながら、特許文献1の構造では、ハンドル取付構造を構成する各部品のそれぞれの部品の加工が難しく、部品コストが高くなる。また、ハンドル軸内の非円形孔に対する取付部材のガタが存在し、回転性能に悪影響を及ぼす可能性がある。さらに、このようなガタの発生により、ネジ部が緩み易くなるおそれがある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、ハンドルからハンドル軸にかけてのハンドル取付構造を構成する各部品の加工が容易であり、かつ、釣人がハンドルを操作したときにハンドルからハンドル軸に対してガタを抑制した状態で回転力を伝達することができる魚釣用スピニングリールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明に係る魚釣用スピニングリールは、ロータと一体回転するピニオンギヤに噛合されるドライブギヤを有し左右方向に延出されたハンドル軸と、前記ハンドル軸の一側端部に右ネジ部を形成した右ネジ固定部と、前記ハンドル軸の他側端部に左ネジ部を形成した左ネジ固定部と、右ハンドルが着脱可能な第2の右ネジ部とを有する右ハンドル用連結部材と、前記左ネジ固定部に螺着固定された第1の左ネジ部と、左ハンドルが着脱可能な第2の左ネジ部とを有する左ハンドル用連結部材とを具備することを特徴とする。
また、前記右ハンドル用連結部材は、前記第1の右ネジ部と前記第2の右ネジ部との間に環状鍔部をさらに有し、前記左ハンドル用連結部材は、前記第1の左ネジ部と前記第2の左ネジ部との間に環状鍔部をさらに有し、前記右ハンドル用連結部材の環状鍔部を前記ハンドル軸の右側端部に、前記左ハンドル用連結部材の環状鍔部を前記ハンドル軸の左側端部に圧着させるようにしたことが好ましい。
また、前記右ネジ固定部及び前記左ネジ固定部はそれぞれ外周面が円周状に形成され、前記ドライブギヤと前記右ネジ固定部との間、又は、前記ドライブギヤと前記左ネジ固定部との間に、前記右ネジ固定部及び前記左ネジ固定部の外周面を形成する径よりも小径の小径部を形成し、前記小径部の外周面と前記右ネジ固定部及び前記左ネジ固定部の外周面を形成する径を有する仮想的な外周面との間に、スプール軸の一部を配置するようにしたことが好ましい。
また、前記右ハンドル用連結部材は、前記第1の右ネジ部と前記第2の右ネジ部との間に環状鍔部をさらに有し、前記左ハンドル用連結部材は、前記第1の左ネジ部と前記第2の左ネジ部との間に環状鍔部をさらに有し、前記右ハンドル用連結部材の環状鍔部を前記ハンドル軸の右側端部に、前記左ハンドル用連結部材の環状鍔部を前記ハンドル軸の左側端部に圧着させるようにしたことが好ましい。
また、前記右ネジ固定部及び前記左ネジ固定部はそれぞれ外周面が円周状に形成され、前記ドライブギヤと前記右ネジ固定部との間、又は、前記ドライブギヤと前記左ネジ固定部との間に、前記右ネジ固定部及び前記左ネジ固定部の外周面を形成する径よりも小径の小径部を形成し、前記小径部の外周面と前記右ネジ固定部及び前記左ネジ固定部の外周面を形成する径を有する仮想的な外周面との間に、スプール軸の一部を配置するようにしたことが好ましい。
この発明によれば、ハンドル軸の右側端部の右ネジ固定部に右ハンドル用連結部材を、左側端部の左ネジ固定部に左ハンドル用連結部材を固定するだけでハンドルを右巻き用又は左巻き用として装着することができるので、簡単な構成で部品点数を少なくでき、ハンドルからハンドル軸にかけてのハンドル取付構造を構成する各部品を安価に製造することができる。また、第1の右ネジ部をハンドル軸の右ネジ固定部に固定し、右ハンドルを第2の右ネジ部に着脱可能に螺着することによって、右ハンドルによる釣糸巻取りの際に締め付け方向にハンドルを回転させることとなるので、緩みが生じることがなく、ガタ付きを防止することができる。左ハンドルが第2の左ネジ部に着脱可能に螺着される場合も同様である。
また、右ハンドル用連結部材の環状鍔部をハンドル軸の右側端部に、左ハンドル用連結部材の環状鍔部をハンドル軸の左側端部に圧着させるようにしたことによって、ハンドル軸と右ハンドル用連結部材との間、ハンドル軸と左ハンドル用連結部材との間をガタ付きなく、より強固に固定することができる。
また、右ハンドル用連結部材の環状鍔部をハンドル軸の右側端部に、左ハンドル用連結部材の環状鍔部をハンドル軸の左側端部に圧着させるようにしたことによって、ハンドル軸と右ハンドル用連結部材との間、ハンドル軸と左ハンドル用連結部材との間をガタ付きなく、より強固に固定することができる。
また、ハンドル軸に小径部を形成することによって、ハンドル軸とスプール軸とをハンドル軸を小径にした分だけ近接させることができるので、ピニオンギヤとドライブギヤのオフセット量の抑制が図られ、回転性能の向上を図ることができる。
以下、図面を参照しながらこの発明を実施するための形態について説明する。
第1の実施の形態について図1から図5を用いて説明する。
図1および図2は、第1実施形態による魚釣用リール10を示す。この魚釣用リール10は、スピニングリールとして形成してあり、剛性構造のリールボディ12aの側部開口Wを蓋部材12b(図2)で閉塞したリール本体12を備え、この蓋部材12bの固定ネジ(図示しない)をリールボディ12aに形成したネジ孔12c(図1)から取り外すことで、内部空間Sを外部に露出させることができる。また、リールボディ12aの後端側に形成した切欠きRを後部キャップ14で閉じてあり、この後部キャップ14の固定ネジ16をリールボディ12aから取り外すことにより、後端側でも内部空間Sを開放することができる。この魚釣用スピニングリール10は、通常と同様に、リールボディ12aから上方に脚部18を延出し、この脚部18の上端部に形成された竿取付部18a介して図示しない釣竿に取り付けられる。
図1および図2は、第1実施形態による魚釣用リール10を示す。この魚釣用リール10は、スピニングリールとして形成してあり、剛性構造のリールボディ12aの側部開口Wを蓋部材12b(図2)で閉塞したリール本体12を備え、この蓋部材12bの固定ネジ(図示しない)をリールボディ12aに形成したネジ孔12c(図1)から取り外すことで、内部空間Sを外部に露出させることができる。また、リールボディ12aの後端側に形成した切欠きRを後部キャップ14で閉じてあり、この後部キャップ14の固定ネジ16をリールボディ12aから取り外すことにより、後端側でも内部空間Sを開放することができる。この魚釣用スピニングリール10は、通常と同様に、リールボディ12aから上方に脚部18を延出し、この脚部18の上端部に形成された竿取付部18a介して図示しない釣竿に取り付けられる。
このリール本体12の内部空間S内には、スプール20に釣糸を巻回するための釣糸巻取用駆動機構22と、スプールを前後に往復動させるスプール往復動機構24とが内蔵されている。
本実施形態の釣糸巻取用駆動機構22は、リール本体12内に回転可能に支持されて後述する右巻き用又は左巻き用のハンドルH(HR,HL)の回転に伴って回転される軸部材であるハンドル軸26に一体的に設けられたドライブギヤ28と、このドライブギヤ28に噛合するピニオンギヤ30とを備える。
ハンドル軸26及びドライブギヤ28は例えばダイカスト成形(例えばアルミダイカストや亜鉛ダイカスト)により形成されている。このドライブギヤ28は、ピニオンギヤ30に噛合する歯を配置した歯面28aを後述する凹部70に対向する一側に形成したディスク状の本体部28bを有する。ピニオンギヤ30は、ハンドル軸26に対して直交する前後方向に延びかつリール本体12に対して前部軸受32aと後部軸受32bとを介して回転自在に支持された筒軸34の後端側外周部に設けられている。この筒軸34の先端部には、ベール36および釣糸案内部38を備えたロータ40が一体的に取り付けられており、このロータ40は、ピニオンギヤ30を介して筒軸34と共に一体的に回転することができる。
ハンドル軸26及びドライブギヤ28は例えばダイカスト成形(例えばアルミダイカストや亜鉛ダイカスト)により形成されている。このドライブギヤ28は、ピニオンギヤ30に噛合する歯を配置した歯面28aを後述する凹部70に対向する一側に形成したディスク状の本体部28bを有する。ピニオンギヤ30は、ハンドル軸26に対して直交する前後方向に延びかつリール本体12に対して前部軸受32aと後部軸受32bとを介して回転自在に支持された筒軸34の後端側外周部に設けられている。この筒軸34の先端部には、ベール36および釣糸案内部38を備えたロータ40が一体的に取り付けられており、このロータ40は、ピニオンギヤ30を介して筒軸34と共に一体的に回転することができる。
ピニオンギヤ30が設けられた筒軸34内を、スプール軸42が貫通し、ハンドル軸26と直交する方向に延在している。このスプール軸42は、筒軸34と同心的に配されており、スプール往復動機構24により、筒軸34およびリール本体12に対してハンドル軸26と直交する方向に沿って前後動することができる。このスプール軸42の先端部には釣糸が巻回されるスプール20が取り付けられる。
スプール20をスプール軸42と共に前後方向に往復動するスプール往復動機構24は、ピニオンギヤ30に噛合する連動歯車44及び連動歯車44と一体的に回転するトラバースカム軸46を有し、スプール軸42の後端にネジ42aで摺動子48が固定される。この摺動子48の内部には、先端部がトラバースカム軸46のカム溝46aに係合するピン47が収容保持されており、このピン47を介して摺動子48とトラバースカム軸46とが連結される。ピニオンギヤ30が連動歯車44を介してトラバースカム軸46を回転すると、このトラバースカム軸46に平行に配置された案内軸45で摺動子48が案内されつつ、摺動子48はピン47およびカム溝46aの係合作用により前後方向に移動され、この摺動子48にネジ42aで固定されたスプール軸42が前後方向に往復移動する。
この摺動子48の内部に収容保持されたピン47は、トラバースカム軸46のカム溝46aに一定の噛合量を維持した状態で係合するように設定されており、これにより、ピン47はトラバースカム軸46に対してガタツキを生じることなく、滑らかに移動することができる。
このように形成された魚釣用スピニングリール10は、右巻き用又は左巻き用のハンドルHを回転操作してハンドル軸26を回転させると、スプール往復動機構24の摺動子48に取付けられたスプール軸42を介してスプール20が前後に往復動し、一方、釣糸巻取用駆動機構22のドライブギヤ28とピニオンギヤ30と筒軸34とを介してロータ40が回転駆動される。したがって、スプール20には、釣糸案内部38で案内され、釣糸がほぼ均等に巻回される。
なお、リール本体12の内部空間S内には、ロータ40の逆回転(釣糸をスプールから繰出す方向の回転)を防止する周知の一方向クラッチ50を備えた逆転防止機構が配置されており、この逆転防止機構を、リール本体12の後端壁部に設けた切換レバー52を通じて切換操作し、ロータ40が正逆転可能な状態と、正転可能でかつ逆転不能の状態とに切換えることができる。また、リール本体12及びロータ40には図示しないが復帰機構を備えており、ロータ40がいずれの状態にあっても、ハンドルHを正転方向(釣糸をスプールに巻き取る方向の回転)に回転すると、図示しない復帰機構を介して、釣糸放出位置にあるベール36を図1に示す釣糸巻取位置に復帰することができる。
図2および図3に示すように、本実施形態のハンドル軸26は中心軸Cに沿って左右方向に延出された中実構造に形成されている。ハンドル軸26は、リール本体12の一側、例えば右側に右ハンドルHR(図4参照)を、他側、例えば左側に左ハンドルHL(図5参照)を選択的に付け替え可能とするために、リール本体12内でスプール軸42と交差(例えば直交)する左右方向に延設している。そして、ハンドル軸26の図2中の右側端部には右ハンドルHR(図4参照)が着脱可能に取り付けられる右ハンドル用連結部材(右巻きハンドル取付部)62が、左側端部には左ハンドルHL(図5参照)が着脱可能に取り付けられる左ハンドル用連結部材(左巻きハンドル取付部)64が固定されている。これらハンドル軸26、右ハンドル用連結部材62、左ハンドル用連結部材64は図3中に示す中心軸Cに対して対称に形成されていることが好ましい。
なお、右ハンドル用連結部材62は右ハンドルHRから、左ハンドル用連結部材64は左ハンドルHLからそれぞれ大きな力を受けるので、これら連結部材62,64はそれぞれ鉄系材料(例えばSUS材やSK材)等、ハンドル軸26で使用される材料よりも高剛性の材料が用いられる。
なお、右ハンドル用連結部材62は右ハンドルHRから、左ハンドル用連結部材64は左ハンドルHLからそれぞれ大きな力を受けるので、これら連結部材62,64はそれぞれ鉄系材料(例えばSUS材やSK材)等、ハンドル軸26で使用される材料よりも高剛性の材料が用いられる。
ハンドル軸26の各端部(右側端部及び左側端部)に取り付けられた連結部材62,64は、リールボディ12aおよび蓋部材12bに形成された開口部56a,56bから外部に露出する状態に配置されている。符号Eは、ハンドルHが取り付けられていない開口部(図2中の右側の開口部56a)を保護する保護キャップを示す。
これらの開口部56a,56bには、リール本体12の外側に近接する部位から半径方向内方に突出する係止縁部を形成してあり、開口部56a,56b内に配置した軸受58a,58bが外方に抜け出るのを防止してある。また、ドライブギヤ28に近接する側の開口部56bは他側の開口部56aよりも大径に形成してあり、したがって、開口部56bには開口部56aに配置する軸受58aよりも大きな負荷を支えることのできる軸受58bが配置される。ハンドル軸26の両端部はこれらの軸受58a,58bを介してリール本体12に回転自在に支持されるとともに、リール本体12に対して、これらの軸受58a,58bと共に軸方向に移動不能に位置決めされている。
図3から図5に拡大して示すように、本実施形態のハンドル軸26には、軸方向に沿う略中央部の外周部に、スプール軸42との干渉を防止する凹部(小径部)70が形成されている。このハンドル軸26の凹部70の右側の領域には軸受58aが配設される軸受装着部(右ネジ固定部)72が形成されている。この軸受装着部72は、リール本体12の開口部56a内に突出する係止縁部と共に軸受58aを保持する。凹部70の左側の領域にはドライブギヤ28が形成され、ドライブギヤ28の左側の領域には軸受58bが配設される軸受装着部(左ネジ固定部)74が形成されている。この軸受装着部74は、リール本体12の開口部56b内に突出する係止縁部と共に軸受58bを保持する。
そして、図3から図5に示す凹部70は軸受装着部72,74の円筒の外周面を形成する径よりも小径の円柱状に形成されている。そして、図1及び図2に示すように、凹部70の外周面と軸受装着部72,74の外周面を形成する径を有する仮想的な外周面との間にはスプール軸42の一部が配設されている。すなわち、この凹部70により、ハンドル軸26とスプール軸42とを凹部70を小径にした分だけ近接させることができるので、ドライブギヤ28とスプール軸42に配設されたピニオンギヤ30のオフセット量の抑制を図ることができ、また、リールボディ12aを上下方向に小さく形成することができ、さらにリール10全体として軽量化を図ることができる。また、ドライブギヤ28とスプール軸42に配設されたピニオンギヤ30のオフセット量の抑制を図ることができることから、オフセット量が大きい場合(凹部70が存在しない場合)よりもドライブギヤ28からピニオンギヤ30への回転力の伝達性能の向上を図ることができる。
図3から図5に示す軸受装着部72,74はそれぞれ円筒状に形成されている。右側の軸受装着部72の内周面には右ネジの雌ネジ部(右ネジ部)72aが形成され、左側の軸受装着部74の内周面には左ネジの雌ネジ部(左ネジ部)74aが形成されている。そして、右ネジの雌ネジ部72aには断面が略十字状の右ハンドル用連結部材62が固定され、左ネジの雌ネジ部74aには断面が略十字状の左ハンドル用連結部材64が固定されている。
ここで、右ハンドル用連結部材62は例えば円環状のフランジ部(環状鍔部)62aと、フランジ部62aから同軸上に互いに反対方向に延出された第1及び第2の雄ネジ部62b,62cとを有する。第1及び第2の雄ネジ部62b,62cは共に右ネジの雄ネジとして形成されている。フランジ部62aは第1の雄ネジ部62b側に平面状の環状面63aが形成され、第2の雄ネジ部62c側に平面状の環状面63bが形成されている。環状面63a,63bは互いに対して平行に形成されている。
左ハンドル用連結部材64は円環状のフランジ部(環状鍔部)64aと、フランジ部64aから同軸上に互いに反対方向に延出された第1及び第2の雄ネジ部64b,64cとを有する。第1及び第2の雄ネジ部64b,64cは共に左ネジの雄ネジとして形成されている。フランジ部64aは第1の雄ネジ部64b側に平面状の環状面65aが形成され、第2の雄ネジ部64c側に平面状の環状面65bが形成されている。環状面65a,65bは互いに対して平行に形成されている。
左ハンドル用連結部材64は円環状のフランジ部(環状鍔部)64aと、フランジ部64aから同軸上に互いに反対方向に延出された第1及び第2の雄ネジ部64b,64cとを有する。第1及び第2の雄ネジ部64b,64cは共に左ネジの雄ネジとして形成されている。フランジ部64aは第1の雄ネジ部64b側に平面状の環状面65aが形成され、第2の雄ネジ部64c側に平面状の環状面65bが形成されている。環状面65a,65bは互いに対して平行に形成されている。
右ネジの雌ネジ部72aには右ハンドル用連結部材62の右ネジの第1の雄ネジ部62bが螺合され、この雌ネジ部72aの右端の平面状の開口端部72bには右ハンドル用連結部材62のフランジ部62aの環状面63aが突き当てられる。このように、ハンドル軸26の右側の軸受装着部72の右端にある平面状の開口端部72bと、右ハンドル用連結部材62のフランジ部62aの平面状の環状面63aとが当接されることによって、ハンドル軸26と右ハンドル用連結部材62との間のガタ付きを防止することができる。
また、雌ネジ部72aと右ハンドル用連結部材62の第1の雄ネジ部62bとの間や雌ネジ部72aの開口端部72bと右ハンドル用連結部材62のフランジ部62aの環状面63aとの間は、ネジ締結に加えて、例えば接着剤やカシメ、ピン挿入等により固定されている。このように固定することによって、雌ネジ部72aと右ハンドル用連結部材62の第1の雄ネジ部62bとの間の緩みを防止し、ハンドル軸26と右ハンドル用連結部材62とをガタ付きなく固定している。すなわち、平面同士の突き当て、ネジ締結、接着等によって、ハンドル軸26と右ハンドル用連結部材62との間のガタ付きを確実に防止することができる。
また、雌ネジ部72aと右ハンドル用連結部材62の第1の雄ネジ部62bとの間や雌ネジ部72aの開口端部72bと右ハンドル用連結部材62のフランジ部62aの環状面63aとの間は、ネジ締結に加えて、例えば接着剤やカシメ、ピン挿入等により固定されている。このように固定することによって、雌ネジ部72aと右ハンドル用連結部材62の第1の雄ネジ部62bとの間の緩みを防止し、ハンドル軸26と右ハンドル用連結部材62とをガタ付きなく固定している。すなわち、平面同士の突き当て、ネジ締結、接着等によって、ハンドル軸26と右ハンドル用連結部材62との間のガタ付きを確実に防止することができる。
左ネジの雌ネジ部74aには左ハンドル用連結部材64の左ネジの第1の雄ネジ部64bが螺合され、この雌ネジ部74aの左端の平面状の開口端部74bには左ハンドル用連結部材64のフランジ部64aの環状面65aが突き当てられる。また、雌ネジ部74aと左ハンドル用連結部材64の第1の雄ネジ部64bとの間や雌ネジ部74aの開口端部74bと左ハンドル用連結部材64のフランジ部64aの環状面65aとの間は、ネジ締結に加えて、例えば接着剤やカシメ、ピン挿入等により固定されている。このように、ハンドル軸26と右ハンドル用連結部材62との関係と同様に、ハンドル軸26と左ハンドル用連結部材64との間も、平面同士の突き当て、ネジ締結、接着等によって、ハンドル軸26と左ハンドル用連結部材64との間のガタ付きを確実に防止することができる。
図4に示すように、右ハンドルHRは右ハンドル用連結部材62に対する取付部82を有する。この実施形態では取付部82は円筒状に形成され、その内周面に、右ハンドル用連結部材62の右ネジの第2の雄ネジ部62cに着脱可能に螺合する右ネジの雌ネジ部82aを有する。そして、右ハンドルHRをリール本体12に配置する場合、右ハンドル用連結部材62の第2の雄ネジ部62cに右ネジの雌ネジ部82aを螺合させると、取付部82の左端の平面状の開口端部82bには右ハンドル用連結部材62のフランジ部62aの環状面63bが突き当てられる。
このように、右ハンドル用連結部材62のフランジ部62aの環状面63bと取付部82の左端の開口端部82bとの平面同士が突き当てられるため、右ハンドルHRは右ハンドル用連結部材62に対してガタ付きなく取り付けることができる。このため、ハンドル軸26に対する右ハンドル用連結部材62の傾きや軸芯のズレの発生を防止して、常に、ハンドル軸26に対して右ハンドル用連結部材62を一定の位置で確実に固定することができ、右ハンドルHRの回転をハンドル軸26及びドライブギヤ28に確実に伝達することができる。そして、ハンドル軸26の右端に配設される右ハンドル用連結部材62に形成された第2の雄ネジ部62cは、釣糸巻回方向に向けて右ハンドルHRを回転させたときに、取付部82との締結を締め付ける方向に形成してあるので、使用中に右ハンドルHRに緩みが生じるのを防止することができる。
このように、右ハンドル用連結部材62のフランジ部62aの環状面63bと取付部82の左端の開口端部82bとの平面同士が突き当てられるため、右ハンドルHRは右ハンドル用連結部材62に対してガタ付きなく取り付けることができる。このため、ハンドル軸26に対する右ハンドル用連結部材62の傾きや軸芯のズレの発生を防止して、常に、ハンドル軸26に対して右ハンドル用連結部材62を一定の位置で確実に固定することができ、右ハンドルHRの回転をハンドル軸26及びドライブギヤ28に確実に伝達することができる。そして、ハンドル軸26の右端に配設される右ハンドル用連結部材62に形成された第2の雄ネジ部62cは、釣糸巻回方向に向けて右ハンドルHRを回転させたときに、取付部82との締結を締め付ける方向に形成してあるので、使用中に右ハンドルHRに緩みが生じるのを防止することができる。
なお、右ハンドルHRの取付部82は図2に示すリールボディ12aの開口部56aを通して配置される。右ハンドルHRの取付部82と同心状に形成された円筒部83(図4参照)は図示しないが、図2に示すリールボディ12aの外周面に対向するように配置される。
同様に、図5に示すように、左ハンドルHLは左ハンドル用連結部材64に対する取付部84を有する。この実施形態では取付部84は円筒状に形成され、その内周面に、左ハンドル用連結部材64の左ネジの第2の雄ネジ部64cに着脱可能に螺合する左ネジの雌ネジ部84aを有する。そして、左ハンドルHLをリール本体12に配置する場合、左ハンドル用連結部材64の第2の雄ネジ部64cに左ネジの雌ネジ部84aを螺合させると、取付部84の右端の平面状の開口端部84bには左ハンドル用連結部材64のフランジ部64aの環状面65bが突き当てられる。
このように、左ハンドル用連結部材64のフランジ部64aの環状面65bと取付部84の右端の開口端部84bとの平面同士が突き当てられるため、左ハンドルHLは左ハンドル用連結部材64に対してガタ付きなく取り付けることができる。このため、常に、ハンドル軸26に対して左ハンドル用連結部材64を一定の位置で確実に固定することができ、左ハンドルHLの回転をハンドル軸26及びドライブギヤ28に確実に伝達することができる。そして、ハンドル軸26の左端に配設される左ハンドル用連結部材64に形成された第2の雄ネジ部64cは、釣糸巻回方向に向けて左ハンドルHLを回転させたときに、取付部84との締結を締め付ける方向に形成してあるので、使用中に左ハンドルHLに緩みが生じるのを防止することができる。
このように、左ハンドル用連結部材64のフランジ部64aの環状面65bと取付部84の右端の開口端部84bとの平面同士が突き当てられるため、左ハンドルHLは左ハンドル用連結部材64に対してガタ付きなく取り付けることができる。このため、常に、ハンドル軸26に対して左ハンドル用連結部材64を一定の位置で確実に固定することができ、左ハンドルHLの回転をハンドル軸26及びドライブギヤ28に確実に伝達することができる。そして、ハンドル軸26の左端に配設される左ハンドル用連結部材64に形成された第2の雄ネジ部64cは、釣糸巻回方向に向けて左ハンドルHLを回転させたときに、取付部84との締結を締め付ける方向に形成してあるので、使用中に左ハンドルHLに緩みが生じるのを防止することができる。
なお、左ハンドルHLの取付部84は図2に示す蓋部材12bの開口部56bを通して配置される。左ハンドルHLの取付部84と同心状に形成された円筒部85(図5参照)は図2に示すように、蓋部材12bの外周面に対向するように配置される。
このように、ハンドル軸26と右ハンドルHRとの間に右ハンドル用連結部材62を配設し、又は、ハンドル軸26と左ハンドルHLとの間に左ハンドル用連結部材64を配設することによって、ハンドル軸26に対してハンドルH(HR,HL)をガタ付きなく連結することができる。また、右ハンドルHRの取付部82には右ネジによる雌ネジ部82aが、左ハンドルHLの取付部84には左ネジによる雌ネジ部84aが形成されているので、ハンドルH(HR,HL)を釣糸巻回方向に向けて回転させたときに、取付部82,84を締め付ける方向に形成し、ハンドルHの緩みを防止することができる。
そして、右ハンドル用連結部材62、左ハンドル用連結部材64にSUS材やSK材等の鉄系材料を用いるので、ハンドルHから右ハンドル用連結部材62、左ハンドル用連結部材64を介してハンドル軸26に伝達される力を右ハンドル用連結部材62、左ハンドル用連結部材64で十分に受けることができる。また、右ハンドル用連結部材62、左ハンドル用連結部材64を、フランジ部62a,64aと、それぞれ2つの雄ネジ部62b,62c,64b,64cとを有する簡単な構造に形成すれば良いので、材料がSUS材やSK材等の鉄系材料であっても加工を行い易く、安価に形成することができる。また、ハンドル軸26に対して右ハンドル用連結部材62及び左ハンドル用連結部材64を固定するという部品点数が少ない状態を維持することができるので、安価にハンドル軸26、右ハンドル用連結部材62及び左ハンドル用連結部材64を安価に形成することができる。
図6は第1実施形態の第1の変形例を示す。
図6に示すハンドル軸26にはその左右方向の中心軸上に貫通孔88aが形成されている。このような貫通孔88aにより軽量化を図ることができる。
図6に示すハンドル軸26にはその左右方向の中心軸上に貫通孔88aが形成されている。このような貫通孔88aにより軽量化を図ることができる。
図7は第1実施形態の第2の変形例を示す。これは、第1実施形態の第1の変形例の更なる変形例である。
図7に示すハンドル軸26は、左端から右端まで略同一径の貫通孔88bが形成されている。この貫通孔88bは図6に示す貫通孔88aよりも径が大きく形成されている。また、このように、貫通孔88bの径を大きくしたことにより、凹部70が除去されている。
ハンドル軸26を中空にして軽量化を図る代わりに、ハンドル軸26自体の強度が弱くなるのを防止することができる。
図7に示すハンドル軸26は、左端から右端まで略同一径の貫通孔88bが形成されている。この貫通孔88bは図6に示す貫通孔88aよりも径が大きく形成されている。また、このように、貫通孔88bの径を大きくしたことにより、凹部70が除去されている。
ハンドル軸26を中空にして軽量化を図る代わりに、ハンドル軸26自体の強度が弱くなるのを防止することができる。
次に、第2の実施の形態について図8を用いて説明する。この実施の形態は第1実施形態の変形例である。
この実施形態では、右ハンドル用連結部材62の第2の雄ネジ部62cを雌ネジ部62dに置き換え、左ハンドル用連結部材64の第2の雄ネジ部64cを雌ネジ部64dに置き換えた例である。そして、右ハンドル用連結部材62の右端には平面状の開口端部62eが形成され、左ハンドル用連結部材64の左端には平面状の開口端部64eが形成されている。
この実施形態では、右ハンドル用連結部材62の第2の雄ネジ部62cを雌ネジ部62dに置き換え、左ハンドル用連結部材64の第2の雄ネジ部64cを雌ネジ部64dに置き換えた例である。そして、右ハンドル用連結部材62の右端には平面状の開口端部62eが形成され、左ハンドル用連結部材64の左端には平面状の開口端部64eが形成されている。
この実施の形態では、右ハンドルHRは右ハンドル用連結部材62の雌ネジ部62dに対する取付部82を有し、取付部82には雌ネジ部62dに螺合する雄ネジ部82cが形成されている。そして、この雄ネジ部82cの基部には、平面状の開口端部64eに当接する平面状の環状面82dが形成されている。なお、図示しないが、左ハンドルHLは左ハンドル用連結部材64の雌ネジ部64dに対する取付部を有し、この取付部には雌ネジ部64dに螺合する雄ネジ部が形成されている。
このような構造によっても、第1実施形態と同様に、ハンドル軸26と右ハンドル用連結部材62との間のガタ付き、ハンドル軸26と左ハンドル用連結部材64との間のガタ付きを防止することができるとともに、右ハンドル用連結部材62、左ハンドル用連結部材64にSUS材やSK材等の鉄系材料を用いた場合であっても加工を行い易く、安価に形成することができる。また、ハンドル軸26に対して右ハンドル用連結部材62及び左ハンドル用連結部材64を固定するという部品点数が少ない状態を維持することができるので、安価にハンドル軸26、右ハンドル用連結部材62及び左ハンドル用連結部材64を安価に形成することができる。
なお、第1実施形態ではハンドル軸26に取り付けた連結部材62,64の雄ネジ部62c,64cを介してハンドルHを装着する場合について説明し、第2実施形態では雌ネジ部62d,64dを介してハンドルHを装着する場合について説明したが、一方を雄ネジ部に、他方を雌ネジ部とするような構造であっても良い。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
これまで、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
10…魚釣用スピニングリール、12a…リールボディ、12b…蓋部材12…リール本体、18…脚部、18a…竿取付部、20…スプール、22…釣糸巻取用駆動機構、24…スプール往復動機構、26…ハンドル軸、28…ドライブギヤ、28a…歯面、28b…本体部、30…ピニオンギヤ、34…筒軸、36…ベール、38…釣糸案内部、40…ロータ、42…スプール軸、42a…ネジ、44…連動歯車、45…案内軸、56a,56b…開口部、58a,58b…軸受、62…右ハンドル用連結部材、62a…フランジ部、62b…第1の雄ネジ部、62c…第2の雄ネジ部、63a,63b…環状面、64…左ハンドル用連結部材、64a…フランジ部、64b…第1の雄ネジ部、64c…第2の雄ネジ部、65a,65b…環状面、70…凹部、72,74…軸受装着部、72a,74a…雌ネジ部、72b,74b…開口端部、82,84…取付部、82a,84a…雌ネジ部、82b,84b…開口端部、83,85…円筒部、W…側部開口、S…内部空間、H…ハンドル(HR…右ハンドル、HL…左ハンドル)、C…中心軸。
Claims (3)
- ロータと一体回転するピニオンギヤに噛合されるドライブギヤを有し左右方向に延出されたハンドル軸と、
前記ハンドル軸の一側端部に右ネジ部を形成した右ネジ固定部と、
前記ハンドル軸の他側端部に左ネジ部を形成した左ネジ固定部と、
前記右ネジ固定部に螺着固定された第1の右ネジ部と、右ハンドルが着脱可能な第2の右ネジ部とを有する右ハンドル用連結部材と、
前記左ネジ固定部に螺着固定された第1の左ネジ部と、左ハンドルが着脱可能な第2の左ネジ部とを有する左ハンドル用連結部材と
を具備することを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 前記右ハンドル用連結部材は、前記第1の右ネジ部と前記第2の右ネジ部との間に環状鍔部をさらに有し、
前記左ハンドル用連結部材は、前記第1の左ネジ部と前記第2の左ネジ部との間に環状鍔部をさらに有し、
前記右ハンドル用連結部材の環状鍔部を前記ハンドル軸の右側端部に、前記左ハンドル用連結部材の環状鍔部を前記ハンドル軸の左側端部に圧着させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。 - 前記右ネジ固定部及び前記左ネジ固定部はそれぞれ外周面が円周状に形成され、
前記ドライブギヤと前記右ネジ固定部との間、又は、前記ドライブギヤと前記左ネジ固定部との間に、前記右ネジ固定部及び前記左ネジ固定部の外周面を形成する径よりも小径の小径部を形成し、
前記小径部の外周面と前記右ネジ固定部及び前記左ネジ固定部の外周面を形成する径を有する仮想的な外周面との間に、スプール軸の一部を配置するようにしたことを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010076112A JP2011205950A (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 魚釣用スピニングリール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010076112A JP2011205950A (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 魚釣用スピニングリール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011205950A true JP2011205950A (ja) | 2011-10-20 |
Family
ID=44937789
Family Applications (1)
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JP2010076112A Withdrawn JP2011205950A (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 魚釣用スピニングリール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011205950A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015160439A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 株式会社タチエス | 車両用シートのシートリフターおよびシートリフター成形方法 |
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2010
- 2010-03-29 JP JP2010076112A patent/JP2011205950A/ja not_active Withdrawn
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