JP2011205593A - 接続機器および受信装置 - Google Patents

接続機器および受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011205593A
JP2011205593A JP2010073612A JP2010073612A JP2011205593A JP 2011205593 A JP2011205593 A JP 2011205593A JP 2010073612 A JP2010073612 A JP 2010073612A JP 2010073612 A JP2010073612 A JP 2010073612A JP 2011205593 A JP2011205593 A JP 2011205593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
terminal
jack
frequency
plug terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010073612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5589496B2 (ja
Inventor
Yoshitaka Yoshino
功高 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2010073612A priority Critical patent/JP5589496B2/ja
Priority to CN201110065290.4A priority patent/CN102201619B/zh
Priority to BRPI1100964A priority patent/BRPI1100964A8/pt
Publication of JP2011205593A publication Critical patent/JP2011205593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5589496B2 publication Critical patent/JP5589496B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Headphones And Earphones (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】端子結合部における損失を削減でき、高い受信性能を実現することが可能な接続機器および受信装置を提供する。
【解決手段】複数のプラグ端子を含む信号用プラグ40が接続可能で、接続状態で信号用プラグの複数のプラグ端子と接続される複数のジャック端子を含むジャック部22と、複数のジャック端子に接続された複数の引き出し部222〜224と、を有し、複数の引き出し部のうちの第1のジャック端子に接続された第1の引き出し部222は、分岐され、一分岐部LB1に高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部225が接続され、他の分岐部LB2に高周波信号を取り出すためのキャパシタC221が接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、たとえば携帯型のAV機器、携帯電話機等の携帯型電子機器に適用可能な接続機器およびその受信装置に関するものである。
携帯型電子機器の大画面化および高性能化と、テレビジョン(TV)チューナーの小型化および薄型化に伴い、受信端末にて、TV視聴が可能な携帯型電子機器端末が世に普及している。
そして近年、携帯電話機に代表される通信端末等の電子機器には、FMラジオやデジタルラジオ、またはデジタルテレビジョンの放送波を受信する機能を有するものが増えてきている。
この電子機器の音声は、同軸ケーブルを用いたイヤホンケーブルを通してイヤホン(ヘッドホンを含む)で聴取することも行われている。
また、テレビジョン受像機を搭載した携帯電話機等の電子機器では、その音声をイヤホンで聴取すると共に、イヤホン用のケーブルをシールドケーブルで形成して受信アンテナとして機能させ、高周波信号の伝送にも利用することが行われている。
いわゆるイヤホンアンテナについては、たとえば特許文献1、2に開示されている。
特許第4003671号 特許第4123262号
上述したイヤホンアンテナとしては、φ3.5mmやφ2.5mmのプラグを用いたイヤホンケーブルを使用して、FM放送波受信や、ワンセグ受信のアンテナとして、使われているものが多い。
ところが、φ3.5、φ2.5極のような筒型の端子を用いる場合、高周波的な結合が大きく、アンテナゲインの劣化が顕著であるという不利益がある。
本発明は、端子結合部における損失を削減でき、高い受信性能を実現することが可能な接続機器および受信装置を提供することにある。
本発明の第1の観点の接続機器は、複数のプラグ端子を含む信号用プラグが接続可能で、接続状態で上記信号用プラグの複数のプラグ端子と接続される複数のジャック端子を含むジャック部と、上記複数のジャック端子に接続された複数の引き出し部と、を有し、上記複数の引き出し部のうちの第1のジャック端子に接続された第1の引き出し部は、分岐され、一分岐部に高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部が接続され、他分岐部に高周波信号を取り出すためのキャパシタが接続されている。
本発明の第2の観点の受信装置は、複数のプラグ端子を含む信号用プラグが接続可能な接続機器と、上記接続機器を介する放送波の受信機能を有する電子機器と、を有し、上記接続機器は、複数のプラグ端子を含む信号用プラグが接続可能で、接続状態で上記音声信号用プラグの複数のプラグ端子と接続される複数のジャック端子を含むジャック部と、上記複数のジャック端子に接続された複数の引き出し部と、を有し、上記複数の引き出し部のうちの第1のジャック端子に接続された第1の引き出し部は、分岐され、一分岐部に高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部が接続され、他分岐部に高周波信号を取り出すためのキャパシタが接続されている。
本発明によれば、端子結合部における損失を削減でき、高い受信性能を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置を形成するアンテナケーブルを含む電子機器(セット機器)の一例である携帯端末を含む受信システム(受信装置)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。 本実施形態に係るアンテナケーブルを形成するシールド部付同軸ケーブルおよび中継基板を含むプラグ接続部の等価回路を示す図である。 第2のプラグ端子であるGND端子と第3のプラグ端子であるRch端子間に形成される容量について説明するための図である。 シールド部付同軸ケーブルの構造例を示す図である。 本実施形態に係る中継部に実装基板の構成例を示す図である。 本第1の実施形態に係る3極ジャック部を含む携帯端末(電子機器)側接続機器の一例の等価回路を示す図である。 3極ジャック部のRch端子に容量を接続した場合と接続していない場合の通過特性を示す図である。 図8の通過特性の確認に適用した機器を説明するための図である。 アンテナケーブルにイヤホンケーブルを接続したときのVHF帯およびUHF帯の本第1の実施形態に係る受信装置の周波数に対するピークゲイン特性を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。 アンテナケーブルにイヤホンケーブルを接続したときのVHF帯およびUHF帯の本第2の実施形態に係る受信装置の周波数に対するピークゲイン特性を示す図である。 比較例として、アンテナケーブルにイヤホンケーブルを接続していないときのVHF帯およびUHF帯の受信装置の周波数に対するピークゲイン特性を示す図である。 第2のプラグ端子であるGND端子と第3のプラグ端子であるRch端子間に容量を配置している場合と配置していない場合の実験に使用した接続機器を示す図である。 アンテナケーブルにイヤホンケーブルを接続し、第2のプラグ端子であるGND端子と第3のプラグ端子であるRch端子間に容量を配置している場合と配置していない場合のUHF帯の本第2の実施形態に係る受信装置の周波数に対するピークゲイン特性を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。 本第4の実施形態に係る4極ジャック部を含む携帯端末(電子機器)側接続機器の一例の等価回路を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。 本発明の第6の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。 本発明の第7の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(受信システム(受信装置)の第1の構成例)
2.第2の実施形態(受信システム(受信装置)の第2の構成例)
3.第3の実施形態(受信システム(受信装置)の第3の構成例)
4.第4の実施形態(受信システム(受信装置)の第4の構成例)
5.第5の実施形態(受信システム(受信装置)の第5の構成例)
6.第6の実施形態(受信システム(受信装置)の第6の構成例)
7.第7の実施形態(受信システム(受信装置)の第7の構成例)
<1.第1の実施形態>
[受信システム(受信装置)の第1の構成例]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置を形成するアンテナケーブルを含む電子機器(セット機器)の一例である携帯端末を含む受信システム(受信装置)を示す図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
図3は、本実施形態に係るアンテナケーブルを形成するシールド部付同軸ケーブルおよび中継基板を含むプラグ接続部の等価回路を示す図である。
受信システム10は、電子機器としての携帯端末20、およびアンテナ装置30を主構成要素として有している。
携帯端末20は、たとえばテレビジョン受像機を内蔵し、オーディオ系回路、表示系回路、液晶表示デバイス等の表示部21、キー入力等を行う操作部を有する。
携帯端末20は、高周波信号を受信するためにアンテナ装置30を形成する3極プラグ40が接続され丸型ジャック部22等を含む。
3極プラグ40および丸型ジャック部22は、各々のあるいは両方で接続機器100を形成する。
丸型ジャック部22を含む携帯端末(電子機器)側接続機器の構成については後で詳述する。
本実施形態のアンテナ装置30は、たとえば放送局から送信されたFM帯や、デジタルテレビジョン放送を受信するために使われるVHF帯〜UHF帯の電波信号を受信し、伝送することが可能である。
アンテナ装置30は、主として音声信号用3極プラグ40および音声信号伝送ケーブル50により形成され、ジャック部22を含む接続機器は電子機器である携帯端末20に形成されている。
そして、本第1の実施形態においては、音声信号伝送ケーブル50は、アンテナケーブル60およびイヤホンケーブル70により形成される。
本第1の実施形態のアンテナ装置30は、イヤホン分離型スリーブアンテナとして形成されている。
アンテナケーブル60は、シールド部付同軸ケーブル61の一端部にφ3.5mmまたはφ2.5mmの3極プラグ40が中継部を介して接続され、他端にφ3.5mmまたはφ2.5mmの3極ジャック63が形成されている。
3極プラグ40の中継基板による接続部および3極ジャック63の形成部分には、キャップ64,65が配置されている。
本例では、同軸ケーブル61の長さは350mmに設定され、イヤホンケーブル70の長さは1200mmに設定される。
[3極プラグの構成例]
3極プラグ40は、ジャック部22に挿入される円筒状の先端部41に、先端側から順に、ステレオ音声信号の左チャンネル(Lch)端子411、右チャンネル(Rch)端子412、およびグランド(GND)端子413が、互いに絶縁されて形成されている。
3極プラグ40は、アンテナケーブル60の一端部(側)と接続される円筒状の後端部42に、長さ方向の中央部側からGND端子421、Rch端子422、およびLch端子423が、互いに絶縁されて形成されている。
そして、3極プラグ40において、先端部41のLch端子411と後端部42のLch端子423が円筒軸内を通して電気的に接続されている。
先端部41のRch端子412と後端部42のRch端子422が円筒軸内を通して電気的に接続されている。
先端部41のGND端子413と後端部42のGND端子421が円筒軸内を通して電気的に接続されている。
本例では、Lch端子423が円筒の中心部に形成され、その外周部(外側)にRch端子422が形成され、さらに外周部(外側)にGND端子421が形成されている。
3極プラグ40において、先端部41のLch端子411と後端部42のLch端子423により第1のプラグ端子が形成される。
先端部41のGND端子413と後端部42のGND端子421により第2のプラグ端子が形成される。
先端部41のRch端子412と後端部42のRch端子422により第3のプラグ端子が形成される。
そして、本実施形態においては、第1のプラグ端子であるLch端子411,423には高周波信号と低周波の音声信号Lが重畳される。
第2のプラグ端子であるGND端子413,421は、低周波および高周波のグランドとして機能する。
第3のプラグ端子であるRch端子412,422は、高周波的には容量結合によりグランドとして機能し、低周波では第1のプラグ端子であるLch端子411,423と別の音声信号Rを伝送する機能を含む。
3極プラグ40においては、第2のプラグ端子であるGND端子421と第3のプラグ端子であるRch端子間には、高周波のグランド強化のために容量C41が形成されている。
図4は、第2のプラグ端子であるGND端子421と第3のプラグ端子であるRch端子422間に形成される容量について説明するための図である。
図4に示されるように、例としては、φ3.5、3極プラグ40を説明するが、通常丸形プラグ部の先端は、通常プラグの中心にあり、この部分の外側を高周波的にGNDにすることで、高周波的損失(ロス)が小さくなる。
また、GND端子421とRch端子422間の絶縁部を、たとえば絶縁樹脂424により形成し、容量として機能させ、インピーダンスを調整するとよい。
これにより、多芯で、本実施形態のように、同軸線を使用したイヤホンアンテナのような場合、この部分の絶縁に使われている絶縁樹脂424の誘電率を考慮して作製すると高周波的にはGNDと同じ構造となりプラグ部でのロスを軽減できる。
なお、本実施形態においては、上記理由により、プラグ中心部およびプラグ最先端部に形成されるLch端子423,411を第1のプラグ端子としてアンテナ信号ラインLANTとしている。
ただし、Rch端子を第1のプラグ端子として機能させ、Lch端子を第3のプラグ端子として機能させることも可能である。
アンテナケーブル60は、同軸ケーブル61、同軸ケーブルの一端部に配置された中継部62、および同軸ケーブル61の他端部に形成された3極ジャック63を有する。
中継部62はキャップ64で被覆され、3極ジャック63はキャップ65で被覆されている。
同軸ケーブル61は、複数のラインを含み、一端側に中継部62において3極プラグ40が接続され、他端側には3極ジャック63を介してイヤホンケーブル70が接続可能に形成されている。
この同軸ケーブル61は、たとえばジャケットにより被覆されたシールド部付同軸ケーブルにより形成される。
[アンテナケーブルの構成例(シールド部付同軸ケーブルの構成例)]
図5は、シールド部付同軸ケーブルの構造例を示す図である。
図5のシールド部付同軸ケーブル61は、3芯同軸ケーブル610により形成されている。
3芯同軸ケーブル610は、オーディオのLラインおよびRライン、およびGNDラインを形成する複数の芯線611,612,613、および芯線611,612,613を絶縁するための内部絶縁体614を有する。
同軸ケーブル610は、絶縁体614の外周に配置された外部導体としてのシールド部615、および外周全体を被覆するエラストマー等の外部絶縁体(外皮、ジャケット)616を有する。
なお、Lラインを形成する芯線611が第1のラインに相当し、GNDラインを形成する芯線613が第2のラインに相当し、Rラインを形成する芯線612が第3のラインに相当する。
芯線611,612,613は、たとえばアラミド繊維入りポリウレタン線により形成される。
絶縁体614は、たとえばX線照射架橋PEにより形成される。
また、シールド部615は、たとえば軟銅線により形成される。
また、シールド部615は、導電性を有する複数の素線、たとえば裸軟銅線を編組した編組シールドにより形成されている。
なお、編組シールドは、横巻シールドと比べて、屈曲時においてもシールドの隙間発生が少なく、適度な柔軟性、折り曲げ強さ、機械的強度を備えた静電シールド方法として知られているものである。
芯線611,612,613とシールド部615は、高周波的にインピーダンスを有する。
[中継部の構成例]
次に、中継部62の構成例について説明する。
図2および図3は、本実施形態に係る中継部の具体的な構成、並びに同軸伝送ケーブルおよび同軸ケーブルの接続例を示している。
中継部62は、たとえば基板あるいはモールド成型にて形成される。
中継部62の一端部側において、同軸ケーブル610は、絶縁体614、シールド部615、ジャケット616が除去されて芯線611,612,613が露出している。
また、中継部62の近傍にはジャケット616が除去されてシールド部615が露出している。
中継部62の他端側において、3極プラグ40の後端部42が、同軸ケーブル610の一端側の芯線611,612,613の端部と対向するように配置される。
中継部62では、3極プラグ40の後端部42のLch端子423には、同軸ケーブル部610の芯線611(Lchライン)が直接的に接続されている。
中継部62では、3極プラグ40の後端部42のRch端子422には、たとえば高周波遮断機能を有するインダクタL1やフェライトビーズFB1により形成される高周波遮断部621が接続されている。
そして、3極プラグ40の後端部42のRch端子422は、高周波遮断部621を介して、同軸ケーブル部610の芯線612(Rchライン)と接続されている。
中継部62では、3極プラグ40の後端部42のGND端子421には、たとえば高周波遮断機能を有するインダクタL2やフェライトビーズFB2により形成される高周波遮断部622が接続されている。
そして、3極プラグ40の後端部42のGND端子421は、高周波遮断部622を介して、同軸ケーブル610の芯線613(GNDライン)に接続され、その接続部は同軸ケーブル610のシールド部615に接続されている。
中継部62では、第2のプラグ端子であるGND端子421と高周波遮断部622とシールド部615の接続部と、第3のプラグ端子であるRch端子422間に容量C41が形成されている。
高周波遮断部621,622は、RchのオーディオラインおよびGNDライン上では、それぞれ、音声の帯域で低インピーダンス、高周波の領域、たとえばVHF帯以上では、高インピーダンスとなるような高周波遮断のために実装されている。
図6は、本実施形態に係る中継部に実装基板の構成例を示す図である。
この実装基板80は、長さ16.1mm、幅5.5mmの長方形状に形成されている。
実装基板80は、その長手方向の一端部にたとえばφ3.5mmの3極プラグ40の後端部42を収容するプラグ収容領域81が形成されている。
この例では、3極プラグ40の後端部42の長さは7.5mm程度である。
プラグ収容領域81の周囲には、その収容口近傍に収容される3極プラグ40のGND端子421と接続されるGND端子82が形成されている。
プラグ収容領域81の長手方向の先端よりの中間部に、Rch端子422と接続されるR端子83が形成されている。
プラグ収容領域81の長手方向の先端部には、Lch端子423と接続されるL端子84が形成されている。
実装基板80は、その長手方向の他端部に、同軸ケーブル610のシールド部615、および芯線611,612,613が半田等により接続される接続端子85,86,87,88が形成されている。
シールド部615が接続される端子85とGNDの端子82が接続配線LW1により接続されている。
接続配線LW1には接続端子89が接続されており、その接続端子89とRch端子である端子83との間に容量C41が形成されている。
Lchラインである芯線611が接続される端子86と端子84が接続配線LW2により接続されている。
端子83と接続端子87の配置位置の間に高周波遮断部621を形成するフェライトビーズFB1が実装されている。
端子82と接続端子88の配置位置の間に高周波遮断部622を形成するフェライトビーズFB2が実装されている。
端子83とフェライトビーズFB1が接続配線LW3により接続されている。端子82とフェライトビーズFB2が接続配線LW4により接続されている。
フェライトビーズFB1と接続端子87が接続配線LW5により接続されている。フェライトビーズFB2と接続端子88が接続配線LW6により接続されている。
実装基板80は、3極プラグ40の後端部42の端子421,422,423がプラグ端子のそれぞれに対応する部分の端子82,83,84で半田付けにより接続されて、アンテナとして機能する構造を有している。
[アンテナケーブルの3極ジャックの構成例]
3極ジャック63は、図2および図3に示すように、Lch端子631、Rch端子632、およびGND端子633を有する。
3極ジャック63の近傍において、同軸ケーブル610の他端部は、絶縁体614、シールド部615、ジャケット616が除去されて芯線611,612,613が露出している。また、3極ジャック63の近傍にはジャケット616が除去されてシールド部615が露出している。
そして、Lch端子631は芯線611に接続され、Rch端子632は芯線612に接続され、GND端子633は芯線613に接続されている。
また、図において、634はプラグ挿入口を示している。
[イヤホンケーブルの構成例]
イヤホンケーブル70は、一端部が分岐されてLch用イヤホン71、Rch用イヤホン72が接続され、他端部にφ3.5mmまたはφ2.5mmの3極プラグ73が接続されている。
3極プラグ73は、その円筒状の先端部をアンテナケーブル60の3極ジャック63に挿入して接続可能であり、Lch端子731、Rch端子732、およびGND端子733を有する。
そして、Lch端子731とイヤホン71がLchライン734により接続され、Rch端子732とイヤホン72がRchライン735により接続され、GND端子733がGNDライン736,737と接続されている。
[3極ジャック部22を含む携帯端末(電子機器)側接続機器の構成例]
図7は、本第1の実施形態に係る3極ジャック部22を含む携帯端末(電子機器)側接続機器の一例の等価回路を示す図である。
図7においては、ジャック部22に接続可能な3極プラグ40および2極プラグ40Aをあわせて示している。
携帯端末20に形成される3極ジャック部22は、図2および図7に示すように、3極ジャック221、引き出し部(引き出しライン部)222,223,224を有する。
3極ジャック221は、第1のジャック端子であるLch端子TL、第2のジャック端子であるGND端子TG、および第3のジャック端子であるRch端子TRを有する。
3極ジャック221は、3極プラグ40が挿入され接続状態にあるときに、先端部のLch端子411がLch端子TLと接続され、Rch端子412がRch端子TRに接続され、GND端子413がGND端子TGに接続されるように各端子が配置されている。
そして、第1のジャック端子であるLch端子TLに第1の引き出し部222が接続され、第2のジャック端子であるGND端子TGに第2の引き出し部223が接続され、第3のジャック端子であるRch端子に第3の引き出し部224が接続されている。
第1のジャック端子である端子TLに接続された第1の引き出し部222は、2つに分岐され、第1の分岐ラインLB1に高周波遮断にためのインダクタLやイフェライトビーズFB等により形成される高周波遮断部225が挿入(接続)される。
第1の引き出し部222は、この第1の分岐ラインLB1の高周波遮断部225を通してLchの音声信号を図示しない信号処理系に供給する。
第1の引き出し部222の第2の分岐ラインLB2はアンテナ信号ラインLANTを形成し、高周波信号を取り出すためのキャパシタC221が接続され、さらにキャパシタC221を介してチューナー23に接続されている。
第2のジャック端子である端子TGに接続された第2の引き出し部223は機器のグランド(セットグランド)GNDに直接的に接続されている。
第3のジャック端子である端子TRに接続された第3の引き出し部224は、2つに分岐され、第1の分岐ラインLB3に高周波遮断のためのインダクタLやイフェライトビーズFB等により形成される高周波遮断部226が挿入(接続)される。
第3の引き出し部224は、この第1の分岐ラインLB3の高周波遮断部226を通してRchの音声信号を図示しない信号処理系に供給する。
第3の引き出し部224の第2の分岐ラインLB4は、高周波的にはグランドに接続し、低周波では分離する容量(キャパシタ)C222が形成されている(接続されている)。
なお、このような構成を有する3極ジャック部22は、2極プラグ40Aにも適用可能である。
2極プラグ40Aの先端部の端子411Aに高周波信号および低周波信号の重畳信号が伝搬され、ジャック部22の第1のジャック端子であるLch端子LTに接続される。
2極プラグ40Aは端子411Aの後端側はGND端子413Aとして形成され、GND端子413Aはジャック部22の第2のジャック端子であるGND端子TGおよび第3のジャック端子である端子TRに接続される。
このように、本実施形態の接続機器の3極ジャック部22においては、先端側にステレオ音声信号のLch(左チャンネル)端子LTが配置され、ジャックの長手方向の中間部分にRch(右チャンネル)端子LRが配置されている。
そして、このRch端子LRには高周波的にはグランドに接続し、低周波では分離する容量(キャパシタ)C222が形成されている(接続されている)。
この容量C222は通過特性の改善に寄与する。
図8(A)および(B)は、3極ジャック部のRch端子LRに容量を接続した場合と接続していない場合の通過特性を示す図である。
図8(A)は容量を接続した場合の通過特性を、図8(B)は容量を接続していない場合の通過特性を示している。
この通過特性は、図9(A)に示す変換プラグと図9(B)に示すコネクタ基板の3極ジャックと接続して、容量C222を接続した場合(Cがある場合)と接続していない場合(Cがない場合)を、ネットワークアナライザで通過特性の確認を行った結果である。
図8(B)に示すように、容量C222を接続していな場合には全体的に通過特性が劣化している。
これに対して、図8(A)に示すように、容量C222を接続することで、全体的な通過特性が改善されていることがわかる。
図10(A)および(B)は、アンテナケーブルにイヤホンケーブルを接続したときのVHF帯およびUHF帯の本第1の実施形態に係る受信装置の周波数に対するピークゲイン特性を示す図である。
図10(A)はFM VHF帯域の特性を示し、図10(B)はUHF帯域の特性を示している。
図10の(A),(B)において、Hで示す曲線が水平偏波(Horizontal Polarization)の特性を示し、Vで示す曲線が垂直偏波(Vertical Polarization)の特性を示している。
また、図10の(C),(D)においては、特性図にあわせて測定結果を詳細に示す図表を図示している。
図10は、1200mmのイヤホンケーブル70と350mmのアンテナケーブル60を有し、φ2.5mmの3極プラグおよびジャックを用いた場合の特性である。
図10からわかるように、本実施形態のアンテナケーブルとイヤホンケーブルを含むアンテナ装置を用いていることにより、UHF帯およびVHF帯のローバンドもハイバンドも受信可能である。
<2.第2の実施形態>
[受信システム(受信装置)の第2の構成例]
図11は、本発明の第2の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
本第2の実施形態に係る受信システム10Aが第1の実施形態に係る受信システム10と異なる点は、次の通りである。
本第2の実施形態では、アンテナ装置30Aにおいて、アンテナケーブル60Aの同軸ケーブル61Aのシールド部615が第2のプラグ端子であるGND端子421ではなく、第1のプラグ端子であるLch端子423に接続されている。
その他の構成は第1の実施形態と同様である。
図12(A)および(B)は、アンテナケーブルにイヤホンケーブルを接続したときのVHF帯およびUHF帯の本第2の実施形態に係る受信装置の周波数に対するピークゲイン特性を示す図である。
図12(A)はFM VHF帯域の特性を示し、図12(B)はUHF帯域の特性を示している。
図12(A),(B)において、Hで示す曲線が水平偏波の特性を示し、Vで示す曲線が垂直偏波の特性を示している。
また、図12(C),(D)においては、特性図にあわせて測定結果を詳細に示す図表を図示している。
図13(A)および(B)は、比較例として、アンテナケーブルにイヤホンケーブルを接続していないときのVHF帯およびUHF帯の受信装置の周波数に対するピークゲイン特性を示す図である。
図13(A)はFM VHF帯域の特性を示し、図13(B)はUHF帯域の特性を示している。
図13(A),(B)において、Hで示す曲線が水平偏波の特性を示し、Vで示す曲線が垂直偏波の特性を示している。
また、図13(C),(D)においては、特性図にあわせて測定結果を詳細に示す図表を図示している。
図13からわかるように、イヤホンケーブルを接続していない場合は、VHF帯およびUHF帯の特性、特にVHF帯の特性において劣化が大きい。
これに対して、図12に示すように、本第2の実施形態のアンテナケーブルとイヤホンケーブルを含むアンテナ装置を用いていることにより、UHF帯およびVHF帯のローバンドもハイバンドも受信可能である。
また、本第1および第2の実施形態においては、第2のプラグ端子であるGND端子421と第3のプラグ端子であるRch端子422間に容量C41を配置している。
図14は、第2のプラグ端子であるGND端子421と第3のプラグ端子であるRch端子422間に容量C41を配置している場合と配置していない場合の実験に使用した接続機器を示す図である。
図15(A)および(B)は、アンテナケーブルにイヤホンケーブルを接続し、GND端子とRch端子間に容量C41を配置している場合と配置していない場合のUHF帯の本第2の実施形態に係る受信装置の周波数に対するピークゲイン特性を示す図である。
図15(A)は容量を配置していない場合のUHF帯域の特性を示し、図15(B)は容量を配置した場合のUHF帯域の特性を示している。
図15(A),(B)において、Hで示す曲線が水平偏波の特性を示し、Vで示す曲線が垂直偏波の特性を示している。
また、図15(C),(D)においては、特性図にあわせて測定結果を詳細に示す図表を図示している。
容量C41を配置していない場合には、ジャック部22側の第1の引き出し部222および第3の引き出し部224にキャパシタCC221、C222を配置してあっても、大きく特性が劣化する。
これに対して、本実施形態のように、第2のプラグ端子であるGND端子421と第3のプラグ端子であるRch端子422間に容量C41を配置している場合には良好な特性が得られる。
このように、本第2の実施形態によれば、本実施形態のアンテナケーブルとイヤホンケーブルを含むアンテナ装置を用いていることにより、UHF帯のローバンドもハイバンドも受信可能である。
<3.第3の実施形態>
[受信システム(受信装置)の第3の構成例]
図16は、本発明の第3の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
本第4の実施形態に係る受信システム10Bが第1の実施形態に係る受信システム10と異なる点は、アンテナ装置30Bにおいて、アンテナケーブル60Bとイヤホンケーブル70Bをプラグ接続ではなく、一体的に接続したことにある。
その他の構成は第1の実施形態と同様である。
本第3の実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
<4.第4の実施形態>
[受信システム(受信装置)の第4の構成例]
図17は、本発明の第4の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
本第4の実施形態に係る受信システム10Cが第3の実施形態に係る受信システム10Bと異なる点は、プラグとして4極プラグ40Cを用いたことにある。
これに応じてアンテナケーブル60Cは、4芯の同軸ケーブル610Cが適用されている。
図17においては、同軸ケーブル610Cの断面を併せて示している。
4極プラグ40Cは、先端部41Cにおいて、Rch端子412とGND端子413との間に、マイクロフォン(MIC)端子414が形成されている。
そして、4極プラグ40Cは、後端部42Cにおいて、GND端子421とRch端子422との間にMIC端子425が形成されている。
中継部62Cにおいて、MIC端子425には、インダクタL3やフェライトビーズにより形成される高周波遮断部623が接続されている。
また、同軸ケーブル610Cは、3芯の同軸ケーブル610に比べて芯線617が1本多く含まれている。
芯線617の一端部は中継部62Cにおいて高周波遮断部623に接続されている。
また、芯線617の他端部は、マイクロフォン(MIC)90に接続され、MIC90は、GNDラインである芯線613とイヤホンケーブル70CのGNDラインとに接続される。
また、中継部62Cにおいては、第2のプラグ端子であるGND端子421と他の第3のプラグ端子(第4のプラグ端子)425との間に容量C42が形成されている。
図18は、本第4の実施形態に係る4極ジャック部22Cを含む携帯端末(電子機器)側接続機器の一例の等価回路を示す図である。
図18においては、ジャック部22Cに接続可能な4極プラグ40C、3極プラグ40および2極プラグ40Aをあわせて示している。
また、携帯端末(電子機器)20Cにおけるジャック部22Cは、ジャック221CにMIC端子TMが増設されており、その引き出し部227がMIC端子TMに接続されている。
そして、他の第3の引き出し部(第4の引き出し部)227には、高周波遮断のためのインダクタLやイフェライトビーズFB等により形成される高周波遮断部228が挿入(接続)されている。
他の第3のジャック端子である端子TMに接続された第3の引き出し部227は、2つに分岐され、第1の分岐ラインLB5に高周波遮断のためのインダクタLやイフェライトビーズFB等により形成される高周波遮断部228が挿入(接続)される。
第3の引き出し部227は、この第1の分岐ラインLB5の高周波遮断部227を通してMICの信号を図示しない信号処理系に供給する。
第3の引き出し部227の第2の分岐ラインLB6は、高周波的にはグランドに接続し、低周波では分離する容量(キャパシタ)C223が形成されている(接続されている)。
なお、このような構成を有する4極ジャック部22Cは、3極プラグ40および2極プラグ40Aにも適用可能である。
その他の構成は第3の実施形態と同様である。
本第4の実施形態によれば、上述した第1、第2および第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
<5.第5の実施形態>
[受信システム(受信装置)の第5の構成例]
図19は、本発明の第5の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
本第5の実施形態に係る受信システム10Dが第3の実施形態に係る受信システム10Bと異なる点は、アンテナケーブルを用いずに、イヤホンケーブル70を、中継部62Dを介して3極プラグ40に接続するようにしたことにある。
その他の構成は第3の実施形態と同様である。
本第5の実施形態によれば、上述した第1、第2および第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
<6.第6の実施形態>
[受信システム(受信装置)の第6の構成例]
図20は、本発明の第6の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
本第6の実施形態に係る受信システム10Eが第1の実施形態に係る受信システム10と異なる点は、次のとおりである。
すなわち、第1のラインとしてのLchライン611Eが同軸ケーブル610Eで形成され、第2のラインとしてのGNDライン613Eおよび第3のラインとしての音声信号のRchライン612Eが外側で、同軸ケーブル610Eに並列に配置されている。
中継部62Eにおける接続は第1の実施形態と同様に、Rchライン612Eは高周波遮断部621を介してプラグ端子422に接続され、GNDライン613Eが高周波遮断部622を介してプラグ端子421に接続されている。
そして、LchラインLch611Eがプラグ端子423に直接接続されている。
そして、中継部62Eにおいては、シールド部615とRchライン612EおよびGNDライン613Eの間に、容量C621,C622が形成されている。
本実施形態においては、キャパシタを配置している。これにより、アンテナ特性の向上を図ることが可能である。
そして、アンテナケーブル60Eの他端側に、基板やモールドにより形成される中継部63Eが配置されている。
中継部63Eには3極ジャックが配置されている。そして、中継部63Eにおいて、同軸ケーブル610Eの芯線611Eの他端がLch端子631に接続されている。
信号ライン612E、GNDライン613Eの他端にはインダクタやフェライトビーズにより形成される高周波遮断機能を有する高周波遮断部635,636が接続されている。そして、高周波遮断部635がRch端子632に接続され、高周波遮断部636がGND端子633に接続されている。
そして、中継部63Eにおいては、シールド部615とRchライン612EおよびGNDライン613Eの間に、容量C631,C632が形成されている。
このような構成を有する第6の実施形態においても、上述したと同様の効果を得ることが可能である。
なお、この構成は、前述した4極構成の場合にも適用することが可能である。
<7.第7の実施形態>
[受信システム(受信装置)の第7の構成例]
図21は、本発明の第7の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
本第7の実施形態に係る受信システム10Fが第2の実施形態に係る受信システム10Aと異なる点は、次のとおりである。
すなわち、第1のラインとしてのLchライン611Fが同軸ケーブル610Fで形成され、第2のラインとしてのGNDライン613Fおよび第3のラインとしての音声信号のRchライン612Fが外側で、同軸ケーブル610Fに並列に配置されている。
中継部62Eにおける接続は第1の実施形態と同様に、Rchライン612Fは高周波遮断部621を介してプラグ端子422に接続され、GNDライン613Fが高周波遮断部622を介してプラグ端子421に接続されている。
そして、LchラインLch611Fがプラグ端子423に直接接続されている。
そして、中継部62Fにおいては、シールド部615とRchライン612FおよびGNDライン613Fの間に、容量C623,C624が形成されている。
本実施形態においては、キャパシタを配置している。これにより、アンテナ特性の向上を図ることが可能である。
そして、アンテナケーブル60Fの他端側に、基板やモールドにより形成される中継部63Fが配置されている。
中継部63Fには3極ジャックが配置されている。そして、中継部63Fにおいて、同軸ケーブル610Fの芯線611Fの他端がLch端子631に接続されている。
信号ライン612F、GNDライン613Fの他端にはインダクタやフェライトビーズにより形成される高周波遮断機能を有する高周波遮断部637,638が接続されている。そして、高周波遮断部637がRch端子632に接続され、高周波遮断部638がGND端子633に接続されている。
このような構成を有する第7の実施形態においても、上述したと同様の効果を得ることが可能である。
なお、この構成は、前述した4極構成の場合にも適用することが可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、φ3.5mm、φ2.5mmなどの通常オーディオでよく使用するプラグジャックを用いて、VHF帯、UHF帯を受信するアンテナにおいて、結合部のロスを減らして、高い受信性能を実現することができる。
なお、アンテナケーブルにおいて、伝送ケーブルが、中継部に接続される部位が、同軸構造ではなく平行2線で構成することも可能である。
そして、本実施形態によれば、高周波と低周波のコネクタを共用できることから、コネクタの数の削減と小型化の実現とともに、通常のオーディオとイヤホンアンテナや他のアンテナとの共用もできるようになる。
また、高周波遮断部位は、磁性材料にケーブル部を巻きつけることによって形成することも可能である。
10,10A〜10F・・・受信システム(受信装置)、20・・・携帯端末(電子機器、セット)、22,22B・・・ジャック部、221,221B・・・ジャック、222〜224,227・・・引き出し部、225,226,228・・・高周波遮断部、23・・・チューナー、30・・・アンテナ装置、40・・・3極プラグ、40A・・・2極プラグ、40B・・・4極プラグ、50・・・音声信号伝送ケーブル、60・・・アンテナケーブル、61・・・同軸ケーブル、62,62A〜62F,63E,63F・・・中継部、621〜623・・・高周波遮断部、70・・・イヤホンケーブル、80・・・実装基板、90・・・マイクロフォン(MIC)、100・・・接続機器。

Claims (20)

  1. 複数のプラグ端子を含む信号用プラグが接続可能で、接続状態で上記信号用プラグの複数のプラグ端子と接続される複数のジャック端子を含むジャック部と、
    上記複数のジャック端子に接続された複数の引き出し部と、を有し、
    上記複数の引き出し部のうちの第1のジャック端子に接続された第1の引き出し部は、
    分岐され、一分岐部に高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部が接続され、
    他分岐部に高周波信号を取り出すためのキャパシタが接続されている
    接続機器。
  2. 上記複数の引き出し部は、
    上記第1の引き出し部と異なる第2のジャック端子に接続された第2の引き出し部がグランドに直接的に接続されている
    請求項1記載の接続機器。
  3. 少なくとも3つの上記複数のジャック端子および引き出し部を含み、
    上記第1の引き出し部および上記第2の引き出し部以外の第3のジャック端子に接続された第3の引き出し部は、
    分岐され、一分岐部に高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部が接続され、
    他の分岐部は高周波的にはグランドに接続し、低周波では分離する容量が形成されている
    請求項2記載の接続機器。
  4. 上記信号用プラグは、
    上記第1の引き出し部が接続される第1のジャック端子に接続される第1のプラグ端子に高周波信号と低周波の信号が重畳される
    請求項1から3のいずれか一に記載の接続機器。
  5. 上記信号用プラグは、少なくとも3つのプラグ端子を含み、
    上記第1の引き出し部とは異なる第2の引き出し部が接続された第2のジャック端子に接続される第2のプラグ端子が低周波および高周波のグランドとして機能し、
    上記第1のプラグ端子および上記第2のプラグ端子以外の第3のプラグ端子は、
    高周波的には容量結合によりグランドとして機能し、低周波では上記第1のプラグ端子と別信号を伝送する機能を含む
    請求項4記載の接続機器。
  6. 上記第2のプラグ端子と上記第3のプラグ端子間に容量が形成されている
    請求項5記載の接続機器。
  7. 上記第2のプラグ端子および上記第3のプラグ端子の信号伝送用ケーブルとの接続部に高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部がそれぞれ接続されている
    請求項5または6記載の接続機器。
  8. 上記第2のプラグ端子と上記高周波遮断部との接続部と、上記第3のプラグ端子間に上記容量が形成されている
    請求項7記載の接続機器。
  9. 上記容量は、
    上記第2のプラグ端子と上記第3のプラグ端子間の絶縁部を含んで形成されている
    請求項8記載の接続機器。
  10. 上記信号用プラグは、
    信号伝送用ケーブルとの接続側において、
    上記第1のプラグ端子が中心部に形成され、
    上記第2のプラグ端子および上記第3のプラグ端子は、
    上記第1のプラグ端子の外側に形成されている
    請求項4から9のいずれか一に記載の接続機器。
  11. 複数のプラグ端子を含む音声信号用プラグが接続可能な接続機器と、
    上記接続機器を介する放送波の受信機能を有する電子機器と、を有し、
    上記接続機器は、
    複数のプラグ端子を含む信号用プラグが接続可能で、接続状態で上記信号用プラグの複数のプラグ端子と接続される複数のジャック端子を含むジャック部と、
    上記複数のジャック端子に接続された複数の引き出し部と、を有し、
    上記複数の引き出し部のうちの第1のジャック端子に接続された第1の引き出し部は、
    分岐され、一分岐部に高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部が接続され、
    他分岐部に高周波信号を取り出すためのキャパシタが接続されている
    受信装置。
  12. 上記複数の引き出し部は、
    上記第1の引き出し部と異なる第2のジャック端子に接続された第2の引き出し部がグランドに直接的に接続されている
    請求項11記載の受信装置。
  13. 少なくとも3つの上記複数のジャック端子および引き出し部を含み、
    上記第1の引き出し部および上記第2の引き出し部以外の第3のジャック端子に接続された第3の引き出し部は、
    分岐され、一分岐部に高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部が接続され、
    他の分岐部は高周波的にはグランドに接続し、低周波では分離する容量が形成されている
    請求項12記載の受信装置。
  14. 上記信号用プラグは、
    上記第1の引き出し部が接続される第1のジャック端子に接続される第1のプラグ端子に高周波信号と低周波の信号が重畳される
    請求項11から13のいずれか一に記載の受信装置。
  15. 上記信号用プラグは、少なくとも3つのプラグ端子を含み、
    上記第1の引き出し部とは異なる第2の引き出し部が接続された第2のジャック端子に接続される第2のプラグ端子が低周波および高周波のグランドとして機能し、
    上記第1のプラグ端子および上記第2のプラグ端子以外の第3のプラグ端子は、
    高周波的には容量結合によりグランドとして機能し、低周波では上記第1のプラグ端子と別信号を伝送する機能を含む
    請求項13記載の受信装置。
  16. 上記第2のプラグ端子と上記第3のプラグ端子間に容量が形成されている
    請求項15記載の受信装置。
  17. 上記第2のプラグ端子および上記第3のプラグ端子の信号伝送用ケーブルとの接続部に高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部がそれぞれ接続されている
    請求項15または16記載の受信装置。
  18. 上記第2のプラグ端子と上記高周波遮断部との接続部と、上記第3のプラグ端子間に上記容量が形成されている
    請求項17記載の受信装置。
  19. 上記容量は、
    上記第2のプラグ端子と上記第3のプラグ端子間の絶縁部を含んで形成されている
    請求項18記載の受信装置。
  20. 上記信号用プラグは、
    信号伝送用ケーブルとの接続側において、
    上記第1のプラグ端子が中心部に形成され、
    上記第2のプラグ端子および上記第3のプラグ端子は、
    上記第1のプラグ端子の外側に形成されている
    請求項14から19のいずれか一に記載の受信装置。
JP2010073612A 2010-03-26 2010-03-26 接続機器および受信装置 Expired - Fee Related JP5589496B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010073612A JP5589496B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 接続機器および受信装置
CN201110065290.4A CN102201619B (zh) 2010-03-26 2011-03-17 连接装置和接收装置
BRPI1100964A BRPI1100964A8 (pt) 2010-03-26 2011-03-18 Dispositivo de conexão, e, dispositivo de recepção

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010073612A JP5589496B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 接続機器および受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011205593A true JP2011205593A (ja) 2011-10-13
JP5589496B2 JP5589496B2 (ja) 2014-09-17

Family

ID=44662112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010073612A Expired - Fee Related JP5589496B2 (ja) 2010-03-26 2010-03-26 接続機器および受信装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5589496B2 (ja)
CN (1) CN102201619B (ja)
BR (1) BRPI1100964A8 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6595487B2 (ja) * 2014-08-26 2019-10-23 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 アンテナ
CN105870740A (zh) * 2015-10-28 2016-08-17 乐视移动智能信息技术(北京)有限公司 电子设备天线插头及电子设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006108942A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Sony Corp イヤホンアンテナ及び携帯型無線機
JP2006222892A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Hosiden Corp イヤホンアンテナ
JP2007104591A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Sony Corp イヤホンアンテナ
JP2007288232A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Sony Corp アンテナ装置
JP2008092265A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd イヤホンケーブルアンテナ装置及び無線端末装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4748099B2 (ja) * 2007-05-07 2011-08-17 ソニー株式会社 受信装置及びアンテナ
JP5092942B2 (ja) * 2008-07-03 2012-12-05 ソニー株式会社 受信装置、アンテナ及び中継ケーブル

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006108942A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Sony Corp イヤホンアンテナ及び携帯型無線機
JP2006222892A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Hosiden Corp イヤホンアンテナ
JP2007104591A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Sony Corp イヤホンアンテナ
JP2007288232A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Sony Corp アンテナ装置
JP2008092265A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd イヤホンケーブルアンテナ装置及び無線端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102201619B (zh) 2016-05-11
BRPI1100964A8 (pt) 2016-11-01
BRPI1100964A2 (pt) 2012-11-20
CN102201619A (zh) 2011-09-28
JP5589496B2 (ja) 2014-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4904895B2 (ja) アンテナ装置
JP4743240B2 (ja) 受信装置、中継ケーブル及び電源装置
JP5609206B2 (ja) 接続機器、アンテナ装置および受信装置
JP4569449B2 (ja) 受信機
US8428670B2 (en) Reception device, antenna, and junction cable
KR20070038899A (ko) 이어폰 안테나
CN103262567A (zh) 多线天线移动通信装置
JP5682119B2 (ja) アンテナ装置および受信装置
JP5589496B2 (ja) 接続機器および受信装置
CN101286747B (zh) 接收装置、天线以及接合电缆
JP4715603B2 (ja) アンテナ装置
JP6256929B2 (ja) アンテナ装置および受信装置
JP5685823B2 (ja) 高周波受信伝送ケーブルおよび受信装置
JP5949963B2 (ja) 受信装置
JP5151706B2 (ja) アンテナ装置並びにプラグ装置
CN102163765B (zh) 天线装置和接收装置
JP5526603B2 (ja) アンテナ装置
JP2011172122A (ja) 高周波受信伝送ケーブルおよび受信装置
JP5521391B2 (ja) アンテナ装置
JP4924171B2 (ja) 受信装置、アンテナ及び中継ケーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140714

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5589496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees