JP2011203862A - 携帯端末及び表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに違和感を与えることを回避しつつ迅速に所望の表示画面を表示することができる携帯端末及び表示制御方法を提供する。
【解決手段】表示部25を有する携帯端末1であって、表示部25のフォーカスの移動指示を入力するキー入力部20と、所定期間内のキー入力部20の操作回数を取得するキー入力カウント部23と、操作回数に対応するフォーカスの移動量に基づいてフォーカスの移動位置を算出し、算出された移動位置に基づいて移動途中のフォーカスを描画することなく移動後のフォーカスのみを表示部25に描画させる表示制御部24とを備えて構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末及び表示制御方法に関するものである。
従来、電子機器として、操作するユーザの感覚に合せてフォーカス移動や画面スクロールを行うものが知られている。(例えば、特許文献1,2参照。)。特許文献1記載の表示装置は、カーソル移動の操作が連続入力された場合には、カーソル位置を数文字分戻すものである。また、特許文献2記載の携帯端末は、スクロール操作部の操作により表示画面をスクロールさせるとともに、表示画面のスクロール表示中に、さらにスクロール操作部の操作を検知した場合には、スクロール進行先の所定の表示画像に切り替えるスクロールジャンプ制御を行い、最新の操作に応じてスクロールジャンプ制御後の表示画像から目標表示画面までをスクロール表示により移行させるものである。
特開平5−80936号公報 特開2008−15592号公報
特許文献1,2記載の電子機器は、ユーザの操作スピードと描画性能との差を埋める事により、ユーザに与える違和感を軽減するものである。しかしながら、特許文献1,2記載の電子機器にあっては、ユーザに与える違和感を十分に軽減できるとはいえない。例えば、特許文献1記載の表示装置にあっては、カーソル移動の操作が余分に操作された分を相殺するように数文字分戻すため、ユーザが操作部を押下した回数を記憶している場合には、押下した回数から想定されるカーソル位置まで移動せず、結果としてユーザに違和感を与えるおそれがある。さらに、特許文献2記載の携帯端末にあっては、目標とする位置の手前からスクロールするため、操作回数に応じたスクロール量を認識しているユーザが操作部を押下した回数を記憶している場合には、押下した回数から想定されるスクロール位置まで時間がかかり、結果としてユーザに違和感を与えるおそれがある。
そこで、本発明は上記に鑑みてなされたものであって、ユーザに違和感を与えることを回避しつつ迅速に所望の表示画面を表示することができる携帯端末及び表示制御方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明に係る携帯端末は、表示部を有する携帯端末であって、前記表示部のフォーカスの移動指示を入力する操作部と、所定期間内の前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得部と、前記操作回数に対応する前記フォーカスの移動量に基づいて前記フォーカスの移動位置を算出し、算出された前記移動位置に基づいて移動途中の前記フォーカスを描画することなく移動後の前記フォーカスのみを前記表示部に描画させる描画部とを備えて構成される。
本発明に係る携帯端末では、操作部により表示部のフォーカスの移動指示が入力され、操作回数取得部により所定期間内の操作部の操作回数が取得され、描画部により、操作回数に対応するフォーカスの移動量に基づいてフォーカスの移動位置が算出され、算出された移動位置に基づいて移動途中のフォーカスが描画されることなく移動後のフォーカスのみが表示部に描画される。このため、フォーカス移動の操作が連続して行われた場合であっても、フォーカスの移動中の描画を省略することができるので、迅速に所望の表示画面を表示することが可能となる。さらに、ユーザが操作部を操作した回数分フォーカスが移動するため、ユーザが想定するフォーカスの移動量と実際のフォーカスの移動量とを一致させることができる。よって、ユーザに違和感を与えることを回避することが可能となる。
ここで、前記操作部は、所定方向への前記フォーカスの移動を指示する第1操作部と、前記所定方向とは正反対の方向への前記フォーカスの移動を指示する第2操作部とを有し、前記操作回数取得部は、前記所定期間内の前記第1操作部の操作回数及び前記所定期間内の前記第2操作部の操作回数を取得し、前記描画部は、前記第1操作部の操作回数と前記第2操作部の操作回数との差分に対応する前記フォーカスの移動量に基づいて前記フォーカスの移動位置を算出し、算出された前記移動位置に基づいて移動途中の前記フォーカスを描画することなく移動後の前記フォーカスのみを前記表示部に描画させることが好適である。
このように構成することで、同一方向へのフォーカス移動と反対方向へのフォーカス移動とが混在する操作が連続して入力された場合であっても、ユーザに違和感を与えることを回避しつつ迅速に所望の表示画面を表示することができる。
また、本発明に係る表示制御方法は、表示部と、前記表示部のフォーカスの移動指示を入力する操作部と、前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得部と、前記フォーカスを移動させて前記表示部に描画させる描画部とを備える携帯端末の表示制御方法であって、前記操作部により前記表示部の前記フォーカスの移動指示を入力する入力ステップと、前記操作回数取得部により所定期間内の前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得ステップと、前記描画部により、前記操作回数に対応する前記フォーカスの移動量に基づいて前記フォーカスの移動位置を算出し、算出された前記移動位置に基づいて移動途中の前記フォーカスを描画することなく移動後の前記フォーカスのみを前記表示部に描画させる描画ステップとを備えて構成される。
本発明に係る表示制御方法によれば、上述した携帯端末と同様の効果を奏する。
また、本発明に係る携帯端末は、表示部を有する携帯端末であって、前記表示部のスクロール指示を入力する操作部と、所定期間内の前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得部と、前記操作回数に対応するスクロール量に基づいてスクロール位置を算出し、算出された前記スクロール位置に基づいてスクロール途中の画面を描画することなくスクロール後の画面のみを前記表示部に描画させる描画部とを備えて構成される。
本発明に係る携帯端末では、操作部により表示部のスクロール指示が入力され、操作回数取得部により所定期間内の操作部の操作回数が取得され、描画部により、操作回数に対応するスクロール量に基づいてスクロール位置が算出され、算出されたスクロール位置に基づいてスクロール途中の画面が描画されることなくスクロール後の画面のみが表示部に描画される。このため、スクロールの操作が連続して行われた場合であっても、スクロール中の描画を省略することができるので、迅速に所望の表示画面を表示することが可能となる。さらに、ユーザが操作部を操作した回数分スクロールするため、ユーザが想定するスクロール量と実際のスクロール量とを一致させることができる。よって、ユーザに違和感を与えることを回避することが可能となる。
ここで、前記操作部は、所定方向へのスクロールを指示する第1操作部と、前記所定方向とは正反対の方向へのスクロールを指示する第2操作部とを有し、前記操作回数取得部は、前記所定期間内の前記第1操作部の操作回数及び前記所定期間内の前記第2操作部の操作回数を取得し、前記描画部は、前記第1操作部の操作回数と前記第2操作部の操作回数との差分に対応するスクロール量に基づいてスクロール位置を算出し、算出された前記スクロール位置に基づいてスクロール途中の画面を描画することなくスクロール後の画面のみを前記表示部に描画させることが好適である。
このように構成することで、同一方向へのスクロールと反対方向へのスクロールとが混在する操作が連続して入力された場合であっても、ユーザに違和感を与えることを回避しつつ迅速に所望の表示画面を表示することができる。
さらに、本発明に係る表示制御方法は、表示部と、前記表示部のスクロール指示を入力する操作部と、前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得部と、画面をスクロールさせて前記表示部に描画させる描画部とを備える携帯端末の表示制御方法であって、前記操作部により前記表示部のスクロール指示を入力する入力ステップと、前記操作回数取得部により所定期間内の前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得ステップと、前記描画部により、前記操作回数に対応するスクロール量に基づいてスクロール位置を算出し、算出された前記スクロール位置に基づいてスクロール途中の画面を描画することなくスクロール後の画面のみを前記表示部に描画させる描画ステップとを備えている。
本発明に係る表示制御方法によれば、上述した携帯端末と同様の効果を奏する。
本発明によれば、ユーザに違和感を与えることを回避しつつ迅速に所望の表示画面を表示することができる。
実施形態に係る携帯端末の概要図である。 実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成図である。 実施形態に係る携帯端末の機能を示すブロック図である。 実施形態に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る携帯端末のフォーカス移動を説明する概要図である。 実施形態に係る携帯端末のスクロールを説明する概要図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る携帯端末及び表示制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係る携帯端末及び表示制御方法は、例えば、ブラウザ、メール、電話帳等の閲覧、表示アプリケーションの操作等をする際に好適に採用されるものである。まず、本実施形態に係る携帯端末の概要について、図1を参照して説明する。図1は、携帯端末1の概要図である。
図1に示すように、携帯端末1は、ユーザにより携帯される移動端末であって、画面を表示する出力デバイス15を備えている。携帯端末1として、例えば携帯電話やPHS、PDA(Personal Digital Assistant)等が用いられる。また、携帯端末1は、出力デバイス15により表示された画面をユーザが操作するための入力デバイス14を備えている。入力デバイス14は、図1に示すように出力デバイス15に表示されたタッチスクリーン式のボタンであってもよいし、携帯端末1に設けられた操作ボタンや操作ホイール等であってもよい。携帯端末1は、入力デバイス14が受け付けたユーザの操作に基づいて、画面の所定位置にフォーカスFを移動させ、又は画面をスクロールする機能を有している。
次に、携帯端末1のハードウェア構成について詳細を説明する。図2は、携帯端末1のハードウェア構成図である。図2に示すように、携帯端末1は、物理的には、上記の出力デバイス15及び入力デバイス14の他に、CPU11、ROM12及びRAM13等の主記憶装置、ハードディスク等の補助記憶装置17等を含む通常のコンピュータシステムとして構成される。後述する携帯端末1の各機能は、CPU11、ROM12、RAM13等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御の元で入力デバイス14、出力デバイス15を動作させるとともに、ROM12、RAM13や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図3は、携帯端末1の機能を示すブロック図である。図3に示すように、携帯端末1は、機能的には、キー入力部(操作部)20、キー入力制御部21、制御部22、キー入力カウント部(操作回数取得部)23、表示制御部(描画部)24及び表示部25を備えている。
キー入力部20は、上述した入力デバイス14に対応するユーザインターフェイスであって、例えば、画面におけるフォーカス位置の移動指示又は画面のスクロール指示をユーザ操作によって入力可能に構成されている。キー入力部20としては、フォーカス位置を画面の上下方向に移動させる上下ボタン、フォーカス位置を画面の左右方向に移動させる左右ボタン、画面を上下方向にスクロールさせる上下スクロールボタン、画面を左右方向にスクロールさせる左右スクロールボタン等が用いられる。これらの上下のボタン又は左右のボタンは、特許請求の範囲の第1操作部及び第2操作部に対応する。
キー入力制御部21は、キー入力部20が受け付けたユーザ操作を解析する機能を有している。キー入力制御部21は、例えば、キー入力部20が押下されているか否かを判別し、判別結果を制御部22へ出力する機能を有している。
制御部22は、携帯端末1の各構成を制御する機能を有している。例えば、制御部22は、キー入力制御部21及びキー入力カウント部23が協働して動作するように制御する機能を有している。また、キー入力制御部21及び表示制御部24が協働して動作するように制御する機能を有している。
キー入力カウント部23は、キー入力制御部21が出力した判別結果に基づいて、所定期間におけるキー入力部20の操作回数をカウントする機能を有している。例えば、キー入力カウント部23は、携帯端末1のメモリに格納された値を参照して操作回数をカウントする期間期間を設定する。この所定期間は、予め定められた値(例えば1秒)であってもよいし、ユーザによって設定可能とされていてもよい。そして、キー入力カウント部23は、例えばフォーカス移動又は画面スクロールさせる上下ボタンの所定期間における押下回数を取得する機能を有している。
表示制御部24は、キー入力制御部21によりフォーカス移動させる操作ボタン又は画面スクロールさせる操作ボタンが操作されたと判別された場合には、キー入力カウント部23によりカウントされたカウント値を参照し、カウント値に対応する移動量に基づいて、フォーカス移動位置又はスクロール位置を算出する機能を有している。そして、表示制御部24は、移動途中のフォーカス又はスクロール画面を描画することなく移動後のフォーカスのみ又はスクロール後の画面のみを表示部25に表示させる機能を有している。
表示部25は、上述した出力デバイス15に対応するユーザインターフェイスであって、例えば液晶ディスプレイ等が用いられる。表示部25は、表示制御部24の表示指示に基づいて描画する機能を有している。
次に、本実施形態に係る携帯端末1の動作を説明する。図4は、携帯端末1の画面制御の動作を示すフローチャートである。図4に示す制御処理は、例えば携帯端末1の電源がONされたタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。なお、説明理解の容易性を考慮して、以下ではフォーカスを上下方向に移動させる画面制御動作を説明する。
図4に示すように、最初に、キー操作の入力処理を開始する(S10:入力ステップ)。S10の処理では、キー入力部20及びキー入力制御部21がユーザの操作を入力する。例えば、ユーザによってキー入力部20を介してフォーカス位置を上方向に移動させる上操作キーが押下された場合には、キー入力制御部21により上操作キーの押下を入力する。S10の処理が終了すると、カウント処理へ移行する(S12:操作回数取得ステップ)。
S12の処理では、キー入力カウント部23が、キー入力部20の種類又は操作ごとに所定期間内の操作回数をカウントする。例えば、所定期間内のS10の処理において、フォーカス位置を上方向に移動させる上操作キーが連続して3回押下され、続いてユーザによってキー入力部20を介してフォーカス位置を下方向に移動させる下操作キーが連続して4回押下された場合には、上操作キーの操作回数は3回、下操作キーの操作回数は4回とカウントする。そして、上下操作キーの操作回数の差分をカウント値とする。例えば、上操作キーの操作回数が3回であり、下操作キーの操作回数が4回である場合には、上操作キーの操作回数と下操作キーの操作回数との差分すなわち下操作キー1回を所定期間におけるカウント値とする。同様に、例えば、ユーザによって上操作キーが3回、下操作キーが4回、上操作キーが5回連続して押下された場合には、キー入力カウント部23は、2−4+5と計算し、上操作キー3回とする。なお、上下操作キーの操作回数が同一であれば、所定期間におけるカウント値は0回とする。S12の処理が終了すると、フォーカス移動処理へ移行する(S14)。
S14の処理では、表示制御部24がフォーカス移動位置を算出する。表示制御部24は、S12の処理でカウントされたカウント値に基づいてフォーカスの移動量を算出する。表示制御部24は、例えば、上操作キーの1回操作当たりの移動量にカウント値を積算してフォーカスの移動量を算出する。例えば、上操作キーが1回操作されるとフォーカスを1行移動させる設定となっている場合にはカウント値がそのまま移動量となる。表示制御部24は、現在のフォーカス位置と算出した移動量に基づいて、フォーカス移動位置を算出する。S14の処理が終了すると、描画処理へ移行する(S16:描画ステップ)。
S16の処理では、表示制御部24が、S14の処理で算出したフォーカス移動位置までフォーカスを移動させた画面を表示部25に表示させる。S16の処理が終了すると、図4に示す制御処理を終了する。
以上で図4に示す制御処理を終了する。図4に示す制御処理を実行することにより、所定期間内にフォーカスを移動させる操作キーが押下された場合は、1回の操作ごとに描画処理が行われるのではなく、所定経過後にまとめて描画処理が行われる。この動作結果について、図5を用いて説明する。図5は、携帯端末1の動作を説明する概要図であり、画面の遷移を示している。なお、ここでは1回のボタン操作で1行のフォーカス移動が行われるものとし、下操作キーが5回押下されたものとする。例えば、従来の携帯端末の場合、又は本実施形態の携帯端末1において所定期間内に1回ずつしか操作されない場合には、図5(A)に示すように、操作回数に応じて当初のフォーカス位置から1行ごとにフォーカスが移動し、5行下の行にフォーカスが順次移動する描画が行われる(画面1〜6)。一方、本実施形態の携帯端末1において、所定期間内に連続して下操作キーが5回押下された場合には、図5(B)に示すように、図5(A)に示す画面2〜5のフォーカス移動は省略され、5行下の行にフォーカスが移動した後の画面2が描画される。
ところで、従来の携帯端末にあっては、搭載されるCPUの処理能力が端末サイズの制約又は端末コスト低減の観点から制限されており、その結果操作キーが複数回連続で押下された場合には、ユーザの操作スピードに描画能力が追いつかず、フォーカスが適切な位置に移動できない場合がある。例えば、3秒の間に下操作キーが15回押下された場合であっても、本来ならば15行分移動するはずのフォーカスが3行分しか移動できない場合がある。
これに対して、本実施形態に係る携帯端末1及び表示制御方法によれば、キー入力部20により表示部25のフォーカスの移動指示が入力され、キー入力カウント部23により所定期間内のキー入力部20の操作回数が取得され、表示制御部24により、操作回数に対応するフォーカスの移動量に基づいてフォーカスの移動位置が算出され、算出された移動位置に基づいて移動途中のフォーカスが描画されることなく移動後のフォーカスのみが表示部に描画される。このため、フォーカス移動の操作が連続して行われた場合であっても、フォーカスの移動中の描画を省略することができるので、迅速に所望の表示画面を表示することが可能となる。さらに、ユーザが操作部を操作した回数分フォーカスが移動するため、ユーザが想定するフォーカスの移動量と実際のフォーカスの移動量とを一致させることができる。よって、ユーザに違和感を与えることを回避することが可能となる。
さらに、本実施形態に係る携帯端末1及び表示制御方法によれば、同一方向へのフォーカス移動と反対方向へのフォーカス移動とが混在する操作が連続して入力された場合であっても、ユーザに違和感を与えることを回避しつつ迅速に所望の表示画面を表示することができる。
なお、上述した実施形態は本発明に係る携帯端末及び表示制御方法の一例を示すものである。本発明に係る携帯端末及び表示制御方法は、実施形態に係る携帯端末1及び表示制御方法に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で、実施形態に係る携帯端末1及び表示制御方法を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上述した実施形態では、図4においてフォーカスを上下方向に移動させる画面制御動作を説明したが、上下方向ではなく左右方向であってもよい。また、図4において、フォーカスを移動させる動作を例に説明したが、画面のスクロールについても同様に適用できる。すなわち、携帯端末1は、図4において、S10の処理でスクロールキーの操作を入力し、S12の処理でスクロールキーの操作回数をカウントし、S14の処理でカウント値に基づいてスクロール量を算出し、算出したスクロール量に基づいてスクロール位置を算出し、S16の処理で、スクロール後の画面のみを描画する。この動作結果について、図6を用いて説明する。図6は、携帯端末1の動作を説明する概要図であり、画面の遷移を示している。なお、ここでは1回のボタン操作で1行のスクロールが行われるものとし、下操作キーが5回押下されたものとする。例えば、従来の携帯端末の場合、又は本実施形態の携帯端末1において所定期間内に1回ずつしか操作されない場合には、図6(A)に示すように、操作回数に応じて当初のフォーカス位置から1行ごとにスクロールし、5行下の行まで順次スクロールする描画が行われる(画面1〜6)。一方、本実施形態の携帯端末1において、所定期間内に連続して下操作キーが5回押下された場合には、図6(B)に示すように、図6(A)に示すスクロール途中の画面2〜5は省略され、5行下の行にスクロール後の画面2が描画される。このように、フォーカス移動の操作と同様に、スクロールの操作が連続して行われた場合であっても、スクロール中の描画を省略することができるので、迅速に所望の表示画面を表示することが可能となる。さらに、ユーザが操作部を操作した回数分スクロールするため、ユーザが想定するスクロール量と実際のスクロール量とを一致させることができる。よって、ユーザに違和感を与えることを回避することが可能となる。さらに、同一方向へのスクロールと反対方向へのスクロールとが混在する操作が連続して入力された場合であっても、ユーザに違和感を与えることを回避しつつ迅速に所望の表示画面を表示することができる。
1…携帯端末、20…キー入力部(操作部)、21…キー入力制御部、22…制御部、23…キー入力カウント部(操作回数取得部)、24…表示制御部(描画部)、25…表示部。

Claims (6)

  1. 表示部を有する携帯端末であって、
    前記表示部のフォーカスの移動指示を入力する操作部と、
    所定期間内の前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得部と、
    前記操作回数に対応する前記フォーカスの移動量に基づいて前記フォーカスの移動位置を算出し、算出された前記移動位置に基づいて移動途中の前記フォーカスを描画することなく移動後の前記フォーカスのみを前記表示部に描画させる描画部と、
    を備える携帯端末。
  2. 前記操作部は、所定方向への前記フォーカスの移動を指示する第1操作部と、前記所定方向とは正反対の方向への前記フォーカスの移動を指示する第2操作部とを有し、
    前記操作回数取得部は、前記所定期間内の前記第1操作部の操作回数及び前記所定期間内の前記第2操作部の操作回数を取得し、
    前記描画部は、前記第1操作部の操作回数と前記第2操作部の操作回数との差分に対応する前記フォーカスの移動量に基づいて前記フォーカスの移動位置を算出し、算出された前記移動位置に基づいて移動途中の前記フォーカスを描画することなく移動後の前記フォーカスのみを前記表示部に描画させること、
    を特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 表示部と、前記表示部のフォーカスの移動指示を入力する操作部と、前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得部と、前記フォーカスを移動させて前記表示部に描画させる描画部とを備える携帯端末の表示制御方法であって、
    前記操作部により前記表示部の前記フォーカスの移動指示を入力する入力ステップと、
    前記操作回数取得部により所定期間内の前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得ステップと、
    前記描画部により、前記操作回数に対応する前記フォーカスの移動量に基づいて前記フォーカスの移動位置を算出し、算出された前記移動位置に基づいて移動途中の前記フォーカスを描画することなく移動後の前記フォーカスのみを前記表示部に描画させる描画ステップと、
    を備える表示制御方法。
  4. 表示部を有する携帯端末であって、
    前記表示部のスクロール指示を入力する操作部と、
    所定期間内の前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得部と、
    前記操作回数に対応するスクロール量に基づいてスクロール位置を算出し、算出された前記スクロール位置に基づいてスクロール途中の画面を描画することなくスクロール後の画面のみを前記表示部に描画させる描画部と、
    を備える携帯端末。
  5. 前記操作部は、所定方向へのスクロールを指示する第1操作部と、前記所定方向とは正反対の方向へのスクロールを指示する第2操作部とを有し、
    前記操作回数取得部は、前記所定期間内の前記第1操作部の操作回数及び前記所定期間内の前記第2操作部の操作回数を取得し、
    前記描画部は、前記第1操作部の操作回数と前記第2操作部の操作回数との差分に対応するスクロール量に基づいてスクロール位置を算出し、算出された前記スクロール位置に基づいてスクロール途中の画面を描画することなくスクロール後の画面のみを前記表示部に描画させること、
    を特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
  6. 表示部と、前記表示部のスクロール指示を入力する操作部と、前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得部と、画面をスクロールさせて前記表示部に描画させる描画部とを備える携帯端末の表示制御方法であって、
    前記操作部により前記表示部のスクロール指示を入力する入力ステップと、
    前記操作回数取得部により所定期間内の前記操作部の操作回数を取得する操作回数取得ステップと、
    前記描画部により、前記操作回数に対応するスクロール量に基づいてスクロール位置を算出し、算出された前記スクロール位置に基づいてスクロール途中の画面を描画することなくスクロール後の画面のみを前記表示部に描画させる描画ステップと、
    を備える表示制御方法。
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JP2015069487A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 京セラ株式会社 電子機器、方法、及びプログラム

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