JP2011203508A - 透過型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏向手段の透過率が偏向手段の位置により変わらず均一で、かつ、出力画面の明るさの面内分布が一様な、薄型でコンパクトな透過型表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の透過型表示装置は、画像を表示する表示手段と、前記表示手段からの表示光の一部をユーザの方向に偏向させるとともに、表示光以外の光を透過させる偏向手段とを備え、前記偏向手段の一部領域である領域Aと、領域Aとは異なる領域である領域Bにおいて、前記領域Aでの透過率Aと前記領域Bでの透過率Bとの透過率の差異が減少するように、前記領域Aでの偏向率Aと前記領域Bでの偏向率Bとの偏向率の差異を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)やHUD(ヘッドアップディスプレイ)など、透過型の表示部から見える外界の景色に映像を重ねて表示することができる透過型表示装置に関する。
ヘッドマウントディスプレイ(以下、「HMD」と記す)などに用いる画像表示装置は、個人用携帯ディスプレイ端末のうちのひとつの画像表示装置であり、そのウェアラブル性の観点から眼鏡形態などによる構造が一般的に適用されている。そして、このような画像表示装置は、ディスプレイにおいて表示される出力画像だけではなくディスプレイの透明な表示面を介して外部の景色などを見ることができる透過型表示装置として構成されている。
ところで、ウェアラブル性のよい透過型表示装置を実現するためには、軽量化のために透明な表示部でかつ光を人の眼に偏向する偏向手段を薄型に形成する必要があり、一般的には偏向手段にホログラム素子を用いたものが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。偏向手段を薄型に形成することにより、小型軽量の透過型表示装置を得ることができるとしている。
また、眼鏡形態の透過型表示装置において、ハーフミラーまたは凹面鏡を用いることなく、レンズ部分にリップマンブラッグ体積ホログラムシートを偏向手段として設けてコンパクトで安価な透過型表示装置を実現することができるとしている(特許文献3、4参照)。偏向手段に透過性のよいホログラムシートを用いることにより、出力画像の虚像と外部の景色などの背景透過像とを融合して見ることができるとしている。
特開平11−64782号公報 特開平11−64781号公報 特開平10−301055号公報 特開2006−209144号公報
しかしながら、上記で説明した従来の技術においては、ホログラム素子などの回折光学素子を使用して斜めからレーザ光を走査するなどしているので、ホログラム素子が形成された偏向手段の位置によってレーザ光の入射角や反射角が異なるため、反射される反射率(回折効率)が異なり、出力画像の画面の明るさが偏向手段の位置により異なり、一様でないという課題があった。すなわち、画面の左右の位置により明るさが異なり、出力画像の画面の明るさが画面内で均一にならない課題があった。
そこで、画面の明るさを均一にする目的で、偏向手段の反射率を均一にしようとすると、透過率が均一でなくなる課題があった。その結果、透過型表示装置の偏向手段を外部から見るとその一部の透過率が低いために、部分的にサングラスのように見えてしまうという課題が生じていた。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、偏向手段の透過率が偏向手段の位置により変わらず均一で、かつ、出力画面の明るさが一定な、薄型でコンパクトな透過型表示装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の透過型表示装置は、画像を表示する表示手段と、前記表示手段からの表示光の一部をユーザの方向に偏向させるとともに、表示光以外の光を透過させる偏向手段とを備え、前記偏向手段の一部領域である領域Aと、領域Aとは異なる領域である領域Bにおいて、前記領域Aでの透過率Aと前記領域Bでの透過率Bとの透過率の差異が減少するように、前記領域Aでの偏向率Aと前記領域Bでの偏向率Bとの偏向率の差異を設けることを特徴とする。
このような構成とすることにより、偏向手段の透過率の面内分布を一様とでき、一部分の透過率が異なることを避けられる効果がある。
また、本発明の透過型表示装置は、前記偏向手段が前記領域Aで偏向した偏向光Aと、前記偏向手段が前記領域Bで偏向した偏向光Bとの光量の差異が減少するように、前記表示手段から前記領域Aへの表示光Aと、前記表示手段から前記領域Bへの表示光Bとの光量を変化させることを特徴とする。
このような構成とすることにより、偏向手段の偏向効率(反射率や回折効率)が均一でない場合でも、表示画面の明るさを均一とできる効果がある。
また、本発明の透過型表示装置は、前記表示手段はレーザ光源を用いて前記表示光を出射し、前記偏向手段は回折素子の回折によって前記表示光を偏向し、前記偏向手段は表示光の波長に応じて異なる偏向率で偏向することを特徴とする。
このような構成とすることにより、偏向手段はレーザ光源が発する限られた波長の光を回折によって偏向する。例えば、赤緑青の3色のレーザ光源と、ホログラフィックミラーによる回折格子の偏向手段によって、偏向手段をより薄い形状にできたり、よりメガネ形状に近づけられる効果、より軽量にできる効果、レーザ光源によって光源部をより小型軽量にできる効果、より省電力にできる効果、表示画像の色再現範囲が広く高輝度とできる効果がある。
また、本発明の透過型表示装置は、前記表示手段から前記領域Aまでの距離が前記領域Bまでの距離より遠い場合に、前記偏向率Aは前記偏向率Bより少ないことを特徴とする。
このような構成とすることにより、ホログラフィックミラー等の回折型の偏向手段の領域Aと領域Bとの透過率を近づけ、偏向手段での透過率を均一とできる効果がある。
また、本発明の透過型表示装置は、前記表示手段から前記領域Aまでの距離が前記領域Bまでの距離より長い場合に、前記表示光Aの光量は前記表示光Bの光量より多くすることを特徴とする。
このような構成とすることにより、ホログラフィックミラー等の回折型の偏向手段を介して見える画面の明るさを均一とできる効果がある。
また、本発明の透過型表示装置は、前記表示手段は前記レーザ光源からのレーザ光を走査する走査手段を有し、前記偏向手段は前記走査手段で走査されたレーザ光を偏向することを特徴とする。
このような構成とすることにより、レーザ光の明るさを時間的に変化させることで、偏向手段の領域によって異なる強さの光とできるため、偏向手段の偏向率が不均一でも表示画面の明るさを均一とできる効果がある。また、レーザ走査により、液晶などの空間変調素子が不要となるため、小型軽量化、低コスト化できる効果がある。またレーザ光の明るさを適切に変化することで、省電力とできる効果もある。
また、本発明の透過型表示装置は、前記透過型表示装置はユーザの頭部に装着され、前記表示手段の一部はユーザの側頭部に配置され、前記偏向手段はユーザの眼前に配置されることを特徴とする。
このような構成とすることにより、HMD等の頭部装着可能な透過型表示装置とできる効果がある。
また、本発明の透過型表示装置は、ユーザの眼前に配置された前記偏向手段で、ユーザの鼻側の領域の偏向率A1は耳側の領域の偏向率B1より少なく、前記鼻側の領域に入射する表示光A1の光量は前記耳側の領域に入射する表示光B1の光量より多いことを特徴とする。
このような構成とすることにより、HMD等の頭部装着可能な透過型表示装置で、メガネ形状に近づけられる効果がある。
また、本発明の透過型表示装置は、前記表示手段の一部は自動車のインストゥールパネルに近接して設置され、前記偏向手段は自動車のフロントガラスに近接あるいは前記インストゥールパネル上に設置されることを特徴とする。
このような構成とすることにより、HUD等の車載透過表示装置とできる効果がある。
また、本発明の透過型表示装置は、自動車のフロントガラスに近接あるいはインストゥールパネル上に配置された前記偏向手段で、上方の領域の偏向率A1は下方の領域の偏向率B1より少なく、前記上方の領域に入射する表示光A1の光量は前記下方の領域に入射する表示光B1の光量より多いことを特徴とする。
このような構成とすることにより、HUD等の車載透過表示装置で、フロントガラス付近に配置できる効果がある。
本発明の透過型表示装置によれば、透過率の面内分布が均一で、かつ表示画面の明るさ分布も均一な、透過型表示装置を実現できることができる。
本発明の実施の形態1における透過型表示装置の構成図 従来の、偏向手段での透過率と偏向率の関係図 本発明の実施の形態1における偏向手段での透過率と偏向率の関係図 本発明の実施の形態1における偏向手段での波長幅と入射角と出射角の関係図 本発明の実施の形態1における偏向手段での偏向位置と反射率と透過率の関係図 本発明の実施の形態1における透過型表示装置の主要部を拡大した平面図 本発明の実施の形態2における透過型表示装置の構成図 本発明の実施の形態3における透過型表示装置の構成図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ要素には同じ符号を付しており、説明を省略する場合もある。また、図面は、理解しやすくするためにそれぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、形状等についても模式的に示している。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1にかかる透過型表示装置10の概略構成を示す図で、(a)は正面斜め上から見た斜視図、(b)は上面図を示している。
図1に示すように本実施の形態1の透過型表示装置10は、レーザ光11を出射するレーザ光源12と、このレーザ光11を走査する走査部13と、この走査部13により走査された走査光14を人の眼18に向かう方向に偏向する偏向手段15と、を備えている。本実施の形態では、画像を表示する表示手段を、レーザ光源12と走査部13で実現している。そして、透過型表示装置10の偏向手段15の一部領域である領域A(図1の15d)と、領域Aとは異なる領域である領域B(図1の15e)において、前記領域Aでの透過率Aと前記領域Bでの透過率Bとの透過率の差異が減少するように、前記領域Aでの偏向率Aと前記領域Bでの偏向率Bとの偏向率の差異を設けている。
図2(a)は、本発明を適用しない場合の、偏向手段の前記領域Aでの透過率と偏向率の関係を示し、図2(b)は前記領域Bでの関係を示している。
図3(a)は、本発明を適用した場合の、領域Aでの透過率と偏向率の関係を示し、図3(b)は領域Bでの関係を示している。
表示画面の輝度分布を均一にする目的で、偏向手段での位置によらず偏向率を一定である偏向手段とした場合、走査手段からの入射角や、眼への出射角(反射角)が、偏向手段での位置によって異なるために、偏向する光の波長幅(図2のΔλA、ΔλB)が異なり、その結果、偏向手段の透過率(図2のTA1やTA2で示した面積に相当)が位置によって異なることとなる。そこで本発明では、図3(a)に示したように、領域Aでの偏向率を領域Bより下げることで、領域Aでの透過率TA2と領域Bでの透過率TB1を等しくしている。
図4は、偏向手段へ走査手段からの入射角と、偏向手段から眼への出射角と、偏向(回折)する光の波長幅の関係を示している。全体傾向として、入射角が大きいほど波長幅が広がる傾向があるので、偏向手段の形状が平面に近い場合は、偏向手段の領域が走査手段から遠いほど入射角が増すため、波長幅が広がる傾向がある。よって、走査手段が側頭部にあり、偏向手段が眼前にある、めがね形状のHMDの場合は、ユーザの鼻側の領域で偏向される波長幅は、耳側より広いため、透過率は鼻側の方が低くなる。そこで、鼻側の偏向率A1を耳側の領域の偏向率B1より少なくすることで、透過率を一定とできる。
また、透過型表示装置10は偏向手段15を一方の表面16aに形成した一対のシースルー板16と、このシースルー板16を少なくとも支持するフレーム17とをさらに備えた構成としている。
このような構成とすることにより、出力画面の明るさが一定で、外部から見たときに部分的にサングラスのように見えない透過性の高い薄型でコンパクトな透過型表示装置10を実現することができる。
次に透過型表示装置10の具体的な動作について説明する。
図1(a)および(b)に示す透過型表示装置10において、レーザ光源12からレーザ光11が出射される。ここでレーザ光源12は、例えば少なくとも赤色レーザ光(以下、「R光」という)を出射する赤色レーザ光源(以下、「R光源」という)と、緑色レーザ光(以下、「G光」という)を出射する緑色レーザ光源(以下、「G光源」という)および青色レーザ光(以下、「B光」という)を出射する青色レーザ光源(以下、「B光源」という)からなるRGB光源を含んで構成されている。例えばレーザ光源12は、波長640nmおよび波長445nmのR光およびB光を出射するR光源およびB光源は高出力半導体レーザを用い、G光源には波長535nmのG光を出射する半導体レーザ励起の高出力SHGレーザを用いている。このような波長純度の高いレーザ光11を使用しているので色再現範囲が広く高輝度で低消費電力の透過型表示装置を実現することができる。
このレーザ光11は、例えば対物レンズなどを含む波面形状変更部11aにより、人の眼18の網膜18aに画像出力が最適に投影されるように波面形状が変更される。そののちにレーザ光11は、走査部13に入射し、矢印13aに示す方向に走査されて走査光14として偏向手段15に向かって出射されている。なお、走査部13は、例えばガルバノミラーやMEMSミラーが用いられており、これらのガルバノミラーやMEMSミラーを含んだ光学系として構成してもよい。
このような構成とすることにより、さらにコンパクトな透過型表示装置10を実現することができる。
走査光14が入射する偏向手段15は薄型化するために、例えばシースルー板16上に隣接してグレーティングやホログラムなどを形成した、あるいはグレーティングやホログラムなどを含んで形成した回折光学素子15cを配置している。この回折光学素子15cはシート状にしてシースルー板16に貼り付けてもよい。また、例えばPMMAやポリオレフィン系の樹脂材料を用いてシースルー板16や回折光学素子15cを形成してもよく、これらの樹脂材料を用いてシースルー板16と回折光学素子15cとを一体成型により形成したものをフレーム17に嵌め込んで用いてもよい。また本明細書では、偏向手段に入射する偏向前の光の強度に対する、偏向手段から出射する偏向後の光の強度を、偏向効率と記し、偏向率、反射率、回折効率も同様の意味で用いる。
このような構成とすることにより、さらに薄型で量産性に優れた低コストの透過型表示装置10を実現することができる。なお、回折光学素子15cの構造を最適化することにより、走査光14であるレーザ光11を効率よく利用できるので低消費電力の透過型表示装置10を実現することができる。
走査光14が上述の偏向手段15に入射し、その一部は図1(a)および(b)に示すようにシースルー板16を透過して透過光14aとして外部に出てゆく。この偏向手段15における透過光14aの透過率を位置15aが偏向手段15の中央である場合や人の耳や鼻に近いところである耳側の位置15dや鼻側の位置15eである場合にかかわらず一定として形成しているので、透過型表示装置10は外部から見たときに部分的にサングラスのように見えず透明となっている。透過率を一定とするために、偏向手段の偏向率を一定とせず、偏向手段の位置15aに応じて異なるように例えばホログラムを形成する。位置に応じて偏向率を変えるには、ホログラム形成時の二光束干渉において、ホログラムに照射するレーザ光の強度を位置に応じて変えることで実現できる。例えば、レーザを走査して二光束干渉させる場合は、走査光の強度を位置に応じて変えることで実現できる。
一方、走査光14が偏向手段15に入射し、その一部は図1(a)および(b)に示すようにシースルー板16の偏向手段15に形成された回折光学素子15cにより反射光14bとして人の眼18に向かうように反射されている。このことにより、反射光14bは人の眼18に入ったのちにその網膜18aに焦点を結び、その結果としてレーザ光11により描かれた出力画面の画像を視認することができる。
図5は本実施の形態1の透過型表示装置10に形成された偏向手段15の位置に対する回折光学素子15cの透過率T1および反射率R1(回折効率)の変化を示す図である。
偏向手段15において回折光学素子15cは、図1(a)および(b)に示すように人の耳に近いところである耳側15fから人の鼻に近いところである鼻側15gまで連続して形成されている。そして、偏向手段15の回折光学素子15cの回折効率は、図5に示すように耳側15fよりも鼻側15gにおいて少なくなっている構成とし、透過率は一定となる構成としている。
ここで、偏向手段に入射する走査手段からの光である走査光の強度が一定の場合、偏向手段での回折効率が領域によって異なるため、反射光(回折光)の強度も異なることとなり、その結果、表示画面の輝度分布が一様でなくなる。そこで、本発明では、偏向手段での領域によって異なる回折効率に応じて、偏向手段への入射光の強度を前補正しておくことで、偏向手段から眼への反射光(回折光)の強度を一様にし、表示画面の輝度分布を一様にする。偏向手段での回折効率が低い領域へは、高い領域と比較して、より強い光を当てるよう、入射光の光量を調整する。例えば、偏向手段の領域Aの反射率が、領域Bの半分だった場合には、領域Aに対して領域Bに当てる光量の2倍の光量を入射させることで、領域Aでの反射光と領域Bでの反射光の光量を一定にする。入射光の光量を調整するには、レーザ光源から出射するレーザ光の強度を調整してもよいし、レーザ光源から偏向手段までの間で光量を減少させる調整をしてもよい。
図6は本発明の実施の形態1にかかる透過型表示装置10の主要部を拡大した平面図である。図6に示すように本実施の形態1の透過型表示装置10は、レーザ光源12および走査部13を制御する制御部19をさらに備え、偏向手段で偏向されて眼に向かう光量が一定の中心値となるように制御部19によりレーザ光源12を制御してレーザ光11の光量を制御している。
図6に示すようにレーザ光源12から出射されたレーザ光11は走査部13により偏向手段15に走査されて、偏向手段15に形成された回折光学素子15cによりその一部が透過光14aとして透過され、また一部は反射光14bとして反射(回折)されている。このように人の耳18bに眼鏡のように掛けられて動作している透過型表示装置10において、レーザ光源12、波面形状変更部11a、走査部13および偏向手段15などはフレーム17に埋め込まれた配線(図示せず)やシースルー板の表面に形成された回路配線などを介して電気的に制御されている。
さらに、フレーム17やシースルー板16の周辺部などに受光素子19a、19bを配置することにより、透過光14aの光量を検出することで加えて透過率や反射率を算出してもよい。また、これらの受光素子19a、19bの間や近傍および上方や下方にさらに多数の受光素子(図示せず)を配置してもよい。このような構成とすることにより、偏向手段15の位置に対する透過率および反射率(回折効率)の変化を的確に把握して制御部19によりレーザ光源12を制御してレーザ光11の光量を制御することができる。このことにより、出力画面の明るさが一定で、透過率が一様な、薄型でコンパクトな透過型表示装置10を実現することができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2にかかる透過型表示装置20の概略構成を示す模式図である。
図7に示すように本実施の形態2の透過型表示装置20は、レーザ光11を出射するレーザ光源12と、このレーザ光11を走査する走査部13と、この走査部13により走査された走査光14を人の眼18に向かう方向に偏向する偏向手段15と、を備えている。そして、透過型表示装置20は、実施の形態1で示した透過型表示装置10と同様に偏向手段15の透過率を偏向手段15が形成されている位置15aにかかわらず一定の中心値をもつ所定の透過率範囲としている。
このような構成とすることにより、透過率の面内分布が一様で、薄型でコンパクトな透過型表示装置20を実現することができる。
次に本実施の形態2の透過型表示装置20の主な光学的な動作について具体的に説明する。本実施の形態2の透過型表示装置20は実施の形態1とは異なり、人の眼18に到達したレーザ光11の戻り光を検出して精度よく走査部13および波面形状変更部11aを制御できる構成としている。
すなわち、透過型表示装置20はレーザ光11を検出する検出部21をさらに備え、制御部19は検出部21からの検出信号を元にレーザ光源12および走査部13を制御している。このような構成とすることにより、レーザ光11を効率よく利用してさらに出力画面の明るさが一定で安定な、低消費電力の透過型表示装置20を実現することができる。
また、図7に示すようにレーザ光源12は、少なくともR光源12R、G光源12GおよびB光源12BからなるRGB光源を含んでいる構成としている。ここで、R光源12RおよびB光源12Bには、波長640nmおよび波長445nmのレーザ光11を出射する半導体レーザを用い、G光源12Gには、波長535nmのレーザ光を出射する半導体レーザ励起のSHGレーザを用いている。
このような構成とすることにより、さらに色再現範囲が広く高輝度で低消費電力の透過型表示装置20を実現することができる。
図7に示すようにR光源12R、G光源12GおよびB光源12Bから出射されたレーザ光11は、コリメータレンズ21aによりそれぞれ平行光線に変換されてダイクロイックプリズム21bに入射したのちにレーザ光11として1つにまとめられてダイクロイックプリズム21bから出射する。そして、レーザ光11は光路長調整部22に入射して、制御部19に含まれるビーム形状調節部19cにより制御されるサーボ用ミラー19dの位置を矢印の方向に移動させることにより偏向手段15までの光路長が調整される。そののちにレーザ光11は走査部13に導かれ、偏向手段15の画面領域に走査光14として所定のスポットサイズで走査される。そして、走査光14は偏向手段15に形成された回折光学素子15cにより偏向されて観察者の眼18に映像として投影されることになる。なお、ここで走査部13には、MEMSミラーを用いて走査光14を精度よく回折光学素子15cの面上に2次元的に走査している構成としてもよい。
また、走査光14のビーム形状が所定の形状よりずれて、走査光14が反射光14bとして観察者の眼18に偏向されるときには走査光14の焦点位置が眼18の中でデフォーカス量ΔZだけずれることが生じる。このΔZは、図7に示すレーザ光源12付近に配置された光検出部21の受光素子23aの受光面上のスポットサイズ23c、23dの大きさに反映されて後述のように検出することができる。すなわち、走査光14の一部は反射光14bとして観察者の眼18の網膜に到達し、そこで反射されて往路を逆に戻る。すなわち、レーザ光11が出射された光路を逆進してダイクロイックプリズム21bに入射したのち、光検出部21の受光素子23aの受光面上にスポットサイズ23c、23dを投影する。そして、この光検出部21は、この眼18からの反射光23bのスポットサイズ23c、23dから検出した信号により出力信号を発生する。この出力信号を元にビーム形状調節部19cは光路長調整部22のサーボ用ミラー19dを矢印の方向に移動させることにより走査光14のビーム形状を変化させる。その結果、ビーム形状調節部19cは眼18の網膜上のスポットサイズを規定値以下、例えば20μm以下に制御している。このように、必要に応じて他の情報が制御部19を介して相互に処理を行うことができるので、ビーム形状調節部19cは走査光14のビーム形状を変化させて制御することにより、常に最適な映像を観察者の眼18の網膜に投影している。なお、光路長調整部22は、2つのサーボ用ミラー19dの間に導光用のプリズム22aおよび2つの対物レンズ22bを配置してレーザ光11および反射光23bの光路およびビーム形状を制御している。
このような構成とすることにより、高速で、かつ高精度の光学調整をすることができるので、高速で高精細の動画像を表示する透過型表示装置20を実現することができる。また、反射光23bを利用しているので、光学調整が精度よく確実にすることができ、外乱やビームの一部が遮蔽されるなどの影響に対して光学特性などを安定化することができるので観察者に正確で鮮明な画像を認識させることができる。
図7に示すように反射光23bは走査光14とは逆進してダイクロイックプリズム21bに入射したのちに光検出部21に向けて出射される。そして、反射光23bは対物レンズ24bにより絞られアパーチャ24cを通過して光検出用の回折格子24dにより相補的なレンズ作用を与えられて2つの回折光24f、24gに分離されて検出される。このときに、回折格子24dから光検出部21上の2つの受光素子23aまでの光学的な距離は等距離となるように配置されている。したがって、回折光24f、24gの受光素子23a上のスポットサイズ23c、23dは、走査光14が観察者の眼18の網膜に焦点を結ぶときには等しくなるように制御部19およびビーム形状調節部19cにより予め調整されている。
上述したような光学系の構成を実施の形態1に示した透過型表示装置10の、例えばフレーム17の内部および上部に構成することができる。したがって本実施の形態2においても、このような光学系を内蔵した出力画面の明るさが一定で、透過率の面内分布が一様で、薄型でコンパクトな透過型表示装置20を実現することができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3にかかる透過型表示装置20の概略構成を示す模式図である。図1において、101はHUD(ヘッドアップディスプレイ)が搭載されている自動車の車体である。102はダッシュボード(インストゥールパネル)内部に格納されたHUD光学ユニットであり、内部に表示素子103、ミラー104を含む。表示素子103は、例えば液晶素子および光源からなり、ドライバーの眼18に表示すべき情報を表示する。表示素子103で表示される表示光は、ミラー104に向かって投影される。ミラー104は表示素子103からの表示光を、フロントガラス107に備え付けられた偏向手段15に向けて反射する。ミラー104によって反射された表示光は、HUD光学ユニット102の開口部105を通過して、フロントガラス107の表面に形成された偏向手段15に投影される。偏向手段15は、HUD光学ユニット102からの表示光をドライバーの眼18に向けて偏向する。ドライバーは、偏向手段15によって偏向された表示光をみることで、運転に関する情報を視認することが可能になる。また、偏向手段15は、HUD光学ユニット102からの表示光を偏向すると同時に、フロントガラスの外部(外界)からの光を透過する性能を持つ。このコンバイナの性能によって、ドライバーは、表示素子103が表示する情報と一緒に、フロントガラス外の外界の光景を見ることができる。このようにHUDでは、ドライバーが外界から視線を逸らさずに表示素子からの情報を見ることができるため、ドライバーは視線の移動量が減少し、運転時の安全性が向上するとされている。また偏向手段にはホログラムコンバイナを用いてもよい。ホログラムコンバイナは高い波長選択性をもち、例えば表示素子で用いられている波長のみを反射し、それ以外の波長の光を透過させることで、表示素子からの光を高い輝度で反射させ、外界からの光を高い透過率で透過することが可能になる。
このように、前記表示手段の一部は自動車のインストゥールパネルに近接して設置され、前記偏向手段は自動車のフロントガラスに近接あるいは前記インストゥールパネル上に設置された場合、前記偏向手段で上方の領域の偏向率A1は下方の領域の偏向率B1より少なく、前記上方の領域に入射する表示光A1の光量は前記下方の領域に入射する表示光B1の光量より多い構成・動作とすることで、実施の形態1や2と同様に、偏向手段の透過率が偏向手段の位置により変わらず一様で、かつ、出力画面の明るさの面内分布が一様な、薄型でコンパクトな透過型表示装置を提供できる。
本発明の透過型表示装置は、出力画面の明るさが一定で、透過率の面内分布も一様な、薄型でコンパクトな低消費電力のシースルーディスプレイとすることができるので、美観もよく携帯性にも優れた透過型表示装置として有用である。また、表示装置、表示システム、表示方法、表示プログラム、などの用途にも応用できる。
10,20 透過型表示装置
11 レーザ光
11a 波面形状変更部
12 レーザ光源
12R 赤色レーザ光源(R光源)
12G 緑色レーザ光源(G光源)
12B 青色レーザ光源(B光源)
13 走査部
13a 矢印
14 走査光
14a 透過光
14b,23b 反射光(回折光)
15 偏向手段
15a,15d,15e 位置
15b 画面領域
15c 回折光学素子
15f 耳側
15g 鼻側
16 シースルー板
16a 一方の表面
17 フレーム
18 眼
18a 網膜
19 制御部
19a,19b,23a 受光素子
19c ビーム形状調節部
19d サーボ用ミラー
21 検出部
21a コリメータレンズ
21b ダイクロイックプリズム
22 光路長調整部
23c,23d スポットサイズ
22a プリズム
22b,24b 対物レンズ
24c アパーチャ
24d 回折格子
24f,24g 回折光

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段からの表示光の一部をユーザの方向に偏向させるとともに、表示光以外の光を透過させる偏向手段とを備え、
    前記偏向手段の一部領域である領域Aと、領域Aとは異なる領域である領域Bにおいて、
    前記領域Aでの透過率Aと前記領域Bでの透過率Bとの透過率の差異が減少するように、
    前記領域Aでの偏向率Aと前記領域Bでの偏向率Bとの偏向率の差異を設ける
    ことを特徴とする透過型表示装置。
  2. 前記偏向手段が前記領域Aで偏向した偏向光Aと、
    前記偏向手段が前記領域Bで偏向した偏向光Bとの光量の差異が減少するように、
    前記表示手段から前記領域Aへの表示光Aと、
    前記表示手段から前記領域Bへの表示光Bとの光量を変化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の透過型表示装置。
  3. 前記表示手段はレーザ光源を用いて前記表示光を出射し、
    前記偏向手段は回折素子の回折によって前記表示光を偏向し、
    前記偏向手段は表示光の波長に応じて異なる偏向率で偏向する
    ことを特徴とする請求項2記載の透過型表示装置。
  4. 前記表示手段から前記領域Aまでの距離が前記領域Bまでの距離より長い場合に、
    前記偏向率Aは前記偏向率Bより少ない
    ことを特徴とする請求項3記載の透過型表示装置。
  5. 前記表示手段から前記領域Aまでの距離が前記領域Bまでの距離より長い場合に、
    前記表示光Aの光量は前記表示光Bの光量より多くする
    ことを特徴とする請求項4記載の透過型表示装置。
  6. 前記表示手段は前記レーザ光源からのレーザ光を走査する走査手段を有し、
    前記偏向手段は前記走査手段で走査されたレーザ光を偏向する
    ことを特徴とする請求項5記載の透過型表示装置。
  7. 前記透過型表示装置はユーザの頭部に装着され、
    前記表示手段の一部はユーザの側頭部に配置され、
    前記偏向手段はユーザの眼前に配置される
    ことを特徴とする請求項1から6記載の透過型表示装置。
  8. ユーザの眼前に配置された前記偏向手段で、
    ユーザの鼻側の領域の偏向率A1は耳側の領域の偏向率B1より少なく、
    前記鼻側の領域に入射する表示光A1の光量は前記耳側の領域に入射する表示光B1の光量より多い
    ことを特徴とする請求項7記載の透過型表示装置。
  9. 前記表示手段の一部は自動車のインストゥールパネルに近接して設置され、
    前記偏向手段は自動車のフロントガラスに近接あるいは前記インストゥールパネル上に設置される
    ことを特徴とする請求項1から6記載の透過型表示装置。
  10. 自動車のフロントガラスに近接あるいはインストゥールパネル上に配置された前記偏向手段で、
    上方の領域の偏向率A1は下方の領域の偏向率B1より少なく、
    前記上方の領域に入射する表示光A1の光量は前記下方の領域に入射する表示光B1の光量より多い
    ことを特徴とする請求項9記載の透過型表示装置。
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