JP2011203034A - 被検査装置用インタフェース回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体装置の大型化を抑制できる被検査装置用インタフェース回路を提供する。
【解決手段】 検査装置4により検査される被検査装置5に設けられた端子回路7と接続されて、検査装置4と非接触で通信する第1の入出力回路6を備え、かつ、端子回路7が被検査装置5に信号を入力する回路の場合には、第1の入出力回路6は入力回路により形成され、端子回路7が被検査装置5から信号を出力する回路の場合には、第1の入出力回路6は出力回路により形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検査装置用インタフェース回路に関する。
半導体ウェハに形成されたLSI(Large Scale Integration)等の半導体装置を検査する場合には、テスタ装置が用いられる。このテスタ装置はニードルが設けられたプローブカードを備えている。そして、ニードルを半導体装置の実装用パッドに接触させて、このニードルを介して電源や信号を半導体装置に供給する。これにより、半導体装置が動作して、その出力はニードルを介してテスタ装置に取り込まれる。
このような半導体装置は多数のパッドを備えているので、半導体ウェハに形成された複数の半導体装置を検査するためには、プローブカードに多数のニードルを設ける必要がある。ニードル数が増大することは、プローブカードのコストを増大させる要因となり、またニードル間で干渉が起きる要因となる問題がある。また、ニードルはパッドに直接接触するので、このパッドに接触痕が生じる。この接触痕は、半導体装置をパッケージに組み込む際のボンディング不良の要因となる問題がある。
このような問題を背景として、特許文献1は、半導体装置にインタフェース回路を設けると共に、プローブカードにもインタフェース回路を設けて、これらのインタフェース回路の間で非接触通信ができるようにした技術を提案している。これにより、ニードル数の削減が図れると共に、パッドに接触するニードル数が少なくなるので、上述したニードル間の干渉、ボンディング不良等の問題が回避できる。
米国特許7109730号公報
しかしながら、上記特許文献1におけるインタフェース回路は、入出力機能を備える回路で形成され、かつ、信号が入力又は出力する全てのパッドに接続されているため、半導体装置が必要以上に大型化する問題がある。
即ち、半導体装置に設けられている多数のパッドには、外部クロック信号等が入力するための入力専用のパッド、演算結果のように半導体装置の動作結果等を外部に出力するための出力専用のパッド、外部と信号の送受信を行うための入出力用のパッドが存在する。
このように、パッドは、入力用、出力用、入出力用として用いられるにもかかわらず、特許文献1におけるインタフェース回路は、全て入出力機能を備えている。従って、入力用のパッドに接続されたインタフェース回路においては、出力回路は不要となり、また出力用のパッドに接続されたインタフェース回路においては、入力回路が不要となる。このような不要な回路は当然のことながら占有面積を持つため、半導体装置が必要以上に大型化する問題が生じる。
そこで、本発明の主目的は、半導体装置の大型化を抑制できる被検査装置用インタフェース回路を提供することである。
上記課題を解決するため、被検査装置用インタフェース回路は、検査装置により検査される被検査装置に設けられた端子回路と接続されて、検査装置と非接触で通信する第1の入出力回路を備え、かつ、端子回路が被検査装置に信号を入力する回路の場合には、第1の入出力回路は入力回路により形成され、端子回路が被検査装置から信号を出力する回路の場合には、第1の入出力回路は出力回路により形成されていることを特徴とする。
本発明の被検査装置用インタフェース回路によれば、非接触通信を用いた場合でも、半導体装置の大型化が抑制できる。
本発明の第1の実施形態にかかる被検査装置用インタフェース回路のブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかる被検査装置を備えた半導体ウェハの平面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる被検査装置用インタフェース回路のブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかるプローブカードの構成図で、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる検査装置用インタフェース回路のブロック図である。
本明細書において用いる検査用LSI、被検査用LSI、半導体ウェハの用語は、以下のように定義される。検査用LSIは検査に用いる半導体装置であり、被検査用LSIは検査される半導体装置である。また、半導体ウェハは、シリコン基板等の半導体基板単体を意味せず、半導体基板に形成された複数の半導体装置を含んでいる。なお、検査用LSI等における「LSI」は、所謂LSI(Large Scale Integration)であることを要求するものではなく、IC(Integrated Circuit)であってもよい。また、これ以外の分類にかかる半導体装置であっても良い。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を説明する。図1は、第1実施形態にかかる被検査装置用インタフェース回路2Aのブロック図である。以下、被検査装置用インタフェース回路を第1のIF回路と記載する。
第1のIF回路2Aは、検査装置4により検査される被検査装置5に設けられた端子回路7と接続されて、検査装置4と非接触で通信する第1の入出力回路6を備え、かつ、端子回路7が被検査装置5に信号を入力する回路の場合には、第1の入出力回路6は入力回路により形成され、端子回路7が被検査装置5から信号を出力する回路の場合には、第1の入出力回路6は出力回路により形成されている。
このように、第1のIF回路2Aを端子回路7と同じ入出力機能を持つ第1の入出力回路6により構成したので、例えば入力回路しか必要でない所には、入力回路を含む第1の入出力回路6を配置することができる。従って、入力回路しか必要でない所に入力回路と出力回路とを含む入出力回路を設けた場合に生じる出力回路が不要になる等の不都合が防止できる。よって、不要になる回路が占める面積が削減できて、半導体装置である被検査装置の大型化が抑制できる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図2は、本実施形態にかかる半導体ウェハ10の平面図である。また、図3は、被検査用LSI11のブロック図である。
図2に示すように、半導体ウェハ10には、スクライブライン領域K2を挟んで複数の被検査用LSI11が並設されている。この被検査用LSI11は、図3に示すように、被検査装置本体(LSIコア)12、端子回路13を備えると共に、被検査装置用インタフェース回路(第1のIF回路)14を備えている。
図3に示すように、端子回路13は、入出力端子回路13A、出力端子回路13B及び、入力端子回路13Cのうちの少なくとも1つを含む。このとき、後述する直接入力端子回路13Dを含んでもよい。また、第1のIF回路14は、入出力IF部(第2の入出力回路)14Aを含むと共に、出力IF部(第1の入出力回路)14Bと入力IF部(第1の入出力回路)14Cとのうちの少なくとも1つを含む。第1のIF回路14は、端子回路13における入出力機能と同じ機能を持つ。即ち、入出力IF部14Aと入出力端子回路13Aとは、共に信号の入出力機能を持ち、出力IF部14Bと出力端子回路13Bとは、共に信号の出力機能を持ち、入力IF部14Cと入力端子回路13Cとは、共に信号の入力機能を持つ。
端子回路13における各回路は1つのチャネルを構成する。このチャネルには、非接触で通信する非接触チャネル18と、検査用LSIのニードル(後述する)が直接入力端子回路13Dに直接接触して、このニードルを介して検査用LSIと通信する接触チャネル19とに分けることができる。非接触チャネル18は、入出力IF部14Aを介して信号が入出力する入出力非接触チャネル18A、出力IF部14Bを介して信号が出力する出力非接触チャネル18B、入力IF部14Cを介して信号が入力する入力非接触チャネル18Cが含まれている。
接触チャネル19は、後述するプローブカードに設けられたニードル等が端子回路13Dに直接接触して、信号の入出力が行われるチャネルである。以下、接触チャネル19は、電源供給するためのチャネルとして用いる場合を例に説明するが、電源供給に限定するものではない。例えば、外部クロック等の信号であっても良い。
LSIコア12は、被検査用LSI11の機能動作を行う被検査装置本体であり、接触チャネル19を介して電源の供給を受け、また非接触チャネル18を介して動作条件となる信号を受けて動作する。そして動作結果は、非接触チャネル18を介して出力される。また、LSIコア12は、制御信号12aを出力する。
端子回路13A〜13Cは、パッド15と、バッファ回路17とを備え、また端子回路13Dは、パッド15を備える。バッファ回路17は、入出力バッファ部17A、出力バッファ部17B、入力バッファ部17Cを含む。
パッド15は、被検査用LSI11をパッケージに組み込む際にワイヤボンディングされる実装用のパッドである。非接触チャネル18A〜18Cのパッド15は、バッファ回路17を介してLSIコア12に接続され、接触チャネル19のパッド15は、LSIコア12に直接接続されている。
バッファ回路17における入出力バッファ部17Aは、入力バッファ20a、出力バッファ20b及びバッファセレクタ22を備える。また、出力バッファ部17Bは出力バッファ20bを備え、入力バッファ部17Cは入力バッファ20aを備える。
これら入力バッファ20a及び出力バッファ20bは、信号を一時的に記憶して出力する。入出力バッファ部17Aに設けられているバッファセレクタ22は、LSIコア12からの制御信号12aに基づき、入力バッファ20aを機能させるか出力バッファ20bを機能させるかを設定する。
第1のIF回路14の入出力IF部14Aは、出力用アンテナ25、入力用アンテナ26、変調器27、復調器28及び、モード切替部31を備える。モード切替部31は、モードセレクタ29及び制御バッファ30を備える。また、出力非接触チャネル18Bの出力IF部14Bは、出力用アンテナ25及び変調器27を備え、入力非接触チャネル18Cにおける入力IF部14Cは、入力用アンテナ26及び復調器28を備える。
出力用アンテナ25及び入力用アンテナ26は、外部と非接触で通信する際の信号の入出力点である。通信方法として磁界結合方式や電界結合方式等が可能である。以下、磁界結合方式を用いる場合を例に説明する。この場合、アンテナは、インダクタンス素子により構成される。なお、モードセレクタ29とで変調器27及び復調器28を挟むようにモードセレクタ29を追設することにより、1つのアンテナで出力用アンテナ25及び入力用アンテナ26を兼用することが可能である。
各IF部14A〜14Cは、磁界結合方式により通信するので、各種の信号を変動磁場に変換する必要がある。変調器27は、この変換を行う。一方、変換された信号を元の信号に復調する必要があるので、復調器28が、この変換を行う。
モード切替部31におけるモードセレクタ29は、制御信号12aに基づき入出力IF部14Aを入力モード又は出力モードに設定する。即ち、信号を出力用アンテナ25から出力する場合には、モードセレクタ29は、LSIコア12からの信号が変調器27で変調されるように回路の切替を行う。一方、信号を入力用アンテナ26から入力する場合には、モードセレクタ29は入力用アンテナ26からの信号が復調器28に入力するように回路の切替を行う。
先に説明した関連技術におけるインタフェース回路は、全てが入出力機能を備えているため、入力非接触チャネルの場合には変調器及びモードセレクタが不要になり、出力非接触チャネルの場合には復調器及びモードセレクタが不要になる。このように不要となる要素が占める面積により、被検査用LSIのチップサイズは大型化する。チップサイズの増大により、1枚の半導体ウェハに形成できる被検査用LSIの数は少なくなるので、被検査用LSIの製造コストが増大する。
しかし、上述したように、本発明にかかる第1のIF回路は、入出力非接触チャネルについては入出力機能を備えた入出力IF部で構成し、入力非接触チャネルについては入力機能を備えた入力IF部で構成し、また出力非接触チャネルについては出力機能を備えた出力IF部で構成している。従って、第1のIF回路は、必要となる機能回路のみで構成できるので、被検査用LSIのチップサイズの大型化が抑制できる。従って、被検査用LSIの製造コストの増大も抑制できる。
次に、上述した第1のIF回路14を含む被検査用LSI11が複数形成された半導体ウェハを非接触通信により検査する際に用いるプローブカードについて説明する。図4(a)は、かかるプローブカード60の平面図、図4(b)は図4(a)におけるA−A矢視断面図である。また、図5は、検査用LSI61をブロック図で示したプローブカードの模式図である。
このプローブカード60は、複数の検査用LSI(検査装置)61と、複数のニードル62と、これらを搭載するカード基板63とを備える。なお、以下の説明においては、プローブカード60はニードル62を備えている場合について説明するが、本実施形態にかかるプローブカード60においてニードル62は必須要件でないことを敢えて付言する。
検査用LSI61は、被検査用LSI11における第1のIF回路14と非接触で通信する第2のIF回路65を備える。
このような検査用LSI61は、カード基板63の基板面S1に沿って複数並設されている。また、ニードル62は、検査用LSI61が並設された検査用LSIユニット64の内側に基板面S1から被検査用LSI11の方向に突出して設けられている。なお、検査用LSIユニット64の内側とは、図4(a)に示すように、検査用LSIユニット64が構成する領域内をいう。
図4(b)に示すように、カード基板63の一方の基板面(搭載面)S1には、検査側端子74が設けられ、他方の基板面S2にはニードル側端子71及び配線端子76が設けられている。
また、検査用LSI61の背面(搭載面S1側の面)には、図示しない端子(以下、背面端子と記載する)が設けられ、この背面端子とカード基板63の検査側端子74とが半田ボール等の電気的接続部材73により機械的・電気的に接続されている。そして、配線端子76は、貫通配線75、検査側端子74、電気的接続部材73、貫通配線72を介して検査用LSI61に設けられた検査装置用インタフェース回路(第2のIF回路)65と接続されている。第2のIF回路65と配線端子76とは、図示しない内部配線により接続されている。
なお、ニードル側端子71及び配線端子76は、検査装置本体70と図示しない配線により接続されている。また、貫通配線72と第2のIF回路65とは、検査用LSI61の図示しない内部配線により接続されている。従って、検査装置本体70からの信号は、配線端子76、第2のIF回路65を介して被検査用LSI11に向けて出力される。また、被検査用LSI11からの信号は、図示しない内部配線により接続された第2のIF回路65と配線端子76とを介して検査装置本体70に入力する。
ニードル62は、カード基板63に垂直に支持されたピンである。このようにニードル62を垂直ピンとすることにより、隣り合うニードル62の干渉が防止でき、またニードル62をカード基板63の搭載面S1に投影した際の投影面積を最も小さくできる。従って、検査用LSI61を高密度にカード基板63に実装できるようになる。
なお、ニードル62が垂直ピンであることは、ニードル62が搭載面S1に対して正確に90度の角度で設けられていることを要件とするものではない。少なくとも隣り合うニードル62間で干渉が生じない範囲での傾斜は許容される。
ところで、図2(a)や図4(a)においては、縦横3×3の被検査用LSI11や検査用LSI61を持つ半導体ウェハ10及びプローブカード60が示されている。また、1つの検査用LSI61に対して8本のニードル62が示され、被検査用LSI11に対して8個のパッド2が示されているが、これらの数は例示である。特に、ニードル62の本数はどのような信号がニードル62を介して被検査用LSI11に供給されるかにより決るため、その本数は限定する必要がない。例えば、このニードル62を介して被検査用LSI11に電源供給するような場合に、被検査用LSI11の電源の種類(VDD、VSS、GND等)や供給する電流値等に応じてニードル62の本数を設定する。
図5は、検査用LSI61をブロック図で示したプローブカード60の模式図である。第2のIF回路65は、入出力非接触チャネル66Aを構成する入出力IF部(第1の入出力回路)65A、入力非接触チャネル66Bを構成する入力IF部(第2の入出力回路)65B、出力非接触チャネル66Cを構成する出力IF部(第2の入出力回路)65Cを含んでいる。即ち、非接触チャネル66は、入出力非接触チャネル66A、入力非接触チャネル66B、出力非接触チャネル66Cを含んでいる。また、ニードル62は接触チャネル67を含んでいる。
なお、検査用LSI61と被検査用LSI11とは、先の仮定により磁気結合による通信を行うので、被検査用LSI11の入出力非接触チャネル18A、出力非接触チャネル18B、入力非接触チャネル18Cは、検査用LSI61の入出力非接触チャネル66A、入力非接触チャネル66B、出力非接触チャネル66Cに対応している。
入出力IF部65Aは、出力用アンテナ84,入力用アンテナ85、変調器78、復調器79、モード切替部87を備える。モード切替部87は、モードセレクタ80及び制御バッファ86を備える。また、入力IF部65Bは、入力用アンテナ85、復調器79を備え、出力IF部65Cは、出力用アンテナ84、変調器78を備える。
第2のIF回路65は、被検査用LSI11の第1のIF回路14及びバッファ回路17と同様の作用をなす。即ち、第2のIF回路65の出力用アンテナ84、入力用アンテナ85、変調器78、復調器79及びモード切替部87は、第1のIF回路14の出力用アンテナ25、入力用アンテナ26、変調器27、復調器28及びモード切替部31に、それぞれ対応する。
無論、検査用LSI61の第2のIF回路65、被検査用LSI11の第1のIF回路14、バッファ回路17の構成は例示であり、他の構成を用いることも可能である。例えば、出力用アンテナと入力用アンテナを1つのアンテナで行う構成が可能である。
また、上記説明では、検査用LSI61の第2のIF回路65は、被検査用LSI11の第1のIF回路14と同一のチャネル構成であったが、異なるチャネル構成であっても良い。即ち、被検査用LSI11の第1のIF回路14は、入出力非接触チャネルについては入出力IF部で構成され、入力非接触チャネルについては入力IF部で構成され、出力非接触チャネルについては出力IF部で構成されていた。これにより、無駄な回路の形成を防止し、被検査用LSI11の大型化を抑制すると共に、歩留まり低下や製造コストの増大が抑制した。
しかし、被検査用LSI11には、種々の目的に応じて設計された半導体装置が含まれる。これらの半導体装置は、標準化等の要請から、異なる機能であってもパッドの数、形成位置、チップサイズが同じ場合がある。例えば、一方の被検査用LSIの1番ピンは入力非接触チャネルであるが、他方の被検査用LSIの1番ピンは出力非接触チャネルであるような2つの被検査用LSIを考える。このような場合に、検査用LSIの1番ピンが出力非接触チャネルであると、一方の被検査用LSIは検査できるが、他方の被検査用LSIは検査できないことになる。
このように、複数種の被検査用LSIの検査に対応できるようにするためには、検査用LSIの全てのチャネルを入出力IFとすることが好ましい。即ち、検査用LSIの第2のIF回路は、全て入出力IFで構成し、被検査用LSIの第1のIF回路はそれぞれ機能に応じて入出力IF、入力IF、出力IFとする。これにより、プローブカードの汎用性が高まるようになる。
無論、被検査用LSIがカスタムLSIのように標準化の規定に従っていない半導体装置もある。このような半導体装置を検査するためのプローブカードは、汎用性を求める必要がないため、検査用LSIのチャネルは、被検査用LSI11のチャネルに対応させた方が好ましい。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも発明の範囲に含まれるものであることは言うまでもない。
2A,14 第1のIF回路(被検査装置用インタフェース回路)
4,61 検査用LSI(検査装置)
5,11 被検査用LSI(被検査装置)
6 第1の入出力回路
7,13 端子回路
10 半導体ウェハ
12 LSIコア
12a 制御信号
13A 入出力端子回路
13B 出力端子回路
13C 入力端子回路
13D 直接入力端子回路
14A 入出力IF部(第2の入出力回路)
14B 出力IF部(第1の入出力回路)
14C 入力IF部(第1の入出力回路)
15 パッド
17 バッファ回路
17A 入出力バッファ部
17B 出力バッファ部
17C 入力バッファ部
22,83 バッファセレクタ
29,80 モードセレクタ
30 制御バッファ
31 モード切替部
60 プローブカード
62 ニードル
65 第2のIF回路(検査装置用インタフェース回路)
65A 入出力IF部
65B 入力IF部
65C 出力IF部

Claims (7)

  1. 検査装置により検査される被検査装置に設けられた端子回路と接続されて、前記検査装置と非接触で通信する第1の入出力回路を備え、かつ、
    前記端子回路が前記被検査装置に信号を入力する回路の場合には、前記第1の入出力回路は入力回路により形成され、
    前記端子回路が前記被検査装置から信号を出力する回路の場合には、前記第1の入出力回路は出力回路により形成されていることを特徴とする被検査装置用インタフェース回路。
  2. 請求項1に記載の被検査装置用インタフェース回路であって、
    前記端子回路が信号を前記被検査装置に入力し、また前記被検査装置からの信号を出力する回路の場合には、前記入力回路及び前記出力回路により形成された第2の入出力回路を備えることを特徴とする被検査装置用インタフェース回路。
  3. 請求項2に記載の被検査装置用インタフェース回路であって、
    前記第1の入出力回路及び前記第2の入出力回路の少なくとも一方は、前記検査装置と磁界結合又は電界結合により通信することを特徴とする被検査装置用インタフェース回路。
  4. 請求項2又は3に記載の被検査装置用インタフェース回路であって、
    前記第2の入出力回路は、当該第2の入出力回路を前記入力回路のモード又は前記出力回路のモードに切替えるモード切替部を備えることを特徴とする被検査装置用インタフェース回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の被検査装置用インタフェース回路を含む被検査装置を備えることを特徴とする半導体ウェハ。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の被検査装置用インタフェース回路と非接触で通信する入力回路又は出力回路のいずれか1つの回路を備えることを特徴とする検査装置用インタフェース回路。
  7. 請求項6に記載の検査装置用インタフェース回路を含む検査装置が搭載されていることを特徴とするプローブカード。
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