JP2011202907A - 空気清浄機 - Google Patents

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Hiroaki Kurihara
裕明 栗原
Osamu Eguchi
修 江口
Yukihiro Fujiwara
幸弘 藤原
Tadashi Miki
匡 三木
Kazuhiro Kuroyama
和宏 黒山
Yasuhiro Umekage
康裕 梅景
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Abstract

【課題】従来の空気清浄機では、ベッド上を清浄化できるが、清浄化気流がベッドの外にはずれベッド上全体を清浄化できなくなったり、ベッド上で発生した塵埃や菌、アレルゲン、ウィルス等を周囲に吹き飛ばしてしまったりするという課題を有していた。
【解決手段】ベッド部8と、送風ファン部9と、フィルタ部10と、前記ベッド部8の頭側に設けられ前記ベッド部8の足側に向けた清浄化気流16を発生させる吹き出し部11と、前記ベッド部8の足側に設けられる吸い込み部12と、前記吸い込み部12と前記フィルタ部10と前記送風ファン部9と前記吹き出し部11を連結するダクト部13を備え、前記吸い込み部12は前記清浄化気流16の下流域17に設けられ前記清浄化気流16を吸引する構成とした空気清浄機。
【選択図】図1

Description

本発明は、気流を発生させ室内の局所的な空間を清浄化する空気清浄機に関するものである。
従来、この種の空気清浄機としては、ベッドの頭側に設けられた吹き出し部からベッド上に清浄化気流を発生させ、ベッド上を清浄にしているものがあった。(例えば特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の空気清浄機の側面図を示すものである。
図7において、空気清浄機はベッド部1を有しており、ベッド部1の下方には送風ファン部2とフィルタ部3が配置されている。ベッド部1の頭側にはベッド部1の足側に向けて清浄化気流4を発生させる吹き出し部5が設けられており、ベッド部1の足側の下方には吸い込み部6が設けられている。吸い込み部6とフィルタ部3と送風ファン部2と吹き出し部5はダクト部7で連結されている。
特開2000−171067号公報
しかしながら、従来の空気清浄機では、ベッド部の頭側に設けられた吹き出し部から清浄化気流が出されることで、清浄化気流はベッド部上の頭側から足側まで流れた後にそのまま勢いで自然とほぼ真っ直ぐにベッドの周囲へ流れるため、ベッド部頭側に清浄な空気を届けると同時にベッド部上で発生した塵埃や菌、アレルゲン、ウィルス等の汚染物質をベッド部足側やベッドの周囲といった下流域に搬送することができるが、清浄化気流はベッド部上の就寝者や病人の体勢などの変化に対して容易に変化して下流域まで到達しにくいという課題を有していた。また、ベッド上にいる就寝者や病人によりベッド部上で発生した汚染物質はベッドの周囲へと吹き飛ばされてしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ベッド部上の全体を清浄化し同時にベッド部上で発生した汚染物質を回収することができる空気清浄機の提供を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気清浄機では、ベッド部の足側に設けられる吸い込み部を清浄化気流の下流域に設けたものである。
吹き出し部から流された清浄化気流が吸い込み部の影響を受けない場合に自然と流れつく空間である清浄化気流の下流域に吸い込み部を設けることで、ベッド部の下方といった下流域でない空間に吸い込み部を設けた場合に清浄化気流を引き込むために発生する流れの不自然な曲がりを発生させることが無く、清浄化気流は吹き出し部から吹き出される力に加えて吸い込み部で吸い込まれる力も加わることになるため、清浄化気流は頭側から足側までより確実に流れるようになる。同時に清浄化気流はベッド部足側から吸い込み部へと流れ吸い込み部で吸引されベッド部の周囲へは流れないため、清浄化気流によって運ばれるベッド上で発生した塵埃や菌、アレルゲン、ウィルス等の汚染物質が周囲に吹き飛ばされることなく吸い込み部によって回収できる。
本発明の空気清浄機は、ベッド部上の全体に清浄化気流を流すことができるため、ベッド部上の全体を清浄化でき、同時にベッド部上で発生する塵埃や菌、アレルゲン、ウィルス等の汚染物質を周囲に吹き飛ばすことが無いため、周囲の空間も清浄に保つことができる。
本発明の実施の形態1における空気清浄機の側断面図 本発明の実施の形態2における空気清浄機の側断面図 同、空気清浄機の他の構成例を示す図 本発明の実施の形態3における空気清浄機の側断面図 同、風向変更時の空気清浄機の側断面図 同、風向変更時の空気清浄機の平面図 同、従来の空気清浄機の側断面図
第1の発明は、ベッド部と、送風ファン部と、フィルタ部と、前記ベッド部の頭側に設けられ前記ベッド部の足側に向けた清浄化気流を発生させる吹き出し部と、前記ベッド部の足側に設けられる吸い込み部と、前記吸い込み部と前記フィルタ部と前記送風部と前記吹き出し部を連結するダクト部を備え、前記吸い込み部は前記清浄化気流の下流域に設けられ前記清浄化気流を吸引する構成とした空気清浄機とすることにより、清浄化気流はベッド部の下方といった下流域でない空間に吸い込み部を設けた場合に清浄化気流を引き込むために発生する流れの不自然な曲がりを発生させることが無く、清浄化気流は吹き出し部から吹き出される力に加えて吸い込み部で吸い込まれる力も加わることになるため、清浄化気流は頭側から足側までより確実に流れるようになる。同時に清浄化気流はベッド部足側から吸い込み部へと流れ吸い込み部で吸引されベッド部の周囲へは流れないため、清浄化気流によって運ばれるベッド上で発生した塵埃や菌、アレルゲン、ウィルス等の汚染物質が周囲に吹き飛ばされることがなく吸い込み部によって回収できる。
第2の発明は、特に第1の発明の吸い込み部を、吹き出し部に対して略対向して設けられる構成とすることにより、吸い込み部付近で清浄化気流の方向が大きく方向が変わることがなくなるため、清浄化気流はより確実にベッド頭側から足側に流れて吸い込み部で吸引されるようになる。また清浄化気流の方向が大きく方向を変える際、慣性によって汚染物質が清浄化気流から飛び出し周囲に吹き飛ばされることがないため、周囲の空間を清浄に保つことができる。
第3の発明は、特に第1の発明の吸い込み部を、ベッド部の上面よりも高い位置に設けられる構成とすることにより、吸い込み部がベッド上にいる就寝者や病人、またはベッド上の寝具などによって塞がれ清浄化気流が吸い込み部で吸引されなくなることがない。
第4の発明は、特に第3の発明の吸い込み部を、鉛直方向からベッド部上面側に傾けて設置され、ベッド部の上面の低い空間から多くの空気を吸い込む構成とすることにより、清浄化気流はベッド上面に沿って流れるようになり、壁面に沿って流れるコアンダ効果によって清浄化気流はベッド部の上面から離れにくくなるためベッド部の足側まで到達しやすくなる。したがってベッド上で発生した汚染物質を確実に吸い込み部で回収できる。
第5の発明は、特に第1の発明の吸い込み部を、ベッド部の上面の高さと同じ高さでベッド部との間に段差や隙間がないように設けることにより、吸い込み部がベッド部上面より高い位置に設けられた場合に起こりうる、ベッド部上面に沿って移動してきた汚染物質が吸い込み部まで持ち上がらずにベッド部上面に残ってしまうことが無く、そのままベッド部上に沿って移動させることで吸い込み部で回収でき、ベッド部上を清浄化することができる。また吸い込み部がベッド部上面より低い位置に設けられた場合に起こりうる、ベッド部上面に沿って移動してきた汚染物質がベッド部上面から落ちた場合にその勢いで吸い込み部を通り過ぎ周囲にまき散らされることが無いため、周囲の空間も清浄に保つことができる。
第6の発明は、特に第1の発明の吸い込み部と吹き出し部を、風向変更手段を有し吸い込み部の風向変更手段は吹き出し部の風向変更手段に従って連携動作する構成とすることにより、清浄化したい空間の位置が変わり吹き出し部から出される清浄化気流の風向が変化しても吸い込み部は清浄化気流の下流域に風向変更手段を向けて吸引を行えるため、確実にベッド部上を清浄にすることができ、周囲の空間も清浄に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気清浄機の側断面図を示すものである。
図1において、空気清浄機にはベッド部8が設けられている。ベッド部8の下方には送風ファン部9とフィルタ部10が設けられており、ベッド部8の頭側には吹き出し部11が配置され、ベッド部8の足側には吸い込み部12が配置されている。また吸い込み部12とフィルタ部10と送風ファン部9と吹き出し部11はダクト部13によって連結されている。ベッド部8には就寝者14がおり、ベッド部8上には塵埃や菌、アレルゲン、ウィルス等の汚染物質15が存在している。
吹き出し部11から就寝者14に向けて清浄化気流16が形成されている。清浄化気流16はベッド部8の頭側から足側に向けて、ベッド部8の上面及び就寝者14の上を沿って流れている。ベッド部8の足側で、吹き出し部11によって形成された清浄化気流16が自然と到達する下流域17に吸い込み部12は位置している。清浄化気流16は吸い込み部12から空気清浄機の内部へと吸引される。
吸い込み部12はベッド部8の上面よりも高い位置に設けられており、吹き出し部11と吸い込み部12は略対向して設けられている。また、吸い込み部12は垂直方向からベッド部8の上面側に傾けて設置されており、ベッド部8上方の高い位置の空間からは空気を吸わず、ベッド部8の上面側の低い空間から主に空気を吸い込む構成となっている。
以上のように構成された空気清浄機について、以下その動作、作用を説明する。
まず空気清浄機が動作されると、送風ファン部9がダクト部7の内部に空気を流す。吸い込み部12から吸引された空気がフィルタ部10によって塵埃や菌、アレルゲン、ウィルス等の汚染物質15が取り除かれ清浄化される。この清浄化された空気は送風ファン部9を経て吹き出し部11へと到達し、吹き出し部11から清浄化気流16としてベッド部8上へと吹き出される。
吹き出し部11はベッド部8の頭側に設けられているため、清浄化気流16はベッド部8上にいる就寝者14の頭にすぐに到達し、ベッド部8上は頭側から清浄化されていく。就寝者14は清浄化気流16によって届けられた清浄な空気で呼吸するため快適であると同時に汚染物質15に害される危険が無い。
続いて清浄化気流16はベッド部8の頭側から足側に向かって流れる。ここで吸い込み部12はベッド部8の上面側の低い空間から主に空気を吸い込む構成となっているため清浄化気流16はベッド部8の上面に沿って流れる。壁面に沿って流れるコアンダ効果によって清浄化気流16はベッド部8の上面から離れにくくなりベッド部8の足側まで到達しやすくなる。
しかしその過程で、例えば就寝者14が清浄化気流16の流れを妨げる体勢になっている場合や、布団などの寝具が清浄化気流16の流れを妨げる障害物と場合などには、それら障害によって清浄化気流16はベッド部8の周囲へと出るよう風向を変えられてしまうことがある。しかしこの際も吸い込み部12はベッド部8の上面よりも高い位置に設けられているため、吸い込み部12が就寝者14や寝具によって塞がれることはなく吸い込み部12で吸引を行うことが出来る。吸い込み部12吸引によって清浄化気流16は再び本来の下流域へと風向を変え、最終的には足側に向かう流れとなる。
清浄化気流16は就寝者14に清浄な空気を届けると同時に汚染物質15を流れに乗せて吸い込み部12へと搬送していく。清浄化気流16はベッド部8上を頭側から足側まで流れるため、ベッド部8上の空間全体に存在する汚染物質15が清浄化気流16によって除去される。
ベッド部8の足側まで到達した清浄化気流16は吸い込み部12で吸引される。吸い込み部12と吹き出し部11は略対向に配置されているため、清浄化気流16は大きく方向を曲げることなくほぼ真っ直ぐに吸い込み部12へと吸引されていく。清浄化気流16が大きく曲がらないことから、慣性によって汚染物質15が清浄化気流16の流れから外れることもなく吸い込み部12へと回収される。そのため周囲に汚染物質15が吹き飛ばされることがなく、周囲の空間も清浄に保つことができる。
吸い込み部12から空気清浄機内へと吸引された清浄化気流16はフィルタ部10で汚染物質15を除去された後、再び吹き出し部11から清浄化気流16としてベッド部8上へと吹き出される。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における空気清浄機の側断面図を示すものである。
図2において、空気清浄機にはベッド部8が設けられている。ベッド部8の下方には送風ファン部9とフィルタ部10が設けられており、ベッド部8の頭側には吹き出し部11が配置され、ベッド部8の足側には吸い込み部12が配置されている。また吸い込み部12とフィルタ部10と送風ファン部9と吹き出し部11はダクト部13によって連結されている。ベッド部8には就寝者14がおり、ベッド部8上には塵埃や菌、アレルゲン、ウィルス等の汚染物質15が存在している。
吹き出し部11から就寝者14に向けて清浄化気流16が形成されている。清浄化気流16はベッド部8の頭側から足側に向けて、ベッド部8の上面及び就寝者14の上を沿って流れている。ベッド部8の足側で、吹き出し部11によって形成された清浄化気流16が自然と到達する下流域17の側面に近い位置に吸い込み部12は設けられている。清浄化気流16は吸い込み部12から空気清浄機の内部へと吸引される。
吹き出し部11は垂直方向からベッド部8の上面側に傾けて設置されている。また吸い込み部12はベッド部8の上面の高さと同じ高さに設けられておりベッド部8との間に段差や隙間は無い。そのため吸い込み部12がベッド部8の上面より高い位置に設けられた場合に起こりうる、汚染物質15が吸い込み部12まで持ち上がらずにベッド部8の上面に残ってしまうことが無い。また吸い込み部12がベッド部8の上面より低い位置に設けられた場合に起こりうる、ベッド部8の上面にそって移動してきた汚染物質15がベッド部8の上面から落ちた場合にその勢いで吸い込み部12を通り過ぎ周囲にまき散らされることも無い。ベッド部8の上面に沿って移動して来た汚染物質15はそのまま吸い込み部12で回収される。
以上のように構成された空気清浄機について、以下その動作、作用を説明する。
まず空気清浄機が動作されると、送風ファン部9がダクト部7の内部に空気を流す。吸い込み部12から吸引された空気がフィルタ部10によって汚染物質15が取り除かれ清浄化される。この清浄化された空気は送風ファン部9を経て吹き出し部11へと到達し、吹き出し部11から清浄化気流16としてベッド部8上へと吹き出される。
吹き出し部11はベッド部8の頭側に設けられているため、清浄化気流16はベッド部8上にいる就寝者14の頭にすぐに到達し、ベッド部8上は頭側から清浄化されていく。就寝者14は清浄化気流16で呼吸するため快適であると同時に汚染物質15に害される危険が無い。
続いて清浄化気流16はベッド部8の頭側から足側に向かって流れる。しかしその過程で、例えば就寝者14が清浄化気流16の流れを妨げる体勢になっている場合や、布団などの寝具が清浄化気流16の流れを妨げる障害物と場合などには、それら障害によって清浄化気流16はベッド部8の周囲へと出るよう風向を変えられてしまうことがある。しかし吸い込み部12によって吸引されることで清浄化気流16は再び風向を変え、最終的には足側に向かう流れとなる。
清浄化気流16は就寝者14に清浄な空気を届けると同時に汚染物質15を流れに乗せて吸い込み部12へと搬送していく。清浄化気流16はベッド部8上を頭側から足側まで流れるため、ベッド部8上の空間全体に存在する汚染物質15が清浄化気流16によって除去される。汚染物質15の中でも比重が大きいものは清浄化気流16にのって浮遊しないが、清浄化気流16に押されてベッド部8上を転がりつつ足側へと搬送される。これによってベッド部8上の全体が清浄化される。
ベッド部8の足側まで到達した清浄化気流16は吸い込み部12で吸引され、清浄化気流16にのって流れる汚染物質15も吸い込み部12に吸引される。また汚染物質15の中でも比重が大きいものは清浄化気流16に押されてベッド部8上を転がった後に落下するように吸い込み部12の内部へと入っていく。そのため周囲に汚染物質15が吹き飛ばされることがなく、周囲の空間も清浄に保つことができる。
なお、本実施の形態において吸い込み部12は水平に設置され、ベッド面8と同一平面となっているが図3に示した空気清浄機の他の構成例のように吸い込み部12の端部のみベッド部8の上面の高さと同じ高さに設ける構成としてもかまわない。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3における空気清浄機の側断面図を示すものである。
図4において、空気清浄機にはベッド部8が設けられている。ベッド部8の下方には送風ファン部9とフィルタ部10が設けられており、ベッド部8の頭側には吹き出し部11が配置され、ベッド部8の足側には吸い込み部12が配置されている。また吸い込み部12とフィルタ部10と送風ファン部9と吹き出し部11はダクト部13によって連結されている。ベッド部8には就寝者14が横になった状態で存在し、ベッド部8上には塵埃や菌、アレルゲン、ウィルス等の汚染物質15が存在している。
吹き出し部11と吸い込み部12は風向変更手段18を有している。また風向変更手段18は無線連携具19を有している。吸い込み部側の風向変更手段18Bは吹き出し部側の風向変更手段18Aが操作されると、その情報を無線連携具19によって取得し動作する構成となっている。吹き出し部側の風向変更手段18Aは就寝者14の頭に向くようベッド部8の上面に向けられており、吸い込み部側の風向変更手段18Bもベッド部8に向けられている。
吹き出し部11から就寝者14に向けて清浄化気流16が形成されている。清浄化気流16は吹き出し部側の風向変更手段18Aによってベッド部8に向けられており、ベッド部8の上面に当たった後に頭側から足側に向けてベッド部8の上面及び就寝者14の上を沿って流れる。ベッド部8の足側で、吹き出し部11によって形成された清浄化気流16が自然と到達する下流域17に吸い込み部12は位置している。清浄化気流16は吸い込み部12から空気清浄機の内部へと吸引される。
図5は、本発明の実施の形態3における風向変更時の空気清浄機の側断面図を示すものである。
図5において、就寝者14はベッド部8上で座った状態になっている。
吹き出し部側の風向変更手段18Aは就寝者14自身や第三者(図示せず)によって、就寝者14の顔の位置へと向けられ上向きになっている。吸い込み部側の風向変更手段18Bも無線連携具19により吹き出し部側の風向変更手段18Aの動作情報を取得して動作し、上向きの状態になっている。
吹き出し部11から就寝者14の顔近くに向けて清浄化気流16が形成されている。清浄化気流16は吹き出し部11から吹き出された後、就寝者14の顔近くに到達する。吸い込み部12は吸い込み側風向変更手段18Bを上向きにしているため、ベッド部8の上方を流れる清浄化気流16をより強く吸引し、それによって清浄化気流16は方向を変え最終的に吸い込み部12に吸引される。
図6は、本発明の実施の形態3における風向変更時の空気清浄機の平面図を示すものである。
図6において、就寝者14はベッド部8上の側面側に偏った位置に横たわっている。
吹き出し部側の風向変更手段18Aは就寝者14自身や第三者(図示せず)によって、就寝者14の顔の位置へと向けられベッド部8の側面方向へと向けられている。吸い込み部側の風向変更手段18Bも無線連携具19により吹き出し部側の風向変更手段18Aの動作情報を取得して動作し、ベッド部8の側面方向へ向けられている。
吹き出し部11から就寝者14の顔近くに向けて清浄化気流16が形成されている。清浄化気流16は吹き出し部11から吹き出された後、就寝者14の顔近くに到達する。吸い込み部12は吸い込み側風向変更手段18Bをベッド部8の側面側に向けているため、ベッド部8の側面側を流れる清浄化気流16をより強く吸引し、それによって清浄化気流16は方向を変え最終的に吸い込み部12に吸引される。
以上のように構成された空気清浄機について、以下その動作、作用を説明する。
まず空気清浄機が動作されると、送風ファン部9がダクト部7の内部に空気を流す。吸い込み部12から吸引された空気がフィルタ部10によって汚染物質15が取り除かれ清浄化される。この清浄化された空気は送風ファン部9を経て吹き出し部11へと到達し、吹き出し部11から清浄化気流16として吹き出される。
吹き出し部11には吹き出し側風向変更手段18Aが設けられているため、清浄化気流16の風向は吹き出し側風向変更手段18Aの方向によって変化する。
吹き出し側風向変更手段18Aは就寝者14自身や第三者(図示せず)によって操作され就寝者14の頭に向けられる。また吸い込み側風向変更手段18Bもそれに伴って動作し清浄化気流16が吹き出される方向に向けられる。例えば、就寝者14が横たわっている状態であれば風向変更手段18は両者共に下に向け、就寝者14が座った状態であれば風向変更手段18は両者とも上に向けられる。また、図6に示したように就寝者14がベッド部8の側面側に偏った状態でいる場合には、吹き出し側風向変更手段18Aと吸い込み側風向変更手段18Bは正面から見ると左右逆向きに設定される。
いずれの場合も吹き出し側風向変更手段18は就寝者14の頭に向けられているため、清浄化気流16は就寝者14の頭に到達する。就寝者14は清浄化気流16で呼吸するため快適であると同時に汚染物質15に害される危険が無い。清浄化気流16はその後吸い込み部12によって吸引されて方向を変え汚染物質15と共に吸い込み部12で回収される。そのためベッド部8上を清浄化でき、周囲の空間も清浄に保つことができる。
以上のように、本発明にかかる空気清浄機は気流によって局所的な空間を清浄化する装置に適用できる。
8 ベッド部
9 送風ファン部
10 フィルタ部
11 吹き出し部
12 吸い込み部
13 ダクト部
16 清浄化気流
17 下流域
18 風向変更手段

Claims (6)

  1. ベッド部と、送風ファン部と、フィルタ部と、前記ベッド部の頭側に設けられ前記ベッド部の足側に向けた清浄化気流を発生させる吹き出し部と、前記ベッド部の足側に設けられる吸い込み部と、前記吸い込み部と前記フィルタ部と前記送風ファン部と前記吹き出し部を連結するダクト部を備え、前記吸い込み部は前記清浄化気流の下流域に設けられ前記清浄化気流を吸引する構成とした空気清浄機。
  2. 吸い込み部は、吹き出し部に対して略対向して設けられる構成とした請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 吸い込み部は、ベッド部の上面よりも高い位置に設けられる構成とした請求項1に記載の空気清浄機。
  4. 吸い込み部は、垂直方向からベッド部上面側に傾けて設置され、ベッド部の上面の低い空間から多くの空気を吸い込む構成とした請求項3に記載の空気清浄機。
  5. 吸い込み部は、ベッド部の上面の高さと同じ高さでベッド部との間に段差や隙間がないように設けた請求項1に記載の空気清浄機。
  6. 吸い込み部と吹き出し部は、風向変更手段を有し吸い込み部の風向変更手段は吹き出し部の風向変更手段に従って連携動作する構成とした請求項1に記載の空気清浄機。
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