JP2011202881A - 空気調和機用サービスバルブ及び分離型空気調和機 - Google Patents

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豊子 石川
Kazuo Mochizuki
和男 望月
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Abstract

【課題】冷凍サイクル内部で異常圧力が発生した場合であっても、サービスバルブのキャップの天面部の飛散を防止し、安全性を向上させること。
【解決手段】空気調和機の室外機側の冷媒配管が接続される第1の接続口と、空気調和機の室内側の冷媒配管が接続される第2の接続口と、上記第1の接続口と第2の接続口を連通又は非連通状態にするように操作される弁棒が収納された弁棒収納部と、上記弁棒の非操作時に上記弁棒収納部の外周面に螺着され弁棒収納部を封止する第1のキャップとを有する空気調和機用サービスバルブにおいて、上記第1のキャップの天面部に薄肉部を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、分離型空気調和機の設置時や移設時に用いられる空気調和機用サービスバルブ及びこの空気調和機用サービスバルブが組み込まれた分離型空気調和機に関する。
分離型空気調和機の据付や移設を容易にするとともに、冷媒流路の開閉を安全に行うためのサービスバルブが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
空気調和機用サービスバルブ200は、図9に示すように、四方に円筒状の開口部を有し、内部に十字状の流路を有する弁本体210を備えている。
弁本体210には、一端に弁座221を備えた流体接続口(第1の接続口)222が設けられ、室外機110の冷媒配管123が接続される。弁本体210の中央部を弁室223としてその内周面にメネジ224が形成されている。上記第1の接続口222と対向して弁室223の側方には弁棒収納部225が設けられている。上記上記第1の接続口222と弁棒収納部225を結ぶ方向とは直交する方向に、室外機120側の冷媒配管123が接続される流体接続口(第2の接続口)226と試験用開口227が設けられている。
弁室223内には、先端に弁体230を備えると共に中央胴部にメネジ224に螺合するオネジ231が形成され、側方中心部に回転操作用の六角穴232を有すると共に外周に弁棒収納部225の内周壁と圧接するOリング233を備えた弁棒部234が螺合している。弁棒部234の進退により上記第1の接続口222と第2の接続口226との間の連通又は非連通状態を切り換えることができる。Oリング233により弁棒部234操作中の冷媒の漏れを防止できる。弁棒部234は、その非操作時に弁棒収納部225の外周面に螺着され弁棒収納部225を封止するキャップ300によりシールされている。また、試験用開口227内には、冷凍サイクル130内を真空引きするためのバルブコア235が装着され、さらに外側にチャージポートキャップ236が設けられている。
従来、キャップ300は、図10に示すように、円筒状に形成されたキャップ本体310を備え、キャップ本体310の一端は天面部320により閉じられ、内壁面にはメネジ330が形成されている。また、天面部320とメネジ330との間には、内部に向けて突出したキャップシール部340が設けられている。キャップシール部340は、キャップ300が弁棒収納部225の外周に螺合した際に、弁棒収納部225に当接してシールする機能を有している。また、Oリング233が劣化して外部に漏れた冷媒の圧力は天面部320で受ける構造となっている。なお、天面部320の厚さは2mm程度に設定されている。
特開2000−310460号公報 特開平6−213536号公報 実開平5−36268号公報
上述した空気調和機用サービスバルブでは、次のような問題があった。すなわち、天面部320が平面構造であるため、異常圧力発生時には、図11に示す応力解析結果のように天面部320の内面外周部全周に亘って応力が集中し(応力集中部X)、最終的には内面外周部全周が破断して、天面部320が飛び出す等、安全性に問題があった。
そこで本発明は、冷凍サイクル内部で異常圧力が発生した場合であっても、サービスバルブのキャップの天面部の飛散を防止し、安全性を向上させることができる空気調和機用サービスバルブ及びこの空気調和機用サービスバルブが組み込まれた分離型空気調和機を提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の空気調和機用サービスバルブ及び分離型空気調和機は次のように構成されている。
(1)空気調和機の室外機側の冷媒配管が接続される第1の接続口と、空気調和機の室内側の冷媒配管が接続される第2の接続口と、上記第1の接続口と第2の接続口を連通又は非連通状態にするように操作される弁棒が収納された弁棒収納部と、上記弁棒の非操作時に上記弁棒収納部の外周面に螺着され弁棒収納部を封止する第1のキャップとを有する空気調和機用サービスバルブにおいて、上記第1のキャップの天面部の一部に他の部分よりも肉厚の薄い薄肉部を設けたことを特徴とする。
(2)室外熱交換器と圧縮機を備えた室外機と、室内熱交換器を備えた室内機とを有する分離型空気調和機において、上記室外機側の冷媒配管と上記室内機側の冷媒配管を接続する(1)に記載の空気調和機用サービスバルブを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、冷凍サイクル内部で異常圧力が発生した場合であっても、サービスバルブのキャップの天面部の飛散を防止し、安全性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る空気調和機用サービスバルブのキャップを示す縦断面図。 同キャップを示す斜視図。 同キャップの応力解析結果を示す説明図。 同キャップの第1変形例を一部切欠して示す側面図。 同キャップを示す底面図。 同キャップの第2変形例を一部切欠して示す側面図。 同キャップを示す平面図。 本発明の一実施の形態に係る分離型空気調和機の構成を示す説明図。 空気調和機用サービスバルブを示す縦断面図。 空気調和機用サービスバルブに取り付けられた従来のキャップを一部切欠して示す側面図。 同キャップの応力解析結果を示す説明図。
図8は、本発明の一実施の形態に係る分離型空気調和機100の構成を示す説明図である。なお、図8中破線矢印は暖房時の冷媒通流方向、実線矢印は冷房時の冷媒通流方向を示している。
分離型空気調和機100は、室外機110と、室内機120と、これら室外機110及び室内機120を含む冷凍サイクル130を備えている。冷凍サイクル130は、室外機110に収容された圧縮機113と、四方弁114と、マフラー115と、室内機120に収容された室外熱交換器121と、室外機110に収容された電動膨張弁116と、キャピラリチューブ117と室外熱交換器112を順次接続して形成されている。111は室外機110に収容された室外熱交換器112に熱交換空気を送風するプロペラファンであり、122は室内機120に収容された室内熱交換器121に熱交換空気を送風する横流ファンである。
また、室内機120は、冷媒配管123,123、室外機110に設けられたサービスバルブ20,20を介して室外機110に分離可能に接続されている。
図1は本発明の一実施の形態に係る空気調和機用サービスバルブ20のキャップ30を示す縦断面図、図2はキャップ30を示す斜視図である。なお、空気調和機用サービスバルブ20の構成は、図9に示した空気調和機用サービスバルブ200と同様であるので、同一機能部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
なお、空気調和機用サービスバルブ20は、キャップ300の代わりに、キャップ(第1のキャップ)30を備えている。
キャップ30は、図1,2に示すように、円筒状に形成されたキャップ本体31を備え、キャップ本体31の一端は天面部32により閉じられ、内壁面にはメネジ33が形成されている。また、天面部32とメネジ33との間には、内部に向けて突出したキャップシール部34が設けられている。キャップシール部34は、キャップ30が弁棒収納部225の外周に螺合した際に、弁棒収納部225に当接してシールする機能を有している。また、Oリング233が劣化して外部に漏れた冷媒の圧力は天面部32で受ける構造となっている。
ここで、キャップ30の天面部32は、一部が他の部分より薄肉に形成され、薄肉部32aが形成されている。例えば、他の部位分の最大厚みt1は3mm、薄肉部32aの最小厚みt2は2mmに設定されている。
このように構成されていると、何らかの理由により、冷凍サイクル130内の圧力が異常高圧となった場合、Oリング233が劣化していると、冷媒の圧力を天面部32が受けることとなる。この時、図3に示す応力解析結果のように薄肉部32aに応力が集中し(応力集中部X)、最終的には薄肉部32aのみが破断する。この時、厚さの厚い他の部分は破断しないため、天面部32が飛び出したりすることはなく、安全性を維持することができる。
また、安全性を向上させるために、天面部32全体の肉厚を厚くするだけでは、材料費が高くなるため、薄肉部32aを設けて破断させることで、低コストで安全性を向上させることができる。
図4は、キャップ30の第1変形例に係るキャップ30Aを一部切欠して示す側面図、図5はキャップ30Aを示す底面図である。
キャップ30Aには、天面部32内面側に溝加工を施して他の部分よりも肉厚の薄い薄肉部32bが形成されている。本変形例においても薄肉部32bが先に破断するため、上述したキャップ30と同様の効果を得ることができる。
図6は、キャップ30の第2変形例に係るキャップ30Bを一部切欠して示す側面図、図7はキャップ30Bを示す平面図である。
キャップ30Bには、天面部32にV溝状の加工を施し、中央で十字となるように薄肉部32cを形成したものである。本変形例においても薄肉部32b、すなわち十字の中央からめくれるようにして破断するため、上述したキャップ30と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した例では、キャップ30について薄肉部32aを設けた点を説明したが、図2に示すチャージポートキャップ(第2のキャップ)236についても同様に薄肉部を設けるようにしても同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。薄肉部を設ける位置は天面部の表側でも裏側でもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
冷凍サイクル内部で異常圧力が発生した場合であっても、サービスバルブのキャップの天面部の飛散を防止し、安全性を向上させることができる空気調和機用サービスバルブ及びこの空気調和機用サービスバルブが組み込まれた分離型空気調和機を提供できる。
20…空気調和機用サービスバルブ、30,30A,30B…キャップ、31…キャップ本体、32…天面部、32a,32b,32c…薄肉部、33…メネジ、34…キャップシール部34、100…分離型空気調和機。

Claims (3)

  1. 空気調和機の室外機側の冷媒配管が接続される第1の接続口と、空気調和機の室内側の冷媒配管が接続される第2の接続口と、上記第1の接続口と第2の接続口を連通又は非連通状態にするように操作される弁棒が収納された弁棒収納部と、上記弁棒の非操作時に上記弁棒収納部の外周面に螺着され弁棒収納部を封止する第1のキャップとを有する空気調和機用サービスバルブにおいて、
    上記第1のキャップの天面部の一部に他の部分よりも肉厚の薄い薄肉部を設けたことを特徴とする空気調和機用サービスバルブ。
  2. さらに空気調和機の冷凍サイクル内の真空引きを行うためのチャージポートと、上記チャージポートの外周面に螺着され上記チャージポートを封止する第2のキャップを備え、
    上記第2のキャップの天面部の一部に他の部分よりも肉厚の薄い薄肉部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機用サービスバルブ。
  3. 室外熱交換器と圧縮機を備えた室外機と、室内熱交換器を備えた室内機とを有する分離型空気調和機において、
    上記室外機側の冷媒配管と上記室内機側の冷媒配管を接続する請求項1又は請求項2に記載の空気調和機用サービスバルブを備えたことを特徴とする分離型空気調和機。
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