JP2011202209A - 耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材並びにその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 質量%で、C:0.002〜0.050%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、Mo:0.05%以上、0.20%未満、B:0.0003〜0.0030%、N:0.0010〜0.0100%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.002〜0.100%を含有し、更に、P、S、Oの各々の含有量を、P<0.0200%、S<0.0100%、O<0.0100%に制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、Mo及びBの含有量[質量%]が、Mo/B≦286を満足することを特徴とする耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。
【選択図】 図1
Description
C :0.002%以上、0.050%以下、
Si:0.01%以上、0.50%以下、
Mn:0.50%以上、2.00%以下、
Mo:0.05%以上、0.20%未満、
B :0.0003%以上、0.0030%以下、
N :0.0010%以上、0.0100%以下、
Ti:0.005%以上、0.030%以下、
Al:0.002%以上、0.100%以下
を含有し、更に、P、S、Oの各々の含有量を、
P :0.0200%未満、
S :0.0100%未満、
O :0.0100%未満
に制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、Mo及びBの含有量[質量%]が、下記(式1)を満足することを特徴とする耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。
Mo/B≦286 ・・・ (式1)
Cu:0.30%以下、
Ni:0.30%以下、
Nb:0.020%未満、
の1種又は2種以上を含有し、Mo、Cu、Ni、Nb、Bの含有量[質量%]が、下記(式2)を満足することを特徴とする上記(1)に記載の耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。
(Mo+1.6Cu+1.3Ni+8.5Nb)/B≦286 ・・・ (式2)
V :0.20%以下、
Zr:0.10%以下、
Cr:0.20%以下、
W :0.30%以下
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。
Mg:0.0005〜0.0050%、
Ca:0.0005〜0.0050%、
Y :0.001〜0.050%、
La:0.001〜0.050%、
Ce:0.001〜0.050%
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか1項に記載の耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。
Ceq=C+Mn/6+(Ni+Cu)/15+(Cr+Mo+V)/5・・・(式3)
Pcm=C+Si/30+(Mn+Cu+Cr)/20+Ni/60+Mo/15
+V/10+5B ・・・(式4)
ここで、C、Si、Mn、Ni、Cu、Cr、Mo、V、及び、Bは、各元素の含有量
[質量%]である。
(Mo+1.6Cu+1.3Ni+8.5Nb)/B≦286
を満足すると、SR絞り値が30%以上になり、耐再熱脆化性が良好である。即ち、焼入れ性を高めるために、選択的に合金を添加する場合は、Mo/Bに加え、B、Mo、Cu、Ni、Nbの含有量を上記の関係にする必要がある。
Cは、鋼材の強度の向上に有効な元素であり、室温及び高温での強度を確保するため、0.002%以上を添加する。C量の好ましい下限値は0.005%以上であり、更に好ましくは0.010%以上を添加する。Cは、600℃で安定な炭化物を析出させ、高温強度の確保に寄与するものの、0.050%超を添加すると、母材やHAZの低温靭性、耐再熱脆化性が低下するため、上限を0.050%以下とする。C量の好ましい上限は、0.045%以下であり、更に好ましくは0.040%以下とする。
Siは、脱酸元素であるとともに、焼入れ性の向上にも寄与する元素であり、0.01%以上を添加する。Si量の好ましい下限は、0.05%以上であり、0.10%以上の添加が更に好ましい。一方、Siを過剰に添加した場合、HAZに残留オーステナイトが生成し、低温靭性が低下するため、上限を0.50%以下とする。Si量の好ましい上限は、0.45%以下であり、0.40%以下が更に好ましい。
Mnは、焼入れ性の向上に寄与する元素であり、強度及び靭性を向上させるために0.50%以上を添加する。高温強度を高めるには、0.80%以上のMnを添加することが好ましい。Mn量のより好ましい下限は、1.00%以上である。一方、2.00%を超えてMnを添加すると、Ac1変態点が低下し、600℃に再熱された際にHAZの粒界がオーステナイトに変態し、耐再熱脆化性を損なう。Mn量の上限は、1.80%以下が好ましく、1.70%以下が更に好ましい。
Moは、Bと同時に添加することによって、焼入れ性を顕著に高める元素である。また、Moは炭化物を形成する元素であり、高温強度を確保するために、0.05%以上を添加する。Mo量の好ましい下限は、0.08%以上である。一方、過剰に添加すると、600℃程度の高温に加熱された際に、炭化物が粗大化し、耐再熱脆化性が低下するため、上限を0.20%未満とする。Mo量の好ましい上限は、0.15%以下である。
Bは、微量の添加で焼入れ性を上昇させる元素であり、特に、Moと同時に添加すると、著しく焼入れ性が向上する。効果を得るには、0.0003%以上のBを添加することが必要である。アシキュラーフェライトやベイナイトなど、転位密度が高い組織の生成を促進し、高温強度を高めるには、0.0005%以上のBを添加することが好ましい。一方、B量が、0.0030%を超えると、HAZにBの窒化物が析出し、耐再熱脆化特性を損なうため、上限を0.0030%以下とする。B量の好ましい上限は0.0020%以下であり、0.0015%以下が更に好ましい。
Nは、窒化物を生成する元素であり、鋼材の組織を微細化し、低温靭性、特にHAZの低温靭性を高めるために、含有量の下限を0.0010%以上とする。一方、Nを過剰に添加すると、窒化物が粗大化し、低温靭性、特にHAZの低温靭性を損なうため、上限を0.0100%以下とする。また、N量が多い場合、HAZにBの窒化物が生成し、耐再熱脆化性を損なうことがあるため、N量の上限を0.0080%以下にすることが好ましい。N量の更に好ましい上限は、0.0070%以下である。
Tiは、炭化物及び窒化物を形成する元素であり、鋼材の組織を微細化し、低温靭性、特にHAZの低温靭性を向上させるために、0.005%以上を添加する。Ti量の下限は、0.010%以上が好ましい。一方、Tiを過剰に添加すると、粗大な炭化物や窒化物が生成し、低温靭性や耐再熱脆化性を損なうため、上限を0.030%以下とする。Ti量の上限は、0.025%以下が好ましく、0.020%以下がより好ましい。
Alは、鋼材の脱酸に必要な元素であり、0.002%以上を添加する。Al量の下限値は、0.005%以上が好ましい。一方、Al含有量が0.100%を超えると、粗大な酸化物クラスターを形成し、鋼材の低温靱性を損なう場合があり、上限値を0.100%以下とする。Al量の上限は、0.050%以下が好ましい。
S:0.0100%未満
O:0.0100%未満
P、S、Oは、不純物であり、過剰に含有すると、母材及びHAZの低温靭性に影響を及ぼし、耐再熱脆化性が低下を損なうため、それぞれ、0.0200%未満、0.0100%未満、0.0100%未満に制限する。P、S、Oの好ましい上限は、0.015%以下、0.008%以下、0.003%以下である。P、S、Oの含有量は、少ないほど好ましいため下限を規定しないが、工業的には不可避的に、それぞれ、0.0005%以上、0.0001%以上、0.0005%以上が含まれる。
本発明は、耐再熱脆化性を確保するためにMoの添加量を抑制し、高温強度を高めるために、Bを添加するため、B量をMo量に対して、相対的に高めることが必要である。本発明らは、(Mo/B)の上限を実験的に286以下と定めた。(Mo/B)の上限は、250以下が好ましく、200以下がより好ましく、150以下が更に好ましく、100以下が最適である。(Mo/B)の下限は、Mo量の下限とB量の上限によって決定される。
Cuは、焼入れ性を高め、析出強化に寄与する元素であり、効果を得るために0.01%以上を添加してもよい。しかし、Cuを過剰に添加すると、析出物を生じて低温靭性や耐再熱脆化性を損なうため、Cuを添加する場合は上限を0.30%以下とする。また、Cuを過剰に添加すると、HAZの粒界がオーステナイトに変態して、粒界強度が低下し、耐再熱脆化性を損なうことがある。
Niは、焼入れ性を向上させ、低温靭性の向上にも寄与する元素であり、効果を得るために0.01%以上を添加してもよい。一方、Niを過剰に添加すると、HAZの粒界がオーステナイトに変態して、粒界強度が低下し、耐再熱脆化性を損なうため、Niを添加する場合は、上限を0.30%以下とする。
Nbは、炭化物や窒化物を生成し、鋼材の組織の微細化による低温靭性の向上や、析出強化による強度の向上に寄与する。Nbは、鋼材の焼入れ性を高める元素でもあり、効果を得るために0.001%以上を添加してもよい。一方、Nbの添加量が0.020%以上になると、HAZの粒界に粗大なNbCが析出し、著しい再熱脆化を引き起こすため、Nbを添加する場合は、上限を0.020%未満とする。Nb量は、0.010%以下が好ましく、0.0050%以下が更に好ましい。なお、Nbを添加する場合には、Cの含有量を0.010%以下に抑制することが好ましい。
(Mo+1.6Cu+1.3Ni+8.5Nb)/B≦286 ・・・ (式2)
Cu、Ni、Nbは、再熱脆化を引き起こす元素であるため、Mo/Bの限定に加えて、上記(式2)を満足することが必要である。{(Mo+1.6Cu+1.3Ni+8.5Nb)/B}の上限は、(Mo/B)の上限と同様、実験的に286以下と定めた。{(Mo+1.6Cu+1.3Ni+8.5Nb)/B}の上限は、250以下が好ましく、200以下がより好ましく、150以下が更に好ましく、100以下が最適である。
Vは、炭化物や窒化物を生成し、鋼材の低温靭性や強度の向上に寄与する元素である。Vは、鋼材の焼入れ性を高める元素でもあり、効果を得るために0.01%以上を添加してもよい。一方、Vの添加量が0.20%を超えると、耐再熱脆化性を損なうため、Vを添加する場合は、上限を0.20%以下とする。
Zrは、炭化物や窒化物を生成し、鋼材の組織の微細化による低温靭性の向上や、析出強化による強度の向上に寄与する元素であり、効果を得るために0.001%以上を添加してもよい。一方、Zrの添加量が0.10%を超えると、析出物が粗大になり、特にHAZの低温靭性を損なうため、Zrを添加する場合は、上限を0.10%以下とする。
Crは、鋼材の焼入れ性を高める元素であり、効果を得るために0.01%以上を添加してもよい。一方、Crは、炭化物を生成する元素でもあり、過剰に添加すると、耐再熱脆化性を損なうため、Crを添加する場合は、上限を0.20%以下とする。
Wは、鋼材の焼入れ性を高める元素であり、Bと同時に添加すると、Bの焼入れ性を著しく向上させる効果を有することから、0.01%以上を添加してもよい。一方、Wを過剰に添加すると、粗大な金属間化合物が析出して耐再熱脆化性を損なうため、Wを添加する場合は上限を0.30%以下とする。
Ca:0.0005〜0.005%以下
Y :0.001〜0.050%以下
La:0.001〜0.050%以下
Ce:0.001〜0.050%以下
Mg、Ca、Y、La、Ceは、強力な脱酸元素であり、微細な酸化物を生成して、HAZの粒径の粗大化の防止に有効である。また、Mg、Ca、Y、La、Ceは硫化物を生成する元素でもあり、圧延方向に延伸したMnSの生成を抑制し、熱間加工性や低温靭性の向上に寄与する。これらの効果を得るために、Mg:0.0005%以上、Ca:0.0005%以上、Y:0.001%以上、La:0.001%以上、Ce:0.001%以上の1種又は2種以上を添加してもよい。一方、Mg、Ca、Y、La、Ceを、過剰に添加すると、粗大な酸化物を生成して低温靭性を損なうことがあるため、それぞれ、上限を、Mg:0.005%以下、Ca:0.005%以下、Y:0.050%以下、La:0.050%以下、Ce:0.050%以下にすることが好ましい。低温靭性を確保するためには、それぞれ、上限を、Mg:0.004%以下、Ca:0.004%以下、Y:0.040%以下、La:0.040%以下、Ce:0.040%以下にすることが好ましい。
Ceq=C+Mn/6+(Ni+Cu)/15+(Cr+Mo+V)/5・・・(式3)
Pcm=C+Si/30+(Mn+Cu+Cr)/20+Ni/60+Mo/15
+V/10+5B ・・・(式4)
ここで、C、Si、Mn、Ni、Cu、Cr、Mo、V、及び、Bは、各元素の含有量
[質量%]である。このうち、選択的に含有される元素である、Ni、Cu、Cr、Vを意図的に添加しない場合は、上記(式3)及び(式4)においては、0として計算する。
熱間圧延をオーステナイト域で行うために、鋼片を1100〜1300℃に加熱する。鋼片の加熱温度を1100℃以上にするのは、十分に析出物を鋼中に固溶させるためである。一方、鋼片の加熱温度が高すぎると、組織が粗大になり、低温靭性が低下するため、加熱温度を1300℃以下とする。
加熱後、所定の板厚まで複数回の熱間圧延を行い、仕上温度を800℃以上とする。これは、熱間圧延の仕上温度が800℃未満になると変形抵抗が高くなるためである。また、熱間圧延の仕上温度が800℃未満になると、冷却開始温度が低下して組織が制御できず、低温靭性を損なうことがある。
焼戻し熱処理の保持時間:5分以上360分以内
熱間圧延を行い、放冷した後、焼戻し熱処理を施してもよい。400℃以上で焼戻し熱処理を行うことにより、低温靭性を顕著に高めることができる。低温靭性を高めるためには、焼戻し熱処理の保持時間を5分以上にすることが好ましい。一方、焼戻し熱処理の温度が高すぎると、析出物が粗大化して、高温強度や耐再熱脆化性を損なうことがあるため、650℃未満で焼戻し熱処理を行うことが好ましい。また、焼戻し熱処理の保持時間が360分を超えると、生産性が低下し、加熱温度によっては析出物が粗大化して、高温強度や耐再熱脆化性を損なうことがある。
Claims (7)
- 質量%で、
C :0.002%以上、0.050%以下、
Si:0.01%以上、0.50%以下、
Mn:0.50%以上、2.00%以下、
Mo:0.05%以上、0.20%未満、
B :0.0003%以上、0.0030%以下、
N :0.0010%以上、0.0100%以下、
Ti:0.005%以上、0.030%以下、
Al:0.002%以上、0.100%以下
を含有し、更に、P、S、Oの各々の含有量を、
P :0.0200%未満、
S :0.0100%未満、
O :0.0100%未満
に制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、Mo及びBの含有量[質量%]が、下記(式1)を満足することを特徴とする耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。
Mo/B≦286 ・・・ (式1) - 更に、質量%で、
Cu:0.30%以下、
Ni:0.30%以下、
Nb:0.020%未満、
の1種又は2種以上を含有し、Mo、Cu、Ni、Nb、Bの含有量[質量%]が、下記(式2)を満足することを特徴とする請求項1に記載の耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。
(Mo+1.6Cu+1.3Ni+8.5Nb)/B≦286 ・・・ (式2) - 更に、質量%で、
V :0.20%以下、
Zr:0.10%以下、
Cr:0.20%以下、
W :0.30%以下
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。 - 更に、質量%で、
Mg:0.0005〜0.0050%、
Ca:0.0005〜0.0050%、
Y :0.001〜0.050%、
La:0.001〜0.050%、
Ce:0.001〜0.050%
の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。 - 更に、下記(式3)によって求められるCeqが0.20〜0.40であり、下記(式4)によって求められるPcmが0.05〜0.20であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。
Ceq=C+Mn/6+(Ni+Cu)/15+(Cr+Mo+V)/5・・・(式3)
Pcm=C+Si/30+(Mn+Cu+Cr)/20+Ni/60+Mo/15
+V/10+5B ・・・(式4)
ここで、C、Si、Mn、Ni、Cu、Cr、Mo、V、及び、Bは、各元素の含有量
[質量%]である。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載の鋼成分を有する鋼片を、1100℃以上1300℃以下の温度に加熱し、仕上温度を800℃以上として熱間圧延を行い、その後、放冷することを特徴とする耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材の製造方法。
- 更に、400℃以上650℃未満の温度範囲で、5分以上360分以内の焼戻し熱処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材の製造方法。
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