JP2011200549A - 3次元テンプレート変形方法、装置及びプログラム - Google Patents

3次元テンプレート変形方法、装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】心臓及び心臓系血管の3Dモデルを生成する。
【解決手段】心臓及び心臓系血管を含み且つポリゴンで表される3D templateを格納するデータ格納部から3Dモデルの生成対象となる部位の3D templateを取得し、取得した3D templateの変形基準となる心臓弁を特定し、心臓を含む生体の複数の断層画像から生成される3D volume dataから特定の心臓弁輪の形状を抽出し、取得した3D templateにおける特定の心臓弁輪上に第1基準点を特定し、抽出した弁輪上に第2基準点を特定し、取得した3D templateにおける特定の心臓弁輪上に所定規則で第1基準点から開始点を所定数配置し、抽出した弁輪上に所定規則で第2基準点から目標点を所定数配置し、開始点及び目標点の座標から所定関数の係数を決定し、当該所定関数を用いて、取得した3D templateを変形させる。
【選択図】図2

Description

本技術は、心臓及び心臓周辺の血管を含む3次元テンプレートの変形技術に関する。
近年、心臓の3次元形状モデルが、教育やシミュレーションなどに用いられている。例えば、CT(Computed Tomography)画像やMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像などの断層画像の集合から3次元的な形状を把握するのは多くの経験と知識が必要であるが、3次元形状モデルを生成して表示することで、医療知識が乏しい者でも直観的な認識が可能になる。
なお、心臓の3次元形状モデルを生成する方法としては、以下のような方法がある。例えば図1に示すように、まず、医師が、数百枚にわたる断層画像に対して心筋内壁部、心筋外壁部、血管などの境界線を引き、いずれの部位であるかを指定する。その後、境界線及び部位の情報に従って3次元化された形状を見て、医師が修正を指示し、修正指示に従って3次元形状モデルを形成していく。また、必要に応じて、形成された3次元形状モデルをポリゴン化する。なお、心臓の位置や角度、心室と心房の割合は患者によってバラツキが大きく、病態などによっても異なってくるため、患者毎に、その患者の実際の心臓形状に近い3次元形状モデルを生成することが必要となってくる。
しかしながら、心臓は、多くの血管や周辺臓器、骨などに囲まれており、部位によって厚さの異なる心筋によって複雑に構成されている上、個人差もあるため、断層画像から3次元の位置情報を把握するには、解剖学的な知識と経験が必要である。なお、造影剤のムラや手術跡などによって境界の判別が困難な場合もある。そのため、熟練した医師でないと断層画像から心筋・血管等の境界を識別することは困難である。
特表2001−523027号公報 特開2003−208626号公報 特開2006−072933号公報
F.L. Bookstein, "Principal Warps: Thin-Plate Splines and the Decomposition of Deformations," IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, vol. 11, no. 6, pp. 567-585, June, 1989.
上で述べたように、従来の手法では、患者の心臓の3次元形状モデルを生成するには、知識を有する医師が、数百枚にわたる断層画像に対して境界線を引かなければならないため、手間がかかり且つ知識も必要になる。
従って、本技術の目的は、患者の心臓及び心臓周辺の血管の3次元形状モデルを容易に生成するための技術を提供することである。
本3次元テンプレート変形方法は、心臓及び心臓周辺の血管のうち、3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、ポリゴンで表される3次元テンプレートを格納するテンプレート格納部から、3次元形状モデルの生成対象部位の3次元テンプレートを取得するステップと、生成対象部位の3次元テンプレートの変形において基準となる心臓弁を特定する心臓弁特定ステップと、断層画像格納部に格納されている、心臓を含む生体の複数の断層画像から生成される3次元ボリュームデータにおいて、特定された心臓弁の弁輪の内側の軸を通る平面における切断画像から当該心臓弁の弁輪の形状を抽出し、当該心臓弁の弁輪を表す3次元弁輪データを記憶装置に格納する弁輪抽出ステップと、生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された心臓弁の弁輪上において第1の条件を満たす点を第1の基準点として特定し、記憶装置に格納されている3次元弁輪データで表される弁輪上において第1の条件を満たし且つ第1の基準点に対応する点を第2の基準点として特定する基準点特定ステップと、生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された心臓弁の弁輪上に所定の規則に従って第1の基準点から所定数の開始点を配置し、記憶装置に格納されている3次元弁輪データで表される弁輪上に所定の規則に従って第2の基準点から所定数の目標点を配置し、開始点及び目標点の座標を記憶装置に格納するランドマーク設定ステップと、記憶装置に格納されている開始点及び目標点の座標を用いて、生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出するための所定の関数の係数を算出する係数算出ステップと、算出された係数と所定の関数とを用いて、生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出し、算出した移動先座標に従って生成対象部位の3次元テンプレートを変形し、変形後の3次元テンプレートを生成対象部位の3次元形状モデルとして記憶装置に格納する変形ステップとを含む。
患者の心臓及び心臓周辺の血管の3次元形状モデルを容易に生成できるようになる。
図1は、従来手法の流れを示す図である。 図2は、本実施の形態に係る3次元テンプレート変形装置の機能ブロック図である。 図3は、3次元テンプレートの一例を示す図である。 図4は、3次元テンプレートのデータ構造を示す図である。 図5は、心室部の3次元テンプレートの一例を示す図である。 図6は、心房部の3次元テンプレートの一例を示す図である。 図7は、大動脈の3次元テンプレートの一例を示す図である。 図8は、冠動脈及び冠静脈の3次元テンプレートの一例を示す図である。 図9は、心臓弁の3次元テンプレートの一例を示す図である。 図10は、基準部位データ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図11は、心臓の内部及び心臓周辺の血管を模式的に示す図である。 図12は、3次元テンプレートをある方向から見た場合の一例を示す図である。 図13は、3次元テンプレートを図12とは別の方向から見た場合の一例を示す図である。 図14は、本実施の形態の全体の流れを示す図である。 図15は、断層画像と3次元テンプレートとを示す図である。 図16は、本実施の形態のメインの処理フローを示す図である。 図17は、心室部、心房部、大動脈などの3次元テンプレートに含まれるデータを示す図である。 図18は、3次元ボリュームデータの一例を示す図である。 図19は、ラインデータ生成処理の処理フロー(第1の部分)を示す図である。 図20は、あるスライス面における切断画像の一例を示す図である。 図21は、切断画像から抽出されたエッジの一例を示す図である。 図22は、ラインデータの一例を示す図である。 図23は、ラインデータ生成処理の処理フロー(第2の部分)を示す図である。 図24は、弁輪部を抽出するための処理を説明するための図である。 図25は、ラインデータ生成処理の処理フロー(第3の部分)を示す図である。 図26は、弁輪部を抽出するための処理を説明するための図である。 図27は、弁輪の3次元的な形状を示す図である。 図28は、基準部位におけるラインデータ及びテンプレートデータの一例を示す図である。 図29は、ランドマーク設定処理の処理フロー(第1の部分)を示す図である。 図30は、基準点を決定するための処理を説明するための図である。 図31は、ランドマーク(開始点・目標点)の一例を示す図である。 図32は、ランドマーク設定処理の処理フロー(第2の部分)を示す図である。 図33は、移動ベクトルを説明するための図である。 図34は、テンプレート変形処理の処理フローを示す図である。 図35は、ランドマーク設定画面の画面例を示す図である。 図36は、心軸に対して垂直な平面について変形が行われた3次元形状モデルの一例を示す図である。 図37は、心軸に対して平行な平面について変形が行われた3次元形状モデルの一例を示す図である。 図38は、本実施の形態の第2のメインの処理フロー(第1の部分)を示す図である。 図39は、心軸を説明するための図である。 図40は、本実施の形態の第2のメインの処理フロー(第2の部分)を示す図である。 図41は、影響範囲を説明するための図である。 図42は、本実施の形態の第2のメインの処理フロー(第3の部分)を示す図である。 図43は、コンピュータの機能ブロック図である。 図44は、本技術の第1の態様に係る3次元テンプレート変形方法の処理フローを示す図である。 図45は、本技術の第2の態様に係る3次元テンプレート変形装置の機能ブロック図である。
本技術の一実施の形態に係る3次元テンプレート変形装置の機能ブロック図を図2に示す。本実施の形態に係る3次元テンプレート変形装置は、入力部1と、断層画像データ格納部3と、ボリュームデータ生成部5と、ボリュームデータ格納部7と、テンプレート処理部9と、3次元形状モデル格納部11と、出力部13とを有する。
入力部1は、心臓を含む生体の断層画像(例えばCT画像やMRI画像など)を、図示しない撮影装置(例えばCT装置やMRI装置など)から受信して断層画像データ格納部3に格納したり、ユーザから3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、テンプレート処理部9に処理開始を指示したりする。なお、ネットワークを介して接続される撮影装置又は他のコンピュータに断層画像データ格納部3が含まれるような場合もあり、この場合には、3次元テンプレート変形装置は、必要に応じて、撮影装置又は他のコンピュータから断層画像を取得する。
ボリュームデータ生成部5は、断層画像データ格納部3に格納されているデータを用いて3次元ボリュームデータを生成し、ボリュームデータ格納部7に格納する。出力部13は、ボリュームデータ格納部7及び3次元形状モデル格納部11に格納されているデータを表示装置等に表示する。
テンプレート処理部9は、テンプレート選択部91と、基準部位特定部92と、ラインデータ生成部93と、ランドマーク設定部94と、テンプレート変形部95と、テンプレートデータ格納部96と、基準部位データ格納部97と、ラインデータ格納部98と、ランドマーク格納部99とを含む。テンプレート処理部9は、入力部1から処理開始の指示を受信すると、ボリュームデータ格納部7に格納されている3次元ボリュームデータと、テンプレートデータ格納部96及び基準部位データ格納部97に格納されているデータとを用いて、3次元形状モデルを生成するための処理(詳細は後述)を実施し、生成した3次元形状モデルを3次元形状モデル格納部11に格納する。
テンプレートデータ格納部96には、心臓及び心臓周辺の血管を含み且つポリゴンで構成される3次元テンプレートが格納されている。例えば、図3に示すように、厚みのある心筋を表す構造部や、心筋内壁部の流体を表す流体部を表すデータを3次元テンプレートとして格納しておく。なお、心臓の形状は、個人差があり、病態によっても異なってくるので、本実施の形態では、代表的な3次元テンプレートをいくつか用意しておく。そして、例えば性別、年齢、心臓及び心臓血管に影響する治療履歴(ステント治療、心室縮小術等)及び疾患(心臓肥大、動脈瘤、心臓弁膜症等)などの選択条件をユーザに入力させ、入力された選択条件に一致する又は最も近い3次元テンプレートを処理に使用する。
また、図4に、テンプレートデータ格納部96に格納される3次元テンプレートのデータ構造の一例を示す。図4の例では、3次元テンプレートは、データタイプと、頂点数と、セル数と、頂点座標と、セル構成と、頂点上データと、要素上データとを含むデータ構造で管理される。また、いずれの部位であるかを示すラベル情報などを保持する場合もある。なお、ポリゴンのデータを管理できるようなデータ構造であれば、他のデータ構造を採用することも可能である。
図5乃至図9に、心室部、心房部、大動脈、冠動脈等の周辺血管、心臓弁の各々の3次元テンプレートの一例を示す。図5は、心室部の3次元テンプレートの一例を示しており、右心室及び左心室の各々の外壁及び内壁と、右心室と左心室の間の中隔と、左心室における乳頭筋とが表されている。また、図6は、心房部の3次元テンプレートの一例を示しており、右心房及び左心房の各々の外壁及び内壁と、上下大静脈と、肺静脈と、冠静脈と心耳とが表されている。さらに、図7は、大動脈の3次元テンプレートの一例を示しており、上行大動脈と、大動脈弓と、下行大動脈と、腕頭動脈と、左総頚動脈と、左鎖骨下動脈とが表されている。また、図8は、冠動脈及び冠静脈の3次元テンプレートの一例を示している。さらに、図9は、心臓弁のテンプレートの一例を示しており、黒塗り部分が心臓弁を表している。
また、基準部位データ格納部97には、図10に示すようなデータが予め格納される。図10の例では、基準部位データ格納部97には、生成対象部位別に、3次元テンプレートの変形において基準となる部位・境界の情報が格納されるようになっている。例えば、大動脈の場合、大動脈弁輪と、冠動脈、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々と大動脈との境界と、下行大動脈の終端部の形状とが基準となる。また、左心室の場合、大動脈弁輪と、僧帽弁輪と、心尖部とが基準となる。また、左心房の場合、僧帽弁輪と、左心房と肺静脈との境界とが基準となる。また、右心房の場合、三尖弁輪と、右心房と上下大静脈との境界とが基準となる。また、右心室の場合、肺動脈弁輪と、三尖弁輪とが基準となる。なお、各心臓弁と各血管の位置については図11に示すとおりである。図11は、心臓の内部及び心臓周辺の血管を模式的に示すものであり、心臓部分については内部構造が分かり易いよう切断面で示している。なお、図11における矢印は、血流方向を示している。本実施の形態では、3次元テンプレートの変形において基準となる部位・境界のうち心臓弁輪及び心尖部以外の境界を血管境界と呼ぶ場合もある。
また、例えば図12及び図13に、異なる方向から3次元テンプレートを見た場合の例を示す。図12において、楕円1201は、腕頭動脈と大動脈との境界を示している。また、楕円1202は、左総頚動脈と大動脈との境界を示している。さらに、楕円1203は、左鎖骨下動脈と大動脈との境界を示している。また、楕円1204は、右心房と上大静脈との境界を示している。さらに、楕円1205及び1206は、左心房と肺静脈との境界をそれぞれ示している。また、楕円1207は、下行大動脈の終端部分の形状を示している。
一方、図13において、楕円1301は、腕頭動脈と大動脈との境界を示している。また、楕円1302は、左総頚動脈と大動脈との境界を示している。さらに、楕円1303は、左鎖骨下動脈と大動脈との境界を示している。また、楕円1304は、右心房と上大静脈との境界を示している。さらに、楕円1305は、右心房と下大静脈との境界を示している。また、楕円1306乃至1309は、左心房と肺静脈との境界をそれぞれ示している。さらに、楕円1310は、下行大動脈の終端部分の形状を示している。
次に、図14乃至図42を用いて、3次元テンプレート変形装置の動作について説明する。具体的な処理フローを説明する前に、図14を用いて全体の流れについて説明しておく。まず、(1)今回使用する3次元テンプレートを選択する。例えば性別、年齢、治療履歴、疾患、3次元形状モデルの生成対象部位などをユーザに入力させる。そして、入力された性別、年齢、治療履歴及び疾患に一致する又は最も近い3次元テンプレートを特定し、そのうち生成対象部位の3次元テンプレートを今回使用する3次元テンプレートとして選択する。例えば心室部のみが生成対象部位として指定された場合には、図5に示したような3次元テンプレートを選択する。また、例えば心房部のみが生成対象部位として指定された場合には、図6に示したような3次元テンプレートを選択する。さらに、例えば大動脈のみが生成対象部位として指定された場合には、図7に示したような3次元テンプレートを選択する。
次に、(2)複数の断層画像から3次元ボリュームデータを生成する。そして、(3)おおまかな位置合わせを行う。具体的には、選択された3次元テンプレートと、生成された3次元ボリュームデータとを用いて、図15に示すように、断層画像における心臓形状とおおまかな位置が合うように3次元テンプレートを変形する。
そして、(4)詳細な形状設定を行う。具体的には、ある平面について、変形後の3次元テンプレートの切断画像と3次元ボリュームデータの切断画像とを表示し、ユーザに開始点及び目標点を指定させる。そして、指定された開始点及び目標点に従って3次元テンプレートをさらに変形する。そして、必要に応じて、様々な平面について、この処理を繰り返す。これにより、3次元テンプレートを変形させて、3次元形状モデルを生成できる。以下、具体的な処理フローについて説明する。
図16乃至図34を用いて、図14で示した(1)乃至(3)の動作についての具体的な処理フローを説明する。なお、前提として、患者を撮影した複数の断層画像が断層画像データ格納部3に格納されているものとする。さらに、テンプレートデータ格納部96には、代表的なテンプレートが複数格納され、基準部位データ格納部97には、図10に示したようなデータが格納されているものとする。
まず、例えば医師であるユーザが、表示装置に表示されたテンプレート条件入力画面(図示せず)において、マウスやキーボードを操作し、テンプレートの選択条件を入力する。テンプレートの選択条件には、例えば患者ID、性別、年齢、治療履歴、疾患、3次元形状モデルの生成対象部位(心室、心房、大動脈、心臓弁、冠動脈、冠静脈など)が含まれる。そして、入力部1は、ユーザからテンプレートの選択条件の入力を受け付け(図16:ステップS1)、一旦記憶装置に格納する。なお、3次元テンプレート変形装置が電子カルテシステムと接続されている場合には、患者IDを基に、その患者の性別、年齢、治療履歴及び疾患などの情報を電子カルテシステムから取得するようにしてもよい。
そして、テンプレート処理部9のテンプレート選択部91は、記憶装置に格納された選択条件に従って、テンプレートデータ格納部96に格納されている3次元テンプレートの中から、使用する3次元テンプレートを選択する(ステップS3)。具体的には、性別、年齢、治療履歴及び疾患に従って、これらの条件に一致する又は最も近い3次元テンプレートをテンプレートデータ格納部96から特定し、そのうち生成対象部位の3次元テンプレートを、今回使用する3次元テンプレートとして選択する。そして、選択した3次元テンプレートをテンプレートデータ格納部96から取得し、以降の処理で使用する。
例えば図17に示すように、心室部の3次元テンプレートには、左心室(左心室内壁及び外壁、乳頭筋、腱索)と、右心室(右心室内壁及び外壁)と、心筋境界(左心室右心室境界、左心室左心房境界、右心室右心房境界、左心室大動脈境界)と、流体境界(左心室左心房境界、右心室右心房境界、左心室大動脈境界)と、肺動脈(内壁、外壁、各境界)と、中隔とを表すデータが含まれる。また、心房部分の3次元テンプレートには、左心房(左心室内壁及び外壁)と、右心房(右心房内壁及び外壁)と、心臓血管系(上大静脈、下大静脈及び肺静脈の各々の内壁及び外壁、各境界)と、心筋境界(左心房右心房境界)とを表すデータが含まれる。さらに、大動脈部分の3次元テンプレートには、下行大動脈(内壁、外壁、各境界)と、上行大動脈(内壁、外壁、各境界)と、大動脈弓(内壁、外壁、各境界)と、腕頭動脈(内壁、外壁、各境界)と、左総頚動脈(内壁、外壁、各境界)と、左鎖骨下動脈(内壁、外壁、各境界)とを表すデータが含まれる。また、その他に、冠動脈、冠静脈又は心臓弁(僧帽弁、三尖弁、大動脈弁、肺動脈弁)が生成対象部位として指定されている場合には、これらの3次元テンプレートを使用する。
そして、ボリュームデータ生成部5が、断層画像データ格納部3に格納されている断層画像から3次元ボリュームデータを生成し、ボリュームデータ格納部7に格納する(ステップS5)。例えば線形内挿や多項式補間等の手法を用いて3次元ボリュームデータを生成する。図18に、断層画像から生成される3次元ボリュームデータの一例を示す。なお、3次元ボリュームデータを生成する手法は、周知の技術であるから、これ以上述べない。なお、ステップS3及びステップS5の処理は、並行して実施しても、順番を入れ替えて実施してもよい。
そして、テンプレート処理部9の基準部位特定部92が、記憶装置に格納されている生成対象部位の情報を基に基準部位データ格納部97を検索し、ステップS3において選択した3次元テンプレートを変形する際に基準となる部位(境界)を基準部位として特定する(ステップS7)。例えば、生成対象部位に心室(左心室及び右心室)が含まれる場合には、基準部位データ格納部97(図10)から、大動脈弁輪と、僧帽弁輪と、心尖部と、肺動脈弁輪と、三尖弁輪とが基準部位として特定される。また、生成対象部位に心房(左心房及び右心房)が含まれる場合には、基準部位データ格納部97から、僧帽弁輪と、左心房と肺静脈との境界と、三尖弁輪と、右心房と上下大静脈との境界とが基準部位として特定される。さらに、生成対象部位に大動脈が含まれる場合には、基準部位データ格納部97から、大動脈弁輪と、冠動脈、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々と大動脈との境界と、下行大動脈の終端部形状とが基準部位として特定される。なお、心臓及び心臓周辺の血管の全てが生成対象になっている場合には、基準部位データ格納部97に設定されている全ての部位(境界)が基準となる。心臓弁や心臓血管系の境界などの特徴的な部位を基準にすることで、適切に3次元テンプレートを変形することができる。
そして、ラインデータ生成部93が、ボリュームデータ格納部7及びテンプレートデータ格納部96に格納されているデータを用いて、ラインデータ生成処理を実施する(ステップS9)。ラインデータ生成処理については図19乃至図27を用いて説明する。
まず、ラインデータ生成部93は、基準部位のうち未処理の部位を1つ特定し(図19:ステップS21)、特定した基準部位が血管境界であるか判断する(ステップS23)。
特定した基準部位が血管境界である場合(ステップS23:Yesルート)、ラインデータ生成部93は、いずれの血管境界であるかを表す情報と3次元ボリュームデータとを表示装置に表示し、3次元ボリュームデータにおいて、その血管境界に相当するスライス面の位置をユーザに指定させる。ユーザは、マウスやキーボードを操作し、3次元ボリュームデータを見ながら、血管境界に相当するスライス面の位置を指定する。なお、ユーザは、3次元ボリュームデータを見れば、3次元的な心臓形状を認識することができるため、血管境界に相当するスライス面の位置を容易に指定することができる。そして、入力部1は、ユーザからスライス面の位置の指定を受け付け(ステップS25)、指定されたスライス面の位置情報をラインデータ生成部93に出力する。
そして、ラインデータ生成部93は、入力部1からスライス面の位置情報を受け取ると、3次元ボリュームデータから、スライス面の切断画像データを生成し、一旦記憶装置に格納する(ステップS27)。図20に、あるスライス面における切断画像の一例を示す。そして、ラインデータ生成部93は、切断画像についてエッジ抽出を実施する(ステップS29)。例えば切断画像における輝度値等に従って、臓器又は血管とみなされる部位のエッジ(輪郭)が抽出される。図21にエッジ抽出の処理結果の一例を示す。なお、図21における太枠線は、抽出されたエッジを示している。なお、エッジ抽出については、周知の技術であるため、これ以上述べない。
そして、ラインデータ生成部93は、エッジ抽出の処理結果を表示装置に表示し、血管境界に対応するエッジをユーザに指定させる。ユーザは、マウスやキーボードを操作し、表示されたエッジの中から、血管境界に対応するエッジを指定する。そして、入力部1は、ユーザから血管境界に対応するエッジの指定を受け付け(ステップS31)、指定されたエッジの識別情報をラインデータ生成部93に出力する。
そして、ラインデータ生成部93は、入力部1からエッジの識別情報を受け取ると、当該エッジを表すラインデータを、いずれの血管境界であるかを表す情報と対応付けてラインデータ格納部98に格納する。図22にラインデータの一例を示す。その後、ステップS37の処理に移行する。
一方、ステップS23において、特定した基準部位が血管境界ではないと判断された場合(ステップS23:Noルート)、ラインデータ生成部93は、特定した基準部位が心臓弁の弁輪であるか判断する(ステップS35)。特定した基準部位が心臓弁の弁輪ではない場合(ステップS35:Noルート)、すなわち特定した基準部位が心尖部である場合、ステップS37の処理に移行する。
一方、特定した基準部位が心臓弁の弁輪である場合(ステップS35:Yesルート)、端子Aを介してステップS39(図23)の処理に移行する。
図23の説明に移行して、端子Aの後、ラインデータ生成部93は、いずれの心臓弁であるかを表す情報と3次元ボリュームデータとを表示し、その心臓弁の位置と当該心臓弁の弁輪の内側を通る軸である基準軸とをユーザに指定させる。ユーザは、マウスやキーボードを操作し、3次元ボリュームデータを見ながら、心臓弁の位置と当該心臓弁の弁輪の内側を通る基準軸とを指定する。そして、入力部1は、ユーザから心臓弁の位置と当該心臓弁の弁輪の内側を通る基準軸との指定を受け付け(図23:ステップS39)、心臓弁及び基準軸の位置情報をラインデータ生成部93に出力する。
そして、ラインデータ生成部93は、入力部1から心臓弁及び基準軸の位置情報を受け取ると、基準軸をz軸に設定する(ステップS41)。そして、ラインデータ生成部93は、ユーザにより指定された心臓弁の位置情報に従って、向きを変更した後の3次元ボリュームデータから、心臓弁を含む部分領域を抜き出し(ステップS43)、部分領域のデータを一旦記憶装置に格納する。
そして、ラインデータ生成部93は、部分領域において、z軸を通る面のうち開始面を特定し、開始面における切断画像データを生成して一旦記憶装置に格納する(ステップS45)。そして、ラインデータ生成部93は、切断画像データを表示装置に表示し、弁輪に相当する部位をユーザに指定させる。ユーザは、切断画像を見ながら、弁輪に相当する部位を指定する。例えば、図24に示すように、ユーザは、弁輪に相当する部位を2箇所指定する。なお、図24において、白丸の部分が、ユーザにより指定された部位を示す。そして、入力部1は、切断画像において弁輪に相当する部位の指定を受け付け(ステップS47)、指定された部位の位置情報をラインデータ生成部93に出力する。その後、処理は端子Bを介してステップS49(図25)に移行する。
図25の説明に移行して、端子Bの後、ラインデータ生成部93は、現在の面における切断画像をパターンマッチングに用いるテンプレートとして設定する(図25:ステップS49)。そして、ラインデータ生成部93は、z軸を回転軸として現在の面から所定角(例えば5度)だけ回転させた面を特定する(ステップS51)。そして、ラインデータ生成部93は、開始面から180度回転したか否か判断する(ステップS53)。すなわち、ステップS51において特定された面が開始面と同じ平面であるか判断する。開始面から180度回転していなければ(ステップS53:Noルート)、ラインデータ生成部93は、特定された面(すなわち、回転後の面)について切断画像データを生成し、一旦記憶装置に格納する(ステップS55)。そして、ラインデータ生成部93は、記憶装置に格納された切断画像とテンプレートとのパターンマッチングにより、当該切断画像において弁輪に相当する部位を特定する(ステップS57)。その後、ステップS49の処理に戻る。すなわち、現在の面における切断画像をテンプレートとして設定し、そのテンプレートと、所定角だけ回転させた次の面における断層画像とのパターンマッチングを行い、弁輪に相当する部位(2箇所)を特定する。図26に示すように、開始面から徐々に回転させて、180度回転するまで(すなわち、開始面に戻るまで)、ステップS49乃至ステップS57の処理を繰り返す。
一方、ステップS53において開始面から180度回転したと判断された場合(ステップS53:Yesルート)、ラインデータ生成部93は、弁輪に相当する部位を接続することにより、弁輪部の形状を表すラインデータを生成し、いずれの心臓弁の弁輪であるかを表す情報と対応付けてラインデータ格納部98に格納する(ステップS59)。例えば僧帽弁輪は、図27に示すような鞍型の形状を有している。本実施の形態では、上で述べたように、z軸を回転軸として所定角ずつ回転させながら処理することで、弁輪部の3次元形状を抽出し、3次元形状を表すラインデータを格納する。その後、端子Cを介してステップS37の処理に移行する。
図19の説明に戻って、ラインデータ生成部93は、全ての基準部位について処理が完了したか判断する(ステップS37)。全ての基準部位について処理が完了していなければ(ステップS37:Noルート)、ステップS21の処理に戻り、全ての基準部位について処理が完了するまで上で述べた処理を繰り返す。
一方、全ての基準部位について処理が完了した場合(ステップS37:Yesルート)、本処理を終了し、元の処理に戻る。
以上のようなラインデータ生成処理を実施することにより、心臓弁輪については弁輪部の3次元形状を表すラインデータを生成でき、血管境界については2次元形状を表すラインデータを生成できる。
図16の処理に戻って、ラインデータ生成処理(ステップS9)を実施した後、テンプレート処理部9のランドマーク設定部94が、テンプレートデータ格納部96とラインデータ格納部98とに格納されているデータを用いて、ランドマーク設定処理を実施する(ステップS11)。ランドマーク設定処理では、基準部位毎に、ラインデータで表される当該基準部位の形状と、3次元テンプレートにおける当該基準部位の形状との対応付けを行い、ランドマーク(開始点・目標点)を設定する。なお、図28に、基準部位毎のラインデータとテンプレートデータの一例を示す。ランドマーク設定処理の詳細については図29乃至図32を用いて説明する。
まず、ランドマーク設定部94は、基準部位のうち未処理の部位を1つ特定し(図29:ステップS61)、特定した基準部位が血管境界であるか判断する(ステップS63)。
特定した基準部位が血管境界である場合(ステップS63:Yesルート)、ランドマーク設定部94は、ラインデータ格納部98から、特定した基準部位(血管境界)に係るラインデータを取得する(ステップS65)。また、ランドマーク設定部94は、テンプレートデータ格納部96から、特定した基準部位(血管境界)に係るテンプレートデータを取得する(ステップS67)。なお、ステップS65及びステップS67の処理は、並行して実施しても、順番を入れ替えて実施してもよい。
そして、ランドマーク設定部94は、ラインデータの表す血管境界のエッジとテンプレートデータにおける血管境界のエッジとの各々のエッジ上において、エッジ同士を対応付けるための基準点を特定する(ステップS69)。例えば、血管境界は、楕円又は楕円に近い形状を有しているので、長軸及び短軸が合うように対応付けを行う。そして、図30に示すように、12時方向の点(短軸との交点)を基準点として決定する。なお、基準点の決定方法は、これに限定されず、他の手法を採用することも可能である。
そして、ランドマーク設定部94は、テンプレートデータの示すエッジ上に、基準点からn個のランドマーク(開始点)を等間隔で配置し、各開始点の座標をランドマーク格納部99に登録する(ステップS71)。なお、ランドマークの数は、予め決められた数の場合もあれば、エッジの長さから決定される場合もある。例えばn=5の場合、図31の右側に示すように、基準点に開始点Pt[0]を配置し、時計回りでPt[1]、Pt[2]、・・・、Pt[5]を順に配置する。
そして、ランドマーク設定部94は、ラインデータの示すエッジ上に、基準点からn個のランドマーク(目標点)を等間隔で配置し、各目標点の座標をランドマーク格納部99に登録する(ステップS73)。例えばn=5の場合、図31の左側に示すように、基準点に目標点Pe[0]を配置し、時計回りでPe[1]、Pe[2]、・・・、Pe[5]を順に配置する。なお、開始点及び目標点は、基準点から同じ規則で同じ数だけ配置されるため、Pt[i]とPe[i]とが対応することになる。例えば、図31では、開始点Pt[0]と目標点Pe[0]とが対応し、開始点Pt[1]と目標点Pe[1]とが対応し、開始点Pt[2]と目標点Pe[2]とが対応し、開始点Pt[3]と目標点Pe[3]とが対応し、開始点Pt[4]と目標点Pe[4]とが対応し、開始点Pt[5]と目標点Pe[5]とが対応することになる。なお、開始点と目標点の対応関係が分かるように開始点及び目標点の座標をランドマーク格納部99に格納しておく。また、ステップS71及びステップS73の処理は、並行して実施しても、順番を入れ替えて実施してもよい。その後、ステップS75の処理に移行する。
一方、ステップS63において、特定した基準部位が血管境界ではないと判断された場合(ステップS63:Noルート)、端子Dを介してステップS77(図32)の処理に移行する。
図32の説明に移行して、端子Dの後、ランドマーク設定部94は、特定した基準部位が心臓弁の弁輪であるか判断する(図32:ステップS77)。特定した基準部位が心臓弁の弁輪である場合(ステップS77:Yesルート)、ランドマーク設定部94は、ラインデータ格納部98から、特定した基準部位(弁輪)に係るラインデータを取得する(ステップS79)。また、ランドマーク設定部94は、テンプレートデータ格納部96から、特定した基準部位(弁輪)に係るテンプレートデータを取得する(ステップS81)。なお、ステップS79及びステップS81の処理は、並行して実施しても、順番を入れ替えて実施してもよい。
そして、ランドマーク設定部94は、ラインデータの示す弁輪とテンプレートデータの示す弁輪との各々の弁輪上において、弁輪同士を対応付けるための基準点を特定する(ステップS83)。例えば、三尖弁、大動脈弁及び僧帽弁の各々の弁輪の中心を結ぶ三角形の重心を特定し、その重心から最も近い点を基準点として特定する。なお、基準点の決定方法は、これに限定されず、他の手法を採用することも可能である。
そして、ランドマーク設定部94は、テンプレートデータの示す弁輪上に、基準点からn個のランドマーク(開始点)を等間隔で配置し、各開始点の座標をランドマーク格納部99に登録する(ステップS85)。本ステップの処理は、基本的にはステップS71の処理と同じである。
そして、ランドマーク設定部94は、ラインデータの示す弁輪上に、基準点からn個のランドマーク(目標点)を等間隔で配置し、各目標点の座標をランドマーク格納部99に登録する(ステップS87)。本ステップの処理は、基本的にはステップS73の処理と同じである。なお、上でも述べたように、開始点と目標点の対応関係が分かるように開始点及び目標点の座標をランドマーク格納部99に格納する。また、ステップS85及びステップS87の処理は、並行して実施しても、順番を入れ替えて実施してもよい。その後、端子Eを介してステップS75(図29)の処理に移行する。
一方、ステップS77において、特定した基準部位が心臓弁の弁輪ではないと判断された場合(ステップS77:Noルート)、ランドマーク設定部94は、特定した基準部位が心尖部であるか判断する(ステップS89)。特定した基準部位が心尖部でなければ(ステップS89:Noルート)、端子Eを介してステップS75(図29)の処理に移行する。
一方、特定した基準部位が心尖部である場合(ステップS89:Yesルート)、ランドマーク設定部94は、3次元ボリュームデータにおける心尖部を特定する(ステップS91)。なお、3次元ボリュームデータを表示し、心尖部をユーザに指定させるような場合もある。
そして、ランドマーク設定部94は、3次元テンプレートにおける心尖部に開始点を設定し、特定した心尖部に目標点を設定し、開始点及び目標点の座標をランドマーク格納部99に格納する(ステップS93)。その後、端子Eを介してステップS75(図29)の処理に移行する。
図29の説明に戻って、ランドマーク設定部94は、全ての基準部位について処理が完了したか判断する(ステップS75)。全ての基準部位について処理が完了していなければ(ステップS75:Noルート)、ステップS61の処理に戻り、全ての基準部位について処理が完了するまで上で述べた処理を繰り返す。
一方、全ての基準部位について処理が完了した場合(ステップS75:Yesルート)、本処理を終了し、元の処理に戻る。
図16の処理に戻って、ランドマーク設定処理(ステップS11)を実施した後、テンプレート処理部9のテンプレート変形部95が、ステップS3において選択された3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点を変形対象として選択する(ステップS13)。そして、テンプレート変形部95は、テンプレートデータ格納部96とランドマーク格納部99とに格納されているデータを用いて、テンプレート変形処理を実施する(ステップS15)。テンプレート変形処理については図33及び図34を用いて説明する。なお、本実施の形態では、TPS(Thin-Plate Spline)変形を利用して、3次元テンプレートの変形を行う。TPS変形の詳細については、背景技術の欄で示した非特許文献1などを参照のこと。
なお、テンプレート変形処理の具体的な処理フローを説明する前に、3次元テンプレートの変形に用いる関数について説明する。本実施の形態では、以下に示す関数z(x,y)を用いて、変形対象となっている頂点の移動先の位置を計算する。
なお、(1)式において、a1+a2x+a3yは、線形処理であり、面の移動を示している。また、ΣwiU([xii]−[xy])は、非線形処理であり、スプライン面の生成を示している。そして、関数z(x,y)によって、移動後の座標が算出され、移動ベクトルの座標系で表される。すなわち、図33に示すように、開始点と目標点をつなぐベクトルをz座標とし、当該ベクトルと直交するx,y座標で表される(原点は、ベクトルの開始点となる)。なお、Uは任意の関数を示し、pはランドマークの個数を示している。また、(1)式において、変数a1、a2、a3、wi(i=1,2,・・・,p)は、未知変数であり、以下の連立方程式を解くことにより、変数a1、a2、a3、wiの値を求める。
ここで、Kは、p×p行列であり、i行j列目の要素をKijとすると、Kij=U(|[xii]−[xjj]|)で表される。なお、|[xii]−[xjj]|は、座標xiiと座標xjjとの間の距離を示している。また、(2)式におけるP、O、w、a、v、oは、以下に示すような行列である。なお、ランドマークの位置については、z(x,y)の値が既に分かっているので、既知の値が以下に示すようなP、vに設定される。また、PTは、Pの転置行列である。
なお、図33において、曲線3301は、ポリゴンで表現される面を模式的に示している。詳細は後で説明するが、局所的な変形を行う場合には、ランドマーク(開始点)を基準にして影響範囲が決定され、影響範囲内にある頂点が変形対象となる。なお、図33では、曲線3301の太線部分が、影響範囲となっている。
以下、テンプレート変形処理の処理フローについて説明する。まず、テンプレート変形部95は、ランドマーク格納部99から各ランドマークに係る開始点及び目標点の座標を取得し、開始点及び目標点の座標から、(1)式における変数a1、a2、a3、wiの値を算出する(図34:ステップS101)。具体的には、ランドマークに従って、(2)式におけるK、P、PT、vに値を代入し、連立方程式を解くことにより、変数a1、a2、a3、wiの値を求める。そして、テンプレート変形部95は、ステップS101において算出した変数a1、a2、a3、wiの値を(1)式に設定する(ステップS103)。そして、ステップS13において選択した各頂点について、(1)式を用いて移動先の位置を計算する(ステップS105)。なお、ランドマークが設定されている点については、z(x,y)が分かっているので、移動先の位置を計算しなくとも良い。
そして、テンプレート変形部95は、各頂点の移動先の位置を用いて、3次元テンプレートを変形させ、変形後の3次元テンプレートを3次元形状モデルとして3次元形状モデル格納部11に格納する(ステップS107)。その後、元の処理に戻る。
図16の処理に戻って、テンプレート変形処理(ステップS15)を実施した後、出力部13が、3次元形状モデル格納部11に格納された3次元形状モデルを表示装置等に表示する(ステップS17)。その後、本処理を終了する。
以上のような処理を実施することにより、断層画像における心臓形状の位置及び角度に合うよう心臓の3次元テンプレートを変形させ、3次元形状モデルを生成することができる。なお、心臓と血管との境界や心臓弁など、血流の出入り口となる部位が、心臓の特徴的な位置となる。このような特徴的な位置を基準として変形を行うことで、患者の実際の心臓形状に近い3次元形状モデルを生成することができる。また、数百枚にわたる断層画像に対して心筋内壁部、心筋外壁部、血管などの境界線を引く手間が省け、医師の負担を大幅に減らすことができる。
また、例えば腱索などの部位は、CT画像やMRI画像などの断層画像に写りにくく、断層画像から判別するのは困難であるが、上で述べた手法によれば、そのような部位を含む3次元形状モデルを容易に生成することができる。
次に、図35乃至図42を用いて、図14で示した(4)の動作についての具体的な処理フローを説明する。なお、以下で説明する処理は、生成された3次元形状モデルの細部の形状を、断層画像における心臓形状に合わせるための処理である。例えば、図35に示すようなランドマーク画面において、ユーザが、手動でランドマーク(開始点・目標点)を設定しながら、3次元形状モデルの変形を行っていく。
図35に示した画面では、xy面のスライダー3501のつまみ3501aと、yz面のスライダー3502のつまみ3502aと、zx面のスライダー3503のつまみ3503aとを動かすことによって、スライス面を指定できるようになっている。そして、切断画像表示欄3504には、3次元ボリュームデータと3次元形状モデルとの各々におけるスライス面の切断画像が表示されるようになっている。なお、切断画像表示欄3504における白丸「○」は、開始点を示しており、黒丸「●」は、目標点を示している(以下、同様)。また、全体的な変形を行うか、局所的な変形を行うかを、ラジオボタン3505で選択可能となっている。ラジオボタンで「局所領域」が選択された場合には、ユーザは、影響距離を入力欄3506に入力し、影響範囲をポリゴンの接続情報に依存させるか否かをチェックボックス3507で指定する。なお、影響範囲については後で図41を用いて説明する。また、ランドマークの表示・非表示の切り替えボタン3508によって、切断画像表示欄3504におけるランドマーク(開始点・目標点)の表示・非表示を切り替え可能となっている。さらに、「add point」(ランドマークの追加)、「move point」(ランドマークの移動)及び「delete point」(ランドマークの削除)のいずれの操作を行うかをラジオボタン3509で選択可能となっている。また、テンプレートの表示・非表示の切り替えボタン3510によって、切断画像表示欄3504における3次元テンプレートの表示・非表示を切り替え可能となっている。さらに、変形結果の表示・非表示の切り替えボタン3511によって、切断画像表示欄3504における変形結果の表示・非表示を切り替え可能となっている。例えば、ユーザは、図36に示すように、心軸に対して垂直な複数平面上にランドマークを設定したり、図37に示すように、心軸に対して平行な複数平面上にランドマークを設定したりしながら、3次元形状モデルの変形を行う。
図38に、図14で示した(4)の動作についての具体的な処理フローを示す。なお、図38に示す処理フローを開始する前に、図14(1)乃至(3)の動作が事前に完了しているものとする。まず、入力部1が、3次元ボリュームデータについて、ユーザから心軸の指定を受け付け(図38:ステップS111)、指定された心軸の位置情報をテンプレート変形部95に出力する。なお、図39に示すように、僧帽弁輪部の中心である心基部と心尖部とを通る軸を心軸と呼ぶ。
そして、テンプレート変形部95は、入力部1から心軸の位置情報を受け取ると、ボリュームデータ格納部7から3次元ボリュームデータを読み出し、3次元形状モデル格納部11から3次元形状モデルを読み出す。そして、テンプレート変形部95は、3次元ボリュームデータ及び3次元形状モデルの各々について、心軸をz軸に設定する(ステップS113)。なお、3次元形状モデルについては、予め3次元テンプレートに含まれる心軸のデータを用いる。
その後、出力部13が、図35に示したようなランドマーク設定画面データを生成し、表示装置に表示する(ステップS115)。そして、ユーザが、表示されたランドマーク設定画面において、スライダー3501乃至3503のつまみ3501a乃至3503aを動かしてスライス面の位置を指定したり、ボタン3508、ボタン3510又はボタン3511をクリックして各情報の表示・非表示を切り替えたりするなどの操作を行う。
そして、入力部1が、ユーザからの操作を受け付け(ステップS117)、受け付けた操作がスライス面の位置の指定であるか判断する(ステップS119)。受け付けた操作がスライス面の位置の指定の場合(ステップS119:Yesルート)、入力部1は、出力部13に、スライス面の切断画像を表示させる。出力部13は、3次元ボリュームデータ及び3次元形状モデルの各々について、指定されたスライス面の切断画像データを生成し、各々の切断画像データを重ね合わせた画像データを生成して、ランドマーク設定画面の切断画像表示欄3504に表示する(ステップS121)。なお、重ね合わせた画像ではなく、各々の切断画像を別々に表示させるようにしてもよい。その後、端子Fを介してステップS153(図42)の処理に移行する。
一方、受け付けた操作がスライス面の位置の指定ではなければ(ステップS119:Noルート)、入力部1は、受け付けた操作が固定点の設定であるか判断する(ステップS123)。なお、テンプレート変形処理において、移動させたくない点がある場合には、その点を固定点として指定する。受け付けた操作が固定点の設定の場合(ステップS123:Yesルート)、テンプレート処理部9のランドマーク設定部94は、固定点として指定された位置に開始点及び目標点を設定する(ステップS125)。すなわち、開始点と目標点とが同じ座標に設定されるため、その点は移動しないこととなる。その後、端子Fを介してステップS153(図42)の処理に移行する。
一方、受け付けた操作が固定点の設定でなければ(ステップS123:Noルート)、端子Gを介してステップS127(図40)の処理に移行する。
図40の説明に移行して、端子Gの後、入力部1は、受け付けた操作がランドマークの追加、移動又は削除であるか判断する(図40:ステップS127)。受け付けた操作がランドマークの追加、移動又は削除でなければ(ステップS127:Noルート)、端子Hを介してステップS141(図42)の処理に移行する。
一方、受け付けた操作がランドマークの追加、移動又は削除の場合(ステップS127:Yesルート)、入力部1は、ランドマーク格納部99にデータを登録したり、ランドマーク格納部99に格納されているデータを更新又は削除したりする。
その後、テンプレート処理部9のテンプレート変形部95が、局所的な変形が指定されているか判断する(ステップS129)。具体的には、図35に示したランドマーク設定画面のラジオボタン3505で「局所領域」が選択されているか判断する。局所的な変形が指定されていなければ(ステップS129:Noルート)、3次元形状モデルに係るポリゴンの頂点を変形対象として選択する(ステップS131)。そして、ステップS139の処理に移行する。
一方、局所的な変形が指定されている場合(ステップS129:Yesルート)、テンプレート変形部95は、影響範囲をポリゴンの接続情報に依存させるか否かを判断する(ステップS133)。具体的には、図35に示したランドマーク設定画面のチェックボックス3507にチェックが付されているか判断する。なお、影響範囲については図41を用いて説明する。
図41は、3次元テンプレートの一部分を示している。なお、図41の頂点4101は、ランドマーク(開始点)であるものとする。例えば、影響範囲をポリゴンの接続情報に依存させない場合には、図41の例では、ランドマーク(開始点)を中心とする半径L(Lは影響距離)の円4100の内側が影響範囲となる。すなわち、ランドマーク(開始点)からの直線距離が影響距離以内の頂点(図41では、4101乃至4104)が変形対象となり、ランドマーク(開始点)からの直線距離が影響距離を超える頂点(図41では、4105)は変形対象外となる。なお、図35に示したランドマーク設定画面の入力欄3506に入力された値を影響距離Lとして用いる。一方、影響範囲をポリゴンの接続情報に依存させる場合には、ランドマーク(開始点)から頂点までの経路の距離が影響距離以内である頂点が変形対象となる。例えば、図41において、頂点4101から頂点4104までの経路が、「頂点4101−>頂点4102−>頂点4103−>頂点4104」であったとすると、エッジ4111の長さと、エッジ4112の長さと、エッジ4113の長さとの合計が、頂点4101から頂点4104までの経路の距離となる。ここで、頂点4101から頂点4104までの経路の距離が影響距離を超える場合には、頂点4104は、円4100の内側にあったとしても変形対象外となる。
そして、影響範囲をポリゴンの接続情報に依存させない場合(ステップS133:Noルート)、すなわちチェックボックス3507にチェックが付されていない場合、テンプレート変形部95は、3次元形状モデルに係るポリゴンの頂点のうち、ランドマーク(開始点)からの直線距離が影響距離以内である頂点を変形対象として選択する(ステップS135)。そして、ステップS139の処理に移行する。
一方、影響範囲をポリゴンの接続情報に依存させる場合(ステップS133:Yesルート)、すなわちチェックボックス3507にチェックが付されている場合、テンプレート変形部95は、3次元形状モデルに係るポリゴンの頂点のうち、ランドマーク(開始点)からの経路の距離が影響距離以内である頂点を変形対象として選択する(ステップS137)。そして、ステップS139の処理に移行する。
そして、テンプレート変形部95は、テンプレートデータ格納部96とランドマーク格納部99とに格納されているデータを用いて、テンプレート変形処理を実施する(ステップS139)。すなわち、ユーザの設定したランドマークを用いてテンプレート変形処理を実施する。なお、テンプレート変形処理は、上で説明した処理(図34)と変わらないため、ここでは説明は省略する。但し、局所的な変更が指示されている場合には、ステップS135又はS137において選択された頂点を対象に、ステップS107(図34)の変形を実行する。なお、変形結果を表示するように設定されている場合には、変形結果を表示する。その後、端子Iを介してステップS153(図42)に移行する。
図42の説明に移行して、端子Hの後、入力部1は、受け付けた操作がランドマークの表示切り替えであるか判断する(図42:ステップS141)。受け付けた操作がランドマークの表示切り替えの場合(ステップS141:Yesルート)、入力部1は、出力部13にランドマークの表示・非表示を切り替えさせる(ステップS143)。出力部13は、ランドマーク設定画面のボタン3508がクリックされたときに切断画像表示欄3504にランドマークが表示されていれば、ランドマークを非表示にする。一方、ボタン3508がクリックされたときに切断画像表示欄3504にランドマークが表示されていなければ、ランドマークを表示するようにする。その後、ステップS153の処理に移行する。
一方、受け付けた操作がランドマークの表示切り替えでなければ(ステップS141:Noルート)、入力部1は、受け付けた操作がテンプレートの表示切り替えであるか判断する(ステップS145)。受け付けた操作がテンプレートの表示切り替えの場合(ステップS145:Yesルート)、入力部1は出力部13にテンプレートの表示・非表示を切り替えさせる(ステップS147)。出力部13は、ランドマーク設定画面のボタン3510がクリックされたときに切断画像表示欄3504にテンプレートが表示されていれば、テンプレートを非表示にする。一方、ボタン3510がクリックされたときに切断画像表示欄3504にテンプレートが表示されていなければ、テンプレートを表示するようにする。その後、ステップS153の処理に移行する。
一方、受け付けた操作がテンプレートの表示切り替えでなければ(ステップS145:Noルート)、入力部1は、受け付けた操作が変形結果の表示切り替えであるか判断する(ステップS149)。受け付けた操作が変形結果の表示切り替えの場合(ステップS149:Yesルート)、入力部1は、出力部13に、変形結果の表示・非表示を切り替えさせる(ステップS151)。出力部13は、ランドマーク設定画面のボタン3511がクリックされたときに切断画像表示欄3504に変形結果が表示されていれば、変形結果を非表示にする。一方、ボタン3511がクリックされたときに切断画像表示欄3504に変形結果が表示されていなければ、変形結果を表示するようにする。その後、ステップS153の処理に移行する。
一方、受け付けた操作が変形結果の表示切り替えでなければ(ステップS149:Noルート)、処理はステップS153に移行する。
そして、入力部1は、ユーザによる操作が終了したか判断する(ステップS153)。例えば、次の操作が行われた場合には(ステップS153:Noルート)、端子Jを介してステップS117(図38)の処理に戻り、上で述べた処理を繰り返す。
一方、次の操作がない場合や操作終了が指示された場合(ステップS153:Yesルート)、本処理を終了する。
以上のような処理を実施することにより、ユーザの指示に従って、3次元形状モデルの細部の形状を、断層画像における心臓形状に合うように変形できるようになる。なお、3次元テンプレートの変形を行う場合、断層画像と3次元テンプレートとの間で3次元的な位置や角度が対応していないと正確なデータが得られないが、本実施の形態では、先におおまかな位置及び角度を合わせているので、問題なく変形を行うことができる。
また、図14で示した(4)の動作では、ユーザは、スライス面に対して、3次元形状モデルと3次元ボリュームデータとの間で各部位の境界の位置が合うようにランドマークを設定するだけで済むので、熟練した医師でなくても、3次元形状モデルの細部の形状を調整することができる。
このように、上で述べた手法によれば、作業コストを大幅に削減でき、少ない医療知識で多様な3次元形状モデルを生成できるようになる。また、生成した3次元形状モデルは、シミュレーションの入力データとして用いることができ、教育などのプレゼンテーションに用いることもできる。
以上本技術の一実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、図2に示した3次元テンプレート変形装置の機能ブロックは必ずしも実際のプログラムモジュール構成と一致するわけではない。データ格納部の構成も同様に一例にすぎない。また、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしてもよい。
また、図35に示した画面例は一例であって、同様の内容を表示する他の画面構成を採用することも可能である。
なお、上で述べた3次元テンプレート変形装置は、コンピュータ装置であって、図43に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本実施の形態をまとめると、以下のようになる。
第1の態様に係る3次元テンプレート変形方法は、心臓及び心臓周辺の血管のうち、3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、ポリゴンで表される3次元テンプレートを格納するテンプレート格納部から、3次元形状モデルの生成対象部位の3次元テンプレートを取得するステップと(図44:S1001及びS1003)、生成対象部位の3次元テンプレートの変形において基準となる心臓弁を特定する心臓弁特定ステップと(図44:S1005)、断層画像格納部に格納されている、心臓を含む生体の複数の断層画像から生成される3次元ボリュームデータにおいて、特定された心臓弁の弁輪の内側の軸を通る平面における切断画像から当該心臓弁の弁輪の形状を抽出し、当該心臓弁の弁輪を表す3次元弁輪データを記憶装置に格納する弁輪抽出ステップと(図44:S1007)、生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された心臓弁の弁輪上において第1の条件を満たす点を第1の基準点として特定し、記憶装置に格納されている3次元弁輪データで表される弁輪上において第1の条件を満たし且つ第1の基準点に対応する点を第2の基準点として特定する基準点特定ステップと(図44:S1009及びS1011)、生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された心臓弁の弁輪上に所定の規則に従って第1の基準点から所定数の開始点を配置し、記憶装置に格納されている3次元弁輪データで表される弁輪上に所定の規則に従って第2の基準点から所定数の目標点を配置し、開始点及び目標点の座標を記憶装置に格納するランドマーク設定ステップと(図44:S1013)、記憶装置に格納されている開始点及び目標点の座標を用いて、生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出するための所定の関数の係数を算出する係数算出ステップと(図44:S1015)、算出された係数と所定の関数とを用いて、生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出し、算出した移動先座標に従って生成対象部位の3次元テンプレートを変形し、変形後の3次元テンプレートを生成対象部位の3次元形状モデルとして記憶装置に格納する変形ステップと(図44:S1017及びS1019)を含む。
このようにすれば、生成対象部位に係る心臓弁を基準として3次元テンプレートの変形が行われ、生成対象部位の3次元形状モデルが生成される。すなわち、数百枚にわたる断層画像に対して境界線を引く作業が不要になるので、手間をかけず且つ少ない医療知識で、3次元形状モデルを生成できるようになる。また、心臓の特徴の一つである心臓弁を基準とすることで、患者の実際の心臓形状に近い3次元形状モデルを生成することができる。
また、上で述べた心臓弁特定ステップが、生成対象部位に左心室が含まれる場合、僧帽弁及び大動脈弁を、基準となる心臓弁として特定するステップと、生成対象部位に右心室が含まれる場合、三尖弁及び肺動脈弁を、基準となる心臓弁として特定するステップと、生成対象部位に左心房が含まれる場合、僧帽弁を、基準となる心臓弁として特定するステップと、生成対象部位に右心房が含まれる場合、三尖弁を、基準となる心臓弁として特定するステップと、生成対象部位に大動脈が含まれる場合、大動脈弁を、基準となる心臓弁として特定するステップとを含むようにしてもよい。このようにすれば、生成対象部位に応じて適切な心臓弁が基準として特定されるので、実際の心臓形状に近くなるように3次元テンプレートを変形することができる。
さらに、変形ステップの後に、切断面の指定を受け付けた場合、3次元ボリュームデータから切断面における第1の切断画像を生成し、3次元形状モデルから切断面における第2の切断画像を生成し、第1の切断画像と第2の切断画像とを重ね合わせた第3の切断画像を表示するステップと、第3の切断画像の表示画面において開始点及び目標点の入力を受け付けた場合、入力された開始点の座標及び目標点の座標を記憶装置に格納し、係数算出ステップ及び変形ステップの処理を実施するステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、実際の心臓形状に、より近い3次元形状を生成できるようになる。
また、生成対象部位に左心室が含まれる場合、係数算出ステップの前に、生成対象部位の3次元テンプレートにおける心尖部の座標を開始点の座標として記憶装置に格納するステップと、係数算出ステップの前に、3次元ボリュームデータにおいて心尖部を特定し、特定した心尖部の座標を目標点の座標として記憶装置に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このように、心臓弁の他に、心尖部を基準として扱うことで、変形後の左心室の位置がより正確になる。
さらに、生成対象部位に左心房が含まれる場合、係数算出ステップの前に、3次元ボリュームデータから、左心房と肺静脈との境界の切断画像を生成し、当該切断画像において肺静脈とみなされる部位の輪郭を表す輪郭データを記憶装置に格納するステップと、係数算出ステップの前に、生成対象部位の3次元テンプレートの境界における肺静脈の輪郭上において第2の条件を満たす点を第3の基準点として特定し、記憶装置に格納されている輪郭データで表される輪郭上において第2の条件を満たす点を第4の基準点として特定するステップと、係数算出ステップの前に、生成対象部位の3次元テンプレートの境界における肺静脈の輪郭上に所定の規則に従って第3の基準点から開始点を配置し、記憶装置に格納されている輪郭データで表される輪郭上に所定の規則に従って第4の基準点から目標点を配置し、開始点及び目標点の座標を記憶装置に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このように、心臓弁の他に、左心房と肺静脈との境界を基準として扱うことで、変形後の左心房の位置がより正確になる。
また、生成対象部位に大動脈が含まれる場合、係数算出ステップの前に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々について、3次元ボリュームデータから、大動脈との境界の切断画像を生成し、当該切断画像において腕頭動脈、左総頚動脈又は左鎖骨下動脈とみなされる部位の輪郭を表す輪郭データを記憶装置に格納するステップと、係数算出ステップの前に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々について、生成対象部位の3次元テンプレートの、大動脈との境界における腕頭動脈、左総頚動脈又は左鎖骨下動脈の輪郭上において第2の条件を満たす点を第3の基準点として特定し、記憶装置に格納されている輪郭データで表される輪郭上において第2の条件を満たす点を第4の基準点として特定するステップと、係数算出ステップの前に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々について、生成対象部位の3次元テンプレートの、大動脈との境界における腕頭動脈、左総頚動脈又は左鎖骨下動脈の輪郭上に所定の規則に従って第3の基準点から開始点を配置し、記憶装置に格納されている輪郭データで表される輪郭上に所定の規則に従って第4の基準点から目標点を配置し、開始点及び目標点の座標を記憶装置に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このように、心臓弁の他に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々と大動脈との境界を基準として扱うことで、変形後の大動脈の位置がより正確になる。
さらに、上で述べた第1の条件が、三尖弁、大動脈弁及び僧帽弁の各々の弁輪の中心を結ぶ三角形の重心から最も近い点であるという条件を含む場合もある。これにより、3次元ボリュームデータから抽出した弁輪と、3次元テンプレートにおける弁輪とを適切に対応付けることができる。
また、上で述べた第2の条件が、血管に相当する楕円と当該楕円における長軸又は短軸との交差する2点のうちいずれかの点であるという条件を含む場合もある。これにより、3次元ボリュームデータから抽出した血管境界の輪郭と、3次元テンプレートにおける血管境界の輪郭とを適切に対応付けることができる。
さらに、上で述べた所定の規則が、開始点又は目標点を等間隔に配置するという規則を含む場合もある。
第2の態様に係る3次元テンプレート変形装置は、ポリゴンで表される3次元テンプレートを格納するテンプレート格納部(図45:1501)と、心臓を含む生体の複数の断層画像を格納する断層画像格納部(図45:1503)と、心臓及び心臓周辺の血管のうち、3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、テンプレート格納部から、3次元形状モデルの生成対象部位の3次元テンプレートを取得するテンプレート選択手段(図45:テンプレート選択部1507)と、生成対象部位の3次元テンプレートの変形において基準となる心臓弁を特定する心臓弁特定手段(図45:心臓弁特定部1509)と、断層画像格納部に格納されている複数の断層画像から生成される3次元ボリュームデータにおいて、特定された心臓弁の弁輪の内側の軸を通る平面における切断画像から当該心臓弁の弁輪の形状を抽出し、当該心臓弁の弁輪を表す3次元弁輪データを記憶装置(図45:1505)に格納する弁輪抽出手段(図45:弁輪抽出部1511)と、生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された心臓弁の弁輪上において第1の条件を満たす点を第1の基準点として特定し、記憶装置に格納されている3次元弁輪データで表される弁輪上において第1の条件を満たし且つ第1の基準点に対応する点を第2の基準点として特定する基準点特定手段(図45:基準点特定部1513)と、生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された心臓弁の弁輪上に所定の規則に従って第1の基準点から所定数の開始点を配置し、記憶装置に格納されている3次元弁輪データで表される弁輪上に所定の規則に従って第2の基準点から所定数の目標点を配置し、開始点及び目標点の座標を記憶装置に格納するランドマーク設定手段(図45:ランドマーク設定部1515)と、記憶装置に格納されている開始点及び目標点の座標を用いて、生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出するための所定の関数の係数を算出する係数算出手段(図45:係数算出部1517)と、算出された係数と所定の関数とを用いて、生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出し、算出した移動先座標に従って生成対象部位の3次元テンプレートを変形し、変形後の3次元テンプレートを生成対象部位の3次元形状モデルとして記憶装置に格納するテンプレート変形手段(図45:テンプレート変形部1519)とを有する。
なお、上で述べたような処理をコンピュータに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
心臓及び心臓周辺の血管のうち、3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、ポリゴンで表される3次元テンプレートを格納するテンプレート格納部から、3次元形状モデルの生成対象部位の3次元テンプレートを取得するステップと、
前記生成対象部位の3次元テンプレートの変形において基準となる心臓弁を特定する心臓弁特定ステップと、
断層画像格納部に格納されている、心臓を含む生体の複数の断層画像から生成される3次元ボリュームデータにおいて、特定された前記心臓弁の弁輪の内側の軸を通る平面における切断画像から当該心臓弁の弁輪の形状を抽出し、当該心臓弁の弁輪を表す3次元弁輪データを記憶装置に格納する弁輪抽出ステップと、
前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上において第1の条件を満たす点を第1の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上において前記第1の条件を満たし且つ前記第1の基準点に対応する点を第2の基準点として特定する基準点特定ステップと、
前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上に所定の規則に従って前記第1の基準点から所定数の開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上に前記所定の規則に従って前記第2の基準点から前記所定数の目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するランドマーク設定ステップと、
前記記憶装置に格納されている前記開始点及び前記目標点の座標を用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出するための所定の関数の係数を算出する係数算出ステップと、
算出された前記係数と前記所定の関数とを用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出し、算出した前記移動先座標に従って前記生成対象部位の3次元テンプレートを変形し、変形後の3次元テンプレートを前記生成対象部位の3次元形状モデルとして前記記憶装置に格納する変形ステップと、
を含み、コンピュータにより実行される3次元テンプレート変形方法。
(付記2)
前記心臓弁特定ステップが、
前記生成対象部位に左心室が含まれる場合、僧帽弁及び大動脈弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
前記生成対象部位に右心室が含まれる場合、三尖弁及び肺動脈弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
前記生成対象部位に左心房が含まれる場合、僧帽弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
前記生成対象部位に右心房が含まれる場合、三尖弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
前記生成対象部位に大動脈が含まれる場合、大動脈弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
を含む付記1記載の3次元テンプレート変形方法。
(付記3)
前記変形ステップの後に、切断面の指定を受け付けた場合、前記3次元ボリュームデータから前記切断面における第1の切断画像を生成し、前記3次元形状モデルから前記切断面における第2の切断画像を生成し、前記第1の切断画像と前記第2の切断画像とを重ね合わせた第3の切断画像を表示するステップと、
前記第3の切断画像の表示画面において前記開始点及び前記目標点の入力を受け付けた場合、入力された前記開始点の座標及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納し、前記係数算出ステップ及び前記変形ステップの処理を実施するステップと、
をさらに含む付記1又は2記載の3次元テンプレート変形方法。
(付記4)
前記生成対象部位に左心室が含まれる場合、
前記係数算出ステップの前に、前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける心尖部の座標を前記開始点の座標として前記記憶装置に格納するステップと、
前記係数算出ステップの前に、前記3次元ボリュームデータにおいて心尖部を特定し、特定した心尖部の座標を前記目標点の座標として前記記憶装置に格納するステップと、
をさらに含む付記1乃至3のいずれか1つ記載の3次元テンプレート変形方法。
(付記5)
前記生成対象部位に左心房が含まれる場合、
前記係数算出ステップの前に、前記3次元ボリュームデータから、左心房と肺静脈との境界の切断画像を生成し、当該切断画像において肺静脈とみなされる部位の輪郭を表す輪郭データを前記記憶装置に格納するステップと、
前記係数算出ステップの前に、前記生成対象部位の3次元テンプレートの前記境界における肺静脈の輪郭上において第2の条件を満たす点を第3の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記輪郭データで表される輪郭上において前記第2の条件を満たす点を第4の基準点として特定するステップと、
前記係数算出ステップの前に、前記生成対象部位の3次元テンプレートの前記境界における肺静脈の輪郭上に前記所定の規則に従って前記第3の基準点から前記開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記輪郭データで表される輪郭上に前記所定の規則に従って前記第4の基準点から前記目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するステップと、
をさらに含む付記1乃至3のいずれか1つ記載の3次元テンプレート変形方法。
(付記6)
前記生成対象部位に大動脈が含まれる場合
前記係数算出ステップの前に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々について、前記3次元ボリュームデータから、大動脈との境界の切断画像を生成し、当該切断画像において腕頭動脈、左総頚動脈又は左鎖骨下動脈とみなされる部位の輪郭を表す輪郭データを前記記憶装置に格納するステップと、
前記係数算出ステップの前に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々について、前記生成対象部位の3次元テンプレートの、大動脈との境界における腕頭動脈、左総頚動脈又は左鎖骨下動脈の輪郭上において第2の条件を満たす点を第3の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記輪郭データで表される輪郭上において前記第2の条件を満たす点を第4の基準点として特定するステップと、
前記係数算出ステップの前に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々について、前記生成対象部位の3次元テンプレートの、大動脈との境界における腕頭動脈、左総頚動脈又は左鎖骨下動脈の輪郭上に前記所定の規則に従って前記第3の基準点から前記開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記輪郭データで表される輪郭上に前記所定の規則に従って前記第4の基準点から前記目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するステップと、
をさらに含む付記1乃至3のいずれか1つ記載の3次元テンプレート変形方法。
(付記7)
前記第1の条件が、三尖弁、大動脈弁及び僧帽弁の各々の弁輪の中心を結ぶ三角形の重心から最も近い点であるという条件を含む
付記1乃至6のいずれか1つ記載の3次元テンプレート変形方法。
(付記8)
前記第2の条件が、血管に相当する楕円と当該楕円における長軸又は短軸との交差する2点のうちいずれかの点であるという条件を含む
付記5又は6記載の3次元テンプレート変形方法。
(付記9)
前記所定の規則が、前記開始点又は前記目標点を等間隔に配置するという規則を含む
付記1乃至6のいずれか1つ記載の3次元テンプレート変形方法。
(付記10)
心臓及び心臓周辺の血管のうち、3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、ポリゴンで表される3次元テンプレートを格納するテンプレート格納部から、3次元形状モデルの生成対象部位の3次元テンプレートを取得するステップと、
前記生成対象部位の3次元テンプレートの変形において基準となる心臓弁を特定する心臓弁特定ステップと、
断層画像格納部に格納されている、心臓を含む生体の複数の断層画像から生成される3次元ボリュームデータにおいて、特定された前記心臓弁の弁輪の内側の軸を通る平面における切断画像から当該心臓弁の弁輪の形状を抽出し、当該心臓弁の弁輪を表す3次元弁輪データを記憶装置に格納する弁輪抽出ステップと、
前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上において第1の条件を満たす点を第1の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上において前記第1の条件を満たし且つ前記第1の基準点に対応する点を第2の基準点として特定する基準点特定ステップと、
前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上に所定の規則に従って前記第1の基準点から所定数の開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上に前記所定の規則に従って前記第2の基準点から前記所定数の目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するランドマーク設定ステップと、
前記記憶装置に格納されている前記開始点及び前記目標点の座標を用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出するための所定の関数の係数を算出する係数算出ステップと、
算出された前記係数と前記所定の関数とを用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出し、算出した前記移動先座標に従って前記生成対象部位の3次元テンプレートを変形し、変形後の3次元テンプレートを前記生成対象部位の3次元形状モデルとして前記記憶装置に格納する変形ステップと、
をコンピュータに実行させるための3次元テンプレート変形プログラム。
(付記11)
ポリゴンで表される3次元テンプレートを格納するテンプレート格納部と、
心臓を含む生体の複数の断層画像を格納する断層画像格納部と、
心臓及び心臓周辺の血管のうち、3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、前記テンプレート格納部から、3次元形状モデルの生成対象部位の3次元テンプレートを取得するテンプレート選択手段と、
前記生成対象部位の3次元テンプレートの変形において基準となる心臓弁を特定する心臓弁特定手段と、
前記断層画像格納部に格納されている前記複数の断層画像から生成される3次元ボリュームデータにおいて、特定された前記心臓弁の弁輪の内側の軸を通る平面における切断画像から当該心臓弁の弁輪の形状を抽出し、当該心臓弁の弁輪を表す3次元弁輪データを記憶装置に格納する弁輪抽出手段と、
前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上において第1の条件を満たす点を第1の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上において前記第1の条件を満たし且つ前記第1の基準点に対応する点を第2の基準点として特定する基準点特定手段と、
前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上に所定の規則に従って前記第1の基準点から所定数の開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上に前記所定の規則に従って前記第2の基準点から前記所定数の目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するランドマーク設定手段と、
前記記憶装置に格納されている前記開始点及び前記目標点の座標を用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出するための所定の関数の係数を算出する係数算出手段と、
算出された前記係数と前記所定の関数とを用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出し、算出した前記移動先座標に従って前記生成対象部位の3次元テンプレートを変形し、変形後の3次元テンプレートを前記生成対象部位の3次元形状モデルとして前記記憶装置に格納するテンプレート変形手段と、
を有する3次元テンプレート変形装置。
1 入力部 3 断層画像データ格納部
5 ボリュームデータ生成部 7 ボリュームデータ格納部
9 テンプレート処理部 11 3次元形状モデル格納部
13 出力部
91 テンプレート選択部 92 基準部位特定部
93 ラインデータ生成部 94 ランドマーク設定部
95 テンプレート変形部 96 テンプレートデータ格納部
97 基準部位データ格納部 98 ラインデータ格納部
99 ランドマーク格納部

Claims (7)

  1. 心臓及び心臓周辺の血管のうち、3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、ポリゴンで表される3次元テンプレートを格納するテンプレート格納部から、3次元形状モデルの生成対象部位の3次元テンプレートを取得するステップと、
    前記生成対象部位の3次元テンプレートの変形において基準となる心臓弁を特定する心臓弁特定ステップと、
    断層画像格納部に格納されている、心臓を含む生体の複数の断層画像から生成される3次元ボリュームデータにおいて、特定された前記心臓弁の弁輪の内側の軸を通る平面における切断画像から当該心臓弁の弁輪の形状を抽出し、当該心臓弁の弁輪を表す3次元弁輪データを記憶装置に格納する弁輪抽出ステップと、
    前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上において第1の条件を満たす点を第1の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上において前記第1の条件を満たし且つ前記第1の基準点に対応する点を第2の基準点として特定する基準点特定ステップと、
    前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上に所定の規則に従って前記第1の基準点から所定数の開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上に前記所定の規則に従って前記第2の基準点から前記所定数の目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するランドマーク設定ステップと、
    前記記憶装置に格納されている前記開始点及び前記目標点の座標を用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出するための所定の関数の係数を算出する係数算出ステップと、
    算出された前記係数と前記所定の関数とを用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出し、算出した前記移動先座標に従って前記生成対象部位の3次元テンプレートを変形し、変形後の3次元テンプレートを前記生成対象部位の3次元形状モデルとして前記記憶装置に格納する変形ステップと、
    を含み、コンピュータにより実行される3次元テンプレート変形方法。
  2. 前記心臓弁特定ステップが、
    前記生成対象部位に左心室が含まれる場合、僧帽弁及び大動脈弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
    前記生成対象部位に右心室が含まれる場合、三尖弁及び肺動脈弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
    前記生成対象部位に左心房が含まれる場合、僧帽弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
    前記生成対象部位に右心房が含まれる場合、三尖弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
    前記生成対象部位に大動脈が含まれる場合、大動脈弁を、基準となる前記心臓弁として特定するステップと、
    を含む請求項1記載の3次元テンプレート変形方法。
  3. 前記生成対象部位に左心室が含まれる場合、
    前記係数算出ステップの前に、前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける心尖部の座標を前記開始点の座標として前記記憶装置に格納するステップと、
    前記係数算出ステップの前に、前記3次元ボリュームデータにおいて心尖部を特定し、特定した心尖部の座標を前記目標点の座標として前記記憶装置に格納するステップと、
    をさらに含む請求項1又は2記載の3次元テンプレート変形方法。
  4. 前記生成対象部位に左心房が含まれる場合、
    前記係数算出ステップの前に、前記3次元ボリュームデータから、左心房と肺静脈との境界の切断画像を生成し、当該切断画像において肺静脈とみなされる部位の輪郭を表す輪郭データを前記記憶装置に格納するステップと、
    前記係数算出ステップの前に、前記生成対象部位の3次元テンプレートの前記境界における肺静脈の輪郭上において第2の条件を満たす点を第3の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記輪郭データで表される輪郭上において前記第2の条件を満たす点を第4の基準点として特定するステップと、
    前記係数算出ステップの前に、前記生成対象部位の3次元テンプレートの前記境界における肺静脈の輪郭上に前記所定の規則に従って前記第3の基準点から前記開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記輪郭データで表される輪郭上に前記所定の規則に従って前記第4の基準点から前記目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するステップと、
    をさらに含む請求項1又は2記載の3次元テンプレート変形方法。
  5. 前記生成対象部位に大動脈が含まれる場合
    前記係数算出ステップの前に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々について、前記3次元ボリュームデータから、大動脈との境界の切断画像を生成し、当該切断画像において腕頭動脈、左総頚動脈又は左鎖骨下動脈とみなされる部位の輪郭を表す輪郭データを前記記憶装置に格納するステップと、
    前記係数算出ステップの前に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々について、前記生成対象部位の3次元テンプレートの、大動脈との境界における腕頭動脈、左総頚動脈又は左鎖骨下動脈の輪郭上において第2の条件を満たす点を第3の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記輪郭データで表される輪郭上において前記第2の条件を満たす点を第4の基準点として特定するステップと、
    前記係数算出ステップの前に、腕頭動脈、左総頚動脈及び左鎖骨下動脈の各々について、前記生成対象部位の3次元テンプレートの、大動脈との境界における腕頭動脈、左総頚動脈又は左鎖骨下動脈の輪郭上に前記所定の規則に従って前記第3の基準点から前記開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記輪郭データで表される輪郭上に前記所定の規則に従って前記第4の基準点から前記目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するステップと、
    をさらに含む請求項1又は2記載の3次元テンプレート変形方法。
  6. 心臓及び心臓周辺の血管のうち、3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、ポリゴンで表される3次元テンプレートを格納するテンプレート格納部から、3次元形状モデルの生成対象部位の3次元テンプレートを取得するステップと、
    前記生成対象部位の3次元テンプレートの変形において基準となる心臓弁を特定する心臓弁特定ステップと、
    断層画像格納部に格納されている、心臓を含む生体の複数の断層画像から生成される3次元ボリュームデータにおいて、特定された前記心臓弁の弁輪の内側の軸を通る平面における切断画像から当該心臓弁の弁輪の形状を抽出し、当該心臓弁の弁輪を表す3次元弁輪データを記憶装置に格納する弁輪抽出ステップと、
    前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上において第1の条件を満たす点を第1の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上において前記第1の条件を満たし且つ前記第1の基準点に対応する点を第2の基準点として特定する基準点特定ステップと、
    前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上に所定の規則に従って前記第1の基準点から所定数の開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上に前記所定の規則に従って前記第2の基準点から前記所定数の目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するランドマーク設定ステップと、
    前記記憶装置に格納されている前記開始点及び前記目標点の座標を用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出するための所定の関数の係数を算出する係数算出ステップと、
    算出された前記係数と前記所定の関数とを用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出し、算出した前記移動先座標に従って前記生成対象部位の3次元テンプレートを変形し、変形後の3次元テンプレートを前記生成対象部位の3次元形状モデルとして前記記憶装置に格納する変形ステップと、
    をコンピュータに実行させるための3次元テンプレート変形プログラム。
  7. ポリゴンで表される3次元テンプレートを格納するテンプレート格納部と、
    心臓を含む生体の複数の断層画像を格納する断層画像格納部と、
    心臓及び心臓周辺の血管のうち、3次元形状モデルの生成対象となる1又は複数の部位の指定を受け付け、前記テンプレート格納部から、3次元形状モデルの生成対象部位の3次元テンプレートを取得するテンプレート選択手段と、
    前記生成対象部位の3次元テンプレートの変形において基準となる心臓弁を特定する心臓弁特定手段と、
    前記断層画像格納部に格納されている前記複数の断層画像から生成される3次元ボリュームデータにおいて、特定された前記心臓弁の弁輪の内側の軸を通る平面における切断画像から当該心臓弁の弁輪の形状を抽出し、当該心臓弁の弁輪を表す3次元弁輪データを記憶装置に格納する弁輪抽出手段と、
    前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上において第1の条件を満たす点を第1の基準点として特定し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上において前記第1の条件を満たし且つ前記第1の基準点に対応する点を第2の基準点として特定する基準点特定手段と、
    前記生成対象部位の3次元テンプレートにおける、特定された前記心臓弁の弁輪上に所定の規則に従って前記第1の基準点から所定数の開始点を配置し、前記記憶装置に格納されている前記3次元弁輪データで表される弁輪上に前記所定の規則に従って前記第2の基準点から前記所定数の目標点を配置し、前記開始点及び前記目標点の座標を前記記憶装置に格納するランドマーク設定手段と、
    前記記憶装置に格納されている前記開始点及び前記目標点の座標を用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出するための所定の関数の係数を算出する係数算出手段と、
    算出された前記係数と前記所定の関数とを用いて、前記生成対象部位の3次元テンプレートに係るポリゴンの頂点の移動先座標を算出し、算出した前記移動先座標に従って前記生成対象部位の3次元テンプレートを変形し、変形後の3次元テンプレートを前記生成対象部位の3次元形状モデルとして前記記憶装置に格納するテンプレート変形手段と、
    を有する3次元テンプレート変形装置。
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