JP2011199918A - 永久磁石式電動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】いわゆる段スキューを施した永久磁石式電動モータについて、磁石磁束の短絡防止及びトルク低下抑制を図る。
【解決手段】周方向に並ぶ複数の永久磁石23a、23bを有しモータ軸21方向に直列に並ぶ複数のロータ22a、22bと、ロータ22a、22bに対して同心円状に配置され巻線32a、32bを有するステータ31a、31bとを備える永久磁石式電動モータにおいて、周方向に並ぶ複数の永久磁石23a、23bはモータ軸方向に隣り合うロータ22a、22b間でずれるように並び、隣り合うロータ22a、22b間の境界のうち少なくとも一つは、隣り合うロータ22a、22b間の距離より軸方向で隣り合う永久磁石23a、23bの距離の方が短い。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のロータが軸方向に配列された永久磁石式電動モータに関する。
電動モータとして、鉄心に永久磁石を配置したロータと、鉄心に巻線を巻きロータの周りに配置されるステータを有するPMモータが知られている。このPMモータは他の電動モータと同様にトルクリップル(トルク変動、脈動)が生じるという問題を有する。これは電動モータのロータとステータの間の空隙における磁束密度波形に高周波成分が含まれるためである。
このトルクリップルを低減する方法の一つとして、段スキューが知られている。段スキューとは、ロータを軸方向に複数段に分割し、隣接するロータの永久磁石の周方向位置がずれるように各ロータを配置して各ロータのトルクリップルの位相をずらすことで、トルクリップル同士を相殺するものである。
しかし、段スキューを形成すると隣り合うロータの間で鉄心を通じて磁石磁束が短絡し、その結果ステータに巻いた巻線に鎖交する磁束が減少してしまうという問題が生じる。
これを防ぐため、特許文献1では、段スキューを施した電動モータにおいて、隣り合うロータ間にスペーサを介在させる構成が開示されている。
特開2008−289335号公報
しかしながら、特許文献1の構成においてスペーサを介在させることで生じた隣り合うロータ間の空隙部はトルク発生に寄与しない。すなわち、電動機の軸長が同一の場合には、スペーサを配置した分だけトルク低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明では段スキューを形成した永久磁石式電動機において、トルクの低下を招くことなく、磁石磁束の短絡を防止することを目的とする。
本発明の永久磁石式電動モータは、周方向に並ぶ複数の永久磁石を有しモータ軸方向に直列に並ぶ複数のロータと、ロータに対して同心円状に配置され巻線を有するステータとを備える。そして、複数の永久磁石はモータ軸方向に隣り合うロータ間でずれるように並び、隣り合うロータ間の境界のうち少なくとも一つは、隣り合うロータ間の距離より軸方向で隣り合う永久磁石間の距離の方が短い。
本発明によれば、ロータにはいわゆる段スキューが施されたことになり、磁石磁束の短絡を防止できる。また、境界付近では永久磁石の周りが高透磁率の鉄ではなく低透磁率の空気になるので、軸方向に磁石磁束が流れにくくなりトルク低下を抑制できる。
本発明に係る電動機の断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図(その1)である。 ロータ部分の断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ図3のIV1−IV1線、IV2−IV2線に沿った断面図である。 ロータの永久磁石埋め込み部の拡大図(その1)である。 比較対象としての永久磁石がロータから突出していない構成を示す図である。 永久磁石の軸方向の磁束量とロータ間隔との関係について説明するための図である。 永久磁石の磁石磁束の特性をロータのコア部分と永久磁石の突出部分に分解して示した図である。 永久磁石の鎖交磁束と、ロータ間隔の磁化方向寸法に対する比との関係を示す図である。 ロータ部分の断面図(その2)である。 ロータの永久磁石埋め込み部の拡大図(その2)である。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
先に、本実施形態を適用する永久磁石式電動機(以下、電動モータという)10の構成について簡単に説明する。図1は電動モータ10の断面図である。図2は図1のII−II線に沿った断面図である。図3はロータブロック20の断面図である。図4(A)は図3のIV1−IV1線に沿った断面図、図4(B)は同じくIV2−IV2線に沿った断面図である。図5はロータの永久磁石埋め込み部分の拡大図である。
なお、図1及び図3では、電動モータ10の軸長に対する後述する第1ロータ22aと第2ロータ22bの間隔の比率を実際よりも大きく表している。
図1、図2に示すように、電動モータ10はロータブロック20とステータブロック30とケース部40で構成する。ステータブロック30は、ロータブロック20の外周側に、ロータブロック20の外周との間に空隙(ラジアルエアギャップ)1を設けて配置する。
まず、ロータブロック20について説明する。
図3に示すように、ロータブロック20は1本のモータ軸21と、複数のロータ22a、22bと、各ロータ22a、22bの外周近傍に配置した永久磁石23a、23bとを有する。
モータ軸21は、ケース40のフロントカバー42及びリアカバー43でそれぞれ軸受51、52を介して回転自由に支持されており、一端25は出力端部としてフロントカバー42から突出している。また、モータ軸21は軸方向の中間部にフランジ24を備えている。
ロータ22a、22bは、磁性を有する円盤状の薄板を複数積層した環状部材であって、モータ軸21の軸方向にフランジ24を挟んで直列に配列する。ここでは、ロータ22a、22bの材質は鉄とする。ロータ22a、22bはモータ軸21に例えば圧入により固定する。以下、出力端部25に近い側のロータ22aを第1ロータ22a、リアカバー43側のロータ22bを第2ロータ22bという。
また、フランジ24を挟むことによって第1ロータ22aと第2ロータ22bの間に形成された空隙をエアギャップ2という。このエアギャップ2の軸方向長さを間隔ΔLは、図5に示す磁化方向寸法Mよりも小さく設定する。
なお、第1ロータ22aと第2ロータ22bの間隔を空ける構成としては、モータ軸21にフランジ24を設けずに、第1ロータ22aと第2ロータ22bの間にスペーサを挟み込むようにしてもよい。
図4(a)、(b)に示すように、第1ロータ22a及び第2ロータ22bには、外周近傍に、周方向に等ピッチで複数(図中では各8個)の永久磁石23a、23bが圧入によって固定されている。永久磁石23a、23bは細長い板状部材であって、長手方向がモータ軸21の軸方向に沿っている。また、永久磁石23a、23bは板面の方向に着磁されており、周方向にN極とS極を交互に配列する。また、第1ロータ22aと第2ロータ22bは、いわゆる段スキューを施すために位相をずらして配置する。つまり、モータ軸21の軸方向から見たときに永久磁石23aと永久磁石23bの位置が周方向に所定の角度θだけずれるよう配置する。角度θは、例えば7.5°程度に設定する。
さらに、図3に示すように、永久磁石23a、23bは、それぞれ第1ロータ22a、第2ロータ22bからエアギャップ2へ突出している。つまり、段スキュー境界付近における、軸方向に隣接する第1ロータ22aと第2ロータ22bの間隔ΔLは、それぞれに埋め込まれた永久磁石23a、23bの間隔よりも大きくなる。
また、永久磁石23a、23bの突出量をそれぞれL1、L2としたときに、突出量L1と突出量L2は等しくなるように、かつ第1ロータ22aと第2ロータ22bの対向する軸方向端面が接しない範囲でできるだけ近づくように設定する。
次にステータブロック30について説明する。
図1、図2に示すように、ステータブロック30は複数のステータ31a、31bからなる環状のアウターステータであり、第1ロータ22a、第2ロータ22bと同心に、かつ外側に配置する。以下、第1ロータ22aに対応するステータを第1ステータ31a、第2ロータ22bに対応するステータを第2ステータ31bという。
第1ステータ31a、第2ステータ31bは、磁性を有した略T字状の薄板であるティース33をモータ軸21の軸方向に複数積層し、これを周方向に連結することで環状に構成したものである。ティース33の積層体には、コイル状の巻線32a、32bを配置する。なお、ここでは、ティース33の材質は鉄とする。
上記ステータブロック30は、第1ステータ31aと第1ロータ22a、第2ステータ31bと第2ロータ22bのそれぞれの軸方向位置が一致するように、サイドカバー41の内周面に固定する。固定方法は、圧入でもよいし、ボルト等を用いてもよい。
次に、上述した構成の作用効果について説明する。
まず、永久磁石23a、23bが、それぞれ第1ロータ22a、第2ロータ22bから突出していることの効果について説明する。
段スキューを施すと、軸方向に磁石磁束が流れやすく、つまり第1ロータ22aと第2ロータ22bとの間で磁石磁束が短絡し易くなり、第1ステータ31a、第2ステータ31bを通して巻線32a、32bを鎖交する有効な磁束が減少する。その結果、同一軸長で段スキューを施していない構成に比べて、トルクが低下していた。
この磁束の減少は、図1等に示したように永久磁石23a、23bをそれぞれ第1ロータ22a、第2ロータ22bから突出させ、第1ロータ22aと第2ロータ22bの間隔を広げて配置することで防止できる。
なぜならば、図1に示した構成は、段スキュー境界付近において鉄製のロータのみを除去した構成、つまり段スキュー境界付近を高透磁率の磁性体から低透磁率のものに変更した構成と同視し得るからである。このような構成では、軸方向に磁石磁束が流れるのを抑制できるので、結果として巻線32a、32bに鎖交する磁束の低減を抑制して電動モータ10のトルク低下を抑制できる。
また、上記のようにトルク低下を抑制できるので、電動モータ10に要求されるトルクを満たすために電動モータ10の軸長を不必要に伸ばす必要がなくなるので、電動モータ10をコンパクトな構成にすることができる。
なお、上述したトルク低下の抑制効果をより大きくするためには、永久磁石23a、23bがそれぞれ第1ロータ22a、第2ロータ22bから突出していることが望ましい。しかし、永久磁石23a、23bの少なくとも一方が第1ロータ22aまたは第2ロータ22bから突出していれば、いずれも突出していない場合に比べてトルク低下の抑制効果は得られる。
次に、永久磁石23a、23bの突出量L1、L2を等しくすること、及び永久磁石23aと永久磁石23bを接触しない範囲でできるだけ近接させる効果について説明する。
突出量L1と突出量L2を等しくすると、上述した有効磁束の減少を抑制する効果が、対向する永久磁石23aと永久磁石23bとで同程度になる。これにより、軸方向の磁気アンバランスを低減することができる。
永久磁石23aと永久磁石23bを接触しない範囲でできるだけ近接させることで、段スキュー境界付近の限られた空隙内の磁石量をできるだけ多くすることができる。その結果、磁石磁束を多くすることができる。なお、磁石量が多くなれば磁石の発熱量は増大するが、段スキュー境界付近の空隙に突出する量が増えるので、冷却性は向上する。
次に、第1ロータ22aと第2ロータ22bの間隔ΔLについて説明する。
図6は本実施形態の効果を説明するにあたり、比較対象とする構成(以下、従来の構成という)のロータ部分を模式的に表した図である。従来の構成は、永久磁石23a、23bがエアギャップ2に突出していない点のみが図1等に示した本実施形態の構成と相違する。すなわち、ロータブロック20の体格は揃えてある。
図7は永久磁石23a、23bの軸方向の磁石磁束と間隔ΔLとの関係について説明するための図である。図8は、永久磁石23a、23bを第1ロータ22a、第2ロータ22b内に埋まっている部分(以下、ロータコア部という)とロータコア部から突出した部分(以下、突出部という)に分解したものである。図9は、間隔ΔLに対する磁石磁束の変化の特性を示す図である。各図とも縦軸は磁石磁束の変化を、横軸は磁化方向寸法Mに対する間隔ΔLの割合を示している。なお、縦軸は間隔ΔLがゼロの場合の磁石磁束を100%としている。
ここで、突出部の磁石磁束について図7を参照して説明する。ΔL/Mが大きくなるほど、つまり間隔ΔLが大きくなるほど、突出部の磁石が大きくなる。しかし、突出部の磁石磁束は第1ロータ22a、第2ロータ22bに近い部分ではその多くが第1ロータ22a、第2ロータ22bへと流れるが、第1ロータ22a、第2ロータ22bから離れるほど空気中に漏れる量が増加して第1ロータ22a、第2ロータ22bへ流れる量が減少する。すなわち、ΔL/Mが大きくなるほど空気中に漏れる磁束量が増加して、軸方向の磁束は図7に示すように減少する。
このように、突出部が増大することで突出部の磁石は大きくなるが、軸方向の磁石磁束は減少するので、図7に示すように突出部の磁石磁束は間隔ΔLに対して極値を有する。
ところで、第1ロータ22a、第2ロータ22bの磁石磁束の特性は、突出部の特性とロータコア部の特性を合成したものである。図8に突出部の特性とロータコア部の特性を示す。
ロータコア部の磁石磁束は、ΔL/Mが大きくなるほど減少しているが、これはΔL/Mが大きくなるほどロータコア部の軸方向長さが短く、つまりロータコア部の磁石が小さくなるからである。一方、突出部の磁石磁束は前述したようにΔL/Mに対して極値をもっている。
これらを合成すると、図9に示すようになる。なお、図9には比較のために従来の構成の磁石磁束特性も示してある。
従来の構成ではΔL/Mが大きくなるほど、つまり間隔ΔLが大きくなるほど、間隔ΔLがゼロの場合よりも磁石磁束が低減する。これに対して本実施形態の構成は、ΔL/Mに対して極値をもち、ΔL/Mが約100%よりも小さい範囲(ΔLが磁化方向寸法Mより小さい範囲)では、間隔ΔLがゼロの場合と比較して磁石磁束が増加している。ΔL/Mが約100%を超えた範囲でも、従来の構成と比較すれば磁石磁束の低減量は小さい。
このことから、間隔ΔLがゼロより大きければ磁石磁束を低減する効果は得られるが、間隔ΔLはゼロより大きく、かつ磁化方向寸法M以下の大きさであることがより望ましいことがわかる。
以上により本実施形態では、次のような効果が得られる。
(1)ロータ22a、22bが、永久磁石23a、23bの位相がずれるように並び、隣り合うロータ22a、22bの境界では、隣り合うロータ22a、22b間の距離より軸方向で隣り合う永久磁石23a、23b間の距離の方が短い。これにより、ロータ22a、22bにはいわゆる段スキューが施されたことになり、磁石磁束の短絡を防止できる。また、境界付近では永久磁石23a、23bの周りが高透磁率の鉄ではなく低透磁率の空気になるので、軸方向に磁石磁束が流れにくくなり、トルク低下を抑制できる。
(2)隣り合うロータ22a、22b間の距離より軸方向で隣り合う永久磁石23a、23b間の距離の方が短い境界では、隣り合うロータ22a、22b間にエアギャップ2があり、隣り合うロータ22a、22bのいずれからもエアギャップ2に向けて永久磁石23a、23bが突出している。いずれか一方のみが突出していると、永久磁石23aまたは永久磁石23bのうち突出させた方の先端から対向する第1ロータ22aまたは第2ロータ22bまでの距離が短くなり、磁石磁束の短絡が生じ易い。しかし、上記のように両側から突出させれば、永久磁石23a、23bの先端から対向するロータ22a、22bまでの距離が一方のみから突出させた場合よりも大きくなり、短絡する磁石磁束を低減できる。
(3)永久磁石23a、23bのエアギャップ2への突出量が等しいので、永久磁石23a、23bで短絡磁石磁束の低減効果が同程度となり、軸方向の磁気バランスをとることができる。
(4)エアギャップ4へ突出した永久磁石23a、23bが、互いに接触しない範囲で限りなく近接しているので、エアギャップ2を有効に活用して磁石量を増やし、磁石磁束を増加させることができる。
(5)エアギャップ2の軸方向長さΔLが、ゼロより大きく、永久磁石23a、23bの磁化方向寸法M以下にすることで、エアギャップ2に永久磁石23a、23bが突出していない場合に比べて磁石磁束を増加させることができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
例えば、永久磁石23a、23bを図4のように第1ロータ22a、第2ロータ22bの接線に対して平行に配置せず、図11のように第1ロータ22a、第2ロータ22b接線に対して角度をつけて配置するようにしてもよい。永久磁石23a、23bをロータ22a、22bの外周面に貼り付ける構成であってもよい。
また、3つ以上のロータを直列に配列する場合にも適用可能である。この場合、少なくとも1つの段スキューについて上記実施形態を適用すればよい。
さらに、図10に示すように、ロータコア部に用いる材質よりも低透磁率な材質で形成した固定部材50をエアギャップ2に挿入し、この固定部材50によって第1ロータ22aと第2ロータ22bの間隔を保持するようにしてもよい。なお、図10は図3と同様に電動モータ10の軸方向に沿った断面図であり、図11は図4と同様にロータ22
1 ラジアルエアギャップ
2 エアギャップ
10 電動モータ
20 ロータブロック
21 モータ軸
22a 第1ロータ
22b 第2ロータ
23a 永久磁石
23b 永久磁石
24 フランジ
30 ステータブロック
31a 第1ステータ
31b 第2ステータ
32a 巻線
32b 巻線
33 ティース
40 ケース部
41 サイドカバー
42 フロントカバー
43 リアカバー
50 固定部材

Claims (5)

  1. 周方向に並ぶ複数の永久磁石を有しモータ軸方向に直列に並ぶ複数のロータと、
    前記ロータに対して同心円状に配置され巻線を有するステータと、
    を備える永久磁石式電動モータにおいて、
    前記複数の永久磁石は前記モータ軸方向に隣り合うロータ間でずれるように並び、
    隣り合う前記ロータ間の境界のうち少なくとも一つは、隣り合う前記ロータ間の距離より軸方向で隣り合う前記永久磁石間の距離の方が短いことを特徴とする永久磁石式電動モータ。
  2. 前記モータ軸方向に隣り合うロータ間の距離より前記モータ軸方向で隣り合う永久磁石間の距離の方が短い境界では、隣り合う前記ロータ間に空隙があり、隣り合う前記ロータのいずれからも前記空隙に向けて前記永久磁石が突出している請求項1に記載の永久磁石式電動モータ。
  3. 前記永久磁石の前記空隙への突出量が、軸方向で隣り合う前記永久磁石において等しい請求項2に記載の永久磁石式電動モータ。
  4. 前記空隙へ突出した前記永久磁石が、互いに接触しない範囲で限りなく近接している請求項2または3に記載の永久磁石式電動モータ。
  5. 前記空隙の軸方向長さが、ゼロより大きく、前記永久磁石の磁化方向寸法以下である請求項2から4のいずれか一つに記載の永久磁石式電動モータ。
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