JP2011199854A - ランドマーク検索装置、それを備えた電子機器及び撮像装置、並びにランドマーク検索方法 - Google Patents

ランドマーク検索装置、それを備えた電子機器及び撮像装置、並びにランドマーク検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】少ないメモリ容量で、高速かつ正確にランドマークの検索処理を行うことが可能なランドマーク検索装置を提供する。
【解決手段】ランドマーク検索装置は、対象物の現在位置を取得する位置取得手段と、ランドマークの名称と位置情報とを関連付けてランドマーク情報として保持する第1の記憶手段と、取得した現在位置に基づいて第1の記憶手段からランドマーク情報を抽出する抽出手段と、抽出されたランドマーク情報を、抽出ランドマーク情報として記憶する第2の記憶手段と、対象物の現在位置と、抽出ランドマーク情報を第2の記憶手段に記憶した時点の対象物の位置(P)から抽出ランドマーク情報が示す各ランドマークまでの距離(Lava)とに基づいて、抽出ランドマーク情報が有効であるか否かを判断する判断手段とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、取得した現在位置の周辺のランドマークを検索するランドマーク検索装置及びそれを備えた電子機器や撮像装置に関する。
従来より、電子機器の現在位置を取得し、この現在位置に近いランドマークを検索するランドマーク検索装置がある。一般的に、ランドマーク検索装置は、データベース制御のインデックス機能を利用することで検索を実施する。しかし、インデックス機能を用いる場合、インデックスを管理するために多くのメモリ領域が必要である。また、メモリ領域に制限があり、十分にメモリ領域を確保できない場合は、検索範囲が変更になる度にインデックスの更新処理が必要となる。そのため、インデックスを構築する処理に時間がかかることで、却って検索処理にかかる時間が大きくなってしまう。
この問題を解決する方法として、データベースから検索したランドマークの検索結果を、メモリにキャッシュし、必要なときにメモリから読み出して表示するという方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−303878号公報
しかしながら、そのような従来の方法では、高速かつ正確にランドマークの検索結果を得るためには、十分な数のランドマークの情報をメモリにキャッシュする必要があり、キャッシュのために大容量のメモリが必要になるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、少ない容量のメモリを用いて高速かつ正確にランドマーク検索処理が可能なランドマーク検索装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様において、対象物の周囲にあるランドマークを検索するランドマーク検索装置が提供される。ランドマーク検索装置は、対象物の現在位置を取得する位置取得手段と、ランドマークの名称と位置情報とを関連付けてランドマーク情報として保持する第1の記憶手段と、取得した現在位置に基づいて第1の記憶手段からランドマーク情報を抽出する抽出手段と、抽出されたランドマーク情報を、抽出ランドマーク情報として記憶する第2の記憶手段と、対象物の現在位置と、抽出ランドマーク情報を第2の記憶手段に記憶した時点の対象物の位置から抽出ランドマーク情報が示す各ランドマークまでの距離とに基づいて、抽出ランドマーク情報が有効であるか否かを判断する判断手段と、を備える。
本発明の第2の態様において、上記のランドマーク検索装置と、抽出ランドマーク情報のうちの少なくとも一部を表示する表示手段とを備えた電子機器が提供される。
本発明の第3の態様において、上記のランドマーク検索装置と、光学系により形成された被写体像を撮像して画像データを生成する撮像手段と、画像データを記録媒体に記録する記録手段とを備える撮像装置が提供される。
本発明の第4の態様において、対象物の周囲にあるランドマークを検索するランドマーク検索方法が提供される。ランドマーク検索方法は、対象物の現在位置を取得するステップと、ランドマークの名称と位置情報とを関連付けてランドマーク情報として第1の記憶手段に保持するステップと、取得した現在位置に基づいて第1の記憶手段からランドマーク情報を抽出するステップと、抽出されたランドマーク情報を、抽出ランドマーク情報として第2の記憶手段に記憶するステップと、対象物の現在位置と、抽出ランドマーク情報を第2の記憶手段に記憶した時点の対象物の位置から抽出ランドマーク情報が示す各ランドマークまでの距離とに基づいて、抽出ランドマーク情報が有効であるか否かを判断するステップと、を含む。
上記態様によれば、第2の記憶手段に記憶(キャッシュ)されたランドマーク情報の有効性を判断し、ランドマーク情報が有効である場合は、新たなランドマーク情報の検索を行わず、有効でない場合にのみ、ランドマーク情報の再検索を行うよう構成することができる。この構成により、キャッシュされたランドマーク情報が有効でないときには、常にランドマーク情報の再検索が実施され得るため、常に有効な情報がキャッシュされることから、正確なランドマークの検索が実現できる。また、キャッシュされたランドマーク情報が有効でないときにのみ、ランドマーク情報の再検索が実施されることから、検索処理の回数を抑制でき、ランドマーク検索処理の高速化が図れる。以上の点から、少ない容量のメモリを用いて高速かつ正確にランドマークの検索処理が可能なランドマーク検索装置を実現できる。
実施の形態1〜3にかかるランドマーク検索装置を含むデジタルカメラの構成を示すブロック図 内部メモリに格納される情報の例を示す図 内部メモリに格納されるランドマークデータベース(DB)の一例を示す図 実施の形態1におけるランドマークの抽出動作を示すフローチャート 検索されたランドマーク情報のキャッシュの一例を示す図 キャッシュ利用可能条件を説明するための図 実施の形態2におけるランドマークの抽出動作を示すフローチャート 画像にランドマーク情報が重畳して表示された例を示す図 ランドマークの選択画面の一例を示す図 実施の形態3におけるランドマークの抽出動作を示すフローチャート
以下、添付の図面を参照して実施形態を説明する。
実施の形態1
1.概要
以下の説明では、一実施形態として、ランドマーク検索装置を含むデジタルカメラについて説明する。このデジタルカメラは、ランドマークの位置情報をそのランドマーク名と共にデータベースとして複数組保持している。デジタルカメラは、GPSモジュールにより取得した現在位置から、現在位置周辺のランドマークを複数抽出する。そして、デジタルカメラは、抽出した複数のランドマークから使用者が選択した1つのランドマークに関する情報を画像へ記録することができる。このとき、ランドマーク名の検索には時間がかかるため、一度検索した情報は、ランドマーク情報をキャッシュとしてメモリに一時的に記憶しておく。そして、キャッシュとして記憶されたランドマーク情報の有効性を判断し、有効である場合に、ランドマーク情報のキャッシュを用いて、ランドマーク名の抽出を行う。有効でない場合は、新たにランドマーク情報を検索する。本実施の形態では、表示させるランドマーク数Ndは一例として5とし、これを、ランドマーク名を選択する際の候補とする。また、キャッシュとして記憶しておくランドマーク情報の最大数Nmaxは一例として9とする。
2.デジタルカメラの構成
本実施の形態にかかるデジタルカメラ100の構成について図1を用いて説明する。図1は、デジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、1又は複数のレンズからなる光学系110により形成された被写体像を、CCDイメージセンサ140で撮像する。CCDイメージセンサ140で生成された画像データは、画像処理部160で各種処理が施され、メモリカード200に格納される。また、コントローラ180は、GPSモジュール260から得られる現在位置に関する情報に基づき、内部メモリ240に保持されたランドマーク情報(データベース)から、現在位置周辺のランドマークを特定する。以下、デジタルカメラ100の構成を詳細に説明する。
光学系110は、ズームレンズやフォーカスレンズから構成される。ズームレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像の拡大、縮小をすることができる。また、フォーカスレンズを光軸に沿って移動させることにより、被写体像のピントを調整することができる。
レンズ駆動部120は、光学系110に含まれる各種レンズを駆動する。例えばズームレンズを駆動するズームモータや、フォーカスレンズを駆動するフォーカスモータがこれにあたる。
絞り300は、使用者の設定に応じて若しくは自動で、開口部の大きさを調整し、透過する光の量を調整する。
シャッター130は、光学系110を介して入射した光のCCDイメージセンサ140への到達を遮断(遮光)するための手段である。
CCDイメージセンサ140は、光学系110で形成された被写体像を撮像して、アナログ画像データを生成する。CCDイメージセンサ140は、露光、転送、電子シャッター等の各種動作を行う。
A/Dコンバータ150は、CCDイメージセンサ140で生成されたアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。
画像処理部160は、CCDイメージセンサ140で生成され、デジタルデータに変換された画像データに対して所定の処理を施し、表示モニタ220に表示するための画像データ、入出力I/F250を介して外部に出力するための画像データ、およびメモリカード200に格納するための画像データを生成する。例えば、画像処理部160は、CCDイメージセンサ140で生成された画像データに対してガンマ補正やホワイトバランス補正、傷補正などの各種処理を行う。また画像処理部160は、CCDイメージセンサ140で生成された画像データに対し、符号化処理を行う。このとき画像データが静止画であれば、JPEG規格に準拠した符号化形式等を用いる。また画像データが動画であれば、MPEG規格に準拠した符号化形式等を用いる。画像処理部160は、符号化処理された画像データに対して復号化処理を行う。画像処理部160は、DSP(Digital Signal Processor)やマイコンなどで実現可能である。
コントローラ180は、デジタルカメラ100全体の動作を制御する制御手段である。コントローラ180は、画像データへOSD(On Screen Display)を重畳する処理を行うことが可能である。OSDを重畳された画像データは表示モニタ220で表示されるとともに、また、デジタルカメラ1000の外部へ出力される。OSDは、デジタルカメラ100の各種設定を行うためのメニュー画面、ランドマーク情報、現在表示されている画像データに関する情報を示すアイコン等を表示するために使用される。
バッファ170は、画像処理部160及びコントローラ180のワークメモリとして機能する。バッファ170は、例えば、DRAM、強誘電体メモリなどで実現できる。
カードスロット190はメモリカード200を装着可能であり、装着した状態でメモリカード200と機械的及び電気的に接続可能である。メモリカード200は、フラッシュメモリや強誘電体メモリなどの記憶素子を含み、画像処理部160で生成された画像ファイル等のデータを格納可能である。
操作部材210は、使用者からの操作を受け付けるユーザーインターフェースの総称である。操作部材210は、使用者からの操作を受け付ける十字キーや決定ボタン、シャッターボタン、電源ボタン等を含む。
表示モニタ220は、CCDイメージセンサ140で生成した画像データ(スルー画像)や、メモリカード200から読み出された画像データを表示可能である。なお、スルー画像とは最終的にメモリカード200に記録しない画像を意味する。また、表示モニタ220は、内蔵メモリ240に保持しているランドマーク情報から検索し、現在位置の近くにあると判断された複数のランドマーク情報を表示することもできる。ランドマークの検索方法については後述する。
内部メモリ240は、図2に示すように、デジタルカメラ100全体を制御するための制御プログラム、ランドマークデータベース(以下「ランドマークDB」という)242を保持している。ランドマークDB242は、複数のランドマークの位置や名称等に関する情報(以下「ランドマーク情報」という)を管理するデータベースである。さらに、内部メモリ240は、ランドマークDBから検索され、キャッシュされたランドマーク情報(以下「ランドマーク情報のキャッシュ」ともいう)244、キャッシュを記憶した時のデジタルカメラ100の位置なども保持する。ランドマークDB242およびランドマーク情報のキャッシュ244の詳細については後述する。内部メモリ240は例えばフラッシュメモリや強誘電体メモリなどの不揮発性記憶素子で構成される。
GPSモジュール260は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS:Global Positioning System)を利用して地球上におけるデジタルカメラ100の位置を検出する。GPSモジュール260は、コントローラ180からの指示に従ってGPS衛星からの信号を受信する。この信号には、衛星が内蔵する時計の時刻や衛星の軌道情報など、デジタルカメラ100の現在位置を算出するために必要な情報が含まれている。コントローラ180は、この信号に基づいてデジタルカメラ100の現在位置を緯度および経度として算出する。
なお、デジタルカメラ100は電子機器、撮像装置の一例である。CCDイメージセンサ140は撮像手段の一例である。メモリカード200は記録媒体の一例である。内部メモリ240は、第1及び第2の記憶手段の一例である。コントローラ180は、判断手段および抽出手段の一例である。表示モニタ220は表示手段の一例である。GPSモジュール260は位置取得手段の一例である。
3.ランドマーク情報
ランドマークは一般的に、地上において目印となる建物、国、地域を象徴するシンボル的なモニュメント、建築、空間を意味する。ランドマークには、広い地域の中で目印となる特徴的な自然、建物や事象も含まれる。ナビゲーション装置、携帯情報端末、デジタルカメラ等の電子機器で用いられる電子地図において、しばしば、地図画面上にランドマークを示すアイコンと、そのランドマークに関する詳細情報とが表示される。
本実施の形態では、ランドマーク情報は、ランドマーク名と、ランドマークの位置情報とを含む情報とする。内部メモリ240は、複数のランドマーク情報を管理するランドマークDB242を格納している。コントローラ180は、GPSモジュール260から得られる現在位置に関する情報に基づいて、内部メモリ240に保持されたランドマーク情報(ランドマークDB242)から、現在位置の近くに存在するランドマークを抽出し、抽出結果を内部メモリ240にランドマーク情報のキャッシュ244として保持する。
図3に、内部メモリ240に保持されるランドマークDB242の一例を示す。図中の各行がランドマークDBで管理される一組のランドマーク情報を示す。ランドマーク情報では、識別番号(ID)と、ランドマークの名称と、ランドマークの位置情報とが関連づけられている。ランドマークの名は、地図上にランドマークを表示する際や、現在位置の最寄りのランドマークに関する情報を表示する際に、表示されることができる。位置情報は、そのランドマークの地球上の位置を緯度と経度で表したものである。
4.デジタルカメラの動作
デジタルカメラ100は、所定のタイミングで現在位置を取得し、ランドマークDB242を参照し、現在位置に基づきデジタルカメラ100の近くにあるランドマーク情報を抽出し、抽出したランドマーク情報を表示モニタ220で表示する。デジタルカメラ100は、撮影した画像データに、使用者によって選択されたランドマークに関する情報を関連付けてメモリカード200に記録することもできる。
4.1 ランドマーク抽出動作
以下、本実施形態のデジタルカメラ100のランドマーク抽出動作について説明する。図4は、デジタルカメラ100のランドマークの抽出(検索)動作を示すフローチャートである。コントローラ180は、所定時間毎(例えば15分毎)にGPSモジュールを駆動して、デジタルカメラ100の現在位置に関する情報を取得する。この所定時間は固定値でも、動作状態(撮影モード、再生モード、電源オフ時)に応じて変更させてもよい。コントローラ180は、取得した情報に基づいて、デジタルカメラ100の現在位置を緯度および経度の形式で算出する(S301)。次にコントローラ180は、内部メモリ240に保持されたランドマーク情報のキャッシュ244を利用できるか否か、すなわち、キャッシュ244が有効であるか否かを判断する(S302,S305)。このキャッシュ利用の可否の判断、すなわち、キャッシュ244の有効性の判断は所定の条件に基づいて行われるが、その詳細については後述する。
キャッシュが有効でない(すなわち、キャッシュの利用が不可である)と判断した場合(S302でNOまたはS305でNO)、コントローラ180は、ランドマークDB242を参照し、デジタルカメラ100周辺にあるランドマークのランドマーク情報を検索する(S303)。なお、初回のランドマーク情報の検索では、内部メモリ240にキャッシュは存在していないので、この場合も、キャッシュの利用が不可であると判断され、ランドマークDB242から周辺のランドマーク情報が新規に検索される(S303)。また、ランドマーク情報の検索は、デジタルカメラ100の現在位置から所定の距離内にあるランドマークのみを抽出するようにしてもよい。または、検索されたランドマーク情報の数が所定数内に収まるように検索を行ってもよい。
コントローラ180は、検索結果の全てまたは一部を周辺ランドマーク情報として表示モニタ220に表示する。検索結果は、画像データに関連付けた上で、画像の記録等に利用できる。コントローラ180は、検索により抽出したランドマーク情報の各々に対して、現在位置とランドマークとの距離を算出する。コントローラ180は、ランドマーク情報を、算出した距離と関連付けて内蔵メモリ240にキャッシュとして記録する(S304)。
図5に、内部メモリ240に保持されたランドマーク情報のキャッシュ244の一例を示す。ランドマーク情報のキャッシュ244は、図3に示すランドマーク情報の構造に加えて、現在位置とランドマークとの間の距離に関する情報を含む。ランドマーク情報のキャッシュ244において、ランドマーク情報は、現在位置とランドマークとの間の距離について昇順となるように再配列(ソート)されている。なお、本実施の形態では、現在位置に近い方から順に所定数(Nd、本実施の形態においてはNd=5)個のランドマークが表示モニタ220に表示されるようになっている。そして、Nd番目に近い、ランドマークと現在位置間の距離を、表示距離(Ld)と定義する。図5の例では、現在位置との距離がNd番目に近いランドマークは、ID=1の○○公園であり、○○公園の距離がLdとなる。また、本実施の形態では、所定数(Nmax、本実施の形態においてはNmax=9)個までのランドマーク情報をキャッシュとして記憶する。そして、Nmax番目に近い、ランドマークと現在位置間の距離を、最大距離(Lmax)とする。図5の例では、現在位置との距離がNmax番目に近いランドマークはID=2の○○タワーであり、○○タワーの距離がLmaxとなる。なお、ランドマーク情報は不揮発性メモリではなく、揮発性メモリにキャッシュされてもよい。
一方、キャッシュが有効である(すなわち、キャッシュの利用が可能である)と判断した場合(S302でYESかつS305でYES)は、キャッシュ内のランドマーク情報を再配列する(S306)。具体的には、現在位置とランドマーク間の距離に基づき昇順にランドマーク情報を再配列する。再配列されたランドマーク情報は、表示および記録に利用される。
4.1.1 キャッシュの有効性の判断
ステップS302、S305における、キャッシュの有効性の判断(キャッシュ利用の可否判断)について具体的に説明する。
本実施形態では、キャッシュ利用の有効性の判断(利用の可否判断)を以下の2つの条件に基づき行っている。
条件1)キャッシュされているランドマーク情報の数が所定の利用可能件数を超えていること(S302)。キャッシュ利用可能数は、表示数Ndと等しい値とする。
条件2)前回のランドマークDB242の検索時(すなわち、最新の抽出されたランドマーク情報が内部メモリに240にキャッシュとして記憶された時点)のデジタルカメラ100の位置からの移動距離が、キャッシュ利用可能距離以内であること(S305)。キャッシュ利用可能距離は、(Lmax−Ld)/2で算出する。
条件1は、内部メモリ240において十分な数のランドマーク情報がキャッシュされているか否かを判断する条件である。十分な数のランドマーク情報がキャッシュされていない場合、十分な数のランドマーク情報が得られるようにランドマーク情報を再検索する。条件2は、移動前にキャッシュされたランドマーク情報に、移動後においても表示に利用可能なランドマーク情報が含まれるようにするための移動距離に関する条件である。つまり、条件2を満たした場合、移動後において現在位置から最も近いNd個のランドマークが、移動前においてキャッシュされたNmax個のランドマークに必ず含まれる。キャッシュ利用可能距離はそのような距離に定められている。条件2を判断することで、キャッシュの更新の可否を判断でき、ランドマークDB242に対する不要なアクセスを防止できる。
以上のように、コントローラ180は、条件1の判断(S302)および条件2の判断(S305)において共に条件を満たすと判断したときに、キャッシュ244が利用可能であると判断し、新たにランドマークDB242を検索することなく、キャッシュ244内のランドマーク情報を再配列する(S306)。再配列されたランドマーク情報は、表示モニタ220での表示や、メモリカード200への記録に利用される。一方、条件1及び条件2の少なくともいずれか一方の条件を満たさないと判断したときは、キャッシュ244が利用不可能であると判断し、コントローラ180は、内部メモリ240に保持されたランドマークDB242を新規に検索し、周辺のランドマーク情報を新たに抽出する(S303)。このように、必要なときだけ、ランドマークDB242を検索するため、ランドマークDB242へのアクセス回数を低減でき、処理の高速化が図れる。
条件2について図6を用いて具体的に説明する。前回のランドマークDB242の検索時(すなわち、抽出された最新のランドマーク情報が内部メモリに240にキャッシュされた時点)のデジタルカメラ100の位置を位置Pとする。位置Pを中心として、位置PにNd(最大表示数)番目に近いランドマークの距離Ldを半径とする円1と、位置PにNmax(最大キャッシュ数)番目に近いランドマークの距離Lmaxを半径とする円2とを定義する。デジタルカメラ100が位置Pから位置P’へ移動した後も、現在キャッシュされているNmax個のランドマーク情報のうちのNd個が依然としてキャッシュに含まれるための移動距離(キャッシュ利用可能距離)について検討する。この条件を満たすためには、デジタルカメラ100が移動してもよい範囲(すなわち、移動後の位置P’のとり得る範囲)は、円2に内接しかつ円1が外接する円(円3)の中心点が移動できる範囲となる。円3は、円1の半径と円2の半径の和を直径とする円であると定義できる。つまり、位置Pを中心とし、下記の式(1)で定義される円4の内側の範囲が、キャッシュの利用を可能とする移動範囲となる。よって、キャッシュが有効であり、キャッシュの利用を可能とする距離(キャッシュ利用可能距離)は円4の半径Lavaに等しく、これは以下の式で求められる。
半径Lava=円2の半径−円3の半径
=Lmax−(Lmax+Ld)/2
=(Lmax−Ld)/2 ・・・(1)
つまり、デジタルカメラ100の現在位置が位置Pであるときは、デジタルカメラ100の移動が半径Lava内の移動であれば、内部メモリ240にキャッシュされたランドマーク情報は有効であると判断される。一方、デジタルカメラ100が半径Lavaを超えて移動したときは、内部メモリ240にキャッシュされたランドマーク情報は有効でないと判断され、新たにランドマークDB242を検索する。
キャッシュが図5に示すような状態である場合の条件1、2の判定動作を具体的に説明する。図5では、Nd=5であり、Ld=400m(○○公園)となり、Nmax=9であり、Lmax=1000m(○○タワー)となる。内部メモリ240においてキャッシュされたランドマーク情報の数が利用可能件数(Nd)を超えているかを確認する(S302)。キャッシュされたランドマーク情報の数は9であり、利用可能件数(Nd=5)を超えている。よって、前回のDB検索時点(すなわち、前回キャッシュされた時点)の位置から現在位置までの移動距離がキャッシュ利用可能距離(Lava)内か否かを確認する(S305)。上述のとおり、キャッシュの利用を可能とする移動距離Lavaは300mとなる。
Lava=1000−{(1000+400)/2}=300(m)
したがって、前回のランドマークDB242の検索時点の位置から現在位置までの移動距離が300m以下の場合は、キャッシュ244を利用することができる。キャッシュ244が利用できる場合、キャッシュされた各ランドマーク情報と現在位置間の距離を再計算し、近い順にランドマーク情報を再配列し、キャッシュ244を更新する。これにより、上述の条件の場合に、多くのランドマーク情報を含むランドマークDB242からの再抽出処理が不要になり、全体として高速にランドマーク情報の抽出を実現できる。
なお、本実施の形態では、最大表示数Nd,最大キャッシュ数Nmaxをそれぞれ5、9と定義したが、これらの値は一例であり、他の値でもよい。但し、最大表示数Nd<最大キャッシュ数Nmaxとすることが好ましい。このように、表示に利用しないランドマーク情報を余分にキャッシュしておくことで、ランドマークDB242へのアクセス回数を低減でき、ランドマーク情報の抽出処理の高速化が図れる。
また、図5に示すように、各ランドマークと現在位置との間の距離をキャッシュしたが、距離Lavaを記憶しておけば、各ランドマークと現在位置との間の距離を必ずしもキャッシュしておく必要はない。
5.まとめ
以上のように本実施形態によれば、内部メモリ240に記憶(キャッシュ)されたランドマーク情報の有効性を判断し、ランドマーク情報が有効である場合、新たなランドマーク情報の検索を行わず、有効でない場合にのみ、ランドマーク情報の再検索を行うよう構成することができる。この構成により、キャッシュされたランドマーク情報が有効でないときは、常にランドマーク情報の再検索が実施され得るため、常に有効な情報がキャッシュされることから、正確なランドマークの検索が実現できる。また、キャッシュされたランドマーク情報が有効でないときにのみ、ランドマーク情報の再検索が実施されることから、検索処理の回数を抑制できる。以上のことから、少ない容量のメモリを用いて高速かつ正確にランドマークの検索処理が可能なランドマーク検索装置を実現できる。
実施の形態2
実施の形態1では、キャッシュの有効性の判断に基づき、ランドマーク情報の再検索の要否を判断した。本実施形態では、キャッシュの有効性の判断に基づき、表示モニタ220上のランドマーク情報の表示を制御する例を説明する。図7は、本実施形態のデジタルカメラ100のフローチャートである。
コントローラ180は所定時間毎にGPSモジュール260から位置情報を取得する(S301)。その後、実施の形態1で説明したとおり、条件1、2に基づきキャッシュの有効性の判断を行う(S302、S305)。
キャッシュが有効(すなわち利用可能)であると判断した場合(S302及びS305でYES)、コントローラ180は、キャッシュされたランドマーク情報を再配列する(S306)。再配列は、前述のように、ランドマークの現在位置からの距離の昇順に行われる。コントローラ180はキャッシュを参照し、現在位置に最も近いランドマークを特定し、図8に示すように、そのランドマーク情報(例えば、名称)を画像に重畳させて表示モニタ220に表示させる(S307a)。
一方、キャッシュが有効でない(すなわち利用不可)と判断した場合(S302またはS305でNO)、コントローラ180は、ランドマークDB242から新規にランドマークの検索を行う(S303)。コントローラ180は、検索結果に基づき現在位置に最も近いランドマークを特定し、そのランドマーク情報(例えば、名称)を画像に重畳させて表示モニタ220に表示させる(S303a)。その後。コントローラ180は、検索結果を内部メモリ240にキャッシュする(S304)。
以上のようにして、デジタルカメラ100の表示モニタ220にランドマークの情報が画像に重畳して表示され、このランドマークの情報はデジタルカメラ100の位置に応じて適宜更新される。
また、本実施形態のデジタルカメラ100は、表示モニタ220に表示されるランドマークを使用者により変更できる機能を有する。図9は、デジタルカメラ100の表示モニタ220に表示されるランドマークを選択するための画面を示した図である。内部メモリ240にキャッシュされた9個(Nmax個)のランドマークのうち現在位置に近い5個(Nd個)のランドマークが選択候補として表示される。使用者は、十字キーや決定ボタンを操作して1つのランドマークを選択できる。使用者により選択されたランドマークの情報は、図8に示すように表示モニタ220に表示される。なお、選択画面において、キャッシュされている全てのランドマークを選択候補としてユーザに提示するようにしてもよい。また、ユーザにより選択されたランドマークに関する情報を、後述のように、ユーザにより選択された画像に関連づけてメモリカード200に記録するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態では、キャッシュの有効性の判断結果に基づき、表示モニタ220上に、ランドマーク情報を再検索せずに既にキャッシュされているランドマーク情報の中のランドマーク情報を表示するか、新たに検索したランドマーク情報を表示するかを切り替えている。
実施の形態3
実施の形態1では所定のタイミングでランドマークの抽出を行う例を説明した。これに対して、本実施形態では、撮影処理が開始されたタイミングでランドマークの抽出を行う例を説明する。本実施形態の構成は、現在位置の取得を継続的に(すなわち、非常に短い時間間隔で)行っている場合に特に有用であり、撮影処理を行った地点の位置情報に基づいた、より精度の高いランドマークの検索が可能となる。
図10を参照し、本実施形態のデジタルカメラ100におけるランドマークの抽出処理を説明する。図10は、撮影処理を開始するためにシャッターボタンが押下されたときの処理の流れを示す。なお、デジタルカメラ100は、撮影した画像データにランドマークに関する情報を関連付けてメモリカード200に記録することができる。また、シャッターボタンが押下されると、CCDイメージセンサ140により画像データが生成され、画像処理部160により所定の処理が施される。図10の処理は、これらのCCDイメージセンサ140及び画像処理部160による処理と並列に行われる。
図10において、シャッターボタンが押されると、コントローラ180はGPSモジュール260から位置情報を取得する(S301)。次に、実施の形態1で説明したとおり、条件1、2に基づきキャッシュ利用可否の判断を行う(S302、S305)。
キャッシュが有効である(すなわち、キャッシュが利用可能である)と判断した場合(S302及びS305でYES)、コントローラ180は、キャッシュされたランドマーク情報を再配列する。再配列は、前述のように、ランドマークの現在位置からの距離の昇順に行われる。コントローラ180は、ランドマーク情報の再配列結果と画像データとを関連づけて画像ファイルを生成し、メモリカード200に記録する(S307b)。ランドマーク情報と画像データとの関連づけは、例えば、Exif(Exchangeable Image File Format)規格にしたがいランドマーク情報を画像データの付加情報として記録することで実現できる。画像データに付加するランドマーク情報は、現在位置に最も近いランドマークに関する情報だけを記録してもよいし、または、再配列したランドマーク情報の全てを記録してもよい。再配列したランドマーク情報を全て記録した場合は、再生時にその情報を用いて、ユーザが再度表示したいランドマークを選択することが可能になる。
一方、キャッシュが有効でない(すなわち、キャッシュが利用できない)と判断した場合(S302またはS305でNO)、コントローラ180は、ランドマークDBから新規にランドマークの検索を行う(S303)。その後、検索結果と画像データとを関連づけて画像ファイルを生成し、メモリカード200に記録する(S303b)。なお、画像ファイルの記録処理に影響を与えるほど、新規のDB検索処理に時間がかかる場合は、ランドマーク情報の関連づけを行わずに、一旦、画像ファイルの記録処理を行った後、ランドマーク情報の検索が完了した後に、検索結果を記録した画像ファイルに追記してもよい。画像ファイルの記録が完了した後、検索結果を内部メモリ240にキャッシュする(S304)。画像データに付加するランドマーク情報は、現在位置に最も近いランドマークに関する情報だけを記録してもよいし、または、キャッシュされたランドマーク情報の全てを記録してもよい。キャッシュされたランドマーク情報を全て記録した場合は、再生時にその情報を用いて、ユーザが再度表示したいランドマークを選択することが可能になる。
以上の構成により、画像撮影毎にランドマーク情報のキャッシュが更新されるため、撮影地点の位置情報に基づいた、より精度の高いランドマークの検索が可能となる。また、キャッシュの有効性の判断結果に基づき、ランドマーク情報を再検索せずに既にキャッシュされているランドマーク情報を画像データとともに記録するか、再検索したランドマーク情報を画像データとともに記録するかを切り替えている。
他の実施の形態
以上のように本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらには限定されない。本発明の他の実施の形態について本欄にまとめて説明する。
上記の実施の形態では、GPSモジュール260は、デジタルカメラ100の現在位置を算出するための情報を出力し、コントローラ180は、この信号に基づいてデジタルカメラ100の現在位置を緯度および経度として算出した。これに限らず、GPSモジュール260が緯度および経度を算出して出力するようにしてもよい。
上記の実施の形態では、撮像手段として、CCDイメージセンサ140を例示したが、撮像手段はこれに限定されない。例えば、撮像手段CMOSイメージセンサやNMOSイメージセンサで構成してもよい。
上記の実施の形態において、画像処理部160とコントローラ180とは、1つの半導体チップで構成してもよく、別々の半導体チップで構成してもよい。また、画像処理部160およびコントローラ180の処理内容の分担は一例であり、画像処理部160での処理をコントローラ180が実行するようにしてもよいし、逆にコントローラ180の処理を画像処理部160が実行するようにしてもよい。
本発明は、少ないメモリ容量で、高速、かつ正確にランドマークを検索することが可能となるため、取得した現在位置周辺のランドマークを検索する機能を有する、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、カーナビゲーションシステム、携帯情報端末等の電子機器に適用可能である。
100 デジタルカメラ
110 光学系
120 レンズ駆動部
130 シャッター
140 CCDイメージセンサ
150 A/Dコンバータ
160 画像処理部
170 バッファ
180 コントローラ
190 カードスロット
200 メモリカード
210 操作部材
220 表示モニタ
240 内部メモリ
260 GPSモジュール

Claims (16)

  1. 対象物の周囲にあるランドマークを検索するランドマーク検索装置であって、
    前記対象物の現在位置を取得する位置取得手段と、
    ランドマークの名称と位置情報とを関連付けてランドマーク情報として保持する第1の記憶手段と、
    前記取得した現在位置に基づいて前記第1の記憶手段から前記ランドマーク情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出されたランドマーク情報を、抽出ランドマーク情報として記憶する第2の記憶手段と、
    前記対象物の現在位置と、前記抽出ランドマーク情報を前記第2の記憶手段に記憶した時点の対象物の位置から前記抽出ランドマーク情報が示す各ランドマークまでの距離とに基づいて、前記抽出ランドマーク情報が有効であるか否かを判断する判断手段と、
    を備えたランドマーク検索装置。
  2. 前記抽出手段は、前記判断手段による判断結果に基づき、現在位置に基づいて前記第1の記憶手段から前記ランドマーク情報を再抽出するか否かを制御する、
    請求項1記載のランドマーク検索装置。
  3. 前記判断手段が前記第2の記憶手段に記憶されている抽出ランドマーク情報が有効でないと判断した場合、前記抽出手段は、現在位置に基づいて前記第1の記憶手段からランドマーク情報を再抽出し、前記第2の記憶手段は、再抽出されたランドマーク情報を新たな抽出ランドマーク情報として記憶し、
    前記判断手段が前記第2の記憶手段に記憶されている抽出ランドマーク情報が有効であると判断した場合、前記抽出手段は、現在位置に基づいて前記第1の記憶手段からランドマーク情報を再抽出しない、
    請求項2記載のランドマーク検索装置。
  4. 前記抽出ランドマーク情報の少なくとも一部を表示する表示手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記判断手段による判断結果に基づき、前記第2の記憶手段に記憶された前記抽出ランドマーク情報の少なくとも一部を表示するか否かを制御する、
    請求項1記載のランドマーク検索装置。
  5. 前記第2の記憶手段に記憶された前記抽出ランドマーク情報の少なくとも一部を所定の記録媒体に記録する記録手段をさらに備え、
    前記記録手段は、前記判断手段による判断結果に基づき、前記第2の記憶手段に記憶された前記抽出ランドマーク情報の少なくとも一部を前記記録媒体に記録するか否かを制御する、
    請求項1記載のランドマーク検索装置。
  6. 前記判断手段は、所定の時間間隔で、前記抽出ランドマーク情報が有効であるか否かを判断する、請求項1記載のランドマーク検索装置。
  7. 請求項1記載のランドマーク検索装置と、
    前記抽出ランドマーク情報のうちの少なくとも一部を表示する表示手段とを備えた電子機器。
  8. 請求項1記載のランドマーク検索装置と、
    光学系により形成された被写体像を撮像して画像データを生成する撮像手段と、
    前記画像データと、前記抽出ランドマーク情報に含まれる少なくとも一部のランドマーク情報とを関連づけて、記録媒体に記録する記録手段とを備える、
    撮像装置。
  9. 前記記録手段は、前記ランドマーク検索装置の判断手段による判断結果に基づき、前記抽出ランドマーク情報に含まれる少なくとも一部のランドマーク情報を前記画像データに関連付けて前記記録媒体に記録するか否かを制御する、
    請求項8記載の撮像装置。
  10. ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記指示受付手段が、前記撮像手段で生成された画像データを前記記録媒体へ記録することの指示を受け付けたときに、前記抽出ランドマーク情報が有効であるか否かを判断する、
    請求項8記載の撮像装置。
  11. 前記判断手段は、所定の時間間隔で、前記抽出ランドマーク情報が有効であるか否かを判断する、請求項8記載の撮像装置。
  12. 対象物の周囲にあるランドマークを検索するランドマーク検索方法であって、
    前記対象物の現在位置を取得するステップと、
    ランドマークの名称と位置情報とを関連付けてランドマーク情報として第1の記憶手段に保持するステップと、
    前記取得した現在位置に基づいて前記第1の記憶手段から前記ランドマーク情報を抽出するステップと、
    前記抽出されたランドマーク情報を、抽出ランドマーク情報として第2の記憶手段に記憶するステップと、
    前記対象物の現在位置と、前記抽出ランドマーク情報を第2の記憶手段に記憶した時点の対象物の位置から前記抽出ランドマーク情報が示す各ランドマークまでの距離とに基づいて、前記抽出ランドマーク情報が有効であるか否かを判断するステップと、
    を含む、ランドマーク検索方法。
  13. 前記抽出するステップは、前記判断するステップによる判断結果に基づき、現在位置に基づいて前記第1の記憶手段から前記ランドマーク情報を再抽出し、前記第2の記憶手段に記憶させるか否かを制御する、
    請求項12記載のランドマーク検索方法。
  14. 前記抽出ランドマーク情報の少なくとも一部を表示する表示するステップをさらに備え、
    前記表示するステップは、前記判断するステップによる判断結果に基づき、前記第2の記憶手段に記憶された前記抽出ランドマーク情報の少なくとも一部を表示するか否かを制御する、
    請求項12記載のランドマーク検索方法。
  15. 前記第2の記憶手段に記憶された前記抽出ランドマーク情報の少なくとも一部を所定の記録媒体に記録するステップをさらに備え、
    前記記録するステップは、前記判断するステップによる判断結果に基づき、前記第2の記憶手段に記憶された前記抽出ランドマーク情報の少なくとも一部を前記記録媒体に記録するか否かを制御する、
    請求項12記載のランドマーク検索方法。
  16. 前記判断するステップは、所定の時間間隔で、前記抽出ランドマーク情報が有効であるか否かを判断する、請求項12記載のランドマーク検索方法。
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