JP2011198160A - クーポン発券システム、クーポン生成サーバ、クーポン生成プログラムおよびクーポン生成方法 - Google Patents

クーポン発券システム、クーポン生成サーバ、クーポン生成プログラムおよびクーポン生成方法 Download PDF

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【課題】クーポンの無駄な発券を抑制する。
【解決手段】本発明のクーポン発券システム100は、リクエスト端末110は、ユーザの操作入力に応じて、購入希望商品を決定し、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、ユーザの購入希望商品を識別するための商品識別情報とをクーポン生成サーバに送信し、クーポン生成サーバ120は、リクエスト端末から受信した商品識別情報に基づいて、特典情報270eを生成し、ユーザ識別情報270bと、商品識別情報270cと、特典情報とを関連付けて記憶させ、発券端末130から受信したユーザ識別情報と関連付けて記憶された、商品識別情報および特典情報を、発券端末に送信し、発券端末は、ユーザ識別情報をクーポン生成サーバに送信し、クーポン生成サーバから受信した商品識別情報および特典情報に基づいて、クーポン142を発券する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クーポンを発券するためのクーポン発券システム、クーポン生成サーバ、クーポン生成プログラムおよびクーポン生成方法に関する。
商品を提供する側が商品割引用のクーポンを発券する場合、雑誌やWEBページ等にクーポンを予め掲載する形態が普及している。ユーザは、雑誌に掲載されたクーポンを切り抜いたりクーポンが掲載されたWEBページを印刷したりして、そのクーポンを店舗に持参し、商品割引等のサービスを受けることができる。
また、上記のような紙媒体に限らず、近年では携帯電話等の画面に表示させることで紙媒体を生成する費用を削減した電子クーポンも普及している。このような電子クーポンの利用例として、クーポン管理サーバが、サッカーの試合結果等の情報を情報サーバから取得し、例えば、試合の勝敗に応じた電子クーポンの特典内容の情報を選択する技術が公開されている(例えば、特許文献1)。さらに、会員個人の購買履歴に基づいてクーポンの割引率を設定する販促支援システムも提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2009−245014号公報 特開2002−74129号公報
従来、クーポンを発券しても実際に使用されない場合が多く、クーポンが無駄になってしまっていた。
そこで本発明は、このような課題に鑑み、クーポンの無駄な発券を抑制可能な、クーポン発券システム、クーポン生成サーバ、クーポン生成プログラムおよびクーポン生成方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明のクーポン発券システムは、リクエスト端末と、クーポン生成サーバと、発券端末とが通信網を介してそれぞれ接続されたクーポン発券システムであって、リクエスト端末は、ユーザの操作入力に応じて、購入希望商品を決定する商品決定部と、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、商品決定部で決定された購入希望商品を識別するための商品識別情報とをクーポン生成サーバに送信するリクエスト送信部を有し、クーポン生成サーバは、リクエスト端末から受信した商品識別情報に基づいて、特典情報を生成する特典生成部と、ユーザ識別情報と、商品識別情報と、特典情報とを関連付けて、記憶装置に記憶させる記憶制御部と、発券端末から受信したユーザ識別情報に応じ、ユーザ識別情報と関連付けて記憶装置に記憶されている商品識別情報および特典情報を、発券端末に送信するサーバ側送信部と、を有し、発券端末は、ユーザの操作入力に応じて、ユーザ識別情報をクーポン生成サーバに送信する発券送信部と、クーポン生成サーバから受信した商品識別情報および特典情報に基づいて、購入希望商品を購入すると特典情報で示されるサービスを受けられるクーポンを発券するクーポン発券部とを有する。
上記課題を解決するために、本発明のクーポン生成サーバは、クーポンの発券要求時に受信した、ユーザの購入希望商品を識別するための商品識別情報に基づいて、特典情報を生成する特典生成部と、商品識別情報と共に受信したユーザを識別するためのユーザ識別情報と、商品識別情報と、特典情報とを関連付けて、記憶装置に記憶させる記憶制御部と、クーポンの発券時に受信したユーザ識別情報に応じ、ユーザ識別情報と関連付けて記憶装置に記憶されている商品識別情報および特典情報を送信するサーバ側送信部とを有する。
ユーザ識別情報には、そのユーザ識別情報に示されるユーザの階級を示す階級情報が予め関連付けられており、特典生成部は、商品識別情報に加え、階級情報に基づいて、特典情報を生成してもよい。
特典生成部は、リクエスト端末から受信した同一のユーザ識別情報に関する他の商品識別情報にも基づいて、特典情報を生成してもよい。
記憶制御部により、商品識別情報と、ユーザ識別情報と、特典情報とが記憶装置に記憶されると、ユーザ識別情報に関連付けられて登録されたユーザ端末に、クーポンの発券準備が完了した旨を報知する完了報知部をさらに有してもよい。
上記課題を解決するために、本発明のクーポン生成プログラムは、コンピュータを、クーポンの発券要求時に受信した、ユーザの購入希望商品を識別するための商品識別情報に基づいて、特典情報を生成する特典生成部と、商品識別情報と共に受信したユーザを識別するためのユーザ識別情報と、商品識別情報と、特典情報とを関連付けて、記憶装置に記憶させる記憶制御部と、クーポンの発券時に受信したユーザ識別情報に応じ、ユーザ識別情報と関連付けて記憶装置に記憶されている商品識別情報および特典情報を送信するサーバ側送信部として機能させる。
上記課題を解決するために、本発明のクーポン生成方法は、クーポンの発券要求時に受信した、ユーザの購入希望商品を識別するための商品識別情報に基づいて、特典情報を生成し、商品識別情報と共に受信したユーザを識別するためのユーザ識別情報と、商品識別情報と、特典情報とを関連付けて記憶し、クーポンの発券時に受信したユーザ識別情報に応じ、ユーザ識別情報と関連付けて記憶した商品識別情報および特典情報を送信する。
以上説明したように本発明は、クーポンの無駄な発券を抑制可能となる。
クーポン発券システムの概略的な接続関係を示した説明図である。 リクエスト端末の構成を示した機能ブロック図である。 リクエスト端末におけるユーザインターフェースを説明するための説明図である。 発券端末の構成を示した機能ブロック図である。 発券端末の処理を説明するための説明図である。 クーポン生成サーバの構成を示した機能ブロック図である。 ユーザ管理情報を説明するための説明図である。 リクエスト情報を説明するための説明図である。 商品管理情報を説明するための説明図である。 クーポン情報を説明するための説明図である。 クーポン生成方法の全体的な流れを示したシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
クーポンを予め掲載する形態において、クーポンの掲載先が雑誌である場合、雑誌の発行部数や購入部数によってクーポンの発券数が変動する。その上、その雑誌を購入したユーザのうち、実際にクーポンを使用する人数は予測困難であり、使用されるクーポンの数も予測できない。また、クーポンの掲載先がWEBページである場合、WEBページに掲載したクーポンは、実質、無制限に発券したことと等しくなり、実際に使用されるクーポンの数を予測するのはさらに困難となる。
そこで、従来の電子クーポンにおいて、例えば、予め定められた、登録会員等の携帯電話にのみメール配信して、そのクーポンの発券数を制限するといった対応が考えられる。しかし、商品を提供する側が選択した商品の電子クーポンを会員に一律に配信しても、その特典内容によって使用される電子クーポンの数は大きく変動し、やはり予測は困難であると言わざるを得ない。
また、会員毎の商品の購買履歴から、その会員が1回の来店当たり、どの商品を何個購入したか等の分析を行い、クーポンを発券する商品を決めることが考えれる。この場合、上述したように会員に一律に電子クーポンを配信するより、クーポンを使用する可能性は高くなる。しかし、あくまで過去の購買履歴に基づく予測であるため、その商品のクーポンを真に望んでいるか否かは定かではなく、将来のクーポンの使用数の予測には限界があった。
このように、クーポンを雑誌やWEBページに掲載したり、電子クーポンを発券した場合、その商品の販売数量を予測することが困難となり、発注数量が多すぎて在庫過多となったり、逆に、発注数量が少なすぎてすぐに売り切れてしまい、クーポンを持参したユーザにその特典を提供できなかったりする問題が生じていた。
そこで、以下に述べる本実施形態のクーポン発券システムでは、クーポンを用いた商品の販売数量の予測精度を向上し、ユーザへの適切な特典情報の提供と商品提供側の利益確保とを同時に達成することを目的とする。ここで、特典情報は、対象の商品(購入希望商品)を購入した際に受けることができるサービスの内容を示す情報であり、クーポンは、その特典情報で示されるサービスを受ける権利を提示するものであって、提示する媒体を問わない。
(クーポン発券システム100)
図1は、クーポン発券システム100の概略的な接続関係を示した説明図である。クーポン発券システム100は、リクエスト端末110と、クーポン生成サーバ120と、発券端末130とを含んで構成される。クーポン生成サーバ120は、インターネット、LAN(Local Area Network)、専用回線等の通信網140を通じて、リクエスト端末110および発券端末130と接続されている。
本実施形態にかかるクーポン発券システム100は、ユーザが、リクエスト端末110において購入希望商品を指定しクーポン142の発券を要求すると、リクエスト端末110は、その旨をクーポン生成サーバ120に送信する。クーポン生成サーバ120は、ユーザが指定した購入希望商品に対して適切な特典情報を生成する。そして、ユーザが、購入希望商品に対するクーポン142の発券を試みると、発券端末130は、クーポン生成サーバ120から特典情報を取得し、その特典情報に基づいてクーポン142を発券する。また、ここでは、リクエスト端末110と発券端末130とがそれぞれ別体に形成される例を挙げているが、かかる場合に限られず、一体的に形成して、購入希望商品の指定とクーポン142の発券を同一の端末で実行することもできる。
このクーポン発券システム100によれば、ユーザが購入を希望する購入希望商品をクーポン生成サーバ120が予め集計できるので、クーポン142を用いた商品の販売数量の予測精度を向上することが可能となる。以下、リクエスト端末110、発券端末130、クーポン生成サーバ120の順に詳細な構成を述べる。
(リクエスト端末110)
図2は、リクエスト端末110の構成を示した機能ブロック図である。リクエスト端末110は、表示部150と、操作部152と、中央制御部154とを含んで構成される。
表示部150は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成され、商品検索画面、クーポンリクエスト画面等を表示する。かかる商品検索画面、クーポンリクエスト画面については、後に詳述する。操作部152は、表示部150の表示面上に設置されたタッチパネル、操作キーが複数設けられたキーボード、マウス等のポインティングデバイス、十字キー、ジョイスティック等で構成される。
中央制御部154は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路により、リクエスト端末110全体を制御する。また、中央制御部154は、商品決定部156と、リクエスト送信部158としても機能する。
商品決定部156は、表示部150に商品検索画面やクーポンリクエスト画面を表示させ、ユーザに購入希望商品の選択を促し、ユーザの操作入力に応じて、購入希望商品を決定する。
リクエスト送信部158は、ユーザの操作入力に応じて商品決定部156が購入希望商品を決定すると、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、商品決定部156で決定された購入希望商品を識別するための商品識別情報とをクーポン生成サーバ120に送信する。
図3は、リクエスト端末110におけるユーザインターフェースを説明するための説明図である。商品決定部156は、図3(a)に示すような商品検索画面160を表示部150に表示させ、ユーザは、商品検索画面160において、操作部152を通じ、キーワード、ここでは「食品」を入力する。商品決定部156は、入力されたキーワードに関連がある商品の一覧を表示部150に表示させ、ユーザは、表示部150に表示された商品の一覧の中から、クーポン142を発券したい商品を選択することができる。この商品の一覧には、例えば、それぞれの商品毎に、商品名162a、定価162b、商品の写真162c、割引率の下限を示す最小割引率162d、すでに割引率が確定している(固定されている)場合の固定の割引率162e等も表示される。また、商品決定部156は、キーワードの入力を必須とせず、表示部150に、お勧め商品の一覧やカテゴリ毎の商品の一覧を表示してもよい。
例えば、ユーザが、クーポン142の発券を要求する購入希望商品として「アイスE」を選択すると、図3(b)に示すように、商品決定部156は、表示部150に表示させる画面を、商品検索画面160からクーポンリクエスト画面164に切り換える。ユーザが、クーポンリクエスト画面164を通じて、枚数入力ボックス166aに、「アイスE」のクーポン142を所望する枚数を入力した後、決定ボタン166bを押下すると、商品決定部156は、購入希望商品を決定し、リクエスト送信部158は、ユーザ識別情報と、ユーザが選択した購入希望商品(ここでは「アイスE」)を識別するための商品識別情報とをクーポン生成サーバ120に送信する。
リクエスト端末110として、専用端末を設置する場合、例えば、予めユーザに会員カード等を配布しておき、ユーザは、会員カードをリクエスト端末110に挿入し、または指定位置に翳して(近距離無線通信を通じて)ユーザの照合を行う。会員カードを用いたユーザの照合においては、リクエスト端末110は、会員カードに記憶されたユーザ識別情報を読み取るが、かかる場合に限定されず、操作部152を通じたユーザによるユーザ識別情報の入力に応じて直接ユーザ識別情報を取得してもよい。
また、リクエスト端末110として、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンと称する)、携帯電話、ゲーム機等の汎用の通信機器を適用してもよい。この場合、ユーザは、例えば、WEBブラウザで所定のURLで示されるWEBページにアクセスし、ユーザ識別情報を入力することでユーザの照合が行われ、照合に成功するとクーポン142の発券を要求可能なWEBページにアクセスできるとしてもよい。また、ユーザが予めパスワードを登録しておき、リクエスト端末110は、ユーザの照合において、ユーザにパスワードを入力させて、登録されたパスワードとの合致を判定してもよい。
さらに、リクエスト端末110がバーコード読取部(図示せず)を備え、ユーザがバーコード読取部にバーコードを読み取らせた商品を購入希望商品としてもよい。
また、リクエスト端末110は、例えば1のユーザが所定期間内に発券要求できるクーポン142の枚数に上限値を設けてもよい。この場合、中央制御部154は、クーポン生成サーバ120に、そのユーザが発券要求したクーポン142の数が、所定期間に発券要求できる上限値に達しているか否かを問い合わせ、上限値に達している場合、商品検索画面160における商品の一覧を、例えばグレーアウト(選択禁止状態に)して、新たに商品を選べないようにする。さらに、ユーザ毎ではなく、商品毎に、クーポン142を発券要求できる上限値を設定してもよい。
(発券端末130)
図4は、発券端末130の構成を示した機能ブロック図である。発券端末130は、表示部170と、操作部172と、印刷部174、中央制御部176とを含んで構成される。
発券端末130もリクエスト端末110と同様、専用端末としても、インターネットに接続可能なパソコン、携帯電話、ゲーム機等の汎用の通信機器としてもよい。また、リクエスト端末110と同様、発券端末130として、専用端末を設置する場合、会員カードからユーザ識別情報を読み込んでユーザの照合を行ってもよく、インターネットに接続可能な汎用の通信機器を用いる場合、ユーザがWEBブラウザで所定のURLのWEBページにアクセスし、ユーザ識別情報を入力することで、発券端末130がユーザの照合を行ってもよい。
表示部170は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等で構成され、クーポン印刷画面等を表示する。かかるクーポン印刷画面については、後に詳述する。操作部172は、表示部170の表示面上に設置されたタッチパネル、操作キーが複数設けられたキーボード、マウス等のポインティングデバイス、十字キー、ジョイスティック等で構成される。印刷部174は、文字、バーコード、および写真等の画像を紙媒体、プラスチック媒体等に印刷できるプリンタで構成され、後述するクーポン発券部182の制御信号に従いクーポン142を発券する。ただし、発券端末130としてインターネットに接続可能な汎用の通信機器を用いる場合、印刷部174は、例えば家庭用のプリンタ等であってもよい。また、クーポン142を紙媒体やプラスチック媒体に印刷せず、表示部170に表示させて用いる電子クーポンとして配布する場合、発券端末130は、印刷部174を設けなくともよく、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯ゲーム機等、インターネットに接続でき携帯可能な通信機器としてもよい。
中央制御部176は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路により、発券端末130全体を制御する。また、中央制御部176は、発券送信部180、クーポン発券部182としても機能する。
発券送信部180は、クーポン142を発券しようとするユーザの操作入力に応じて、例えば、会員カードから読み込んだユーザ識別情報をクーポン生成サーバ120に送信する。本実施形態においては、ユーザの照合の際に、発券送信部180がユーザ識別情報をクーポン生成サーバ120に送信する。
クーポン発券部182は、発券送信部180がユーザ識別情報を送信したことによってクーポン生成サーバ120から送信された商品識別情報および特典情報に基づいて、特典情報で示されるサービスを受けられるクーポン142を印刷部174に発券させる。特典情報については後に詳述する。なお、本例では、クーポン発券部182は、シート状の媒体に印刷されたクーポンを発券するが、これに限定されるものではなく、例えば、携帯電話等に電子クーポンを発券(送信)してもよい。
図5は、発券端末130の処理を説明するための説明図である。ユーザがユーザの照合を終えると、クーポン発券部182は、そのユーザが事前にリクエスト端末110を通じてクーポン142の発券を要求した購入希望商品のうち、クーポン生成サーバ120において生成されている購入希望商品の特典情報をクーポン生成サーバ120から取得する。そして、クーポン発券部182は、この特典情報が生成されている購入希望商品の一覧であるクーポン一覧画面190を表示部170に表示させる。ユーザが操作部172(ここではタッチパネル)を介して、購入希望商品の一覧の中からクーポン142を発券したい商品のチェックボックス192をチェックし、発券ボタン194を押下すると、クーポン発券部182はそのチェックされた購入希望商品に関するクーポン142を印刷部174に印刷(発券)させる。
さらに、発券端末130として、商品提供側の、例えば店舗に専用端末を配置する場合、ユーザがクーポン142の発券を試みると、上述した印刷部174がクーポン142を印刷する代わりに、直接、レジにクーポン142の特典情報とユーザ識別情報とを送信し、ユーザがクーポン142の対象の商品を購入する際、自動的にクーポン142の特典情報で示されるサービスを受けられることとしてもよい。
また、発券端末130は、例えば同一のユーザに対して1日に発券できるクーポン142の枚数に上限値を設けてもよい。この場合、中央制御部176は、クーポン生成サーバ120に、そのユーザが発券したクーポン142の数が、所定期間に発券できる上限値に達しているか否かを問い合わせ、上限値に達している場合、クーポン一覧画面190における購入希望商品の一覧を、例えばグレーアウトし、新たに商品を選べないようにする。さらに、ユーザ毎ではなく、商品毎に、発券できる上限値を設定してもよい。
(クーポン生成サーバ120)
図6は、クーポン生成サーバ120の構成を示した機能ブロック図である。クーポン生成サーバ120は、記憶装置200と、中央制御部202とを含んで構成される。
記憶装置200は、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、不揮発性RAM(Random Access Memory)等で構成され、後述するユーザ管理情報、商品管理情報、リクエスト情報、およびクーポン情報を記憶する。本実施形態において、記憶装置200は、クーポン生成サーバ120と一体に形成されるが、かかる場合に限定されず、別体の、例えば、NAS(Network Attached Storage)や外付けのHDD、USB(Universal Serial Bus)メモリ等であってもよい。ユーザ管理情報について図7を用いて説明する。
図7は、ユーザ管理情報を説明するための説明図である。図7に示すように、ユーザ管理情報220は、ユーザ識別情報220a、ユーザ名220b、階級情報220c、メールアドレス220dを含んで構成される。ユーザ管理情報220は、ユーザが事前にユーザ登録を行った際、記憶装置200に記憶される。このため、ユーザがクーポン142の発券を要求する時点では、ユーザ管理情報220は、予め記憶装置200に記憶されていることとなる。階級情報220c、メールアドレス220dについては後に詳述する。
中央制御部202は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路により、クーポン生成サーバ120全体を制御する。また、中央制御部202は、特典生成部230、記憶制御部232、完了報知部234、サーバ側送信部236としても機能する。
特典生成部230は、ユーザが購入希望商品にかかるクーポンの発券を要求した際に(クーポン142の発券要求時に)リクエスト端末110から受信した商品識別情報が含まれる商品管理情報を記憶装置200から取得し、ユーザ識別情報と商品管理情報のうちの確定している事項とに基づいて、まずリクエスト情報を生成する。
図8は、リクエスト情報250を、図9は、商品管理情報260を、それぞれ説明するための説明図である。図8に示すように、リクエスト情報250は、状態情報250a、ユーザ識別情報250b、商品識別情報250cを含んで構成される。さらに、リクエスト情報250に商品名を含めてもよい。また、図9に示すように、商品管理情報260は、商品識別情報260a、商品名260b、階級別割引情報260c、在庫数260d、発注済個数260e、商品の発注数と仕入原価との関係を示す関係情報260fを含んで構成される。
状態情報250aは、発券要求の対象となるクーポン142の発券までの処理の進行状態を示す情報であり、ユーザからクーポン142の発券が要求があると、すなわち、リクエスト端末110から送信されるユーザ識別情報および商品識別情報を受信すると、特典生成部230は、状態情報250aを「未生成」としてリクエスト情報を生成する。
そして、特典生成部230は、リクエスト端末110から受信した商品識別情報のうちの確定している事項に基づいて、特典情報を生成する。
例えば、特典生成部230は、その購入希望商品のクーポン142の発券要求を受け付けた総数にも基づいて、精度よく販売数量を予測し、予測した販売数量と、在庫数260dと、発注済個数260eとに基づいて、新たに発注する個数を決めることができる。そのため、特典生成部230は、大量入荷の際のボリュームディスカウント等で代表されるような、商品の発注数と仕入価格との関係を示す関係情報260fから仕入価格を求め、適切な利益を確保できる範囲で、商品の割引等のサービスの特典情報を生成する。また、設定により、採算は取れずとも新規顧客を呼び込めるようなクーポン142を発券するように、特典生成部230に特典情報を生成させる場合もある。こうして生成された特典情報は商品識別情報に関連付けて商品管理情報の階級別割引情報260cに設定される。
上述したように、本実施形態のクーポン発券システム100ではユーザがリクエスト端末110を通じて購入希望商品を選択すると、クーポン生成サーバ120が特典情報を生成する。そして、ユーザによるクーポン142の発券要求を受け付けると、発券端末130は、クーポン生成サーバ120が生成した特典情報に基づいて、その購入希望商品についてのクーポン142を発券する。かかる構成により、商品提供側が決めた商品のクーポンを一律に発券する従来の形態に比べて、クーポン142の利用上限を把握でき、その利用上限内で高い確率でクーポン142が使用される。そのため、クーポン142を用いた商品の販売数量の予測精度を向上することができ、高い精度の販売数量の予測に基づいて、その商品を適切な数量で発注することが可能となり、在庫不足や在庫過多を回避することができる。さらに、上述したように、適切な発注数量に対応する仕入価格から、利益を確保できる範囲で適切な割引を行うことが可能となる。こうして、ユーザへの適切な特典情報のサービスの提供と商品提供側の利益確保とを同時に達成可能となる。
また、従来の紙媒体に印刷されたクーポンの中には使用されず無駄になってしまうものがあったが、本実施形態では、ユーザが発券要求したクーポン142のみを発券するため、高い確率でクーポン142が使用されるので紙資源等を有効利用できる。
さらに、ユーザのニーズを広く捉えるため、商品提供側が赤字となるような集客力の高いクーポンの種類を増やそうと試みた場合、従来は、商品毎に一定量のクーポンが発券されてしまうこととなる。そのため、商品提供側が赤字となるような集客力の高いクーポンの発券数の総数が増え、商品提供側が赤字となるようなクーポンのみが使用されて利益率が悪化してしまうことがあった。本実施形態のクーポン発券システム100では、先にユーザに商品を選択させてからクーポン142を発券する構成により、例えば、要求可能なクーポン142の上限数や発券を行うクーポン142の上限数を決めることで、商品提供側が赤字となるようなクーポンのみが使用される事態を回避でき、集客力の高いクーポン142を発券する対象の商品の種類を広げることが可能となる。
また、本実施形態において、図7に示すように、ユーザ識別情報220aには、そのユーザ識別情報220aに示されるユーザの階級を示す階級情報220cが、予め関連付けられている。また、図9に示すように、商品管理情報260には、階級毎の特典情報、ここでは階級別割引情報260cが、予め関連付けられている。特典生成部230は、商品識別情報260aに加え、階級情報220cに基づいて、特典情報を生成する。
例えば、図9に示す商品識別情報260aが「bbbb001」の商品についてのクーポン142の発券要求であった場合、特典生成部230は、ユーザ管理情報220における、リクエスト端末110から受信したユーザ識別情報に対応した階級情報220cを参照し、商品識別情報260aで示される購入希望商品のクーポン142の発券要求の総数と、階級毎の発券要求数とを踏まえて、特典情報を生成する。
特典生成部230は、例えば、その階級情報220cがランク1の場合、割引率を10%、ランク2の場合、割引率を15%、ランク3の場合、割引率を20%とする特典情報を生成する。また、図9に示す商品識別情報260aが「bbbb002」の商品についてのクーポン142の発券要求であった場合、特典生成部230は、そのユーザの階級情報220cがランク1の場合、割引金額を100円、ランク2の場合、割引金額を200円、ランク3の場合、割引金額を300円とする特典情報を生成する。
このように、特典生成部230が階級情報にも基づいて特典情報を生成する構成により、ユーザの階級に合わせて、クーポン142の割引率、割引金額、または付加サービス等の特典の差別化を図ることができ、例えば、購入金額、購入数や会員の維持費用に応じて、クーポン142で受けられるサービスの価値がより高い階級に昇級することとして、ユーザの購買意欲を高めることが可能となる。
さらに、特典情報を生成する際、特典生成部230は、階級別割引情報260c、在庫数260d、発注済個数260e、関係情報260f等の情報のうち、特典情報を生成するために必要な最低限の情報が不足していた場合、クーポン発券システム100を管理する管理人(商品提供側の人)が現在保持された情報に基づいて、直接、特典情報を生成して記憶装置200に記憶させてもよい。
この場合、特典生成部230は、リクエスト情報の状態情報を「生成エラー」として保留しておき、中央制御部202は、管理人の操作入力に応じて、「生成エラー」となっているリクエスト情報の一覧画面を表示部(図示せず)に表示させる。管理人が、その一覧画面に表示されているリクエスト情報それぞれについて、特典情報を入力して登録すると、特典生成部230は、リクエスト情報の状態情報を「生成済」に切り換える。
また、特典生成部230は、リクエスト端末110から受信した同一のユーザ識別情報に関する他の商品識別情報にも基づいて、特典情報を生成する。例えば、同一のユーザから複数のクーポン142の発券要求を受け付けている場合、特典生成部230は、発券要求のあった数に応じて、そのユーザに対し、例えば、割引率を高く設定した特典情報を生成する。かかる構成により、ユーザに対して、より多くのクーポンを発券して、商品を購入しようという動機付けができ、販売を促進することが可能となる。この場合、ユーザが、多くのクーポンを意図的に発券要求し全体的な割引率を高くした後、その中でもひと際割引率が高いクーポン142のみを使用してしまう事態を回避するために、発券したクーポン142の使用実績も参照し、発券したが使用されなかったクーポン142が所定数以上あると、以降の所定の期間、特典生成部230は、そのユーザの割引率を低くするとしてもよい。
記憶制御部232は、少なくとも、ユーザ識別情報と、商品識別情報と、特典情報とを関連付けて、クーポン情報を生成し、記憶装置200に記憶させる。
図10は、クーポン情報270を説明するための説明図である。クーポン情報270は、発券情報270a、ユーザ識別情報270b、商品識別情報270c、商品名270d、特典情報270e、発券期限270f、有効期限270gが含まれる。発券情報270aは、ユーザが発券端末130を通じて対象のクーポン142を発券したか否かを示す情報であり、発券期限270fは、発券することができる期限を示し、有効期限270gは、クーポン142が発券された場合にそれを有効に利用できる期限である有効期限を示す。
完了報知部234は、記憶制御部232により、少なくともユーザ識別情報270bと、商品識別情報270cと、特典情報270eとが含まれるクーポン情報270が記憶装置200に記憶されると、ユーザ管理情報220から、そのクーポン情報270に含まれるユーザ識別情報に対応するメールアドレス220dを参照し、そのメールアドレス220dを通じてユーザのユーザ端末280に、クーポン142の発券準備が完了した旨を報知する。本実施形態において、ユーザ端末280は、発券端末130と同様、携帯電話、PHS、携帯ゲーム機等、インターネットに接続できる通信機器である。
かかる構成により、ユーザは、クーポン142の発券が可能となったことを迅速に把握でき、発券端末130まで足を運んだがクーポン142を発券できなかったという事態を回避することが可能となる。また、ユーザがクーポン142の発券を要求していたことを忘れてしまったとしてもユーザ端末280への例えばメール等による報知でユーザにクーポン142の発券を思い出させることができる。
さらに、このクーポン142の発券が可能となったことの報知において、そのクーポン142の特典情報270eも報知すると、ユーザは、特典情報270eの中身を事前に確認することができる。さらにそのクーポン142の有効期限270gも報知すると、ユーザはその有効期限270gを踏まえて適切にクーポン142を利用することが可能となる。
また、上述したように、電子クーポンを配布する場合、完了報知部234は、例えばユーザ端末280のメールアドレス220dに、クーポン142の発券準備が完了した旨を通知する代わりに、電子クーポンそのものを配布してもよい。この場合、ユーザ端末280が発券装置130として機能することとなる。
サーバ側送信部236は、ユーザが購入希望商品を購入すると特典情報で示されるサービスを受けられるクーポン142を発券しようと試みた際に(クーポン142の発券時に)、発券端末130から受信したユーザ識別情報に応じ、ユーザ識別情報と関連付けて記憶装置200に記憶されている商品識別情報270cおよび特典情報270eを含むクーポン情報270を、発券端末130に送信する。
以上、説明したクーポン生成サーバ120によって、クーポン142を用いた商品の販売数量の予測精度を向上することが可能となる。また、コンピュータをクーポン生成サーバ120として機能させるクーポン生成プログラムや、そのクーポン生成プログラムを記憶した、コンピュータで読み取り可能なフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)等の記憶媒体も提供される。ここで、プログラムは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理手段をいう。
また、このクーポン生成プログラムは、クーポン生成サーバ120に通信網102を介して接続された任意のアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることもできる。
(クーポン生成方法)
次に、上述したクーポン生成サーバ120を用いて、クーポン142の生成を行うクーポン生成方法を説明する。図11は、クーポン生成方法の全体的な流れを示したシーケンス図である。
ユーザが会員カード等を用いて、リクエスト端末110でユーザの照合を行い(S300)、商品決定部156が、表示部150に商品検索画面160、クーポンリクエスト画面164を表示させ、ユーザに購入希望商品の選択を促し、ユーザの操作入力に応じて、購入希望商品を決定すると(S302)、リクエスト送信部158は、ユーザの照会ステップ(S300)において読み込んだユーザ識別情報と、購入希望商品を識別するための商品識別情報とをクーポン生成サーバ120に送信する(S304)。
クーポン生成サーバ120の特典生成部230は、リクエスト端末110からユーザ識別情報と商品識別情報とを受信すると、ユーザ識別情報と、商品管理情報のうちの確定している事項とに基づいて、リクエスト情報250を生成し記憶装置200に記憶する(S306)。そして、特典生成部230は、リクエスト端末110から受信した商品識別情報に基づいて、特典情報270eを生成する(S308)。
続いて、記憶制御部232は、少なくとも、ユーザ識別情報270bと、商品識別情報270cと、特典情報270eとを関連付けて、クーポン情報270を生成し、記憶装置200に記憶させる(S310)。完了報知部234は、そのクーポン情報270に含まれるユーザ識別情報270bに対応するメールアドレス220dを参照し、そのメールアドレス220dを通じてユーザのユーザ端末280に、クーポン142の発券準備が完了した旨を報知する(S312)。
発券端末130において、発券送信部180は、クーポン142を発券しようとするユーザの照合時の操作入力に応じて、会員カード等から読み込んだユーザ識別情報をクーポン生成サーバ120に送信する(S314)。クーポン生成サーバ120のサーバ側送信部236は、発券端末130から受信したユーザ識別情報に応じ、ユーザ識別情報と関連付けて記憶装置200に記憶されている商品識別情報270cおよび特典情報270eを含むクーポン情報270を、発券端末130に送信する(S316)。
ユーザの操作入力によって、クーポン情報270がクーポン生成サーバ120から受信されている購入希望商品の中から、クーポン142を発券したい商品が選択されると(S318)、クーポン発券部182は、選択された購入希望商品のクーポン142を印刷部174に発券させる(S320)。
このようなクーポン生成方法によっても、クーポン142を用いた商品の販売数量の予測精度を向上し、ユーザへの適切な特典情報の提供と商品提供側の利益確保とを同時に達成することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本実施形態における購入希望商品は、ユーザが購入を希望する商品であり、ここでいう商品には、金銭以外の物品の所有権の移動を伴わない、輸送、加工、福祉、教育、理容(美容)、整備等のサービス(役務)も含まれる。
なお、本明細書のクーポン生成方法における各工程は、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、クーポンを発券するためのクーポン生成サーバ、クーポン生成プログラムおよびクーポン生成方法に利用することができる。
100 …クーポン発券システム

Claims (7)

  1. リクエスト端末と、クーポン生成サーバと、発券端末とを含むクーポン発券システムであって、
    前記リクエスト端末は、
    ユーザの操作入力に応じて、購入希望商品を決定する商品決定部と、
    ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記商品決定部で決定された購入希望商品を識別するための商品識別情報とを前記クーポン生成サーバに送信するリクエスト送信部
    を有し、
    前記クーポン生成サーバは、
    前記リクエスト端末から受信した商品識別情報に基づいて、特典情報を生成する特典生成部と、
    前記ユーザ識別情報と、前記商品識別情報と、前記特典情報とを互いに関連付けて、記憶装置に記憶させる記憶制御部と、
    前記発券端末から受信したユーザ識別情報に応じ、該ユーザ識別情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている前記商品識別情報および前記特典情報を、前記発券端末に送信するサーバ側送信部と、
    を有し、
    前記発券端末は、
    ユーザの操作入力に応じて、ユーザ識別情報を前記クーポン生成サーバに送信する発券送信部と、
    前記クーポン生成サーバから受信した商品識別情報および特典情報に基づいて、前記購入希望商品を購入すると前記特典情報で示されるサービスを受けられるクーポンを発券するクーポン発券部と
    を有するクーポン発券システム。
  2. クーポンの発券要求時に受信した、ユーザの購入希望商品を識別するための商品識別情報に基づいて、特典情報を生成する特典生成部と、
    前記商品識別情報と共に受信したユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記商品識別情報と、前記特典情報とを互いに関連付けて、記憶装置に記憶させる記憶制御部と、
    クーポンの発券時に受信したユーザ識別情報に応じ、該ユーザ識別情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている前記商品識別情報および前記特典情報を送信するサーバ側送信部と
    を有するクーポン生成サーバ。
  3. 前記ユーザ識別情報には、そのユーザ識別情報に示されるユーザの階級を示す階級情報が予め関連付けられており、
    前記特典生成部は、前記商品識別情報に加え、前記階級情報に基づいて、前記特典情報を生成する
    請求項2に記載のクーポン生成サーバ。
  4. 前記特典生成部は、リクエスト端末から受信した同一のユーザ識別情報に関する他の商品識別情報にも基づいて、前記特典情報を生成する
    請求項2または3に記載のクーポン生成サーバ。
  5. 前記記憶制御部により、商品識別情報と、前記ユーザ識別情報と、前記特典情報とが前記記憶装置に記憶されると、該ユーザ識別情報に関連付けられて登録されたユーザ端末に、クーポンの発券準備が完了した旨を報知する完了報知部をさらに有する
    請求項2から4のいずれか1項に記載のクーポン生成サーバ。
  6. コンピュータを、
    クーポンの発券要求時に受信した、ユーザの購入希望商品を識別するための商品識別情報に基づいて、特典情報を生成する特典生成部と、
    前記商品識別情報と共に受信したユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記商品識別情報と、前記特典情報とを互いに関連付けて、記憶装置に記憶させる記憶制御部と、
    クーポンの発券時に受信したユーザ識別情報に応じ、該ユーザ識別情報と関連付けて前記記憶装置に記憶されている前記商品識別情報および前記特典情報を送信するサーバ側送信部と
    して機能させるクーポン生成プログラム。
  7. クーポンの発券要求時に受信した、ユーザの購入希望商品を識別するための商品識別情報に基づいて、特典情報を生成し、
    前記商品識別情報と共に受信したユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記商品識別情報と、前記特典情報とを互いに関連付けて記憶し、
    クーポンの発券時に受信したユーザ識別情報に応じ、該ユーザ識別情報と関連付けて記憶した前記商品識別情報および前記特典情報を送信する
    クーポン生成方法。
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