JP2011193658A - ガス絶縁母線用導体 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化を図った導体であっても通電性能および機械的強度が共に良好であり、ガス絶縁母線の縮小化を実現して電力設備のコンパクト化に寄与するガス絶縁母線用導体を提供する。
【解決手段】導体5表面には導体5の軸方向に沿って中空部分に貫通する孔7が複数形成されている。孔7は、導体5の軸方向に沿って、らせん状に並んで配置されている。また、各孔7は導体5の軸方向と直交する直交断面となる円周部に1つだけ形成されている。さらに、互いに隣接する2つの孔7は前記直交断面となる円周部の中心点から60度の角度間隔を持って配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】導体5表面には導体5の軸方向に沿って中空部分に貫通する孔7が複数形成されている。孔7は、導体5の軸方向に沿って、らせん状に並んで配置されている。また、各孔7は導体5の軸方向と直交する直交断面となる円周部に1つだけ形成されている。さらに、互いに隣接する2つの孔7は前記直交断面となる円周部の中心点から60度の角度間隔を持って配置されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、絶縁ガスを封入した密閉金属容器内に収納されるガス絶縁母線用導体に係り、特に、優れた機械的強度および通電性能を兼ね備えたガス絶縁母線用導体に関するものである。
電力設備は、都市部をはじめとして様々な場所に建造するので、設置条件が厳しい。設置条件の中でも、設置面積に関しては制約が強く、狭い場所に電力設備を建造することも多い。このため、電力設備のコンパクト化が望まれている。電力設備のコンパクト化を実現する上で、電力設備間の接続母線についても、その縮小化が要請されている。そこで、電力設備間の接続母線としては、スペース性に優れた3相一括型のガス絶縁母線が主流となっている。
ガス絶縁母線とは、密閉した金属容器内に絶縁ガスを封入すると共に、通電用の導体を収納して構成したものであり、3相一括型とは、3相の導体を同一の金属容器内に一括収納したタイプである。ガス絶縁母線に使用される金属容器は、基本的に円形形状の本体部からなり、その両端部に隣接機器との接続用フランジを溶接一体化して形成している。また、通電用の導体は、中空のパイプ状部材からなる。導体には支持絶縁物を取り付け、この支持絶縁物によって導体を金属容器内に支持している。
以上のようなガス絶縁母線は、電力設備同士を接続するほどの長さにわたって、単体で形成することは不可能である。したがって通常、金属容器および導体を複数個に分割しており、それらを連続して接続することによって、ガス絶縁母線を構成している。
ここで、ガス絶縁母線の従来例について、図9を参照して具体的に説明する。図9に示す従来例は、電力系統において同軸円筒構造を持つガス絶縁母線の一例である。図9に示すように、ガス絶縁母線には密閉された同軸円筒形の金属容器1が設けられている。
金属容器1の内部には絶縁および冷却媒体として絶縁ガス2が高圧充填されている。金属容器1の両端部には隣接する金属容器1と接続するためのフランジ1aが一体化して形成されている。フランジ1aには絶縁スペーサ3が取り付けられており、絶縁スペーサ3の中心部に通電用の接触子4が設置されている。
また、金属容器1内には通電用の導体5が収納されている。導体5はパイプ状部材から構成され、アルミニウムや銅など単一材料が用いられている。導体5両端部の内面にはスライドコンタクト6が設けられている。スライドコンタクト6は、絶縁スペーサ3の接触子4と電気的に接続されている。
前述したようにガス絶縁母線は電力設備のコンパクト化に寄与するため、縮小化する傾向にあるが、どのような長さであるにせよ、所定の機械的強度を持つ必要がある。特に、パイプ状の導体5に関しては、短絡時の短絡電流によって多相の導体5との間に電磁力が働くので、この電磁力による変位によって破壊されないだけの強さ、さらには地震振動により変形しない強さを持つことが求められている。
ガス絶縁母線用導体の機械的強度を高める技術としては、例えば特許文献1などが提案されている。特許文献1では、複数の分割したパイプ状の導体のうち、固有振動数が商用周波数の2倍に略一致する導体に関して、導体の内径寸法あるいは長さ寸法を変更して、固有振動数を商用周波数の2倍から離れた値を取るようにしている。このようなガス絶縁母線用導体によれば、導体の固有振動数を商用周波数の2倍から離したことで、導体における共振の発生を防止することが可能である。したがって、ガス絶縁母線用導体は優れた機械的強度を維持することができる。
ところで、ガス絶縁母線用導体は、機械的強度のほかに、通電性能を持つことが不可欠である。しかし、ガス絶縁母線の縮小化に伴ってガス絶縁母線用導体の短く且つ小さくなると、導体の温度が上昇し易く、これにより導体の通電性能が低下するおそれがあった。
すなわち、小型化した導体について、同量の電流を流した際に既存の大きさの導体と比較すると、電流密度が上昇する。このため、導体が小型化するほど、導体の発熱量は増大する。また、小型化した導体は放熱面積も小さいので、放熱量が減少し、温度上昇量も増大する。
このように小型化した導体では発熱量および温度上昇量が増えるため、導体の温度が既定値を超え易く、導体の通電性能が制約を受ける可能性があった。また、導体温度が高いと、パッキングリースをはじめとする化学材料や有機材料が早期に劣化するという不具合がある。したがって、電力設備を頻繁にメンテナンスする必要があり、コストの増大を招いていた。
そこで、ガス絶縁母線用導体では、小型化に際して、導体の温度上昇を抑えることが急務となっている。導体の温度上昇を抑えるためには、電気抵抗の小さな材料を用いて導体を製造することが有効である。しかし、電気抵抗の小さな材料は、銅や銀など、重量があり且つ高価なものになる。したがって、これらの材料を用いて導体を製造しようとすると、組立作業性および経済性が低減した。
また、導体の形状自体に改良を加えて導体温度の上昇を防ぐ技術としては、導体に冷却用の孔を設けて放熱性能を高めることが考えられる。しかし、十分な放熱効果を確保できるほどの大きさの孔を、小型化した導体に開けるとなると、機械的強度を維持することが困難となっていた。
本発明は、上記の問題を解決するために提案されたもので、小型化を図った導体であっても通電性能および機械的強度が共に良好であり、ガス絶縁母線の縮小化を実現して電力設備のコンパクト化に寄与するガス絶縁母線用導体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、絶縁性の媒体として絶縁ガスを封入した密閉金属容器内に設けられたパイプ状のガス絶縁母線用導体において、導体表面には導体の軸方向に沿って孔が複数形成され、各孔は導体の軸方向と直交する断面の外周部に1つだけ配置され、且つ距離的に最も近い2つの孔は導体の軸方向と平行な2本の直線上にそれぞれ位置するように配置されたことを特徴とするものである。
本発明のガス絶縁母線用導体では、複数の孔を分散させて設けたので、孔の開口部分が偏在せずに十分な機械的強度を維持することができ、しかも、複数の孔を開口したことで導体内部の絶縁ガスを金属容器内にスムーズに対流させて優れた放熱性能を発揮することが可能となり、導体の温度上昇を抑止して通電性能を良好に保つことができる。
以下、本発明に係るガス絶縁母線用導体の実施形態の一例について、図1〜図8を参照して具体的に説明する。
(1)第1の実施形態
[構成]
第1の実施形態について、図1の斜視図および図2の断面斜視拡大図を参照して説明する。これらの図に示すように、パイプ状の導体5表面には、導体5の中空部分に貫通する孔7が複数形成されている。
[構成]
第1の実施形態について、図1の斜視図および図2の断面斜視拡大図を参照して説明する。これらの図に示すように、パイプ状の導体5表面には、導体5の中空部分に貫通する孔7が複数形成されている。
孔7は、導体5の軸方向に沿って、らせん状に並んで配置されている。より詳しくは、各孔7は導体5の軸方向と直交する直交断面となる円周部に1つだけ形成されている。また、距離的に最も近い2つの孔7同士は、中心間距離Lを400mmとし、角度間隔を60度として配置されている。すなわち、隣接する孔7同士が導体5の軸方向と平行に延びる同一線上に位置することはない。孔7は60度ずれているので、孔7が導体5の軸方向と平行に延びる同一線上に位置するのは、導体5の軸方向に数えて6個おきとなる。
[作用効果]
以上の構成を有する第1の実施形態では、導体5に開けられた孔7が、導体5の直角断面上に複数存在することがなく、且つ隣接するものは導体5の軸方向の同一位置には無い。したがって、導体5に多数の孔7を設けたにせよ、これら孔7が導体5上に偏在することがなく、均等に分散させることができる。その結果、孔7が多数あったとしても、導体5の機械的強度が局部的に弱まることなく、全体的に均一となる。
以上の構成を有する第1の実施形態では、導体5に開けられた孔7が、導体5の直角断面上に複数存在することがなく、且つ隣接するものは導体5の軸方向の同一位置には無い。したがって、導体5に多数の孔7を設けたにせよ、これら孔7が導体5上に偏在することがなく、均等に分散させることができる。その結果、孔7が多数あったとしても、導体5の機械的強度が局部的に弱まることなく、全体的に均一となる。
また、第1の実施形態においては、導体5の温度上昇を効果的に抑止可能であり、優れた通電性能を容易に確保することができる。すなわち、導体5に複数の孔7を均等に分散したことで、導体5a内の高温となった絶縁ガスと、導体5を収納した金属容器内の絶縁ガスを、スムーズに対流させることが可能である。
しかも、第1の実施形態では、らせん状に並べて孔7を配置したので、仮に導体5が円周方向に回転した場合でも、常に導体5の上部に孔7が必ず存在する。したがって、導体5内外の自然対流を確実に発生させることができ、導体5内部のガス温度を冷却して十分な放熱性能を発揮することができる。その結果、導体5の温度上昇を規定値以下に抑えて、優れた通電性能を備えることができる。
以上述べた第1の実施形態によれば、局部的な機械的強度および放熱性能の弱化を抑制可能であり、導体の小型化を図った上で、全体的に均一な機械的強度と、優れた通電性能を両立させることができる。これにより、信頼性を維持しつつガス絶縁母線の縮小化を進めることが可能であり、電力設備のコンパクト化の実現に寄与することができる。
(2)第2の実施形態
[構成]
続いて、第2の実施形態について、図3の断面斜視拡大図を参照して説明する。なお、下記の実施形態において上記第1の実施形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明は省略する。図3に示すように、第2の実施形態の特徴は、孔7の周縁部に導体5の内面側に突出する張出し部8を設けた点にある。この張出し部8は導体5に孔7を穿孔した後に溶接して設けている。
[構成]
続いて、第2の実施形態について、図3の断面斜視拡大図を参照して説明する。なお、下記の実施形態において上記第1の実施形態と同一の構成部分については、同一の符号を付して説明は省略する。図3に示すように、第2の実施形態の特徴は、孔7の周縁部に導体5の内面側に突出する張出し部8を設けた点にある。この張出し部8は導体5に孔7を穿孔した後に溶接して設けている。
[作用効果]
以上のような第2の実施形態では、上記第1の実施形態の作用効果に加えて、導体5に張出し部8を設けた分だけ、放熱面積をより増大させることができ、導体5bの放熱性能を向上させることが可能である。また、この張出し部8を形成した部分は導体5の厚み寸法が増すので、導体5の補強材としての作用を持つ。そのため、孔7を多数設けても、導体5の機械的強度を高めることが可能である。
以上のような第2の実施形態では、上記第1の実施形態の作用効果に加えて、導体5に張出し部8を設けた分だけ、放熱面積をより増大させることができ、導体5bの放熱性能を向上させることが可能である。また、この張出し部8を形成した部分は導体5の厚み寸法が増すので、導体5の補強材としての作用を持つ。そのため、孔7を多数設けても、導体5の機械的強度を高めることが可能である。
(3)第3の実施形態
[構成]
図4に示すように、第3の実施形態は、導体5内周部には、導体5の軸方向に真直ぐに延びる放熱フィン9が、60度の角度間隔を持って、合計6箇所に配置されている。これらの放熱フィン9は導体5と一体的に設けられている。
[構成]
図4に示すように、第3の実施形態は、導体5内周部には、導体5の軸方向に真直ぐに延びる放熱フィン9が、60度の角度間隔を持って、合計6箇所に配置されている。これらの放熱フィン9は導体5と一体的に設けられている。
[作用効果]
上記の第3の実施形態では、導体5内周部に放熱フィン9を設けたことで、上記第2の実施形態と同じく、放熱面積が増大して放熱性能が向上する。また、放熱フィン9は、導体5の軸方向に延びているため、長尺の導体5における補強材として好適であり、導体5の機械的強度を高めることが可能である。
上記の第3の実施形態では、導体5内周部に放熱フィン9を設けたことで、上記第2の実施形態と同じく、放熱面積が増大して放熱性能が向上する。また、放熱フィン9は、導体5の軸方向に延びているため、長尺の導体5における補強材として好適であり、導体5の機械的強度を高めることが可能である。
(4)第4の実施形態
[構成]
第4の実施形態について、図5の斜視図および図6の断面斜視拡大図を参照して説明する。これらの図に示すように、導体5の外周形状は、単純な円形ではなく、部分的に外径を大きくした円弧状の凸部10が、60度の角度間隔を持って、合計6箇所設けられている。また、凸部10に挟まれた部分は、凸部10に比べて外径の小さい薄肉部11となっており、この薄肉部11に孔7を配置するようになっている。
[構成]
第4の実施形態について、図5の斜視図および図6の断面斜視拡大図を参照して説明する。これらの図に示すように、導体5の外周形状は、単純な円形ではなく、部分的に外径を大きくした円弧状の凸部10が、60度の角度間隔を持って、合計6箇所設けられている。また、凸部10に挟まれた部分は、凸部10に比べて外径の小さい薄肉部11となっており、この薄肉部11に孔7を配置するようになっている。
[作用効果]
第4の実施形態によれば、導体5に凸部10を設けることで、放熱面積を増やして放熱性能の向上を図ることができる。また、凸部10を形成したことで導体5は厚みを増すので、凸部10は補強材としての作用を持つことができ、導体5の機械的強度を高めることができる。さらに、第4の実施形態では外径の小さい薄肉部11に孔7を設けたことにより、孔7近傍の電界を緩和することができる。したがって、導体5の電気的絶縁性能が向上するといった独自の作用効果を発揮することが可能である。
第4の実施形態によれば、導体5に凸部10を設けることで、放熱面積を増やして放熱性能の向上を図ることができる。また、凸部10を形成したことで導体5は厚みを増すので、凸部10は補強材としての作用を持つことができ、導体5の機械的強度を高めることができる。さらに、第4の実施形態では外径の小さい薄肉部11に孔7を設けたことにより、孔7近傍の電界を緩和することができる。したがって、導体5の電気的絶縁性能が向上するといった独自の作用効果を発揮することが可能である。
(5)他の実施形態
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば、図7および図8に示すように、第2〜第4の実施形態の持つ構成上の特徴を併せ持つ実施形態も包含する。すなわち、この実施形態では、導体5の外周に凸部10および薄肉部11を形成し、薄肉部11に孔7を設けると共に、孔7の周縁部に導体5内面方向に突出する張出し部8を設け、さらには導体5e内周部に軸方向に放熱フィン9を配置している。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば、図7および図8に示すように、第2〜第4の実施形態の持つ構成上の特徴を併せ持つ実施形態も包含する。すなわち、この実施形態では、導体5の外周に凸部10および薄肉部11を形成し、薄肉部11に孔7を設けると共に、孔7の周縁部に導体5内面方向に突出する張出し部8を設け、さらには導体5e内周部に軸方向に放熱フィン9を配置している。
以上のような実施形態では、第2〜第4の実施形態の持つ作用効果、つまり、導体5における放熱性能の向上ならびに機械的強度低下の抑制、さらには孔7付近の電界の保護といった作用効果について、全て満たすことができ、且つ互いにその働きを阻害しない導体5を提供することが可能である。なお、各実施形態の構成を全て組み合わせるのではなく、部分的に組み合わせた実施形態も包含する。
また、各構成部の形状や配置箇所、配置数などについても適宜変更可能である。具体的には、孔7の形状は角孔に限らず、丸孔であってもよい。また、孔7の並び方は、らせん状に限らず、ジグザグ状など様々な並び方が考えられる。さらに、張出し部8は、前述したように導体5に孔7を穿孔した後に溶接してもよいし、導体5を穿孔する際に導体5の穿孔部分を内側に張出させて張出し部8を設けても構わない。また、導体5内周部に設ける放熱フィン9についても、らせん状に設けたり、導体5とは別部材とすることも可能である。
1…金属容器
2…絶縁ガス
3…絶縁スペーサ
4…接触子
5…導体
6…スライドコンタクト
7…孔
8…張出し部
9…放熱フィン
10…凸部
11…薄肉部
2…絶縁ガス
3…絶縁スペーサ
4…接触子
5…導体
6…スライドコンタクト
7…孔
8…張出し部
9…放熱フィン
10…凸部
11…薄肉部
Claims (5)
- 絶縁性の媒体として絶縁ガスを封入した密閉金属容器内に設けられたパイプ状のガス絶縁母線用導体において、
導体表面には導体の軸方向に沿って孔が複数形成され、
各孔は導体の軸方向と直交する断面の外周部に1つだけ配置され、且つ距離的に最も近い2つの孔は導体の軸方向と平行な2本の直線上にそれぞれ位置するように配置されたことを特徴とするガス絶縁母線用導体。 - 前記孔の周縁部には導体内面側に突出する張出し部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁母線用導体。
- 導体内面側には軸方向に延びる放熱フィンが設けられたことを特徴とする請求項1および2に記載のガス絶縁母線用導体。
- 導体の外周部には外径寸法の大きい凸部と外径寸法の小さい薄肉部が形成され、前記薄肉部に前記孔が配置されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス絶縁母線用導体。
- 前記孔は、導体の軸方向に沿って、らせん状またはジグザグ状に配置されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス絶縁母線用導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010058477A JP2011193658A (ja) | 2010-03-15 | 2010-03-15 | ガス絶縁母線用導体 |
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ID=44797983
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JP (1) | JP2011193658A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102751684A (zh) * | 2012-06-27 | 2012-10-24 | 江苏华鹏智能电气股份有限公司 | 密集型母线槽 |
WO2016010205A1 (ko) * | 2014-07-18 | 2016-01-21 | 권병운 | 전선관 |
KR20160115593A (ko) * | 2015-03-27 | 2016-10-06 | 권병운 | 버스바 |
KR20170056101A (ko) * | 2015-11-12 | 2017-05-23 | 현대일렉트릭앤에너지시스템(주) | 배전반 |
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2010
- 2010-03-15 JP JP2010058477A patent/JP2011193658A/ja active Pending
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CN102751684B (zh) * | 2012-06-27 | 2017-07-07 | 江苏华鹏电力设备股份有限公司 | 密集型母线槽 |
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