JP2011193628A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】
回転電機において、高温環境下に置かれても効果的に冷却する構成を開示する。
【解決手段】
回転子2の外周に対向して、積層コアからなる固定子コア3が設けられている。固定子コア3は固定子巻線4を備え、固定子コア3の外周に接触してフレーム5が設けられている。フレーム5内部には、固定子コア3を冷却するための冷却用液体を流す冷却水路7が設けられている。回転子2の軸方向端面に円盤8を備え、固定子コア3を軸方向に固定子コア分割部9にて分割させ、フレーム5の内周の固定子コア3の外周に接触する面には、複数の通風穴10を備える。
【選択図】 図1
回転電機において、高温環境下に置かれても効果的に冷却する構成を開示する。
【解決手段】
回転子2の外周に対向して、積層コアからなる固定子コア3が設けられている。固定子コア3は固定子巻線4を備え、固定子コア3の外周に接触してフレーム5が設けられている。フレーム5内部には、固定子コア3を冷却するための冷却用液体を流す冷却水路7が設けられている。回転子2の軸方向端面に円盤8を備え、固定子コア3を軸方向に固定子コア分割部9にて分割させ、フレーム5の内周の固定子コア3の外周に接触する面には、複数の通風穴10を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、回転電機に関する。
全閉形の回転電機において、その回転電機自身の冷却を行うために、従来の回転電機は、回転子および固定子にファンを設け冷却している。(例えば、特許文献1参照)
従来の冷却構成は、固定子枠内で循環して暖められた気体の熱は固定子枠に伝熱され、一方、外扇による冷却風によって、固定子枠外の通風路に設けた放熱フィンから循環気体の熱と巻線等からの熱とを冷却するものである。
特開平9−149599号公報(第8頁、図1)
従来の冷却構成は、固定子枠内で循環して暖められた気体の熱は固定子枠に伝熱され、一方、外扇による冷却風によって、固定子枠外の通風路に設けた放熱フィンから循環気体の熱と巻線等からの熱とを冷却するものである。
ところが、上記のような従来の全閉形回転電機における冷却構造では、固定子枠外に放熱フィン、外部ファン及び外部ファンカバーらを設けているので、回転電機全体が大きくなるという問題がある。
また、回転電機が設置される環境温度が特に高い場合、従来のような外部ファンと放熱フィンによる冷却では、循環する内部気体が効果的に冷却されにくいという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、高温環境下に置かれても効果的に冷却する構成をもつ回転電機を提供することを目的とする。
また、回転電機が設置される環境温度が特に高い場合、従来のような外部ファンと放熱フィンによる冷却では、循環する内部気体が効果的に冷却されにくいという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、高温環境下に置かれても効果的に冷却する構成をもつ回転電機を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、軸方向に沿って内周面に形成された溝部を有する筒状のフレームと、前記内周面に保持され前記溝部と連通する連通部を有する円筒状の固定子コアと、前記固定子コアから突出した状態で当該固定子に保持された固定子巻線と、中央部に軸受を有し前記フレームの端部に設けられたブラケットと、前記軸受に回転自在に支持された回転軸と、前記固定子コアと前記回転軸とに挟まれた状態で当該回転軸に保持され前記固定子巻線の電磁作用によって回転する円柱状の回転子と、前記回転子の端部に設けられ当該回転子の径よりも大きな径を有する円盤状部材と、前記固定子コアと前記回転子の間に形成される第1空隙部と、前記固定巻線と前記円盤状部材との間に形成される第2空隙部と、前記第1空隙部、前記第2空隙部、前記溝部及び前記連通部から形成され、当該第1空隙部と第2空隙部との圧力差によって気体が流通する流路と、を備えた回転電機とするものである。
請求項1に記載の発明は、軸方向に沿って内周面に形成された溝部を有する筒状のフレームと、前記内周面に保持され前記溝部と連通する連通部を有する円筒状の固定子コアと、前記固定子コアから突出した状態で当該固定子に保持された固定子巻線と、中央部に軸受を有し前記フレームの端部に設けられたブラケットと、前記軸受に回転自在に支持された回転軸と、前記固定子コアと前記回転軸とに挟まれた状態で当該回転軸に保持され前記固定子巻線の電磁作用によって回転する円柱状の回転子と、前記回転子の端部に設けられ当該回転子の径よりも大きな径を有する円盤状部材と、前記固定子コアと前記回転子の間に形成される第1空隙部と、前記固定巻線と前記円盤状部材との間に形成される第2空隙部と、前記第1空隙部、前記第2空隙部、前記溝部及び前記連通部から形成され、当該第1空隙部と第2空隙部との圧力差によって気体が流通する流路と、を備えた回転電機とするものである。
本発明の構成によれば、円盤状部材の外周と回転子の外周との周速の違いによって生じる第1空隙部と第2空隙部との圧力差によって気体を流通させることにより、回転電機の内部をコンパクトな構成で効果的に冷却できる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例における回転電機の側断面図を示している。図2は、図1の矢視A方向から見た回転電機の正面図である。
回転軸1に固定された回転子2の外周に対向して、積層コアからなる固定子コア3が設けられている。固定子コア3は固定子巻線4を備え、固定子コア3の外周に接触して円筒状のフレーム5が設けられている。固定子巻線4は、固定子コア3から突出している。フレーム5の両端にはブラケット6が、フレーム5の内部空間を封じるように取り付けられている。フレーム5内部には、固定子コア3を冷却するための冷却用液体を流す水路7が設けられている。
回転軸1に固定された回転子2の外周に対向して、積層コアからなる固定子コア3が設けられている。固定子コア3は固定子巻線4を備え、固定子コア3の外周に接触して円筒状のフレーム5が設けられている。固定子巻線4は、固定子コア3から突出している。フレーム5の両端にはブラケット6が、フレーム5の内部空間を封じるように取り付けられている。フレーム5内部には、固定子コア3を冷却するための冷却用液体を流す水路7が設けられている。
本発明の特徴となる部分の一つは、円柱状の回転子2の軸方向端面に回転子2と固定子コア3の空隙径より大きな径の円盤状部材としての円盤8を備え、固定子コア3を軸方向に固定子コア分割部9にて分割させ、かつ、フレーム6の内周の固定子コア3の外周に接触する面が、複数の通風穴10を備えた部分である。すなわち、円筒状のフレーム6の軸方向に沿って、フレーム6の内周面に溝部としての通風穴10が形成されている。また、固定子コア分割部9は、フレーム6内周面に保持され通風穴10と連通する連通部として機能する。
回転子2が回転した時、回転子2と円盤8は径が異なることから、径の大きな円盤8の周速が回転子2の周速より速くなる。これにより、円盤8の外周に存在する気体に遠心力が作用するとともに、円盤8の外周の圧力が下がることから、回転子2と固定子コア3の空隙にある気体が流れ出る。このときの気体の流出方向は、気体に作用する遠心力などにより、回転子2側から円盤8側の方向となる。空隙内の気体が無くなることにより、固定子コア分割部9とフレーム6の内周の通風穴10を通じて、フレーム5とブラケット6により封じられた部分の気体が流入する。
回転子2が回転した時、回転子2と固定子コア3の空隙からフレーム6の内周の通風穴10、並びに固定子コア分割部9の間において、気体の循環が行われることになる。すなわち、本発明の回転電機は、固定子コア3と回転子2の間に形成される第1空隙部Aと、固定巻線4と円盤8との間に形成される第2空隙部Bと、第1空隙部A、第2空隙部B、通風穴10および固定子コア分割部9から形成され、第1空隙部Aと第2空隙部Bとの圧力差によって気体が流通する流路と、を備えている。
空気循環により、回転子2と固定子コア3の空隙、及び固定子コア3外周部の熱を除熱させるとともに、フレーム6の部材内を循環させた冷却用液体によって、固定子コア3の冷却を行わせつつ、フレーム6の内周を循環した気体を冷却させることにより、回転電機全体を効率良く冷却させる。
空気循環により、回転子2と固定子コア3の空隙、及び固定子コア3外周部の熱を除熱させるとともに、フレーム6の部材内を循環させた冷却用液体によって、固定子コア3の冷却を行わせつつ、フレーム6の内周を循環した気体を冷却させることにより、回転電機全体を効率良く冷却させる。
図3は、本発明の第2の実施例における回転電機の側断面図を示している。図4は、図3の矢視A方向から見た回転電機の正面図である。
第2実施例が第1の実施例と異なる点は、図3、図4に示すように、固定子コア分割部9部分に非磁性材料製のスペーサを設けた点である。非磁性材料製のスペーサ11を設けて位置決めを行うことによって、巻線作業やフレーム入れ作業を容易に行うことができる。
第2実施例が第1の実施例と異なる点は、図3、図4に示すように、固定子コア分割部9部分に非磁性材料製のスペーサを設けた点である。非磁性材料製のスペーサ11を設けて位置決めを行うことによって、巻線作業やフレーム入れ作業を容易に行うことができる。
図5は、本発明の第2の実施例における回転電機の側断面図を示している。図6は、図3の矢視A方向から見た回転電機の正面図である。
第3実施例が第1の実施例と異なる点は、図5、図6に示すように、回転子を軸方向に回転子分割部12にて分割させ、また、回転子2に軸方向に貫通する複数の回転子通風穴13を設けた点である。回転子2の内部まで気体循環を行うことにより、回転子2の熱を除熱する。
第3実施例が第1の実施例と異なる点は、図5、図6に示すように、回転子を軸方向に回転子分割部12にて分割させ、また、回転子2に軸方向に貫通する複数の回転子通風穴13を設けた点である。回転子2の内部まで気体循環を行うことにより、回転子2の熱を除熱する。
図7は、本発明の第4の実施例における回転電機の側断面図を示している。図8は、図7の矢視A方向から見た回転電機の正面図である。
第4実施例が第3実施例と異なる点は、図7、図8に示すように、回転子分割部12に非磁性材料製の回転子スペーサ14を設けた点である。非磁性材料製のスペーサを設けて位置決めを行うことによって、回転子製作時の作業を容易に行うことが出来る。
第4実施例が第3実施例と異なる点は、図7、図8に示すように、回転子分割部12に非磁性材料製の回転子スペーサ14を設けた点である。非磁性材料製のスペーサを設けて位置決めを行うことによって、回転子製作時の作業を容易に行うことが出来る。
なお、本願には、次のような回転電機も記載されている。固定子巻線と固定子コアを内周面に保持する略円筒状のフレームと、前記フレームの両端を密閉するブラケットと、前記ブラケットに設けられた軸受に支持され、前記固定子巻線の電磁作用によって回転する回転子とを備えた回転電機において、前記回転子端面の片側もしくは両側に、前記回転子と前記固定子間の空隙径より径の大きな円盤を設けるとともに、前記フレームの部材内に複数の通風穴を設け、前記固定子コアを軸方向に分割し、分割した前記固定子コアは間隔を置いて配置され、前記フレームの部材内にさらにフレーム水路を設けることを特徴とする回転電機。
以上、本発明の実施形態について説明した。ただし、いわゆる当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態から適宜変更が可能であり、また、上記実施形態と変更例による手法を適宜組み合わせて利用することも可能である。すなわち、このような変更等が施された技術であっても、本発明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない
高温環境下に置かれても効果的に冷却する構成であり、車載用とすることができるので、ハイブリッド車のモータ、発電機、または電気自動車のモータという用途にも適用できる。
1 回転軸
2 回転子
3 固定子コア
4 固定子巻線
5 フレーム
6 ブラケット
7 冷却水路
8 円盤
9 固定子コア分割部
10 通風穴
11 固定子スペーサ
12 回転子分割部
13 回転子通風穴
14 回転子スペーサ
15 内部ファン
16 外部ファン
2 回転子
3 固定子コア
4 固定子巻線
5 フレーム
6 ブラケット
7 冷却水路
8 円盤
9 固定子コア分割部
10 通風穴
11 固定子スペーサ
12 回転子分割部
13 回転子通風穴
14 回転子スペーサ
15 内部ファン
16 外部ファン
Claims (5)
- 軸方向に沿って内周面に形成された溝部を有する筒状のフレームと、
前記内周面に保持され前記溝部と連通する連通部を有する円筒状の固定子コアと、
前記固定子コアから突出した状態で当該固定子に保持された固定子巻線と、
中央部に軸受を有し前記フレームの端部に設けられたブラケットと、
前記軸受に回転自在に支持された回転軸と、
前記固定子コアと前記回転軸とに挟まれた状態で当該回転軸に保持され前記固定子巻線の電磁作用によって回転する円柱状の回転子と、
前記回転子の端部に設けられ当該回転子の径よりも大きな径を有する円盤状部材と、
前記固定子コアと前記回転子の間に形成される第1空隙部と、
前記固定巻線と前記円盤状部材との間に形成される第2空隙部と、
前記第1空隙部、前記第2空隙部、前記溝部及び前記連通部から形成され、当該第1空隙部と第2空隙部との圧力差によって気体が流通する流路と、
を備えた回転電機。 - 前記連通部が、前記固定子コアを軸方向に分割する固定子コア分割部により形成され、当該固定子コア分割部に、非磁性材料製のスペーサを設けた
ことを特徴とする請求項1記載の回転電機。 - 前記回転子に、当該回転子の回転軸方向に貫通する回転子通風穴が設けられた
ことを特徴とする請求項1記載の回転電機。 - 前記回転子が回転子分割部を間において軸方向に分割され、当該回転子分割部に、非磁性材料製のスペーサを設けた
ことを特徴とする請求項1記載の回転電機。 - 前記フレームに、冷却水用の水路を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010057416A JP2011193628A (ja) | 2010-03-15 | 2010-03-15 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011193628A true JP2011193628A (ja) | 2011-09-29 |
Family
ID=44797958
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010057416A Pending JP2011193628A (ja) | 2010-03-15 | 2010-03-15 | 回転電機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2011193628A (ja) |
-
2010
- 2010-03-15 JP JP2010057416A patent/JP2011193628A/ja active Pending
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