JP2011192162A - サーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステム - Google Patents

サーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2011192162A
JP2011192162A JP2010059454A JP2010059454A JP2011192162A JP 2011192162 A JP2011192162 A JP 2011192162A JP 2010059454 A JP2010059454 A JP 2010059454A JP 2010059454 A JP2010059454 A JP 2010059454A JP 2011192162 A JP2011192162 A JP 2011192162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power saving
power
server device
server
client device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010059454A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5458986B2 (ja
Inventor
Takuya Murakami
卓弥 村上
Yoshiaki Okuyama
嘉昭 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010059454A priority Critical patent/JP5458986B2/ja
Publication of JP2011192162A publication Critical patent/JP2011192162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5458986B2 publication Critical patent/JP5458986B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】サービス品質の低下を抑制しつつ、省電力効果を高めることができるサーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステムを提供すること。
【解決手段】本発明にかかるサーバ装置4は、クライアント装置5から送信された要求情報に応じた処理を処理部において実行するサーバ装置4であって、通常モードと、通常モードよりも消費電力の低い省電力モードのいずれかで動作するように処理部を制御する電力制御部42と、クライアント装置5から送信された省電力移行要求に応じて、処理部を省電力モードで動作させるように指示する省電力モード指示を電力制御部42に出力する省電力制御部41と、を備える。電力制御部42は、省電力制御部41から出力された省電力モード指示に応じて、処理部を省電力モードに移行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステムに関する。
インターネットでは多数のサービスがユーザに提供されている。最もよく使われるのはWeb(World Wide Web)サービスである。Webサービスは、インターネット上に配置されたWebサーバが提供する。ユーザはパソコンや携帯電話などに搭載されたWebブラウザを用いてサービスを閲覧する。
Webサーバを含むサーバ機能はインターネット上に固定的に設置されたサーバ装置であることがほとんどであったが、近年はパソコンや家電装置、携帯端末装置にサーバを搭載するような方法が提案されている。例えば特許文献1には携帯電話端末に搭載するWebサーバが記述されている。また、非特許文献1に開示されているNokia社のMobile Web Serverや、非特許文献2に開示されているFreeBit社のServersManなど、携帯電話に搭載するWebサーバ製品がある。
携帯電話やノートパソコンのような携帯端末装置では、電源に常時接続しておらずバッテリで駆動することが多いため、電力消費を最低限に抑えたいという要求がある。また、固定的なサーバ装置であっても、常時通電していると消費電力が大きくまた発熱も大きいため、できるだけ省電力化したいという要求がある。
インターネット上に配置される固定的なサーバ装置の場合は、一般的にWebアクセスを大量かつ常時処理できる必要が高い。しかし、携帯端末装置のような小規模サーバ装置の場合はWebアクセスが発生する頻度が少なく、ユーザが利用していないときはできるだけ省電力モードにしておきたいことも多い。
その一方で、サーバ装置を省電力モードとしているときは、一般的にWebアクセスに対する応答性能が低下することがある。例えば、サーバ装置が無線LAN(Local Area Network)で接続されていて無線LANを省電力モードとしている場合、定期的に無線通信デバイスへの電力供給を停止し無線パケットの受信を間欠的に行う。そのため、電力供給停止中はパケットを受信できず、遅延が大きくなる。この結果、サーバ装置がクライアント装置に対して提供するサービスの品質が低下してしまうという問題がある。これに対して、省電力モードから頻繁に復帰する等して省電力モードで動作する期間を短くすることによって、パケットを受信するまでの遅延を低減して、サービスの品質の低下を防ぐこともできる。しかし、省電力モードで動作する期間を短くしてしまうと、省電力効果が低下してしまうという問題がある。
ここで、特許文献1には、システム全体の省電力性をできるだけ損なわずに、サービス利用待ち時間を短縮することが可能な通信システムが開示されている。この通信システムは、クライアント装置と、複数のサーバ装置とがネットワークで接続されている。クライアント装置は、複数のサーバ装置に同時にサービス利用の要求を行って応答を受け取る。そして、この応答の中にサービスの利用を肯定する内容の応答が含まれていなかった場合、クライアント装置は、複数のサーバ装置に順次、起動指示信号を行った上で、サービス利用の要求を行う。これによって、省電力モードで休止している他のサーバ装置をできるだけ復帰させることなく、サーバ装置から肯定の応答を受けることができるようにしている。
また、特許文献2には、Webアクセスがあった場合の省電力状態からの復帰を最適化して省電力を図ることができる画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、省電力状態にあるときにWebブラウザからリクエストを受信すると、設定情報に従って、省電力状態から通常状態へ復帰するか、復帰しないか、又は、リクエスト元に復帰を問い合わせるかを決定するようにしている。
また、特許文献3には、クライアントPC(Personal Computer)からのアクセスがある度に、省電力状態から起動してしまうことを防止することができるデバイスが開示されている。このデバイスは、クライアントPCからHTTP(HyperText Transfer Protocol)アクセス要求があると、HDD(Hard Disk Drive)が稼働中か否かを判断する。そして、HDDが稼働中でない場合、メッセージ通知用HTML(HyperText Markup Language)データをクライアントPCに返信する。これによって、クライアントPCからの要求に対して簡易な応答を行う。
特開2005−258616号公報 特開2007−249381号公報 特開2007−334512号公報
"Mobile Web Server", [online] URL http://research.nokia.com/research/projects/mobile-web-server/index.html "ServersMan", [online] URL http://serversman.com
背景技術として説明したように、サーバ装置を省電力モードで動作させる場合、クライアント装置からの要求に対してサーバ装置が提供するサービス品質が低下してしまう、又は、省電力効果が低下してしまうという問題がある。
また、特許文献1〜3は、省電力に関する技術が開示されているが、クライアント装置からサーバ装置の省電力モードへの移行を制御することによって、省電力効果を高める具体的な技術を開示したものではない。
本発明の目的は、上述したような課題を解決するために、サービス品質の低下を抑制しつつ、省電力効果を高めることができるサーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステムを提供することにある。
クライアント装置から送信された要求情報に応じた処理を処理部において実行するサーバ装置であって、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力の低い省電力モードのいずれかで動作するように前記処理部を制御する電力制御部と、前記クライアント装置から送信された省電力移行要求に応じて、前記処理部を省電力モードで動作させるように指示する省電力モード指示を前記電力制御部に出力する省電力制御部と、を備え、前記電力制御部は、前記省電力制御部から出力された省電力モード指示に応じて、前記処理部を前記省電力モードに移行させるサーバ装置。
クライアント装置から出力された要求情報に応じた処理を実行するサーバ装置の省電力制御方法であって、前記クライアント装置が、省電力移行要求を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記クライアント装置から送信された省電力移行要求を受信するステップと、前記サーバ装置が、受信した省電力移行要求に応じて、当該サーバ装置における処理を通常モードから省電力モードに移行するステップと、を備えた省電力制御方法。
クライアント装置から出力された要求情報に応じた処理を処理部において実行するサーバ装置の省電力制御を行う省電力制御プログラムであって、前記クライアント装置から送信された省電力移行要求を入力するステップと、前記入力された省電力移行要求に応じて、前記処理部を省電力モードに移行するステップと、をサーバ装置に実行させる省電力プログラム。
クライアント装置と、当該クライアント装置から送信された要求情報に応じた処理を処理部において実行するサーバ装置と、を備えたクライアントサーバシステムであって、 前記クライアント装置は、所定の期間の間、前記サーバ装置に前記要求情報を送信しなくなる場合に、前記サーバ装置に省電力移行要求を送信する送信部を有し、前記サーバ装置は、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力の低い省電力モードのいずれかで動作するように前記処理部を制御する電力制御部と、前記クライアント装置から送信された省電力移行要求に応じて、前記処理部を省電力モードで動作させるように指示する省電力モード指示を前記電力制御部に出力する省電力制御部と、を有するクライアントサーバシステム。
上述した本発明の各態様によれば、サービス品質の低下を抑制しつつ、省電力効果を高めることができるサーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステムを提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかるクライアントサーバシステムの構成図である。 本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。 本発明の実施の形態1にかかる通信システムのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成図である。 本発明の実施の形態2にかかる通信システムの動作を示すシーケンス図である。
本発明の実施の形態1.
かかる目的を達成するために、本発明は以下の手段を有する。
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態1にかかる通信システムの概要となるクライアントサーバシステムについて説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかるクライアントサーバシステムの概要を示す構成図である。
クライアントサーバシステムは、サーバ装置4及びクライアント装置5を有する。
サーバ装置4は、省電力制御部41及び電力制御部42を備える。サーバ装置4と、クライアント装置5は、ネットワークを介して相互に接続されている。サーバ装置4は、クライアント装置から送信された要求情報に応じた処理を処理部において実行する。
省電力制御部41は、クライアント装置5から出力された省電力移行要求に応じて、処理部を省電力モードで動作させるように指示する省電力モード指示を電力制御部42に出力する。
電力制御部42は、通常モードと、通常モードよりも消費電力の低い省電力モードのいずれかで動作するように処理部を制御する。また、電力制御部42は、省電力制御部41から出力された省電力モード指示に応じて、処理部を省電力モードに移行させる。
続いて、本発明の実施の形態1にかかるクライアントサーバシステムの処理について説明する。
電力制御部42は、サーバ装置4に含まれる処理部を通常モードで動作させる。
クライアント装置5は、所定の期間の間、サーバ装置4に要求情報を送信しなくなる場合に、サーバ装置4に省電力移行要求を送信する。
省電力制御部41は、クライアント装置5から送信された省電力移行要求に応じて、処理部を省電力モードで動作させるように指示する省電力モード指示を電力制御部42に出力する。
電力制御部42は、省電力制御部41から出力された省電力モード指示に応じて、処理部を省電力モードに移行させる。
次に、図2を参照して、本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成について詳細に説明する。図2は本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。
サーバ装置1は、通信部11、サーバ12、省電力制御部13、電力制御部14を備える。サーバ装置1は、通信装置であって、クライアント装置2に対してサービスを提供する。サーバ装置1は、通信部11を使用してネットワーク3に接続される。ネットワーク3はインターネットやイントラネットなどのネットワークであるが、これに限定されない。サーバ装置1は、パソコンや、大型サーバ装置等の固定的な情報処理装置であってもよく、携帯電話や、ノートパソコン等の携帯端末装置であってもよい。
通信部11はネットワークに接続してクライアント装置2との通信を行う通信手段であって、典型的にはIP(Internet Protocol)プロトコルによるパケット通信が可能なものである。例として、PHS(Personal Handyphone System)、GSM(Global System for Mobile Communications)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの広域無線通信手段や IEEE802.11無線LAN、Bluetooth、WirelessUSB、UWB(Ultra Wide Band)などの近距離無線通信手段、あるいは Ethernet(登録商標)、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)などの有線通信手段を含むがこれに限定されるものではない。
サーバ12は、サービスをクライアント装置2に対して提供する手段であって、クライアント装置2からの要求を受付け応答するものである。典型的な例としてはWebサーバであって、 HTTPを用いてWebブラウザなどのクライアントからの要求に応答する。ほかの例としてはファイルサーバ、メールサーバ、データベースサーバなどが挙げられる。 サーバ12は、サービスを提供するサーバソフトウェアであればどんな物でも対象と成る。本実施の形態では、サーバ12がWebサーバの場合について例示する。
省電力制御部13は、クライアント装置2から省電力制御要求を受け付け、電力制御を行う手段である。例えば、省電力制御部13は、クライアント装置2から「省電力モードに入る」という指示を受けると省電力モードに入る処理を行う。また、省電力制御部13は、クライアント装置2から「省電力モードを解除する」指示を受けると解除処理を行う。また、省電力制御部13は、クライアント装置2から「一定時間後に省電力モードを解除」という指示を受け取ると、一定時間経過した後で省電力モード解除処理を行う。
省電力制御部13は、サーバ12経由でクライアント装置2からの要求を受け付ける手段であって、例えばWebサーバの場合はCGI(Common Gateway Interface)やASP(Active Server Pages)、Java(登録商標) Servletなどによるソフトウェアとして実装することができる。
これにより、サーバ装置1はクライアント装置2からの要求に応じて動的に電力制御を行うことができ、省電力効果を高めることができる。例えば、クライアント装置2は、一定時間、サーバ装置1に対する通信を行わない場合、サーバ装置1に「省電力モードに入って一定時間後に解除する」という指示を行うことによって、効果的にサーバ装置1の省電力制御を行うことができる。
省電力制御部13は、サーバ12によって起動され、外部デバイスから指示された命令やプロトコルの解釈を行い、電力制御部14への指示内容を解析し、各デバイス/ソフトウェアの電力制御部14への省電力指示を行う。
電力制御部14は、実際にサーバ装置1の電力制御を行う手段である。電力制御としては、無線通信デバイスを含む各種デバイスの活性化・非活性化・モード変更、CPU(Central Processing Unit)のクロック数の変更、通信速度の変更、装置のスタンバイモードやハイバネートモードなどの段階的な省電力状態の変更、ソフトウェアの起動/終了/スタンバイ状態間の変更など、すべての電力制御が含まれる。つまり、電力制御部14は、サーバ装置1に含まれる各種デバイスや、CPU等の任意の処理を実行する処理部の電力制御を行う。電力制御部14は、省電力制御部13から指示を受け、電力制御を実施する。これとは別に、自律的に電力制御を行っていてもよい。例えば、残バッテリ容量や現時点の通信量、ユーザからの指示に応じて自動的に制御を行っていてもよい。
クライアント装置2はサーバ装置1にリクエストを発行し、サーバ装置1からサービスを受ける装置である。クライアント装置2はパソコンや携帯電話、家電装置などクライアントとなる機能を搭載する装置である。典型的な例として、クライアントの装置に搭載するクライアント機能としては Webブラウザ、ファイルブラウザ、メールクライアントなどが挙げられるが、これに限定するものではない。本実施の形態1では、クライアント装置2は、Webブラウザを内蔵しており、サーバ12に対してリクエストを送信し、レスポンスを受信して表示する場合について例示する。
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態1にかかる通信システムのハードウェア構成例について説明する。図3は、本発明の実施の形態1にかかる通信システムのハードウェア構成例を示す図である。
まず、サーバ装置1のハードウェア構成例について説明する。
サーバ装置1は、CPU71、メモリ72、記憶装置73及び通信インタフェース74を備える。
CPU71は、記憶装置73に格納されるサーバソフトウェアや、CGI、ASP又はJava Servlet等のソフトウェアをメモリ72にロードして実行する。つまり、CPU71は、サーバソフトウェアを実行することによって、サーバ12として機能する。また、CPU71は、CGI、ASP又はJava Servlet等のソフトウェアを実行することによって、省電力制御部13として機能する。
メモリ72は、記憶装置73からロードされたソフトウェアが格納される。
記憶装置73は、サーバソフトウェアや、CGI、ASP又はJava Servlet等のプログラムを格納する。
通信インタフェース74は、CPU71からの要求に応じて、任意の情報をクライアント装置2に送信する。通信インタフェース74は、例えば、クライアント装置2からの要求に対する応答となる応答情報をクライアント装置2に送信する。
続いて、クライアント装置2のハードウェア構成例について説明する。
クライアント装置2は、CPU81、メモリ82、記憶装置83及び通信インタフェース84を備える。
CPU81は、記憶装置83に格納されるWebブラウザをメモリ82にロードして実行する。
メモリ82は、記憶装置83からロードされたWebブラウザが格納される。
記憶装置83は、Webブラウザ等のプログラムを格納する。
通信インタフェース84は、CPU81から要求に応じて、任意の情報をサーバ装置1に送信する。通信インタフェース84は、例えば、サーバ装置1に対する要求を示す要求情報をサーバ装置1に送信する。
なお、記憶装置73、83は、例えば、不揮発性メモリやHDD等を含む。また、通信インタフェース74、84は、例えば、ネットワークコントローラを含む。
次に、図2、図4を参照して、本発明の実施の形態1にかかる通信システムの動作について詳細に説明する。図4は、本発明の実施の形態1にかかる通信システムの動作を示すシーケンス図である。
まずはじめにクライアント装置2は、サーバ装置1に対してHTTPまたはHTTPS(Hypertext Transfer Protocol over Secure Socket Layer)リクエストを送信し、省電力モードへの移行を要求する(S101)。
例えば、サーバ装置1に要求するHTTP/HTTPSリクエストは、以下のような URL(Uniform Resource Locator)に対してGETメソッドで発行する。
「http://www.example.com/powersave.cgi?target=all&mode=suspend」
「http://www.example.com/powersave.cgi?device=wlan&save_time=3600&device=display
&mode=sleep」
また、GETではなくPOSTメソッドリクエストを行ってもよい。例えば、リクエストURLが「http://www.example.com/powersave.cgi」であって、以下のようなデータをPOSTメッセージ内にパラメータとして入れる。
「target=all&mode=suspend」
「device=wlan&save_time=3600&device=display&mode=sleep」
サーバ装置1は、ステップS101で送信されたHTTPまたはHTTPSリクエストを通信部11で受信する。通信部11は、ステップS101で受信したリクエストがHTTPまたはHTTPSリクエストであれば、サーバ12に、リクエストをディスパッチする(S102)。
サーバ12は、リクエストメッセージのURLを参照することでリクエストの宛先を確認する。例えば、URLが
「http://www.example.com/powersave.cgi?target=all&mode=suspend」
の場合、宛先は "/powersave.cgi" であり、パラメータは "target=all&mode=suspend" である。ここでは、/powersave.cgi が省電力制御部13のプログラムであるとする。サーバ12は、これに従い省電力制御部13を起動し、パラメータを引き渡す(S103)。 つまり、サーバ12が起動した/powersave.cgiは、省電力制御部13として機能する。
省電力制御部13は、ステップS103でディスパッチされたパラメータの内容を解析し、省電力状態への移行を判断する。そして、省電力制御部13は、リクエストの解析内容に従って電力制御部14へ省電力状態への移行を指示する(S104)。例えば、配信されたパラメータが
「device=wlan&save_time=3600&device=display&mode=sleep」
の例では、無線LANデバイスを3600秒間スリープにし、画面デバイスをスリープさせる命令であると解釈する。つまり、省電力制御部13は、通常モードで動作している無線LANデバイス及び画面デバイスを、通常モードよりも消費電力の低い省電力モードで動作させるように指示する情報を電力制御部14に出力する。
なお、例えば、パラメータが、
「target=all&mode=suspend」
の例では、サーバ装置1に含まれる全てのデバイスをサスペンドにさせる命令であると解釈する。つまり、クライアント装置2は、リクエストにおいて省電力モードの内容を指定することができる。
ここで解釈されるリクエスト内に入っている指示パラメータとしては、サーバ装置1全体の電力制御状態の変更であってもよいし、サーバ装置1が内蔵する個々のデバイスに対する状態変更であってもよい。
また、省電力制御部13が指示する状態は、省電力に関連する状態ならどのようなものであってもよい。例えば、各種デバイスの活性化・非活性化・モード変更、CPUのクロック数の変更、通信速度の変更、装置のスタンバイモードやハイバネートモードなどのどの省電力状態の変更、ソフトウェアの実行状態などが含まれる。
さらに、指示パラメータに直接電力制御状態の変更が記述されていない場合であっても、暗黙的に電力制御を行って良いと省電力制御部13が判断する場合は、省電力状態への移行を指示しても良い。例えば、クライアント装置2からのリクエストがサーバ装置1の状態やコンテンツ状態が変更されるまで、クライアント装置2に対するレスポンスを遅延してよい種類のものであった場合、レスポンスを遅延させている間は省電力状態に移行してもよい。
このような種類のリクエストとしてはCometがある。Cometとは、クライアント装置2がサーバ装置1に対して発行したHTTPリクエストにサーバ装置1はすぐには返答せず、保留状態としておき、サーバ装置2上で何らかのイベントが発生したときにレスポンスを返すというものである。言い換えると、クライアント装置2からのリクエストがCometによるものである場合、サーバ12は、サーバ装置1において所定の処理を実行するまで、クライアント装置2にレスポンスを返さない。つまり、サーバ装置1は、しばらくクライアント装置2にレスポンスを返さなくなることになる。このような場合に、省電力モードに移行することによって、サービス品質の低下を抑制しつつ、省電力効果を高めることができる。
電力制御部14は、ステップS104で指示された解析内容に従った省電力制御を行う(S105)。電力制御部14は、例えば、省電力制御部13からの無線LANデバイス及び画面デバイスを省電力モードで動作させるように指示する情報の出力に応じて、無線LANデバイス及び画面デバイスを省電力モードで動作するように制御する。
次に、本実施の形態1の効果について説明する。
本実施の形態1によれば、ネットワークを介してサーバ装置1の省電力状態を制御できる。この理由は、サーバがネットワークから受信した省電力命令を解釈し、これを電力制御を行う手段に通知し電力制御を行うためである。
これによれば、以下の効果を得ることができる。
第1の効果は、サーバ装置において省電力効果を高めることができるという点である。この理由は、クライアント装置からの要求に応じてサーバ装置の省電力制御を行うことができ、サーバ装置の省電力制御を最適化することができるためである。つまり、クライアント装置が、所定の期間の間、サーバ装置に要求を送信しなくなる場合、サーバ装置は、その期間の間は直ぐに応答を返すことができる状態でいなくてもよい。このような場合に、クライアント装置から、サーバ装置に対して省電力モードに移行するように要求をすることができるためである。
例えば、クライアント装置で実行しているメーラが、メールサーバ装置に対して新着メールの問い合わせを行う間隔が10分である場合、メールサーバ装置は、メーラによる問い合わせがあった時点から、次の問い合わせのある10分後まで省電力モードとして動作していても良いことになる。本実施の形態1によれば、このような場合に、クライアント装置からメールサーバ装置に対して、次の問い合わせまで省電力モードとして動作するように要求することができる。これによれば、サーバ装置が省電力モードとして動作する期間を最大限まで長くすることができ、省電力効果を高めることができる。
第2の効果は、サーバ装置において省電力制御を行う場合に発生するサービス品質低下を抑えることができるという点である。この理由は、クライアント装置からの要求に応じてサーバ装置の省電力制御を行うことができるため、クライアント装置側からの状況にあわせてサービス応答に要する時間を制御することができるためである。つまり、クライアント装置が、所定の期間の間、サーバ装置に要求を送信しなくなる場合、サーバ装置は、その期間が終了する前に、省電力モードから通常モードに復帰していればよいことになる。このような場合に、クライアント装置から、サーバ装置に対して、その期間が終了する前まで、省電力モードに移行するように要求をすることができるためである。
例えば、クライアント装置で実行しているメーラが、メールサーバ装置に新着メールの問い合わせを行う間隔が10分である場合、メールサーバ装置は、メーラによる問い合わせがあった時点から、次の問い合わせのある10分後になる前に、省電力モードから復帰していれば良いことになる。本実施の形態1によれば、このような場合に、クライアント装置からメールサーバ装置に対して、次の問い合わせを行う前まで省電力モードとして動作するように要求することができる。これによれば、クライアント装置からサーバ装置に次の問い合わせを行う前までに、サーバ装置を省電力モードから復帰させることができ、サーバ装置が提供するサービス品質を低下させることがなくなる。
本発明の実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
実施の形態1では、クライアント装置からサーバ装置への電力制御指示を明示的に行っていたが、本実施の形態2では、この電力制御指示を自動的に行う方法を記述する。
具体的には、サーバ装置は、クライアント装置からの要求に応じて、クライアント装置に返却する応答メッセージの一部に省電力指示プログラムを挿入する。この応答メッセージは所定の動作を行う場合に自動的に電力制御指示をサーバ装置に送信するプログラムが記述されている。クライアント装置は応答メッセージを受け取るとプログラムに記述された状態に変化したとき電力制御指示を行う。
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成について詳細に説明する。図5は本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成図である。
本実施の形態2にかかるサーバ装置1は、実施の形態1にかかるサーバ装置1にさらに応答メッセージ変更部15及びコンテンツDB(DataBase)16を備える。なお、実施の形態2にかかるサーバ装置1のハードウェア構成例については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
応答メッセージ変更部15は、HTTP/HTTPSリクエストなどのようなサービス/コンテンツ要求の応答に電力制御指示の命令を挿入する。
コンテンツDB16は、HTMLのコンテンツが入っているデータベース(以下、「DB」とする)である。ファイルシステム上にコンテンツ用のファイルがおかれている場合や、DB上に格納されている場合がある。
たとえば、HTTPリクエストの応答には、HTMLなどのコンテンツが応答として返却されるが、このHTMLに含まれるJavaScript(登録商標)プログラムに、サーバ装置1に対する電力制御指示プログラムを追加する。
JavaScriptでは、ブラウザのオープン/終了時、サイズの変更、マウスの移動、キー入力、スクロールなどのUI(User Interface)操作によるユーザイベントや、ブラウザが実行されている端末や、周辺端末の状態を取得できるので、これらのイベント/ 状態変更をキーにして電力制御指示を発行することができる。また、これらの例に限られず、それ以外にも電力制御指示のために必要な情報を使ってサーバ装置1の電力制御を行うこともできる。
次に、図5、図6を参照して、本発明の実施の形態2にかかる通信システムの動作について詳細に説明する。図6は、本発明の実施の形態2にかかる通信システムの動作を示すシーケンス図である。
まずはじめにクライアント装置2は、サーバ装置1に対してHTTPまたはHTTPSリクエストを送信し、コンテンツの取得を要求する(S201)。
例えば、サーバ装置1に要求するHTTPリクエストとして
「http://www.example.com/index.html」
を要求する。
サーバ装置1は、ステップS201で送信されたHTTPまたはHTTPSリクエストを通信部11で受信する。通信部11は、ステップS201で受信したリクエストがHTTPまたはHTTPSリクエストであれば、サーバ12に、リクエストをディスパッチする(S202)。
サーバ12は、HTTPまたはHTTPSリクエストを参照する。ここでは /index.html というコンテンツDB16のデータ取得リクエストであることが確認できるので、コンテンツDB16からindex.html の取得を要求する(S203)。
コンテンツDB16は、index.htmlに対応するコンテンツを返値として返す(S204)。つまり、サーバ12は、コンテンツDB16に格納されるコンテンツを取得する。
ここでは例として以下のようなコンテンツが返ってきたものとする。
<html>
<body>
コンテンツ
</body>
</html>
サーバ12は、コンテンツDB16から取得したコンテンツに基づいて、応答メッセージを作成する(S205)。
ここで作成する応答メッセージは以下に例示するようなHTMLソースコードが含まれる。
Content-type: text/html

<html>
<body>
コンテンツ
</body>
</html>
サーバ12は、ステップS205で作成された応答メッセージを引数にして応答メッセージに電力制御指示を追加するように応答メッセージ変更部15に要求する(S206)。言い換えると、サーバ12は、応答メッセージに電力制御指示を追加するように要求する情報を、応答メッセージ変更部15に出力する。
応答メッセージ変更部15は、電力制御指示プログラムをステップS206で受け取った応答メッセージに追加し、応答メッセージをサーバ12に返却する(S207)。
ここでは、応答メッセージ変更部15は、以下のようにJavaScriptのコードを追加する。このコードの意味は、HTMLページをアンロードするときに、powersave()メソッドを呼び出し、/powersave.cgi に対してHTTPリクエストを発行する、というものである。 つまり、powersave()メソッドは、サーバ装置1に対して省電力モードへの移行を要求するメソッドである。
Content-type: text/html

<html>
<body onUnload="powersave()">
<script type="text/javascript">
function powersave(){
http = new XMLHttpRequest();
http.open("GET","./powersave.cgi");
http.send(null);
}
</script>
コンテンツ
</body>
</html>
サーバ12は、応答メッセージを応答メッセージ変更部15から受け取り、通信部11に応答メッセージの送信要求を行う(S208)。
通信部11は、クライアント装置2に応答メッセージを送信する(S209)。
クライアント装置2は、応答メッセージを受信すると、この応答メッセージに基づいて、HTMLページを表示するとともに、JavaScriptプログラムを実行する。そして、クライアント装置2は、HTMLページがアンロードされた場合、powersave()メソッドを実行する。これによって、クライアント装置2は、サーバ装置1に対して省電力モードへの移行を要求する。より具体的には、クライアント装置2の記憶装置83にXMLHttpRequest()オブジェクトを含むJavaScriptライブラリが格納されている。クライアント装置2のCPU81は、記憶装置83に格納されるJavaScriptライブラリをメモリ82にロードしてpowersave()メソッドを実行することで、サーバ装置1に対して省電力モードへの移行を要求する。
つまり、クライアント装置2は、ブラウザの実行を終了する等して、HTMLページをアンロードした場合、しばらくクライアント装置2からサーバ装置1にアクセスしなくなることになる。このような場合に、サーバ装置1を省電力モードに移行させることで、サービス品質の低下を抑制しつつ、省電力効果を高めることができる。
なお、本実施の形態2では応答メッセージに電力制御指示プログラムを挿入していたが、そうではなくコンテンツDB16から返却されたコンテンツにプログラム挿入し、その後応答メッセージを作成してもよい。
また、本実施の形態2では、応答メッセージ変更部15が応答メッセージに電力制御指示プログラムを挿入していたが、こうするのではなく コンテンツDB16に格納されているデータに最初からこのような指示プログラムをあらかじめ挿入しておいてもよい。この場合は応答メッセージ変更部15は不要である。
また、本実施の形態2では、HTMLページをアンロードした場合に、サーバ装置1に対して省電力モードへの移行を要求するようにしている。しかし、しばらくクライアント装置2からサーバ装置1にアクセスしなくなる場合であれば、これに限られない。例えば、GPS(Global Positioning System)機能を有するクライアント装置2において、クライアント装置2が通信できなくなる位置に移動するときに、省電力モードへの移行の要求を行うJavaScriptコードを応答メッセージに追加するようにしてもよい。
次に、本実施の形態2の効果について説明する。
本実施の形態2によれば、通信相手のブラウザを実行するクライアント装置の状態変化をキーにして自動的に、サーバ装置を省電力状態に移行することができる。この理由は、サーバ装置の応答メッセージに電力制御指示用のプログラムを追加で埋め込むことにより、ブラウザがクライアント装置の状態変化を元に電力制御指示プログラムに従ってサーバ装置に電力制御指示を送ることが可能になる。
これによれば、クライアント装置側に変更を加えることなく、サーバ装置に対して省電力モードへの移行を要求することができるようになる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、複数のクライアント装置を備える場合、サーバ装置は、全てのクライアント装置から省電力モードへの移行の要求を受信したときに、省電力モードに移行するようにしてもよい。
また、複数のクライアント装置のうち、特定のクライアント装置から省電力モードへの移行を抑止する要求があった場合、サーバ装置は、他のクライアント装置から省電力モードへの移行の要求を受信したときに、省電力モードに移行しないようにしてもよい。
以上に説明した本発明にかかるサーバ装置又はクライアント装置は、上述の実施の形態の機能を実現するプログラムを記憶した記憶媒体を装置に供給し、装置の有するコンピュータ又はCPU、MPU(Micro Processing Unit)がこのプログラムを実行することによって、構成することが可能である。
また、このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、コンピュータが上述の実施の形態の機能を実現するプログラムを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現されるだけではなく、このプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)もしくはアプリケーションソフトと共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合も、発明の実施の形態に含まれる。
さらに、このプログラムの処理の全てもしくは一部がコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットにより行われて上述の実施の形態の機能が実現される場合も、発明の実施の形態に含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)クライアント装置から送信された要求情報に応じた処理を処理部において実行するサーバ装置であって、通常モードと、前記通常モードよりも消費電力の低い省電力モードのいずれかで動作するように前記処理部を制御する電力制御部と、前記クライアント装置から送信された省電力移行要求に応じて、前記処理部を省電力モードで動作させるように指示する省電力モード指示を前記電力制御部に出力する省電力制御部と、を備え、 前記電力制御部は、前記省電力制御部から出力された省電力モード指示に応じて、前記処理部を前記省電力モードに移行させるサーバ装置。
(付記2)前記サーバ装置は、所定の処理を実行した場合に前記省電力移行要求を当該サーバ装置に対して送信する処理を前記クライアント装置に実行させるプログラムを、前記クライアント装置から送信された要求情報に応じて前記クライアント装置に送信する応答情報に挿入するプログラム挿入部をさらに備えた請求項1に記載のサーバ装置。
(付記3)前記サーバ装置は、WEB(World Wide Web)サーバ装置であり、前記プログラム挿入部は、WEBページをアンロードする処理を実行した場合に前記省電力移行要求を前記サーバ装置に対して送信する処理を前記クライアント装置に実行させるプログラムを、前記応答情報に挿入する請求項2に記載のサーバ装置。
(付記4)前記プログラム挿入部は、前記WEBページをアンロードする処理を実行した場合に前記省電力移行要求を送信する処理を前記クライアント装置に実行させるJavaScript(登録商標)プログラムを、HTML(HyperText Markup Language)ソースコードに挿入する請求項3に記載のサーバ装置。
(付記5)前記省電力制御部は、前記応答情報の送信の保留を要求する要求情報を受信した場合に、前記省電力モード指示を前記電力制御部に出力する請求項1に記載のサーバ装置。
(付記6)前記サーバ装置は、WEBサーバ装置であり、前記省電力制御部は、前記クライアント装置から送信された要求情報が、Cometによるものである場合、前記省電力モード指示を前記電力制御部に出力する請求項5に記載のサーバ装置。
(付記7)前記クライアント装置は、前記省電力モードの内容を指定した省電力モード内容指定情報を含む省電力移行要求を出力し、前記省電力制御部は、前記省電力モード内容指定情報に基づいた内容で前記処理部を省電力モードに移行させるように指示する省電力モード指示を前記電力制御部に出力する請求項1、2又は5に記載のサーバ装置。
(付記8)前記サーバ装置は、WEBサーバ装置であり、前記クライアント装置から送信されたHTTP(HyperText Transfer Protocol)リクエスト又はHTTPS(Hypertext Transfer Protocol over Secure Socket Layer)リクエストに応じた処理を前記処理部において実行し、前記省電力モード内容指定情報は、前記HTTPリクエスト又はHTTPSリクエストのパラメータによって指定される付記7に記載のサーバ装置。
(付記9)前記サーバ装置は、携帯端末装置である付記1乃至8のいずれか1項に記載のサーバ装置。
1、4 サーバ装置
3 ネットワーク
2、5 クライアント装置
11 通信部
12 サーバ
13、41 省電力制御部
14、42 電力制御部
71、81 CPU
72、82 メモリ
73、83 記憶装置
74、84 通信インタフェース

Claims (10)

  1. クライアント装置から送信された要求情報に応じた処理を処理部において実行するサーバ装置であって、
    通常モードと、前記通常モードよりも消費電力の低い省電力モードのいずれかで動作するように前記処理部を制御する電力制御部と、
    前記クライアント装置から送信された省電力移行要求に応じて、前記処理部を省電力モードで動作させるように指示する省電力モード指示を前記電力制御部に出力する省電力制御部と、を備え、
    前記電力制御部は、前記省電力制御部から出力された省電力モード指示に応じて、前記処理部を前記省電力モードに移行させる
    サーバ装置。
  2. 前記サーバ装置は、所定の処理を実行した場合に前記省電力移行要求を当該サーバ装置に対して送信する処理を前記クライアント装置に実行させるプログラムを、前記クライアント装置から送信された要求情報に応じて前記クライアント装置に送信する応答情報に挿入するプログラム挿入部をさらに備えた請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記サーバ装置は、WEB(World Wide Web)サーバ装置であり、
    前記プログラム挿入部は、WEBページをアンロードする処理を実行した場合に前記省電力移行要求を前記サーバ装置に対して送信する処理を前記クライアント装置に実行させるプログラムを、前記応答情報に挿入する請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記プログラム挿入部は、前記WEBページをアンロードする処理を実行した場合に前記省電力移行要求を送信する処理を前記クライアント装置に実行させるJavaScript(登録商標)プログラムを、HTML(HyperText Markup Language)ソースコードに挿入する請求項3に記載のサーバ装置。
  5. 前記省電力制御部は、前記応答情報の送信の保留を要求する要求情報を受信した場合に、前記省電力モード指示を前記電力制御部に出力する請求項1に記載のサーバ装置。
  6. 前記サーバ装置は、WEBサーバ装置であり、
    前記省電力制御部は、前記クライアント装置から送信された要求情報が、Cometによるものである場合、前記省電力モード指示を前記電力制御部に出力する請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 前記クライアント装置は、前記省電力モードの内容を指定した省電力モード内容指定情報を含む省電力移行要求を出力し、
    前記省電力制御部は、前記省電力モード内容指定情報に基づいた内容で前記処理部を省電力モードに移行させるように指示する省電力モード指示を前記電力制御部に出力する請求項1、2又は5に記載のサーバ装置。
  8. クライアント装置から出力された要求情報に応じた処理を実行するサーバ装置の省電力制御方法であって、
    前記クライアント装置が、省電力移行要求を前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記サーバ装置が、前記クライアント装置から送信された省電力移行要求を受信するステップと、
    前記サーバ装置が、受信した省電力移行要求に応じて、当該サーバ装置における処理を通常モードから省電力モードに移行するステップと、
    を備えた省電力制御方法。
  9. クライアント装置から出力された要求情報に応じた処理を処理部において実行するサーバ装置の省電力制御を行う省電力制御プログラムであって、
    前記クライアント装置から送信された省電力移行要求を入力するステップと、
    前記入力された省電力移行要求に応じて、前記処理部を省電力モードに移行するステップと、
    をサーバ装置に実行させる省電力プログラム。
  10. クライアント装置と、当該クライアント装置から送信された要求情報に応じた処理を処理部において実行するサーバ装置と、を備えたクライアントサーバシステムであって、
    前記クライアント装置は、
    所定の期間の間、前記サーバ装置に前記要求情報を送信しなくなる場合に、前記サーバ装置に省電力移行要求を送信する送信部を有し、
    前記サーバ装置は、
    通常モードと、前記通常モードよりも消費電力の低い省電力モードのいずれかで動作するように前記処理部を制御する電力制御部と、
    前記クライアント装置から送信された省電力移行要求に応じて、前記処理部を省電力モードで動作させるように指示する省電力モード指示を前記電力制御部に出力する省電力制御部と、を有する
    クライアントサーバシステム。
JP2010059454A 2010-03-16 2010-03-16 サーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステム Active JP5458986B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010059454A JP5458986B2 (ja) 2010-03-16 2010-03-16 サーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010059454A JP5458986B2 (ja) 2010-03-16 2010-03-16 サーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011192162A true JP2011192162A (ja) 2011-09-29
JP5458986B2 JP5458986B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=44796976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010059454A Active JP5458986B2 (ja) 2010-03-16 2010-03-16 サーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5458986B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11212895A (ja) * 1998-01-30 1999-08-06 Nec Corp 消費電流制御方法及び装置
JP2003299164A (ja) * 2002-04-02 2003-10-17 Victor Co Of Japan Ltd リモコン装置の画面設計方法
JP2004056258A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Canon Inc 遠隔制御システム、画像処理装置、遠隔制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2006254017A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク接続による制御が可能なテレビ受像装置
JP2008305257A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Hitachi Ltd 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
JP2009289163A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Toshiba Corp サーバ装置および通信システム
JP2010055560A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Toshiba Corp 中間システムおよびイベント駆動型サーバ拡張プログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11212895A (ja) * 1998-01-30 1999-08-06 Nec Corp 消費電流制御方法及び装置
JP2003299164A (ja) * 2002-04-02 2003-10-17 Victor Co Of Japan Ltd リモコン装置の画面設計方法
JP2004056258A (ja) * 2002-07-17 2004-02-19 Canon Inc 遠隔制御システム、画像処理装置、遠隔制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2006254017A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク接続による制御が可能なテレビ受像装置
JP2008305257A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Hitachi Ltd 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
JP2009289163A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Toshiba Corp サーバ装置および通信システム
JP2010055560A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Toshiba Corp 中間システムおよびイベント駆動型サーバ拡張プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5458986B2 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210266784A1 (en) Mobile application traffic optimization
US11372672B2 (en) Centralized task scheduling
US20190327637A1 (en) Mobile application traffic optimization
KR102202647B1 (ko) 데이터 통신 방법 및 그 전자 장치
US10075920B2 (en) Method and apparatus for controlling traffic in electronic device
JP2009087361A (ja) コンポーネントベースの無線アプリケーションを作成して同アプリケーションと通信するためのシステム及び方法
EP2918138B1 (en) Method and apparatus for providing web service in wireless communication system
US20200151009A1 (en) Method for Process Management and Electronic Device
KR101795333B1 (ko) 클라우드 프로세스 관리
EP2664214A1 (en) Method for multipath scheduling based on a lookup table
JPWO2009139437A1 (ja) クライアント装置、その制御方法、プログラム、サーバ装置、その制御方法、通信システム及びその制御方法
EP2456169A1 (en) Method and apparatus pertaining to energy efficient task execution offloading
JPWO2012056783A1 (ja) コンテンツ共有システム、携帯端末、プロトコル切換方法およびプログラム
CN103686876A (zh) 一种信息处理的方法及一种电子设备
JP2015510334A (ja) ネットワークアプリケーションプロキシシステム及び方法
JP6278204B2 (ja) 通信端末、通信システム、通信端末の制御方法及びプログラム
JP5458986B2 (ja) サーバ装置、省電力制御方法、省電力制御プログラム及びクライアントサーバシステム
WO2012001634A1 (en) Method and apparatus for providing energy-aware connection and code offloading
JP5611310B2 (ja) 無線通信方式の切換制御プログラム
CN104937905A (zh) 用于管理通信会话的机制
WO2011004219A1 (en) Method and apparatus for scheduling downloads
CN104221442A (zh) 促进用于局域传输的电力节省
US20220361106A1 (en) Modifying idle mode drx on wireless devices
JP2006087023A (ja) 無線通信装置、および情報処理装置
KR20140050837A (ko) 클라우드 기반 조명 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131230

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5458986

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150