JP2011192064A - プリンタドライバ、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報処理装置、印刷装置およびプリントシステム - Google Patents

プリンタドライバ、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報処理装置、印刷装置およびプリントシステム Download PDF

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Abstract

【課題】集約印刷時に、集約対象の文書に含まれるグラフィックやイメージを余白部分に印刷することで余白を活用するとともに、グラフィックやイメージの縮小率を緩和して、集約印刷物の可読性を上げる。
【解決手段】集約印刷対象の文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データがあるか判定する文書データ判定ステップと、集約印刷する場合に余白領域が生じるか判定する余白領域判定ステップと、文書データ判定ステップにおいて文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データが存在すると判定され、かつ、余白領域判定ステップにおいて、集約印刷する場合に余白領域が生じると判定される場合に、文書中に含まれるグラフィックおよびイメージのいずれか余白領域に面付けする集約処理ステップとを含む。
【選択図】図9

Description

本発明は、集約印刷機能を有するプリンタドライバ、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、情報処理装置、印刷装置およびプリントシステムに関する。
現在、プリンタ等の画像形成装置を使って、複数ページの文書を1ページに集約して印刷する集約印刷を行うことができる。この集約印刷を行う場合、通常、プリンタドライバに対し、ユーザが予め決められた集約方法を指定する。そして、プリンタドライバが、この指定された集約方法に従って集約を行った印刷データをプリンタに送り、この印刷データに従ってプリンタが印刷することで集約印刷を実現している。
集約印刷の指定方法としては、一般的には、例えば、1枚の印刷用紙に集約する原稿のページ数である集約数と集約印刷する印刷用紙上の原稿(ページ)の順序である集約順序を用いる。例えば、集約数が2(すなわち、1枚の印刷用紙に原稿2ページ分を集約)のときは、集約順序は、左から右、または、右から左等の順となり、いずれかの順序で2ページ分の文書データを1ページに面付けし集約印刷することになる。
また、集約数が2より大きい時は、例えば、まず左から右に次いで上から下に、または、まず上から下に次に左から右に、といった集約順序で、各ページの文書データを順に1ページに面付けする。このように、従来の集約印刷指定方法では、まず、ユーザが、集約数を選択し、次に、選択した集約数に対して選択できる集約パターンから集約順序を指定する。そして、集約数と集約順序の組み合わせに基づいて面付けを行い、集約印刷を行っている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の集約印刷方法では、1ページに効率よく面付けするために、集約数は、例えば、2,4,6,9,16,…など、限られた種類しか存在せず、集約対象の文書の総ページ数が、これらに合致しない場合、余白が生じてしまうという問題があった。例えば、3ページの文書を集約数=4で集約する場合、本来4ページ目が面付けされるはずの領域が余白となってしまう。また、集約印刷では縮小して印刷するため、グラフィックやイメージなどが見づらくなるという問題もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、集約印刷時に、集約対象の文書に含まれるグラフィックやイメージのオブジェクトを余白部分に印刷することで余白を活用するとともに、グラフィックやイメージの縮小率を緩和して、集約印刷物の可読性を上げることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のプリンタドライバは、集約印刷対象の文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データがあるか判定する文書データ判定ステップと、集約印刷する場合に余白領域が生じるか判定する余白領域判定ステップと、前記文書データ判定ステップにおいて前記文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データが存在すると判定され、かつ、前記余白領域判定ステップにおいて、集約印刷する場合に余白領域が生じると判定される場合に、前記文書中に含まれるグラフィックおよびイメージのいずれか前記余白領域に面付けする集約処理ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記プリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また、本発明の情報処理装置は、集約印刷対象の文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データがあるか判定する文書データ判定手段と、集約印刷する場合に余白領域が生じるか判定する余白領域判定手段と、前記文書データ判定手段により前記文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データが存在すると判定され、かつ、前記余白領域判定手段により、集約印刷する場合に余白領域が生じると判定される場合に、前記文書中に含まれるグラフィックおよびイメージのいずれか前記余白領域に面付けする集約処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、前記プリンタドライバから送信される印刷データを印刷することができる印刷装置である。
また、本発明は、前記プリンタドライバおよび該プリンタドライバから送信される印刷データを印刷することができる印刷装置を含むプリントシステムである。
また、本発明は、前記プリンタドライバを記憶する記憶手段と、前記プリンタドライバを情報処理装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする印刷装置である。
本発明によれば、集約印刷時に、集約対象の文書に含まれるグラフィックやイメージを余白部分に印刷することで余白を活用するとともに、グラフィックやイメージの縮小率を緩和して、集約印刷物の可読性を上げることができる。
図1は、本発明の一実施の形態にかかるプリントシステムの全体構成図を示した図である。 図2は、プリンタの概略構成を示すブロック図である。 図3は、PCの構成を示すブロック図である。 図4は、プリンタドライバの描画部の機能ブロック図である。 図5は、通常(従来)の集約順序を例示する図である。 図6は、通常(従来)の集約順序を例示する図である。 図7は、集約数=4で3ページを集約する場合に生じる余白領域を示す図である。 図8は、本実施形態におけるプリンタドライバによる集約印刷時の動作フローチャートである。 図9は、オブジェクト選択画面を説明する図である。 図10は、集約順序の変更を説明する図である。 図11は、オブジェクトが重なる場合のオブジェクト認識を説明する図である。 図12は、オブジェクト縮小化を説明する図である。 図13は、範囲選択画面を説明する図である。 図14は、閾値設定画面を説明する図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるプリントシステムの一実施の形態を詳細に説明する。
(プリントシステムの全体構成)
図1は、本発明の一実施の形態にかかるプリントシステムの全体構成図を示した図である。図1に示すように、本実施の形態ではPC100とプリンタ150とがネットワーク160を介して接続されているものとする。そして、PC100からの印刷要求に応じて、プリンタ150が印刷処理を行う。
(プリンタ150の構成)
図2は、プリンタ150の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、プリンタ150は、本装置全体を統括的に制御する制御部150aと、制御プログラムおよび各種設定情報等を格納する記憶部150bと、PC100から渡される印刷データに従って印刷用紙に印字をする印字部150cと、ネットワーク160と接続するための通信部150dとを備えている。この構成は、従来のネットワークプリンタと同様の構成である。
なお、記憶部150bに、当該プリンタ150をPC100が制御するためのプリンタドライバを格納しておき、PC100からのプリンタドライバの取得要求に応じて、このプリンタドライバをPC100に送信する構成としてもよい。この構成では、PC100は、例えばWebブラウザ等のプログラムを介してプリンタ150にアクセスし、そのプリンタドライバを取得してインストールすることになる。
(PC100の構成)
図3は、PC100の構成を示すブロック図である。図3に示すように、PC100は、処理部101と、記憶部102と、通信部103とを備えている。処理部101は、図示しない制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)と、ROMおよびメインメモリとなるRAMを有するメモリ群とを含んで構成されている。PC100の起動・実行時には、ROMおよび記憶部102からアプリケーション104と、OS105と、各種ドライバ(図3においては、プリンタドライバ106のみ記載)が、メインメモリ上にロードされ展開されて、これらがCPUにより実行される。なお、PC100は、キーボードやマウスなどの入力装置やディスプレイなどの出力装置等を備える通常のコンピュータを利用したハードウェア構成を有するが、図3においては説明の簡単のため省略している。
図3に示す処理部101内の機能ブロック(後述)は、プリンタ150に対する印刷制御を実現するための主要部となる機能又は手段である。
記憶部102は、様々な情報を記憶する記憶手段である。具体的にはHDD等である。記憶される情報には、プリンタドライバ106が有する機能を実現するための処理に関する情報(処理に用いる設定値や、設定値の変更をするための表示情報など、処理に必要なあらゆる情報)を定義した設定情報がある。
通信部103は、ネットワーク160を介して接続されたプリンタ150と情報の送受信を行うネットワークI/Fである。
アプリケーション104は、ユーザが印刷指示をすることができるソフトウェア(例えば、ワードプロセッサ)とする。ユーザはアプリケーション104で編集したデータを印刷したい場合、アプリケーション104が、ユーザによる印刷指示を受け付ける。この場合、アプリケーション104は、単体でプリンタ150に対する印刷データの生成を行わず、上記印刷指示に応じた印刷要求と共に、印刷対象の情報を、例えばGDI(Graphics Device Interface)コールでOS105のGDI105aに渡す。
OS105は、PC100のハードウェアとソフトウェアとを管理するプログラムである。OS105は、プログラムの起動、情報の読み込みや保存の制御等を行う。OSのうち代表的なものとしては、MS Windows(登録商標)等が知られている。また、OS105のGDI105aは、アプリケーション104からGDIコールで渡された設定情報を含む印刷要求と共に、印刷対象の情報(テキストデータ、グラフィック・データ、イメージ・データ等)を、DDI(Device Driver Interface)コールでプリンタドライバ106に渡す。そして、プリンタドライバ106で生成された印刷データをスプーラ105bに蓄え、順次通信部103に供給してプリンタ150に送る。
プリンタドライバ106は、このドライバが有する機能を果たすためのモジュール群として、ユーザによる印刷設定を受付けるためのユーザインタフェース(UI)の制御を行うUI部106a、および描画の制御を行う描画部106b(詳細は下記)を備える。
ここで、本実施形態における描画部106bの詳細を、図4を用いて説明する。図4は、描画部106bの機能ブロック図である。
文書データ判定部401は、集約対象の文書のデータ中に、グラフィックやイメージのデータがあるかどうかを判定する。アプリケーション104から渡される文書データには、テキスト・データ、グラフィック・データ、およびイメージ・データが含まれ、これらのデータの属性からグラフィックやイメージのデータの有無を判定することができる。
余白領域判定部402は、集約を行った場合に、その結果生じる余白の領域の数を調べ、その数を取得する。そして、取得された余白領域の数が1以上のとき、集約により余白領域が生じると判定する。例えば、集約数=4での集約印刷が指定されたとき、集約対象の文書が3ページであれば、1枚の印刷用紙の領域は4分割される。そして、そのうちの3か所には縮小された上記3ページの文書が印刷されることになり、残りの1か所は余白の領域となる。なお、本明細書では、集約処理によって余白となる領域を特に“余白領域”と呼ぶ。集約対象の文書が4ページの場合は、余白領域はない。このように、集約対象の文書のページ数と指定された集約数とから、集約を行った場合に生じる余白領域の数を調べることができる。
また、余白領域判定部402は、下記のオブジェクト認識部403により認識された集約対象の文書中のすべてのグラフィックおよびイメージのオブジェクトを(後述のように1つのオブジェクトと認識されたものは1つのオブジェクトとして)印刷するだけの余白領域があるか、さらに調べ判定する。つまり、集約により生じる余白領域内に、集約対象の文書中のすべてのグラフィックおよびイメージのオブジェクトを収容できるかどうかを判断する。簡単には、集約対象の文書中のすべてのグラフィックおよびイメージの数が、余白領域の数以下であるかどうかで、十分な余白のページがあるか判断することができる。
オブジェクト認識部403は、グラフィック、イメージ、および下記のようにグラフィックとして扱うテキストのオブジェクトを、所定の条件の下で1つのオブジェクトとして扱うオブジェクトを特定する処理部であり、重なり判定部403a、閾値設定部403b、オブジェクト決定部403cを含んでいる。
重なり判定部403aは、グラフィック、イメージ、テキストのオブジェクトの重なりを判定する。ここでは、グラフィックまたはイメージのオブジェクトと重なるテキストのオブジェクトを、グラフィックのオブジェクトとして扱うこととする。各オブジェクトの重なりの有無は、例えば、各オブジェクトに外接する矩形領域の大きさと位置を調べ、各矩形領域が重なっているか否かで判定することができる。
閾値設定部403bは、隣接するグラフィック、イメージ、テキスト(ここではグラフィックとして扱う)のオブジェクト間の距離が近い場合に、一つのオブジェクトとして認識するための近さの基準となる閾値を設定する閾値設定画面を、PC100に接続された表示装置(図示せず)に表示させ、ユーザによる閾値の設定を受付ける。図14は、この閾値を設定する閾値設定画面(ユーザーインターフェース)の一例である(詳細は後述)。
オブジェクト決定部403cは、重なり判定部403aにより重なりが認められた複数のオブジェクトを、また、閾値設定部403bが受付けた閾値を基準として隣接すると認められる複数のオブジェクトを、また、重なりも隣接もしないグラフィックおよびイメージオブジェクトを、面付けの候補となる1つのオブジェクトとして決定する。
選択部404は、余白領域に面付けする候補のグラフィックおよびイメージのオブジェクトの数が、余白領域の数より多い場合に、余白領域に面付けするグラフィックおよびイメージのオブジェクトを選択する。この選択部404は、オブジェクト選択部404aと範囲選択部404bを含んでいる。
オブジェクト選択部404aは、上記オブジェクト決定部403cで決定されたオブジェクトをユーザに選択させるためのオブジェクト選択画面をPC100に接続された表示装置(図示せず)に表示させ、ユーザによるオブジェクトの選択を受付ける。図9の902は、このオブジェクト選択画面(ユーザーインターフェース)の一例である(詳細は後述)。
範囲選択部404bは、任意の範囲をユーザに選択させるための範囲選択画面をPC100に接続された表示装置(図示せず)に表示させ、ユーザによる1つのオブジェクトとして扱う範囲の選択を受付ける。図13は、この範囲選択画面(ユーザーインターフェース)の一例である。この範囲選択画面は、上記オブジェクト選択画面から起動することができる(詳細は後述)。
集約処理部405は、集約対象の文書の各ページを1ページに集約する処理を行う処理部であり、画像大きさ取得部405a、余白大きさ取得部405b、収容可能性判定部405c、縮小化部405d、面付け部405eを含んでいる。
画像大きさ取得部405aは、1つのまたは前述のように重なりまたは隣接により1つとして扱うグラフィックまたはイメージのオブジェクトの大きさを取得する。具体的には、各オブジェクトに外接する矩形領域の大きさ(縦・横の長さ)を取得する。この大きさは、各オブジェクトのデータまたは属性に含まれる大きさおよび位置に関する情報から算出することができる。
余白大きさ取得部405bは、集約印刷において生じる余白領域の大きさを取得する。例えば、集約数が4である場合、1ページを4分割し、ページ設定で指定された外縁部分の余白を除く、本来印字される領域の大きさ(縦・横の長さ)を算出し取得する。
収容可能性判定部405cは、画像大きさ取得部405aにより取得した、余白領域に面付けするオブジェクトの大きさと、余白大きさ取得部405bにより取得した余白領域の大きさとから、面付け対象のオブジェクトが当該余白領域に収容できるか否かを判定する。
縮小化部405dは、収容可能性判定部405cにより、面付け対象のオブジェクトが当該余白領域に収容できないと判定された場合に、当該余白領域に収容できるサイズにオブジェクトを縮小化する。
面付け部405eは、集約印刷対象の文書の各ページを集約数単位で1ページに集約する面付けを行う。本実施形態では、余白領域は余白のままにする通常(従来)の面付けと、集約印刷対象の文書にグラフィックおよびイメージのいずれかまたは両方が含まれている場合にそのグラフィックおよびイメージのオブジェクトを余白領域に面付けする、2種類の面付けを行う。
印刷データ生成部406は、印刷設定に基づき、アプリケーション104から印刷を要求されたデータ(集約印刷の場合は、集約処理後のデータ)からプリンタ150が解釈可能な印刷データを生成する。そして生成された印刷データを、一旦、OS105のスプーラ105bに蓄え、順次通信部103を介して、プリンタ150に送信する。
(通常の集約方法の概要)
ここで、従来より行われている通常の集約印刷について、図5〜7を用いて説明する。図5および図6は、通常(従来)の集約順序を例示する図である。また、図7は、集約数=4で3ページを集約する場合に生じる余白領域を示す図である。
集約印刷の指定方法としては、一般的には、例えば、1枚の印刷用紙に集約する原稿のページ数である集約数と集約印刷する印刷用紙上の原稿(ページ)の順序である集約順序を用いる。例えば、集約数が2(すなわち、1枚の用紙に原稿2ページ分を集約)のときは、集約順序は、図5(A)、(B)に示すように、左から右、または、右から左といった順序となり、いずれかの順序で2ページ分の文書のデータを1ページに面付けし集約印刷することになる。
また、集約数が2より大きい時は、図6に示すように、例えば、左上→右上→左下→右下の順に(図6(A))、または、左上→左下→右上→右下の順に(図6(B))、または、右上→左上→右下→左下の順に(図6(C))、または、左下→左上→右下→右上の順に(図6(D))、といった集約順序で、各ページのデータを順に1ページに面付けする。このように、通常の集約印刷指定方法では、まず、ユーザが、集約数を選択し、次に、選択した集約数に対して選択できる集約パターンから集約順序を指定する。そして、集約数と集約順序の組み合わせに基づいて面付けを行う。このような通常の集約方法では、例えば、3ページの文書を、集約数が4で、図6(A)に示す集約順序で集約印刷を行うと、図7に示すように右下の部分には何も印字されず余白領域となる。
(本実施形態に特徴的な集約方法の概要)
本実施形態のプリントシステムでは、プリンタドライバ106により、集約印刷対象の文書中にグラフィックやイメージのオブジェクトがあるかどうかを調べ、グラフィックやイメージのオブジェクトが無い場合には上記通常の集約方法による集約印刷を行う。一方、グラフィックやイメージのオブジェクトが有る場合には、さらに、集約印刷した場合に生じる余白領域の数を調べ、文書中のグラフィックやイメージのオブジェクトを余白領域に面付けすることを特徴としている。
次に、本実施形態におけるプリンタドライバ106による集約印刷時の動作について、図8を用いてその詳細を説明する。以下で説明する集約印刷時の動作とは、プリンタドライバ106のUI部106aによる印刷設定画面にて、ユーザにより集約印刷が指定されたとき、すなわち、ユーザにより集約対象の文書のページ、集約数、集約順序等が指定され印刷要求がされたときの、プリンタドライバ106の動作である。なお、図8は、本実施形態におけるプリンタドライバ106による集約印刷時の動作フローチャートである。また、図8に示す処理の流れは説明のための一例であって、これに限るものではなく、種々の変形を行うことができる。
はじめに、文書データ判定部401が、集約対象の文書のデータ中に、グラフィックやイメージのデータがあるかどうか判定する(ステップS801)。
ここで、集約対象の文書のデータ中にグラフィックやイメージのデータがない場合(ステップS801でNo)、面付け部405eが、従来通りの、面付け(集約処理(通常))を行う(ステップS808)。そして、印刷データ生成部406が、集約処理後のデータをプリンタ150に解釈可能な印刷データに変換し、この印刷データをスプーラ105bおよび通信部103を介してプリンタ150へ送信する(ステップS809)。
一方、集約対象の文書のデータ中にグラフィックやイメージのデータがあると判定された場合(ステップS801でYes)、さらに、余白領域判定部402が、集約を行った場合に、その結果生じる余白の領域があるか、すなわち余白領域の数を調べ、その数を取得する(ステップS802)。
続いて、余白領域判定部402は、取得した余白領域の数を基に、集約を行った場合に、その結果生じる余白の領域があるか否か判断する(ステップS803)。このとき、余白領域の数が1以上であれば、余白領域があると判定される。余白領域が生じない場合(本ステップでNo)、ステップS808へ移行し、上記通常の集約処理以降の処理を行う。
ここで、余白領域があると判定される場合(ステップS803でYes)、オブジェクト認識部403が、グラフィック、イメージ、および前述のようにグラフィックとして扱うテキストのオブジェクトを、所定の条件の下で1つのオブジェクトとして認識する(ステップS804)。
続いて、集約対象の文書中のすべてのグラフィックおよびイメージのオブジェクトを(上記1つのオブジェクトと認識されたものは1つのオブジェクトとして)印刷するだけの余白領域があるか、さらに調べ判定する(ステップS805)。ここでは、集約により生じる余白領域内に、集約対象の文書中のすべてのグラフィックおよびイメージのオブジェクトを収容できるかどうかを判断する。簡単には、例えば、集約対象の文書中のすべてのグラフィックおよびイメージの数が、余白領域の数以下であるかどうかで、十分な余白のページがあるか判断することができる。集約対象の文書中のすべてのグラフィックおよびイメージのオブジェクトの数が、余白領域の数より多い場合等については、後に詳述する。
ここで、文書中のすべてのグラフィックおよびイメージのオブジェクトを印刷するのに十分な余白領域があると判定された場合(ステップS805でYes)、面付け部405eが、その余白領域に面付け対象のグラフィックおよびイメージのオブジェクトを面付けする(ステップS807)。
そして、印刷データ生成部406が、集約処理後のデータをプリンタ150に解釈可能な印刷データに変換し、この印刷データをスプーラ105bおよび通信部103を介してプリンタ150へ送信する(ステップS809)。
一方、集約対象の文書中のすべてのグラフィックおよびイメージのオブジェクト(ステップS804で1つのオブジェクトと認識されたものは1つのオブジェクトとする)に対して余白領域が不足している場合、すなわち、余白領域に面付けする候補のグラフィックおよびイメージのオブジェクトの数が、余白領域の数より多い場合、選択部404が、余白領域に面付けするグラフィックおよびイメージのオブジェクトを選択することになる。この選択の手法は任意である。例えば、余白領域に印刷したいグラフィックおよびイメージのオブジェクトをユーザに選択させるための選択画面(例えば、図9の902)を表示し、その選択を受付ける(ステップS806)。
具体例として、ここで、集約対象の文書の総ページ数が3ページで、それぞれのページに、丸および星形、四角形、三角形のグラフィックのオブジェクトが描かれている文書を、集約数=4で集約する場合を考える。3ページの文書を集約数=4で集約するので、1ページ分の余白が生じる(図9の901参照)。一方、余白に印刷する候補のグラフィックのオブジェクトは、丸、星形、四角形、三角形の4つである。余白に対して、印刷する候補のグラフィックのオブジェクトの数が多いため、すべてのグラフィックのオブジェクトを印刷することができない。このような場合、どのグラフィックのオブジェクトを余白領域に印刷するかをユーザがオブジェクト選択画面(図9の902)のオブジェクトの一覧(図9の902a)から選択する。選択を確定する場合は、「OK」ボタン(図9の902c)を押下することにより選択を確定し、「キャンセル」ボタン(図9の902d)を押下することにより一連の選択操作をキャンセルする。なお、「カスタマイズ」ボタン(図9の902b)は、その押下により、後述の範囲選択画面を起動させるボタンである。
図9の例では、四角形をユーザが選択したため、余白領域には四角形が面付けされている(図9の903参照)。1つの手法として、このように、オブジェクト選択画面(UI)を使って、余白領域に印刷したいグラフィックおよびイメージをユーザに選択をさせるようにする。他の手法としては、グラフィックおよびイメージの大きさを調べ、その大きさの大きい順または小さい順に自動的に選択するようにしてもよい。さらに、後述の集約手法4で説明するように、集約印刷対象の文書のページの任意の範囲をユーザに選択させるようにしてもよい。
ここで、図8のフローチャートに戻る。ステップS806に続き、面付け部405eが、集約処理としてユーザが選択したグラフィックおよびイメージのオブジェクトを余白領域に面付けする(ステップS807)。そして、印刷データ生成部406が、集約処理後のデータをプリンタ150に解釈可能な印刷データに変換し、この印刷データをスプーラ105bおよび通信部103を介してプリンタ150へ送信する(ステップS809)。
本実施形態では、以上のようにして、集約印刷を行う。
続いて、前述した集約処理における種々の集約手法の具体例について、以下に説明する。
(集約手法1:集約順序の変更)
余白領域にグラフィックおよびイメージのオブジェクトを面付けする場合、これらを面付けする余白領域の位置が、そのグラフィックおよびイメージのオブジェクトを含む元のページから離れていると、読みづらくなってしまう。このため、グラフィックおよびイメージのオブジェクトを含む元のページの次のページにそれらを面付けする。例えば、集約対象の文書の総ページ数が3ページで、それぞれのページに、丸、四角形、三角形のグラフィックが描かれている文書を、集約数=4で左上→右上→左下→右下の順序で集約印刷する場合を考える(図10参照)。
この場合、図10に示すように、余白は一つであるので、3つのグラフィックのオブジェクトのうち、どれか一つを選択することになる。丸が選択された場合、丸は1ページ目にあるグラフィックのオブジェクトなので、左上となる1ページ目の次の位置、すなわち右上に、その領域を余白領域として丸を配置したページを面付けする(1001)。四角形が選択された場合は、四角形は2ページ目にあるグラフィックのオブジェクトなので、右上となる2ページ目の次の位置、すなわち左下に、その領域を余白領域として四角形を配置したページを面付けする(1002)。三角形が選択された場合は、三角形は3ページ目にあるグラフィックのオブジェクトなので、左下となる3ページ目の次の位置、すなわち右下に、その領域を余白領域として三角形を配置したページを面付けする(1003)。
(集約手法2:オブジェクト認識)
集約対象の文書中に、グラフィック、イメージ、テキストのオブジェクトが重なり合って配置されている場合、余白領域に面付けする候補を、重なったイメージ、グラフィック、テキストのオブジェクトをすべて含む矩形の領域とする。例えば、図11(A)の点線で示す矩形は余白領域に面付ける候補の領域を示す線である。同図に示す地球はイメージのオブジェクトであり、ここでは余白領域に面付けする候補とする。同図に示す矢印はグラフィックのオブジェクトである。そして「ここです」がテキストのオブジェクトである(なお、グラフィックまたはイメージのオブジェクトと重なるテキスト・オブジェクトは、前述のようにグラフィック・オブジェクトとして扱う)。
図11の例では、同図(A)に示すように、イメージ(地球)とグラフィック(矢印)のオブジェクトは重なり合っているため、グラフィックとイメージのオブジェクトの両方を含むように面付けする候補のイメージのオブジェクトを囲う矩形領域を広げると、テキストの一部もこの領域に入ってしまう。そこで、テキストのオブジェクトも完全にこの領域に入るように、さらに矩形領域を広げる。そして、広げた矩形領域に、新たに別のオブジェクトの一部が重なれば、さらに領域を広げる。図11に示す例では、同図(B)に示すように、テキストのオブジェクトが入るように矩形領域を広げた時点で、広げた領域に、この領域外の他のオブジェクトは重ならないため、これら3つのオブジェクトに外接する矩形領域が確定する。これが、図11(B)の点線で示す領域であり、この領域を1つのオブジェクトとして扱う(オブジェクト認識)。
(集約手法3:オブジェクト縮小化)
前述のように、余白領域に面付けするグラフィックおよびイメージのオブジェクトの大きさを調べ、さらに余白領域の大きさを調べる。そして、余白領域に面付けするグラフィックおよびイメージのオブジェクトの大きさが、余白領域の大きさよりも大きい場合、余白領域に面付けするグラフィックおよびイメージを余白領域に入る大きさに縮小化する処理を施して面付けする。例えば、集約対象の文書の総ページ数が3ページで、3ページ目に余白領域よりも大きい三角形のグラフィックが含まれている文書を、集約数=4で集約印刷する場合を考えると、この三角形のグラフィックを元の大きさのまま余白領域に面付けすると、余白領域からはみ出してしまう(図12の1201)。このため、三角形のグラフィックを余白領域からはみ出さない大きさまで縮小する処理を施してから面付けを行う(1202)。
(集約手法4:範囲選択)
余白領域に面付けするイメージおよびグラフィックのオブジェクトを、ユーザが文書の中から任意の範囲で指定するための範囲選択画面(ユーザーインターフェース)をプリンタドライバ106の描画部106bが表示し、その指定を受付ける。なお、この範囲選択画面は、図9に示すオブジェクト選択画面902の「カスタマイズ」ボタン902bの押下に応じて起動される。
図13の範囲選択画面の左側部分は、文書のプレビュー表示領域(1301)である。このプレビュー表示領域1301内で、マウスでドラッグした範囲を面付けする範囲の選択として受付ける。受付けた範囲は中央の「>>」ボタン1302を押下して、範囲選択画面の右側の選択オブジェクトのリスト1304に追加する。リスト1304に追加したオブジェクトを削除する場合は、リスト1304上でマウスを用いて削除するオブジェクトを選択し、中央の「<<」ボタン1303を押下することで、リスト1304から削除する。
また、プレビュー表示領域1301の下のページ送りボタン「<」1305および「>」1306で、文書内のページを移動する。選択を確定する場合は、「OK」ボタン1307を押下することにより選択を確定し、「キャンセル」ボタン1308を押下することにより一連の選択操作をキャンセルする。このように、プリンタドライバ106の描画部106bは、この範囲選択画面で余白領域に面付けをする範囲の選択を受付ける。このとき、リスト1304に登録された選択範囲のオブジェクトが、余白領域に面付けするイメージおよびグラフィックのオブジェクトとなる。
(集約手法5)
前述の集約手法2では、集約対象の文書中に、グラフィック、イメージ、テキストが重なり合って配置されている場合に、重なったイメージ、グラフィックのオブジェクトをすべて含む矩形の領域を、余白領域に面付けする候補としていた。本手法では、隣接するイメージ、グラフィック、テキストのオブジェクト間の距離が近い場合に、一つのオブジェクトとして認識する。近さの基準は、オブジェクト間の距離で判断する。この判断の基準として閾値を設定する。図14は、この閾値を設定する閾値設定画面(ユーザーインターフェース)の一例である。
図14の例では、閾値設定画面の右上の閾値設定部1401で閾値をポイント単位で設定する。閾値設定画面の左側に符号1402で示す部分は、文書のプレビュー画面である。閾値を変更すると、一つのオブジェクトとして認識される1つまたは複数のオブジェクト箇所が識別可能に(例えば、色を反転させたり、網掛けにするなどして)表示される。同図に示す例では、地球と矢印が一つのオブジェクトとして認識されている。テキストのオブジェクトである「ここです」は(前述のように、グラフィックまたはイメージのオブジェクトと隣接するテキストのオブジェクトは、グラフィックのオブジェクトとして扱う)、単体で一つのオブジェクトとして認識されている。
閾値設定画面で設定された閾値が、2つのオブジェクト間の距離(具体的には、例えば、各オブジェクトに外接する矩形領域間の最短距離)の値を超えると、両者が1つのオブジェクトとして認識される。なお、閾値設定部1401の下の情報表示欄1403には、プレビュー表示している文書に関する情報(図14では、オブジェクト数、余白領域数、集約数、総ページ数)が表示される。ここでは閾値の設定を変えることで、認識範囲の変化に応じて増減するオブジェクト数などが確認できる。また、プレビュー表示領域1402の下のページ送りボタン「<」1404および「>」1405で、文書内のページを移動する。そして設定を確定する場合は、「OK」ボタン1406を押下することにより閾値の設定を確定し、「キャンセル」ボタン1407を押下することにより一連の設定操作をキャンセルする。
(その他の実施形態)
本実施形態のPC100で実行されるプリンタドライバ106等のプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。あるいは、上記プログラムを、ROMやHDD等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
また、上記プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供または配布するように構成しても良い。
100 PC(情報処理装置)
150 プリンタ(印刷装置)
160 ネットワーク
150a 制御部
150b 記憶部
150c 印字部
150d 通信部
101 処理部
102 記憶部
103 通信部
104 アプリケーション
105 OS
105a GDI
105b スプーラ
106 プリンタドライバ
106a UI部
106b 描画部
401 文書データ判定部
402 余白領域判定部
403 オブジェクト認識部
403a 重なり判定部
403b 閾値設定部
403c オブジェクト決定部
404 選択部
404a オブジェクト選択部
404b 範囲選択部
405 集約処理部
405a 画像大きさ取得部
405b 余白大きさ取得部
405c 収容可能性判定部
405d 縮小化部
405e 面付け部
406 印刷データ生成部
特開2002−140176号公報

Claims (18)

  1. 集約印刷対象の文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データがあるか判定する文書データ判定ステップと、
    集約印刷する場合に余白領域が生じるか判定する余白領域判定ステップと、
    前記文書データ判定ステップにおいて前記文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データが存在すると判定され、かつ、前記余白領域判定ステップにおいて、集約印刷する場合に余白領域が生じると判定される場合に、前記文書中に含まれるグラフィックおよびイメージのいずれか前記余白領域に面付けする集約処理ステップと
    を含むことを特徴とするプリンタドライバ。
  2. 前記余白領域判定ステップは、集約印刷する場合に生じる余白領域の数を調べるステップを含み、
    前記文書中のグラフィックまたはイメージのオブジェクトの数が、集約印刷した場合に生じる前記余白領域の数より多い場合、余白領域の数だけ余白に面付けするグラフィックやイメージのオブジェクトを選択するオブジェクト選択ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバ。
  3. 前記オブジェクト選択ステップは、余白領域に面付けするイメージおよびグラフィックのオブジェクトを、ユーザが文書の中から任意の範囲で選択するための範囲選択ステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のプリンタドライバ。
  4. 集約対象の文書に含まれるグラフィック、イメージ、およびテキストのオブジェクトが重なっているか否かを判定する重なり判定ステップと、
    前記重なり判定ステップにおいて重なっていると判定された前記グラフィック、イメージ、およびテキストのオブジェクトを、面付けの候補となる1つのオブジェクトとして決定するオブジェクト決定ステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のプリンタドライバ。
  5. 余白領域に面付けするイメージおよびグラフィックのオブジェクトを1つのオブジェクトとみなす各オブジェクト間の距離の閾値の設定を受付ける閾値設定ステップをさらに含み、
    前記オブジェクト決定ステップは、前記閾値設定ステップにおいて受付けた閾値を基準として隣接すると認められる複数のオブジェクトを、面付けの候補となる1つのオブジェクトとして決定するステップを含むことを特徴とする請求項4に記載のプリンタドライバ。
  6. 前記集約処理ステップは、
    集約印刷対象の文書に含まれるグラフィックまたはイメージのオブジェクトの大きさを取得する画像大きさ取得ステップと、
    集約印刷する場合に生じる余白領域の大きさを取得する余白大きさ取得ステップと、
    前記画像大きさ取得ステップにおいて取得した前記グラフィックまたはイメージのオブジェクトの大きさと、前記画像大きさ取得ステップにおいて取得した前記余白領域の大きさとから、前記グラフィックまたはイメージのオブジェクトが前記余白領域に収容できるか否か判定する収容可能性判定ステップと、
    前記収容可能性判定ステップにおいて前記グラフィックまたはイメージのオブジェクトが前記余白領域に収容できないと判定された場合、前記余白領域に収容できる大きさに前記グラフィックまたはイメージのオブジェクトを縮小する縮小化ステップと、をさらに含み、
    前記縮小化ステップにおいて縮小されたグラフィックまたはイメージのオブジェクトを前記余白領域に面付けすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプリンタドライバ。
  7. 前記集約処理ステップは、余白領域に面付けするグラフィックまたはイメージを含む前記文書のページの次に面付けするページを余白領域とし、該余白領域に前記グラフィックまたはイメージを面付けすることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプリンタドライバ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 集約印刷対象の文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データがあるか判定する文書データ判定手段と、
    集約印刷する場合に余白領域が生じるか判定する余白領域判定手段と、
    前記文書データ判定手段により前記文書のデータ中にグラフィック・データまたはイメージ・データが存在すると判定され、かつ、前記余白領域判定手段により、集約印刷する場合に余白領域が生じると判定される場合に、前記文書中に含まれるグラフィックおよびイメージのいずれか前記余白領域に面付けする集約処理手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記余白領域判定手段は、集約印刷する場合に生じる余白領域の数を調べる手段を有し、
    前記文書中のグラフィックまたはイメージのオブジェクトの数が、集約印刷した場合に生じる前記余白領域の数より多い場合、余白領域の数だけ余白に面付けするグラフィックやイメージのオブジェクトを選択するオブジェクト選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記オブジェクト選択手段は、余白領域に面付けするイメージおよびグラフィックのオブジェクトを、ユーザが文書の中から任意の範囲で選択するための範囲選択手段をさらに有することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 集約対象の文書に含まれるグラフィック、イメージ、およびテキストのオブジェクトが重なっているか否かを判定する重なり判定手段と、
    前記重なり判定手段により重なっていると判定された前記グラフィック、イメージ、およびテキストのオブジェクトを、面付けの候補となる1つのオブジェクトとして決定するオブジェクト決定手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 余白領域に面付けするイメージおよびグラフィックのオブジェクトを1つのオブジェクトとみなす各オブジェクト間の距離の閾値の設定を受付ける閾値設定手段をさらに備え、
    前記オブジェクト決定手段は、前記閾値設定手段が受付けた閾値を基準として隣接すると認められる複数のオブジェクトを、面付けの候補となる1つのオブジェクトとして決定することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記集約処理手段は、
    集約印刷対象の文書に含まれるグラフィックまたはイメージのオブジェクトの大きさを取得する画像大きさ取得手段と、
    集約印刷する場合に生じる余白領域の大きさを取得する余白大きさ取得手段と、
    前記画像大きさ取得手段により取得した前記グラフィックまたはイメージのオブジェクトの大きさと、前記画像大きさ取得手段により取得した前記余白領域の大きさとから、前記グラフィックまたはイメージのオブジェクトが前記余白領域に収容できるか否か判定する収容可能性判定手段と、
    前記収容可能性判定手段により前記グラフィックまたはイメージのオブジェクトが前記余白領域に収容できないと判定された場合、前記余白領域に収容できる大きさに前記グラフィックまたはイメージのオブジェクトを縮小する縮小化手段と、をさらに備え、
    前記縮小化手段により縮小されたグラフィックまたはイメージのオブジェクトを前記余白領域に面付けすることを特徴とする請求項9から請求項13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記集約処理手段は、余白領域に面付けするグラフィックまたはイメージを含む前記文書のページの次に面付けするページを余白領域とし、該余白領域に前記グラフィックまたはイメージを面付けすることを特徴とする請求項9から請求項14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプリンタドライバから送信される印刷データを印刷することができる印刷装置。
  17. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプリンタドライバおよび該プリンタドライバから送信される印刷データを印刷することができる印刷装置を含むプリントシステム。
  18. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプリンタドライバを記憶する記憶手段と、
    前記プリンタドライバを情報処理装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
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