JP2011191155A - 構造物用変位センサー及びそれを用いた構造物用変位計測システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 高架橋構造物間に生じる目違いや角折れを計測することで列車軌道の健全性を迅速に評価する。
【解決手段】本発明に係る構造物用変位センサー3は、円筒状ケーシング5の端板17に被摺動部材10a,10b,10cを固着するとともに、該内面と向かい合う中空ピストン状部材6の端板15に摺動部材13aを固着し、円筒状ケーシング5の材軸に沿って進退自在に摺動部材13b,13cを配置して、摺動部材13bを、その基端14が中空ピストン状部材6の端板15に当接し、摺動部材13cを、その基端側に設けられた係止部材16が中空ピストン状部材6の端板15の背面で係止されるよう構成してなる。各摺動部材の先端に設けられた接点12a,12b,12bと各被摺動部材に設けられた電気抵抗素子11a,11b,11cは、それらの上を接点が摺動することで、3つのポテンショメータとして機能する。
【選択図】 図3
Description
前記第2の摺動部材は、前記固定側部材に対する前記可動側部材の所定方向移動に伴って前記固定側部材及び前記可動側部材のうちの他方の部材とともに移動し、反対方向移動に対しては前記他方の部材とともに移動することなく前記一方の部材に対する位置を保持するようになっており、
前記第3の摺動部材は、前記固定側部材に対する前記可動側部材の反対方向移動に伴って前記固定側部材及び前記可動側部材のうちの他方の部材とともに移動し、所定方向移動に対しては前記他方の部材とともに移動することなく前記一方の部材に対する位置を保持するようになっており、
前記第2の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子は、その両端が第2のポテンショメータの固定端子として機能し、前記第2の摺動部材に設けられた接点は、前記第2のポテンショメータの可動端子として機能し、
前記第3の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子は、その両端が第3のポテンショメータの固定端子として機能し、前記第3の摺動部材に設けられた接点は、前記第3のポテンショメータの可動端子として機能するようになっているものである。
2a,2b,2c,2d,2e
高架橋構造物
3,61 構造物用変位センサー
4 変位計測部
5 円筒状ケーシング(固定側部材)
6 中空ピストン状部材(可動側部材)
10a,10b,10c 被摺動部材
11a,11b,11c 電気抵抗素子
12a,12b,12c 接点
13a,13b,13c 摺動部材
16 係止部材
Claims (5)
- 離間配置された2つの高架橋構造物のうち、一方の高架橋構造物の端部に連結される固定側部材と、他方の高架橋構造物であって前記一方の高架橋構造物の端部に対向する端部に連結され前記固定側部材によって該固定側部材の材軸に沿った進退動作が案内される可動側部材と、前記固定側部材及び前記可動側部材のうち、一方の部材に固着された第1の被摺動部材と、他方の部材に固着され前記第1の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子の上を摺動する接点が先端に設けられた第1の摺動部材とを備えてなり、前記第1の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子は、その両端が第1のポテンショメータの固定端子として機能し、前記第1の摺動部材に設けられた接点は、前記第1のポテンショメータの可動端子として機能するようになっていることを特徴とする構造物用変位センサー。
- 前記固定側部材及び前記可動側部材のうち、一方の部材に固着された第2の被摺動部材と、該第2の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子の上を摺動する接点が先端に設けられ前記固定側部材の材軸に沿って進退自在に配置された第2の摺動部材と、前記固定側部材及び前記可動側部材のうち、一方の部材に固着された第3の被摺動部材と、該第3の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子の上を摺動する接点が先端に設けられ前記固定側部材の材軸に沿って進退自在に配置された第3の摺動部材とを備え、
前記第2の摺動部材は、前記固定側部材に対する前記可動側部材の所定方向移動に伴って前記固定側部材及び前記可動側部材のうちの他方の部材とともに移動し、反対方向移動に対しては前記他方の部材とともに移動することなく前記一方の部材に対する位置を保持するようになっており、
前記第3の摺動部材は、前記固定側部材に対する前記可動側部材の反対方向移動に伴って前記固定側部材及び前記可動側部材のうちの他方の部材とともに移動し、所定方向移動に対しては前記他方の部材とともに移動することなく前記一方の部材に対する位置を保持するようになっており、
前記第2の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子は、その両端が第2のポテンショメータの固定端子として機能し、前記第2の摺動部材に設けられた接点は、前記第2のポテンショメータの可動端子として機能し、
前記第3の被摺動部材に設けられた電気抵抗素子は、その両端が第3のポテンショメータの固定端子として機能し、前記第3の摺動部材に設けられた接点は、前記第3のポテンショメータの可動端子として機能するようになっている請求項1記載の構造物用変位センサー。 - 前記第2の被摺動部材を前記固定側部材に固着するとともに前記第2の摺動部材をその基端側が前記可動側部材の端面に当接自在となるように構成し、前記第3の被摺動部材を前記固定側部材に固着するとともに前記第3の摺動部材をその基端側が前記可動側部材に挿通された状態で該可動側部材の背面で係止自在となるように構成した請求項2記載の構造物用変位センサー。
- 請求項1記載の構造物用変位センサーと、該構造物用変位センサーに電気接続された変位計測部とを備え、該変位計測部は、前記第1のポテンショメータを構成する2つの固定端子間に基準電圧を印加した状態で可動端子と一方の固定端子との電圧を計測することにより、前記第1の摺動部材に設けられた接点の位置を求めることができるようになっていることを特徴とする構造物用変位計測システム。
- 請求項2又は請求項3記載の構造物用変位センサーと、該構造物用変位センサーに電気接続された変位計測部とを備え、該変位計測部は、前記第1のポテンショメータ、前記第2のポテンショメータ及び前記第3のポテンショメータをそれぞれ構成する2つの固定端子間に基準電圧を印加した状態で、前記第1のポテンショメータ、前記第2のポテンショメータ及び前記第3のポテンショメータをそれぞれ構成する可動端子と一方の固定端子との電圧を計測することにより、前記第1の摺動部材、前記第2の摺動部材及び前記第3の摺動部材のそれぞれに設けられた接点の位置を求めることができるようになっていることを特徴とする構造物用変位計測システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0243702A (ja) * | 1988-08-03 | 1990-02-14 | Nec Corp | リニアポテンションメータ |
JPH09212784A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-08-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高架式通路の桁づれ情報収集システム及びその情報伝送装置 |
JP2007120178A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Ntt Data Corp | 橋梁監視システムおよび橋梁監視方法ならびにプログラム |
JP2008051676A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Railway Technical Res Inst | 高架橋柱の最大応答部材角測定装置を用いた地震災害計測システム |
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