JP2011188917A - パンツ型の着用物品およびそのパンツ本体の製造方法 - Google Patents

パンツ型の着用物品およびそのパンツ本体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】見た目がスマートで、かつ、着用感の良好なパンツ型の着用物品を提供する。
【解決手段】クロッチ部2の上に着脱可能に装着され、トップシート50とバックシート51との間に液保持性を持つコアCを挟んだ吸収性本体5とを備え、前胴回り部3の胴回り方向Wの各端部と、後胴回り部4の胴回り方向Wの各端部とが互いに接合されていることにより、胴が通るウエスト開口と脚が通る一対のレッグ開口Loとが形成され、レッグ開口Loにおいてクロッチ部2を脚の側面に密着させるためのレッグ弾性部材F1が、クロッチ部2の縦方向Zに直交する幅方向Wの両側縁において縦方向Zに沿って延びており、ここにおいて、レッグ弾性部材F1が吸収性本体5に設けられておらず、かつ、クロッチ部2を形成する部材に固定されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明はパンツ型の着用物品およびそのパンツ本体の製造方法に関するものである。
従来より、パンツ本体に対して吸収性本体が着脱自在なパンツ型の着用物品が提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−75390号(要約書)
前記従来のパンツ型の着用物品は、失禁する度にパンツ本体から吸収性本体を取り外し吸収性本体を取り換えることができ、少量の尿や便が意図せずに排泄される軟失禁などの用途に適している。
しかし、図6Bに示すように、従来のパンツ型の着用物品は、クロッチ部(股部)2を脚の側面に密着させるために吸収性本体5Aにレッグ弾性部材F1を配置している。そのため、吸収性本体5Aの幅が大きくなり、ゴワつき、着用感が著しく低下する。特に、見た目も股部が盛り上がり見苦しくなるため、軟失禁用に着用して外出することに抵抗感が生じ易い。
したがって、本発明の目的は、見た目がスマートで、かつ、着用感の良好なパンツ型の着用物品を提供することである。
また、本発明の別の目的は、かかるパンツ型の着用物品のパンツ本体の新規な製造方法を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明のあるパンツ型の着用物品は、着用者の胴の前部を覆い胴回り方向に延びる前胴回り部と、着用者の胴の背部を覆い胴回り方向に延びる後胴回り部と、前記前胴回り部および前記後胴回り部に重なると共に接合され前記胴回り方向に直交する縦方向に延び着用者の股間を覆うクロッチ部と、前記クロッチ部の上に着脱可能に装着され、液透過性を有するトップシートと液不透過性を有するバックシートとの間に、液保持性を持つコアを挟んだ吸収性本体とを備え、前記前胴回り部の前記胴回り方向の各端部と、前記後胴回り部の前記胴回り方向の各端部とが互いに接合されていることにより、前記胴が通るウエスト開口と脚が通る一対のレッグ開口とが形成され、前記レッグ開口において前記クロッチ部を前記脚の側面に密着させるためのレッグ弾性部材が、前記クロッチ部の前記縦方向に直交する幅方向の両側縁において前記縦方向に沿って延びており、ここにおいて、前記レッグ弾性部材が前記吸収性本体に設けられておらず、かつ、前記クロッチ部を形成する部材に固定されていることを特徴とする。
本発明のパンツ型の着用物品によれば、レッグ弾性部材がクロッチ部に配置され、吸収性本体に配置されていない。そのため、厚いコアを有する吸収性本体が前記幅方向にコンパクトになる。したがって、装着時の外観や着用感が向上する。
また、吸収性本体にレッグ弾性部材を設けないので、失禁の度に使い捨てる吸収性本体を安価に作成することができる。
図1Aは本発明の実施例1にかかるパンツ型の着用物品を示す概略正面図、図1Bは図2の IB-IB線矢視のクロッチ部および吸収性本体の断面図である。 図1における着用物品の II-II線断面図である。 図3Aはパンツ本体を開いた状態を示す概略平面図、図3Bは図3Aの IIIB-IIIB線における着用物品の断面図、図3Cは図3Aの IIIC-IIIC線における着用物品の断面図である。 パンツ本体の製造方法を示す概略平面図である。 パンツ本体の製造方法を示す概略平面図である。 図6Aは実施例2のパンツ型の着用物品におけるクロッチ部および吸収性本体を示す概略断面図、図6Bは従来例にかかる同概略断面図である。 実施例3および4にかかるパンツ型の着用物品のパンツ本体および吸収性本体を開いた状態を示す概略平面図である。
前記前胴回り部、前記後胴回り部または前記クロッチ部の少なくとも1つにおける着用者に対向する内面は雄面ファスナが係合可能な表面を有し、前記吸収性本体の前記バックシートにおける前記内面に対面する外面には前記係合可能な表面に対し着脱可能に係合する雄面ファスナが設けられている。
かかる態様によれば、雄面ファスナにより吸収性本体の着脱が容易になる。
また、吸収性本体がズレた場合、吸収性本体に配置された雄面ファスナはバックシートの外面に設けられており、したがって、雄面ファスナの係合要素が肌に触れるおそれがない。
一方、本パンツ型の着用物品のパンツ本体の製造方法は、着用者の胴の前部を覆い胴回り方向に延びる前胴回り部と、着用者の胴の背部を覆い胴回り方向に延びる後胴回り部と、前記前胴回り部および前記後胴回り部に重なると共に接合され前記胴回り方向に直交する縦方向に延び着用者の股間を覆い、液透過性を有するトップシートと液不透過性を有するバックシートとの間に液保持性を持つコアを挟んだ吸収性本体が着脱可能に装着されるクロッチ部とを備え、前記前胴回り部の前記胴回り方向の各端部と、前記後胴回り部の前記胴回り方向の各端部とが互いに接合されていることにより、前記胴が通るウエスト開口と脚が通る一対のレッグ開口とが形成されたパンツ型の着用物品のパンツ本体の製造方法であって、前記前胴回り部となる第1連続ウエブと前記後胴回り部となる第2連続ウエブとを互いに平行で、かつ、互いに離間した状態で前記各ウエブの長手方向に搬送する工程と、前記クロッチ部となる第3連続ウエブをその長手方向に搬送しながら前記第3連続ウエブの両側縁に沿って前記第3連続ウエブの前記長手方向に伸張された弾性部材を配置する工程と、前記弾性部材が配置された第3連続ウエブを前記第3連続ウエブの長手方向の所定の間隔で次々に切断して前記クロッチ部を生成する工程と、前記互いに平行に搬送されている前記第1連続ウエブと前記第2連続ウエブとに前記クロッチ部が跨がるように、かつ、前記弾性部材が延びる方向が前記第1および第2連続ウエブの長手方向に直交する直交方向に沿うように配置して前記クロッチ部を前記第1および第2連続ウエブに接合して複合ウエブを生成する工程と、前記第1連続ウエブと前記第2連続ウエブとが互いに重なるように、前記複合ウエブを前記クロッチ部において折る工程と、前記各パンツ本体が1つのクロッチ部を含むように、前記折られた複合ウエブを次々に切断して前記パンツ本体を生成する工程とを備えている。
かかる製造方法によれば、レッグ開口に沿ったレッグ弾性部材を持つパンツ本体を生成することができる。したがって、厚いコアを有する吸収性本体にレッグ弾性部材を設ける必要がないので、コアを有する吸収性本体がコンパクトになる。
前記製造方法において、前記折る工程の前に、前記第1連続ウエブ、第2連続ウエブまたは前記クロッチ部の少なくとも1つに前記吸収性本体を着脱可能に装着する面ファスナが配置される工程を更に備えているのが好ましい。
かかる態様によれば、面ファスナにより吸収性本体の着脱が容易になる。
前記製造方法において、前記クロッチ部を生成後、前記クロッチ部の前記弾性部材の延びる方向が前記直交方向に沿うように、前記第3連続ウエブが搬送される方向に対して前記クロッチ部を90°旋回させる工程を更に備えているのが好ましい。
かかる態様によれば、前記クロッチ部を90°旋回させるので、第3連続ウエブの長手方向に沿って弾性部材を配置すればよい。したがって、クロッチ部を生成し易い。
前記製造方法において、前記弾性部材は長手方向に連続する連続弾性部材であり、前記配置する工程において、前記第3連続ウエブの両側縁に前記連続弾性部材を間欠的に接着し、前記第3連続ウエブを切断してクロッチ部を生成する工程において、前記連続弾性部材が前記第3連続ウエブに接着されていない部分において切断する工程を更に備えているのが好ましい。
この場合、伸張していた連続弾性部材の非接着部分が前記切断と同時に縮み(スナップバックし)、クロッチ部の両端部が伸縮しない。そのため、クロッチ部の両端部が接合された各胴回り部はゴワツキにくい。
また、クロッチ部の両端部が伸縮しないので、該両端部を第1および第2連続ウエブに接合し易くなる。
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲によってのみ定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
以下、本発明の実施例が図面にしたがって説明される。
図1〜図5は実施例1を示す。
オムツ1:
図1A、図1Bおよび図2に示すように、本実施例のパンツ型のオムツ(パンツ型の着用物品の一例)1はパンツ本体10に吸収性本体5を取り付けて使用するものである。吸収性本体5が汚れる度にパンツ本体10から吸収性本体5を取り外し、パンツ本体10に新たな吸収性本体5を取り付けて使用する。
パンツ本体10:
前記パンツ本体10は、前胴回り部3、後胴回り部4およびクロッチ部2を備えている。
図1Aの前記前胴回り部3は胴回り方向Wに延びており、着用者の胴の前部を覆うものである。図3Aのパンツ本体の展開図に示すように、前記後胴回り部4は胴回り方向Wに延びており、着用者の胴の後部を覆うものである。
図2の各胴回り部3,4はたとえば2枚の不織布300,300が互いに接着されている。
図2および図3Aの前記クロッチ部2は、前胴回り部3および後胴回り部4に重なると共に接合(接着)され、胴回り方向Wに直交する縦方向Zに延び着用者の股間を覆うものである。
図3Aに示す前胴回り部3の胴回り方向Wの各端部3sと、後胴回り部4の胴回り方向Wの各端部4sとは互いに接合されることにより、胴が通る図2のウエスト開口Woと、脚が通る図1Aの一対のレッグ開口Loとが形成されている。
レッグ弾性部材F1;
図1A、図1Bおよび図3Aに示すように、クロッチ部2には、レッグ開口Loにおいて前記クロッチ部2を脚の内側面部に密着させるためのレッグ弾性部材F1が設けられている。図3Aに示すように、前記レッグ弾性部材F1はクロッチ部2の前記縦方向Zに直交する幅方向Wの両側縁2eに沿って前記縦方向Zに延びている。
前記前胴回り部3および後胴回り部4には、胴回り部3,4を着用者の胴にフィットさせるために、胴回り方向Wに複数本のウエスト弾性部材F2が配設されている。また、前記各胴回り部3,4には胴回り部3,4を着用者のヒップにフィットさせるために、胴回り方向Wに複数本のヒップ弾性部材F3が配設されている。
吸収性本体5:
図1B、図2、図3Bおよび図3Cに示すように、前記吸収性本体5はクロッチ部2の上に着脱可能に装着される。図2に示すように、吸収性本体5は、液透過性を有するトップシート50と液不透過性を有するバックシート51との間に液保持性を持つコアCが挟まれている。
なお、トップシート50にはカフ53が設けられている。
面ファスナ21,52:
図3Aに示すように、前記クロッチ部2における着用者に対向する内面2aには第1面ファスナ21が固着されている。前記第1面ファスナ21は例えば雌面ファスナからなる。
一方、図2,図3Bおよび図3Cに示すように、クロッチ部2の内面2aに対面する吸収性本体5の外面5aには、前記第1面ファスナ21に対し着脱可能に係合する第2面ファスナ52が固着されている。前記第2面ファスナ52は雄面ファスナからなる。
レッグ弾性部材F1:
図1Bおよび図3Bに示すように、前記レッグ弾性部材F1は前記クロッチ部2を形成する例えば2枚の不織布200,200の間に挟まれて固定されている。前記レッグ弾性部材F1は、前胴回り部3と後胴回り部4との間に設けられている。一方、図3Bおよび図3Cに示すように、吸収性本体5にはレッグ弾性部材F1が設けられていない。すなわち、レッグ弾性部材F1は吸収性本体5に設けられておらず、かつ、クロッチ部2を形成する部材に固定されている。
したがって、図6Bの従来例に示すように、吸収性本体5Aにレッグ弾性部材F1を設けた場合とは異なり、実施例2を示す図3Bの吸収性本体5にレッグ弾性部材F1を設ける必要がないので、吸収性本体5を幅方向Wにコンパクトに作成することができる。すなわち、図3Bおよび図6Aに示すように、前記レッグ弾性部材F1を設けるスペースが不要であるから、吸収性本体5の胴回り方向Wの幅W5は、クロッチ部2の胴回り方向Wの幅W10よりも小さい。
パンツ本体10の製造方法:
つぎに、前記吸収性本体5が取り付けられるパンツ本体10の製造方法について説明する。
連続ウエブW1,W2を搬送する工程;
図4Bに示すように、前胴回り部3(図3A)となる第1連続ウエブW1と、後胴回り部4(図3A)となる第2連続ウエブW2とは、互いに平行で、かつ、互いに離間した状態で該各連続ウエブW1,W2の長手方向Wに搬送される。
前記連続ウエブW1,W2は、2枚の不織布300,300(図2)の間に複数本のウエストおよびヒップ弾性部材F2,F3が挟まれ、該2枚の不織布300,300(図2)が互いに接着されている。
連続弾性部材Fを配置する工程;
一方、図4Aに示すように、クロッチ部2(図3A)となる第3連続ウエブW3を、その長手方向Wに搬送しながら第3連続ウエブW3の両側縁W3e,W3eに沿って該第3連続ウエブW3の長手方向Wに伸張された連続弾性部材Fを配置する。
すなわち、前記第3連続ウエブW3を形成する不織布200と不織布200との間に連続弾性部材Fを挟みながら前記両不織布200,200を互いに接着する。
ここで、前記レッグ弾性部材F1を配置する工程において、連続弾性部材Fは第3連続ウエブW3の両側縁W3e,W3eに間欠的に接着される。
クロッチ部2を生成する工程;
その後、連続弾性部材Fが配置された第3連続ウエブW3を、該第3連続ウエブW3の長手方向Wの所定の間隔で次々に切断してクロッチ部2を生成する。
かかる工程において、連続弾性部材Fは第3連続ウエブW3に接着されていない部分において切断される。そのため、伸張していた連続弾性部材Fの非接着部分が前記切断と同時に縮み(スナップバックし)、レッグ弾性部材F1が形成される。
クロッチ部2を90°旋回させる工程;
前記クロッチ部2を生成後、クロッチ部2のレッグ弾性部材F1の延びる方向が第1および第2連続ウエブW1,W2の長手方向Wに直交する方向(直交方向)Zとなるように、クロッチ部2が搬送方向Lに対して90°旋回される。
なお、クロッチ部2を90°旋回させる方法としては、たとえば、特開昭63−317576号に開示されたリピッチターンドラムを用いる方法を採用することができる。
複合ウエブW4を生成する工程;
図4Bに示すように、前記互いに平行に搬送されている第1連続ウエブW1と第2連続ウエブW2とに、前記クロッチ部2が跨がるように該連続ウエブW1,W2にクロッチ部2が接合されて複合ウエブW4が生成される。
ここで、レッグ弾性部材F1が延びる方向Zが第1および第2ウエブW1,W2の長手方向Wに直交する直交方向に沿うように配置して、クロッチ部2を第1および第2ウエブW1,W2に接合して複合ウエブW4が生成される。
第1面ファスナ21が配置される工程;
その後、クロッチ部2の四隅に吸収性本体5(図2、図3Bおよび図3C)を着脱可能に装着するための複数個の第1面ファスナ21が配置される。
なお、第1面ファスナ21は、前述したクロッチ部2を切断して生成する工程の前後にクロッチ部2に配置されてもよい。
複合ウエブW4を折る工程;
その後、図5に示すように、第1連続ウエブW1と第2連続ウエブW2とが互いに重なるように、複合ウエブW4がクロッチ部2の部位において折られる。
その後、各パンツ本体10が1つのクロッチ部2を含むように、前記折られた複合ウエブW4を次々に切断してパンツ本体10が生成される。
ここで、前記切断と同時に、前胴回り部3の胴回り方向Wの各端部3sと、後胴回り部4の胴回り方向Wの各端部4sとが互いに接合され、図1Aおよび図2に示す胴が通るウエスト開口Woと、脚が通る一対のレッグ開口Loとが形成される。
前記接合は、たとえば、ヒートシールやソニックによる接合が採用されてもよいし、ホットメルト系の接着剤で実行されてもよい。
図6Aは実施例2を示す。
本実施例のパンツ本体10のクロッチ部2は1枚の不織布からなり、該クロッチ部2の両側縁2eはレッグ弾性部材F1を包むようにそれぞれ折り返されてレッグ弾性部材F1を固定している。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
図7Aおよび図7Bは実施例3を示す。
図7Aに示すように、本実施例3のパンツ本体10は、前胴回り部3においてはクロッチ部2に前側の第1面ファスナ21が設けられていると共に、クロッチ部2ではない後胴回り部4に後側の第1面ファスナ21が設けられている。後胴回り部4に配置される第1面ファスナ21は、該後胴回り部4におけるクロッチ部2の両側に設けられている。
図7Bに示すように、吸収性本体5は、股下に当たる部分から後胴にかけて大きくなる形状に形成されており、前記図7Aに示す第1面ファスナ21に対応する部分に第2面ファスナ52が設けられている。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
図7Cおよび図7Dは実施例4を示す。
図7Cに示すように、本実施例4のパンツ本体10は、クロッチ部2ではなく前胴回り部3および後胴回り部4に第1面ファスナ21が設けられている。前記第1面ファスナ21は、クロッチ部2の両側に設けられている。
図7Dに示すように、吸収性本体5は砂時計型に形成されており、前記図7Cに示す第1面ファスナ21に対応する部分に第2面ファスナ52が設けられている。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
なお、前記第2面ファスナ52を雄面ファスナで構成する場合には、前記前胴回り部3、後胴回り部4およびクロッチ部2の前記第2面ファスナ52を構成する雄面ファスナが係合する内面の部分を不織布等で形成することにより前記雌面ファスナとしての第1面ファスナ51を設けなくてもよい。また、第1面ファスナ21に雄面ファスナを採用し、第2面ファスナ52に雌面ファスナを採用してもよい。
本発明はパンツ型の着用物品およびその本体の製造方法に適用される。
1:パンツ型のオムツ(パンツ型の着用物品の一例)
2:クロッチ部
3:前胴回り部
4:後胴回り部
5:吸収性本体
10:パンツ本体
21:第1面ファスナ
50:トップシート
51:バックシート
52:第2面ファスナ
C:コア
F:連続弾性部材
F1:レッグ弾性部材
Lo:レッグ開口
W:胴回り方向
Wo:ウエスト開口
W1:第1連続ウエブ
W2:第2連続ウエブ
W3:第3連続ウエブ
W4:複合ウエブ

Claims (6)

  1. 着用者の胴の前部を覆い胴回り方向に延びる前胴回り部と、
    着用者の胴の背部を覆い胴回り方向に延びる後胴回り部と、
    前記前胴回り部および前記後胴回り部に重なると共に接合され前記胴回り方向に直交する縦方向に延び着用者の股間を覆うクロッチ部と、
    前記クロッチ部の上に着脱可能に装着され、液透過性を有するトップシートと液不透過性を有するバックシートとの間に、液保持性を持つコアを挟んだ吸収性本体とを備え、
    前記前胴回り部の前記胴回り方向の各端部と、前記後胴回り部の前記胴回り方向の各端部とが互いに接合されていることにより、前記胴が通るウエスト開口と脚が通る一対のレッグ開口とが形成され、
    前記レッグ開口において前記クロッチ部を前記脚の側面に密着させるためのレッグ弾性部材が、前記クロッチ部の前記縦方向に直交する幅方向の両側縁において前記縦方向に沿って延びており、
    ここにおいて、前記レッグ弾性部材が前記吸収性本体に設けられておらず、かつ、前記クロッチ部を形成する部材に固定されていることを特徴とするパンツ型の着用物品。
  2. 請求項1において、前記前胴回り部、前記後胴回り部または前記クロッチ部の少なくとも1つにおける着用者に対向する内面は雄面ファスナが係合可能な表面を有し、前記吸収性本体の前記バックシートにおける前記内面に対面する外面には前記係合可能な表面に対し着脱可能に係合する雄面ファスナが設けられているパンツ型の着用物品。
  3. 着用者の胴の前部を覆い胴回り方向に延びる前胴回り部と、
    着用者の胴の背部を覆い胴回り方向に延びる後胴回り部と、
    前記前胴回り部および前記後胴回り部に重なると共に接合され前記胴回り方向に直交する縦方向に延び着用者の股間を覆い、液透過性を有するトップシートと液不透過性を有するバックシートとの間に液保持性を持つコアを挟んだ吸収性本体が着脱可能に装着されるクロッチ部とを備え、
    前記前胴回り部の前記胴回り方向の各端部と、前記後胴回り部の前記胴回り方向の各端部とが互いに接合されていることにより、前記胴が通るウエスト開口と脚が通る一対のレッグ開口とが形成されたパンツ型の着用物品のパンツ本体の製造方法であって、
    前記前胴回り部となる第1連続ウエブと前記後胴回り部となる第2連続ウエブとを互いに平行で、かつ、互いに離間した状態で前記各ウエブの長手方向に搬送する工程と、
    前記クロッチ部となる第3連続ウエブをその長手方向に搬送しながら前記第3連続ウエブの両側縁に沿って前記第3連続ウエブの前記長手方向に伸張された弾性部材を配置する工程と、
    前記弾性部材が配置された第3連続ウエブを前記第3連続ウエブの長手方向の所定の間隔で次々に切断して前記クロッチ部を生成する工程と、
    前記互いに平行に搬送されている前記第1連続ウエブと前記第2連続ウエブとに前記クロッチ部が跨がるように、かつ、前記弾性部材が延びる方向が前記第1および第2連続ウエブの長手方向に直交する直交方向に沿うように配置して前記クロッチ部を前記第1および第2連続ウエブに接合して複合ウエブを生成する工程と、
    前記第1連続ウエブと前記第2連続ウエブとが互いに重なるように、前記複合ウエブを前記クロッチ部において折る工程と、
    前記各パンツ本体が1つのクロッチ部を含むように、前記折られた複合ウエブを次々に切断して前記パンツ本体を生成する工程とを備えたパンツ型の着用物品のパンツ本体の製造方法。
  4. 請求項3において、前記折る工程の前に、前記第1連続ウエブ、第2連続ウエブまたは前記クロッチ部の少なくとも1つに前記吸収性本体を着脱可能に装着する面ファスナが配置される工程を更に備えたパンツ型の着用物品のパンツ本体の製造方法。
  5. 請求項4において、前記クロッチ部を生成後、前記クロッチ部の前記弾性部材の延びる方向が前記直交方向に沿うように、前記第3連続ウエブが搬送される方向に対して前記クロッチ部を90°旋回させる工程を更に備えたパンツ型の着用物品のパンツ本体の製造方法。
  6. 請求項5において、前記弾性部材は長手方向に連続する連続弾性部材であり、
    前記配置する工程において、前記第3連続ウエブの両側縁に前記連続弾性部材を間欠的に接着し、
    前記第3連続ウエブを切断してクロッチ部を生成する工程において、前記連続弾性部材が前記第3連続ウエブに接着されていない部分において切断する工程を更に備えたパンツ型の着用物品のパンツ本体の製造方法。
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