JP2011187776A - コイル部品 - Google Patents

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Mutsuyasu Otsubo
睦泰 大坪
Toshiyuki Atsumi
俊之 渥美
Masaharu Tanaka
正治 田中
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Abstract

【課題】端子電極間の実装基板にも高電圧がかかる可能性のあるラインを設けることが可能となるようなコイル部品を提供することを目的とするものである。
【解決手段】磁心11にコイル部12を埋設させ、磁心11の対向する側面からそれぞれコイル部12を引き出し、磁心11の底面に沿わせて端子電極17を形成したコイル部品において、磁心11の底面の領域を、端子電極17と当接する第1の領域18と、コイル部12が引き出された側面に沿った第1の領域18の両側に位置する第2の領域19と、端子電極17が対向する部分の第3の領域20とに分け、底面側を下にしたとき第2の領域19が最も下になり、前記第3の領域20が最も上になるようにしたものであり、これにより端子電極17間の実装基板にも高電圧がかかる可能性のあるラインを設けることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、各種電子機器に用いられるコイル部品に関するものである。
近年自動車のエンジン近傍のDC/DCコンバータ回路部等に用いられるコイル部品では、電気的性能および信頼性向上のため、図6に示すように、金属磁性体と樹脂を混合した磁心材料にコイル部2を埋設させて磁心1を形成し、コイル部2から引き出した線を底面に設けた端子電極3に接続することによりコイル部品を得ていた。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2007−81305号公報
上記従来のコイル部品では、磁心材料に金属磁性体を用いているため、その絶縁抵抗を大きくすることが難しく、100V程度の高い電圧がかかるラインに磁心が接触しないようにする必要があり、図7に示すように、実装基板4において、端子電極3のランド5間に高い電圧がかかるラインを設けることができず、回路の小型化の妨げとなっていた。これに対し本発明は、端子電極間の実装基板にも100V程度の高い電圧がかかる可能性のあるラインを設けることが可能となるようなコイル部品を提供し、回路の小型化を達成できるようにすることを目的とする。
本発明は上記課題を解決するために、磁心にコイル部を埋設させ、磁心の対向する側面からそれぞれコイル部を引き出し、磁心の底面に沿わせて端子電極を形成したコイル部品において、磁心の底面の領域を、端子電極と当接する第1の領域と、コイル部が引き出された側面に沿った第1の領域の両側に位置する第2の領域と、端子電極が対向する部分の第3の領域とに分け、底面側を下にしたとき第2の領域が最も下になり、第3の領域が最も上になり、第1の領域がその中間になるようにしたものである。
上記構成により、コイル部品が実装基板に実装されたときに、2つの端子電極の間に挟まれた部分に対向する実装基板に100V程度の高い電圧がかかるラインを設けたとしても、高い電圧がかかるラインと磁心とが接触することがなく、高い電圧によって絶縁破壊を起こすことがないため、このような配線を行なうことができ、回路の小型化を達成することができる。
本発明の一実施の形態におけるコイル部品の透視図 同コイル部品の底面図 図1のA−A線の側面断面図 同コイル部品を用いた実装基板の配線状態を示す平面図 同コイル部品を実装基板に実装した状態を示す側面断面図 従来のコイル部品の透視図 同コイル部品を用いた実装基板の配線状態を示す平面図
以下、本発明の一実施の形態におけるコイル部品について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態におけるコイル部品の分解斜視図、図2は同コイル部品の底面図、図3は図1のA−A線の側面断面図である。
図1〜図3において、本発明の一実施の形態におけるコイル部品は、Fe−Si−Crからなる粉末磁性材料とエポキシ樹脂からなる結合剤を混合して加圧成形した断面が矩形状の磁心11と、導線を螺旋状に巻回して形成し、この磁心11に埋設したコイル部12と、このコイル部12と電気的に接続した端子部13とを備え、端子部13は磁心11に埋設された突出部14と磁心11の外に出た保持部15とからなっている。
また、コイル部12は丸線の細線からなり、その引き出し線16は端部を扁平状に潰すとともに方形状に形成している。
さらに、端子部13は磁心11から突出させて折曲加工したこのコイル部12の引き出し線16と、折曲加工した引き出し線16に重ね合わせて保持する保持手段を有する保持部15とからなっている。この保持部15は自立して形状を保持することができる自立性を有する平板とし、保持手段はコイル部12の引き出し線16とを熱圧着等により接合して保持する手段としている。
特に、保持部15は、コイル部12の引き出し線16よりも幅が広く、電気導電性を有する金属からなり、その一端の突出部14を磁心11に埋設している。
そして、保持部15を磁心11とコイル部12の引き出し線16とにより挟み込むようにし、保持部15およびコイル部12の引き出し線16を、磁心11に沿うように磁心11の側面から底面に折曲加工して配置することにより端子電極17を形成している。
図2、および図3のように、折曲加工された端子電極17が磁心11と当接する部分を第1の領域18、コイル部12が引き出された側面に沿った第1の領域18の両側に位置する部分を第2の領域19、第1の領域18に挟まれコイル部12が引き出されていない側面同士をつなぐ部分を第3の領域20とし、底面側を下にしたとき第2の領域19が最も下になり、第3の領域20が最も上になり、第1の領域18がその中間になるようにしたものである。ここで第2の領域19と第1の領域18との高さの差を約0.1mm、第1の領域18と第3の領域20との高さの差を約0.1mmに設定した。このようにすることにより、図4、図5に示すように、実装基板21に実装した時にコイル部品のコイル部12が引き出されていない側面同士をつなぐ部分を実装基板21から少なくとも約0.2mm離すことができ、第3の領域20に対向した端子電極17のランド22間の実装基板21に100V程度の高い電圧がかかる可能性のあるライン23を設けたとしても、このライン23と磁心11が接触することを防ぐことができ、磁心11を介してライン23と端子電極17との間で絶縁破壊を生じることがないようにすることができる。
なお、磁心11の底面から端子電極17を高くすると、磁心11底面の中央部から実装基板21までの距離をとることができるが、これを大きくすると実装する時に振動などでコイル部品が倒れて傾くために、安定して実装することができない。但し端子電極17の下側面が、第2の領域19よりも上になるようにすると、実装基板21に実装した時に第2の領域19が実装基板に密着するような状態になる。このようになると、実装基板21がたわんだ時に半田層24に力が加わり、半田クラックを発生させる危険性がある。そのため端子電極17の下側面が、第2の領域よりも下になるようにすることが望ましい。
以上のように本実施の形態によれば、実装基板21の配線の自由度を向上させ、実装性の良いコイル部品を得ることができる。
本発明に係るコイル部品は、端子電極間の実装基板にも100V程度の高い電圧がかかる可能性のあるラインを設けることが可能となるようなコイル部品を提供し、回路の小型化を達成することができ、産業上有用である。
11 磁心
12 コイル部
13 端子部
14 突出部
15 保持部
16 引き出し線
17 端子電極
18 第1の領域
19 第2の領域
20 第3の領域

Claims (2)

  1. 磁心にコイル部を埋設させ、前記磁心の対向する側面からそれぞれ前記コイル部を引き出し、前記磁心の底面に沿わせて端子電極を形成したコイル部品において、前記磁心の底面の領域を、前記端子電極と当接する第1の領域と、前記コイル部が引き出された側面に沿った前記第1の領域の両側に位置する第2の領域と、前記端子電極が対向する部分の第3の領域とに分け、前記底面側を下にしたとき前記第2の領域が最も下になり、前記第3の領域が最も上になり、前記第1の領域がその中間になるようにしたコイル部品。
  2. 前記端子電極の下側面が、前記第2の領域よりも下になるようにした請求項1記載のコイル部品。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10991500B2 (en) 2016-04-27 2021-04-27 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Inductor component and method for manufacturing same

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