JP2011186624A - 電子書籍表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易かつ確実に必要な情報を得ることができる電子書籍表示装置を提供する。
【解決手段】電子書籍表示装置10は、電子書籍情報をタッチパネル16に表示する電子書籍表示装置であって、電子書籍の本文に付されたマークに関するマーク情報を含むマーク/コメント情報と、マークの重要度に基づく重要度情報とを記憶するHDD32と、重要度情報に基づいてマーク情報を重要度の高い順に並べ替え、タッチパネル16に対し、マーク情報を並べ替えた順序で表示させるCPU24と、を含むようにする。
【選択図】図2
【解決手段】電子書籍表示装置10は、電子書籍情報をタッチパネル16に表示する電子書籍表示装置であって、電子書籍の本文に付されたマークに関するマーク情報を含むマーク/コメント情報と、マークの重要度に基づく重要度情報とを記憶するHDD32と、重要度情報に基づいてマーク情報を重要度の高い順に並べ替え、タッチパネル16に対し、マーク情報を並べ替えた順序で表示させるCPU24と、を含むようにする。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子書籍を閲覧するための電子書籍表示装置に関し、特には、情報を表示する技術に関する。
学術書及び学習参考書等の通常の書籍を読む際に、後日読返すときに参考にするために、本文中の重要な部分に下線を引く等してマークを付加することがある。近年、電子書籍の閲覧を可能にする携帯情報端末及び専用の電子書籍端末等の電子機器が商品化され、これらの市場が拡大している。このような電子書籍表示装置においても、通常の書籍を読む場合と同様に、本文中にマークを付加し、後日読返すときに参考にできるようにする技術が知られている。
例えば、後掲の特許文献1には、表示装置に表示される文章中に引かれたアンダーラインに関する情報を記憶しておき、その後に、そのアンダーラインの引かれたページの文章のみを抽出して表示する技術について開示されている。
また、後掲の特許文献2には、下線等のマーカを付加しておいた書籍データの中から、所望の特定項目に関連する書籍データを抽出して1つの書籍データファイルとして出力する技術について開示されている。さらに、電子書籍表示装置を学習参考書等として利用した場合には、下線等でマークしておいた重要項目のみ、又は、重要事項の関連情報のみを抽出して表示する技術について開示されている。
特許文献1に開示される技術によれば、アンダーラインが引かれた文章を含むページが多数にわたる場合には、表示される文章が膨大になるため、その内容を確認するだけでも多くの手間がかかる。さらに、抽出された情報が整理されておらず、利便性が悪い。特許文献2に開示される技術によれば、マーカが付加された書籍データが多い場合には、1つの書籍データファイルに含まれる情報の数が膨大になるため、必要な情報を探すことが困難になる。また、所望の情報を探す方法として検索キーワードを予め設定しておく方法が考えられる。この方法を使用する場合、キーワードを思い出せないと検索を行なえなくなるため、利便性が悪い。
本発明の目的は、容易かつ確実に必要な情報を得ることができる電子書籍表示装置を提供することである。
本発明のある局面に係る電子書籍表示装置は、電子書籍情報を表示手段に表示する電子書籍表示装置であって、電子書籍の本文に付されたマークに関するマーク情報と、マークの重要度に基づく重要度情報とを記憶する記憶手段と、重要度情報に基づいて、マーク情報を重要度の高い順に並べ替える並べ替え手段と、表示手段に対し、マーク情報を並べ替え手段によって並べ替えられた順序で表示させる表示制御手段と、を含む。
このように、マーク情報が重要度の高い順に並べ替えられ、表示手段には、マーク情報が並べ替えられた順序で表示されるので、ユーザは、電子書籍の本文に付されたマークが多数に及ぶ場合であっても、容易かつ確実に重要な情報を得ることができる。
好ましくは、記憶手段は、重要度情報として、表示手段におけるマークの累積表示時間情報を記憶し、並べ替え手段は、マーク情報を累積表示時間の長い順に並べ替える。累積表示時間が長くなるほど、マークの重要度が高くなる傾向がある。したがって、表示手段に、累積表示時間の長い順に並べ替えられたマーク情報が表示されることで、ユーザは、より一層確実に重要な情報を得ることができる。
より好ましくは、記憶手段は、マーク情報及び重要度情報を、電子書籍のページ番号に関連付けて記憶する。これによって、マーク情報の並べ替えをより一層容易に行なえるようになる。したがって、ユーザに対し、より一層容易に重要な情報を提供することができる。
さらに好ましくは、電子書籍表示装置は、マーク情報の表示に関するユーザの指示を受付ける受付手段をさらに含み、並べ替え手段は、受付けた指示に応答して、マーク情報を並べ替える。これによって、ユーザの指示に応じて、並べ替えられたマーク情報が表示されるので、ユーザは、所望するときにはいつでも、容易に重要な情報を得ることができる。
さらに好ましくは、記憶手段は、マーク情報として、マークが付されたページのページ番号情報、マークの位置情報、及び、マーク情報に関連して付されたコメントに関するコメント情報を記憶する。これによって、ユーザは、容易かつ確実に重要な情報をより一層詳細に得ることができる。
本発明によれば、マーク情報が重要度の高い順に並べ替えられ、表示手段には、マーク情報が並べ替えられた順序で表示されるので、ユーザは、電子書籍の本文に付されたマークが多数に及ぶ場合であっても、容易かつ確実に重要な情報を得ることができる。
以下の説明及び図面においては、同一の部品には同一の参照符号及び名称を付してある。それらの機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[電子書籍表示装置10]
〈ハードウェア構成〉
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子書籍表示装置10の外観を示す図である。図2は、電子書籍表示装置10の構成を示すブロック図である。図1を参照して、電子書籍表示装置10は、略直方体形状の筺体12と、筺体12の正面に設けられる操作キー14及びタッチパネル16と、筺体12の側面に設けられる、音楽等の音声を出力するスピーカ18、電源を入れる又は切るためのON/OFFスイッチ20、及び、充電用端子22と、を含む携帯型端末装置である。
〈ハードウェア構成〉
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子書籍表示装置10の外観を示す図である。図2は、電子書籍表示装置10の構成を示すブロック図である。図1を参照して、電子書籍表示装置10は、略直方体形状の筺体12と、筺体12の正面に設けられる操作キー14及びタッチパネル16と、筺体12の側面に設けられる、音楽等の音声を出力するスピーカ18、電源を入れる又は切るためのON/OFFスイッチ20、及び、充電用端子22と、を含む携帯型端末装置である。
操作キー14は、上下左右の4方向を選択可能な入力装置として使用されるユーザインターフェイスである。タッチパネル16は、後述する液晶ディスプレイ(以下「LCD(Liquid Crystal Display)」と記す。)とタッチセンサとを重ねて構成される、ユーザに対して対話的な操作インターフェイスである。ON/OFFスイッチ20によって電源がONされると、タッチパネル16には、アプリ一覧画面160が表示される。このアプリ一覧画面160は、スケジュールボタン162、Webブラウザボタン164、書籍アプリボタン166、及び音楽再生ボタン168を含む。ユーザは、これらのボタンを押下することによって、スケジュール管理機能、Webサイト閲覧機能、電子書籍閲覧機能、及び音楽再生機能を利用することができる。なお、電子書籍表示装置10によって実現可能な機能は、上記機能に限定されない。例えば、上記各種機能に加えてアラーム機能を実現可能であってもよい。
電子書籍表示装置10は、充電可能な二次電池(図示せず。)を内蔵する。充電用端子22は、電源アダプタを介して外部の家庭用電源等に接続されることで、二次電池に対する充電を行なう。これによって、ユーザは、電子書籍表示装置10を所望の場所に持ち運んで使用することが可能になる。
図2を参照して、電子書籍表示装置10はさらに、CPU(Central Processing Unit)24を含む。CPU24には、バスライン26が接続されており、このバスライン26には、ROM(Read−Only Memory)28、RAM(Random Access Memory)30、及びHDD32が電気的に接続される。
ROM28は、電子書籍表示装置10の各構成部の動作を実行し制御するためのコンピュータプログラム(以下単に「プログラム」と記す。)を記憶する読出専用のプログラムメモリである。本実施の形態において、ROM28には、電子書籍表示装置10の一般的な動作を実行するためのプログラムとともに、書籍一覧画面表示処理、累積表示時間記録処理、及びマーク/コメント情報表示処理を実行するためのプログラムが記憶される。これらのプログラムにおける、書籍一覧画面表示処理、累積表示時間記録処理、及びマーク/コメント情報表示処理を実現するためのプログラム構造については後述する。
RAM30は、CPU24が各種プログラムを実行する際に、ROM28内のプログラムが展開されたり、ワーキングメモリとして使用されたりする、一時記憶用メモリである。例えば、RAM30には、後述する、マーク/コメント管理テーブル、次ページリスト、前ページリスト、及び累積表示時間リスト等の、処理途中のデータが記憶される。
HDD32は、必要に応じてデータの読出又は書込が行なわれる補助記憶装置である。HDD32は、少なくとも1つの電子書籍データ(以下単に「電子書籍」と記す。)と、各電子書籍を識別するための書籍ID(Identification)と、を関連付けて記憶する。書籍IDとしては、電子書籍を識別可能な番号又は文字列、及びそれらの組合せ等であれば特に限定されないが、例えば、ISBN(International Standard Book Number)を使用できる。
HDD32はさらに、電子書籍表示装置10が行なうべき処理を決定するために予め登録される初期設定情報を記憶する。初期設定情報については後述する。
HDD32はさらに、電子書籍関連情報を記憶する。この電子書籍関連情報は、書誌情報、マーク/コメント情報、及びログ情報からなる。書誌情報、マーク/コメント情報、及びログ情報については後述する。
HDD32内には、書籍ID毎にマーク/コメント情報管理フォルダが設けられ、このフォルダ内には、後述するマーク/コメント管理テーブルが記憶される。HDD32内にはさらに、書籍ID毎に累積表示時間管理フォルダが設けられ、このフォルダ内には、後述する累積表示時間リストが記憶される。
CPU24は、操作キー14及びタッチパネル16等から入力されるユーザの指示に従って各種プログラムを実行することによって、電子書籍表示装置10の各構成部の動作等の所望の処理を実行する。例えば、電子書籍表示装置10の起動時には、CPU24は、所定の表示プログラムを実行することによって、タッチパネル16に対し、アプリ一覧画面160を表示させる。上記の各種プログラムは、予めROM28に記憶されており、所望の処理の実行時において、当該ROM28から読出されてRAM30に転送される。CPU24は、CPU24内のプログラムカウンタと呼ばれるレジスタ(図示せず。)に格納された値によって指定される、RAM30内のアドレスからプログラムの命令を読出し、解釈する。CPU24はまた、読出された命令によって指定されるアドレスから演算に必要なデータを読出し、そのデータに対し命令に対応する演算を実行する。実行の結果も、RAM30、HDD32及びCPU24内のレジスタ等の、命令によって指定されるアドレスに格納される。
バスライン26にはさらに、キー入力センサ34、タッチセンサ36、ビデオコントローラ38、通信ドライバ42、及び、外部メモリドライバ44が電気的に接続される。
キー入力センサ34は、操作キー14から入力されるユーザの指示を受付け、受付けた指示に応じた制御信号をCPU24に対して出力する。タッチセンサ36は、タッチパネル16から入力されるユーザの指示を受付け、受付けた指示に応じた制御信号をCPU24に対して出力する。
ビデオコントローラ38は、LCD40と電気的に接続され、CPU24から入力される制御信号に従って、LCD40を駆動し、RAM30又はHDD32に記憶される画像データに基づく画像等をLCD40に表示させる。LCD40は、ユーザに対して各種情報を出力するための出力装置として使用される。
通信ドライバ42は、ネットワーク46とのインターフェイスをとる。電子書籍表示装置10は、通信ドライバ42を介して、ネットワーク46上に接続される外部装置とのデータ通信が可能である。ネットワーク46上の外部装置としては、例えば、少なくとも1つの電子書籍を記憶するサーバ48等がある。
外部メモリドライバ44は、カード挿入口(図示せず。)に挿入されるSDカード50に記憶される電子書籍等のデータの読取りを行なう情報読取装置である。
〈ソフトウェア構成〉
[書籍一覧画面表示処理]
図3は、書籍一覧画面表示処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。この書籍一覧画面表示処理を実現するためのプログラムは、タッチパネル16に表示されるアプリ一覧画面160の書籍アプリボタン166(図1参照)が押下されることによって起動される。
[書籍一覧画面表示処理]
図3は、書籍一覧画面表示処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。この書籍一覧画面表示処理を実現するためのプログラムは、タッチパネル16に表示されるアプリ一覧画面160の書籍アプリボタン166(図1参照)が押下されることによって起動される。
図3を参照して、このプログラムは、HDD32に記憶される電子書籍の中から1つの電子書籍を選択し、選択した電子書籍の書籍IDを取得するステップS101を含む。電子書籍の選択方法としては特に限定されないが、例えば、初期設定情報として、選択されるべき電子書籍を予め登録しておき、登録された情報に従って選択する方法、及び、操作キー14又はタッチパネル16から入力されるユーザの指示に従って選択する方法等がある。本実施の形態では、初期設定情報として、「参考書A」というタイトルの電子書籍が予め登録されているものとする。
このプログラムはさらに、HDD32に記憶される電子書籍関連情報に含まれる、書誌情報、マーク/コメント情報、及びログ情報の中から、表示されるべき情報を1つ選択するステップS102を含む。上記表示されるべき情報の選択方法としては特に限定されないが、例えば、初期設定情報として、選択されるべき情報を予め登録しておき、登録された情報に従って選択する方法、及び、操作キー14又はタッチパネル16から入力されるユーザの指示に従って選択する方法等がある。本実施の形態では、初期設定情報として、書誌情報が予め登録されているものとする。
このプログラムはさらに、タッチパネル16に対し、選択された電子書籍及び選択された電子書籍に対応する上記選択された情報を示す画像を含む書籍一覧画面を表示させるステップS103を含む。
[書籍一覧画面400]
図4は、書籍一覧画面表示処理後に表示される書籍一覧画面400の一例を示す図である。図4を参照して、書籍一覧画面400は、HDD32に記憶される全ての電子書籍のタイトルの一覧が表示される領域402を含む。領域402の表示態様は特に限定されないが、本実施の形態では、書籍が格納された本棚をタイトルが記載されている背表紙側から見たときの状態を示す画像を用いた表示態様が使用される。ユーザは、領域402に表示される画像における、所望のタイトルが表示される背表紙部分を選択することによって、所望の電子書籍を選択することができる。図4には、予め初期設定情報として登録されていた「参考書A」というタイトルの電子書籍が選択された状態が示される。
図4は、書籍一覧画面表示処理後に表示される書籍一覧画面400の一例を示す図である。図4を参照して、書籍一覧画面400は、HDD32に記憶される全ての電子書籍のタイトルの一覧が表示される領域402を含む。領域402の表示態様は特に限定されないが、本実施の形態では、書籍が格納された本棚をタイトルが記載されている背表紙側から見たときの状態を示す画像を用いた表示態様が使用される。ユーザは、領域402に表示される画像における、所望のタイトルが表示される背表紙部分を選択することによって、所望の電子書籍を選択することができる。図4には、予め初期設定情報として登録されていた「参考書A」というタイトルの電子書籍が選択された状態が示される。
書籍一覧画面400はさらに、選択された電子書籍の表表紙の画像を表示する領域404と、選択された電子書籍に対応する上記選択された情報(この場合は書誌情報)を表示する領域406を含む。図4に示されるように、書誌情報は、「著者名」、「出版社名」、「発行日」、「総ページ数」、及び「ジャンル」等の電子書籍の基本的な情報と、電子書籍が閲覧された回数を示す「読み込み回数」、及び最後に閲覧された日時を示す「最近読んだ日時」等の、ユーザの基本的な操作に基づく操作履歴情報と、を含む。なお、上記した電子書籍の基本的な情報には、上記した情報の他にも、例えば、電子書籍のタイトル、改訂日、及び、ISBN番号が含まれていてもよい。領域406に表示される情報は、書誌情報タブ407A、マーク/コメントタブ407B、及びログタブ407Cを含む選択タブによって切替えることができる。
書籍一覧画面400はさらに、見るボタン408と、終了ボタン410とを含む。ユーザは、見るボタン408を押下することで、電子書籍の閲覧を開始することができる。
〈ソフトウェア構成〉
[書籍一覧画面関連処理]
図5及び図6は、書籍一覧画面関連処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。この書籍一覧画面関連処理を実現するためのプログラムは、タッチパネル16に、書籍一覧画面が表示されることによって起動される。
[書籍一覧画面関連処理]
図5及び図6は、書籍一覧画面関連処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。この書籍一覧画面関連処理を実現するためのプログラムは、タッチパネル16に、書籍一覧画面が表示されることによって起動される。
図5を参照して、このプログラムは、ユーザによる書籍一覧画面からの入力操作がなされるまで待機するステップS201と、ステップS201において、入力操作がなされたと判定された場合(YESの場合)に実行され、現在表示されている電子書籍とは異なる電子書籍が選択されたか否かを判定するステップS202と、ステップS202にて、異なる電子書籍が選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、領域404,406に現在表示されている画像を、選択された電子書籍に対応するものに更新するステップS203と、を含む。ステップS203の処理後制御はステップS201に戻る。
このプログラムはさらに、ステップS202にて、異なる電子書籍が選択されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、見るボタン408が押下されたか否かを判定するステップS204と、ステップS204にて、見るボタン408が押下されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、図6を参照して、タッチパネル16に対し、ユーザに対して表示条件を選択させるためのダイアログボックス(図示せず。)を表示させるステップS205と、を含む。ユーザは、このダイアログボックスからの入力操作によって、「前回最後に表示されたページから表示する」処理、「最初のページから表示する」処理、及び、「キャンセルする」処理のうちのいずれかの処理を選択することができる。
このプログラムはさらに、ユーザによって、上記した処理のうちのいずれかが選択されるまで待機するステップS206と、ステップS206にて、上記した処理のうちのいずれかが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、「最初のページから表示する」処理が選択されたか否かを判定するステップS207と、ステップS207にて、「最初のページから表示する」処理が選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、タッチパネル16に対し、選択された電子書籍における最初のページの画像を含む書籍データ表示画面を表示させるステップS208と、を含む。
このプログラムはさらに、ステップS207にて、「最初のページから表示する」処理が選択されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、「前回最後に表示されたページから表示する」処理が選択されたか否かを判定するステップS209と、ステップS209にて、「前回最後に表示されたページから表示する」処理が選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、タッチパネル16に対し、選択された電子書籍における前回最後に表示されたページの画像を含む書籍データ表示画面を表示させるステップS210と、を含む。
ステップS209にて、「前回最後に表示されたページから表示する」処理が選択されていないと判定された場合(NOの場合)、すなわち、「キャンセルする」処理が選択された場合には、本制御はステップS201に戻る。
図5を参照して、このプログラムはさらに、ステップS204にて、見るボタン408が押下されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、マーク情報が選択されたか否かを判定するステップS211と、ステップS211にて、マーク情報が選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、タッチパネル16に対し、選択されたマーク情報に対応するマーク位置が記録された電子書籍の本文を含む画像を含む書籍データ表示画面を表示させるステップS212と、を含む。上記したマーク情報の選択とは、マーク/コメントタブ407Bが選択されることによって表示されるマーク情報の一覧の中から、ユーザによってマーク情報の1つが選択されることを言う。
このプログラムはさらに、ステップ208、ステップS210、又はステップS212の処理後に実行され、後述する書籍データ表示処理を実行するステップS213を含む。ステップS213の処理後、制御はステップS201に戻る。
図5を参照して、このプログラムはさらに、ステップS211にて、マーク情報が選択されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、書籍関連情報の表示が選択されたか否かを判定するステップS214を含む。ここで、書籍関連情報の表示の選択とは、ユーザによって、書誌情報タブ407A、マーク/コメントタブ407B、及び、ログタブ407Cのうちのいずれかが選択されることを言う。
このプログラムはさらに、ステップS214にて、書籍関連情報の表示が選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、後述する書籍関連情報表示処理を実行するステップS215を含む。ステップS215の処理後、制御はステップS201に戻る。
ステップS214にて、書籍関連情報の表示が選択されていないと判定された場合(NOの場合)、すなわち、終了ボタン410が押下された場合には、本処理は終了する。
[書籍データ表示画面600]
図7は、書籍データ表示画面600の一例を示す図である。図7を参照して、書籍データ表示画面600は、表示中の電子書籍のタイトルを表示する領域602と、編集機能、移動機能、マーク機能、及び、表示設定機能のいずれかを選択するための各種メニューバーを表示する領域604と、を含む。書籍データ表示画面600はさらに、電子書籍の本文を含む画像が表示される領域606を含む。本実施の形態では、初期設定情報として、一画面上に表示されるページ数として3ページ表示が予め登録されているものとする。したがって、領域606には、3ページ分の本文が表示される。書籍データ表示画面600はさらに、領域606に表示される画像を切替えるための、行戻りボタン607A、行送りボタン607B、ページ戻りボタン607C、及びページ送りボタン607D、並びに、領域606に現在表示されているページのページ番号と電子書籍の全てのページ数とを示すページ位置表示608を表示する領域609を含む。領域602,604は書籍データ表示画面600の上部に位置し、領域606は書籍データ表示画面600の中央に位置し、領域609は書籍データ表示画面600の下部に位置する。
図7は、書籍データ表示画面600の一例を示す図である。図7を参照して、書籍データ表示画面600は、表示中の電子書籍のタイトルを表示する領域602と、編集機能、移動機能、マーク機能、及び、表示設定機能のいずれかを選択するための各種メニューバーを表示する領域604と、を含む。書籍データ表示画面600はさらに、電子書籍の本文を含む画像が表示される領域606を含む。本実施の形態では、初期設定情報として、一画面上に表示されるページ数として3ページ表示が予め登録されているものとする。したがって、領域606には、3ページ分の本文が表示される。書籍データ表示画面600はさらに、領域606に表示される画像を切替えるための、行戻りボタン607A、行送りボタン607B、ページ戻りボタン607C、及びページ送りボタン607D、並びに、領域606に現在表示されているページのページ番号と電子書籍の全てのページ数とを示すページ位置表示608を表示する領域609を含む。領域602,604は書籍データ表示画面600の上部に位置し、領域606は書籍データ表示画面600の中央に位置し、領域609は書籍データ表示画面600の下部に位置する。
[書籍データ表示処理]
図8は、図6のステップS213における書籍データ表示処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。書籍データ表示処理は、操作キー14又はタッチパネル16からのユーザの入力操作によって、書籍データ表示画面600の表示を終了させる指示がなされることによって終了する。図8を参照して、このプログラムは、書籍データ表示画面600におけるメニューバーのいずれかが選択されるまで待機するステップS301と、ステップS301にて、メニューバーのいずれかが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、編集メニューバーが選択されたか否かを判定するステップS302と、ステップS302にて、編集メニューバーが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、タッチパネル16に対し、編集機能に関連する選択項目の一覧をプルダウンメニュー(図示せず。)として表示させるステップS303と、編集処理を実行するステップS304とを含む。ここで、編集処理とは、表示された選択項目の中からユーザによって選択された項目に対応する処理を実行する処理である。例えば、ユーザによって、表示された選択項目の中から「コピー」という項目が選択されると、電子書籍表示装置10の動作モードは文字列選択モードに移行し、操作キー14又はタッチパネル16からの入力操作によって所望の文字列の選択が可能になる。ユーザの入力操作によって文字列が選択されると、選択された文字列はRAM30又はHDD32に記憶される。
図8は、図6のステップS213における書籍データ表示処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。書籍データ表示処理は、操作キー14又はタッチパネル16からのユーザの入力操作によって、書籍データ表示画面600の表示を終了させる指示がなされることによって終了する。図8を参照して、このプログラムは、書籍データ表示画面600におけるメニューバーのいずれかが選択されるまで待機するステップS301と、ステップS301にて、メニューバーのいずれかが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、編集メニューバーが選択されたか否かを判定するステップS302と、ステップS302にて、編集メニューバーが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、タッチパネル16に対し、編集機能に関連する選択項目の一覧をプルダウンメニュー(図示せず。)として表示させるステップS303と、編集処理を実行するステップS304とを含む。ここで、編集処理とは、表示された選択項目の中からユーザによって選択された項目に対応する処理を実行する処理である。例えば、ユーザによって、表示された選択項目の中から「コピー」という項目が選択されると、電子書籍表示装置10の動作モードは文字列選択モードに移行し、操作キー14又はタッチパネル16からの入力操作によって所望の文字列の選択が可能になる。ユーザの入力操作によって文字列が選択されると、選択された文字列はRAM30又はHDD32に記憶される。
このプログラムはさらに、ステップS302にて、編集メニューバーが選択されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、移動メニューバーが選択されたか否かを判定するステップS305と、ステップS305にて、移動メニューバーが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、タッチパネル16に対し、移動機能に関連する選択項目の一覧をプルダウンメニュー(図示せず。)として表示させるステップS306と、移動処理を実行するステップS307と、を含む。ここで、移動処理とは、表示された選択項目の中からユーザによって選択された項目に対応する処理を実行する処理である。例えば、ユーザによって、表示された選択項目の中から「先頭」又は「末尾」という項目が選択されると、書籍データ表示画面600の領域606には、電子書籍の最初のページ又は最後のページの本文を含む画像が表示される。ユーザによって、表示された選択項目の中から「しおり」という項目が選択されると、領域606には、電子書籍において予めユーザが設定しておいたしおり位置を含むページの本文を含む画像が表示される。
このプログラムはさらに、ステップS305にて、移動メニューバーが選択されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、マークメニューバーが選択されたか否かを判定するステップS308と、ステップS308にて、マークメニューバーが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、後述するマーク処理を実行するステップS309と、を含む。
このプログラムはさらに、ステップS308にて、マークメニューバーが選択されていないと判定された場合(NOの場合)、すなわち、表示設定メニューバーが選択された場合に実行され、タッチパネルに対し、表示設定機能に関連する選択項目の一覧をプルダウンメニュー(図示せず。)として表示させるステップS310と、表示設定処理を実行するステップS311と、を含む。ここで、表示設定処理とは、表示された選択項目の中からユーザによって選択された項目に対応する処理を実行する処理である。例えば、ユーザは、表示された選択項目の中から、例えば、「表示色」、「キー入力」、及び「フォント」という項目のうちのいずれかを選択することによって、文字の表示色、キー入力動作、及び文字のフォント等を適宜設定変更できる。
なお、選択項目の一覧の表示方法としては、上記したプルダウンメニューの表示に限定されず、例えば、各選択項目に対応する選択ボタンが配置されるように表示されてもよい。また、領域606に表示される画像は、タッチパネル16に表示されるメニューバー及びボタン等からの上記した入力操作に限らず、操作キー14からの入力操作によっても切替えることができる。
[累積表示時間記録処理]
図9は、累積表示時間記録処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。この累積表示時間記録処理を実現するためのプログラムは、ユーザによる操作キー14又はタッチパネル16からの入力操作によって、タッチパネル16に表示中の電子書籍の本文を含む画像に対し、ページ切替の指示がなされることによって起動される。上記したページ切替の指示は、書籍データ表示画面600の表示開始指示、及び、書籍データ表示画面600の表示終了指示を含む。
図9は、累積表示時間記録処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。この累積表示時間記録処理を実現するためのプログラムは、ユーザによる操作キー14又はタッチパネル16からの入力操作によって、タッチパネル16に表示中の電子書籍の本文を含む画像に対し、ページ切替の指示がなされることによって起動される。上記したページ切替の指示は、書籍データ表示画面600の表示開始指示、及び、書籍データ表示画面600の表示終了指示を含む。
図9を参照して、このプログラムは、次に表示されるページのページ番号を全て取得し、次ページリストに記憶するステップS401を含む。例えば、初期設定情報として、一画面上に表示されるページ数として2ページ表示が予め設定されている場合には、2ページ分のページ番号が次ページリストに記憶される。
このプログラムはさらに、前ページリストに情報があるか否かを判定するステップS402を含む。この前ページリストには、ユーザによるページ切替の指示がなされる前に表示されていた全てのページのページ番号と、ページ毎の表示開始時刻とがそれぞれ関連付けて記憶されている。
このプログラムはさらに、ステップS402において、前ページリストに情報があると判定された場合(YESの場合)に実行され、前ページリストにおける最初のページ番号を該当ページ番号として取得するステップS403と、取得した該当ページ番号が次ページリストにあるか否かを判定するステップS404と、を含む。
このプログラムはさらに、ステップS404において、該当ページ番号が次ページリストにあると判定された場合(YESの場合)に実行され、次ページリストにおける該当ページ番号を削除するステップS405を含む。
このプログラムはさらに、ステップS404において、該当ページ番号が次ページリストにないと判定された場合(NOの場合)に実行され、現在時刻と、前ページリストに記憶される該当ページ番号の表示開始時刻との差を算出することで該当ページ番号の表示時間を取得するステップS406と、取得した表示時間を、累積表示時間リストにおける該当ページ番号の累積表示時間に加算するステップS407と、前ページリストから、該当ページ番号と、対応する表示開始時刻とを削除するステップS408と、を含む。上記した累積表示時間リストには、対応する電子書籍の全てのページ番号と、タッチパネル16に表示された時間の合計である累積表示時間と、がそれぞれ関連付けて記憶されている。
このプログラムはさらに、ステップS405又はステップS408の処理後に実行され、前ページリストに該当ページ番号の次のページ番号があるか否かを判定するステップS409と、ステップS409にて、次のページ番号があると判定された場合(YESの場合)に実行され、次のページ番号を該当ページ番号として取得するステップS410と、を含む。ステップS410の処理後、制御はステップS404に戻る。
このプログラムはさらに、ステップS402にて、前ページリストに情報がないと判定された場合(NOの場合)、又は、ステップS409にて、次のページ番号がないと判定された場合(NOの場合)に実行され、次ページリストに残っている全てのページ番号を前ページリストに追加するとともに、追加したページ番号の表示開始時刻として現在時刻を記録するステップS411を含む。
[マーク処理]
図10は、図8のステップS309におけるマーク処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。図10を参照して、このプログラムは、動作モードをマーク領域登録モードに移行し、マーク開始位置が登録されるまで待機するステップS501と、ステップS501にて、マーク開始位置が登録されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、マーク終了位置が登録されるまで待機するステップS502と、を含む。本実施の形態において、上記したマーク開始位置及びマーク終了位置の登録は、ユーザによるタッチパネル16からのタップ操作によって行なわれる。すなわち、ユーザの指がタッチパネル16に接した(以下この動作を「タップダウン」と記す。)部分(座標)をマーク開始位置として登録し、ユーザの指がタッチパネル16から離れた(以下この動作を「タップアップ」と記す。)部分(座標)をマーク終了位置として登録する。このタップダウンされた部分からタップアップされた部分までは、ユーザの指がタッチパネル16に接触したまま移動した領域であり、以下、この領域をマーク領域と記す。
図10は、図8のステップS309におけるマーク処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。図10を参照して、このプログラムは、動作モードをマーク領域登録モードに移行し、マーク開始位置が登録されるまで待機するステップS501と、ステップS501にて、マーク開始位置が登録されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、マーク終了位置が登録されるまで待機するステップS502と、を含む。本実施の形態において、上記したマーク開始位置及びマーク終了位置の登録は、ユーザによるタッチパネル16からのタップ操作によって行なわれる。すなわち、ユーザの指がタッチパネル16に接した(以下この動作を「タップダウン」と記す。)部分(座標)をマーク開始位置として登録し、ユーザの指がタッチパネル16から離れた(以下この動作を「タップアップ」と記す。)部分(座標)をマーク終了位置として登録する。このタップダウンされた部分からタップアップされた部分までは、ユーザの指がタッチパネル16に接触したまま移動した領域であり、以下、この領域をマーク領域と記す。
このプログラムはさらに、ステップS502において、マーク終了位置が登録されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、登録されたマーク開始位置及びマーク終了位置の情報に基づいて、マーク情報を取得するステップS503を含む。ここで、マーク情報とは、マーク開始位置が登録されたページ(以下「マーク登録ページ」と記す。)のページ番号、マーク登録ページの先頭に対するマーク開始位置の相対位置(座標)を示すオフセット値、マーク領域におけるテキスト長さを示すマーク長、及び、マーク領域に含まれるテキストを示すマークテキストを含む情報である。本実施の形態において、オフセット値及びマーク長はbyte数によって示される。
このプログラムはさらに、タッチパネル16に対し、ユーザに対してコメントを入力させるためのダイアログボックス612(図7参照)を表示させるステップS504を含む。このダイアログボックス612は、ユーザがコメントを入力するためのテキストフィールド614と、OKボタン616と、を含む。
このプログラムはさらに、OKボタン616が押下されるまで待機するステップS505と、ステップS505にて、OKボタン616が押下されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、入力されたコメントに基づくコメント情報を取得するステップS506と、取得したマーク情報及びコメント情報(以下、この情報を「マーク/コメント情報」と言う。)を対応する書籍IDに関連付けてRAM30に記憶するステップS507と、を含む。
[書籍関連情報表示処理]
図11は、図5のステップS215における書籍関連情報表示処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。図11を参照して、このプログラムは、書誌情報タブ407Aが選択されたか否かを判定するステップS601と、ステップS601にて、書誌情報タブ407Aが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、タッチパネル16に対し、領域406に、選択された電子書籍に対応する書誌情報を示す画像を表示させるステップS602と、を含む。
図11は、図5のステップS215における書籍関連情報表示処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。図11を参照して、このプログラムは、書誌情報タブ407Aが選択されたか否かを判定するステップS601と、ステップS601にて、書誌情報タブ407Aが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、タッチパネル16に対し、領域406に、選択された電子書籍に対応する書誌情報を示す画像を表示させるステップS602と、を含む。
このプログラムはさらに、ステップS601にて、書誌情報タブ407Aが選択されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、マーク/コメントタブ407Bが選択されたか否かを判定するステップS603と、ステップS603にて、マーク/コメントタブ407Bが選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、後述するマーク/コメント情報表示処理を実行するステップS604と、を含む。
このプログラムはさらに、ステップS603にて、マーク/コメントタブ407Bが選択されていないと判定された場合(NOの場合)、すなわち、ログタブ407Cが選択された場合に実行され、タッチパネル16に対し、領域406に、選択された電子書籍に対応するログ情報を示す画像を表示させるステップS605を含む。
[マーク/コメント情報表示処理]
図12は、マーク/コメント情報表示処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。図12を参照して、このプログラムは、HDD32から、選択された電子書籍の書籍IDに対応するマーク/コメント情報管理フォルダを読出すステップS701と、マーク/コメント情報の表示方法として、ページ番号順及び累積表示時間順のうちのいずれか一方を選択するステップS702と、を含む。マーク/コメント情報の表示方法の選択方法としては、特に限定されないが、例えば、初期設定情報として、選択されるべき表示方法を予め登録しておき、登録された情報に従って選択する方法、及び、操作キー14又はタッチパネル16から入力されるユーザの指示に従って選択する方法等がある。本実施の形態では、ユーザの指示に従って選択するものとする。
図12は、マーク/コメント情報表示処理を実現するためのプログラム構造をフローチャート形式で示す図である。図12を参照して、このプログラムは、HDD32から、選択された電子書籍の書籍IDに対応するマーク/コメント情報管理フォルダを読出すステップS701と、マーク/コメント情報の表示方法として、ページ番号順及び累積表示時間順のうちのいずれか一方を選択するステップS702と、を含む。マーク/コメント情報の表示方法の選択方法としては、特に限定されないが、例えば、初期設定情報として、選択されるべき表示方法を予め登録しておき、登録された情報に従って選択する方法、及び、操作キー14又はタッチパネル16から入力されるユーザの指示に従って選択する方法等がある。本実施の形態では、ユーザの指示に従って選択するものとする。
このプログラムはさらに、マーク/コメント情報の表示方法として、ページ番号順が選択されたか否かを判定するステップS703と、ステップS703において、ページ番号順が選択されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、マーク/コメント情報管理フォルダ内に格納されるマーク/コメント管理テーブルに基づいて、マーク情報をページ番号の昇順に並べ替えるステップS704と、を含む。
このプログラムはさらに、ステップS703において、ページ番号順が選択されなかったと判定された場合(NOの場合)、すなわち、累積表示時間順が選択された場合に実行され、HDD32から、選択された電子書籍の書籍IDに対応する累積表示時間管理フォルダを読出すステップS705と、マーク/コメント情報管理フォルダ内に格納されるマーク/コメント管理テーブル、及び、累積表示時間管理フォルダ内に格納される累積表示時間リストを併合するステップS706と、を含む。ステップS706では、具体的には、マーク/コメント管理テーブルに含まれるページ番号情報をキーとして、累積表示時間リストから対応する累積表示時間が取得され、取得された情報が、マーク/コメント管理テーブルに追加される。
このプログラムはさらに、併合後のマーク/コメント管理テーブルに基づいて、マーク情報を累積表示時間の長い順に並べ替えるステップS707と、ステップS704又はステップS707の処理後に実行され、タッチパネル16に対し、並べ替えたマーク情報を表示させるステップS708と、を含む。
〈動作〉
図1〜図12を参照して、電子書籍表示装置10は、以下のように動作する。なお、以下に示す動作を除く、電子書籍表示装置10の一般的な動作は、従来の電子書籍表示装置の動作と同じである。以下の動作において、電子書籍表示装置10は、予め充分に充電された状態であるものとする。
図1〜図12を参照して、電子書籍表示装置10は、以下のように動作する。なお、以下に示す動作を除く、電子書籍表示装置10の一般的な動作は、従来の電子書籍表示装置の動作と同じである。以下の動作において、電子書籍表示装置10は、予め充分に充電された状態であるものとする。
ユーザは、電子書籍表示装置10のON/OFFスイッチ20をONにする。ON/OFFスイッチ20がONされると、タッチパネル16には、アプリ一覧画面160(図1参照)が表示される。ユーザは、書籍アプリボタン166を押下する。
書籍アプリボタン166が押下されると、CPU24は、初期設定情報に基づいて、HDD32に記憶される電子書籍の中から「参考書A」というタイトルの電子書籍を選択し、選択した電子書籍の書籍IDを取得する(S101)。書籍IDの取得後、CPU24は、初期設定情報に基づいて、HDD32に記憶される電子書籍関連情報に含まれる、書誌情報、マーク/コメント情報、及びログ情報の中から、表示されるべき情報として、書誌情報を選択する(S102)。書誌情報の選択後、タッチパネル16は、選択された電子書籍及び選択された電子書籍に対応する書誌情報を示す画像を含む書籍一覧画面400(図4参照)を表示する(S103)。
ユーザは、表示された書籍一覧画面400を確認し、「雑誌A」というタイトルが表示される背表紙部分を選択することによって、所望の電子書籍を選択する(S201にてYES)。「雑誌A」というタイトルの電子書籍は、現在表示されている「参考書A」というタイトルの電子書籍とは異なるので(S202にてYES)、CPU24は、領域404,406に現在表示されている画像を、選択された電子書籍に対応するものに更新する(S203)。
図13は、更新後の書籍一覧画面500の一例を示す図である。図13を参照して、更新後の書籍一覧画面500において、領域404には、選択された「雑誌A」というタイトルの電子書籍の表表紙の画像が表示される。領域406には、選択された電子書籍に対応する書誌情報を示す画像が表示される。
ユーザは、更新後の書籍一覧画面500を確認して、見るボタン408を押下する(S201にてYES)。見るボタン408が押下されると(S204にてYES)、タッチパネル16は、ユーザに対して表示条件を選択させるためのダイアログボックス(図示せず。)を表示する(S205)。ユーザは、ダイアログボックスを確認して「最初のページから表示する」処理を選択する(S206にてYES)。この処理が選択されると(S207にてYES)、タッチパネル16は、選択された電子書籍における最初のページの画像を含む書籍データ表示画面600を表示する(S208)。
本実施の形態では、初期設定情報として、3ページ表示が予め登録されている。したがって、上記した書籍データ表示画面600の表示開始時には、領域606には、選択された電子書籍の第1ページ目から第3ページ目までの本文を含む画像が、最初のページの画像として表示される。
この第1ページ目から第3ページ目までの本文を含む画像の表示に同期して、CPU24は、次に表示される3ページ分のページ番号である「1,2,3」を全て取得し、次ページリストに記憶する(S401)。このとき、前ページリストは、クリア状態にされている。次いで、CPU24は、前ページリストに情報がないと判定し(S402にてNO)、次ページリストに残っている全てのページ番号(この場合「1,2,3」)を前ページリストに記憶するとともに、記憶したページ番号に対応する表示開始時刻として現在時刻を記憶する(S411)。このとき、次ページリストはクリア状態にされる。テーブル1に、前ページリストの一例を示す。
テーブル1を参照して、前ページリストには、次ページリストに残っていた全てのページ番号である「1,2,3」と、これらのページ毎の表示開始時刻(現在時刻)とがそれぞれ関連付けて記憶される。このように、書籍データ表示画面600の表示開始時には前ページリストはクリア状態であるので、上記S403〜S410までの処理は実行されず、次ページリストに記憶される全てのページ番号が前ページリストに記憶されるとともに、記憶されたページ番号に対応する表示開始時刻として現在時刻が記憶される。
ユーザは表示された画像を閲覧した後、ページ送りボタン607Bを押下して、次ページへの切替を指示する。ページ切替の指示がなされると、領域606には、選択された電子書籍の第2ページ目から第4ページ目までの本文を含む画像が表示される(図7参照)。
この第2ページ目から第4ページ目までの本文を含む画像の表示に同期して、CPU24は、次に表示される3ページ分のページ番号である「2,3,4」を全て取得し、次ページリストに記憶する(S401)。テーブル2に、次ページリストの一例を示す。
テーブル2を参照して、次ページリストには、3ページ分のページ番号である、「2,3,4」が記憶される。
次ページリストに対する記憶後、CPU24は、前ページリストに情報がある(テーブル1参照)と判定し(S402にてYES)、前ページリストにおける最初のページ番号である「1」を該当ページ番号として取得する(S403)。該当ページ番号の取得後、CPU24は、取得した該当ページ番号が次ページリストにないと判定し(S404にてNO)、現在時刻と、前ページリストに記憶される該当ページ番号の表示開始時刻との差を算出することで該当ページ番号の表示時間を取得する(S406)。そして、取得した表示時間を、累積表示時間リストにおける該当ページ番号の累積表示時間に加算し(S407)、その後、前ページリストから、該当ページ番号である「1」と、対応する表示開始時刻とを削除する(S408)。
テーブル3に、累積表示時間リストの一例を示す。
テーブル3を参照して、累積表示時間リストにおける、ページ番号「1」に対応する累積表示時間の欄には、算出した表示時間加算後の累積表示時間である「22(秒)」が記憶される。なお、上記累積表示時間リストにおける表示時間の単位は「秒」に限定されず、例えば「ミリ秒」等であってもよい。
次いで、CPU24は、前ページリストに該当ページ番号の次のページ番号である「2」があると判定し(S409にてYES)、次のページ番号を該当ページ番号として取得する(S410)。該当ページ番号の取得後、CPU24は、取得した該当ページ番号が次ページリストにあると判定し(S404にてYES)、次ページリストにおける該当ページ番号である「2」を削除する(S405)。
次いで、CPU24は、前ページリストに該当ページ番号の次のページ番号である「3」があると判定し(S409にてYES)、次のページ番号を該当ページ番号として取得する(S410)。該当ページ番号の取得後、CPU24は、取得した該当ページ番号が次ページリストにあると判定し(S404にてYES)、次ページリストにおける該当ページ番号である「3」を削除する(S405)。
次いで、CPU24は、前ページリストに該当ページ番号の次のページ番号である「4」がないと判定し(S409にてNO)、次ページリストに残っている全てのページ番号(この場合「4」のみ)を前ページリストに追加するとともに、追加したページ番号に対応する表示開始時刻として現在時刻を記憶する(S411)。このようにして、表示中の電子書籍における累積表示時間をページ毎に記憶していくことができる。
表示された画像を閲覧した後、ユーザは、書籍データ表示画面600における各種メニューバーの中から、マークメニューバーを選択する(S301にてYES)。マークメニューバーが選択されると(S308にてYES)、以下のようにしてマーク処理が実行される(S309)。
マーク処理において、CPU24は、まず、動作モードをマーク領域登録モードに移行する(S501)。マークメニューバーの選択後、ユーザは、マーク開始位置を登録し(S501にてYES)、次いで、マーク終了位置を登録する(S502にてYES)。本実施の形態では、「丹塗(にぬり)」という文字列がマーク領域610(図7参照)として登録される。
マーク終了位置が登録されると、CPU24は、登録されたマーク開始位置及びマーク終了位置の情報に基づいて、マーク情報を取得する(S503)。マーク情報が取得されると、タッチパネル16は、ユーザに対してコメントを入力させるためのダイアログボックス612を表示する(S504)。
ユーザは、テキストフィールド614に、例えば「この前間違えた。」というコメントを入力した後、OKボタン616を押下する。なお、コメントがない場合には、コメントの入力を行なわず、OKボタン616を押下する。
OKボタン616が押下されると(S505にてYES)、CPU24は、入力されたコメントに基づくコメント情報を取得し(S506)、取得したマーク情報及びコメント情報(マーク/コメント情報)を対応する書籍IDに関連付けてRAM30に記憶する(S507)。本実施の形態において、マーク/コメント情報は、マーク/コメント管理テーブルとして記憶される。テーブル4に、マーク/コメント管理テーブルの一例を示す。
テーブル4を参照して、マーク/コメント管理テーブルは、各マーク/コメント情報を識別するためのNo、マーク登録ページのページ番号、オフセット値、マーク長、マークテキスト、及び、コメント内容を、それぞれ関連付けて記憶する。このとき、上記のようにして取得されたマーク/コメント情報は、テーブル4に示すマーク/コメント管理テーブルにおいて使用されていなかったNoであるNo.3に対応する情報として記憶される。なお、ユーザによってコメントが入力されなかった場合には、マーク/コメント管理テーブルのコメント内容欄には何も記憶されない。このようにして、ユーザは、電子書籍の本文中における注視したい箇所にマークを付し、必要に応じてコメントを追記することができる。
ユーザは、電子書籍の閲覧を終了すると、操作キー14又はタッチパネル16からの入力操作によって、書籍データ表示画面600の表示を終了させる指示を出す。上記指示がなされると、CPU24は、次に表示される3ページ分のページ番号を全て取得し、次ページリストに記憶する(S401)。このとき、次に表示されるページ番号はないので、次ページリストはクリア状態になる。
次ページリストに対する記憶後、CPU24は、前ページリストに情報があると判定し(S402にてYES)、前ページリストにおける最初のページ番号である「2」を該当ページ番号として取得する(S403)。該当ページ番号の取得後、CPU24は、取得した該当ページ番号が次ページリストにないと判定し(S404にてNO)、現在時刻と、前ページリストに記憶される該当ページ番号の表示開始時刻との差を算出することで該当ページ番号の表示時間を取得する(S406)。そして、取得した表示時間を、累積表示時間リストにおける該当ページ番号の累積表示時間に加算し(S407)、その後、前ページリストから、該当ページ番号である「2」と、対応する表示開始時刻とを削除する(S408)。
次いで、CPU24は、前ページリストに該当ページ番号の次のページ番号である「3」があると判定し(S409にてYES)、次のページ番号を該当ページ番号として取得する(S410)。該当ページ番号の取得後、CPU24は、取得した該当ページ番号が次ページリストにないと判定し(S404にてNO)、上記と同様にしてS406〜S408の動作を実行する。
次いで、CPU24は、前ページリストに該当ページ番号の次のページ番号である「4」があると判定し(S409にてYES)、次のページ番号を該当ページ番号として取得する(S410)。該当ページ番号の取得後、CPU24は、取得した該当ページ番号が次ページリストにないと判定し(S404にてNO)、上記と同様にしてS406〜S408の動作を実行する。
次いで、CPU24は、前ページリストに該当ページ番号の次のページ番号である「5」がないと判定し(S409にてNO)、次ページリストに残っている全てのページ番号を前ページリストに追加する(S411)。この場合、次ページリストには情報が何もないので、前ページリストはクリア状態になる。
上記した累積表示時間記録処理の終了後、RAM30に記憶されている、前ページリスト及び次ページリストは破棄され、累積表示時間リストは、HDD32内の累積表示時間管理フォルダ内に、例えば、(ISBN).pag等のファイル名を付けたファイル形式で保存される。また、書籍データ表示画面600の表示を終了させる指示がなされると、上記した累積表示時間記録処理に同期して、RAM30に記憶されるマーク/コメント管理テーブルは、HDD32内のマーク/コメント情報管理フォルダ内に、例えば、(ISBN).mak等のファイル名を付けたファイル形式で保存される。
タッチパネル16は、上記指示に応じて、書籍データ表示画面600の表示を終了し、見るボタン408が押下される直前に表示されていた書籍一覧画面500(図13参照)を表示する。
ユーザは、書籍一覧画面500におけるマーク/コメントタブ407Bを選択するとともに(S214にてYES)、操作キー14又はタッチパネル16からの入力操作によって、ページ番号順を指定する。マーク/コメントタブ407Bが選択されると(S603にてYES)、以下のようにしてマーク/コメント情報表示処理が実行される(S604)。
マーク/コメント情報表示処理において、CPU24は、まず、HDD32から、選択された電子書籍の書籍IDに対応するマーク/コメント情報管理フォルダを読出す(S701)。フォルダの読出し後、CPU24は、ユーザの指示に従って、マーク/コメント情報の表示方法としてページ番号順を選択し(S703にてYES)、マーク/コメント情報管理フォルダ内に格納されるマーク/コメント管理テーブル(テーブル4参照)に基づいて、マーク情報をページ番号の昇順に並べ替える(S704)。マーク情報の並べ替え後、タッチパネル16は、並べ替えたマーク情報を表示する(S708)。図14は、ページ番号の昇順に並べ替えられたマーク情報が表示される書籍一覧画面700を示す図である。図14を参照して、領域406には、ページ番号の昇順に並べ替えられたマーク情報(この場合はページ番号及びマークテキストのみ)が表示される。
一方、ユーザによって、書籍一覧画面500におけるマーク/コメントタブ407Bが選択されるとともに(S214にてYES)、操作キー14又はタッチパネル16からの入力操作によって、累積表示時間順が指定された場合には、CPU24は、以下のように動作する。すなわち、マーク/コメントタブ407Bが選択されると(S603にてYES)、CPU24は、まず、HDD32から、選択された電子書籍の書籍IDに対応するマーク/コメント情報管理フォルダを読出す(S701)。フォルダの読出し後、CPU24は、ユーザの指示に従って、マーク/コメント情報の表示方法として累積表示時間順を選択し(S703にてNO)、HDD32から、選択された電子書籍の書籍IDに対応する累積表示時間管理フォルダを読出す(S705)。フォルダの読出し後、CPU24は、マーク/コメント情報管理フォルダ内に格納されるマーク/コメント管理テーブル、及び、累積表示時間管理フォルダ内に格納される累積表示時間リストを併合する(S706)。CPU24は、併合後のマーク/コメント管理テーブルに基づいて、マーク情報を累積表示時間の長い順に並べ替える(S707)。テーブル5に、並べ替え後のマーク情報を含むマーク/コメント管理テーブルを示す。
テーブル5を参照して、並べ替え後のマーク情報を含むマーク/コメント管理テーブルにおいて、各マーク/コメント情報及び累積表示時間情報は、累積表示時間の長い順に並べ替えられた状態で記憶されている。
マーク情報の並べ替え後、タッチパネル16は、並べ替えたマーク情報を表示する(S708)。図15は、累積表示時間の長い順に並べ替えられたマーク情報が表示される書籍一覧画面800を示す図である。図15を参照して、領域406には、累積表示時間の長い順に並べ替えられたマーク情報(この場合はページ番号及びマークテキストのみ)が表示される。
次いで、ユーザは、書籍一覧画面500におけるログタブ407Cを選択する(S214にてYES)。ログタブ407Cが選択されると(S603にてNO)、領域406には、選択された電子書籍に対応するログ情報を示す画像が表示される(S605)。図16は、ログ情報が表示される書籍一覧画面900を示す図である。図16を参照して、書籍一覧画面900の領域406には、ログ情報を示す画像が表示される。図16に示されるように、ログ情報は、電子書籍に対して行なわれた処理内容の履歴情報であって、電子書籍の閲覧を開始又は終了したときの日時及びページ番号、閲覧中にページが切替わったときの日時及びページ番号、マーク/コメント情報を保存又は削除したときの日時及びページ番号、並びに、マーク情報を表示したときの日時及びページ番号等の情報が時系列に記録されたものである。
ユーザは、書籍一覧画面900を確認し、マーク/コメントタブ407Bを選択するとともに(S214にてYES)、操作キー14又はタッチパネル16からの入力操作によって、累積表示時間順を指定する。これによって、上記したマーク/コメント情報表示処理が実行され、タッチパネル16には書籍一覧画面800(図15参照)が表示される。ユーザは、領域406に表示される、累積表示時間の長い順に並べ替えられたマーク情報の一覧の中から、所望のマーク情報を選択する。マーク情報が選択されると(S211)、タッチパネル16は、選択されたマーク情報に対応するマーク位置が記録された電子書籍の本文を含む画像を含む書籍データ表示画面を表示する(S212)。このとき、例えば、表示時間の最も長いマークを含む本文が表示される。
ユーザは、上記した電子書籍閲覧機能の利用を終了すると、終了ボタン410を押下する(S201にてYES)。終了ボタン410が押下されると(S214にてNO)、CPU24は、書籍一覧画面関連処理を終了し、タッチパネル16は、アプリ一覧画面160を表示する。その後、ユーザは、電子書籍表示装置10のON/OFFスイッチ20をOFFにして、電子書籍表示装置10の利用を終了する。
〈作用・効果〉
上記実施の形態によれば、電子書籍表示装置10は、電子書籍情報をタッチパネル16に表示する電子書籍表示装置であって、電子書籍の本文に付されたマークに関するマーク情報を含むマーク/コメント情報と、マークの重要度に基づく重要度情報とを記憶するHDD32と、重要度情報に基づいてマーク情報を重要度の高い順に並べ替え、タッチパネル16に対し、マーク情報を並べ替えた順序で表示させるCPU24と、を含む。
上記実施の形態によれば、電子書籍表示装置10は、電子書籍情報をタッチパネル16に表示する電子書籍表示装置であって、電子書籍の本文に付されたマークに関するマーク情報を含むマーク/コメント情報と、マークの重要度に基づく重要度情報とを記憶するHDD32と、重要度情報に基づいてマーク情報を重要度の高い順に並べ替え、タッチパネル16に対し、マーク情報を並べ替えた順序で表示させるCPU24と、を含む。
このように、マーク情報が重要度の高い順に並べ替えられ、タッチパネル16には、マーク情報が並べ替えられた順序で表示されるので、ユーザは、電子書籍の本文に付されたマークが多数に及ぶ場合であっても、容易かつ確実に重要な情報を得ることができる。
また上記実施の形態によれば、HDD32は、重要度情報として、タッチパネル16におけるマークの累積表示時間情報を記憶し、CPU24は、マーク情報を累積表示時間の長い順に並べ替える。累積表示時間が長くなるほど、マークの重要度が高くなる傾向がある。したがって、タッチパネル16に、累積表示時間の長い順に並べ替えられたマーク情報が表示されることで、ユーザは、より一層確実に重要な情報を得ることができる。
また上記実施の形態によれば、HDD32は、マーク情報及び重要度情報を、電子書籍のページ番号に関連付けて記憶する。これによって、マーク情報の並べ替えをより一層容易に行なえるようになる。したがって、ユーザに対し、より一層容易に重要な情報を提供することができる。
また上記実施の形態によれば、電子書籍表示装置10は、マーク情報の表示に関するユーザの指示を受付ける操作キー14及びタッチパネル16をさらに含み、CPU24は、受付けた指示に応答して、マーク情報を並べ替える。これによって、ユーザの指示に応じて、並べ替えられたマーク情報が表示されるので、ユーザは、所望するときにはいつでも、容易に重要な情報を得ることができる。
また上記実施の形態によれば、HDD32は、マーク/コメント情報として、マークが付されたページのページ番号情報、マークの位置情報、及び、マーク情報に関連して付されたコメントに関するコメント情報を記憶する。これによって、ユーザは、容易かつ確実に重要な情報をより一層詳細に得ることができる。
〈変形例〉
なお、上記実施の形態において、ステップS304では、マーク情報はページ番号の昇順に並べ替えられたが、本発明はそのような実施の形態に限定されず、ページ番号の降順であってもよい。
なお、上記実施の形態において、ステップS304では、マーク情報はページ番号の昇順に並べ替えられたが、本発明はそのような実施の形態に限定されず、ページ番号の降順であってもよい。
また上記実施の形態において、マーク/コメント情報の表示方法として累積表示時間順が使用されたが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。例えば、累積表示時間順に代えて、マーク情報が重要度の高い順に表示される他の方法が使用されてもよい。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、この発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。この発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
10 電子書籍表示装置
12 筺体
14 操作キー
16 タッチパネル
18 スピーカ
20 ON/OFFスイッチ
22 充電用端子
24 CPU
26 バスライン
28 ROM
30 RAM
32 HDD
34 キー入力センサ
36 タッチセンサ
38 ビデオコントローラ
40 LCD
42 通信ドライバ
44 外部メモリドライバ
46 ネットワーク
48 サーバ
50 SDカード
12 筺体
14 操作キー
16 タッチパネル
18 スピーカ
20 ON/OFFスイッチ
22 充電用端子
24 CPU
26 バスライン
28 ROM
30 RAM
32 HDD
34 キー入力センサ
36 タッチセンサ
38 ビデオコントローラ
40 LCD
42 通信ドライバ
44 外部メモリドライバ
46 ネットワーク
48 サーバ
50 SDカード
Claims (5)
- 電子書籍情報を表示手段に表示する電子書籍表示装置であって、
電子書籍の本文に付されたマークに関するマーク情報と、前記マークの重要度に基づく重要度情報とを記憶する記憶手段と、
前記重要度情報に基づいて、前記マーク情報を重要度の高い順に並べ替える並べ替え手段と、
前記表示手段に対し、前記マーク情報を前記並べ替え手段によって並べ替えられた順序で表示させる表示制御手段と、を含む、電子書籍表示装置。 - 前記記憶手段は、前記重要度情報として、前記表示手段における前記マークの累積表示時間情報を記憶し、
前記並べ替え手段は、前記マーク情報を累積表示時間の長い順に並べ替える、請求項1に記載の電子書籍表示装置。 - 前記記憶手段は、前記マーク情報及び前記重要度情報を、電子書籍のページ番号に関連付けて記憶する、請求項1又は請求項2に記載の電子書籍表示装置。
- 前記マーク情報の表示に関するユーザの指示を受付ける受付手段をさらに含み、
前記並べ替え手段は、受付けた前記指示に応答して、前記マーク情報を並べ替える、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の電子書籍表示装置。 - 前記記憶手段は、前記マーク情報として、
前記マークが付されたページのページ番号情報、前記マークの位置情報、及び、前記マーク情報に関連して付されたコメントに関するコメント情報を記憶する、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の電子書籍表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010049345A JP2011186624A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | 電子書籍表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010049345A JP2011186624A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | 電子書籍表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011186624A true JP2011186624A (ja) | 2011-09-22 |
Family
ID=44792833
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010049345A Pending JP2011186624A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | 電子書籍表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011186624A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP7500021B1 (ja) | 2022-12-02 | 2024-06-17 | グリー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
-
2010
- 2010-03-05 JP JP2010049345A patent/JP2011186624A/ja active Pending
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