JP2011185485A - 空気調和装置の天井設置型室内ユニット - Google Patents

空気調和装置の天井設置型室内ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2011185485A
JP2011185485A JP2010049120A JP2010049120A JP2011185485A JP 2011185485 A JP2011185485 A JP 2011185485A JP 2010049120 A JP2010049120 A JP 2010049120A JP 2010049120 A JP2010049120 A JP 2010049120A JP 2011185485 A JP2011185485 A JP 2011185485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
sensor
ceiling
outlet
indoor unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010049120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5293647B2 (ja
Inventor
Kenichi Iseda
顕市 伊勢田
Shinsuke Yamada
晋輔 山田
Takashi Hasegawa
長谷川  隆
Tsuyoshi Yokomizo
剛志 横溝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2010049120A priority Critical patent/JP5293647B2/ja
Publication of JP2011185485A publication Critical patent/JP2011185485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5293647B2 publication Critical patent/JP5293647B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】ケーシングの下面の吹出口近傍においてケーシングの下面から突出するようにセンサが設けられた天井設置型室内ユニットにおいて、センサにおける結露の発生を抑える。
【解決手段】天井設置型室内ユニットは、空調室の天井に設けられるものであって、ケーシングと人検知センサ集合体62とを有する。ケーシングは、下面に空調空気を空調室内に吹き出す吹出口56と、内部から空調空気を吹出口56に導く吹出流路を形成する吹出部とを有する。人検知センサ集合体62は、吹出口56の近傍においてケーシングの下面から突出するように設けられている。吹出部は、人検知センサ集合体62に近いセンサ近傍部81とセンサ近傍部81に隣接するセンサ遠方部82、83とを有する。センサ近傍部81の吹出流路60fを形成する面は、センサ遠方部82、83の吹出流路60fを構成する面よりも鉛直面に近い。
【選択図】図11

Description

本発明は、空気調和装置の天井設置型室内ユニット、特に、ケーシングの下面の吹出口近傍においてケーシングの下面から突出するようにセンサが設けられた空気調和装置の天井設置型室内ユニットに関する。
従来より、特許文献1(特開2007−32887号公報)に示す空気調和装置の天井設置型室内ユニットがある。この天井設置型室内ユニットには、空調室内の床温度を検知する床温度センサが吹出口の近傍において化粧パネルの下面から突出するように設けられている。
しかし、上記従来の天井設置型室内ユニットでは、床温度センサが吹出口から吹き出される空調空気の影響を受けやすく、床温度センサに結露が生じやすい。
本発明の課題は、ケーシングの下面の吹出口近傍においてケーシングの下面から突出するようにセンサが設けられた空気調和装置の天井設置型室内ユニットにおいて、センサにおける結露の発生を抑えることにある。
第1の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットは、空調室の天井に設けられる空気調和装置の天井設置型室内ユニットであって、ケーシングと下面センサとを有している。ケーシングは、下面に空調空気を空調室内に吹き出す吹出口と、内部から空調空気を吹出口に導く吹出流路を形成する吹出部とを有している。下面センサは、吹出口の近傍においてケーシングの下面から突出するように設けられており、空調室における情報を検知する。吹出部は、下面センサに近いセンサ近傍部とセンサ近傍部に隣接するセンサ遠方部とを有している。そして、センサ近傍部の吹出流路を形成する面は、センサ遠方部の吹出流路を構成する面よりも鉛直面に近い。
この天井設置型室内ユニットでは、センサ近傍部を通じて吹出口から吹き出される空調空気が、センサ遠方部を通じて吹出口から吹き出される空調空気よりも下向きに吹き出されるため、下面センサが吹出口から吹き出される空調空気の影響を受けにくくすることができる。これにより、下面センサの結露を生じにくくすることができる。
第2の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットは、第1の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットにおいて、下面センサが、ケーシングの下面の平面視において、吹出口に対して吹出口から吹き出される空調空気の気流方向側の位置に配置されている。
この天井設置型室内ユニットでは、下面センサが、ケーシングの下面の平面視において、吹出口から吹き出される空調空気の気流方向側の位置という、吹出口から吹き出される空調空気が衝突しやすい位置に配置されている。このため、下面センサは、ケーシングの下面の平面視における吹出口の近傍のうちで、吹出口から吹き出される空調空気の影響を非常に受けやすい位置に配置されていることになる。しかし、この天井設置型室内ユニットでは、上記のように、吹出口のセンサ近傍部から吹き出される空調空気がセンサ遠方部から吹き出される空調空気よりも下向きに吹き出されるため、下面センサに吹出口から吹き出される空調空気が衝突しにくくなっている。これにより、下面センサが吹出口から吹き出される空調空気が衝突しやすい位置に配置されているにもかかわらず、下面センサの結露を生じにくくすることができる。
第3の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットは、第2の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットにおいて、センサ近傍部のうち吹出口から吹き出される空調空気の気流方向側とは反対側の面が、センサ遠方部のうち吹出口から吹き出される空調空気の気流方向側とは反対側の面よりも鉛直面に近い。
この天井設置型室内ユニットでは、吹出口から吹き出される空調空気が、主として、吹出部(センサ近傍部及びセンサ遠方部)のうち空調空気の気流方向側とは反対側の面に沿って案内される。このため、センサ近傍部のうち吹出口から吹き出される空調空気の気流方向側とは反対側の面を、センサ遠方部よりも鉛直面に近くすることによって、センサ近傍部を通じて吹出口から吹き出される空調空気を確実に下向きに吹き出すことができる。
第4の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットは、第1〜第3の観点のいずれかにかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットにおいて、ケーシングの下面に、空調室内から空気をケーシング内に吸入する吸入口が形成されている。そして、吹出口は、吸入口の周囲を取り囲む略環状の開口である。
この天井設置型室内ユニットでは、センサ近傍部を通じて吹出口から吹き出される空調空気の吹き出し上下方向と、センサ遠方部を通じて吹出口から吹き出される空調空気の吹き出し上下方向とが異なることになる。これにより、この天井設置型室内ユニットでは、ケーシングの下面の平面視における外周側から吸入口に吸入される空調室内の空気の流れを確保しやすくすることができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットでは、下面センサの結露を生じにくくすることができる。
第2の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットでは、下面センサが吹出口から吹き出される空調空気が衝突しやすい位置に配置されているにもかかわらず、下面センサの結露を生じにくくすることができる。
第3の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットでは、センサ近傍部を通じて吹出口から吹き出される空調空気を確実に下向きに吹き出すことができる。
第4の観点にかかる空気調和装置の天井設置型室内ユニットでは、ケーシングの下面の平面視における外周側から吸入口に吸入される空調室内の空気の流れを確保しやすくすることができる。
本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットが採用された空気調和装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの外観斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの概略側面断面図であって、図4のI−O−I断面図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの天板を取り除いた状態を示す概略平面図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの化粧パネルを空調室内から見た平面図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの各吹出口から吹き出される空調空気の気流が到達する吹出エリア、及び、各人検知センサの平面視における検知エリアを示す模式図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの側面視における各人検知センサの検知エリアを示す模式図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットに設けられた人検知センサ集合体を各人検知センサが見える状態で示す模式図であり、図5の拡大図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの人検知センサ集合体が設けられた角部吹出口付近を示す概略断面図であって、センサ近傍部を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの人検知センサ集合体が設けられた角部吹出口付近を示す概略断面図であって、センサ遠方部を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの人検知センサ集合体が設けられた角部吹出口付近を示す概略斜視図であって、センサ近傍部及びセンサ遠方部を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの制御ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニットの風向変更羽根の風向変更範囲を示す図である。
本発明にかかる天井設置型室内ユニットの実施形態について、図面に基づいて説明する。
<構成>
−全体−
図1は、本発明の一実施形態にかかる天井設置型室内ユニット4が採用された空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、スプリットタイプの空気調和装置であり、主として、室外ユニット2と、天井設置型室内ユニット4と、室外ユニット2と天井設置型室内ユニット4とを接続する液冷媒連絡管5及びガス冷媒連絡管6とを有しており、蒸気圧縮式の冷媒回路10を構成している。
−室外ユニット−
室外ユニット2は、室外等に設置されており、主として、圧縮機21と、四路切換弁22と、室外熱交換器23と、膨張弁24と、液側閉鎖弁25と、ガス側閉鎖弁26とを有している。
圧縮機21は、低圧のガス冷媒を吸入し、圧縮して高圧のガス冷媒とした後に吐出する機構である。ここでは、圧縮機21として、ケーシング(図示せず)内に収容されたロータリ式やスクロール式等の容積式の圧縮要素(図示せず)が、同じくケーシング内に収容された圧縮機モータ21aによって駆動される密閉式圧縮機が採用されている。圧縮機モータ21aは、インバータ装置(図示せず)によって、その回転数(すなわち、運転周波数)を可変でき、これにより、圧縮機21の容量制御が可能になっている。
四路切換弁22は、冷房運転と暖房運転との切換時に、冷媒の流れの方向を切り換えるための弁である。四路切換弁22は、冷房運転時には、圧縮機21の吐出側と室外熱交換器23のガス側とを接続するとともにガス側閉鎖弁26と圧縮機21の吸入側とを接続することが可能である(図1における四路切換弁22の実線を参照)。また、四路切換弁22は、暖房運転時には、圧縮機21の吐出側とガス側閉鎖弁26とを接続するとともに室外熱交換器23のガス側と圧縮機21の吸入側とを接続することが可能である(図1における四路切換弁22の破線を参照)。
室外熱交換器23は、冷房運転時には冷媒の放熱器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する熱交換器である。室外熱交換器23は、その液側が膨張弁24に接続されており、ガス側が四路切換弁22に接続されている。
膨張弁24は、冷房運転時には室外熱交換器23において放熱した高圧の液冷媒を室内熱交換器42(後述)に送る前に減圧し、暖房運転時には室内熱交換器42において放熱した高圧の液冷媒を室外熱交換器23に送る前に減圧することが可能な電動膨張弁である。
液側閉鎖弁25及びガス側閉鎖弁26は、外部の機器・配管(具体的には、液冷媒連絡管5及びガス冷媒連絡管6)との接続口に設けられた弁である。液側閉鎖弁25は、膨張弁24に接続されている。ガス側閉鎖弁26は、四路切換弁22に接続されている。
また、室外ユニット2には、ユニット内に室外空気を吸入して、室外熱交換器23に室外空気を供給した後に、ユニット外に排出するための室外ファン27が設けられている。すなわち、室外熱交換器23は、室外空気を冷却源又は加熱源として冷媒を放熱や蒸発させる熱交換器となっている。ここでは、室外ファン27として、室外ファンモータ27aによって駆動されるプロペラファンが採用されている。室外ファンモータ27aは、インバータ装置(図示せず)によって、その回転数(すなわち、運転周波数)を可変でき、これにより、室外ファン27の風量制御が可能になっている。
また、室外ユニット2は、室外ユニット2を構成する各部の動作を制御する室外制御部39を有している。そして、室外制御部39は、室外ユニット2の制御を行うためのマイクロコンピュータやメモリ等を有しており、天井設置型室内ユニット4の室内制御部69(後述)との間で制御信号等のやりとりを行うことができるようになっている。
−液冷媒連絡管−
液冷媒連絡管5は、液側閉鎖弁25に接続された冷媒管である。液冷媒連絡管5は、冷房運転時に、冷媒の放熱器として機能する室外熱交換器23の出口から室外ユニット2外に冷媒を導出することが可能な冷媒管である。また、液冷媒連絡管5は、暖房運転時に、室外ユニット2外から冷媒の蒸発器として機能する室外熱交換器23の入口に冷媒を導入することが可能な冷媒管でもある。
−ガス冷媒連絡管−
ガス冷媒連絡管6は、ガス側閉鎖弁26に接続された冷媒管である。ガス冷媒連絡管6は、冷房運転時に、室外ユニット2外から圧縮機21の吸入に冷媒を導入することが可能な冷媒管である。また、ガス冷媒連絡管6は、暖房運転時に、圧縮機21の吐出から室外ユニット2外に冷媒を導出することが可能な冷媒管でもある。
−天井設置型室内ユニット−
天井設置型室内ユニット4は、ここでは、天井埋込型と呼ばれる型式の天井設置型空気調和装置が採用されている。天井設置型室内ユニット4は、図2〜図5に示すように、内部に各種構成機器を収納するケーシング51を有している。ケーシング51は、ケーシング本体51aと、ケーシング本体51aの下側に配置された化粧パネル52とから構成されている。ケーシング本体51aは、図2に示すように、空調室の天井Uに形成された開口に挿入されて配置されている。そして、化粧パネル52は、天井Uの開口に嵌め込まれるように配置されている。ここで、図2は、天井設置型室内ユニット4の外観斜視図である。図3は、天井設置型室内ユニット4の概略側面断面図であって、図4のI−O−I断面図である。図4は、天井設置型室内ユニット4の天板53を取り除いた状態を示す概略平面図である。図5は、天井設置型室内ユニット4の化粧パネル52を空調室内から見た平面図である。
ケーシング本体51aは、平面視が長辺と短辺とが交互に形成された略8角形状の箱状体であり、その下面が開口している。ケーシング本体51aは、長辺と短辺とが交互に連続して形成された略8角形状の天板53と、天板53の周縁部から下方に延びる側板54とを有している。側板54は、天板53の長辺に対応する側板54a、54b、54c、54dと、天板53の短辺に対応する側板54e、54f、54g、54hとから構成されている。側板54hは、室内熱交換器42と冷媒連絡管5、6とを接続するための室内冷媒管43、44が貫通する部分を構成している。
化粧パネル52は、ケーシング151の下面を構成している平面視が略多角形状(ここでは、略4角形状)の板状体であり、主として、ケーシング本体51aの下端部に固定されたパネル本体52aから構成されている。パネル本体52aは、その略中央に空調室内の空気を吸入する吸入口55と、平面視における吸入口55の周囲を囲むように形成された空調室内に空調空気を吹き出す吹出口56とを有している。吸入口55は、略4角形状の開口である。吸入口55には、吸入グリル57と、吸入口55から吸入される空気中の塵埃を除去するための吸入フィルタ58とが設けられている。吹出口56は、パネル本体52aの4角形の各辺に沿うように形成された複数(ここでは、4つ)の辺部吹出口56a、56b、56c、56dと、パネル本体52aの角部に形成された複数(ここでは、4つ)の角部吹出口56e、56f、56g、56hとを有している。角部吹出口56e、56f、56g、56hは、各辺部吹出口56a、56b、56c、56dの平面視における外周縁と化粧パネル52の下面の角部を挟んで隣り合う辺部吹出口56a、56b、56c、56dの平面視における外周縁とを結ぶ線75によって囲まれる吹出口形成エリア76内に配置されている。ここでは、角部吹出口56e、56f、56g、56hの外周縁は、吹出口形成エリア76を形成する線75上に配置されている。また、吹出口形成エリア76は、ケーシング本体51aを形成する側板54a、54b、54c、54d、54e、54f、54g、54hによって囲まれるエリアの内周側に配置されている。ここで、主として辺部吹出口56aから吹き出される空調空気の気流(図5の矢印X1、Y1、Y2を参照)が到達することによって空調が行われるエリアを吹出エリアA’(図6を参照)とする。また、主として辺部吹出口56bから吹き出される空調空気の気流(図5の矢印X2、Y2、Y3を参照)が到達することによって空調が行われるエリアを吹出エリアB’(図6を参照)とする。また、主として辺部吹出口56cから吹き出される空調空気の気流(図5の矢印X3、Y3、Y4を参照)が到達することによって空調が行われるエリアを吹出エリアC’(図6を参照)とする。さらに、主として辺部吹出口56dから吹き出される空調空気の気流(図5の矢印X4、Y4、Y1を参照)が到達することによって空調が行われるエリアを吹出エリアD’(図6を参照)とする。
そして、各辺部吹出口56a、56b、56c、56dには、各辺部吹出口から空調室内に吹き出される空調空気の上下方向の風向角度を変更することが可能な複数(ここでは、4つ)の風向変更羽根71a、71b、71c、71dが設けられている。風向変更羽根71a、71b、71c、71dは、辺部吹出口56a、56b、56c、56dの長手方向に沿って細長く延びる板状の部材である。各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの長手方向の両端部は、長手方向の軸周りに回動可能になるように化粧パネル52に支持されている。そして、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dは、羽根駆動モータ74a、74b、74c、74dによって駆動されるようになっている。これにより、風向変更羽根71a、71b、71c、71dは、それぞれ独立して上下方向の風向角度を変更することが可能になっている。
ケーシング本体51aの内部には、主として、室内ファン41と、室内熱交換器42とが配置されている、室内ファン41は、空調室内の空気を化粧パネル52の吸入口55を通じてケーシング本体51a内に吸入して化粧パネル52の吹出口56を通じてケーシング本体51a内から吹き出す遠心送風機である。また、室内熱交換器42は、冷房運転時には、冷媒の蒸発器として機能し、暖房運転時には、冷媒の放熱器として機能する熱交換器である。室外熱交換器42は、室内冷媒管43、44を介して冷媒連絡管5、6(図1を参照)に接続されている。室内ファン41は、ケーシング本体51aの天板53の中央に設けられた室内ファンモータ41aと、室内ファンモータ41aに連結されて回転駆動される羽根車41bとを有している。羽根車41bは、ターボ翼を有する羽根車であり、下方から羽根車41bの内部に空気を吸入し、平面視における羽根車41bの外周側に向かって吹き出すことができる。室内ファンモータ41aは、インバータ装置(図示せず)によって、その回転数(すなわち、運転周波数)を可変でき、これにより、室内ファン41の風量制御が可能になっている。
室内熱交換器42は、平面視における室内ファン41の周囲を囲むように曲げられて配置されたフィンチューブ型熱交換器である。室内熱交換器42は、ケーシング本体51a内に吸入される空調室内の空気と冷媒との熱交換を行って、冷房運転時には、空調室内の空気を冷却し、暖房運転時には、空調室内の空気を加熱することができるようになっている。
また、室内熱交換器42の下側には、室内熱交換器42によって空気中の水分が凝縮されて生じるドレン水を受けるためのドレンパン45が配置されている。ドレンパン45は、ケーシング本体51aの下部に装着されている。ドレンパン45には、吹出孔45a、45b、45c、45d、45e、45f、45g、45hと、吸入孔45jと、ドレン水受け溝45iとが形成されている。吹出孔45a、45b、45c、45dは、化粧パネル52の吹出口56(より具体的には、辺部吹出口56a、56b、56c、56d、56e、56f、56g、56h)に連通するように形成された孔である。吸入孔45jは、化粧パネル52の吸入口55に連通するように形成された孔である。また、化粧パネル52には、ドレンパン45とパネル本体52aとの上下方向間に介在する樹脂製のパネル断熱材59が設けられている。パネル断熱材59には、吹出孔45a、45b、45c、45d、45e、45f、45g、45hと吹出口56a、56b、56c、56d、56e、56f、56g、56hとを連通させるパネル吹出孔59a、59b、59c、59d、59e、59f、59g、59hが形成されている。また、パネル断熱材59には、吸入孔45jと吸入口55とを連通させるパネル吸入孔59jが形成されている。そして、吹出孔45a、45b、45c、45dとパネル吹出孔59a、59b、59c、59dとによって、辺部吹出流路60a、60b、60c、60dが形成されている。また、吹出孔45e、45f、45g、45hとパネル吹出孔59e、59f、59g、59hとによって、角部吹出流路60e、60f、60g、60hが形成されている。また、吸入孔45jとパネル吸入孔59jとによって、吸入流路60jが形成されている。すなわち、ドレンパン45の吹出孔45a、45b、45c、45dの周縁部とパネル断熱材59のパネル吹出孔59a、59b、59c、59dの周縁部とは、ケーシング本体51aの内部から空調空気を辺部吹出口56a、56b、56c、56dに導く辺部吹出流路60a、60b、60c、60dを形成する辺部吹出部80a、80b、80c、80dを構成している。また、ドレンパン45の吹出孔45e、45f、45g、45hの周縁部とパネル断熱材59のパネル吹出孔59e、59f、59g、59hの周縁部とは、ケーシング本体51aの内部から空調空気を角部吹出口56e、56f、56g、56hに導く角部吹出流路60e、60f、60g、60hを形成する角部吹出部80e、80f、80g、80hを構成している。また、ドレンパン45の吸入孔45jの周縁部とパネル断熱材59のパネル吸入孔59jの周縁部とは、吸入口55から空調空気をケーシング本体51aの内部に導く吸入流路60jを形成する吸入部80jを構成している。ドレン水受け溝45iは、室内熱交換器42の下端に対向するように形成された溝である。また、ドレンパン45の吸入孔45jには、吸入口55から吸入される空気を室内ファン41の羽根車41bへ案内するためのベルマウス41cが配置されている。
また、天井設置型室内ユニット4には、各種のセンサが設けられている。具体的には、天井設置型室内ユニット4には、吸入空気温度センサ61と、人検知センサ集合体62と、床温度センサ63とが設けられている。
吸入空気温度センサ61は、吸入口55を通じてケーシング本体51a内に吸入される空調室内の空気の温度である吸入空気温度Trを検出する温度センサである。吸入空気温度センサ61は、ここでは、吸入口55に設けられている。
人検知センサ集合体62は、空調室における情報としての空調室内における人の分布(ここでは、吹出エリアA’、B’、C’、D’における人の存在の有無)を検知する複数(ここでは、4つ)の下面センサとしての人検知センサ62a、62b、62c、62dの集合体である。各人検知センサ62a、62b、62c、62dは、各辺部吹出口56a、56b、56c、56dに対応するように、化粧パネル52の下部の配置可能な位置に設けられている。そして、各人検知センサ62a、62b、62c、62dの平面視における検知エリアA、B、C、Dは、図6に示すように、吹出エリアA’、B’、C’、D’に合わせられている。ここでは、検知エリアA、B、C、Dは、各検知角度α、β、γ、δが約90度になるようなエリアである。しかも、人検知センサ62a、62b、62c、62dは、各検知エリアA、B、C、D同士が重ならないように配置されている。また、各人検知センサ62a、62b、62c、62dの側面視における検知エリアA、B、C、Dは、図7に示すように、いずれの吹出エリアA’、B’、C’、D’における人の存在の有無を検知する場合も、各検知角度εが約135度になるようなエリアである。各人検知センサ62a、62b、62c、62dは、物体から放射される赤外線放射エネルギーの変動によって、空調室内における人の有無を検知する赤外線センサである。人検知センサ62a、62b、62c、62dは、図8に示すように、化粧パネル52の角部の1つ(ここでは、辺部吹出口56aが形成された辺と辺部吹出口56bが形成された辺とに挟まれる角部)にまとめて配置されており、人検知センサ集合体62を構成している。また、人検知センサ集合体62は、吹出口56(ここでは、角部吹出口56f)の近傍に配置されている。ここで、人検知センサ62aの赤外線受光素子は、辺部吹出口56a側を向くように、かつ、斜め下方を向くように設けられており、これにより、吹出エリアA’に合致する検知エリアAが得られるようになっている。また、人検知センサ62bの赤外線受光素子は、辺部吹出口56b側を向くように、かつ、斜め下方を向くように設けられており、これにより、吹出エリアB’に合致する検知エリアBが得られるようになっている。また、人検知センサ62cの赤外線受光素子は、辺部吹出口56c側を向くように、かつ、斜め下方を向くように設けられており、これにより、吹出エリアC’に合致する検知エリアCが得られるようになっている。さらに、人検知センサ62dの赤外線受光素子は、辺部吹出口56d側を向くように、かつ、斜め下方を向くように設けられており、これにより、吹出エリアD’に合致する検知エリアDが得られるようになっている。そして、上記のように、人検知センサ62a、62b、62c、62dの各赤外線受光素子は、各検知エリアA、B、C、D同士が重ならないように配置されている。また、人検知センサ62a、62b、62c、62dは、赤外線を透過する素材からなる略半球形状のカバー部材62eで覆われている(図2を参照)。カバー部材62aは、化粧パネル52の下面から下方に突出するように設けられている。また、人検知センサ集合体62(すなわち、人検知センサ62a、62b、62c、62d)は、各辺部吹出口56a、56b、56c、56dの平面視における外周縁と化粧パネル52の下面の角部を挟んで隣り合う辺部吹出口56a、56b、56c、56dの平面視における外周縁とを結ぶ線75によって囲まれる吹出口形成エリア76の外周側(ここでは、角部吹出口56fの外周側)に配置されている。ここでは、吹出口形成エリア76は、ケーシング本体51aを形成する側板54a、54b、54c、54d、54e、54f、54g、54hによって囲まれるエリアの内周側に配置されている。このため、人検知センサ集合体62は、吹出口56の近傍で、かつ、側板54a、54b、54c、54d、54e、54f、54g、54hによって囲まれるエリアの外周側(すなわち、吹出口56に対して吹出口56から吹き出される空調空気の気流方向側の位置)に配置されている。ここでは、人検知センサ集合体62は、角部吹出口56fの近傍で、かつ、化粧パネル52の平面視において、角部吹出口56fに対して角部吹出口56fから吹き出される空調空気の気流方向Y2側の位置に配置されている(図5を参照)。尚、人検知センサ集合体62は、上記の構造に限定されるものではなく、例えば、1つの人検知センサを回動することによって、各検知エリアA、B、C、Dを走査する構造であってもよい。
床温度センサ63は、空調室内における床面の温度Tfを検知する赤外線センサである。床温度センサ63は、ここでは、化粧パネル52の下部の配置可能な位置に1つ設けられている。ここでは、床温度センサ63は、化粧パネル52の角部に配置されている。より具体的には、床温度センサ63は、人検知センサ集合体62と同じく、図8に示すように、化粧パネル52の角部の1つ(ここでは、辺部吹出口56aが形成された辺と辺部吹出口56bが形成された辺とに挟まれる角部)に、化粧パネル52の下面から下方を向くように設けられている。床温度センサ63は、物体から放射される赤外線放射エネルギーによって、空調室内の床面の温度Tfを検知する。
また、人検知センサ集合体62が設けられた化粧パネル52の角部に対応する角部吹出部80fは、図9、図10及び図11に示すように、人検知センサ集合体62に近いセンサ近傍部81と、センサ近傍部81に隣接するセンサ遠方部82、83とを有している。そして、センサ近傍部81の角部吹出流路60fを形成する面81aは、センサ遠方部82、83の角部吹出流路60fを構成する面82a、83aよりも鉛直面Zに近くなっている。より具体的には、角部吹出流路60fの角部吹出口56f寄りの部分を形成するパネル断熱材59は、化粧パネル52の平面視における周方向中央の部分がセンサ近傍部81を形成しており、化粧パネル52の平面視における周方向両側の部分がセンサ遠方部82、83を形成している。センサ近傍部81のパネル52の平面視における内周側の面81aは、角部吹出口56fの近傍において、鉛直面Zに対して角度θ1をなしている。これに対して、センサ遠方部82、83のパネル52の平面視における内周側の面82a、83aは、角部吹出口56fの近傍において、鉛直面Zに対して角度θ2、θ3をなしている。そして、センサ近傍部81の角部吹出流路60fを形成する面81aの角度θ1は、センサ遠方部82、83の角部吹出流路60fを形成する面82a、83aの角度θ2、θ3よりも小さい。尚、センサ近傍部81及びセンサ遠方部82、83は、一体成形されている。また、ここでは、人検知センサ集合体62が設けられた化粧パネル52の角部以外の角部(すなわち、角部吹出口56e、56g、56hに対応する角部)に対応する角部吹出部80e、80g、80h)にも、角部吹出部80fと同様のセンサ近傍部81及びセンサ遠方部82、83が形成されている。
また、天井設置型室内ユニット4は、天井設置型室内ユニット4を構成する各部の動作を制御する室内制御部69を有している。そして、室内制御部69は、天井設置型室内ユニット4の制御を行うためのマイクロコンピュータやメモリ等を有しており、室外ユニット2の室外制御部39との間で制御信号等のやりとりを行うことができるようになっている。
そして、室外制御部39と室内制御部69とによって、空気調和装置1の運転制御等を行う制御部9が構成されている(図1を参照)。尚、空調室内に居る人は、リモートコントローラ99(図1を参照)によって、制御部9に対して運転や停止等の要求を行うことができるようになっている。
−制御部−
制御部9は、図12に示すように、主として、制御手段91と記憶手段92とを有している。ここで、制御手段91は、室外制御部39のマイクロコンピュータ等、及び、室内制御部69のマイクロコンピュータ等を意味しており、室外ユニット2及び天井設置型室内ユニット4を構成する各部の動作を制御する。制御部9には、リモートコントローラ99及び各種センサ61、62a、62b、62c、62d、63が接続されている。そして、制御部9は、リモートコントローラ99からの要求や各種センサ61、62a、62b、62c、62d、63の検出値等に基づいて、各種機器21a、22、24、27a、41a、74a、74b、74c、74dの動作を制御するようになっている。
尚、ここで、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度は、リモートコントローラ99からの要求や各種センサ61、62a、62b、62c、62d、63の検出値等に基づいて、固定状態又はスイング状態に設定できるようになっている。固定状態とは、各羽根駆動モータ74a、74b、74c、74dを駆動して、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度を所望の風向角度で固定した状態である。各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度は、図13に示すように、空調空気が水平方向に吹き出す風向角度である風向P0(水平吹き風向)と空調空気が最も下方向に吹き出す風向角度である風向P4との間で複数段階に変更可能である。ここでは、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度は、風向P0、風向P0よりも下向きの風向P1、風向P1よりも下向きの風向P2、風向P2よりも下向きの風向P3、及び、最も下向きの風向P4の5段階に変更可能である。このため、風向P0は、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向変更範囲のうち最も水平方向に近い風向角度になっている。スイング状態とは、各羽根駆動モータ74a、74b、74c、74dを駆動して、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度を風向変更範囲内(ここでは、風向P0と風向P4との間)で繰り返し上下に変更する状態である。このように、「風向角度」及び「風向設定」とは、風向角度をある角度に固定している場合には、その角度に固定された状態を意味する。また、風向変更羽根71a、71b、71c、71dをスイングさせる等の動作を伴う場合には、その動作を行っている状態も「風向角度」及び「風向設定」を意味する。すなわち、「風向角度」及び「風向設定」とは、風向変更羽根71a、71b、71c、71dの動作を含めた風向変更羽根の風向角度の状態を意味する。
また、室内ファン41の風量は、室内ファンモータ41aの回転数を変更することによて、最も回転数が大きく大風量の風量H、風量Hの回転数よりも小さく中程度の風量の風量M、風量Mの回転数よりもさら小さく小風量の風量L、及び、風量Lの回転数よりもさら小さく最小風量の風量LLの間で4段階に変更可能である。ここで、風量H、風量M及び風量Lは、リモートコントローラ99からの要求や各種センサ61、62、63、31、32、33、34、35の検出値等に基づいて設定することが可能である。しかし、風量LLは、リモートコントローラ99からの要求によっては設定することができず、所定の制御状態の場合に制御的に設定されるものである。
<動作>
次に、上記のような構成を有する空気調和装置1の動作について説明する。尚、以下の動作を行うために必要な各種機器の制御や各種処理等は、制御部9によって行われる。
空気調和装置1の運転モードとしては、空調室内の冷房を行う冷房モードと、空調室内の暖房を行う暖房モードという複数(ここでは、2つ)の運転モードがある。
−冷房モード−
冷房モードにおける運転としては、空調室内の冷房を行う冷房運転がある。また、冷房運転時には、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度や室内ファン41の風量に関する各種設定が可能になっている。
(1)冷房運転
冷房運転は、室外熱交換器23が冷媒の放熱器として機能し、かつ、室内熱交換器42が冷媒の蒸発器として機能するように冷媒回路10内の冷媒を循環させることによって、空調室内の空気を冷却して空調室内に空調空気として供給する運転である。
冷房運転においては、室外熱交換器23が冷媒の放熱器として機能し、かつ、室内熱交換器42が冷媒の蒸発器として機能する状態(すなわち、図1の四路切換弁22の実線で示される状態)になるように、四路切換弁22が切り換えられる。
このような状態の冷媒回路10において、冷凍サイクルにおける低圧の冷媒は、圧縮機21に吸入され、冷凍サイクルにおける高圧まで圧縮された後に吐出される。圧縮機21から吐出された高圧の冷媒は、四路切換弁22を通じて、室外熱交換器23に送られる。室外熱交換器23に送られた高圧の冷媒は、室外熱交換器23において、室外ファン27によって供給される室外空気と熱交換を行って放熱する。室外熱交換器23において放熱した高圧の冷媒は、膨張弁24に送られて、冷凍サイクルにおける低圧まで減圧される。膨張弁24において減圧された低圧の冷媒は、液側閉鎖弁25及び液冷媒連絡管5を通じて、室内熱交換器42に送られる。室内熱交換器42に送られた低圧の冷媒は、室内熱交換器42において、室内ファン41によって供給される空調室内の空気と熱交換を行って蒸発する。これにより、空調室内の空気は、冷却されて空調空気となり、吹出口56(より具体的には、吹出口56a、56b、56c、56d、56e、56f、56g、56h)から空調室内に吹き出される。室内熱交換器42において蒸発した低圧の冷媒は、ガス冷媒連絡管6、ガス側閉鎖弁26及び四路切換弁22を通じて、再び、圧縮機21に吸入される。
(2)冷房運転における各種風向・風量設定
上記の冷房運転においては、空調室内に居る人の快適性を高めることができるように、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度、及び、室内ファン41の風量を種々の風向・風量に設定することができるようになっている。
まず、空調室内に居る人等が、リモートコントローラ99から手動により風向・風量設定を行うことができる。例えば、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度を風向P0、風向P1、風向P2、風向P3又は風向P4のいずれかに固定する設定を行ったり、スイング状態に設定することができる。また、室内ファン41の風量を、風量H、風量M又は風量Lのいずれかに設定することができる。
これにより、空調室内に居る人が、好みに応じて、最も快適性の高い風向・風量設定を得ることができる。
また、空調室内における人の分布(ここでは、吹出エリアA’、B’、C’、D’の人の存在の有無)に基づいて、風向・風量設定を行うことができる。例えば、人検知センサ62a、62b、62c、62dが吹出エリアA’、B’、C’、D’のいずれかにおいて人の存在を検知した場合に、その検出値に基づいて、人の存在が検知された吹出エリアA’、B’、C’、D’に対応する辺部吹出口の風向変更羽根の風向角度を風向P0に設定することができる。他方、吹出エリアA’、B’、C’、D’のうち人の非存在が検知された吹出エリアにおいては、人の存在が検知される吹出エリアに対応する辺部吹出口の風向変更羽根の風向角度を風向P0よりも下向きの風向P1、P2、P3等に設定することができる。
これにより、吹出エリアA’、B’、C’、D’に存在する人のドラフトによる不快感を抑えることができ、空調室内に居る人の快適性の向上を図ることができる。尚、人検知センサ62a、62b、62c、62dによる風向・風量設定の入切は、リモートコントローラ99から行うことができる。
このように、冷房運転においては、空調室内に居る人の要求等に応じて、上記のような所望の風向・風量設定にすることができるようになっている。
−暖房モード−
暖房モードにおける運転としては、空調室内の暖房を行う暖房運転がある。また、暖房運転時には、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度や室内ファン41の風量に関する各種設定が可能になっている。
(1)暖房運転
暖房運転は、室外熱交換器23が冷媒の蒸発器として機能し、かつ、室内熱交換器42が冷媒の放熱器として機能するように冷媒回路10内の冷媒を循環させることによって、空調室内の空気を加熱して空調室内に空調空気として供給する運転である。
暖房運転においては、室外熱交換器23が冷媒の蒸発器として機能し、かつ、室内熱交換器42が冷媒の放熱器として機能する状態(すなわち、図1の四路切換弁22の破線で示される状態)になるように、四路切換弁22が切り換えられる。
このような状態の冷媒回路10において、冷凍サイクルにおける低圧の冷媒は、圧縮機21に吸入され、冷凍サイクルにおける高圧まで圧縮された後に吐出される。圧縮機21から吐出された高圧の冷媒は、四路切換弁22、ガス側閉鎖弁26及びガス冷媒連絡管6を通じて、室内熱交換器42に送られる。室内熱交換器42に送られた高圧の冷媒は、室内熱交換器42において、室内ファン41によって供給される空調室内の空気と熱交換を行って放熱する。これにより、空調室内の空気は、加熱されて空調空気となり、吹出口56(より具体的には、吹出口56a、56b、56c、56d、56e、56f、56g、56h)から空調室内に吹き出される。室内熱交換器42において放熱した高圧の冷媒は、液冷媒連絡管5及び液側閉鎖弁25を通じて、膨張弁24に送られて、冷凍サイクルにおける低圧まで減圧される。膨張弁24において減圧された低圧の冷媒は、室外熱交換器23に送られる。室外熱交換器23に送られた低圧の冷媒は、室外熱交換器23において、室外ファン27によって供給される空調室内の空気と熱交換を行って蒸発する。室外熱交換器23において蒸発した低圧の冷媒は、四路切換弁22を通じて、再び、圧縮機21に吸入される。
(2)暖房運転における各種風向・風量設定
上記の暖房運転においても、冷房運転と同様に、空調室内に居る人の快適性を高めることができるように、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度、及び、室内ファン41の風量を種々の風向・風量に設定することができるようになっている。
まず、空調室内に居る人等が、リモートコントローラ99から手動により風向・風量設定を行うことができる。例えば、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度を風向P0、風向P1、風向P2、風向P3又は風向P4のいずれかに固定する設定を行ったり、スイング状態に設定することができる。また、室内ファン41の風量を、風量H、風量M又は風量Lのいずれかに設定することができる。
これにより、空調室内に居る人が、好みに応じて、最も快適性の高い風向・風量設定を得ることができる。
また、空調室内における人の分布(ここでは、吹出エリアA’、B’、C’、D’の人の存在の有無)に基づいて、風向・風量設定を行うことができる。例えば、人検知センサ62a、62b、62c、62dが吹出エリアA’、B’、C’、D’のいずれかにおいて人の存在を検知した場合に、その検出値に基づいて、人の存在が検知された吹出エリアA’、B’、C’、D’に対応する辺部吹出口の風向変更羽根の風向角度を風向P0に設定することができる。他方、吹出エリアA’、B’、C’、D’のうち人の非存在が検知された吹出エリアにおいては、人の存在が検知される吹出エリアに対応する辺部吹出口の風向変更羽根の風向角度を風向P0よりも下向きの風向P1、P2、P3等に設定することができる。
これにより、吹出エリアA’、B’、C’、D’に存在する人のドラフトによる不快感を抑えることができ、空調室内に居る人の快適性の向上を図ることができる。尚、人検知センサ62a、62b、62c、62dによる風向・風量設定の入切は、リモートコントローラ99から行うことができる。
また、床温度センサ63によって検知される空調室内における床面の温度Tfに基づいて、風向・風量設定を行うことができる。例えば、空調室内の床面の温度Tfが目標床面温度Tfsよりも低い場合には、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度を下向きの風向(例えば、風向P3、P4等)に設定することができる。他方、空調室内の床面の温度Tfが目標床面温度Tfsに達している場合には、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度を風向P3、P4等よりも上向きの風向(例えば、風向P0、P1等)に設定することができる。
これにより、空調室内の床面付近が十分に暖まっていない場合に、暖気を床面まで到達させることができ、空調室内に居る人の快適性の向上を図ることができる。尚、床温度センサ63による風向・風量設定の入切は、リモートコントローラ99から行うことができる。
また、吸入空気温度センサ61によって検知される吸入空気温度Trに基づいて、風向・風量設定を行うことができる。例えば、吸入空気温度Trと空調室内の床面の温度Tfとの平均温度Tavを算出し、この平均温度Tavが所定の目標平均温度Tavsよりも低い場合には、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度を下向きの風向(例えば、風向P3、P4等)に設定することができる。他方、平均温度Tavが所定の目標平均温度Tavsに達している場合には、各風向変更羽根71a、71b、71c、71dの風向角度を風向P3、P4等よりも上向きの風向(例えば、風向P0、P1等)に設定することができる。
これにより、空調室内の床面付近が十分に暖まっていない場合に、暖気を床面まで到達させることができ、空調室内に居る人の快適性の向上を図ることができる。尚、吸入空気温度センサ61による風向・風量設定の入切は、リモートコントローラ99から行うことができる。
尚、上記の床温度センサ63による風向・風量設定、又は、上記の吸入空気温度センサ61による風向・風量設定とともに、人検知センサ62による風向・風量設定を併用してもよい。例えば、床温度センサ63による風向・風量設定、又は、吸入空気温度センサ61による風向・風量設定を行いつつ、人検知センサ62a、62b、62c、62dによって人の存在が検知された吹出エリアA’、B’、C’、D’に対応する風向変更羽根の風向角度を風向P0に設定することができる。
これにより、暖気を床面まで到達させつつ、吹出エリアA’、B’、C’、D’に存在する人のドラフトによる不快感を抑えることができる。
このように、暖房運転においても、空調室内に居る人の要求等に応じて、上記のような所望の風向・風量設定にすることができるようになっている。
−特徴−
空気調和装置1の天井設置型室内ユニット4は、上記の構成により、以下のような特徴を有している。
<A>
天井設置型室内ユニット4では、センサ近傍部81を通じて吹出口56(ここでは、角部吹出口56f)から吹き出される空調空気Y2(図9を参照)が、センサ遠方部82、83を通じて角部吹出口56fから吹き出される空調空気Y2(図10を参照)よりも下向きに吹き出されるため、下面センサとしての人検知センサ集合体62が角部吹出口56fから吹き出される空調空気の影響を受けにくくすることができる。これにより、人検知センサ集合体62の結露を生じにくくすることができる。また、人検知センサ集合体62が角部吹出口56fから吹き出される空調空気の温度の影響を受けにくくなり、人検知センサ集合体62の検知精度が低下することを抑えることができる。
<B>
天井設置型室内ユニット4では、下面センサとしての人検知センサ集合体62が、ケーシング51の下面(ここでは、化粧パネル52)の平面視において、吹出口56(ここでは、角部吹出口56f)に対して角部吹出口56fから吹き出される空調空気の気流方向Y2(図5を参照)側の位置という、角部吹出口56fから吹き出される空調空気が衝突しやすい位置に配置されている。このため、人検知センサ集合体62は、化粧パネル52の平面視における角部吹出口56fの近傍のうちで、角部吹出口56fから吹き出される空調空気の影響を非常に受けやすい位置に配置されていることになる。しかし、天井設置型室内ユニット4では、上記<A>のように、角部吹出口56fのセンサ近傍部81から吹き出される空調空気Y2(図9を参照)がセンサ遠方部82、83から吹き出される空調空気Y2(図10を参照)よりも下向きに吹き出されるため、人検知センサ集合体62に角部吹出口56fから吹き出される空調空気Y2(図9を参照)が衝突しにくくなっている。これにより、人検知センサ集合体62が角部吹出口56fから吹き出される空調空気が衝突しやすい位置に配置されているにもかかわらず、人検知センサ集合体62の結露を生じにくくすることができる。
<C>
天井設置型室内ユニット4では、吹出口56(ここでは、角部吹出口56f)から吹き出される空調空気Y2(図5を参照)が、主として、対応する角部吹出部80f(センサ近傍部81及びセンサ遠方部82、83)のうち空調空気の気流方向Y2側とは反対側の面81a、82a、83aに沿って案内される。このため、センサ近傍部81のうち角部吹出口56fに対して角部吹出口56fから吹き出される空調空気の気流方向Y2側とは反対側の面81aを、センサ遠方部82、83よりも鉛直面Zに近くすることによって、センサ近傍部81を通じて角部吹出口56fから吹き出される空調空気を確実に下向きに吹き出すことができる(図9、図10及び図11を参照)。
<D>
天井設置型室内ユニット4では、センサ近傍部81を通じて吹出口56(ここでは、角部吹出口56f)から吹き出される空調空気Y2(図9を参照)の吹き出し上下方向と、センサ遠方部82、83を通じて角部吹出口56fから吹き出される空調空気Y2(図1を参照)の吹き出し上下方向とが異なることになる。これにより、天井設置型室内ユニット4では、吹出口56が吸入口55の周囲を取り囲む略環状の開口であるという、吸入口55への空気の流れの確保という点でやや不利な形態を採用しているにもかかわらず、ケーシング51の下面(ここでは、化粧パネル52)の平面視における外周側から吸入口55に吸入される空調室内の空気の流れを確保しやすくすることができる。
また、天井設置型室内ユニット4では、人検知センサ集合体62が、化粧パネル52の角部に配置されている。このため、化粧パネル52の平面視における外周側から吸入口55に吸入される空調室内の空気の流れを吹出口56の角部(ここでは、角部吹出口56fに対応する角部)に対応する位置で確保することができる。しかも、ここでは、角部吹出部80f以外の角部吹出部80e、80g、80hにも、センサ近傍部81及びセンサ遠方部82、83が形成されている。このため、化粧パネル52の平面視におけるすべての角部に対応する位置において、化粧パネル52の平面視における外周側から吸入口55に吸入される空調室内の空気の流れを確保することができる。
さらに、天井設置型室内ユニット4では、吹出口56のうち化粧パネル56の角部に対応する位置以外の位置に、吹出口56(ここでは、辺部吹出口56a、56b、56c、56d)から吹き出される空調空気の上下方向の風向角度を変更することが可能な風向変更羽根71a、71b、71c、71dが設けられている。このため、風向変更羽根71a、71b、71c、71dによる吹出口56から吹き出される空調空気の風向制御を妨げることなく、化粧パネル52の平面視における外周側から吸入口55に吸入される空調室内の空気の流れを確保することができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、上記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
<A>
上記の実施形態では、化粧パネルの角部にセンサが設けられた天井設置型室内ユニットの形態を例にして、本発明を適用したが、これに限定されず、角部にセンサが設けられていない形態であっても、本発明を適用可能である。
<B>
上記の実施形態では、化粧パネルがケーシングの下面を構成する天井設置型室内ユニットの形態を例にして、本発明を適用したが、化粧パネルを有しない形態であっても、本発明を適用可能である。
<C>
上記の実施形態では、下面センサとして人検知センサが設けられた天井設置型室内ユニットの形態を例にして、本発明を適用したが、ケーシングの下面から突出するセンサであれば、人検知センサ以外のセンサ(例えば、床温度センサ等)であっても、本発明を適用可能である。
<D>
上記の実施形態では、吹出口が吸入口の周囲を取り囲む略環状の開口をなす天井設置型室内ユニットの形態を例にして、本発明を適用したが、センサの結露防止という観点から見た場合には、これに限定されず、吹出口近傍にセンサが設けられた形態であれば、本発明を適用可能である。
本発明は、ケーシングの下面の吹出口近傍においてケーシングの下面から突出するようにセンサが設けられた空気調和装置の天井設置型室内ユニットに広く適用可能である。
4 天井設置型室内ユニット
51 ケーシング
52 化粧パネル(ケーシングの下面)
56 吹出口
60a〜60h 吹出流路
62 人検知センサ集合体(下面センサ)
80a〜80h 吹出部
81 センサ近傍部
82、83 センサ遠方部
特開2007−32887号公報

Claims (4)

  1. 空調室の天井に設けられる空気調和装置の天井設置型室内ユニットであって、
    下面に空調空気を前記空調室内に吹き出す吹出口(56)と、内部から前記空調空気を前記吹出口に導く吹出流路(60a〜60h)を形成する吹出部(80a〜80h)とを有するケーシング(51)と、
    前記吹出口の近傍において前記ケーシングの下面から突出するように設けられる前記空調室における情報を検知する下面センサ(62)とを備え、
    前記吹出部は、前記下面センサに近いセンサ近傍部(81)と前記センサ近傍部に隣接するセンサ遠方部(82、83)とを有しており、
    前記センサ近傍部の前記吹出流路を形成する面は、前記センサ遠方部の前記吹出流路を構成する面よりも鉛直面に近い、
    空気調和装置の天井設置型室内ユニット(4)。
  2. 前記下面センサ(62)は、前記ケーシング(51)の下面の平面視において、前記吹出口(56)から吹き出される前記空調空気の気流方向側の位置に配置されている、請求項1に記載の空気調和装置の天井設置型室内ユニット(4)。
  3. 前記センサ近傍部(81)のうち前記吹出口(56)から吹き出される前記空調空気の気流方向側とは反対側の面は、前記センサ遠方部(82、83)のうち前記吹出口から吹き出される前記空調空気の気流方向側とは反対側の面よりも鉛直面に近い、請求項2に記載の空気調和装置の天井設置型室内ユニット(4)。
  4. 前記ケーシング(51)の下面には、前記空調室内から空気を前記ケーシング内に吸入する吸入口(55)が形成されており、
    前記吹出口(56)は、前記吸入口の周囲を取り囲む略環状の開口である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和装置の天井設置型室内ユニット(4)。
JP2010049120A 2010-03-05 2010-03-05 空気調和装置の天井設置型室内ユニット Expired - Fee Related JP5293647B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010049120A JP5293647B2 (ja) 2010-03-05 2010-03-05 空気調和装置の天井設置型室内ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010049120A JP5293647B2 (ja) 2010-03-05 2010-03-05 空気調和装置の天井設置型室内ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011185485A true JP2011185485A (ja) 2011-09-22
JP5293647B2 JP5293647B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=44791997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010049120A Expired - Fee Related JP5293647B2 (ja) 2010-03-05 2010-03-05 空気調和装置の天井設置型室内ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5293647B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164217A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Daikin Industries Ltd 室内機

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105276678B (zh) * 2014-06-26 2018-06-29 美的集团股份有限公司 空调器室内机
CN105222223B (zh) * 2014-06-26 2018-06-29 美的集团股份有限公司 空调器室内机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003194385A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2005127672A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Sharp Corp 空気調和機
JP2007024345A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2009174817A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室内ユニット

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003194385A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2005127672A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Sharp Corp 空気調和機
JP2007024345A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2009174817A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室内ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164217A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Daikin Industries Ltd 室内機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5293647B2 (ja) 2013-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5310792B2 (ja) 空気調和装置の天井設置型室内ユニット
WO2011093205A1 (ja) 空気調和装置の天井設置型室内ユニット
JP5500181B2 (ja) 空気調和装置の天井設置型室内ユニット
JP6375639B2 (ja) 空気調和装置
WO2011099608A1 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP4478082B2 (ja) 空気調和機の制御方法
JP6157339B2 (ja) 室内機及び空気調和装置
JP6734624B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2011099609A (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP6071626B2 (ja) 室内機及び空気調和装置
JP5987882B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
US10458674B2 (en) Decorative panel and air-conditioner indoor unit provided with same
CN106461264A (zh) 天花板嵌入型空调机
JP2012102927A (ja) 空調システム
JP2011153725A (ja) 空気調和装置の天井設置型室内ユニット
JP5293647B2 (ja) 空気調和装置の天井設置型室内ユニット
JP2012102926A (ja) 空気調和装置
CN211041167U (zh) 空调装置的室内机
JP5316473B2 (ja) 空気調和装置
KR20070113898A (ko) 창문형 에어컨의 압축기 냉각장치
JP6592884B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
KR20190027272A (ko) 공기조화기의 제어방법
KR100789710B1 (ko) 천정형 에어컨
JP2005164206A (ja) 空調用室内機および空気調和装置
JP2003240261A (ja) 一体型空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130527

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees