JP2011185395A - 軸受取付装置および軸受取付方法 - Google Patents

軸受取付装置および軸受取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軸受の取付作業の効率を向上させると共に取付後の軸受の品質を維持することができる軸受取付装置を提供する。
【解決手段】本発明による軸受取付装置10は、軸受1の外輪4の内径よりも小さな外径からなり、軸受1の内輪3の側面3aに当接自在な先端部12と、この先端部12を通って内方に延びる凹部13とを有する胴体部11と、この胴体部11の凹部13に引き込み自在に設けられたガイド棒20とを備えている。このうちガイド棒20は、胴体部11の先端部12から突出する突出部21を有している。この突出部21は、軸受1の嵌合穴2に挿入自在になっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、嵌合穴を形成する内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に介在された転動体とを有する軸受を、回転軸に取り付けるための軸受取付装置および軸受取付方法に係り、とりわけ、軸受の取付作業の効率を向上させると共に取付後の軸受の品質を維持することができる軸受取付装置および軸受取付方法に関する。
一般に、回転軸が回転する際の摩擦を低減するために、軸受(ベアリング)が用いられている。例えば、オフセット印刷機またはグラビア印刷機等の印刷機には、回転軸46を含む回転ロール47が多数用いられており、これらの回転ロール47を回転自在に支持するためにベアリング41も多数用いられている(図3参照)。このようなベアリング41は、経年劣化するため、定期的(例えば、1年〜2年の周期で)に交換することが一般的である。
しかしながら、このような印刷機においては、回転ロール47の回転がガタつくことを防止するために、回転ロール47の回転軸46とベアリング41との間のはめあい公差をきつくして、回転軸46とベアリング41の嵌合穴42との間に隙間が形成されることを抑制している。このため、回転軸46にベアリング41を取り付ける作業が難しくなっている。
このようにはめあい公差をきつくした回転軸とベアリングを取り付けるために、特許文献1乃至4に示すような取付装置が開示されている。
このうち、特許文献1および2においては、ベアリングの内輪に爪鈎(支持桿)の先端部を当接させ、この爪鈎に連結された油圧棒を、機具等に固定されている軸の端面に取り付けて、油圧棒に作用される油圧を利用して、軸にベアリングを押し込むようになっている。また、特許文献3においては、シャフト受台にシャフトをセットし、このシャフトの基端部に臨ませた軸受を、軸受とほぼ同径のキャップを介して、油圧により押圧して、軸受をシャフトに圧入することが示されている。さらに、特許文献4においては、軸の一端を軸受に当てがい、この軸受を保持して、ハンドルを回転させて軸を押圧することにより、軸に軸受を圧入している。
実用新案登録第3071952号公報 実用新案登録第3093715号公報 特開平9−86636号公報 実開昭58−45019号公報
しかしながら、特許文献1乃至4に示す方法では、軸受を取り付けるための装置の構造が複雑であるため、軸受を取り付けるための作業が煩雑になる。このため、このような方法を用いた場合には、上述した印刷機において多数のベアリングを取り付けるために、多くの時間が費やされるという問題がある。
また、ベアリングを油に浸して加熱膨張させて回転軸に取り付ける方法(焼きばめ法)も知られている。しかしながら、この場合においても、多数のベアリングを取り付ける場合には、作業時間が多くなる。
さらに、図4に示すように、ベアリング41の内輪43の側面に当て金48を当接して、この当て金48を回転軸46側に押圧して、ベアリング41を回転軸46に取り付ける方法(圧入法)も知られている。しかしながら、このような圧入法においては、図5に示すように、回転軸46がベアリング41の嵌合穴42の一部のみに挿入された状態では、当て金48がベアリング41の内輪43からずれて、図示しないシール部、若しくはシールド部(以下、単に、シール部等と記す)、または(シール部等が無い場合には)転動体45に当たることが考えられる。この場合、シール部等の剛性は低いことから、シール部等は変形し、シール部が転動体45と接触して、摩擦による異常発熱により回転不良を引き起こす可能性がある。また、当て金48が転動体45に直接当たる場合には、転動体45の表面が損傷し、回転不良が引き起こされる。さらに、当て金48が外輪44の内周面に当たる場合には、転動体45の軌道面を損傷することになり、この場合においても、回転不良が引き起こされる。
また、このような圧入法では、図6に示すように、ベアリング41の内輪43が回転軸46と平行になるように支持し、当て金48がベアリング41の内輪43に当接するように支持し、さらに、当て金48を押圧するという作業が必要となる。このため、一人で作業することが困難になり、作業効率が低下するという問題もある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、軸受の取付作業の効率を向上させると共に取付後の軸受の品質を維持することができる軸受取付装置および軸受取付方法を提供することを目的とする。
本発明は、嵌合穴を形成する内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に介在された転動体とを有する軸受を、回転軸に取り付けるための軸受取付装置において、軸受の外輪の内径よりも小さな外径からなり、軸受の内輪の側面に当接自在な先端部と、この先端部を通って内方に延びる凹部とを有する胴体部と、この胴体部の凹部に引き込み自在に設けられて、当該胴体部の先端部から突出すると共に軸受の嵌合穴に挿入自在な突出部を有するガイド棒と、を備えたことを特徴とする軸受取付装置である。
本発明による軸受取付装置において、胴体部の凹部内に、弾性部材が設けられ、ガイド棒が、この弾性部材により胴体部から突出する方向に付勢されているようにしてもよい。
本発明による軸受取付装置において、弾性部材が、コイルバネからなるようにしてもよい。
本発明による軸受取付装置において、ガイド棒の突出部の外径が、軸受の内輪の内径よりも小さくなるようにしてもよい。
本発明による軸受取付装置において、片手で把持可能であるようにしてもよい。
本発明による軸受取付装置において、胴体部が、当該胴体部の先端部とは別個に形成された本体部を有しているようにしてもよい。
本発明は、上述した軸受取付装置を用いて、軸受を回転軸に取り付ける軸受取付方法において、軸受の嵌合穴の一部に、ガイド棒の突出部を挿入させる工程と、ガイド棒の突出部が挿入している軸受の嵌合穴の他の部分に、回転軸を嵌合させる工程と、胴体部を回転軸側に押圧して、軸受をガイド棒の突出部から回転軸に移動させる工程と、を備えたことを特徴とする軸受取付方法である。
本発明によれば、軸受の取付作業の効率を向上させると共に、取付後の軸受の品質を維持することができる。
図1は、本発明の実施の形態における軸受取付装置の全体構成を示す概略図。 図2(a)は、本発明の実施の形態における軸受取付方法において、ガイド棒に軸受を取り付けた状態を示す図。図2(b)は、ガイド棒に取り付けられている軸受を、回転軸にも嵌合させた状態を示す図。図2(c)は、軸受を回転軸に移動させた状態を示す図。図2(d)は、軸受取付装置を軸受から引き離した状態を示す図。 図3は、ベアリングが取り付けられた印刷ロールを示す図。 図4は、従来の圧入法を示す図。 図5は、図4における圧入法において、当て金が、ベアリングの内輪からずれた状態を示す図。 図6は、図4における圧入法の作業方法を説明する図。
以下、図1および図2を参照して、本発明の実施の形態における軸受取付装置(軸受取付治具)および軸受取付方法について説明する。ここで、軸受取付装置10および軸受取付方法は、嵌合穴2を形成する内輪3と、外輪4と、内輪3と外輪4との間に介在された転動体(玉、またはコロ(図示せず))5とを有する軸受(ベアリング)1を、回転軸6に取り付けるためのものである。ここで、軸受1は、回転軸6に対してしまりばめの状態(JIS 0401-1998)で嵌合されるようになっている。また、回転軸6は、オフセット印刷機またはグラビア印刷機(図示せず)等の回転ロール7の両端から延びている(図2参照)。さらに、図示しないが、ベアリング1の転動体5の軸方向両側に、転動体5の周囲に潤滑剤を保持すると共に、転動体5の周囲に異物が侵入することを防止するためのシール部、またはシールド部(以下、単に、シール部等と記す)が設けられていても良い。なお、このようなシール部等は、内輪3の側面3aおよび外輪4の側面4aよりも内側(転動体5側)に配置されている。
まず、図1により軸受取付装置10の全体構成について説明する。軸受取付装置10は、軸受1の内輪3の外径と略同一の外径からなり、軸受1の内輪3の側面3aに当接自在な先端部12と、この先端部12を通って軸方向内方に延びる凹部13とを有する円柱状の胴体部11と、この胴体部11の凹部13に引き込み自在に設けられて、胴体部11の先端部12から突出すると共に軸受1の嵌合穴2に挿入自在な突出部21を有する円柱状のガイド棒20とを備えている。
このうち、胴体部11は、先端部(カラー)12とは別個に形成された本体部14を有している。このように、カラー12と本体部14とを別個に形成することにより、内輪3の外径が異なる軸受1を回転軸6に取り付ける場合には、取り付けようとする軸受1の内輪3の外径と略同一の外径からなるものにカラー12を取り替えることにより、対応することができる。なお、この本体部14の外径は、カラー12の外径よりも大きくなっており、かつ片手で把持可能な外径からなっていることが好ましい。
胴体部11のカラー12は、ガイド棒20の突出部21が貫通する貫通穴15を有し、リング状に形成されている。この貫通穴15は、胴体部11の凹部13の一部を構成している。
ガイド棒20の突出部21の外径が、軸受1の内輪3の内径よりも小さいことが好ましい。とりわけ、軸受1の嵌合穴2とガイド棒20の突出部21とがすきまばめの状態(JIS 0401-1998)で嵌合されるように、突出部21の外径が決められていることが好ましい。このことにより、突出部21に軸受1を挿入させた場合に、突出部21と内輪3との間に、確実に隙間を形成することができ、軸受1の嵌合穴2に、ガイド棒20の突出部21を容易に嵌合することができる。一方、すきまばめの状態とすることにより、軸受1の嵌合穴2とガイド棒20の突出部21との間の隙間を低減して、ガイド棒20の突出部21に挿入された軸受1を、回転軸6に確実に案内させて容易に嵌合させることができる。
また、ガイド棒20は、胴体部11の凹部13に、摺動自在となっている。なお、本実施の形態においては、図1にも示されているように、ガイド棒20は、その突出部21を含めて全体が均一の外径からなっている。
胴体部11の凹部13に、弾性部材(コイルバネ)30が設けられている。すなわち、コイルバネ30は、凹部13の底面13aと、ガイド棒20の基端面20aとの間に介在されており、このコイルバネ30により、ガイド棒20は、胴体部11から突出する方向に付勢されている。また、コイルバネ30は、胴体部11の凹部13に案内されるように構成されていることが好ましい。このことにより、ガイド棒20を胴体部11の凹部13にスムースに引き込ませることができる。なお、本実施の形態においては、凹部13の底面13aが平坦状に形成されているが、このことに限られることはなく、コイルバネ30が保持可能であれば、加工性を考慮して、任意の形状とすることができる。
このようにして構成された軸受取付装置10は、片手で把持可能になっている。例えば、軸受1の嵌合穴2の穴径がφ20mmの場合に、胴体部11の外径をφ30mm程度とすることにより、図1に示すような軸受取付装置10を、片手で把持可能とすることができる。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず、図1に示す軸受取付装置10の組立方法について説明する。
まず、胴体部11の凹部13に、コイルバネ30が挿入される。次に、このコイルバネ30が挿入された凹部13にガイド棒20が挿入される。この場合、コイルバネ30により、ガイド棒20が胴体部11から突出する方向に付勢され、ガイド棒20の突出部21が、胴体部11の本体部14から突出する。その後、カラー12の貫通穴15にガイド棒20の突出部21を貫通させて、カラー12が、ガイド棒20の突出部21に取り付けられる。この場合においても、ガイド棒20の突出部21は、カラー12から突出するようになっている。
次に、このようにして組み立てられた軸受取付装置10を用いて、回転軸6に軸受1を取り付ける方法、すなわち軸受取付方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、軸受1の嵌合穴2の一部にガイド棒20の突出部21が挿入される。この場合、ガイド棒20の突出部21の外径は、軸受1の嵌合穴2の一部(嵌合穴2のうち胴体部11側の部分)に、すきまばめの状態で嵌合される。このことにより、軸受1の嵌合穴2に、ガイド棒20の突出部21を容易に嵌合させることができる。
次に、図2(b)に示すように、ガイド棒20の突出部21に挿入されている軸受1の嵌合穴2の他の部分(嵌合穴2のうち回転軸6側の部分)に、回転軸6が嵌合される。ここで、上述したように、ガイド棒20の突出部21が軸受1の嵌合穴2に対してすきまばめの状態で嵌合されているため、軸受1の嵌合穴2とガイド棒20の突出部21との間の隙間が低減されている。このことにより、ガイド棒20により軸受1を回転軸6に確実に案内することができ、軸受1を回転軸6に容易に嵌合させることができる。
次に、胴体部11の本体部14が、回転軸6側に押圧されて、軸受1をガイド棒20の突出部21から回転軸6に移動させる。
この場合、まず、胴体部11のカラー12が軸受1の内輪3の側面3aに当接する。この状態において本体部14が押圧され、カラー12を介して軸受1が押圧される。このことにより、軸受1を、ガイド棒20と共に回転軸6側に移動させる(押し込む)ことができる。
その後、ガイド棒20の先端面20bが、回転軸6の端面6aに当接する。この状態において、さらに胴体部11の本体部14が押圧され、ガイド棒20が胴体部11の凹部13に引き込まれると同時に、軸受1がカラー12を介して押圧される。この間、コイルバネ30は圧縮され、ガイド棒20の突出部21は、凹部13に引き込まれる。このことにより、軸受1が、ガイド棒20の突出部21から回転軸6側に移動することができる(図2(c)参照)。この場合、軸受1の内輪3および外輪4の側面3a、4aが、回転軸6の端面6aと略同一となっている。
次に、図2(d)に示すように、軸受取付装置10が、回転軸6から引き離される。このようにして、回転軸6に軸受1が取り付けられる。この場合、ガイド棒20の突出部21は、コイルバネ30の付勢力により、カラー12から突出する。
このように本実施の形態によれば、軸受1を回転軸6に取り付ける際、軸受1の嵌合穴2の一部にガイド棒20の突出部21が挿入され、この軸受1の嵌合穴2の他の部分に回転軸6が嵌合され、その後、胴体部11の本体部14が回転軸6側に押圧される。このことにより、ガイド棒20の突出部21に嵌合されていた軸受1を回転軸6に移動させて、軸受1を回転軸6に容易に取り付けることができる。この場合、回転ロール7に軸受1を取り付ける作業を1人で行うこともできる。このため、軸受1の取付作業の効率を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、胴体部11のカラー12の外径が、軸受1の内輪3の外径と略同一の外径からなっている。このことにより、胴体部11の本体部14を押圧している間、カラー12は、軸受1の内輪3の側面3aのみに当接し、カラー12が、軸受1の転動体5またはシール部等に当たり、転動体5またはシール部等が損傷することを防止することができる。このため、回転軸6に取り付けられた軸受1の品質を維持することができる。
以上、本発明による実施の形態について説明してきたが、当然のことながら、本発明の要旨の範囲内で、種々の変形も可能であり、さらに、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。以下、代表的な変形例について説明する。
本実施の形態においては、胴体部11のカラー12の外径が、軸受1の内輪3の外径と略同一の外径からなっている例について説明した。しかしながらこのことに限られることはなく、カラー12の外径は、軸受1の外輪4の内径よりも小さければ良い。この場合においても、軸受1の転動体5またはシール部等は、内輪3の側面3aおよび外輪4の側面4aよりも内側に配置されているため、胴体部11の本体部14を押圧している間、カラー12が軸受1の転動体5またはシール部等に当たることを防止することができる。
また、本実施の形態においては、胴体部11のカラー12と本体部14とは別個に形成されている例について説明した。しかしながらこのことに限られることはなく、カラー12と本体部14とが一体に形成されるようにしても良い。
また、本実施の形態においては、胴体部11のカラー12の外径と本体部14の外径とが異なる例について説明したが、このことに限られることはなく、本体部14の外径を、カラー12の外径と略同一にしても良い。
また、本実施の形態においては、胴体部11の本体部14が、円柱状に形成されている例について説明したが、このことに限られることはなく、本体部14は任意の形状とすることができる。
また、本実施の形態においては、軸受取付装置10が片手で把持可能になっている例について説明したが、軸受1のサイズに応じて、両手で把持可能に構成しても良い。
また、本実施の形態においては、ガイド棒20が、その全体に亘って、同一の外径からなっている例について説明した。しかしながらこのことに限られることはなく、ガイド棒20が、突出部21と、この突出部21に一体に形成され、組立状態においてコイルバネ30側に配置される基部(図示せず)とを有し、この基部が、突出部21よりも大きな外径を有し、胴体部11の凹部13に摺動自在に構成されていても良い。この場合においても、胴体部11を押圧する際、ガイド棒20を胴体部11の凹部13にスムースに引き込ませることができる。
また、本実施の形態においては、ガイド棒20の突出部21が、軸受1の嵌合穴2に対してすきまばめの状態で嵌合される例について説明した。しかしながらこのことに限られることはなく、ガイド棒20の突出部21に軸受1が挿入可能であれば、突出部21の外径は限定されることはない。
さらに、本実施の形態においては、胴体部11の本体部14、コイルバネ30、およびガイド棒20が、それぞれ別個に構成されている例について説明した。しかしながらこのことに限られることはなく、例えば、コイルバネ30を本体部14の凹部13、またはガイド棒20に予め固定させていても良い。
1 軸受
2 嵌合穴
3 内輪
3a 側面
4 外輪
4a 側面
5 転動体
6 回転軸
6a 端面
7 回転ロール
10 軸受取付装置
11 胴体部
12 カラー(先端部)
13 凹部
13a 底面
14 本体部
15 貫通穴
20 ガイド棒
20a 基端面
20b 先端面
21 突出部
30 コイルバネ
41 ベアリング
42 嵌合穴
43 内輪
44 外輪
45 転動体
46 回転軸
47 回転ロール
48 当て金

Claims (7)

  1. 嵌合穴を形成する内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に介在された転動体とを有する軸受を、回転軸に取り付けるための軸受取付装置において、
    軸受の外輪の内径よりも小さな外径からなり、軸受の内輪の側面に当接自在な先端部と、この先端部を通って内方に延びる凹部とを有する胴体部と、
    この胴体部の凹部に引き込み自在に設けられて、当該胴体部の先端部から突出すると共に軸受の嵌合穴に挿入自在な突出部を有するガイド棒と、を備えたことを特徴とする軸受取付装置。
  2. 胴体部の凹部内に、弾性部材が設けられ、
    ガイド棒が、この弾性部材により胴体部から突出する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の軸受取付装置。
  3. 弾性部材が、コイルバネからなることを特徴とする請求項2に記載の軸受取付装置。
  4. ガイド棒の突出部の外径が、軸受の内輪の内径よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の軸受取付装置。
  5. 片手で把持可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の軸受取付装置。
  6. 胴体部が、当該胴体部の先端部とは別個に形成された本体部を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の軸受取付装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の軸受取付装置を用いて、軸受を回転軸に取り付ける軸受取付方法において、
    軸受の嵌合穴の一部に、ガイド棒の突出部を挿入させる工程と、
    ガイド棒の突出部が挿入している軸受の嵌合穴の他の部分に、回転軸を嵌合させる工程と、
    胴体部を回転軸側に押圧して、軸受をガイド棒の突出部から回転軸に移動させる工程と、を備えたことを特徴とする軸受取付方法。
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