JP2011183002A - 食事用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の食事用具では、食物を口に運ぶまで食物の温度を知ることができなかった不便を解決することである。
【解決手段】食物温度検出機構を備える食事用具とする。また、食物温度検出機構を備えるスプーン形状の食事用具としたり、食物温度検出機構を備える箸形状の食事用具としたりする。流動性の高い食物には、食物温度検出機構を備えるストロー形状の食事用具としたり、食物温度検出機構を備える寝呑み形状の食事用具としたりする。
【選択図】図1

Description

本発明は、食事用具に関するものである。
食事用具は、食事の際に食物を食器から取り出して口に運ぶものであり、食物を掬う形状のスプーンや食物を突き刺して支持するフォーク、食物を挟んで支持する箸や掴み具がある。また、食物の性状や使用される状況によっては、食事用ナイフやストロー、寝呑み等も食事用具として使用される。
食物の味は、基本的には食物の調理方法や味付けによって決定されると言えるが、前記要素以外に食物の温度によっても大きな影響を受けるものである。本来暖かくして味わうべき食物は熱いうちに、冷たく味わうべき食物は温まらない状態で食べるのが最も美味であるので、家庭や飲食業では食物の温度が適切に管理されて食事や飲み物として提供されるのが一般的である。
しかし、食事を調理して提供する者と、食事を摂ろうとする者は異なる場合が多くあり、前記のような場合には、食物を口に運ぶまで調理された食物の温度を知ることができず、時として、食物の温度が予想とは異なることで不快な思いをすることがあった。また、保育や介護の場面などでは、提供された食物を他者に食べさせる際に、食器に盛られた食物温度の確認が容易でなく、食物温度が高過ぎることによる火傷の危険があったり、逆に、冷まし過ぎて美味しくない食物を食べなければならなかったりする不便があった。
食事用具に関する先行技術につては、特許文献1の特開2000−93281号公報に、保育や介護用に使用される「介護用スプーン」があり、特許文献2の特開2002−355158号公報に、離乳期の乳幼児の使用に配慮した「フォーク」がある。また、特許文献3の特開平8−131312号公報に、高齢者や障害者の利便をはかって特許出願された「箸」の技術があった。しかし、上記のいずれにおいても、食事用具に食物温度検出機構を備える構成とは異なり、食事用具の材質や形体を改良することで目的を達成しようとする技術思想の食事用具であった。
特開2000−93281号公報 特開2002−355158号公報 特開平8−131312号公報
発明が解決しようとする問題点は、従来の食事用具では食物を口に運ぶまで食物の温度を知ることができず、食物の温度が予想とは異なることで不快な思いをしたり、食物を他者に食べさせる際に食物温度の確認が容易に行えず、食物温度が高過ぎることによる火傷の危険があったり、冷まし過ぎて美味しくない食物を食べなければならなかったりする不便を解決することである。
上記課題を達成するために、食物温度検出機構を備える食事用具とする。また、食物温度検出機構を備えるスプーン形状の食事用具としたり、食物温度検出機構を備える箸形状の食事用具としたりする。さらに、液状の食物用としては、食物温度検出機構を備えるストロー形状の食事用具としたり、食物温度検出機構を備える寝呑み形状の食事用具としたりする。
本発明の食事用具は、食事用具に食物温度検出機構を備えたことによって、食物を口に運ぶ直前の食物の温度を容易に知ることができるものである。従来の食事用具にあった、食物を口に運ぶまで食物の温度を知ることができず、食物の温度が予想とは異なることで不快な思いをするという問題を解消したものである。また、食物を他者に食べさせる際にも食物温度の確認が随時行えるので、食物温度が高過ぎることによる火傷を防止することができる一方、食物を過度に冷まして美味しくない食物を食べなければならなかったりする不便も解決できたものである。
本発明食事用具の斜視図である。 本発明食事用具の使用状況を示す斜視図である。 本発明食事用具の実施例1を示す斜視図である。 本発明食事用具の実施例2を示す斜視図である。 本発明食事用具の実施例3を示す斜視図である。 本発明食事用具の実施例4を示す斜視図である。 本発明食事用具の実施例5を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態を図に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の食事用具を示す概略説明図であり、1は食事用具である。同図では、食事用具における様々な形状の一例として、スプーン2形状の食事用具1を示している。3は食事用具1の食物に接する部分、4は食事用具1に備えた食物温度検出機構、5は食事用具1の握り部であり、6は食物掬載部である。スプーン2形状の食事用具1の食物に接する部分3である食物掬載部6には食物温度検出機構4を備える一方、握り部5には食物温度表示機構7を備え、食物温度検出機構4で検出された食物の温度は、図示しない温度情報処理機構を経由して、符号7で示した食物温度表示機構に数値として表示される。図示した食事用具1はスプーン2形状であるが、例えば、フォーク形状や食事用ナイフのような形状のであってもよい。食事用具の洗浄の便宜をはかる等の目的で、食物温度表示機構7を図示のものとは異なる位置に置いたり、食事用具1の食物掬載部6と握り部5とを分離可能な構造としたり、食物温度表示機構7や温度情報処理機構を食卓上等に別置き可能な構造としたりしてもよい。また、食物温度を食物温度表示機構7に数値として表示させる方法の他に、図形の変化や色彩の変化、或いは音響として表示するものであっても構わない。
図2は、本発明の食事用具の使用状況を示す説明図である。図中の1は、スプーン2を例とした食事用具1であり、4は食事用具1に備えた食物温度検出機構、3は食事用具1の食物に接する部分、5は食事用具1の握り部である。また、8は食器、9は食物である。食器8に盛られた食物9は、時間と共に食物9の置かれた環境温度に近付くが、食物9の表面に近い部分は環境温度に近付くのが速く、食物9の深部は環境温度になるのが遅れる。例えば、加熱調理されて熱い状態で食器8に盛られた食物9は、たとえ表面付近が食べ頃の温度であっても、食物9の深部には熱い部分が残されている場合がある。このような場合において、従来の食事用具では、食物を口に運ぶまで食物の温度を知ることができないので、食物を口に入れた途端に口中が熱くなって不快な思いをすることがあった。これがもし、食物を自らの力で摂ることができない他者に食物を食べさせる状況であれば、高すぎる温度の食物で火傷を負わせることになる。本発明食事用具1は食物温度検出機構4を備え、口に入れる直前の食物9の温度を知ることができるものである。食物温度表示機構に表示された食物9の温度情報を活用することで、幼児や非介護者に食事を与える際の火傷事故を防ぐことができるばかりか、各種食物の夫々を最適の温度で美味しく味わうことも可能となる。
本発明食事用具に係る一つの実施例を説明する。図3は本発明食事用具の実施例1を示す斜視図である。図示の食事用具1は食物温度検出機構4を備え、食物に接する部分3がフォーク10形状の食事用具である。前記食物に接する部分3には、食物温度検出機構4を備える一方、握り部5には食物温度表示機構7を備え、食物温度検出機構4で検出された食物の温度は、図示しない温度情報処理機構を経由して食物温度表示機構7に表示される。食事用具は洗浄液中に置かれたり、滅菌のために蒸気に曝されたりすることが考えられるので、食物温度検出機構4の取り付けには充分な封止と熱に対する配慮が必要なことは言うまでもない。同図の食事用具1は、食物温度検出機構4の取り付けられる食物の接する部分3が、食物温度表示機構7を備える握り部5と分離できる構造をもつものである。電気的に絶縁が容易であり、温度変化にも安定的な食物温度検出機構4を、ややもすれば取扱いに注意を要することになりがちな温度情報処理機構や食物温度表示機構7を備える握り部5から切り離すことで、食事用具1の衛生的な管理を可能にするとともに、必要に応じて食物に接する部分3を異なる機能や形状を持つものに変換できる利点が生まれる。図3においては、先端部がフォーク10形状、スプーン2形状、食事用ナイフ11形状のものと交換可能として描いているが、先端部が他の形状のものであっても差支えないものである。
本発明食事用具に係る他の実施例を説明する。図4は本発明食事用具の実施例2を示す斜視図である。図示の食事用具1は食物温度検出機構4を備える箸12形状の食事用具である。前記箸12形状の食事用具の食物に接する部分3には、食物温度検出機構4を備える一方、握り部5には食物温度表示機構7を備え、食物温度検出機構4で検出された食物の温度が図示しない温度情報処理機構を経由して食物温度表示機構7に表示されるのは他の本発明食事用具と同じである。箸12は、独立した棒体2本から成る伝統的な形状の他に、先端では2本の棒体であるが、握り部の端部で連結させて先端部を開閉自在とする火箸形状やピンセット形状であってもよく、食物温度検出機構4は2本の棒体の一方にあっても、両方にあってもよいものである。図示した食事用具1の食物温度表示機構7はバーグラフ表示であるが、数値や図形、或いは色彩や音響など他の表示方法であってもよいものである。
本発明食事用具に係る他の実施例を説明する。図5は本発明食事用具の実施例3を示す斜視図である。図示の食事用具1は食物温度検出機構4を備えるストロー13形状の食事用具である。ストロー13は、液状の食物を摂るための食事用具であるが、食物の持っている温度がストロー13を通過する際に殆ど変化せず、しかも、食物が口腔の奥に直接流入するので、食物温度が高過ぎると火傷の危険が大きいという特徴がある。図示したストロー13の食物温度検出機構4は食物温度表示機構7を兼ねるものであり、ストロー13の食物に接する部分3に温度によって変色する膜片14を貼り付け、膜片14の色彩によって食物の温度を表示するものである。前記膜片14を貼着する代わりに、塗布や印刷によるものでも良い。また、温度によって変色する材料を用いてストローの全部または一部を形成するものでも良く、食物の温度表示方法は他の表示方法であっても良いものである。
本発明食事用具に係る他の実施例を説明する。図6は本発明食事用具の実施例4を示す斜視図である。図示の食事用具1は食物温度検出機構4を備えた寝呑み15形状の食事用具である。実施例4では、寝呑み15の蓋に食物温度検出機構4としてバイメタル式温度計16を備えている。食物温度検出機構4で検出された食物の温度が寝呑み15の蓋に設けた食物温度表示機構7に表示されるのは他の本発明食事用具と同じである。寝呑み15は、湯呑み茶碗やカップなどの液体用食器から直接的に液状食物を飲めない状況下で液状食物を摂るための食事用具であるが、食物の持っている温度が寝呑み15の細管部を通過する際に殆ど変化せず、しかも、食物が口腔の奥に直接流入するので、食物温度が高過ぎると火傷の危険が大きいという特徴があるのはストローと近似である。図示した寝呑み15の食物温度表示機構7はバイメタル式温度計16であるが、食物の温度の検出方法や表示方法は他の方法であってもよいものである。
本発明食事用具に係る一つの実施例を説明する。図7は本発明食事用具の実施例5を示す斜視図である。図示の食事用具1は食物温度検出機構4を備え、食物に接する部分3がスプーン2形状の食事用具である。前記食物に接する部分3には、食物温度検出機構4を備える一方、別置き可能な食物温度表示機構7を備えるものである。食物温度検出機構4で検出された食物の温度は、図示しない温度情報伝送機構を経由して食卓上など任意に位置に置かれる食物温度表示機構7に表示される。食事用具1は洗浄液中に置かれたり、滅菌のために蒸気に曝されたりすることが考えられるので、食物温度検出機構4の取り付けには充分な封止と熱に対する配慮が必要なことは言うまでもないが、同図の食事用具1は、温度情報処理機構や食物温度表示機構7を卓上などの環境の恵まれた地点に別置可能なので、温度情報を蓄積したり他の情報と重ねて表示する等、温度情報のより一層高度な利用が可能となる。
1 食事用具
2 スプーン
3 食物に接する部分
4 食物温度検出機構
5 握り部
6 食物掬載部
7 食物温度表示機構
8 食器
9 食物
10 フォーク
11 食事用ナイフ
12 箸
13 ストロー
14 膜片
15 寝呑み
16 バイメタル式温度計

Claims (5)

  1. 食物温度検出機構を備える食事用具。
  2. 食物温度検出機構を備えるスプーン形状の食事用具。
  3. 食物温度検出機構を備える箸形状の食事用具。
  4. 食物温度検出機構を備えるストロー形状の食事用具。
  5. 食物温度検出機構を備える寝呑み形状の食事用具。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103110322A (zh) * 2013-03-17 2013-05-22 何敬丽 一种具有温度指示功能的婴儿用勺
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