JP2011182636A - ステータコア軸に対して垂直に延びる平面内のばね棒を使用したステータコアサスペンションシステム - Google Patents

ステータコア軸に対して垂直に延びる平面内のばね棒を使用したステータコアサスペンションシステム Download PDF

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アナンダ・シャンカール・タナヴデ
Richard Nils Dawson
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David N Dorsey
デイビッド・ノーウッド・ドーシー
Nathaniel Philip Marshall
ナサニエル・フィリップ・マーシャル
Srujana Tayi
スルヤナ・タイ
John Russell Yagielski
ジョン・ラッセル・ヤジールスキ
David Raju Yamarthi
デイビッド・ラジュ・ヤマルティ
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    • H02K5/24Casings; Enclosures; Supports specially adapted for suppression or reduction of noise or vibrations

Abstract

【課題】径方向、接線方向及び軸方向のばね剛性を調整して特定の振動遮断性能に適応させることができるサスペンションシステムの提供。
【解決手段】ステータコアサスペンションシステム100は、ステータコア106をフレーム116から振動遮断するためにステータコア106とフレーム116とに連結された1つ又は複数のばね棒120を含む。ばね棒120の縦軸は、ステータコア106の軸に対して略垂直に延びる平面に配置される。ステータコアサスペンションシステム100は、関連する電動機102へと選択的に組み立てるためにモジュラーサスペンションセクション内に配置できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、概して、電動機のサスペンションシステムに関し、特にステータコア軸に対して略垂直な平面内の(1つ又は複数の)ばね棒を使用したステータコアサスペンションシステムに関する。
発電機、又はモータなどの電動機のステータコアサスペンションは、ステータコアを支持し、基礎に取り付けられた支持構造(例えばフレーム)に対して振動を遮断する必要がある。例えば、大型の二極発電機には、固締が損なわれ、環境・健康・安全(EHS)の床振動の限度を超えるまで基礎が振動することを避けるような振動の遮断が必要になる。
図1〜3は、ばね棒12(図2を参照)を含む従来のステータコアサスペンション10を示す。図1は側断面図を示し、図2は図1のA−A線に沿った断面図を示し、図3は斜視図を示す。理解されるように、複数のキーバー14が備えられ、各々が、ステータコアを構成する周囲方向に離間したステータコアセクション群13のそれぞれのステータコアセクション13に結合する。キーバー14は、振動を遮断するばね棒12を介してフレーム16にも取り付けられる。図2に最も明確に示すように、ばね棒12が(鎖線で示す)ステータコアセクション13に対して周囲方向に離間し、ステータコアに対して軸方向に平行になるように、ばね棒12をキーバー14の両側にボルト止めしても良い。図3に示すように、サスペンションは、幾つかのフレームセクション板22を含むフレーム16に結合される。システムの剛性は軸方向に延びるばね棒の断面と長さとによって調整される。
米国特許第7202587B2号
本発明の第1の態様は、ステータコアの周囲に配置され、第1のばね棒支持体と、隣接する第2のばね棒支持体とを含むセクション部材と、第1のばね棒支持体に連結された第1の端部と、隣接する第2のばね棒支持体に連結された第2の端部とを有し、ばね棒がステータコアの軸に対して略垂直な平面に延びるように構成されたばね棒と、ステータコアに連結されたキーバーと、ばね棒を第1の端部と第2の端部との中間でキーバーに連結するばね・キーバー連結部材とを備えるステータコアサスペンションシステムを提供する。
本発明の第2の態様は、互いに連結するように構成され、周囲方向に離間した複数のばね棒支持体を含むセクション部材を各々が備える複数のモジュラーサスペンションセクションと、第1のばね棒支持体に連結された第1の端部と、隣接する第2のばね棒支持体に連結された第2の端部を各々が有し、平面内に縦に配置される複数のばね棒と、第1の端部と、第2の端部との中間で各ばね棒に連結され、ステータコアに連結するように各々が構成されたキーバーとを備えたステータコアサスペンションシステムが提供される。
本発明の第3の態様は、ロータと、ロータの周囲のステータコアと、互いに連結するように構成され、ステータコアの周囲方向に離間して配置されたセクション部材によって位置決めされる複数のばね棒支持体を各々が含む複数のモジュラーサスペンションセクションを含むステータコアサスペンションシステムと、第1のばね棒支持体に連結された第1の端部と、隣接する第2のばね棒支持体に連結された第2の端部とを各々が有し、平面に対して縦に位置する複数のばね棒と、第1の端部と、第2の端部との中間で各ばね棒に連結され、ステータコアのステータコアセクションに連結するように各々が構成されたキーバーと、を備えた電動機が提供される。
本発明の例示的な態様は、本明細書に記載の課題、及び/又は記載されていない他の課題を解決するように考案されている。
本発明の上記及びその他の特徴は、開示の様々な実施形態を示す添付図面を参照して、本発明の様々な態様の以下の詳細な説明からより容易に理解されよう。
従来のステータコアサスペンションの側断面図である。 図1の従来のサスペンションのA−A線に沿った縦断面図である。 図1の従来のサスペンションの部分破断斜視図である。 本発明の実施形態によるステータコアサスペンションの断面図である。 本発明の実施形態による、一対のセクション部材を含むステータコアサスペンションのモジュラーサスペンションセクションの側面図である。 図4のばね棒よりも多いばね棒を含む、本発明の実施形態によるステータコアサスペンションの断面図である。 本発明の実施形態による、単一のセクション部材を含むステータコアサスペンションのモジュラーサスペンションセクションの側面図である。 ステータコアサスペンションの代替実施形態の一部の拡大断面図である。 図8に示すステータコアサスペンションの断面図である。 ばね棒支持体に連結された単一のばね棒の詳細断面図である。 一実施形態による、ばね棒支持体に連結された一対のばね棒の詳細断面図である。 別の実施形態による、ばね棒支持体に連結された一対のばね棒の詳細断面図である。 本発明の実施形態による、ステータコアサスペンションの多数の異なるサイズのモジュラーサスペンションセクションの側面図である。 図13の多数の異なるサイズのモジュラーサスペンションセクションを使用したステータコアサスペンションの側面図である。
開示の図面は縮尺通りではないことに留意されたい。図面は開示の典型的な態様のみを示すことを意図するものであり、開示の範囲を限定するものとみなすべきではない。図中、同様の番号は図面を通して同様の要素を示す。
本発明の実施形態によるステータコアサスペンションシステムは、ステータコアをフレームから振動遮断するためにステータコアとフレームとに連結される(1つ又は複数の)ばね棒を含む。従来のシステムとは異なり、各ばね棒の縦軸はステータコアの軸に対して略垂直に延びる平面に配置される。このようにして、サスペンションシステムは、互いに選択的に連結して電動機のステータコアサスペンションを形成できるモジュラーサスペンションセクション内に構成することができる。
図4〜9を参照すると、本発明の実施形態によるステータコアサスペンションシステム100が示されている。図4を参照すると、本発明の実施形態によるステータコアサスペンションシステム100の断面図が(説明のため簡略化された形態で)示されている。ステータコアサスペンションシステム100は、ロータ104と、ロータの周囲のステータコア106とを含む発電機又はモータなどの電動機102で使用されるように配置される。理解されるように、発電機の場合は発電し、モータの場合は回転運動を発生する電気を使用するために、ロータ104とステータコア106は動作中、電磁結合される。電動機102のその他の特徴は簡明にするために省略するが、当業者が認識する範囲内である。図4には示されていないが、ステータコア106をステータコアセクション13(図3)内に構成しても良い。各セクション13は、キーバー114(図4で1つだけに符号が付されている)を受けるキーバー用スロットを含む。
本発明の実施形態によるステータコアサスペンションシステム100は、ステータコアをフレームから振動遮断するためにステータコア106とフレーム116とに連結されたばね棒120を含む。図4及び5に最も明確に示すように、(1つ又は複数の)ばね棒120はステータコア106の軸(A)に対して略垂直の平面に延びる(1つのばね棒についてのみ示す)縦軸(LA)を含む。ばね棒120は、適切な機械的特性を備える公知の又は今後開発される金属又は合金から製造したもので良い。
本明細書で用いる「ばね棒120」は、個々に取り付けられてサスペンションシステム100を形成する複数の別個の部材、又は単一で、一体の又は一体部材に近い部材を含み得る。図10及び12に示すような前者の場合は、各々別個の部材120がばね棒支持体132に固定的に連結され、図11に示すような後者の場合は、単一部材120のある箇所がばね棒支持体132に固定的に連結される。いずれの場合も、連結は溶接により、又はその他の機械的固定具によって行っても良い。しかし、ばね棒120の一体の性質又は別個の性質はばね棒支持体132内に隠れているため、これらの異なる実施形態の外見は観察できないことを付記しておく。従って、異なる実施形態は、図面間で異なるようには見えない。以下では、別途必要がない限り、「ばね棒120」という用語は別個の部材、及び単一で、一体部材の一部を集合的に示すために用いられる。各ばね棒120は別の支持構造とは異なり可撓性であるため、ステータコアの振動を吸収することができる。従来のシステムとは異なり、サスペンション100は実質的に連続する、ステータコア106の周囲方向に離間した(1つ又は複数の)ばね棒120を備えている。
図5及び13に示すように、一実施形態において、ばね棒支持体132は軸方向に延びるばねビームの形態をとることができ、追加のサスペンション要素を備えることで三次元の遮断作用を可能にするように設計できる。あるいは、ばね棒支持体132は剛性で、それ以上のサスペンション作用を行わないものであっても良い。図7及び13に示すように、サスペンションモジュール140が単一のセクション部材130のみを含む別の代替形態では、ばね棒支持体132は広範囲の軸方向長さを有する必要はない。
フレーム116は、(1つ又は複数の)セクション部材130と、本明細書で詳細に記載するように、公知の又は今後開発される方法でサスペンションシステム100を基礎に連結するいずれかの機構とを含んでも良い。各ばね棒120は、ばね棒の両端の中間で、ステータコア106を支持するばね・キーバー連結部材124によって、対応するキーバー114(図4で1つだけに符号が付されている)に連結される。すなわち、ステータコア106の(明瞭にするため番号は付さない)それぞれのキーバー用スロット内に配置された各キーバー114によって連結されている。「中間」という用語を用いているが、ばね棒120の両端間に正確に位置決めする必要はないことを理解されたい。
図8を参照すると、各ばね・キーバー連結部材124は長さ調整装置126を含む。長さ調整装置126はターンバックル装置128を含んでも良いが、これに限定されない。ターンバックル装置128は、一端でばね棒120に固定され、他端でキーバー114に固定されるように、2つのねじ山部材128L、128Rを含む。ねじ山部材128L、128Rはボルト128Bによって互いにねじ連結される。一方のねじ山部材128Lは左ねじを、他方のねじ山部材128Rは右ねじを含み、ボルト128Bを回すと、回す方向に応じてキーバー114とばね棒120が互いに接近するように、又は更に離れるように動く。ばね・キーバー連結部材124は、溶接、ボルトなどの機械的固定具などの公知のいずれかの方法又は今後開発される方法で、ばね棒120及び/又はキーバー114に連結される。ばね・キーバー連結部材124は、ねじ連結又は溶接連結により、ばね棒120とキーバー114に取り付けることができる。
前述のように、従来のシステムとは異なり、ばね棒120の縦軸(LA)はステータコア106の軸Aに対して略垂直に延びる平面122に配置される。従来のシステムでは、ばね棒12(図3)はステータコアの軸に対して平行に延びている(図2のセクション13)。この配置に対応するため、一実施形態ではセクション部材130はステータコア106の周囲に延び、ステータコア106の周囲方向に離間した複数のばね棒支持体132を含む。ばね棒支持体132は、その他の部材と共に(1つ又は複数の)ばね棒120を支持する。部材はばね棒120から垂直に延びるように示されているが、ばね棒支持体132は多様な異なる形状や形態をとることができ、ステータコア106を振動可能に支持するために十分ないずれかの適当な金属又は合金で製造されても良い。ばね棒支持体132は、例えば溶接やその他の機械的固定具などの公知のいずれかの方法又は今後開発される方法で、セクション部材130に連結されても良い。セクション部材130は、例えば金属又は合金を含んでも良く、ステータコア106及びロータ104がそれを通って延びる開口中央部を有する略円形である。セクション部材130は、フレーム116の残りの部分によって基礎(図示せず)に連結される。図4に示すように複数のばね棒120が使用される場合は、各ばね棒120は第1のばね棒支持体132Aに連結された第1端部134Aと、第1のばね棒支持体に隣接する第2のばね棒支持体132Bに連結された反対側の第2の端部134Bとを含む。図11に最も明確に示すように、単一のばね棒120が使用される場合、ばね棒は、周囲方向に離間する様々なばね棒支持体132によって、例えばばね棒の部分が接する箇所でばね棒が支持されても良い。いずれの場合も、前述のように、ばね棒120は、例えば溶接又はその他の機械的固定具を用いてばね棒支持体132に連結されても良い。セクション部材130は平面122、又はステータコア106の軸Aに対して略垂直に延びる平面122と略平行な面に配置されても良い。前述の構造の実施形態を実施することで実現できる利点は、ばね棒支持体132によって捩じれ及び曲げ振動吸収、及びその回転が許容されることであり、これは一般的には従来のサスペンションによっては対処し得ないものである。
図4及び6に示すように、複数のばね棒120が使用される一実施形態では、各ばね棒120は略直線状のもので良い。その結果、ばね棒120は集合的に略多角形の形状で、平面122(図5及び7)に構成される。単一の連続するばね棒120が使用される場合、一体又はほぼ一体であるものの図4及び6に示すばね棒とほぼ同一の外見のもので良い。図8及び9に示す代替実施形態では、各ばね棒120は略アーチ状のもので良く、ばね棒は集合的に略円形に平面に構成される。更に、本明細書では略円形の、単一の連続するばね棒120が使用される場合、一体又はほぼ一体であるものの図8及び9に示すばね棒とほぼ同一の外見のもので良い。図4と6の比較からも分かるように、別個のばね棒、又は一体のばね棒部分の数は変更できる。図4の簡略したものでは、8個のばね棒120が使用され、図6では15個のばね棒120が使用される。動作時には、ステータコア106内のキーバー用スロットに対応する任意の数のばね棒120を使用し得る。
前述の構造の実施形態を実施することで実現できる利点は、特に製造上のコスト及びサイクル時間を節減するステータコアサスペンションシステム100のモジュール化が可能なことである。より具体的には、任意の数のセクション部材130に軸方向に離間した複数のばね棒120を取り付けて、選択的に連結されてステータコアサスペンションシステム100を形成するモジュラーサスペンションセクション140を形成し得る。例えば、図5の実施形態では、一対のセクション部材130がステータコア106に対して軸方向に離間配置され、ばね棒支持体132は一対のセクション部材130間に(軸方向に)延びる。すなわち、ばね棒支持体132はセクション部材130を連結し、軸方向に互いに位置決めする。この場合、ばね棒120を一対のセクション部材130の間に配置しても良い。図6及び7に示すような別の実施形態では、1つのセクション部材130が複数のばね棒120を支持しても良い。この場合、ばね棒支持体132は、モジュラーサスペンションセクション140を連結するために必要である広がり以外は実質的な軸方向の広がりを必要としない。
図13は、図14に組み立てた状態で示されるステータコアサスペンションシステム100を構成するように選択的に連結するための、様々なサイズの複数のモジュラーサスペンションセクション140を示す。図示のように、各モジュラーサスペンションセクション140は、必要な任意の数のセクション部材130を含んでも良い。ばね棒120はモジュラーサスペンションセクション140内の実際的にはどの軸方向位置に配置されても良い。例えば、3つのセクション部材130を含むモジュラーサスペンションセクション140Aの場合(図13)、ばね棒120は2つの隣接するセクション部材130の間に配置され、他方の隣接するセクション部材130の間に配置されるのではない。場合により、モジュラーサスペンションセクション140Bはばね棒120を省いても良い。各モジュラーサスぺンションセクション、例えば140Aは、図14に示す隣接するばね棒支持体132の端部を溶接することによって隣接するモジュラーサスペンションセクション、例えば140Cに連結される。キーバーのねじ山付き端部150は、図14の右端に示されている。
前述の構造の実施形態を実施することで実現できる利点は、サスペンションシステム100の径方向、接線方向及び軸方向のばね剛性を調整して特定の振動遮断性能に適応させることができることである。具体的に、例えばばね棒120、ばね棒支持体132などの部品の断面寸法及び長さを、ステータコア106の軸方向範囲全体にわたって、又はステータコア106に沿った特定の軸方向位置で適切に決めることによって、ばね剛性の調整を達成できる。剛性をより精密に調整するこの機能は、剛性が主にばね棒12(図1〜3)の軸方向スパンに左右され、それによって機械の長さが変わると振動遮断性能が変化することを余儀なくされる従来のサスペンションとは異なる。また、本発明の実施形態によれば、サスペンションシステム100は三次元の全てで調整可能な構造を備えているため、特定の平面又は方向での振動遮断を制御するようにサスペンションシステム100の径方向、接線方向及び軸方向のばね剛性を調整できる。電動機102の長さは軸方向に延びるので、均一なサスペンション性能を得るために補足のモジュラーサスペンションセクション140を追加できる。更に、サスペンションシステム100を受け入れる径方向スペースは、従来のボルト締め又は溶接されたばね棒システムに必要な径方向スペースよりも小さいので、より大きい寸法のステータコア106をフレーム116内に収容でき、同じ容積でより高いメガワット(MW)定格又は電力が可能になる。
本明細書で用いる用語は特定の実施形態を記載する目的のためだけに用いられ、開示内容を限定することを意図するものではない。本明細書で用いる単数の冠詞「a」、「an」及び「the」は別途指定されない限り複数形も含むことを意図するものである。更に、本明細書で用いる用語「備える」は、記載の特徴、完全体、ステップ、動作、要素及び/又は構成部品の存在を示すものであるが、1つ又は複数の別の特徴、完全体、ステップ、動作、要素、構成部品及び/又はその集合の存在又は追加を除外するものではない。
以下の特許請求の範囲に対応する構造、材料、動作及び全ての手段又はステップの同等物、及び機能的要素は、具体的に請求されるその他のクレーム要素と組み合わせて機能を実施するための全ての構造、材料又は動作を含めることを意図するものである。本発明の記述は例示及び説明をするために提示したが、開示された形態での内容を完全に網羅することやそれに限定することを意図するものではない。本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく様々な修正形態や変更形態が当業者には明らかとなろう。実施形態は、開示した原理及び実際の用途を明確に説明するために、かつ企図される特定の用途に適する様々な修正形態を伴う実施形態の開示を当業者が理解できるように選択され、記載されたものである。
100 ステータコアサスペンションシステム
102 電動機
104 ロータ
106 ステータコア
13 ステータコアセクション
114 キーバー
120 ばね棒
116 フレーム
132 ばね棒支持体
120 単一部材
140 サスペンションモジュール
124 ばね・キーバー連結部材
126 長さ調整装置
128 ターンバックル装置
128L,128R ねじ山部材
128B ボルト
122 平面
130 セクション部材
134A 第1の端部
132A 第1のばね棒支持体
134B 第2の端部
132B 第2のばね棒支持体
140A モジュラーサスペンションセクション
140B モジュラーサスペンションセクション
150 ねじ山付き端部

Claims (10)

  1. ステータコアサスペンションシステム(100)であって、
    ステータコア(106)の周囲に配置され、第1のばね棒支持体(132A)と、隣接する第2のばね棒支持体(132B)とを含むセクション部材(130)と、
    前記第1のばね棒支持体(132A)に連結された第1の端部(134A)と、前記隣接する第2のばね棒支持体(132B)に連結された第2の端部(134B)とを有し、前記ばね棒(120)が前記ステータコア(106)の軸に対して略垂直な平面(122)に延びるように構成されたばね棒(120)と、
    前記ステータコア(106)に連結されたキーバー(114)と、
    前記ばね棒(120)を前記第1の端部(134A)と前記第2の端部(134B)との中間で前記キーバー(114)に連結するばね・キーバー連結部材(124)とを備える、ステータコアサスペンションシステム(100)。
  2. 前記セクション部材(130)は前記ステータコア(106)の周囲方向に離間した複数のばね棒支持体(132)を含み、前記ばね棒(120)は複数のばね棒(120)を含み、各ばね棒(120)は第1のばね棒支持体(132A)に連結された第1の端部(134A)と、隣接する第2のばね棒支持体(132B)に連結された第2の端部(134B)とを有する、請求項1に記載のステータコアサスペンションシステム(100)。
  3. 前記各ばね棒(120)の縦軸は、前記ステータコア(106)の軸に対して略垂直に延びる前記平面(122)に配置される、請求項2に記載のステータコアサスペンションシステム(100)。
  4. 前記複数のばね棒(120)の各々は略直線状のものであり、前記ばね棒(120)は集合的に前記平面(122)の略多角形状に構成される、請求項2に記載のステータコアサスペンションシステム(100)。
  5. 前記複数のばね棒(120)の各々は略アーチ状であり、前記ばね棒(120)は集合的に前記平面(122)の略円形に構成される、請求項2に記載のステータコアサスペンションシステム(100)。
  6. 前記セクション部材(130)は、前記ステータコア(106)の軸に対して略垂直に延びる平面(122)に配置される、請求項1に記載のステータコアサスペンションシステム(100)。
  7. 前記セクション部材(130)は、前記ステータコア(106)に対して軸方向に離間した一対のセクション部材(130)を含み、前記ばね棒支持体(132)は、前記一対のセクション部材(130)の間に延びる、請求項1に記載のステータコアサスペンションシステム(100)。
  8. 前記ばね・キーバー連結部材(124)は長さ調整装置(126)を含む、請求項1に記載のステータコアサスペンションシステム(100)。
  9. 前記長さ調整装置(126)はターンバックル装置(128)を含む、請求項8に記載のステータコアサスペンションシステム(100)。
  10. 前記長さ調整装置(126)の第1端部は前記ばね棒(120)に固定され、前記長さ調整装置(126)の第2の反対端は前記キーバー(114)に固定される、請求項8に記載のステータコアサスペンションシステム(100)。
JP2011036611A 2010-02-26 2011-02-23 ステータコア軸に対して垂直に延びる平面内のばね棒を使用したステータコアサスペンションシステム Withdrawn JP2011182636A (ja)

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