JP2011180743A - ウィンドウサイズ変更プログラム、ウィンドウサイズ変更方法およびウィンドウサイズ変更装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ウィンドウサイズを変更可能とするウィンドウサイズ変更プログラム、ウィンドウサイズ変更方法及びウィンドウサイズ変更装置の技術に関する。
【解決手段】 本発明は、表示領域上でのユーザによるポインタの位置決定操作を検出するステップと、検出した位置決定操作が表示領域に表示されたウィンドウの所定領域でなされたかを判定するステップと、表示領域上でのユーザによるポインタの位置移動操作を検出するステップと、位置決定操作が所定領域でなされたと判定した場合は、位置決定操作がなされた位置情報と、位置移動操作の方向と、ウィンドウの第一の面積に関する情報とに基づいて、ウィンドウの第一の面積を第二の面積へ変更するステップと、ウィンドウを第二の面積で表示するステップとを、コンピュータに実行させる、よう構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示しているウィンドウのサイズを簡単な操作で変更可能とするウィンドウサイズ変更プログラム、ウィンドウサイズ変更方法およびウィンドウサイズ変更装置の技術に関するものである。
近時のOSはマルチウィンドウ機能を持ち、表示装置に複数のウィンドウを同時に表示できるようになっている。利用者は、表示された複数のウィンドウの中から任意のウィンドウを選択でき、必要に応じてウィンドウを切替えながら所定の作業を行なうことが一般的になっている。また、このようなマルチウィンドウ環境において多くのウィンドウを表示する場合には、表示装置の表示領域が限られているため利用者は個々のウィンドウを見やすいサイズに変更しながら作業を行っている。
ウィンドウサイズを変更する操作は、利用者がマウスを用いて画面上のカーソルマークを縮小または拡大したいウィンドウフレーム(ウィンドウ枠)上に移動させる。利用者は、枠の移動方向を示す矢印マークが表示されたタイミングでマウスの左ボタンを押し、左ボタンを押した状態でマウスを移動させる。ウィンドウフレームはマウスの動きに追従するので、利用者は枠の移動が所望する位置となったところで左ボタンを開放する(即ち、ドラッグアンドドロップさせる)のが一般的である。この操作でウィンドウサイズの変更ができる。ウィンドウの幅と高さを同時に変更する場合は、カーソルをウィンドウの角部に置き、マウスを斜めに移動させることで同時に幅と高さの変更ができる。
特許文献1には、ウィンドウのより簡単なサイズ変更の方法として、カーソルにより表示中のウィンドウを指定すると、そのウィンドウを予め定めた一定のサイズに、且つ一定の位置に配置する技術が開示されている。特許文献1開示の技術は、ウィンドウをワンタッチで所定のサイズと位置に変更でき、オペレータの作業を削減する。
また、特許文献2には、表示領域の所定の領域にX軸投影ウィンドウとY軸投影ウィンドウを表示の優先度に応じて表示し、それらをマウス操作によりウィンドウのサイズ、位置の変更を行なう技術が開示されている。特許文献2開示の技術は、ウィンドウに重なりがあっても、投影ウィンドウを操作することで重なって隠れたウィンドウのサイズ変更を行なう。
実開平05−11959号公報 特開平02−017771号公報
以上のように、マウスを用いて、表示画面に表示されたポインタを操作することによって、ウィンドウサイズを変更する技術が知られている。しかし、ポインタを操作する作業を不得手とする人が多く、比較的簡単な操作と思われるようなマウス操作であっても操作ミスを犯してしまうケースが多々ある。例えば、ダブルクリックは、素早くボタンを押して離す動作を所定の時間内に2度行なう操作であるが、高齢者や身体に障害を有する利用者にとって困難な操作の一つである。また、マウスの左ボタンを押しながら移動させるドラッグ操作も難しい場合がある。パソコンは利用者にとって外部とのコミュニケーションをとり生活を豊かなものにするツールであるが、よりパソコンを普及させるためにも単純なマウス操作であることが求められている。
本発明は、上記の課題を解決するために成されるもので、簡単なマウス操作でウィンドウサイズの変更が可能なウィンドウサイズ変更プログラム、ウィンドウサイズ変更方法およびウィンドウサイズ変更装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明のウィンドウサイズ変更プログラムは、表示領域上でのユーザによるポインタの位置決定操作を検出するステップと、検出した位置決定操作が表示領域に表示されたウィンドウの所定領域でなされたかを判定するステップと、表示領域上でのユーザによるポインタの位置移動操作を検出するステップと、位置決定操作が所定領域でなされたと判定した場合は、位置決定操作がなされた位置情報と、位置移動操作の方向と、ウィンドウの第一の面積に関する情報とに基づいて、ウィンドウの第一の面積を第二の面積へ変更するステップと、ウィンドウを第二の面積にて表示領域へ表示するステップとを、コンピュータに実行させることを特徴とするものである。
ポインタであるマウス操作をクリックとスライドのみの2つのシンプルな操作としたので、利用者が容易にウィンドウサイズの変更することができるウィンドウサイズ変更プログラム、ウィンドウサイズ変更方法およびウィンドウサイズ変更装置の提供ができる。
ウィンドウサイズ変更装置のハードウェア構成図である。 ウィンドウサイズ変更装置の機能図である。 ウィンドウテーブルのデータ例である。 表示領域とウィンドウ、カーソルの表示例である。 ウィンドウの幅縮小と復元の操作例である。 ウィンドウの高さ縮小と復元の操作例である。 ウィンドウサイズ変更、復元の処理フロー例である。 ウィンドウテーブルのデータ例である。 多段ウィンドウサイズ変更の処理フロー例である。
各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
(実施例1)
図1を用いてウィンドウサイズ変更装置のハードウェア構成例を説明する。ウィンドウサイズ変更装置10はCPU(Central Processing Unit)20、表示部30、マウス40、RAM(Random Access Memory)50、VRAM(Video RAM)60、HDD(Hard Disk Drive)70を有しており、各構成要素はバス80を介して相互に接続されている。そしてCPU20による管理下で相互にデータの送受を行なうことができる。
CPU20は、ウィンドウサイズ変更装置10全体の動作制御を司る中央処理装置である。HDD70には、ウィンドウサイズ変更プログラムが記憶されており、CPU20はHDD70からこのウィンドウサイズ変更プログラムを取り出し、RAM50上に展開してウィンドウサイズ変更プログラムの実行を行なう。
RAM50は、ウィンドウサイズ変更プログラムの実行を行なうと共に、後述するウィンドウテーブルのデータを記憶する。また、VRAM60にはウィンドウ内に表示するコンテンツデータを記憶している。
表示部30は、このコンテンツデータをウィンドウフレームの表示と共に表示する。また、表示部30はマウスのカーソルマークの表示を行なう。
マウス40は利用者によって操作され、CPU20の管理下で表示部30の表示領域における位置情報を受け付け、その位置をカーソルマークとして表示部30に表示する。また、所定時間分のカーソルの位置情報はRAM50の所定記憶領域に保存される。
次に、ウィンドウサイズ変更装置10の機能について図2を用いて説明する。図2に示すように、ウィンドウサイズ変更装置10は、マウス位置決定操作検出部91、ウィンドウフレーム領域判定部92、マウス移動操作検出部93、ウィンドウ面積変更部94およびウィンドウ表示部95の各機能を有する。以上の個々の機能についてウィンドウテーブル90との関連を含めてそれらの概要を説明する。
マウス位置決定操作検出部91は、ユーザのマウス操作によって成される位置決定の操作を検出する。具体的には、ユーザがマウス40のボタンをクリックしたことを検出する。
ウィンドウフレーム領域判定部92は、位置決定の操作(即ち、クリック)された表示領域上のマウスカーソルの位置情報を取得し、この位置情報を基にウィンドウテーブル90を参照してマウス操作がウィンドウのフレームを構成するどの領域でなされたかを判定する。
マウス移動操作検出部93は、ユーザのマウス操作によって成される移動操作を検出し、マウス40の移動方向を求める。具体的には、ユーザがマウス40をスライドさせたことを検出し、スライド方向を求める。
ウィンドウ面積変更部94は、ウィンドウフレーム領域判定部92でユーザの位置決定操作がフレーム領域の上フレームか右フレームのいずれかのフレーム領域で操作されたと判定した場合に、位置決定の操作位置(クリック位置)と移動操作による移動方向と、ウィンドウテーブル90に記憶しているウィンドウサイズの情報とに基づいてウィンドウサイズの幅、または高さを変更する。
ウィンドウ表示部95は、変更したウィンドウを表示部30に表示する。
続いて、ウィンドウテーブル90のデータ例を図3を用いて説明する。図3に示すように、ウィンドウテーブル90は、ウィンドウ表示システム10が複数のウィンドウを表示可能とするため、それらの個々のウィンドウに対する情報を持つようにしている。ウィンドウテーブル90は、「ウィンドウID」、「原点位置」、「フラグ」、「初期ウィンドウサイズ」および「変更ウィンドウサイズ」の各フィールドで構成する。各フィールドに格納される情報について、以下説明する。なお、フィールド名と情報の名称を同一として説明する。
「ウィンドウID」は、表示しているウィンドウを一意に識別する情報である。「ウィンドウID」は表示領域に新たにウィンドウを表示する際にこのウィンドウIDが付与され、ウィンドウを閉じたときウィンドウIDは消滅する。
「原点位置(X,Y)」は、ウィンドウ原点(ウィンドウを表示する原点)の座標位置を示す情報である。座標は表示部30の表示領域の原点からの位置で示される。図4は表示部30の表示領域31を示し、表示領域原点32は図4に示すように表示領域31の左上としており、下方が+のY軸と右方が+のX軸とで表示領域31における位置はXY座標で示すことができる。また、図4に示すようにウィンドウ原点110は表示領域原点32と同様にウィンドウ100の左上としている。
「フラグ」は、ウィンドウがサイズ変更済か否かを示す情報である。ウィンドウの幅の変更済みか否かを示す情報は、フラグ「Fw」に格納される。ウィンドウの高さの変更済みか否かを示す情報は、フラグ「Fh」に格納される。いずれのフラグでも「0」は変更なし、「1」は変更済を表す。
「初期ウィンドウサイズ」は、変更前のウィンドウの幅と高さで、データは(W,H)の形で格納される。図4にウィンドウ100の幅と高さをそれぞれ“W”と“H”で示している。
「変更ウィンドウサイズ」は、サイズ変更後のウィンドウの幅と高さとを表す情報である。初期ウィンドウサイズと同様にデータは(W,H)の形で格納される。フラグFwが“1”で、フラグ“Fh”が“0”であれば、幅はサイズ変更された値が格納され、高さは変更前の値が格納される。なお、サイズ変更がされていない最初の状態では幅、高さは共に“null”をパッドデータとして格納している。
図3において、ウィンドウIDが“W01”のウィンドウ100は、ウィンドウ原点110が表示領域31上の“300,50”の位置にあり、変更前のウィンドウの幅と高さは“400、400”であり、フラグFwが“1”であることからウィンドウ幅のサイズ変更(縮小)が行なわれた状態にあって変更後のウィンドウの幅と高さは“200、400”であることを示している。
なお、図3に示すウィンドウテーブル90のデータ例は、本発明に関係するデータのみを示したものである。なお、ウィンドウテーブル90にはさらに他のフィールドを備えて良いものとする。例えばウィンドウが重なった時の表示順序やアクティブか非アクティブかを示す情報等を、格納するフィールドを備えてもよい。
ここで、図4に示したウィンドウ100とカーソルマーク41について説明する。ウィンドウ100は、フレームと画像やテスト等のコンテンツを表示する幅W’、高さH’のビュー130とを有する。フレームは、上フレーム121、右フレーム122、下フレーム123、および左フレーム124を有する(フレーム121〜124を合わせてフレーム120と言う)。カーソルマーク41はマウス40の動きに追従して表示領域31に表示されるマークで、図4に示す矢印マークで示している。
次に、本発明のウィンドウサイズの変更操作を図5と図6を用いて説明する。
始めにウィンドウの幅を縮小、復元する操作について説明する。なお、以下は利用者がマウス40を用いて各操作を実行することとして説明を行なう。しかし、これに限らず、ウィンドウサイズ変更装置10と接続された入力装置を用いた各種操作に基づいて、ウィンドウサイズの変更は行なわれる。例えば、利用者がテンキーや方向キーを操作することで、カーソルの位置移動を行なう操作や、利用者がエンターキーを押下することで、カーソルの位置決定を行なうことが考えられる。また、カーソルとは、表示領域に表示されるポインタの一種である。本実施例はカーソルに限らず、各種ポインタが利用者の操作によって位置移動、位置決定されるものとする。
図5(a)の左の図は、ウィンドウの幅を縮小させる操作を示している。利用者はマウス40を用いて幅変更をしたいウィンドウの上フレーム121の位置にカーソルを移動し、ここでマウス40の左ボタンをクリックする。利用者は、続いてマウスを左方向にスライドさせる。図5(a)の「(1)」のカーソルマークは、マウスをクリックした位置である。「(2)」のカーソルマークは、マウス40をスライドさせた位置である。なお、「(1)」と「(2)」の間にある矢印はスライド方向である。「(1)」のクリック位置は、右フレーム122の端部からwの位置にある。上記の利用者のマウス操作に応じて、ウィンドウは図5(a)の右の図に示すように、右フレーム122がwだけ移動して幅が縮小される。即ち、縮小幅はwとなる。以上の操作により、点線で示すウィンドウは、実線で示すウィンドウに幅縮小される。縮小後のウィンドウの幅は、最初の幅がWであれば、サイズ変更後の幅は(W−w)となる。
縮小されたウィンドウを復元する場合は、利用者は図5(b)の左の図に示す操作を行なう。即ち、復元したいウィンドウの上フレーム121の位置でマウス40の左ボタンをクリックし、続いてマウス40を右方向にスライドさせる。ウィンドウは図5(b)の右の図に示すように、右フレーム122がwの距離移動して幅が元の幅に戻る。点線で示すウィンドウは、実線で示すウィンドウに幅を復元される。
次に、ウィンドウの高さを縮小、復元する操作について説明する。図6(a)の左の図は、ウィンドウの高さを縮小させる操作を示している。利用者はマウスを用いて高さを変更したいウィンドウの右フレーム122上にカーソルを移動する。利用者は、マウス40の左ボタンをクリック、続いてマウス40を上方向にスライドさせる。「(1)」のカーソルマークは、マウス40をクリックした位置である。「(2)」のカーソルマークは、マウス40をスライドさせた位置である。「(1)」のクリック位置は、下フレーム123の端部からhの位置にある。この利用者のマウス操作に応じて、ウィンドウは図6(a)の右の図に示すように、下フレーム123がhの距離移動して高さが縮小される。
縮小された高さを元の高さに復元する場合は、利用者は図6(b)の左の図に示す操作を行なう。利用者は、復元したいウィンドウの右フレーム122の位置でマウス40の左ボタンをクリックする。利用者は、マウス40を下方向にスライドさせる。ウィンドウは図6(b)の右の図に示すように、下フレーム123がhの距離下方に移動して高さが元の高さに戻る。
続いて、上記したウィンドウのサイズ変更を行なう利用者のマウス操作に対するウィンドウサイズ変更装置10の処理フローを説明する。サイズ変更対象のウィンドウのウィンドウテーブル90の初期値は原点位置(x0,y0)、Fw(0)、Fh(0)、初期ウィンドウサイズ(w0,h0)、変更ウィンドウサイズ(null、null)であるものとする。
図7はウィンドウサイズ変更装置10の処理フローを示したもので、まずマウス位置決定操作検出部91が利用者のマウス操作に基づくクリックを検出すると、ウィンドウフレーム領域判定部92はクリックされたときのカーソル位置の表示領域上の位置情報p1をRAM50から取得する(ステップS1、以降単にS1と記す)。
次に、ウィンドウフレーム領域判定部92はウィンドウテーブル90を参照して取得したカーソル位置p1がウィンドウ100の上フレーム121の領域の位置に在るかどうかを調べる。フレーム120の領域は、図4に示すW×Hのウィンドウ外形と、そのウィンドウ外形の各辺から所定の寸法内側に入ったW’×H’のビュー130との間の領域(額縁となる領域)をフレーム領域とする。上フレーム121の領域はこのフレーム領域の上部分の領域であり、後述する右フレーム122の領域はフレーム領域の右部分の領域である(図4参照)。ウィンドウフレーム領域判定部92は、カーソル位置p1が上フレーム122の領域にある場合は、ウィンドウの幅縮小か幅復元のいづれかと判断し、S4に進む(S2、S3)。
S4において、マウス移動操作検出部93は利用者がマウスをスライドさせたことを検出し、そのスライド方向を調べる。このため、クリックから所定時間(例えば、1秒後)経ったときのカーソル位置p2をRAM50の所定の記憶領域から取得する。ウィンドウ面積変更部94は、カーソル位置のp1とp2とからスライド方向を求める。この場合、右方または左方のいずれかの方向を求める(S4、S5)。
次いで、ウィンドウ面積変更部94はスライド方向が左方であった場合にウィンドウ幅の縮小と判断し、続いてフラグFwを参照してFwが“0”であった場合(即ち、ウィンドウは幅のサイズ変更が行なわれていない状態にある)、ウィンドウテーブル90のフラグFwを“1”に設定する。そして、ウィンドウ幅(x1−x0)を求め、変更ウィンドウサイズのWにその値を書き込む。ウィンドウ幅は(x1−x0)の幅に縮小することになる。ステップ7において、フラグFwが“0”でない場合は、既に幅の変更が成されている状態にあるので幅のサイズ変更を行なうことなく終了する(S6〜S9)。
ウィンドウ表示部95は、ウィンドウ原点(x0,y0)と変更ウィンドウサイズ(W,H)を用いて幅変更したウィンドウを表示部30に表示する(S10)。
S6において、ウィンドウ面積変更部94はスライド方向が右方向の場合は復元と判断し、フラグFwが“1”となっていることを確認し(即ち、幅変更が行なわれていることを確認)、復元する処理を行なう。即ち、フラグFwを“0”とリセットする。ステップ11で、フラグFwが“1”でない場合は、サイズ変更がされていないのに復元しょうとしているので、そのまま終了させることになる(S11、S12)。
続いてウィンドウ表示部95は、ウィンドウ原点(x0,y0)、初期ウィンドウサイズ(W,H)を用いてウィンドウを表示部30に表示する(S13)。
S3に戻り、ウィンドウフレーム領域判定部92はクリック位置p1が上フレーム121にないとき、クリック位置p1が右フレーム122にあるかを調べる。S14でクリック位置p1が右フレーム122にあると判断した場合はウィンドウの高さ縮小か復元のいづれかと判断しS15に進む。クリック位置p1が右フレーム122にないときはサイズ変更を行なうものではないと判断して処理を終了する(S14)。
S15において、マウス移動操作検出部93は利用者がマウスをスライドさせたことを検出し、そのスライド方向を調べる(S15、S16)。
ウィンドウ面積変更部94はスライド方向が上方向であれば高さの縮小と判断し、続いてフラグFhが“0”であることを確認し(即ち、高さのサイズ変更が行なわれていないことを確認)、ウィンドウテーブル90のフラグFhを“1”に設定する。そして、ウィンドウ高さ(y1−y0)を求め、変更ウィンドウサイズのHにその値を書き込み、S10に進む。ウィンドウ幅は(y1−y0)の高さに縮小することになる。S18において、フラグFhが“0”でない場合は(即ち、高さの変更が成されている状態にある)、ウィンドウのサイズ変更を行なうことなく終了する(S17〜S20)。
S17において、スライド方向が下方向の場合は、ウィンドウ面積変更部94は復元と判断し、フラグFhが“1”となっていることを確認し(即ち、高さ変更が行なわれていることを確認)、フラグFhを“0”と設定する。そして、ウィンドウ表示部95が、ウィンドウ原点(x0,y0)、初期ウィンドウサイズ(W,H)を用いてウィンドウを表示部30に表示する。S21で、フラグFhが“1”でない場合は、サイズ変更が成されていないのに復元しようとしているので、そのまま終了させる。(S21〜S23)。
本実施例では、復元の処理は幅と高さを同時に初期ウィンドウに復元するようにしているが、幅または高さをそれぞれ個別に初期サイズに復元するようにしてもよい。
また本実施例では、最初のクリック位置がサイズ変更処理対象のウィンドウの上フレーム121または右フレーム122の領域に在る場合に、幅または高さをクリック位置に縮小変更するようにしたが、最初のクリック位置が上フレーム121と左フレーム124、または下フレーム123と右フレーム122、あるいは下フレーム123と左フレーム124の領域にある場合に同様のサイズ変更するようにしてもよい。
(実施例2)
実施例2では、縮小後に続けて縮小を行なうことができるものである。
実施例2におけるウィンドウ表示システム11は、図1に示したハードウェア構成図、および図2に示した機能図と同一であるのでこれらの図示は省略する。
ウィンドウテーブル96は図8に示すデータ構成である。即ち、「ウィンドウID」、「原点位置」、「カウンタ」、「ウィンドウサイズW」および「ウィンドウサイズH」の各フィールドで構成する。「ウィンドウID」と「原点位置」のフィールドは前述と同一であるので説明は省略する。
「カウンタ」は、カウントされたサイズ変更の回数である。iは幅変更に対するカウンタ、jは高さ変更に対するカウンタである。
「ウィンドウサイズW」は、初期の幅サイズを格納するW(0)と、サイズ変更された幅サイズの値を格納するW「(1)」〜W(n)とを有する。幅サイズW「(1)」〜W(n)は初期値として“nll”をパッドデータとして格納している。
「ウィンドウサイズH」は、初期の高さサイズを格納するH(0)と、サイズ変更された高さサイズの値を格納するH「(1)」〜H(n)とを有する。幅サイズH「(1)」〜H(n)は同様に初期値として“null”をパッドデータとして格納している。
実施例2のウィンドウサイズの変更操作は、幅縮小したウィンドウを続けて幅縮小する場合に、最初の幅縮小と同様の操作を行なうことで、多段に幅縮小するものである。即ち、幅縮小する場合は、利用者はウィンドウの上フレームにカーソルを置き、クリックする。そして、利用者は左にスライドさせることで、ウィンドウサイズ変更装置は1段目の幅縮小を行う。利用者が、この縮小したウィンドウに同様の操作を行なうと、ウィンドウサイズ変更装置は、更に幅の縮小を行なう。上記の処理が繰り返えされることでウィンドウサイズは多段に縮小される。復元の場合も多段で復元する。例えば、3段に幅縮小されたウィンドウに対して、利用者が上フレームにカーソルを置き、クリックして右にスライドする。この利用者の操作によりウィンドウサイズ変更装置は、2回目に幅縮小した状態に復元する。その状態で利用者が同じ操作を行なえば、ウィンドウサイズ変更装置は1回目の幅縮小した状態のウィンドウを表示し、利用者が更にもう1回同じ操作を行なえば、ウィンドウサイズ変更装置はウィンドウを初期の幅に復元する。即ち、復元も段階的に復元する。高さに対する縮小、復元も同様である。
処理のフローを図9を用いて説明する。実施例1の図7と同様に、まずマウス位置決定操作検出部91が利用者のマウス操作に基づくクリックを検出する。このクリックの検出に基づいて、ウィンドウフレーム領域判定部92がクリックされたカーソル位置の表示領域上の位置p1をRAM50から取得する。続いて、ウィンドウフレーム領域判定部92はウィンドウテーブル90を参照して取得したカーソル位置p1がウィンドウ100の上フレーム121の領域の位置に在るかどうかを調べる。カーソル位置p1が上フレーム122の領域にある場合は、ウィンドウ幅の縮小か幅復元のいづれかと判断し、S34に進む。S34において、マウス移動操作検出部93は、利用者がマウスをスライドさせたことを検出し、クリックから所定時間後のカーソル位置p2を取得し、P1とP2からそのスライド方向を調べる。ここまでは、実施例1のS1〜S5と同様である(S31〜S35)。
S36において、ウィンドウ面積変更部94は、スライド方向が左方であった場合にウィンドウ幅縮小と判断し、カウンタiをカウントアップし、続いてカウントアップした値が所定値n以下であることを確認する。所定値nは、ウィンドウサイズの変更許容回数で予め設定される値である。例えば5回まで変更可とすればn=5が設定されているものとする。また、カウンタiは、そのウィンドウが初めて表示されとき(このときは、所定のサイズで表示される)初期値として“0”が設定されるものとしている。後述するカウンタjも同様である。カウントアップしたカウンタiの値がnを超えるときは変更許容回数を超えているので、カウントを戻し何らの処理を行なわず終了する。カウンタiの値がn以下である場合、ウィンドウ面積変更部94はサイズ変更後のウィンドウ幅(x1−x0)を求め、ウィンドウテーブル96のウィンドウサイズWのi番目のフィールドに書き込む。ウィンドウ原点は実施例1と同様(x0,y0)である(S36〜S39)。
次いで、ウィンドウ表示部95は、ウィンドウ原点(x0,y0)、ウィンドウサイズ(W(i),H(j))でウィンドウを表示し、終了となる(S40)。
S36に戻り、スライド方向が右方であった場合は、ウィンドウ面積変更部94はウィンドウ幅復元と判断し、カウンタiをカウントダウンし、続いてカウントダウンした値が“0”以上である場合はS40に進みウィンドウの表示を行なう。S42で、カウンタiの値が“0”より小さい値の場合は、ウィンドウ面積変更部94はカウントを戻し終了とする。このことは、カウンタiは前述のようにウィンドウ幅の変更回数を表すものであるので“−”になることをなく、サイズ変更がなされていないのに復元の処理をすることがないよう制限している(S41、S42、S52)。
S33において、クリック位置p1が上フレームにないとき、ウィンドウフレーム領域判定部92はクリック位置p1が右フレームにあるかを調べる。クリック位置p1が右フレームにないときは処理を終了するが、右フレームにあると確認された場合はウィンドウ高さの縮小か復元のいづれかと判断する(S43)。
続いてマウス移動操作検出部93は、利用者がマウスをスライドさせたことを検出し、S34と同様の方法でスライド方向を調べる(S43〜S45)。
ウィンドウ面積変更部94は、スライド方向が上方向であれば高さの縮小と判断し、カウンタjをカウントアップ、続いてカウントアップした値が所定値n以下であることを確認する。カウンタjの値がn以下である場合、サイズ変更後のウィンドウ高さ(y1−y0)を求め、ウィンドウテーブル96のウィンドウサイズHのj番目のフィールドに書き込み、S40へ進む。カウントアップしたカウンタjの値がnを超えるときは変更許容回数を超えているので、カウントを戻し終了する(S46〜S49、S51)。
S46で、スライド方向が下方であった場合はウィンドウ面積変更部94はウィンドウ高さの復元と判断し、カウンタjをカウントダウンし、続いてカウントダウンした値が“0”以上である場合は、S40に進む。S51で、カウンタjの値が“0”より小さい値の場合は、カウントを戻し終了となる(S50〜S52)。
上記の処理フローで多段にウィンドウの幅、あるいは高さを縮小したり復元することができる。
10 ウィンドウサイズ変更装置
20 CPU
30 表示部
31 表示領域
32 表示領域原点
40 マウス
41 カーソルマーク
50 RAM
60 VRAM
70 HDD
80 バス
90 ウィンドウテーブル
91 マウス位置決定操作検出部
92 ウィンドウフレーム領域判定部
93 マウス移動操作検出部
94 ウィンドウ面積変更部
95 ウィンドウ表示部
96 ウィンドウテーブル
100 ウィンドウ
110 ウィンドウ原点
120 フレーム
121 上フレーム
122 右フレーム
123 下フレーム
124 左フレーム
130 ビュー

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    表示領域上でのユーザによるポインタの位置決定操作を検出するステップと、
    前記検出した前記位置決定操作が、前記表示領域に表示されたウィンドウの所定領域でなされたかを判定するステップと、
    前記表示領域上での前記ユーザによる前記ポインタの位置移動操作を検出するステップと、
    前記位置決定操作が前記所定領域でなされたと判定した場合は、前記位置決定操作がなされた位置情報と、前記位置移動操作の方向と、前記ウィンドウの第一の面積に関する情報とに基づいて、該ウィンドウの該第一の面積を、第二の面積へ変更するステップと、
    前記ウィンドウを前記第二の面積にて、前記表示領域へ表示するステップと
    を実行させることを特徴とするウィンドウサイズ変更プログラム。
  2. 前記所定領域は、前記ウィンドウを構成するフレームを含む領域である
    ことを特徴とする請求項1に記載のウィンドウサイズ変更プログラム。
  3. 前記第二の面積へ変更するステップにおいて、前記第一の面積を構成するウィンドウサイズの第一の幅を前記位置情報に基づく第二の幅へ変更する
    ことを特徴とする請求項1および請求項2に記載のウィンドウサイズ変更プログラム。
  4. 前記第二の面積へ変更するステップにおいて、前記第一の面積を構成するウィンドウサイズの第一の高さを前記位置情報に基づく第二の高さへ変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか一項のウィンドウサイズ変更プログラム。
  5. コンピュータが、
    表示領域上でのポインタの所定の操作を検出するステップと、
    前記検出した前記所定の操作が、前記表示領域に表示されたウィンドウの所定領域でなされたかを判定するステップと、
    前記表示領域上での該ポインタのスライドを検出するステップと、
    前記所定の操作が前記所定領域でなされたと判定した場合は、該所定の操作がなされた位置情報と、前記スライドの方向と、前記ウィンドウの第一の面積に関する情報とに基づいて、該ウィンドウの該第一の面積を、第二の面積へ変更するステップと、
    前記ウィンドウを前記第二の面積にて、前記表示領域へ表示するステップと
    を実行することを特徴とするウィンドウサイズ変更方法。
  6. 表示領域上でのユーザによるポインタの位置決定操作を検出する位置決定操作検出手段と、
    前記検出した前記位置決定操作が、前記表示領域に表示されたウィンドウの所定領域でなされたかを判定する領域判定手段と、
    前記表示領域上での前記ユーザによる前記ポインタの位置移動操作を検出する位置移動操作検出手段と、
    前記位置決定操作が前記所定領域でなされたと判定した場合は、前記位置決定操作がなされた位置情報と、前記位置移動操作の方向と、前記ウィンドウの第一の面積に関する情報とに基づいて、該ウィンドウの該第一の面積を、第二の面積へ変更する面積変更手段と、
    前記ウィンドウを前記第二の面積にて、前記表示領域へ表示する表示手段と
    を有することを特徴とするウィンドウサイズ変更装置。
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