JP2011180037A - 分析用具、識別装置、識別方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】試薬部を有し試料の分析処理に用いられる分析用具を識別するための識別装置であって、分析用具は不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部を更に有し、識別用マーカ部に向けて光を照射する照射手段と、照射手段による照射光に晒された識別用マーカ部を形成する不可視物質が発する光を受光する受光手段と、受光手段における受光結果に基づいて分析用具を識別する識別手段と、を備える。
【選択図】図7
Description
すなわち、本発明に係る分析用具は、試薬部を有し試料の分析処理に用いられる分析用具であって、不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部を、有することを特徴とする。
マーカ部を読み取りに失敗した場合、正規の試験片であればあるはずの識別用マーカ部が存在しないことを示すため、その試験片を模造品であると判別することができる。
させる識別用プログラムであって、前記分析用具は不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部を更に有し、前記コンピュータに、前記識別用マーカ部に向けて光を照射する照射ステップと、前記照射ステップにおいて照射光に晒された前記識別用マーカ部を形成する前記不可視物質が発する光を受光する受光ステップと、前記受光ステップにおける受光結果に基づいて前記分析用具を識別する識別ステップと、を実行させることを特徴とする。また、識別ステップでは、受光ステップにおける受光結果に基づいて分析用具の真贋判定を行うことによって該分析用具を識別することができる。このような識別用プログラムによれば、本発明に係る識別装置について述べた事項と同様な効果が得られる。また、本発明を、識別用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として捉えることもできる。
とを特徴とする。
図1は、第1の実施形態における分析用具としての分析用試験片(以下、単に「試験片」と称する)100を示す概略斜視図である。図2は、第1の実施形態における分析装置1の概略斜視図である。試験片100は、図2示すような分析装置1が行う試料の分析処理に用いられる分析用具の一例である。分析装置1は、この試験片100を使用して、試料の分析処理を行うための装置である。この実施形態においては試料として尿を例示的に採用し、尿に含まれる化学成分を分析して尿定性試験を行う分析装置1について説明する。
布しても良いし、印刷形成、又はその他の方法を採用して形成させても良い。
定ユニット17、インターフェース18、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive、
以下「HDD」という)19、記録媒体駆動装置20、報知器21、試験片識別装置30などを備えたコンピュータである。また、装置本体部11には、表示パネル111、操作スイッチ群112、およびプリンタ113が設けられている。
ク領域を提供するとともに、例えばCPU15に実行させるOperating System(OS)のプログラムやアプリケーションプログラムの一部が一時的に格納される。CPU15は、メモリ16に格納されているプログラムに従って、各種の処理を実行する。
Interconnect(PCI)等のパラレルインターフェースなどを採用しても良い。なお、
CPU15と各装置とを単一のインターフェース18で接続しているが、CPU15と各装置との間を異なる複数のインターフェースで接続しても良い。
ル141を下降する。そして、CPU15は制御ポンプ143を制御して、ノズル141に試料容器132内の尿を吸引させる。
を用いて試料の分析処理を行った場合、分析誤差が大きくなるなどの不具合が生じ易くなるからである。しかし、外観上、正規試験片と偽造試験片とは類似していることが多く、ユーザー(使用者)にしてみれば、双方の違いを一見して見分けることは容易ではない。従って、ユーザーが偽造試験片を正規試験片と取り違えて分析処理に用いてしまった場合、試料の分析結果に誤差が生じ、これに起因して被検者の病気、疾患を見落とすことが懸念される。そこで、このような事態を回避、抑止する目的で試験片100識別を行う試験片識別装置30を備えるようにした。
CPU303Aは、メモリ303Bに記憶された基本ソフトウェアであるOS(Operating System)プログラムや、照射器301、受光器302の制御やデータの処理を実行するためのアプリケーションプログラムを実行する。以下に説明する試験片を識別するための識別用プログラムも当該アプリケーションプログラムの一つである。
紫外線(紫外光)を照射する。図1で説明したように、識別用不可視マーカ部103に用いられている蛍光インクは紫外線(紫外光)を励起光として励起され、可視光の蛍光を発する。次いで、ステップS102(受光ステップ)においては、受光器302がステップS101(照射ステップ)において紫外線(紫外光)に晒された識別用不可視マーカ部103を形成する蛍光インクが発する蛍光を受光する。
次に、第1の変形例について説明する。まず、図1で説明した試験片100においては、基材表面Usに識別用不可視マーカ部103を設けたが、この識別用不可視マーカ部103を基材裏面Dsに設けても良い。この場合、試験片識別装置30における照射器301を基材裏面Dsの下方に配置し、受光器302を基材表面Usの上方に配置することになる。すなわち、図6に示す照射器301、受光器302の配置関係が相互に入れ替わることになる。
図8は、第2の変形例における試験片100Aの構成を示す図である。(a)は、試験片100Aの基材表面Usを示す図である。(b)は、試験片100Aの長手方向に沿った断面図である。これらの図において、図1に示す試験片100と同じ構成については共通の符号を付すことで、その詳しい説明は省略する。試験片100Aは、識別用不可視マーカ部103が基材101の内部に埋め込まれて設けられている点が試験片100と相違
する。
図10は、第2の実施形態に係る試験片100Bを示す概略斜視図である。試験片100Bが適用される分析装置についてのハード構成は第1の実施形態と同等である。試験片
100Bは、図1に示した試験片100と同様な基材101、試薬パッド102を有する。図中の符号103Aは、本実施形態における識別用不可視マーカ部を表す。識別用不可視マーカ部103Aも、不可視物質としての例示である蛍光インクを用いて基材表面Usに形成される点で図1の識別用不可視マーカ部103と同様である。
、試験片100Bの真贋判定を実行し、該試験片100Bの識別を行う。つまり、受光器302の受光結果に基づき、試験片100Bが正規試験片であるかどうかを判別する。ステップS102において受光器302が蛍光を受光した場合には試験片100Bが正規試験片であると判別され、ステップS201に進む。一方、受光器302によって蛍光が受光されなかった場合には、試験片100Bが偽造試験片であると判別される。なお、試験片100Bが正規試験片であると判別された場合、制御コンピュータ303は、受光器302による受光結果に基づいて試験片100Bの識別情報を識別する。また、試験片100Bが偽造試験片であると判別された場合、その旨をユーザーに報知した後、本プログラムの実行を終了する。本実施形態では、試料の分析処理に際して、試験片100Bへの試料の点着を行う前にその真贋判定を行い、正規品であることが確認された試験片に対して各測定成分の測定が行われる。
図13は、第3の変形例における試験片識別装置30の各デバイスと試験片100Cの位置関係を説明する説明図である。試験片100Cは、図1に示した試験片100と同様な基材101、試薬パッド102を有する。また、基材表面Usには、識別用不可視マーカ部103が形成されている。更に、基材表面Usには、識別用不可視マーカ部103に隣接して可視識別コード部104が形成されている。この可視識別コード部104は、可視インクを用いて形成されたバーコードであり、試験片100Cの識別情報が記録されている。
また、図14は、第4の変形例における試験片識別装置30の各デバイスと試験片100Dの位置関係を説明する説明図である。試験片100Dは、識別用不可視マーカ部103が基材裏面Dsに形成されている点を除いて、図13に示した試験片100Cと同様である。また、試験片識別装置30の光学系としては、照射器301、第3照射器306、受光器302が備えられている。照射器301、受光器302は既述の通りである。また、第3照射器は可視光を照射可能な発光ダイオードである。図示のように、第3照射器306及び受光器302が試験片100Dの基材表面Us側に配置されており、照射器301が基材裏面Ds側に配置されている。
し、その応答信号を制御コンピュータ303に出力する。制御コンピュータ303は受光器302から取得した応答信号に基づいて試験片100Cの識別情報を読み込むことができる。
11・・・装置本体部
12・・・試験片供給部
13・・・ラック設置部
14・・・試料点着装置
15・・・CPU
16・・・メモリ
17・・・光学測定ユニット
18・・・インターフェース
19・・・ハードディスクドライブ
30・・・試験片識別装置
100・・・試験片
101・・・基材
102・・・試薬パッド
103・・・識別用不可視マーカ部
151・・・記憶部
152・・・測定部
153・・・演算部
301・・・照射器
302・・・受光器
303・・・制御コンピュータ
Claims (30)
- 試薬部を有し試料の分析処理に用いられる分析用具であって、
不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部を、
有する分析用具。 - 前記識別用マーカ部は紫外線を励起光として蛍光する蛍光物質を用いて形成される、
請求項1に記載の分析用具。 - 前記識別用マーカ部は基材の表面又は裏面に設けられ、
前記基材のうち少なくとも該識別用マーカ部の設けられる領域は紫外線を透過せず且つ前記蛍光物質の発する蛍光を透過する材質で形成される、
請求項2に記載の分析用具。 - 前記識別用マーカ部は基材内部に埋め込まれて設けられ、
前記基材のうち少なくとも該識別用マーカ部の埋め込まれる領域において、該基材の厚さ方向における該識別用マーカ部の埋め込み位置を境に、一方面側の部分は紫外線を透過し、他方面側の部分は紫外線を透過せずに前記蛍光物質の発する蛍光を透過する材質で形成される、
請求項2に記載の分析用具。 - 前記識別用マーカ部の少なくとも一部には分析用具の識別情報が不可視物質を用いて記録される、
請求項1から4の何れか1項に記載の分析用具。 - 前記識別情報には分析用具の製品仕様情報が含まれる、
請求項5に記載の分析用具。 - 前記識別情報には試料の分析処理が行われる際に用いる分析関連情報が含まれる、
請求項5に記載の分析用具。 - 試薬部を有し試料の分析処理に用いられる分析用具を識別するための識別装置であって、
前記分析用具は不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部を更に有し、
前記識別用マーカ部に向けて光を照射する照射手段と、
前記照射手段による照射光に晒された前記識別用マーカ部を形成する前記不可視物質が発する光を受光する受光手段と、
前記受光手段における受光結果に基づいて前記分析用具を識別する識別手段と、
を備える識別装置。 - 前記識別用マーカ部は紫外線を励起光として蛍光する蛍光物質により形成され、
前記照射手段は紫外線を照射し、
前記受光手段は前記識別用マーカ部を形成する前記蛍光物質が発する蛍光を受光する、
請求項8に記載の識別装置。 - 前記識別用マーカ部は前記分析用具における基材表面に設けられ、
前記基材のうち少なくとも前記識別用マーカ部が設けられる領域は紫外線を透過せず且つ前記蛍光物質が発する蛍光を透過する材質で形成され、
前記照射手段は前記基材の表面側から紫外線を照射し、
前記受光手段は前記基材における裏面側において該基材を透過した蛍光を受光する、
請求項9に記載の識別装置。 - 前記識別用マーカ部は前記分析用具における基材内部に埋め込まれて設けられ、
前記基材のうち少なくとも該識別用マーカ部の埋め込まれる領域において、該基材の厚さ方向における該識別用マーカ部の埋め込み位置を境に、一方面側の部分は紫外線を透過し、他方面側の部分は紫外線を透過せずに前記蛍光物質の発する蛍光を透過する材質で形成され、
前記照射手段は前記基材の前記一方面側から紫外線を照射し、
前記受光手段は前記基材における前記他方面側において該基材を透過した蛍光を受光する、
請求項9に記載の識別装置。 - 前記識別用マーカ部の少なくとも一部には分析用具の識別情報が不可視物質を用いて記録される、
請求項8から11の何れか1項に記載の識別装置。 - 前記識別情報には分析用具の製品仕様情報が含まれる、
請求項12に記載の識別装置。 - 前記識別情報には試料の分析処理が行われる際に用いる分析関連情報が含まれる、
請求項12に記載の識別装置。 - 請求項8から14の何れか1項に記載の識別装置を備え、該識別装置により識別された分析用具を用いて試料の分析処理を行う、
分析装置。 - 試薬部を有し試料の分析処理に用いられる分析用具を識別するための識別方法であって、
前記分析用具は不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部を更に有し、
前記識別用マーカ部に向けて光を照射する照射ステップと、
前記照射ステップにおいて照射光に晒された前記識別用マーカ部を形成する前記不可視物質が発する光を受光する受光ステップと、
前記受光ステップにおける受光結果に基づいて前記分析用具を識別する識別ステップと、
を含む識別方法。 - 前記識別用マーカ部は紫外線を励起光として蛍光する蛍光物質により形成され、
前記照射ステップにおいては紫外線を照射し、
前記受光ステップにおいては前記識別用マーカ部を形成する前記蛍光物質が発する蛍光を受光する、
請求項16に記載の識別方法。 - 前記識別用マーカ部は前記分析用具における基材表面に設けられ、
前記基材のうち少なくとも前記識別用マーカ部が設けられる領域は紫外線を透過せず且つ前記蛍光物質が発する蛍光を透過する材質で形成され、
前記照射ステップにおいては前記基材の表面側から紫外線を照射し、
前記受光ステップにおいては前記基材における裏面側において該基材を透過した蛍光を受光する、
請求項17に記載の識別方法。 - 前記不可視マーカは前記分析用具における基材内部に埋め込まれて設けられ、
前記基材のうち少なくとも該識別用マーカ部の埋め込まれる領域において、該基材の厚さ方向における該識別用マーカ部の埋め込み位置を境に、一方面側の部分は紫外線を透過し、他方面側の部分は紫外線を透過せずに前記蛍光物質の発する蛍光を透過する材質で形成され、
前記照射ステップにおいては前記基材の前記一方面側から紫外線を照射し、
前記受光ステップにおいては前記基材における前記他方面側において該基材を透過した蛍光を受光する、
請求項17に記載の識別方法。 - 前記識別用マーカ部の少なくとも一部には分析用具の識別情報が不可視物質を用いて記録される、
請求項16から19の何れか1項に記載の識別方法。 - 前記識別情報には分析用具の製品仕様情報が含まれる、
請求項20に記載の識別方法。 - 前記識別情報には試料の分析処理が行われる際に用いる分析関連情報が含まれる、
請求項20に記載の識別方法。 - 試薬部を有し試料の分析処理に用いられる分析用具を識別するためのコンピュータに実行させる識別用プログラムであって、
前記分析用具は不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部を更に有し、
前記コンピュータに、
前記識別用マーカ部に向けて光を照射する照射ステップと、
前記照射ステップにおいて照射光に晒された前記識別用マーカ部を形成する前記不可視物質が発する光を受光する受光ステップと、
前記受光ステップにおける受光結果に基づいて前記分析用具を識別する識別ステップと、
を実行させる識別用プログラム。 - 前記識別用マーカ部は紫外線を励起光として蛍光する蛍光物質により形成され、
前記照射ステップにおいては紫外線を照射し、
前記受光ステップにおいては前記識別用マーカ部を形成する前記蛍光物質が発する蛍光を受光する、
請求項23に記載の識別用プログラム。 - 請求項23又は24に記載の識別用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 試薬部を有する分析用具を用いて試料の分析処理を行う分析装置であって、
前記分析用具は不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部であって、その少なくとも一部には試料の分析処理が行われる際に用いる分析関連情報が記録される識別用マーカ部を有し、
前記識別用マーカ部に向けて光を照射する照射手段と、
前記照射手段による照射光に晒された前記識別用マーカ部を形成する前記不可視物質が発する光を受光する受光手段と、
前記受光手段の受光結果に基づいて前記分析用具を識別する識別手段と、
前記受光手段の受光結果に基づいて前記分析関連情報を取得し、取得した分析関連情報を記憶する記憶手段と、
前記分析用具の前記試薬部における試料を測定する測定手段と、
前記測定手段が測定した試料の測定結果及び前記記憶手段が記憶した前記分析関連情報に基づいて試料に含まれる特定成分に関する数値情報を演算する演算手段と、
を備える分析装置。 - 試薬部を有する分析用具を用いて試料の分析処理を行う分析システムであって、
前記分析用具は不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部であって、その少なくとも一部には試料の分析処理が行われる際に用いる分析関連情報が記録される識別用マーカ部を有し、
前記識別用マーカ部に向けて光を照射する照射器、前記照射器による照射光に晒された前記識別用マーカ部を形成する前記不可視物質が発する光を受光する受光器、及び前記受光器の受光結果に基づいて前記分析用具を識別する識別部を、
有する識別装置と、
前記受光部の受光結果に基づいて前記分析関連情報を取得し、取得した分析関連情報を記憶する記憶装置と、
前記分析用具の前記試薬部における試料を測定する測定装置と、
前記測定手段が測定した試料の測定結果及び前記記憶装置が記憶した前記分析関連情報に基づいて試料に含まれる特定成分に関する数値情報を演算する演算装置と、
を備える分析システム。 - 試薬部を有する分析用具を用いて試料の分析処理を行う分析方法であって、
前記分析用具は不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部であって、その少なくとも一部には試料の分析処理が行われる際に用いる分析関連情報が記録される識別用マーカ部を有し、
前記識別用マーカ部に向けて光を照射する照射ステップと、
前記照射ステップにおいて照射光に晒された前記識別用マーカ部を形成する前記不可視物質が発する光を受光する受光ステップと、
前記受光ステップにおける受光結果に基づいて前記分析用具を識別する識別ステップと、
前記受光手段の受光結果に基づいて前記分析関連情報を取得し、取得した分析関連情報を記憶する記憶ステップと、
前記分析用具の前記試薬部における試料を測定する測定ステップと、
前記測定ステップにおいて測定した試料の測定結果及び前記記憶ステップにおいて記憶した前記分析関連情報に基づいて、試料に含まれる特定成分に関する数値情報を演算する演算ステップと、
を含む分析方法。 - 試薬部を有する分析用具を用いて試料の分析処理を行うコンピュータに実行させる分析用プログラムであって、
前記分析用具は不可視物質を用いて形成された識別用マーカ部であって、その少なくとも一部には試料の分析処理が行われる際に用いる分析関連情報が記録される識別用マーカ部を有し、
前記コンピュータに、
前記識別用マーカ部に向けて光を照射する照射ステップと、
前記照射ステップにおいて照射光に晒された前記識別用マーカ部を形成する前記不可視物質が発する光を受光する受光ステップと、
前記受光ステップにおける受光結果に基づいて前記分析用具を識別する識別ステップと、
前記受光手段の受光結果に基づいて前記分析関連情報を取得し、取得した分析関連情報を記憶する記憶ステップと、
前記分析用具の前記試薬部における試料を測定する測定ステップと、
前記測定ステップにおいて測定した試料の測定結果及び前記記憶ステップにおいて記憶した前記分析関連情報に基づいて、試料に含まれる特定成分に関する数値情報を演算する演算ステップと、
を実行させる分析用プログラム。 - 請求項29に記載の分析用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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