JP2011179270A - 水栓柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】給水栓の取付け時に大きな回転力が作用しても、給水管が破損しない水栓柱を提供する。
【解決手段】外筒2と、外筒2内に収容される給水管3を備える水栓柱1であって、給水管3は、少なくとも立上がり管3aと、その立上がり管3aの上端に取付けられる上部給水栓継手3bとを備えたもので、上部給水栓継手3bには、給水栓8を螺合して取付けるための取付け口30bが形成されており、上部給水栓継手3bの下端付近に給水管補強部4を設けた構成とする。給水栓8の角度を調整する際に、大きな回転力が給水管3に伝わっても、給水管補強部4によって補強されているので、給水管3が破断してしまう心配がなくなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、主に屋外に設置されて、給水栓取付け時の給水管の破損を防止する機能を有した水栓柱に関するものである。
一般的に屋外に設置される水栓柱は、外筒とその外筒内に収容される給水管とを備えており、給水管は、立上がり管と、給水栓を取付けるためのエルボ継手とで構成されている。
このような水栓柱は、施工現場で、立上がり管の下端に給水配管を接続すると共に、立上がり管の上端に取付けられたエルボ継手の給水栓取付け口に給水栓を取付けることにより設置される。給水栓の取付けは、一般的に、給水栓取付け口の雌ネジに、給水栓の雄ネジをねじ込んでいき、最後に給水栓の角度(ハンドルの位置)を調整して完了する。この給水栓の角度を調整する際には、ネジは既に奥の方までねじ込まれているので、それ以上ねじ込んで給水栓の角度調整を行おうとすると、大きな回転力が必要となる。この大きな回転力がエルボ継手に伝わると、エルボ継手も給水栓と同じ方向に回転しようとするが、エルボ継手は立上がり管の上端に取付けられており、その立上がり管は下端で給水配管に接続されて固定されているので、回転しようとする方向とは逆方向に反発する力が働く。これによって、逆方向の2つの力がエルボ継手と立上がり管に作用し、エルボ継手と立上がり管の境界付近(エルボ継手の下端付近)において剪断力が働き、給水管が破断してしまうことがあった。
一方、外筒と給水管との間の空間に、断熱性を高めるための発泡ウレタンや、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレンなどの断熱材を挿入・充填している水栓柱も多い。このような断熱材を外筒内に挿入・充填すると、断熱性が高められると共に、給水管を外筒内に安定的に保持することができるため、設置作業が容易となるメリットがある。
しかしながら、上記のような断熱材が挿入・充填された水栓柱は、給水管を外筒内に安定的に保持することはできるが、断熱材が比較的小さな力で塑性変形してしまうものであり、特に瞬間的にかかる大きな力に対しての反発力は極めて小さいので、給水栓取付け時の給水管の回転を抑止することができず、上記のように、給水管が破断してしまうという問題を解決することはできない。
また、サドル型板状保持体の中央部の凹面をエルボ継手の外面に当接させると共に、該保持体の両脚片の端縁を外筒の内面に当接させることで、エルボ継手と外筒との間にサドル型板状保持体を嵌合し、内筒を固定支持させた水栓柱のように、断熱材の他にも内筒を安定的に保持するための部材を外筒内に挿入する技術も開示されている(特許文献1)。
上記特許文献1の水栓柱は、外筒内に内筒を保持するサドル型板状保持体を挿入することで、断熱材を本来の目的である保温の目的のみに使用することができ、断熱材の発泡倍率を高めることができるので、材料費を削減することができた。
実開昭52−45256号公報
しかしながら、上記特許文献1の水栓柱では、サドル型板状保持体を外筒内に挿入することによって、設置の際に内筒がグラグラするのを抑えることはできるが、給水栓取付け時に発生する回転力に対しては無力であり、給水管が破断してしまうという問題を解決することはできない。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、給水栓の取付け時に大きな回転力が作用しても、給水管が破損しない水栓柱を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る水栓柱は、外筒と、外筒内に収容される給水管を備える水栓柱であって、前記給水管は、少なくとも立上がり管と、その立上がり管の上端に取付けられる上部給水栓継手とを備えたもので、前記上部給水栓継手には、給水栓を螺合して取付けるための取付け口が形成されており、上部給水栓継手の下端付近に給水管補強部を設けたことを特徴とするものである。
本発明の水栓柱においては、給水管補強部が上部給水栓継手と立上がり管に跨がって設けられていることが好ましい。また、給水管補強部が、上部給水栓継手及び/又は立上がり管に外挿される筒状部材で形成されていることが好ましく、更に、給水管補強部が、上部給水栓継手及び/又は立上がり管に外挿される筒状部材と、前記筒状部材と一体に形成される板状片からなり、板状片が、給水栓が取付けられる側を正面としたとき、外筒の左側内面と給水管との間の空間に設けられていることがより好ましい。
本発明の水栓柱は、上部給水栓継手に形成された取付け口に、給水栓を取付けたのち、最後に給水栓の角度(ハンドルの位置)を調整する際に、大きな回転力が給水管(特に立上がり管と上部給水栓継手の境界付近)に伝わって、給水栓の取付け口を中心に給水管が回転しようとしても、上部給水栓継手の下端付近に給水管補強部を設けているため、給水管が破断してしまう心配がなくなる。
また、給水管補強部を上部給水栓継手と立上がり管に跨がって設けることで、最も破断し易いエルボ継手と立上がり管の境界付近を重点的に補強することができるので、最も効率的に給水管の破断を防止することができる。
さらに、給水管補強部が、上部給水栓継手及び/又は立上がり管に外挿される筒状部材からなる水栓柱は、筒状部材を上部給水栓継手及び/又は立上がり管に外挿するだけで、給水管が補強されて、給水管の破断を確実に防止することができる。
また、給水管補強部が、上部給水栓継手及び/又は立上がり管に外挿される筒状部材と、前記筒状部材と一体に形成される板状片からなり、板状片が、給水栓が取付けられる側を正面としたとき、外筒の左側内面と給水管との間の空間に設けられている水栓柱は、給水栓は上部給水栓継手の取付け口に時計回りにねじ込んでいくことによって取付けや角度調整を行うものなので、給水管が回転しようとする先(外筒の左側壁方向)に板状片を設けることで、給水管の回転を抑止して、エルボ継手と立上がり管の境界付近に剪断力がかかるのを未然に防止し、給水管の破断を確実に防止することができる。
本発明の実施形態に係る水栓柱を示す正面図である。 図1のA−A断面図である。 同水栓柱の構成部材である給水管補強部を示す平面図である。 図3のB−B断面図である。 図3のC−C断面図である。 同給水管補強部を外筒内に設けた状態を示すものであって、トップキャップ、上部給水栓継手、立上がり管を省略した平面図である。 本発明の他の実施形態に係る水栓柱の構成部材である給水管補強部を外筒内に設けた状態を示すものであって、トップキャップ、上部給水栓継手、立上がり管を省略した平面図である。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1に示す水栓柱1は、庭先や公園、或いは駐車場など、主に屋外に設置されて利用されるもので、図2に示すように、外筒2と、その外筒2の内部に収容される給水管3と、給水管3を補強する給水管補強部4と、上部給水栓継手3b及び下部給水配管継手3cを保持する継手保持部材5と、外筒2の上端に取付けられるトップキャップ6と、外筒2の下端に取付けられるエンドキャップ7からなる。
上記外筒2は、角筒状に成形された高さが800〜1500mm程度の中空構造の竪筒体であって、図1、図2に示すように、その上端開口にはトップキャップ6が被着されていると共に、下端開口にはエンドキャップ7が取付けられている。また、正面側壁の上部と下部には、給水栓8を取付けるための上部接続口2aと、給水配管9を接続するための下部接続口2bがそれぞれ設けられている。この外筒2は、硬質塩化ビニル樹脂で成形されたものであるが、この他にもポリプロピレン樹脂やレジンコンクリート、アルミなどの金属で成形された外筒も好適に用いられる。
尚、図示はしていないが、この外筒2の内部には、断熱性を高めるための発泡ウレタンや、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレンなどの断熱材が挿入、或いは充填される。
上記外筒2の内部に収容される給水管3は、図2に示すように、立上がり管3aと、立上がり管3aの上端に取付けられる上部給水栓継手3bと、立上がり管3aの下端に取付けられる下部給水配管継手3cとから構成されたもので、この給水管3の上部給水栓継手3bには給水栓8が取付けられており、下部給水配管継手3cは水道水を供給する給水配管9と接続されている。
尚、本実施形態では、上記のように、立上がり管3aと給水配管9が下部給水配管継手3cを介して接続されているが、立上がり管3aの下端がエンドキャップ7を貫通して外筒2の外部に位置する場合には、下部給水配管継手3cは省略され、立上がり管3aと給水配管9は別の管継手を介して接続される。
上記給水管3の立上がり管3aは、φ10mm〜20mm程度の円筒で、上記外筒2と同様に硬質塩化ビニル樹脂で成形されている。また、立上がり管3aの上端に取付けられる上部給水栓継手3bは、立上がり管3aと同様の硬質塩化ビニル樹脂製の90°エルボ継手であって、図2に示すように、その先端には給水栓8を取付けるための取付け口30bが形成されている。この取付け口30bの内面には、給水栓8の雄ネジ(不図示)と螺合する雌ネジ31bが形成されており、取付け口30bに給水栓8を時計回りにねじ込むことで、給水栓8が水栓柱1に取付けられるようになっている。一方、上部給水栓継手3bの他端側には、立上がり管3aの上端が当接するストッパー32bが、上部給水栓継手3bの内側に突出するように形成されている。以上のような上部給水栓継手3bと立上がり管3aは挿入、接着、螺合などによって接続される。
上記立上がり管3aの下端に取付けられる下部給水配管継手3cは、図2に示すように、水道水を供給する給水配管9が接続されるもので、前述した上部給水栓継手3bと同じ構成のものであり、上下を反転させて使用している。従って、同一部位に同一符号を附して説明を省略する。
上記の上部給水栓継手3bと下部給水配管継手3cは、外筒2の上部接続口2aと下部接続口2bに直接係止させてもよいが、本実施形態では、より安定的に給水栓8及び給水配管9を取付けるため、図2に示すように、上部接続口2a及び下部接続口2bの周縁に係止された環状の継手保持部材5,5の内側に挿入されて保持されている。
このような給水管3は、外筒2と給水管3との間の空間に、断熱性を高めるための発泡ウレタンや、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレンなどの断熱材を挿入、或いは充填することで、外筒2の内部に安定的に保持されるが、上部給水栓継手3bに給水栓8を取付けて、最後に給水栓8の角度(ハンドルの位置)を調整する際に、給水栓8を更にねじ込むと、給水栓8は既に奥の方までねじ込まれているので、大きな回転力が必要となる。この大きな回転力が上部給水栓継手3bに伝わると、上部給水栓継手3bも給水栓8と同じ方向(時計回りの方向)に回転しようとするが、上部給水栓継手3bは、給水配管9と接続されて固定された立上がり管3aの上端に取付けられているので、回転しようとする方向とは逆方向(反時計回りの方向)に反発する力が働く。これによって、逆方向(時計回りの方向と反時計回りの方向)の2つの力が上部給水栓継手3bと立上がり管3aに作用し、上部給水栓継手3bと立上がり管3aの境界付近(特に上部給水栓継手3bの下端付近)において剪断力が働き、給水管3が破断してしまうことがある。この給水管3の破断を防止するために、本発明の水栓柱1は、上部給水栓継手3bの下端付近に給水管補強部4が設けられている。
即ち、給水管3の破断を防止する給水管補強部4は、図2〜図5に示すように、上部給水栓継手3b及び立上がり管3aに外挿される筒状部材4aと、その筒状部材4aと一体に形成された複数枚の板状片4b,4cからなり、上部給水栓継手3bと立上がり管3aに跨がって設けられる。
この給水管補強部4を、給水栓8の回転中心(給水管3の取付け口30bの中心)から離れた位置に設けると、給水栓8の取付け時に発生する回転力が、上部給水栓継手3bや立上がり管3aの給水管補強部4よりも給水栓8の回転中心に近い部分(補強されていない部分)に伝わり、給水管補強部4を設けない場合と同様に、上部給水栓継手3bと立上がり管3aの境界付近において剪断力が働き、給水管3が破断してしまうおそれがある。従って、給水管3の破断を防止するという効果を確実に出すために給水管補強部4は、給水栓8の回転中心(給水栓8の取付け口30bの中心)から下側150mm以内に設けることが必要で、80mm以内に設けることがより好ましい。本実施形態のように、給水栓8の角度調整時に、最も応力が集中し易い上部給水栓継手3bと立上がり管3aの境界付近を跨ぐように給水管補強部4を設けることで、最も効率よく給水管3を補強して、給水管3の破断を防止することができる。
上記給水管補強部4の筒状部材4aは、上部給水栓継手3bと立上がり管3aをその内部に挿し込み接続できるように、図2、図4、図5に示すように、上側の内径が下側の内径よりも大きい異径のソケットとなっており、その内径の異なる境目には、上部給水栓継手3bの下端が当接する段部40aが設けられている。また、筒状部材4aの正面側の上半分は切欠かれて、切欠部41aが設けられている。これによって、給水管補強部4が給水管3の上部給水栓継手3bと立上がり管3aに外挿された際に、給水管3の取付け口30bと筒状部材4aが干渉しなくなり、給水管補強部4を上部給水栓継手3bと立上がり管3aに跨がって設けることが可能となる。
図5に示すように、上記筒状部材4aの下側の外壁面より、2枚の板状片4b,4bが突設されていると共に、上側の外壁面より、2枚の板状片4c,4cが突設されている。この下側の板状片4b,4bは、図3に示すように、相対向する位置関係となるように形成された外筒の高さ方向に長い板状片であって、図6に示すように、外筒2の内壁面(左側壁内面と右側壁内面)に対して垂直に形成されている。また、上側の板状片4c,4cも、上記下側の板状片4b,4bと同様に、外筒の高さ方向に長い板状片であって、外筒2のコーナー部(後側壁と左側壁のコーナー部、及び、後側壁と右側壁のコーナー部)に向って形成されている。このような板状片4b,4cは、その先端が外筒2の内壁面に当接ないし略当接するまで突設されているので、給水栓8を取付ける際に、給水管3が回転しようとしても、板状片4b,4cの先端が外筒2の内壁面に当接し、給水管3の回転が抑止されて、給水管3の破断を未然に防止することができる。
尚、本実施形態の水栓柱1の外筒2は角筒であるので、外筒2の内壁面に対して板状片4bが垂直に形成されているが、外筒2が円筒の場合は、給水管補強部4の板状片4bの先端が当接ないし略当接する内壁面の接線に対して垂直になるように給水管補強部4の板状片4bを形成すればよい。
上記のような給水管補強部4は、正面から見て少なくとも外筒2の片側(特に回転方向にある左側壁側)に向って板状片4b(若しくは板状片4c)が形成されていればその効果を奏するものであるが、本実施形態では、より確実に給水管3の回転を抑止できるように、4枚の板状片4b,4b,4c,4cが形成されており、しかも、板状片4b,4b,4c,4cの高さを異なる位置(下側の板状片4b,4bと上側の板状片4c,4c)に形成することで、給水管3が回転することは皆無に等しくなって、給水管3の破断を確実に防止することができるようになっている。
上記給水管補強部4によって給水管3の破断は確実に防止されるが、給水栓8の角度調整の際に、給水栓8を更に奥までねじ込むと、その大きな回転力が板状片4b,4cの先端に伝わり、その先端から回転力が外筒2の内壁面に加わることになる。回転力は4枚の板状片4b,4b,4c,4cに分散されるので、外筒2の内壁面が破損することは少ないが、より確実に外筒2の破損を防止するため、図5に示すように、最も外筒2を破損させる可能性の高い板状片4b,4cの角に、アール加工(面取り加工でもよい)を施している。これによって、大きな回転力が板状片4b,4cを経由して、外筒2の内壁面に加わったとしても、外筒2が破損してしまうことがなくなる。
また、上記のように板状片4bの角にアール加工を施す他にも、図7に示すように、板状片4bの先端に方形の板体40bを取付けることにより、板状片4bの先端の面積を、筒状部材4a側(根元部分)の断面積よりも大きくすることで、外筒2の内壁面の破損を防止することもできる。このような板体40bを板状片4bの先端に取付けると、外筒2内面との接触面積が増えるので、2枚の板状片4b,4bだけでも充分に給水管3の回転を抑止することが可能となる。
尚、板体40bの形状は、板状片4bと外筒2内面との接触面積を増やせる形状であれば方形に限られるものではなく、また、板状片4bの先端に板体40bを一体に形成してもよいことは言うまでもない。
以上のような部材から構成される水栓柱1の組立ては、まず、外筒2の上端開口にトップキャップ6を取付ける。次に、立上がり管3aの上端に上部給水栓継手3bを取付けると共に、給水管補強部4の筒状部材4aを立上がり管3aに外挿する。この際、立上がり管3aと給水管補強部4は接着してもよい。そして、立上がり管3aの下端に下部給水配管継手3cを取付けることで給水管3を完成させたのち、給水管3の上部給水栓継手3b及び下部給水配管継手3cの先端に継手保持部材5,5を取付けて、その継手保持部材5,5が外筒2の上部接続口2a及び下部接続口2bに位置するようにして係止させ、給水管3を外筒2の内部に収容する。この状態で外筒2を逆さまにして、発泡ウレタンを外筒2の内部に充填し、最後に外筒2の下端開口にエンドキャップ7を接着して取付けることにより、水栓柱1が完成する。
上記の手法で組立てられた水栓柱1は、所望の設置箇所の地面GLを掘削して立設される。そして、給水管3の下部給水配管継手3cに給水配管9を接続すると共に、上部給水栓継手3bの取付け口30bに給水栓8を螺合することによって取付ける。給水栓8の取付けが完了すると、最後に給水栓8の角度(ハンドルの位置)を調整する。この際、本発明の水栓柱1は、給水管3を補強すると共に、回転も抑止する給水管補強部4が設けられているので、給水管3に大きな回転力が伝わったとしても、給水管補強部4の板状片4b,4cが外筒2の内壁面に当接することで、給水管3の回転は確実に抑止され、さらに給水管3は上部給水栓継手3bと立上がり管3aに跨がって補強されているので給水管3が破断してしまうことはない。
1 水栓柱
2 外筒
2a 上部接続口
2b 下部接続口
3 給水管
3a 立上がり管
3b 上部給水栓継手
3c 下部給水配管継手
4 給水管補強部
4a 筒状部材
40a 段部
41a 切欠部
4b 板状片(下側)
40b 板体
4c 板状片(上側)
5 継手保持部材
6 トップキャップ
7 エンドキャップ
8 給水栓
9 給水配管
GL 地面

Claims (4)

  1. 外筒と、外筒内に収容される給水管を備える水栓柱であって、
    前記給水管は、少なくとも立上がり管と、その立上がり管の上端に取付けられる上部給水栓継手とを備えたもので、
    前記上部給水栓継手には、給水栓を螺合して取付けるための取付け口が形成されており、
    上部給水栓継手の下端付近に給水管補強部を設けたことを特徴とする水栓柱。
  2. 給水管補強部が上部給水栓継手と立上がり管に跨がって設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水栓柱。
  3. 給水管補強部が、上部給水栓継手及び/又は立上がり管に外挿される筒状部材からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水栓柱。
  4. 給水管補強部が、上部給水栓継手及び/又は立上がり管に外挿される筒状部材と、前記筒状部材と一体に形成される板状片からなり、板状片は、給水栓が取付けられる側を正面としたとき、外筒の左側内面と給水管との間の空間に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の水栓柱。
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