JP5345571B2 - 柱状体及び柱状体接合構造 - Google Patents
柱状体及び柱状体接合構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5345571B2 JP5345571B2 JP2010024539A JP2010024539A JP5345571B2 JP 5345571 B2 JP5345571 B2 JP 5345571B2 JP 2010024539 A JP2010024539 A JP 2010024539A JP 2010024539 A JP2010024539 A JP 2010024539A JP 5345571 B2 JP5345571 B2 JP 5345571B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- columnar body
- outer tube
- inner column
- fitted
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
外溝部と内溝部とに亘って介在可能な分割リング状連結用キーを、外溝部の入り口から奥に引退した仮置き位置に収容可能に設け、
内側柱部を外側管部に嵌入した状態で、前記連結用キーを、外溝部と内溝部との両者間にわたって介在する位置に、仮置き位置から内溝部に向けて引き寄せるボルトを、外側管部に設けることが考えられていた(例えば、特許文献1の図14、図15参照)。
しかし、外溝部21内での連結用キー7の位置が定まりにくく、内側柱部3と外側管部4との嵌合後に、ボルト部材9と連結用キー7との相対位置が適切でなく、連結用キー7を内溝部20に引き寄せるのが困難になるところがあった。
従って、柱状体の嵌入時に、連結用キーは保持機構により外向き凹部内の所定の仮置き位置に保持され、紛失することなく柱状体同士の連結操作がいつでも良好に行える。
しかも、前記内側柱部を前記外側管部に嵌入させるだけで、位置合わせ機構により引き寄せ機構と前記連結用キーとの相対位置を簡単に合わすことができ、迅速に且つ確実に連結用キーを引き寄せて柱状体同士を連結できる。
また、例えば、内側柱部と外側管部との一方を、例えば第1柱状体の両端に、他方を第2柱状体の両端部に形成して、多数本の柱状体の連結をすることもできる。
尚、第1柱状体1の一端部に内側柱部3を設ける場合、その他端部には外側管部4を設け、第2柱状体の一端部に外側管部4を設ける場合、その他端部には内側柱部3を設ける。
前記内側柱部3の外周面の複数箇所に外向き凹部5を設けると共に、外側管部4の内周面の複数箇所に内向き凹部6を設け、内側柱部3と外側管部4とを嵌合させた時に、外向き凹部5と内向き凹部6とを、互いに対向可能に配置し、外向き凹部5と内向き凹部6とに亘って介在可能な鋼製の連結用キー7を、各外向き凹部5の入り口から奥に引退した仮置き位置に収容可能に設けてある。
前記連結用キー7は、図2〜図3に示すように、外向き凹部5と略同形の正面視長円形に形成してあり、引き寄せ機構8としてのセット用ボルト部材9のオネジ部10が螺合可能なメネジ部11を、中央部に形成してある。つまり、ボルト部材9をメネジ部11に螺合させて連結用キー7を内向き凹部6内に引き寄せる際に、連結用キー7が外向き凹部5の内周部に接当してボルト部材9と共回りしないようにしてある。
尚、図6の弾性保持部材13は、先端が拡径方向に開き付勢するバネ部を備えたもので、図6(a)は連結用キーを保持する前または離脱した状態、図6(b)は保持した状態を示す。
以下に他の実施の形態を説明する。
〈2〉 前記外向き凹部5と前記内向き凹部6の少なくとも一方は、柱状体の周方向に沿った溝状に形成してあってもよい。尚、この場合は、連結用キー7は、前記溝状の凹部の長手方向に沿った複数個の横長形状物に形成してあれば良い。
〈3〉 前記弾性保持部材13は、前述の実施形態のように、棒状のもの以外に、外向き凹部5の内面に付設して、連結用キー7を外嵌保持する構成のものでも良い。
〈4〉 前記柱状体の一端に設ける内側柱部3は、鋼製で管状の継手部材から成るもの以外に、中実の鋼製の柱体や、鋼管内にコンクリートを充填した中実の柱体からなるものであっても良い。
〈5〉 前記柱状体は、前記実施形態のように断面が円筒状のもの以外に、多角形の柱体であってもよく、この場合は、前記位置合わせ機構16を兼用できる。
〈6〉 位置合わせ機構は、内面柱部と外側管部が嵌合したときに、それらの外周面で設定した相対位置と一致することが確認できるような印があっても良い。
〈7〉 連結用キーは、長円のほか、三角形、四角形などの多角形で、ボルト部材9の螺旋回転に伴う共回りが防止できる形状であればよい。
2 第2柱状体
3 内側柱部
4 外側管部
5 外向き凹部
6 内向き凹部
7 連結用キー
8 引き寄せ機構
9 ボルト部材
10 オネジ部
11 メネジ部
12 保持機構
13 弾性保持部材
16 位置合わせ機構
17 突起
18 凹部
Claims (5)
- 両端部に、一対の内側柱部と外側管部とを振り分けて設け、
前記内側柱部と外側管部とを、異なる柱状体同士の間で嵌合連結可能に構成するとともに、
異なる柱状体同士を嵌合させた時に、前記内側柱部の外周面に設けた外向き凹部と、前記外側管部の内周面に設けた内向き凹部とを互いに対向可能に配置し、
前記外向き凹部と前記内向き凹部とに亘って介在可能な連結用キーを、前記外向き凹部の入り口から奥に引退した仮置き位置に収容可能に設け、
前記内側柱部を前記外側管部に嵌入した状態で、前記連結用キーを、前記外向き凹部と前記内向き凹部との両者間にわたって介在する位置に、前記仮置き位置から前記内向き凹部に向けて引き寄せる引き寄せ機構を、前記外側管部に設けてある柱状体であって、
前記連結用キーを前記内側柱部の周方向において位置決めする保持機構を設け、
前記内側柱部を前記外側管部に嵌入させる際に、前記引き寄せ機構と前記連結用キーとを、前記周方向に位置合わせする位置合わせ機構を設けてある柱状体。 - 第1柱状体の一端と第2柱状体の一端に、互いに嵌合連結可能な一対の内側柱部と外側管部とを振り分けて設けると共に、
前記内側柱部と前記外側管部とを嵌合させた時に、前記内側柱部の外周面に設けた外向き凹部と、前記外側管部の内周面に設けた内向き凹部とを互いに対向可能に配置し、
前記外向き凹部と前記内向き凹部とに亘って介在可能な連結用キーを、前記外向き凹部の入り口から奥に引退した仮置き位置に収容可能に設け、
前記内側柱部を前記外側管部に嵌入した状態で、前記連結用キーを、前記外向き凹部と前記内向き凹部との両者間にわたって介在する位置に、前記仮置き位置から前記内向き凹部に向けて引き寄せる引き寄せ機構を、前記外側管部に設けてある柱状体接合構造であって、
前記連結用キーを前記内側柱部の周方向において位置決めする保持機構を設け、
前記内側柱部を前記外側管部に嵌入させる際に、前記引き寄せ機構と前記連結用キーとを、前記周方向に位置合わせする位置合わせ機構を設けてある柱状体接合構造。 - 前記外向き凹部と前記内向き凹部の少なくとも一方が溝状に形成してある請求項2に記載の柱状体接合構造。
- 前記保持機構は、前記連結用キーを前記外向き凹部内で仮保持する弾性保持部材を前記内側柱部に設けて構成してある請求項2又は3に記載の柱状体接合構造。
- 前記位置合わせ機構は、前記内側柱部と前記外側管部の嵌合に伴って互いに係合して前記第1柱状体と前記第2柱状体がそれらの軸心周りに相対回転するのを規制する突起と凹部を、前記内側柱部と前記外側管部とに振り分けて形成してある請求項2〜4のいずれか1項に記載の柱状体接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010024539A JP5345571B2 (ja) | 2010-02-05 | 2010-02-05 | 柱状体及び柱状体接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010024539A JP5345571B2 (ja) | 2010-02-05 | 2010-02-05 | 柱状体及び柱状体接合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011162963A JP2011162963A (ja) | 2011-08-25 |
JP5345571B2 true JP5345571B2 (ja) | 2013-11-20 |
Family
ID=44593984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010024539A Active JP5345571B2 (ja) | 2010-02-05 | 2010-02-05 | 柱状体及び柱状体接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5345571B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5971596B2 (ja) * | 2013-04-24 | 2016-08-17 | 国立大学法人三重大学 | グラウンドアンカー再緊張用治具及び該グラウンドアンカー再緊張用治具を用いた楔片の固定状態解除方法 |
JP6340833B2 (ja) * | 2014-03-06 | 2018-06-13 | 新日鐵住金株式会社 | 鋼管杭の継手構造 |
JP6134430B1 (ja) * | 2016-10-18 | 2017-05-24 | ウィング工業株式会社 | 鋼管継手装置 |
JP6577093B1 (ja) * | 2018-06-05 | 2019-09-18 | 濱中ナット株式会社 | 鋼管杭の継手構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3158081B2 (ja) * | 1997-07-15 | 2001-04-23 | 株式会社クボタ | 柱状体および柱状体の接続構造 |
JP3583009B2 (ja) * | 1999-03-15 | 2004-10-27 | 株式会社クボタ | 杭の接続構造 |
JP4274875B2 (ja) * | 2003-08-04 | 2009-06-10 | 株式会社クボタ | 柱状体 |
-
2010
- 2010-02-05 JP JP2010024539A patent/JP5345571B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011162963A (ja) | 2011-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5345571B2 (ja) | 柱状体及び柱状体接合構造 | |
JP2015024135A5 (ja) | ||
BRPI0613549A2 (pt) | acoplamento entre dois corpos | |
KR20190003135U (ko) | 감소된 힘으로 수형 노즐의 삽입을 가능하게 하는 연결부의 암형 노즐 | |
JP3877746B2 (ja) | 杭の継手部構造 | |
US11022167B2 (en) | Security device | |
KR20190067964A (ko) | 구조용 커플러 | |
JP2009103169A (ja) | 継手 | |
KR20170085748A (ko) | 플랜지의 결합부재용 풀림 확인 장치 | |
CN102192220B (zh) | 锁扣装置 | |
KR200480414Y1 (ko) | 클램핑장치 및 그것이 설치된 지지구조체 | |
WO2013137241A1 (ja) | 管継手構造 | |
JP6051471B2 (ja) | コンクリート管に設けた離脱防止管継手構造、離脱防止管継手方法及び離脱防止管継手構造を用いたコンクリート管 | |
KR20170010436A (ko) | 고정안정성 증대용 결합면을 갖는 고정구 | |
KR200478333Y1 (ko) | 클램프 | |
JP2017075685A (ja) | 止水方法及び止水具セット | |
JP2000320759A (ja) | 伸縮離脱防止継手 | |
JP2010159627A (ja) | 柱状体 | |
JP2018123506A (ja) | 逆回転防止機構を備えたネジ継手 | |
KR101762239B1 (ko) | 파이프 연결 장치 | |
JP2003161397A (ja) | 分岐継手及びこれを用いた管の接続構造 | |
JP2000291858A (ja) | 配管継手装置 | |
JP2017031591A (ja) | 鋼管杭継手の回転抑止構造 | |
JP2014126099A (ja) | 管継手用ロックリング | |
KR20180013618A (ko) | 삽입이 용이한 앵커볼트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120921 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130710 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130718 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130814 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5345571 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |