JP2011179174A - 直打ちコンクリート工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高水圧下の地山に効果的に対応することができる直打ちコンクリート工法を提供する。
【解決手段】高水圧下の地山Gに直打ちコンクリート工法によりトンネルを掘削する際に、水抜き装置60により地山Gの水抜きを行った後に、掘進されたトンネルの内壁面と当該内壁面を所定の間隔を空けて覆う内型枠Sとの間に、前記トンネルの内壁面と内型枠Sとの空間Eを閉塞するリング状の妻型枠46よりコンクリートを打設する。
【選択図】図2

Description

本発明は、トンネルを掘削する際に用いられる覆工方法としての直打ちコンクリート工法、所謂ECL(Extluded Concrete Lining)による覆工方法に関する。
前記覆工方法を採用したトンネル掘削機として、泥土圧式シールド掘削機等が良く知られている(特許文献1参照)。これは、円筒状の掘削機本体の前面部に設けたカッタヘッドで地盤を掘削しつつ、掘進されたトンネルの内壁面を所定の間隔を空けて内型枠によって覆い、この内型枠と前記内壁面との間に適宜鉄筋を配置するなどして、直打ち(場所打ち)でコンクリートを打設し、その養生・硬化を待って覆工を行うものである。
そして、前述したような泥土圧式シールド掘削機等では、前記トンネルの内壁面と内型枠との空間を閉塞するためのリング状の妻型枠(装置)が設けられ、該妻型枠を通して前記コンクリートが打設されると共に、妻型枠ジャッキの伸縮により当該妻型枠が前記空間内を前後方向(トンネルの長手方向)へ摺動可能になっている。
特開2001−173387号公報
ところで、前述した直打ちコンクリート工法は、一般に、大深度の高水圧下の地山に対応することは困難であるとされていた。つまり、高水圧に対向して打設するコンクリートの供給圧力には限度があり、高水圧に対応してコンクリートの供給圧力を上げることができない場合があるのである。
そこで、本発明は、高水圧下の地山に効果的に対応することができる直打ちコンクリート工法を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係る直打ちコンクリート工法は、
高水圧下の地山に直打ちコンクリート工法によりトンネルを掘削する際に、水抜き装置により地山の水抜きを行った後に、掘進されたトンネルの内壁面と当該内壁面を所定の間隔を空けて覆う内型枠との間に、前記トンネルの内壁面と内型枠との空間を閉塞するリング状の妻型枠よりコンクリートを打設することを特徴とする。
また、
前記水抜き装置は、水抜き用分岐管を備えた直管内をピストン状弁体がジャッキの伸縮により往復動する塞止弁タイプであることを特徴とする。
また、
前記水抜き装置は、前記妻型枠に装備され前記妻型枠と打設されたコンクリートとの間から地下水を抜くことが可能に設けられることを特徴とする。
また、
前記水抜き装置は、前記内型枠に装備され前記妻型枠と打設されたコンクリートとの間から地下水を抜くことが可能に設けられることを特徴とする。
また、
前記水抜き装置は、トンネル掘削機本体のテール・スキンプレートを貫通してオーバーカット部分の地下水を抜くことが可能に設けられることを特徴とする。
本発明に係る直打ちコンクリート工法によれば、掘削開始時及び掘削停止時等に、妻型枠よりコンクリートを打設するのに先立って、水抜き装置により水抜き(排水)を行うことにより、高水圧下の地山の水圧が下がり、低水圧下状態が所定時間持続される。
これにより、高水圧に対応して供給圧力を上げることなくコンクリートを直打ちで容易に打設することができ、高水圧下の地山に効果的に対応することができる。
本発明の実施例1を示す泥土圧式シールド掘削機の要部拡大断面図である。 水抜き装置の異なった作用状態を示す各々の断面図である。 本発明の実施例2を示す泥土圧式シールド掘削機の要部拡大断面図である。 水抜き装置の異なった作用状態を示す各々の断面図である。 本発明の実施例3を示す泥土圧式シールド掘削機の要部拡大断面図である。 水抜き装置の異なった使用例を示す断面図である。 泥土圧式シールド掘削機の概略構成図である。 本発明に係る直打ちコンクリート工法における水抜き(排水)方法の概念図である。
以下、本発明に係る直打ちコンクリート工法を実施例により図面を用いて詳細に説明するが、水抜き(排水)方法としては、図8の概念図で示すように三つの方法が考えられる。
即ち、水抜き装置を妻型枠に装備して妻型枠と直打ちで打設されたコンクリートとの間から地下水を抜く排水Aと、水抜き装置を内型枠に装備して妻型枠と直打ちで打設されたコンクリートとの間から地下水を抜く排水Bと、水抜き装置をトンネル掘削機本体のテール・スキンプレートを貫通させてオーバーカット部分の地下水を抜く排水Cとが考えられ、これらを実施例により詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1を示す泥土圧式シールド掘削機の要部拡大断面図、図2は水抜き装置の異なった作用状態を示す各々の断面図、図7は泥土圧式シールド掘削機の概略構成図である。
本実施例で説明するトンネル掘削機は、掘削土砂をチャンバに充満させ、チャンバ内を所定の圧力に維持しながら排土することで、切羽の安定化を図りながらトンネルを構築する泥土圧式シールド掘削機である。
図7に示すように、泥土圧式シールド掘削機において、掘削機本体11は、ほぼ同径の円筒形状をなす前胴12と後胴13とが連結軸14によって左右に屈曲自在に連結され、両者の間に架設された複数本の中折ジャッキ15によって屈曲可能となっている。この前胴12の前部には回転リング16が回転自在に支持され、この回転リング16には連結ビーム17を介してカッタヘッド18が連結されている。
このカッタヘッド18は、中心部から複数本のカッタスポーク19が放射状をなして配設され、各先端部が外周リング20によって連結されて構成されている。そして、カッタヘッド18の中心部にはフィッシュテールカッタ21が装着される一方、各カッタスポーク19の両側部には複数のカッタビット22がその長手方向に沿って装着され、所定のカッタスポーク19の先端部には余掘りを行うコピーカッタ23aとレスキュービット23bが出没自在に設けられている。
また、回転リング16の後部にはリングギア24が固定される一方、掘削機本体11の前胴12には複数のカッタ旋回モータ25が装着されており、この各カッタ旋回モータ25の駆動ギア26がこのリングギア24にそれぞれ噛み合っている。従って、カッタ旋回モータ25を駆動して駆動ギア26を回転駆動すると、リングギア24、回転リング16、連結ビーム17を介してカッタヘッド18を回転することができる。
また、前胴12の前部には、カッタヘッド18の後方に位置してバルクヘッド27が設けられ、カッタヘッド18とこのバルクヘッド27との間に掘削土砂を充満させるチャンバ28が形成されている。バルクヘッド27の前面側には複数本の固定式攪拌棒29が突設される一方、カッタヘッド18の後面側には複数本の旋回式攪拌棒30が突設されている。固定式攪拌棒29の一部にチャンバ28内の掘削土砂に対して加泥材を注入する図示しない加泥材注入口が設けられると共に、薬液(固結材)を注入する図示しない薬液注入管が設けられている。そして、掘削機本体11内には、掘削土砂を外部に搬出するためのスクリューコンベヤ33が配設されており、前部が下方に傾斜してバルクヘッド27を貫通してチャンバ28内に開口している。
掘削機本体11の後胴13には、その内周面に沿ってリングガータ34が固定されており、このリングガータ34には複数本のシールドジャッキ(推進ジャッキ)35が後胴13の周方向に沿って装着されており、このシールドジャッキ35を後方に伸長して内型枠押し当て用のスプレッダ36を既設の内型枠Sに押し付けることで、その反力により掘削機本体11が前進することができる。
この内型枠Sは、複数個のものがトンネルの内壁面(地山Gの周壁)に所定の間隔を空けて周方向にリング状に組み付けられるものであり、この組付後に、地山Gの周壁とリング状に組み立てられた内型枠Sの外周面との空間(コンクリート打設空間E)に後述するコンクリート打設装置により直打ちでコンクリートが打設されることで、直打ちコンクリートによる覆工のトンネルが構築される。また、内型枠Sはトンネルの長手方向へ複数段(例えば16段)に亙って組み付けられる。
また、リングガータ34には旋回リング38がトンネル内壁面の周方向に沿って旋回自在に支持され、図示しない駆動モータにより駆動旋回可能となっており、この旋回リング38に内型枠Sを組み立てるエレクタ39が設けられている。さらに、リングガータ34には左右一対の支柱40が固定され、この支柱40からは後方に向かってほぼ水平な架台41が延設されており、この架台41には内型枠Sの組立てを補助する前後一対の形状保持装置42が前後方向に移動自在に装着されている。
また、架台41の後端には図示しない複数台の搬送台車が連結され、これら搬送台車には後段の内型枠Sを脱型する内型枠脱型装置と、この内型枠脱型装置で脱型された内型枠Sをトンネル前方へ搬送するホイストと、コンクリート打設装置のパワーユニット等が搭載されている。
更に、後胴(テール・スキンプレート)13と内型枠Sとの間には同内型枠Sと地山Gの周壁との間にコンクリート打設空間Eを形成するリング状の妻型枠46が配設されると共に、その前方に位置して複数本の妻型枠ジャッキ47が周方向に沿って並設され、ヘッド基端部がリングガータ34を貫通して後胴13内周部に連結される一方、ロッド先端部が前記妻型枠46に連結されている。そして、妻型枠46の外周面にはゴム製のシール部材48(図1参照)が周方向に沿って装着される一方、妻型枠46の内周面には金属製のブラシシール49が周方向に沿って装着されている。
従って、この妻型枠ジャッキ47を伸縮することで、リング状の妻型枠46を前後に移動することができ、このとき、シール部材48が後胴13の内周面に押圧すると共に、ブラシシール49がリング状に組み立てられた既設内型枠S外周面に押圧することで、掘削機本体11の内部への浸水を防止することができる。
そして、この妻型枠46には掘進方向後方に向かってコンクリート打設管50が周方向に所定間隔離間して複数本挿通され、これらのコンクリート打設管50は、塞止弁装置52の切り替えによりコンクリート打設配管(ホース:コンクリート打設ライン)51と連通可能になっている。これらのコンクリート打設配管51は前述した搬送台車上のパワーユニットを介してコンクリート供給源に連通される。
従って、塞止弁装置52によりコンクリート打設管50とコンクリート打設配管51とが連通した状態下で、コンクリート供給源から送給された生コンクリートがコンクリート打設配管51、コンクリート打設管50を通って前述したコンクリート打設空間Eに打設される。この際、コンクリート打設空間Eには、各コンクリート打設管50より周方向に順番に打設されるようになっている。
また、前記内型枠S、妻型枠46、コンクリート打設管50、コンクリート打設配管51及び塞止弁装置52等でコンクリート打設装置が構成される。
そして、本実施例では、図1に示すように、高水圧下の地山Gに上述した直打ちコンクリートによる覆工のトンネルを構築する際に、水抜き装置60により地山Gの水抜き(排水)を行った後に、前記妻型枠46よりコンクリートを打設するようになっている。
前記水抜き装置60は、妻型枠46に装備され同妻型枠46と打設されたコンクリートとの間から地下水を抜くことが可能に設けられる。即ち、前記水抜き装置60は、図2に示すように、水抜き用分岐管61を備えた直管62内をピストン状弁体63がジャッキ64の伸縮により往復動する所謂、塞止弁タイプで構成され、前記直管62が妻型枠46に貫通支持されるのである。
そして、ジャッキ64の収縮によりピストン状弁体63が直管62内を後退し、水抜き用分岐管61と直管62とが連通することで、コンクリート空間E内の地下水が直管62から開閉弁65が開状態の水抜き用分岐管61を通って図示しない排水管より排水される(図2の(a)参照)。
一方、ジャッキ64の伸長によりピストン状弁体63が直管62内を当該直管62の先端まで前進し、水抜き用分岐管61と直管62との連通状態を遮断することで、コンクリート空間E内の地下水の排水は行われず、前述したコンクリート打設装置により妻型枠46からコンクリートの打設が可能となる(図2の(b)参照)。尚、水抜き装置60は円周方向に4箇所程度設置されると好適である。また、図1中70はコピーカッタ23aによるオーバーカット部分(余掘り部分)で、地下水が溜りやすい箇所とされている。
このように構成されるため、次に、上述した本実施例の泥土圧式シールド掘削機によるトンネル掘削作業について説明する。
図1に示すように、カッタ旋回モータ25によりカッタヘッド18を回転させながら、複数のシールドジャッキ35を伸長してスプレッダ36を既設の内型枠Sへ押し付け、その反力によって掘削機本体11を前進させる。すると、カッタヘッド18の各カッタビット22が前方の地盤を掘削し、掘削土砂が各カッタスポーク19の間からチャンバ28内に取り込まれ、スクリューコンベヤ33によって外部に搬出される。
そして、内型枠組立装置39では、トンネル内に搬入された内型枠Sを把持してトンネル内壁面に沿って移動し、把持した内型枠Sを所定の位置に固定してリング状に組み立てていく。このとき、前方の形状保持装置42は内型枠組立装置39との干渉を避けながら、内型枠Sを正規の組立位置に矯正すると共に、後方の形状保持装置42はリング状に組み立てられた内型枠Sを真円となるように矯正する。
この内型枠組立装置39による内型枠Sの組立に並行して、コンクリート打設装置により掘削地山Gの周壁と既設の内型枠Sの外周面との間のコンクリート打設空間Eに生コンクリートが打設される。
このとき、妻型枠ジャッキ47を伸び側に作動させることで、打設された生コンクリートに対して妻型枠46が押し付けられ、前記コンクリート打設空間Eの隅々まで生コンクリートが充填される。その後、所定時間が経過すると、このコンクリートが養生・硬化してトンネル構造体が強固に構築される。
また、掘削機本体11の推進時には、内型枠Sが組み返し組み立てられる。即ち、コンクリート打設空間Eに生コンクリートが連続して注入されてから所定時間が経過すると、このコンクリートは次第に養生・硬化する。そこで、この養生・硬化したコンクリートに対応した後段側の内型枠Sを図示しない内型枠脱型装置により取り外し(脱型し)、同じく図示しないホイストによりトンネル前方に搬送し、内型枠組立装置39による新たな組み立てに供されるのである。
一方、上述した直打ちコンクリートによる覆工の際には、予め前述した水抜き装置60により地山Gの水抜き(排水)を行った後に、妻型枠46よりコンクリートが打設される。
このように本実施例によれば、掘削開始時及び掘削停止時等に、妻型枠46よりコンクリートを打設するのに先立って、水抜き装置60により水抜き(排水)を行うことにより、高水圧下の地山Gの水圧が下がり、低水圧下状態が所定時間持続される。
これにより、高水圧に対応して供給圧力を上げることなくコンクリートを直打ちで容易に打設することができ、高水圧下の地山Gに効果的に対応することができる。
図3は本発明の実施例2を示す泥土圧式シールド掘削機の要部拡大断面図、図4は水抜き装置の異なった作用状態を示す各々の断面図である。
これは、実施例1における水抜き装置60を実施例1より短尺かつコンパクトに形成して、内型枠Sに斜めに装備させて妻型枠46と打設されたコンクリートとの間から地下水を抜くことが可能に設けた例である。
前記水抜き装置60は、円周方向に4箇所(内型枠Sの4ピース)程度設置されると共に、水抜き(排水)後の低水圧下状態が持続される時間に応じて複数段置きに設置されると好適である。その他の構成は実施例1と同様なので、重複する説明は省略する。
この実施例においても、水抜き(排水)時は図4の(a)のように水抜き装置60が作用し水抜き用分岐管61と直管62とが連通する一方、トンネル掘削時は図4の(b)のように水抜き装置60が作用し水抜き用分岐管61と直管62との連通が遮断され、実施例1と同様の作用・効果が得られる。
図5は本発明の実施例3を示す泥土圧式シールド掘削機の要部拡大断面図、図6は水抜き装置の異なった使用例を示す断面図である。
これは、実施例1における水抜き装置60を実施例1より短尺かつコンパクトに形成して、その直管62部を掘削機本体11のテール・スキンプレート13を貫通させてオーバーカット部分70の地下水を抜くことが可能に設けた例である。
この実施例によれば、地下水が溜まりやすいオーバーカット部分70の地下水を効果的に抜く(排水)ことができ、実施例1と同様の作用・効果が得られる。
また、図6に示すように、水抜き時に、水抜き装置60のピストン状弁体63をオーバーカット部分70を通過して地山Gに突入させた状態から水抜きを行うようにして、オーバーカット部分70と地山Gの両方から水抜きを可能にしても良い。
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、水抜き装置60を塞止弁タイプ以外の構造に変更する等各種変更が可能であることはいうまでもない。
本発明に係る直打ちコンクリート工法は、深くて硬い高水圧下の地山のトンネル掘削に適用すると好適であると共に、トンネル掘削機は泥土圧式シールド掘削機に限らず、泥水式シールド掘削機、機械式シールド掘削機やトンネルボーリングマシーン(TBM)等にも適用することができる。
11 掘削機本体
12 前胴
13 後胴
15 中折れジャッキ
18 カッタヘッド
34 リングガータ
35 シールドジャッキ
36 内型枠押し当て用の第1スプレッダ
46 妻型枠
47 妻型枠ジャッキ
50 コンクリート打設管
51 コンクリート打設配管
52 塞止弁装置
60 水抜き装置
61 水抜き用分岐管
62 直管
63 ピストン状弁体
64 ジャッキ
70 オーバーカット部分
E コンクリート打設空間
G 地山
S 内型枠

Claims (5)

  1. 高水圧下の地山に直打ちコンクリート工法によりトンネルを掘削する際に、水抜き装置により地山の水抜きを行った後に、掘進されたトンネルの内壁面と当該内壁面を所定の間隔を空けて覆う内型枠との間に、前記トンネルの内壁面と内型枠との空間を閉塞するリング状の妻型枠よりコンクリートを打設することを特徴とする直打ちコンクリート工法。
  2. 前記水抜き装置は、水抜き用分岐管を備えた直管内をピストン状弁体がジャッキの伸縮により往復動する塞止弁タイプであることを特徴とする請求項1に記載の直打ちコンクリート工法。
  3. 前記水抜き装置は、前記妻型枠に装備され前記妻型枠と打設されたコンクリートとの間から地下水を抜くことが可能に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の直打ちコンクリート工法。
  4. 前記水抜き装置は、前記内型枠に装備され前記妻型枠と打設されたコンクリートとの間から地下水を抜くことが可能に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の直打ちコンクリート工法。
  5. 前記水抜き装置は、トンネル掘削機本体のテール・スキンプレートを貫通してオーバーカット部分の地下水を抜くことが可能に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の直打ちコンクリート工法。
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